新津 運輸 区
概要 [編集 ]
なお、
沿革 [編集 ]
- 1913
年 (大正 2年 )10月7日 -新津 機関 庫 設置 [2]。 - 1951
年 (昭和 26年 )4月 1日 -新津 客 貨車 区 設置 [3]。 - 1981
年 (昭和 56年 )12月25日 -新津 車掌 区 廃止 [4]。 - 1986
年 (昭和 61年 )3月3日 -新津 機関 区 と新津 客 貨車 区 が統合 し、新津 運転 区 となる[5]。 - 1987
年 (昭和 62年 )4月 1日 -東日本旅客鉄道 に継承 。 - 1991
年 (平成 3年 )11月1日 -新潟 運転 所 より気動車 検 修 部門 が移転 し新津 運転 所 となる[1][6]。 - 1997
年 (平成 9年 )9月5日 -新潟 車掌 区 より車掌 行路 移管 を受 け新津 運輸 区 となる[7]。 - 2023
年 (令 和 5年 )3月 18日 -検 修 部門 が新潟 車両 センターに集約 され、新潟 車両 センター新津 派出所 となる。
新潟 車両 センター新津 派出所 [編集 ]
| |
| |
| |
37,515 m2 | |
1 | |
64 | |
65 | |
2022 |
概要 [編集 ]
2023
配置 車両 に記 される略号 [編集 ]
なお、「SLばんえつ
配置 車両 [編集 ]
C57
2022
0 |
64 |
1 |
0 |
0 |
65 |
気動車 [編集 ]
キハ40
- キハ48 558+キハ48 1542+キハ40 552で
構成 される3両 編成 が配置 される。
キハ110
- キハ110
形 (15両 ) - キハ111
形 +キハ112形 (6両 )- 200
番台 2両 編成 3本 (201-203)が配置 されている。運用 はキハ110形 と共通 である。
- 200
GV-E400
両 運転 台 のGV-E400形 8両 、片 運転 台 のGV-E401形 とGV-E402形 が各 16両 の計 40両 が配置 されている。2018年 1月 16日 付 で各 型式 1両 の計 3両 が新 製 配置 された[13]。2019年 5月 から2020年 3月 までに37両 が新 製 配置 され、2020年 3月 ダイヤ改正 で只見線 を除 くキハ40系列 の運用 を置 き換 えた。- 2020
年 3月 時点 では、羽越本線 (新津 -酒田 間 )、米 坂 線 (全線 )、信越本線 (新潟 -新津 間 )、磐越西線 (新津 -会津若松 間 )で運用 されている。
機関 車 [編集 ]
C57
静態 保存 から運行 可能 な状態 に復帰 した180号機 が配置 されている。「SLばんえつ物語 」の牽引 機 である。保存 機関 車 となる前 の現役 時代 晩年 (1963年 から1969年 まで)、旧 ・新津 機関 区 に配置 されていた[注 3]。
過去 の配置 車両 [編集 ]
キハ40
羽越本線 (新津 -酒田 間 )、信越本線 (新潟 -新津 間 )、磐越西線 (新津 -会津若松 間 )で2020年 3月 まで運用 されたほか、2012年 頃 から2020年 7月 までは只見線 (小出 -只見 間 )での運用 も担当 していた[14]。2009年 までは米坂線 での運用 もあった。ワンマン運転 には非 対応 (他 区 からの転属 車 で設備 を有 するものもあったが使用 されなかった)。塗 色 は国鉄 末期 からJR発足 直後 にかけて登場 した青 系 の新潟 色 と2001年 に登場 した赤 系 の新 新潟 色 が混在 した状態 で長 らく運用 され、一部 車両 は首都 圏 色 や国鉄 急行 色 ふう塗装 に塗 り替 えられた[15][16]。40・47・48形 はトイレ設備 のある車両 が1両 以上 連結 されることを条件 として混 結 して使用 され、2011年 時点 では信越本線 内 で最長 6両 編成 での運用 があった[16]。
- キハ40
形 - 2012
年 10月 1日 時点 では、一般 用 として500番台 10両 (502・526・534・560・582-587)が配置 されていた[15]。全車 リニューアル・エンジン換 装 (カミンズDMF14HZ)・冷房 化 (AU 26J)済 みであった[16][15]。6両 (582-587)はリニューアル・エンジン換 装 の際 にロングシートに改造 された[16][15]。1両 (583)は首都 圏 色 [15]。 - 2020
年 4月 1日 時点 では、一般 用 として500番台 3両 (560・585・587)、2000番台 2両 (2020・2023)が配置 されていた[17]。2000番台 2両 は小牛田 からの転入 車 であった。560が2020年 4月 2日 付 、他 の4両 は2020年 7月 21日 付 で廃車 された[18]。また2019年度 に500番台 1両 が廃車 されている。
- 2012
- キハ47
形 - 2012
年 10月 1日 時点 では、一般 用 として0番台 1両 (189)、500番台 12両 (511-522)、1000番台 2両 (1129・1130)、1500番台 11両 (1511-1521)が配置 されていた[15]。500・1500番台 のみリニューアル・エンジン換 装 (カミンズDMF14HZ)・冷房 化 (AU 26J)済 みであった[16][15]。2両 (514・515)は首都 圏 色 [15]。 - 2020
年 4月 1日 時点 では、500番台 2両 (512・513)、1500番台 2両 (1514・1519)が配置 されていた[17]。1519が2020年 4月 2日 付 、他 の3両 は2020年 4月 8日 付 で廃車 された[18]。また2019年度 に500番台 10両 、1500番台 9両 が廃車 されている。
- 2012
- キハ48
形
- 2020
年 3月 に8両 全車 が郡山 総合 車両 センター会津若松 派出所 に只見線 用 として転属 した。転属 に先立 って新津 仕様 のオレンジ色 から只見線 仕様 の東北 地域 本社 色 に塗装 変更 が行 われた。2008年 にキハ58系 、キハ52形 の置 き換 えを目的 に8両 が新 製 配置 されたもので、当初 はキハ110系 と共通 で信越本線 、羽越本線 、磐越西線 、白新線 、米 坂 線 の広範囲 でキハ110系 と共通 で運用 されていたが、2018年 に新潟 駅 高架 ホームにATS-Pが導入 された際 、当 形式 はATS-P搭載 改造 をされなかったため、先頭 車 としての新潟 駅 乗 り入 れが不可能 となっていた。新潟 駅 乗 り入 れが不可能 になってからは運用 範囲 が狭 められ、羽越本線 (新津 -坂 町 間 )と米坂線 において本 形式 同士 2両 編成 [注 4]での運用 と磐越西線 の会津若松 -新潟 間 1往復 及 び信越本線 の新潟 -新津 上 り1本 においては、キハ110系 1両 と2両 を先頭 車 にして本 形式 2両 [注 4]を中間 車 として連結 された5両 編成 の運用 があった。
- 2010
年 1月 末 までに最後 まで配置 されていた3両 すべてが廃車 となった。キハ28・58形 2両 は旧 国鉄 色 (2003年 9月 塗 り替 え、それ以前 は新潟 色 )で、キハ58形 1両 は新潟 色 であった。臨時 列車 や団体 列車 などに使用 されたが、全車 解体 された。
- 2011
年 8月 3日 に当時 配置 されていた7両 すべてが廃車 となり配置 がなくなった。3両 は旧 国鉄 色 (2006年 12月より、それ以前 は新潟 色 )、4両 は新潟 色 であった。当 区 のキハ52形 の廃車 によりキハ52形 は形式 消滅 し、JRのキハ20グループそのものが消滅 となった。なお、同日 中 に甲種 輸送 にて当 区 を離 れ、全車 フィリピン国鉄 に譲渡 されて日本 から去 った。
上記 のJR東日本 の動態 保存 機 である180号機 のほか、蒸気 機関 車 の現役 時代 (1972年 10月 まで)には、現在 「SLやまぐち号 」を牽引 している1号機 (JR西日本 の動態 保存 機 )などが、当時 の新津 機関 区 に配置 されていた。また、前述 の1号機 や、現在 秋葉 区 の新潟 市 新津 鉄道 資料 館 にて静態 保存 されている19号機 を含 めた、旧 ・新津 機関 区 に最後 (1972年 10月 )まで配置 されていた計 5両 の本 形式 のうちの1両 である181号機 の第 2動輪 1対 が、新津 運輸 区 の構内 においてモニュメントとして保存 されている。
蒸気 機関 車 の現役 時代 には、日本海 縦貫 線 (羽越本線 ・白新線 ・信越本線 の"海 線 "区間 )や磐越西線 (の新津 -会津若松 間 )の主力 機関 車 として、旧 ・新津 機関 区 にも数 多 くのD51形 が配置 されていた。このうち、JR東日本 の動態 保存 機 である498号機 も、現役 時代 の晩年 (1966年 から1972年 まで)は新津 機関 区 に配置 されていた[注 3]。また、新発田 市 の東公園 で静態 保存 されている512号機 は、1940年 に鉄道 省 大宮 工場 で新 製 された後 、11月に新津 機関 区 に新 製 配置 され、以後 、羽越本線 の電化 完成 に伴 う1972年 10月 のダイヤ改正 で廃車 となるまでの32年間 、一貫 して新津 機関 区 の配置 であった。なお、この512号機 は、新津 機関 区 に初 めて配置 されたD51形 の1両 でもある。
その他 [編集 ]
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
出典 [編集 ]
- ^ a b c d JR
現業 機関 一覧 表 、p.223。(2016年 ) - ^ 『
新津 市 のあゆみ :新津 市 史 略 年表 』P108 - ^ 『
我 が区 を語 る』車両 と電気 254号 P30 - ^
鉄道 ジャーナル社 『鉄道 ジャーナル』 1982年 3月 号 109頁 - ^ 『
五 十 年 史 』新潟 鉄道 管理 局内 略 年表 、P508 - ^ 『「
鉄道 の町 復活 へ期待 」 JR新津 運転 所 が開所 』平成 3年 11月2日 読売新聞 朝刊 26面 新潟 読売 下越 県 央 - ^ “JR
新潟 支社 新設 4運輸 区 が発足 ”.交通 新聞 (交通 新聞 社 ): p. 1. (1997年 9月 11日 ) - ^ a b JR
車両 配置 表 、p.51。(2016年 ) - ^ a b c
交友 社 『鉄道 ファン』2022年 7月 号 「JR旅客 会社 の車両 配置 表 」、pp.4,15,35。 - ^
第 35期 有価 証券 報告 書 42頁 (PDF) -東日本旅客鉄道 - ^ “
提案 団体 交渉 新潟 支社 における運輸 車両 部門 の組織 再編 について”. JR東日本 労働 組合 新潟 地方 本部 . 2024年 3月 12日 閲覧 。 - ^ JR
車両 配置 表 、pp.51, 57。(2016年 ) - ^
交友 社 『鉄道 ファン』2018年 7月 号 「JR旅客 会社 の車両 配置 表 」、pp.35。 - ^ “
只見線 只見 -大白川 間 が運転 再開 ”.鉄道 ファンrailf.jp. (2012年 10月 2日 ) - ^ a b c d e f g h i j
交通 新聞 社 『DCダイヤ情報 』2013年 、pp.44-45、134。 - ^ a b c d e f
交通 新聞 社 『鉄道 ダイヤ情報 』2011年 10月 号 「特集 :越後 路 の鉄道 」、pp.22-23。 - ^ a b c
交友 社 『鉄道 ファン』2020年 7月 号 「JR旅客 会社 の車両 配置 表 」、pp.15。 - ^ a b c
交友 社 『鉄道 ファン』2021年 7月 号 「JR旅客 会社 の車両 配置 表 」、pp.34,35。
参考 文献 [編集 ]
- ジェー・アール・アル
編 (2016) (日本語 ). JR気動車 客車 編成 表 2016.交通 新聞 社 . ISBN 978-4330690162