接せっ置おけ詞し

接せっ置おけ詞し（せっちし、英えい: adposition）は、名詞めいし句くと結むすびつき、文中ぶんちゅうの他ほかの要素ようそとの関係かんけいを表あらわす句くを作つくる品詞ひんしである。側がわ置おけ詞し（そくちし）とも言いう。名詞めいし句くの前まえに置おく接せっ置おけ詞しを前置詞ぜんちし（ぜんちし、英えい: preposition）、後のちに置おく接せっ置おけ詞しを後こう置おけ詞し（こうちし、英えい: postposition）と呼よぶ。

概要がいよう

前置詞ぜんちしは、SVO型がた言語げんごやVSO型がた言語げんごなど、動詞どうしが目的もくてき語ごに先行せんこうする言語げんごにしばしば見みられる。ヨーロッパの諸しょ言語げんごやアラビア語ごなどセム系けい言語げんごが前置詞ぜんちしを持もつ言語げんごとしてよく知しられる。後ご置おけ詞しは、SOV型がたなど、目的もくてき語ごが動詞どうしに先行せんこうする言語げんごにしばしば見みられる。日本語にほんごの後のち置おけ詞しは助詞じょし、中国ちゅうごく語ごの前置詞ぜんちしは介かい詞しと呼よばれる。

短みじかい語かたりが多おおく、日本語にほんごでは 1～2 拍はく、ヨーロッパの諸しょ言語げんごでは 1～3 音節おんせつ、中国ちゅうごく語ごでは 1 音節おんせつ（すなわち 1 字じ）が普通ふつうである。一般いっぱんに弱よわく発音はつおんされる。

インド・ヨーロッパ語族ごぞくの場合ばあい、その起源きげんは名詞めいしの格かくの用法ようほうを補助ほじょするための副詞ふくしだったものが多おおく、したがってそれらは特定とくていの格かくとともに用もちいられていた。後のちに格かく変化へんかの統合とうごう・消失しょうしつにともない格かくの機能きのうを代行だいこうするようになる。

ドイツ語ごのように格かく変化へんかが残存ざんそんしている言語げんごでは、現在げんざいでも前置詞ぜんちしと格かくの間あいだに結むすびつきがある。一般いっぱんにはこれを「前置詞ぜんちしの格かく支配しはい」と呼よんで、前置詞ぜんちしが格かくを決定けっていするかのように考かんがえられているが、本来ほんらいはそうではなく、あくまで格かくが主体しゅたいである。例たとえばロシア語ごなどでは、同おなじ前置詞ぜんちしが複数ふくすうの格かくと結むすびつき、同おなじ前置詞ぜんちしでもどの格かくの前まえにあるかによって意味いみに大おおきな違ちがいが表あらわれる場合ばあいがある。

イタリア語ごなどのロマンス諸語しょごやドイツ語ごでは、後うしろに置おかれた冠詞かんしと規則きそく的てきに縮ちぢみ約やくする。例たとえば、in + il→nel（イタリア語ご）、zu + dem →zum（ドイツ語ご）。フランス語ふらんすごでは必かならずこの縮ちぢみ約やくを行おこなわなければならない。また、イタリア語ごやフランス語ふらんすごでは、属ぞく格かくを示しめす前置詞ぜんちし di/de が定冠詞ていかんしと結合けつごうし、部分ぶぶん冠詞かんしという独特どくとくの冠詞かんしを生うんだ。

英語えいごやドイツ語ごの前置詞ぜんちしは、古ふるくは後ご置おけ詞しであった。ドイツ語ごの前置詞ぜんちし entlang は後ご置おけ詞しとしても使つかわれる他ほか、英語えいご of that → thereof、ドイツ語ご mit dem → damit のように、前置詞ぜんちし＋代名詞だいめいしが there または da ＋後ご置おけ詞しでも表現ひょうげんされるのはその名残なごりである。この表現ひょうげんは今日きょうの英語えいごでは文章ぶんしょう語ごだが、ドイツ語ごでは口語こうごでも用もちいられる。

日本語にほんご

ここでは日本語にほんごの後のち置おけ詞しにあたる格かく助詞じょしを示しめす。この場合ばあい、「～は」、「～も」、「～すら」など格かく関係かんけいを表示ひょうじしないいわゆる係かかり助詞じょしはこれに含ふくまれない。

～が（主格しゅかく）
～から（始点してん）
～で（場所ばしょ）
～と（一緒いっしょに）
～に（与格よかく）
～の（属ぞく格かく）
～へ（方向ほうこう）
～まで（終点しゅうてん）
～より（始点してん、比較ひかく）
～を（対格たいかく）

接せっ語ごも参照さんしょう。

アラビア語ご

アラビア語ごの前置詞ぜんちしは多おおくの場合ばあいに名詞めいしの対格たいかく形がたから作つくられる。前置詞ぜんちしの後のちに続つづく名詞めいしは属ぞく格かくをとる。

إِثْرَ ～の直後ちょくごに
أَثْنَاءَ ～の期間きかんに
إِلَى ～へ、～まで、～に向むかって
أَمَامَ ～の前まえに（空間くうかん）
بِ ～によって、～に、～をもって
بَعْدَ ～の後のちで（時間じかん）
بِلَا ～なしで
بَيْنَ ～の間あいだで
تُجَاهَ ～に対たいする、～に面めんして、～に直面ちょくめんして
تَحْتَ ～の下したに
جَنْبَ ～の側がわに
حَتِّى ～まで、～さえも
حَسَبَ ～に従したがって、～によって、～によれば
حَوَالَي およそ（数かず）、だいたい（数かず）
حَوْلَ ～のまわりに、～について、～に関かんして
خَارِجَ ～の外そとで
خِلالَ ～の期間きかん
خَلْفَ ～の後うしろに（空間くうかん）
دَاخِلَ ～の内部ないぶに
دُونَ ～よりも低ひくい、～の下したに、～の手前てまえに、～よりも優先ゆうせんして
رَغْمَ ～にもかかわらず
سِوَى ～を除のぞいて、～以外いがい
صَدَدٌ ～に関かんして（通常つうじょうはفي صددなどの形かたちで）
ضِدَّ ～に対たいして、～に対立たいりつ、～に反対はんたいして、反はん～
ضِمْنَ ～の内うちに、～の一環いっかんとして
طُولَ ～の間あいだ中ちゅう
عَبْرَ ～を越こえて、～を通過つうかして
عَدَا ～を除のぞいて
عَقِفَ ～の直後ちょくごに
عَلَى ～の上うえに、～に接せっして、～に面めんした、（数かずを）わって
عَنْ ～について、～から（遠とおざかる）
عِنْدَ ～のもとに、～のそばに
فَوْقَ ～の上うえに、～の上方かみがたに、～を越こえた、超ちょう～
فِي ～の中なかに、～において、（数かずを）かけて
قَبْلَ ～の前まえに（時間じかん）
كَ ～のような、～として
لِ ～へ、～まで、～に向むかって、～のための、～の所有しょゆうの
لَدَى ～のそばに、～のもとに
مَعَ ～とともに、～と一緒いっしょに、～につれて、～にもかかわらず
مِنْ ～から、～製せいの、～出身しゅっしんの、～のうちの一人ひとり、～よりも、（数かずを）ひいて
مُنْذُ ～以来いらい、～前まえに
نَحْوَ～の方ほうへ、およそ（数かず）
وَ ～に誓ちかって、（数かずを）たして
وَرَاءَ ～の後うしろに（空間くうかん）

イタリア語ご

a: ～で（場所ばしょ）
attraverso: ～を貫つらぬいて
circa: ～について
con: ～と共ともに、
contro: ～に反対はんたいして
da: ～から
di: ～の
dietro: ～の後うしろに
dopo: ～のあとで
durante: ～の間あいだ（持続じぞく）
entro: ～以内いないに
fino: ～まで
in: ～の中なかで
lungo: ～に沿そって
malgrando: ～にもかかわらず
oltre: ～の向むこうに
per: ～の方ほうへ
prima: ～より手前てまえに
senza: ～無なく
sopra: ～の上うえに
sotto: ～の下したに
su: ～の上うえに
tra: ～の間あいだに
tramite: ～を通とおして
tranne: ～を除のぞいて
verso: ～の方ほうに

英語えいご

現代げんだい英語えいごの主おもな前置詞ぜんちしを挙あげる。byやforのように非常ひじょうにたくさんの意味いみを持もつものもあるが、括弧かっこ内ないの日本語にほんご訳やくは、それらの中なかの一いち例れいないしは数すう例れいである。基礎きそ動詞どうしとともに句く動詞どうしを形成けいせいする。

about: およそ、～について
aboard: ～に乗のって
above: ～より上方かみがたに
across: ～を横切よこぎって
after: ～の後のちに
against: ～に対たいして
along: ～にそって
alongside: ～と並ならんで
among: ～の間あいだに
around: ～のまわりに
as: ～として
at: "特定とくていの一いち点てんを指さし"～で
before: ～の前まえに
behind: ～の後うしろに
below: ～の下方かほうに
beneath: ～の下したに
beside: ～のそばに
besides: ～の他ほかにも
between: ～の間あいだに
beyond: ～を超こえて
but: ～を除のぞいて
by: ～によって
concerning: ～に関かんして
despite: ～にもかかわらず
down: ～の下したへ
during: ～の間あいだに
except, excepting: ～を除のぞいて
for: ～のために、～に（とって）
from: ～から
in: ～の中なかに
inside: ～の中なかに、内側うちがわに
into: ～の中なかに
less: ～ぶん少すくない、～を引ひいた
like: ～のように
minus: ～を減へらした
near: ～の近ちかくに
of: ～の
off: ～から離はなれて
on: ～に接せっして
onto: ～の上うえに
opposite: ～の向むこう側がわに
out: ～の外そとへ
outside: ～の外そと〔側がわ〕に
over: ～の真上まうえに
past: ～を通とおり過すぎて
plus: ～を加くわえて
round: ～のまわりに
save: ～を除のぞいて
since: ～からずっと
than: ～よりも
through: ～を通とおって
throughout: ～の間あいだ〔ずっと〕
till: ～まで
to: ～に、～まで
toward: ～の方ほうへ
under: ～の真下ましたに
underneath: ～の下したに
until: ～まで
up: ～の上うえに
upon: ～に接せっして
via: ～を通とおって
with: ～と一緒いっしょに
within: ～のうちに
without: ～なしで、～せずに

古こ英語えいご

古こ英語えいごの前置詞ぜんちしを参照さんしょう。

エスペラント

al, en, sub など方向ほうこうを表あらわす前置詞ぜんちしについては、対格たいかく支配しはいの場合ばあいはその場所ばしょへの動うごきを表あらわす（英語えいごの into に近ちかい）。大半たいはんがラテン語らてんごに由来ゆらいするものの、一部いちぶはロマンス諸語しょご、ポーランド語ご、ドイツ語ごなどのヨーロッパの言語げんごからの借用しゃくようである。母音ぼいんで終おわる前置詞ぜんちしの直後ちょくごの定冠詞ていかんし la を縮ちぢみ約やくして l' とすることができる。

antaŭ: ～の前まえに
anstataŭ: ～の代かわりに
apud: ～の側がわに
ĉe: （場所ばしょ）～で
ĉirkaŭ: ～のまわりで、およそ
ekster: ～の外そとで
el: ～から
en: ～の中なかに
da: （数量すうりょう）～の
de: ～の（属ぞく格かく）、～から（奪だつ格かく）
disde: ～から（奪だつ格かく）
dum: ～の間あいだ（持続じぞく）
ĝis: ～まで
inter: ～の間あいだに
kontraŭ: ～に反対はんたいして
krom: ～を除のぞいて
kun: ～と共ともに
laŭ: ～に沿そって
malgraŭ: ～にもかかわらず
malantaŭ: （空間くうかん）～の後うしろに
maltrans: ～の手前てまえに
per: （手段しゅだん）～によって
por: （目的もくてき）～のために、～に対たいして
post: （時間じかん）～のあとで
pri: ～について
pro: （原因げんいん）～のために
sen: ～無なく
super: ～の上方かみがたに
sub: ～の下したに
sur: ～の上うえに
tra: ～を通とおして
trans: ～の向むこうに、～を通とおって

スペイン語ご

以下いかに掲かかげる19個このスペイン語ごの前置詞ぜんちしのうち、cabe は現代げんだいスペイン語ごでは一般いっぱん的てきではない。また、so はいくつかの成句せいくでのみ用もちいられる(so pena de, so pretextoなど)。

a: ～に、～へ
ante: ～の前まえで
bajo: ～の下したで
cabe: ～の近ちかくに、～のそばで
con: ～と
contra: ～に対たいして
de: ～の、～から
desde: ～から
en: ～に、～の中なかに
entre: ～の間あいだに
hacia: ～へ
hasta: ～まで
para: ～のために
por: ～のだから
según: ～によって
sin: ～なしで
so: ～の真下ましたに
sobre: ～の上方かみがたに
tras: ～の後のちに

中国ちゅうごく語ご

中国ちゅうごく語ごでは「介かい詞し」と呼よばれ、以下いかのようなものがある。簡体字かんたいじで表記ひょうきする。

从：（時間じかん、空間くうかん）から、より
自じ：（時間じかん）から
离：（場所ばしょ）から、より
于：（時間じかん）から、（時間じかん）に
当とう：～のときに
在ざい：～にいる
向むかい：～へ向むかって、～に、～へ
往：～へ向むかって、～の方ほうへ
朝あさ：～の方向ほうこうに
到いた：（場所ばしょ）まで
被ひ：～に（される）
让：～に（される）
给：～に、～のために
对：～に対たいして
把わ：～を
拿：～を、～でもって
用よう：～を使つかって、～で
跟：～と
和わ：～と
与あずか：～と、～とともに
同どう：～とともに
比ひ：～より、～に比くらべて
除じょ：～を除のぞく
以：～によって、～でもって、～を
靠もたれ：～によって、～でもって
依よ照あきら：～によって
因いん：（原因げんいん）によって、のために
由ゆかり：（原因げんいん）によって、～から
为：～によって、～のために
由よし于：（原因げんいん）によって、～のために
因いん为：（原因げんいん）によって、のために
为了：（目的もくてき）のために
对于：～に対たいして
关于：～に関かんして

朝鮮ちょうせん語ご

日本語にほんごの助詞じょしと同様どうよう、名詞めいしの直後ちょくごで後のち置おけ詞しとして用もちいられる。一部いちぶの助詞じょしは、名詞めいしの発音はつおんが母音ぼいんで終おわる（母音ぼいん体言たいげん）か子音しいんで終おわる（子音しいん体言たいげん）かによって異ことなる形かたちを用もちいるものがある。主要しゅような助詞じょしを以下いかに紹介しょうかいするが、対たいになっているものは左側ひだりがわが母音ぼいん体言たいげん、右側みぎがわのものが子音しいん体言たいげんに接続せつぞくする形かたちである。

가/이：～が
는/은：～は
를/을：～を
의（発音はつおんは에と同おなじ）：～の
에：～に、～へ
에서：（場所ばしょ）で、（場所ばしょ）から
에게：（人ひと）に
에게서：（人ひと）から
부터：（時刻じこく）から
까지：～まで
로/으로：（手段しゅだん）で

ドイツ語ご

フランス語ふらんすご

この中なかでdeは、母音ぼいんおよび無音むおんのhの前まえに来くるとエリジオンを起おこしてd'となる（d'histoireなど）。また、前置詞ぜんちしのあとに定冠詞ていかんしが来くると縮ちぢみ約やくを起おこすものがある（à + les=aux, de+les=desなど）。

à: ～に
après: ～の後のちに
avant: ～より前まえに
avec: ～と一緒いっしょに
dans: ～の中なかで
de: ～へ、の
depuis: ～から
dès: ～から、～やいなや、～とすぐに
en: ～で
envers: ～にむかって、～に対たいして
jusque: ～まで
sans: ～なしに、せずに
sur: ～の上うえに、～の上方かみがたに、～に接せっして(on)
par: ～を通とおって、～によって(by)
pendant: ～の間あいだ
pour: ～にむかって、～のために
vers: ～のほうへ、～の頃ころに

ロシア語ご

カッコ内ないの形かたちは、後うしろに続つづく単語たんごが子音しいんで始はじまるか母音ぼいんで始はじまるか等とうにより複数ふくすうの形かたちをとることを示しめす。例たとえば「о(об,обо)」の場合ばあいは、

о тебе（子音しいん）, об этом（母音ぼいん）, обо мне（発音はつおんしにくい子音しいん連続れんぞく）等とう。

без: ～無なしで（生なま格かく支配しはい）
в(во): ～へ（対格たいかく支配しはい）～の中なかで（前ぜん置おけ格かく支配しはい）
ввиду: ～の姿すがたで（生なま格かく支配しはい）
вдоль: ～に沿そって（生なま格かく支配しはい）
вместо: ～の代かわりに（生なま格かく支配しはい）
вне: ～の外そとに（生なま格かく支配しはい）
внутри: ～の中なかに（生なま格かく支配しはい）
внутрь: ～の中なかに（生なま格かく支配しはい）
вокруг: ～に囲かこまれて（生なま格かく支配しはい）
возле: ～の近ちかくに（生なま格かく支配しはい）
для: ～のために（生なま格かく支配しはい）
до: ～まで（生なま格かく支配しはい）
за: ～の向むこうへ、～のために（対格たいかく支配しはい）、～の向むこうで（造みやつこ格かく支配しはい）
из(изо): ～から（生なま格かく支配しはい）
к(ко): ～のところへ（与格よかく支配しはい）
кроме: ～を除のぞいて（生なま格かく支配しはい）
между: ～の間あいだで（造みやつこ格かく支配しはい）
мимо: ～の近ちかくを（生なま格かく支配しはい）
на: ～の上うえへ（対格たいかく支配しはい）、～で（前ぜん置おけ格かく支配しはい）
над(надо): ～の上うえで（造みやつこ格かく支配しはい）
ниже: ～の下したに（生なま格かく支配しはい）
о(об, обо): ～について（前ぜん置おけ格かく支配しはい）、～に接触せっしょくして（対格たいかく支配しはい）
около: ～頃ごろ、～の近ちかくで（生なま格かく支配しはい）
от(ото): ～から（生なま格かく支配しはい）
перед(передо,пред,предо): ～の前まえに（造みやつこ格かく支配しはい）
по: ～に沿そって（与格よかく支配しはい）、～まで（対格たいかく支配しはい）
под(подо): ～の下もとで、～を（造みやつこ格かく支配しはい）、～の下したを（対格たいかく支配しはい）
позади: ～の後うしろに（生なま格かく支配しはい）
после: ～の後のちで（生なま格かく支配しはい）
при: ～の近ちかくで、～の下したで（前ぜん置おけ格かく支配しはい）
про: ～について（対格たいかく支配しはい）
против: ～に対たいして、～に敵対てきたいして（生なま格かく支配しはい）
ради: ～のために（生なま格かく支配しはい）
с(со): ～から（生なま格かく支配しはい）、～と共ともに（造みやつこ格かく支配しはい）
сверх: ～の上うえに（生なま格かく支配しはい）
свыше: ～を越こえて（生なま格かく支配しはい）
сзади: ～の後うしろに（生なま格かく支配しはい）
сквозь: ～を抜ぬけて（対格たいかく支配しはい）
среди: ～の中なかで（生なま格かく支配しはい）
у: ～で、～の元もとに（生なま格かく支配しはい）
через(чрез): ～を経へて（対格たいかく支配しはい）

複ふく合あい

из-за: ～の後うしろから、～のために（生なま格かく支配しはい）
из-под: ～の下したから（生なま格かく支配しはい）

この項目こうもくは、言語げんご学がくに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（ウィキポータル言語げんご学がく）。