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安藤あんどう誓ちかい哉

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
安藤あんどう 誓ちかい哉
Seiya Ando
島根しまねスサノオマジック  No.3
ポジション PG
基本きほん情報じょうほう
愛称あいしょう Andy
せいや
国籍こくせき 日本の旗 日本にっぽん
生年月日せいねんがっぴ (1992-07-15) 1992年ねん7月がつ15日にち（32歳さい）
出身しゅっしん地ち 東京とうきょう都と江戸川えどがわ区く
身長しんちょう 181cm (5 ft 11 in)[1]
体重たいじゅう 80kg (176 lb)[1]
キャリア情報じょうほう
出身しゅっしん 明成めいせい高等こうとう学校がっこう
明治大学めいじだいがく
経歴けいれき
2014-2015ハリファックス・レインメン
2015メラルコ・ボルツ
2015-2016リンク栃木とちぎブレックス
2016-2017秋田あきたノーザンハピネッツ
2017-2021アルバルク東京とうきょう
2021-島根しまねスサノオマジック
受賞じゅしょう歴れき
  • アジアU-18選手権せんしゅけん得点とくてん王おう、ベストファイブ(2010)
  • カナダの旗 NBL All-Rookie Team(2014-15)
  • 日本の旗 Bリーグオールスターゲーム出場しゅつじょう(2016-17)
  • 日本の旗 Bリーグチャンピオン×2(2018,2019)
  • 日本の旗 Fibaアジアチャンピオンズカップチャンピオン×1（2019）
  • 日本の旗 Bリーグベストファイブ(2022)
代表だいひょう歴れき
キャップ 日本の旗 日本にっぽん 2010(U-18)

安藤あんどう 誓ちかい哉（あんどう せいや、1992年ねん〈平成へいせい4年ねん〉7月がつ15日にち - ）は、日本にっぽんのプロバスケットボール選手せんしゅ。東京とうきょう都と出身しゅっしん。ポジションはポイントガード。B.LEAGUE・島根しまねスサノオマジックに所属しょぞくしている。

経歴けいれき

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大学だいがくまで

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1992年ねん、東京とうきょう都と・江戸川えどがわ区く小岩こいわに生うまれ[2]、小学しょうがく1年生ねんせいの時ときにバスケットボールを始はじめる[3]。

中学ちゅうがく卒業そつぎょう後ごは明成めいせい高校こうこうに進学しんがく、2009年ねんウィンターカップを制せいし、2010年ねんの全国ぜんこく高等こうとう学校がっこう総合そうごう体育たいいく大会たいかいバスケットボール競技きょうぎ大会たいかいでは準じゅん優勝ゆうしょうの成績せいせきを残のこした[2]。さらに同年どうねんのバスケットボールアジアU-18選手権せんしゅけんに出場しゅつじょうするU-18日本にっぽん代表だいひょうに選出せんしゅつされ、主力しゅりょくの役割やくわりを担になう[4]。日本にっぽん代表だいひょうは8位いに終おわったが、安藤あんどうは1試合しあい平均へいきん23.4得点とくてんを記録きろくし得点とくてん王おうを受賞じゅしょう、ベストファイブにも選えらばれた[2][5]。

明治大学めいじだいがく入学にゅうがく後ごから、ポジションをポイントガードに絞しぼってプレイする[3]。2年ねん次じにはインカレ3位い、3年ねん次じには同どう準じゅん優勝ゆうしょうに貢献こうけん。4年生ねんせいで迎むかえた2014年ねんの李り相しょう佰杯争奪そうだつ日にち韓かん学生がくせいバスケットボール競技きょうぎ大会たいかいでは、日本にっぽん学生がくせい選抜せんばつチームのキャプテンを務つとめた[6]。さらに、7月がつに予定よていされていた、若手わかてを中心ちゅうしんとした日本にっぽん代表だいひょうと、アメリカの大学だいがくが対戦たいせんする国際こくさい親善しんぜん試合しあいのメンバーにも選えらばれたが、将来しょうらいのオリンピック出場しゅつじょうやNBAでのプレーを夢見ゆめみる安藤あんどうは、よりレベルの高たかい環境かんきょうを求もとめて大学だいがくバスケ部ぶを退すさ部ぶ、代表だいひょう招集しょうしゅうも辞退じたいしアメリカに渡わたった。[要よう出典しゅってん]

プロ選手せんしゅとして

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アメリカでは、エージェントの野澤のざわ亮介りょうすけの協力きょうりょくもあり、夏期かきにプロ・アマ選手せんしゅが参加さんかして開催かいさいされるドリューリーグに参加さんか[3]。安藤あんどうは4試合しあいに出場しゅつじょうし、最後さいごの試合しあいでは4分ふん弱じゃくの出場しゅつじょう時間じかんながら7得点とくてんを挙あげた[4]。これを評価ひょうかしたカナダのハリファックス・レインメンのゼネラルマネージャーが安藤あんどうをスカウトし、チームのキャンプを経へて、レインメンと契約けいやく[4]。NBLカナダでプレイする日本人にっぽんじん選手せんしゅは、安藤あんどうが初はじめてであった[3]。安藤あんどうはジョゼップ・クラロスHCの元もとでポイントガードとして全ぜん試合しあいに先発せんぱつ出場しゅつじょう、1試合しあい平均へいきん10.2得点とくてん、3.9アシストを挙あげ、このシーズンのオールルーキーチームに選出せんしゅつされた[7][5]。チームも地区ちく優勝ゆうしょうをし、全ぜん7戦せんで行おこなわれるファイナルズに進出しんしゅつ。第だい6戦せんではシーズン最多さいたとなる27得点とくてんを挙あげた[7]。しかし第だい7戦せんの直前ちょくぜん、練習れんしゅう時じに相手あいてチームから乱闘らんとうを仕掛しかけられたことなどを理由りゆうに、チームは抗議こうぎの意思いし表示ひょうじとして第だい7戦せんを放棄ほうき。これによりレインメンのメンバーはNBLから処罰しょばつされることになり、安藤あんどうもチームを離はなれることになった。

「2015年ねんNBLカナダ・ファイナルズでの乱闘らんとう（英語えいご版ばん）」も参照さんしょう

2015年ねん5月がつ、NBLカナダでのファイナルズ期間きかん中ちゅうからオファーを送おくっていたPBAのメラルコ・ボルツと契約けいやく[7]。チームのプレイオフ進出しんしゅつに貢献こうけんした[5]。

フィリピンでのプレーの後のち、安藤あんどうはNBAデベロップメント・リーグに所属しょぞくするいくつかのチームから招待しょうたいされ、トライアウトに参加さんか[8]。その後ご行おこなわれたDリーグドラフト指名しめい候補こうほのリストに掲載けいさいされた[9] が、指名しめいされなかった。

安藤あんどうは帰国きこくし、リンク栃木とちぎブレックスと契約けいやく。2015-16シーズン途中とちゅうの加入かにゅうで、25試合しあいに出場しゅつじょうしたが、平均へいきん出場しゅつじょう時間じかんは6.4分ふんと、過去かこのシーズンに比くらべ出場しゅつじょう時間じかんを減へらす結果けっかとなった。シーズン終了しゅうりょう後ご、栃木とちぎは安藤あんどうとの契約けいやくを更新こうしんせず[10]、秋田あきたノーザンハピネッツに移籍いせきした[1]。

2016-17シーズンの開幕かいまく戦せんとなった2016年ねん9月がつ28日にちの古巣ふるす、栃木とちぎ戦せんでは、33分間ふんかん出場しゅつじょうし18得点とくてん、4アシストを挙あげ、チームの勝利しょうりに貢献こうけん[11]。同年どうねん11月がつには日本にっぽん代表だいひょう強化きょうか合宿がっしゅくに初はじめて召集しょうしゅうされ台湾たいわんに遠征えんせい、台湾たいわん銀行ぎんこう（中国語ちゅうごくご版ばん）、台湾たいわんビール（中国語ちゅうごくご版ばん）との練習れんしゅう試合しあいに出場しゅつじょうした[12]。2017年ねん1月がつに行おこなわれたB.LEAGUE ALLSTAR GAMEには、SNSによるファン投票とうひょうで選出せんしゅつされ[13]、10得点とくてん3アシストの成績せいせきを残のこした[14]。

2017-18シーズン開幕かいまく前まえにアルバルク東京とうきょうにレンタル移籍いせき。 スターターのPGを務つとめ、クラブ初はつのB.LEAGUE制覇せいはに貢献こうけん。 2018-2019シーズンに完全かんぜん移籍いせき。B.LEAGUE2連覇れんぱに貢献こうけん。

2020-21シーズン終了しゅうりょう後ごにアルバルク東京とうきょうを退団たいだんし、島根しまねスサノオマジックへ移籍いせき。

個人こじん成績せいせき

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略称りゃくしょう説明せつめい
  GP 出場しゅつじょう試合しあい数すう   GS  先発せんぱつ出場しゅつじょう試合しあい数すう  MPG  平均へいきん出場しゅつじょう時間じかん
 FG%  フィールドゴール成功せいこう率りつ  3P%  スリーポイント成功せいこう率りつ  FT%  フリースロー成功せいこう率りつ
 RPG  平均へいきんリバウンド数かず  APG  平均へいきんアシスト数かず  SPG  平均へいきんスティール数かず
 BPG  平均へいきんブロック数かず   TO  平均へいきんターンオーバー数かず  PPG  平均へいきん得点とくてん
 太字ふとじ  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝ゆうしょうシーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2014-15 Halifax Rainmen 45 34 28.1 40.3 31.0 71.9 3.02 3.82 1.20 0 1.96 10.04
2015 Meralco Bolts 11 8 27.9 39.8 23.8 66.7 2.73 1.91 1.09 0 1.45 8.00
2015-16 栃木とちぎ 25 0 6.4 45.2 38.5 87.5 0.9 0.8 0.1 0 0.4 2.3
2016-17 秋田あきた 60 60 33.8 38.7 34.1 70.7 4.5 3.0 1.0 0 1.8 10.4

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c 『【新入しんにゅう団だん】安藤あんどう 誓ちかい哉選手せんしゅ 契約けいやく基本きほん合意ごういのお知しらせ』（プレスリリース）秋田あきたノーザンハピネッツ、2016年ねん6月がつ15日にち。http://northern-happinets.com/news/4329.html。2016年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。 
  2. ^ a b c 島根しまね純じゅん (2016年ねん8月がつ31日にち). “Bリーグ秋田あきたに新しん戦力せんりょく!田た臥が"弟子でし"安藤あんどう誓ちかい哉が躍動やくどう”. 日刊にっかんスポーツ. https://www.nikkansports.com/sports/news/1703521.html 2016年ねん9月がつ2日にち閲覧えつらん。 
  3. ^ a b c d “ひと 日本人にっぽんじん初はつ カナダ・プロバスケットボールリーグNBLプレーヤー ｢Halifax Rainmen｣安藤あんどう誓ちかい哉選手せんしゅ、世界せかいへの第一歩だいいっぽ”. e-nikka (2014年ねん11月13日にち). 2016年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。
  4. ^ a b c 小しょう永吉ながよし陽子ようこ (2015年ねん2月がつ22日にち). “日本にっぽんを飛とび出だした若者わかものたち<2> 安藤あんどう誓ちかい哉 カナダで得えた日本にっぽんにはない“プッシュ”する意識いしき”. Cager. 2016年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。
  5. ^ a b c “特設とくせつページ 安藤あんどう 誓ちかい哉”. ループスポーツマネジメント. 2016年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。
  6. ^ 細田ほそだ季き里さと、小しょう永吉ながよし陽子ようこ (2014年ねん6月がつ24日にち). “日本にっぽん学生がくせい選抜せんばつが李り相しょう佰盃で学まなんだこと”. Cager. 2016年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。
  7. ^ a b c 小しょう永吉ながよし陽子ようこ (2015年ねん6月がつ27日にち). “日本にっぽんを飛とび出だした若者わかものたち<3> フィリピンが導入どうにゅうした「アジア人じん枠わくとは」 安藤あんどう誓ちかい哉、カナダの次つぎはフィリピンでプレーオフに進出しんしゅつ”. Cager. 2016年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。
  8. ^ “安藤あんどう誓ちかい哉選手せんしゅ – NBA Dリーグドラフトへ”. ループスポーツマネジメント (2015年ねん10月がつ30日にち). 2016年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。
  9. ^ "290 Prospects Eligible to Be Selected in 2015 NBA Development League Draft" (Press release) (英語えいご). NBAデベロップメント・リーグ. 30 October 2015. 2016年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。
  10. ^ 『安藤あんどう誓ちかい哉選手せんしゅ　移籍いせき先さき決定けっていのご報告ほうこく』（プレスリリース）栃木とちぎブレックス、2016年ねん6月がつ15日にち。http://www.tochigibrex.jp/news/1746.html。2016年ねん7月がつ17日にち閲覧えつらん。 
  11. ^ 小しょう永吉ながよし陽子ようこ (2016年ねん9月がつ30日にち). “「B」の主役しゅやくたち～安藤あんどう誓ちかい哉（秋田あきたノーザンハピネッツ） ギラギラの向上心こうじょうしんで目指めざすは秋田あきたの勝利しょうりと日本にっぽん代表だいひょう”. バスケット・カウント. ティーアンドエス. 2017年ねん1月がつ30日にち閲覧えつらん。
  12. ^ “「大変たいへんうれしい」日本にっぽん代表だいひょう初はつ選出せんしゅつ、秋田あきたの安藤あんどう誓ちかい哉「チームを引ひっ張ぱっていきたい」”. バスケットボールキング. 2017年ねん1月がつ30日にち閲覧えつらん。
  13. ^ “秋田あきた安藤あんどうがSNSファン投票とうひょう１位いでオールスター選出せんしゅつ”. 日刊にっかんスポーツ. (2016年ねん12月21日にち). https://www.nikkansports.com/sports/news/1754676.html 2017年ねん1月がつ30日にち閲覧えつらん。 
  14. ^ “ゲーム詳細しょうさい”. Bリーグ. 2017年ねん1月がつ30日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

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