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斎藤 義和(さいとう よしかず)は、日本の機械工学者。大阪工業大学工学部機械工学科元助教授、機械工学教室担当。工学博士(慶應義塾大学)。ASME-JSME-JSES太陽エネルギー国際会議1987副座長。
専門は、流体工学・熱工学。
大阪工業大学工学部機械工学科卒業。のちに、慶應義塾大学大学院理工学研究科機械工学専攻にて工学博士。1963年大阪工業大学工学部機械工学科助手[1]、機械工学教室を担当。1981年同講師などを経て、同学科助教授。2000年退職。大阪工業大学工学部機械工学科にて、30年以上の長きに渡り教鞭を執った。
主な所属学会は、日本機械学会、日本太陽エネルギー学会、空気調和・衛生工学会。主な著書は、新太陽エネルギー利用ハンドブック:第Ⅰ編3・5章 熱交換器(共著、日本太陽エネルギー学会2000、学術書)[2]。
特に、太陽熱利用のデシカントの研究において、ASME(アメリカ機械学会) -JSME-JSES太陽エネルギー国際会議(ホノルル)1987では副座長を務め、その翌年のASME第10回太陽エネルギー国際会議(デンバー)1988は日本側として唯一、現地で研究発表を行った[3]。