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早乙女さおとめのどか

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

早乙女さおとめのどか(さおとめ のどか)は、高橋たかはし留美子るみこ漫画まんが作品さくひんおよびそれを原作げんさくとするアニメ『らんま1/2』の登場とうじょう人物じんぶつ

担当たんとう声優せいゆう池田いけだ昌子まさこ

概要がいよう

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ほん作品さくひん主人公しゅじんこう早乙女さおとめらん母親ははおやであり早乙女さおとめ玄馬げんばつまおっと玄馬げんば幼少ようしょうらんれて修行しゅぎょうたびさい夫婦ふうふあいだで「らんおとこなかおとこそだたなければ、父子ふしそろって切腹せっぷくする」というちか[1]わした。そのため、らんおとこらしくそだっていなかった場合ばあい自身じしん父子ふし介錯かいしゃくつとめ、かえかたなのち覚悟かくごいている。

人物じんぶつ

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和服わふく似合にあ美女びじょ息子むすこらんとは外見がいけんている[2]料理りょうり裁縫さいほう得意とくい良妻りょうさい性格せいかくしとやかで真面目まじめ一途いちずなところがあるが、やや天然てんねんめんられる。また攻撃こうげきてきめんもあり、玄馬げんば幼少ようしょうらんそうとしたとき、玄馬げんばなん鈍器どんき[3]たたいて抵抗ていこうしたこともある。

玄馬げんばらん修行しゅぎょうたびからもどってくるのをたのしみにっている。しかし同時どうじに、父子ふしがいつ切腹せっぷくしてもいいように介錯かいしゃくよう日本にっぽんがたなかたなぶくろれてつねあるいている。そのため、らんのろい泉郷いずみごうみずこうむるとおんなになる特異とくい体質たいしつにしてしまった玄馬げんばは、切腹せっぷくおそれて天道てんとうせて居候いそうろうをし、のどかとらんわせないよう躍起やっきになる[4]。のどかがはじめて天道てんとうおとずれるまえみだれ再会さいかいしているが、そのときらんおんな姿すがたであったためらんとはかず、らん自分じぶん母親ははおやだとはおもわなかった。そして、のどかが天道てんとうはじめておとずれたとき夫婦ふうふ2人ふたりあいだわされたちかいをったらん許嫁いいなずけ天道てんとうあかね従妹じゅうまいらん」と名乗なのったことで当面とうめん切腹せっぷく危機ききしのぐことになる。これ以降いこう本当ほんとう正体しょうたいかされるまでのどかとときは、らんは「らん」、玄馬げんばは「らん」のペットのパンダとしてとおすことになる[注釈ちゅうしゃく 1]

早乙女さおとめ墓所はかしょでの墓参ぼさんさいもと姿すがたらん玄馬げんばはじめて再会さいかいするが、再会さいかい直後ちょくご親子おやこ3にんともうみ転落てんらくらんが「らん」とどう一人物いちじんぶつであったと[注釈ちゅうしゃく 2]らん玄馬げんば特異とくい体質たいしつかったのちらんとき言動げんどうおとこらしかったため、2人ふたり切腹せっぷくまぬかれることになる[注釈ちゅうしゃく 3]再会さいかい2人ふたり天道てんとうから自宅じたくむかえてふたたび3にんらすことになるが、シャンプー久遠寺くおんじ右京うきょうきゅうのう小太刀こだち自宅じたくこわされてしまったため、一家いっか天道てんとう居候いそうろうすることになる。

のどかがおもう「おとこらしさ」の基準きじゅんはかなりかたよっている。天道てんとうなびきかららん普段ふだんから風呂ふろののぞきをしているといて「おんなはだか興味きょうみがあるのは健全けんぜんおとこらしい」と感動かんどうしていたこともある[5]ぎゃくみだれがいじけていたり、女装じょそうをしているところをると「おとこらしくない」と判断はんだんして介錯かいしゃくよう日本にっぽんがたな用意よういする[6]

おっと玄馬げんばとはなかがよく、新婚しんこん旅行りょこうでは温泉郷おんせんきょう相合傘あいあいがさのいたずらきをのこしている。また、玄馬げんばらんふゆやまもりにそなえてドテラっている[7]が、天道てんとうおとずれてからはらんとの再会さいかいへのおもいがつよくなったこともあって、玄馬げんばらん嫉妬しっとするところがある[8][9]。また、玄馬げんばらん2人ふたり本当ほんとう再会さいかいをしたのちふたた自宅じたく親子おやこ3にんらすとき玄馬げんば天道てんとうわすれてしまったり、らんかたったおおやけもんりゅうから「親父おやじんだ」とわれたときすこおどろいただけですぐに普通ふつう会話かいわもどっている。ほかにも玄馬げんばみずこうむるとパンダになる特異とくい体質たいしつかるまえ風呂場ふろば玄馬げんば姿すがた[注釈ちゅうしゃく 4]一瞬いっしゅんときに「眼鏡めがねをかけたへんなおじさんがえたようながした」とって、パンダになった玄馬げんばに『おまえ亭主ていしゅかって』とプラカードされたこともある。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ のどかが事前じぜん予告よこくもなく天道てんとうおとずれたときは、父子ふしにわいけむなどみずこうむることが定番ていばんとなる。
  2. ^ ただし、本当ほんとう再会さいかいまでらんせっしているうちにみだれらんではないかとおもはじめていた。
  3. ^ ただし、そのみだれがのどかにとって「おとこらしくない」とおもったときには介錯かいしゃくよう日本にっぽんがたな用意よういする。
  4. ^ このとき玄馬げんばは、すぐにみずこうむったためパンダにわった。

出典しゅってん

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  1. ^ 単行本たんこうぼんだい22かん PART.3 なんちか
  2. ^ とくおんなからだになったときらんとは外見がいけんがそっくりなため天道てんとう次女じじょなびきに「ならべてみるとそっくりだ」と指摘してきされる。(単行本たんこうぼんだい22かん PART.4 決死けっしだんらん)
  3. ^ 草履ぞうり木製もくせいおけちゃぶだいじゅん使用しよう。(単行本たんこうぼんだい22かん PART.3 なんちかい)
  4. ^ 切腹せっぷくちかいの念書ねんしょみだれ拇印ぼいんして切腹せっぷくすることをちかっているが幼少ようしょうときのためおぼえておらず、のどかが天道てんとうおとずれてから真相しんそうる。(単行本たんこうぼんだい22かん PART.4 決死けっしだんらん)
  5. ^ らん入浴にゅうよくちゅうのあかねをのぞいている後姿うしろすがた感動かんどうしながら「それでこそ、おとこですよ」とう。(単行本たんこうぼんだい34かん PART.9 ほんとうおれてください)
  6. ^ 特異とくい体質たいしつだとかるまえ女装じょそうしているらん姿すがたつけ切腹せっぷく準備じゅんびをするがその最中さいちゅうげられたこともある。なおているのは後姿うしろすがたかおていない。(単行本たんこうぼんだい34かん PART.9 ほんとうおれてください)
  7. ^ 単行本たんこうぼんだい33かん PART.9 早乙女さおとめ一家いっか温泉おんせん旅行りょこう
  8. ^ 単行本たんこうぼんだい30かん PART.8 らん 風邪かぜをひく
  9. ^ 単行本たんこうぼんだい30かん PART.10 あさまでらん