奥おく江こう英幸ひでゆき

奥おく江こう 英幸ひでゆき

基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	日本にっぽん
出身しゅっしん地ち	岡山おかやま県けん岡山おかやま市し
生年月日せいねんがっぴ	(1950-08-11) 1950年ねん8月がつ11日にち（73歳さい）
身長しんちょう 体重たいじゅう	179 cm 76 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション	投手とうしゅ
プロ入いり	1971年ねん ドラフト2位い
初はつ出場しゅつじょう	1973年ねん7月がつ27日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	1982年ねん5月がつ2日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
岡山おかやま県立けんりつ岡山東おかやまひがし商業しょうぎょう高等こうとう学校がっこう 日本石油にほんせきゆ 大洋たいようホエールズ (1972 - 1977) ロッテオリオンズ (1978 - 1982)
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奥おく江こう 英幸ひでゆき（おくえ ひでゆき、1950年ねん8月がつ11日にち - ）は、岡山おかやま県けん岡山おかやま市し出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（投手とうしゅ）。

経歴けいれき

岡山おかやま東商とうしょうでは、エース、四よん番ばん打者だしゃとして1968年ねんの全国ぜんこく高等こうとう学校がっこう野球やきゅう選手権せんしゅけん岡山おかやま大会たいかい決勝けっしょうに進出しんしゅつするが、倉敷くらしき工こうに敗退はいたい。卒業そつぎょう後ごは日本石油にほんせきゆに進すすむ。河村かわむら健一郎けんいちろうとバッテリーを組くみ、1970年ねんの都市とし対抗たいこうで準々じゅんじゅん決勝けっしょうに進すすむが、三菱重工みつびしじゅうこう神戸こうべに敗やぶれる。

1971年ねんの都市とし対抗たいこうでも準々じゅんじゅん決勝けっしょうに進すすみ、丸善まるぜん石油せきゆの門田かどた純じゅん良りょう（愛媛えひめ相互そうご銀行ぎんこうから補強ほきょう）、久玉ひさだま清人きよひとと投なげ合あうが惜敗せきはいした。

1971年ねん11月にドラフト2位い指名しめいで大洋たいようホエールズへ入団にゅうだん。岡山おかやま東商とうしょうから大洋たいようまでの在籍ざいせき先さきでは、いずれも平松ひらまつ政次まさじの後輩こうはいに当あたる。

1974年ねんは開幕かいまくから一軍いちぐんに上あがり、主おもに中継なかつぎとしてリーグ最多さいたの51試合しあいに登板とうばん、6勝しょうを挙あげた。

1976年ねんには先発せんぱつに回まわり、11勝しょう17敗はいを記録きろく。規定きてい投球とうきゅう回かい（20位い、防御ぼうぎょ率りつ4.09）に到達とうたつし、オールスターゲームにも初はつ出場しゅつじょうを果はたす。5月には20日はつかの中日ちゅうにち戦たたかえ（ナゴヤ球場きゅうじょう）、24日にちの巨人きょじん戦たたかえ（川崎球場かわさききゅうじょう）と2試合しあい連続れんぞくで完封かんぷう勝利しょうりを挙あげた。24日にちの勝利しょうりは4日にちから続つづいていた巨人きょじんの連勝れんしょうを14でストップさせる快挙かいきょだった。

1977年ねんオフに、渡辺わたなべ秀しげる武たけと共ともに田中たなか由郎よしろうとの交換こうかんトレードで、ロッテオリオンズへ移籍いせき。

1978年ねんは1勝しょうと低迷ていめいする。

1979年ねんには9勝しょうをマーク。

1980年ねんには自己じこ最高さいこうの成績せいせきとなる13勝しょう8敗はいを記録きろくした。

1982年ねんを最後さいごに引退いんたいした。引退いんたい後ごはかつらメーカーに勤務きんむするなどしたが、最近さいきんでは古巣ふるすの横浜よこはまで野球やきゅう教室きょうしつなどのイベントにしばしば登場とうじょうしている。

右みぎスリークォーターから、ストレート、内角ないかくをよぎるキレのあるシュート、タイミングが合あわせづらいカーブ、決きめ球だまはスライダー。一発いっぱつを打うたれるとカッとなるクセがある。インコースを強気つよきに攻せめるピッチングを身上しんじょうとしていた。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ投手とうしゅ成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	登とう 板いた	先さき 発はつ	完かん 投とう	完かん 封ふう	無む 四よん 球たま	勝かち 利り	敗はい 戦せん	セ 丨 ブ	ホ 丨 ル ド	勝かち 率りつ	打だ 者もの	投とう 球たま 回かい	被ひ 安やす 打だ	被ひ 本ほん 塁るい 打だ	与あずか 四よん 球たま	敬けい 遠とお	与あずか 死し 球たま	奪だつ 三さん 振ふ	暴 投とう	ボ 丨 ク	失しつ 点てん	自じ 責せめ 点てん	防ぼう 御お 率りつ	W H I P
1973	大洋たいよう	1	0	0	0	0	0	0	--	--	----	5	1.0	3	2	0	0	0	1	0	0	2	2	18.00	3.00
1974		51	2	0	0	0	6	5	0	--	.545	433	100.2	89	9	46	1	6	38	2	1	46	36	3.21	1.34
1975		41	2	0	0	0	5	3	3	--	.625	368	84.0	81	13	43	1	8	47	0	0	47	45	4.82	1.48
1976		52	30	10	2	2	11	17	3	--	.393	952	220.1	225	26	87	8	12	121	1	0	111	100	4.09	1.42
1977		39	8	1	1	0	6	9	4	--	.400	394	86.0	96	14	48	5	5	50	1	1	48	47	4.92	1.67
1978	ロッテ	20	13	0	0	0	1	9	0	--	.100	370	82.2	86	5	38	0	7	48	0	0	53	41	4.45	1.50
1979		27	16	6	1	0	9	4	1	--	.692	602	133.2	138	11	74	2	9	82	2	0	75	73	4.90	1.59
1980		28	24	8	0	0	13	8	1	--	.619	767	170.1	170	26	102	3	7	85	4	0	107	98	5.19	1.60
1981		19	16	0	0	0	2	5	1	--	.286	395	89.0	87	6	49	1	6	25	1	1	48	42	4.25	1.53
1982		5	3	0	0	0	0	2	0	--	.000	68	12.1	22	3	11	0	0	7	0	0	16	12	9.00	2.68
通算つうさん：10年ねん		283	114	25	4	2	53	62	13	--	.461	4354	980.0	997	115	498	21	60	504	11	3	553	496	4.56	1.53

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう

記録きろく

初はつ記録きろく

• 初はつ登板とうばん：1973年ねん7月がつ27日にち、対たい阪神はんしんタイガース13回戦かいせん（川崎球場かわさききゅうじょう）、7回かい表ひょうに3番手ばんてで救援きゅうえん登板とうばん、1回かい2失点しってん
• 初はつ奪だつ三振さんしん：同上どうじょう、7回かい表ひょうに遠井とい吾郎ごろうから
• 初はつ勝利しょうり：1974年ねん5月がつ12日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ6回戦かいせん （広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）、8回かい裏うらに2番手ばんてで救援きゅうえん登板とうばん・完了かんりょう、2回かい無む失点しってん
• 初はつ先発せんぱつ：1974年ねん5月がつ12日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ7回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）、2回かい1/3を3失点しってんで敗戦はいせん投手とうしゅ
• 初はつセーブ：1975年ねん6月がつ18日にち、対たい読売よみうりジャイアンツ9回戦かいせん（川崎球場かわさききゅうじょう）、8回かい表ひょう1死しに3番手ばんてで救援きゅうえん登板とうばん・完了かんりょう、1回かい2/3を無む失点しってん
• 初はつ完投かんとう勝利しょうり：1976年ねん4月がつ14日にち、対たいヤクルトスワローズ1回戦かいせん（明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう場じょう）、5回かい1失点しってん（雨天うてんコールド）
• 初はつ完封かんぷう勝利しょうり：1976年ねん5月がつ20日はつか、対たい中日ちゅうにちドラゴンズ7回戦かいせん（ナゴヤ球場きゅうじょう）

その他たの記録きろく

• オールスターゲーム出場しゅつじょう：1回かい （1976年ねん）

背番号せばんごう

• 45 （1972年ねん - 1977年ねん）
• 14 （1978年ねん - 1982年ねん）

関連かんれん項目こうもく

• 岡山おかやま県けん出身しゅっしんの人物じんぶつ一覧いちらん
• 千葉ちばロッテマリーンズの選手せんしゅ一覧いちらん
• 横浜よこはまDeNAベイスターズの選手せんしゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき 奥おく江こう英幸ひでゆき - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう