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成相 善十(なりあい ぜんじゅう、1915年(大正4年)12月4日 - 1998年(平成10年)11月10日)は、日本の政治家。参議院議員(2期)
島根県出雲市出身。島根県議会議員を経て、1977年の第11回参議院議員通常選挙に出馬し当選。同郷の櫻内義雄に近かったため中曽根派に所属し、参議院議院運営委員会筆頭理事、参議院農林水産委員長、自由民主党参院副幹事長などの要職を歴任した。1989年の第15回参議院議員通常選挙では自民党公認が得られず、無所属で強行出馬し落選し政界引退。
1976年秋の褒章で県議会議員として公共の福祉に奉仕し地方自治の発展に貢献したとして藍綬褒章受章[1][2]、1990年春の叙勲で勲二等瑞宝章受章。
1998年11月10日、肺炎のため出雲市の島根医科大学医学部附属病院で死去、82歳[3]。死没日をもって従四位に叙される[4]。
- 息子 - 成相安信(島根県議会議員)