らんま1/2の登場とうじょう人物じんぶつ

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らんま1/2の登場とうじょう人物じんぶつ（らんまにぶんのいちのとうじょうじんぶつ）は、高橋たかはし留美子るみこの漫画まんが作品さくひんおよびそれを原作げんさくとしたアニメやテレビドラマ『らんま1/2』に登場とうじょうする架空かくうの人物じんぶつの一覧いちらん。

声優せいゆうは特とくに注釈ちゅうしゃくがない限かぎりテレビアニメ版ばんでのキャスト。俳優はいゆうはテレビドラマ版ばんでのキャスト。

メインキャラクター

早乙女さおとめ家か

早乙女さおとめ乱らん馬ば（さおとめ らんま）

声こえ - 山口やまぐち勝平しょうへい（女おんならんま - 林原はやしばらめぐみ）

演えんじ - 賀来かく賢人けんじん（女おんならんま - 夏なつ菜さい）

本ほん作さくの主人公しゅじんこう。風ふう林りん館かん高校こうこう1年生ねんせい。16歳さい。無む差別さべつ格闘かくとう早乙女さおとめ流りゅう二に代目だいめ、元祖がんそ無差別むさべつ格闘かくとう流りゅう後継こうけい者しゃ候補こうほ。あかねとは親おや同士どうしが決きめた許婚きょこん。中華ちゅうか服ふくを愛用あいようしている。後うしろ髪がみをおさげにして束たばねているのが特徴とくちょう。幼おさない頃ころから父親ちちおやに連つれられて武者むしゃ修行しゅぎょうの旅たびを続つづけ、中国ちゅうごくに修行しゅぎょうに行いった際さいに呪のろい泉郷いずみごうの「娘むすめ溺おぼれ泉いずみ」に落おちたことで、水みずをかぶると女おんなになり、湯ゆをかぶると男おとこに戻もどる体質たいしつとなった。アニメでは女性じょせい化かすると髪かみが赤あかくなる。また、女性じょせい化かしたときは「らんま」とひらがなで表記ひょうきされる。猫ねこが苦手にがて。あかねに対たいしてはついつい軽口かるくちをたたき怒おこらせてしまい、いいが絶たえない。

早乙女さおとめ玄馬げんば（さおとめ げんま）

声こえ - 緒方おがた賢一けんいち

演えんじ - 古田ふるた新太あらた

乱らん馬ばの父親ちちおやであり、師匠ししょう。八はち宝たから斎ひとしの弟子でしで、実戦じっせん格闘技かくとうぎ「無む差別さべつ格闘かくとう早乙女さおとめ流りゅう」の開祖かいそ。修行しゅぎょう先さきの呪のろい泉郷いずみごうで「熊くま猫ねこ溺おぼれ泉いずみ」に落おちたため、水みずをかぶるとパンダになる。

早さ雲くもとは八はち宝たから斎ひとしのもとで修行しゅぎょうしていた頃ころからの親友しんゆうで、お互たがいの子供こどもを結婚けっこんさせる約束やくそくをしていた。性格せいかくはかなりチャランポランで、空そら約束やくそくを乱発らんぱつして借がりや因縁いんねんや敵てきを作つくりまくっている。

早乙女さおとめのどか（さおとめ のどか）

声こえ - 池田いけだ昌子まさこ

玄馬げんばの妻つまであり、乱らん馬ばの母親ははおや。修行しゅぎょうに行いった夫おっとと息子むすこの帰かえりを待まっていたが、「男おとこらしくなって帰かえってくる。もし男おとこらしくなれなかったら、父子ふしそろって切腹せっぷくあるのみ」という玄馬げんばの空そら約束やくそくを真しんに受うけ、パンダと女おんなと化かした玄馬げんばと乱らん馬ばがだらけて暮くらす天道てんとう道場どうじょうへ介錯かいしゃく用ようの刀かたなを携たずさえて現あらわれる。

天道てんとう家か

天道てんとうあかね（てんどう あかね）

声こえ - 日にち髙のり子し

演えんじ - 新垣あらかき結衣ゆい（幼少ようしょう期き - 松本まつもと春はる姫ひめ）

本ほん作さくのヒロイン。美少女びしょうじょで学校がっこうでもかなりモテている。天道てんとう道場どうじょうに住すむ天道てんとう家か三さん女じょで、風ふう林りん館かん高校こうこう1年生ねんせい。16歳さい。無む差別さべつ格闘かくとう天道てんとう流りゅうの使つかい手て。乱らん馬ばとは同級生どうきゅうせいかつ許婚きょこん。格闘技かくとうぎ・スポーツに秀ひいでているが、唯一ゆいいつ水泳すいえいは苦手にがてである。根ねは素直すなおな優やさしい性格せいかく。乱らん馬ばに対たいしてはなかなか素直すなおになれず、ヤキモチからいつも言いい争あらそいを起おこしがちである。物語ものがたりの序盤じょばんはロングヘアだったが、ある事ことがキッカケで幼少ようしょう期きと同おなじショートカットに戻もどる。

天道てんとうなびき（てんどう なびき）

声こえ - 高山たかやまみなみ

演えんじ - 西山にしやま茉希

天道てんとう家か次女じじょ。風ふう林りん館かん高校こうこう2年生ねんせいで17歳さい。常つねに冷静れいせいで、ドライでちゃっかりした性格せいかく。（自称じしょう）お金かねの奴隷どれいたる、筋金入すじがねいりの守銭奴しゅせんど。

天道てんとうかすみ（てんどう かすみ）

声こえ - 井上いのうえ喜久子きくこ

演えんじ - 長谷川はせがわ京子きょうこ

天道てんとう家か長女ちょうじょ。19歳さい。他界たかいした母親ははおやに代かわり、天道てんとう家かの家事かじ全般ぜんぱんをこなすしっかり者しゃ。おっとりしていて非常ひじょうに優やさしく滅多めったに怒おこらない。

天道てんとう早さ雲くも（てんどう そううん）

声こえ - 大林おおばやし隆介りゅうすけ

演えんじ - 生瀬なませ勝久かつひさ

三さん姉妹しまいの父親ちちおや。八はち宝たから斎ひとしの弟子でしで、無む差別さべつ格闘かくとう天道てんとう流りゅうの開祖かいそ。東京とうきょう都と練馬ねりま区くに無む差別さべつ格闘かくとう流りゅう天道てんとう道場どうじょうを開ひらいている。玄馬げんばとは八はち宝たから斎ひとしのもとで修行しゅぎょうしていた頃ころからの親友しんゆうで、お互たがいの子供こどもを結婚けっこんさせる約束やくそくをしていた。乱らん馬ばとあかねを結婚けっこんさせ、天道てんとう道場どうじょうを継ついでもらうのが夢ゆめ。妻つまがいたがあかねが幼少ようしょうの頃ころに亡なくしている。

善良ぜんりょうで一見いっけん威厳いげんあふれる容貌ようぼうだが、気きが小ちいさい。

天道てんとう夫人ふじん

声こえ - 三さん幣ぬさ香代かよ

三さん姉妹しまいの母親ははおや。あかねが幼少ようしょうの頃ころに他界たかいしているが、他界たかいした後のちも家族かぞくから慕したわれている。

九きゅう能家よしいえ

九きゅう能のう帯刀たいとう（くのう たてわき）

声こえ - 鈴置すずおき洋孝ひろたか 、辻谷つじたに耕史こうじ（熱闘ねっとう編へん65 - 68話わ、OVA版ばん）

演えんじ - 永山ながやま絢あや斗と

風ふう林りん館かん高校こうこう剣道けんどう部ぶ主将しゅしょう、自称じしょう「風ふう林りん館かん高校こうこうの蒼あおい雷かみなり（いかずち）」。父親ちちおやは風ふう林りん館かん高校こうこう校長こうちょうで、妹いもうとは小太刀こだち。乱らん馬ばが転校てんこうしてくるまでは、風ふう林りん館かん高校こうこう最強さいきょうの男おとこかつ最悪さいあくの変態へんたいと言いわれていた。女おんならんまを「おさげの女おんな」と呼よんで何なにかとちょっかいを出だすが、正体しょうたいが乱らん馬ばであることには気きづいていない。

九きゅう能のう小太刀こだち（くのう こだち）

声こえ - 島津しまつ冴子さえこ

帯刀たいとうの妹いもうとで、聖せいヘベレケ女学院じょがくいんという女子高じょしこうに通かよっている16歳さい。格闘かくとう新体操しんたいそうが得意とくいで、それ以上いじょうに闇討やみうちちが得意とくい。通称つうしょう「黒くろ薔薇ばらの小太刀こだち」。男おとこ乱らん馬ばに一目惚ひとめぼれしている。

九きゅう能のう校長こうちょう（くのうこうちょう）

声こえ - 仁じん内ない建けん之の 、大塚おおつか芳忠よしただ（OVA版ばん）

風ふう林りん館かん高校こうこうの校長こうちょう。武闘ぶとう家かでもあり、九きゅう能のう流りゅうバリカン術じゅつの使つかい手て。九きゅう能のう兄妹きょうだいの実父じっぷ。

本名ほんみょう不明ふめいで作中さくちゅうやアニメ版ばんのクレジットでは単たんに校長こうちょうと呼称こしょうされているが、原作げんさく者しゃの高橋たかはし留美子るみこは九きゅう能のう校長こうちょうと呼よんでいる。乱らん馬ばとも渡わたり合あえる実力じつりょくを持もつがその理由りゆうについて高橋たかはしは「校長こうちょうは校長こうちょうだから強つよい」と説明せつめいしている。ハワイへ3年間ねんかん教育きょういく視察しさつに行いっていたため、ハワイかぶれ。アロハシャツに半はんズボンでウクレレを手持てもち歩あるくなど、およそ校長こうちょうとは思おもえない恰好かっこう。笑わらい方かたは「HAHAHA」。

風ふう林りん館かん高校こうこう

久遠寺くおんじ右京うきょう（くおんじ うきょう）

声こえ - 鶴つるひろみ

乱らん馬ばのもう一人ひとりの許婚きょこんで、彼かれやあかねの同級生どうきゅうせい。元祖がんそ関西かんさい風ふうお好このみ焼やき屋や「うっちゃん」を経営けいえいする。校内こうないでは学がくランとさらしを着用ちゃくようし、背中せなかに大おおきなヘラを担かついでいる。関西かんさい弁べん口調くちょう。愛称あいしょうは「ウっちゃん」。武道ぶどう家かでもあり、戦闘せんとう用ようにアレンジしたお好このみ焼やきの具ぐ材ざいや道具どうぐを使つかって戦たたかう。

五寸釘ごすんくぎ光こう（ごすんくぎ ひかる）

声こえ - 二又ふたまた一成いっせい

演えんじ - 金井かない勇太ゆうた

乱らん馬ばたちのクラスメイト。非常ひじょうに暗くらい性格せいかくで、見みた目めも貧相ひんそう。眼めの下したにいつも隈くまがある。乱らん馬ばが風ふう林りん館かん高校こうこうに転校てんこうしてくる前まえからあかねに片想かたおもい中ちゅうだが、彼かれの思おもいは全まったく気付きづかれていない。乱らん馬ばを逆恨さかうらみしていて、あかねと会話かいわすることでかなり感動かんどうする。趣味しゅみは盗ぬすめ撮どと藁わら人形にんぎょうを打うつこと。アニメでは熱闘ねっとう編へん第だい96話わ初はつ登場とうじょう。

スーパーファミコン版はんゲーム『爆ばく烈れつ乱闘らんとう編へん』では使用しようキャラクターとして登場とうじょうした。

二ノ宮にのみやひな子こ（にのみや ひなこ）

声こえ - 冬ふゆ馬うま由美ゆみ（OVA版ばん）

乱らん馬ばに対抗たいこうするために、校長こうちょうが呼よび寄よせた教師きょうし。流派りゅうは上じょうは八はち宝たから斎ひとしの弟子でし。風ふう林りん館かん高校こうこう1年ねんF組ぐみの担任たんにん教師きょうしで、専攻せんこうは英語えいご。普段ふだんは子供こどものような外見がいけんで、中身なかみも子供こどもっぽい。幼おさない頃ころは病弱びょうじゃくであり、入院にゅういん中ちゅうに八はち宝たから斎ときが看護かんご師しの下着したぎを盗ぬすむ目的もくてきから闘たたかえ気き吸引きゅういんのツボを押おされたことで闘たたかえ気き吸引きゅういん体質たいしつとなる。下着したぎを盗ぬすまれた看護かんご師しの闘たたかえ気きを吸引きゅういんし病弱びょうじゃくな身体しんたいを克服こくふくした。相手あいての闘たたかえ気きを吸引きゅういんした際さいは子供こどもっぽい外見がいけんが闘たたかえ気き太ふとりのためアダルトチェンジし大人おとなっぽくなる。

中国ちゅうごく出身しゅっしん者しゃ

シャンプー（珊璞）

声こえ - 佐久間さくまレイ

女性じょせいを中心ちゅうしんとする中国ちゅうごくの武闘ぶとう民族みんぞく・女傑じょけつ族ぞく（ニィチェズゥ・じょけつぞく）の少女しょうじょ。中国ちゅうごくで修行しゅぎょう中ちゅうだった女おんならんまに敗やぶれたため、らんまの命いのちを狙ねらって追おい回まわしていたが、男おとこ乱らん馬ばにも敗やぶれたため、掟おきてにより夫おっとにしようと求愛きゅうあいする。呪のろい泉郷いずみごうの猫ねこ溺おぼれ泉いずみに落おちたため、水みずをかぶると猫ねこになる。

コロン（可か崘）

声こえ - 麻生あそう美代子みよこ（若わかい頃ころ - 小林こばやし優子ゆうこ）

女傑じょけつ族ぞくの長老ちょうろう。シャンプーの曾祖母そうそぼ。通称つうしょう「おばば」。116 - 118歳さい（アニメでは300歳さい前後ぜんこう）。曾孫そうそんが再さい来日らいにちを果はたした際さいに一緒いっしょについてきて、日本にっぽんで中華ちゅうか料理りょうり店てん（猫ねこ飯店はんてん）を営いとなんでいる。八はち宝たから斎ときに匹敵ひってきする実力じつりょく者しゃで、乱らん馬ばの必殺ひっさつ技わざの多おおくを伝授でんじゅする。

ムース（沐絲）

声こえ - 関せき俊彦としひこ

シャンプーの幼馴染おさななじみ。暗くら器きの達人たつじん。シャンプーが大好だいすきだが、3歳さいの頃ころに敗やぶれたため、ほとんどまともに相手あいてにされていない。呪のろい泉郷いずみごうの鴨かも子こ溺おぼれ泉いずみに落おちたため、水みずをかぶるとアヒルになる。アヒル状態じょうたい時じはムームーと呼よばれている。眼鏡めがねを外はずすとかなりの美形びけいだが、目めの前まえの物ものや人物じんぶつを全まったく判別はんべつできないほどのド近眼きんがん。

パンスト太郎たろう（パンストたろう）

声こえ - 古本ふるもと新之輔しんのすけ

八はち宝たから斎ときを追おって日本にっぽんに来きた怪人かいじんで、水みずをかぶると、牛うしの頭あたまに雪男ゆきおとこの体からだ、鶴づるの翼つばさに尻尾しっぽが鰻うなぎという大おおきな怪物かいぶつになる。歴れきとした中国人ちゅうごくじんで、腰こしにパンストをベルトのように巻まいている。村むらの掟おきてで産湯うぶゆにつかわせた者ものがその子この名前なまえを決きめるというものがある。名付なづけ親おやは八はち宝たから斎ひとし。作中さくちゅうで一いち度ど「かっこいい太郎たろう」に改名かいめいを成功せいこうするも、八はち宝たから斎ときに再ふたたび「パンスト太郎たろう」という名なに戻もどされてしまう。のちに呪のろい泉郷いずみごうの効力こうりょくを利用りようして、変身へんしん後ごの体からだにタコの能力のうりょくも追加ついかしてパワーアップを果はたす。

呪のろい泉郷いずみごう案内あんない人じん（じゅせんきょうガイド）

声こえ - 山寺やまでら宏一こういち

本名ほんみょう不明ふめい。呪のろい泉郷いずみごうのガイドを務つとめる男性だんせい。人民じんみん服ふくを着きている。百ひゃく以上いじょう存在そんざいする泉いずみすべての名前なまえ・伝説でんせつ・効能こうのうに通つうじており、日本語にほんごも堪能たんのう。家族かぞくに妻つま（未み登場とうじょう）と一女いちじょ（プラム）がいる。料理りょうりが得意とくいらしく、パンダ化かした玄馬げんばとともにPちゃん（良りょう牙きば）を料理りょうり（アニメでは「広こう東風こちレバニラ酢豚すぶた」という架空かくうの料理りょうり名めい）しようとした。Pちゃんが釜がまの湯ゆによって人間にんげんに戻もどったら特とくに驚おどろかず、「あいやー、人間にんげんだたのか、これは食くえない」と発言はつげんした。パンスト太郎たろうに襲撃しゅうげきを受うける、コルマ・マサラに誘拐ゆうかいされるなど、不運ふうんな役回やくまわりが多おおい。乱らん馬ばと玄馬げんばが中国ちゅうごくにいた頃ころは、2人ふたりの旅たびに同行どうこうし呪のろい泉郷いずみごう以外いがいもガイドしている。

その他た

響ひびき良りょう牙きば（ひびき りょうが）

声こえ - 山寺やまでら宏一こういち

乱らん馬ばの転校てんこう前まえの学校がっこう時代じだいの同級生どうきゅうせいで、ライバル。我流がりゅうの武闘ぶとう家か。水みずをかぶると黒くろい子こブタになる。あかねに片想かたおもいをしている。子こブタの姿すがたの時ときはあかねに「Pちゃん」と呼よばれる。後のちに雲竜うんりゅうあかりがガールフレンドとなるが、あかねへの想おもいは捨すてきれていない。極度きょくどの方向ほうこう音痴おんち。

小しょう乃東風ふう（おの とうふう）

声こえ - 三ツ矢みつや雄二ゆうじ

演えんじ - 谷原たにはら章介しょうすけ

あかねの初恋はつこいの相手あいて。小しょう乃接骨せっこつ院いんの先生せんせいで、骨ほねを治なおす腕うでは一流いちりゅう。人体じんたいに関かんする伝記でんきや珍めずらしいツボにも詳くわしく、多おおくの古ふるい書物しょもつを持もっている。かすみに片想かたおもいしていて、かすみを目めにすると極度きょくどに緊張きんちょうし珍妙ちんみょうな行動こうどうに出でる（い換いかえれば、藪医者やぶいしゃに早変はやがわりする）。

八はち宝たから斎ひとし（はっぽうさい）

声こえ - 永井ながい一郎いちろう（若わかい頃ころ - 子安こやす武人たけひと）

乱らん馬ば、玄馬げんば、早はや雲くもの師匠ししょう。「無む差別さべつ格闘かくとう流りゅう」の創始そうし者しゃで、元祖がんそ無差別むさべつ格闘かくとう流りゅうの使つかい手て。彼かれの悪行あくぎょうの手伝てつだいに嫌気いやけがさした玄馬げんばと早はや雲くもによって奥おく飛騨ひだの洞窟どうくつに封印ふういんされていたが復活ふっかつし、以後いご天道てんとう家かに居候いそうろうしている。極度きょくどのスケベジジイで下着したぎ泥棒どろぼうと覗のぞきの常習犯じょうしゅうはんだが、戦闘せんとう力りょくは絶大ぜつだい。

雲くも竜りゅうあかり（うんりゅう あかり）

ブタ相撲すもうのブタを育そだてるブタ相撲すもう部屋へや・雲竜うんりゅう家かの娘むすめ。巨大きょだいなブタ（十じゅう四よん代だい横綱よこづな・カツ錦にしき）を連つれている。祖父そふの言いいつけで、カツ錦にしきに勝かった男おとことしか交際こうさいを認みとめない言いいつけを守まもってきたが、響ひびき良りょう牙きばがカツ錦にしきを倒たおしたため、良りょう牙きばに一目惚ひとめぼれする（アニメおよびOVAには未み登場とうじょう）。

小夏こなつ（こなつ）

百ひゃく年ねんに一いち度どの天才てんさいと言いわれる「くノ一いち」だが少々しょうしょう抜ぬけどころがある。身みなりは女おんなに見みえるが男おとこ（美少年びしょうねん）である。義母ぎぼと義姉ぎしの仇かたきを討うつため乱らん馬ばを狙ねらうが、後のちに久遠寺くおんじ右京うきょうの家いえに居候いそうろうすることになる。義母ぎぼと義姉ぎしに虐しいたげられ貧まずしい生活せいかつを送おくっていたため、異常いじょうなまでに貧乏性びんぼうしょうであり金銭きんせん感覚かんかくも狂くるっている（アニメおよびOVAには未み登場とうじょう）。

その他たのキャラクター

原作げんさく・アニメに登場とうじょう

ひろし、大だい介かい（だいすけ）

声こえ - 辻谷つじたに耕史こうじ（ひろし）、子安こやす武人たけひと（大介だいすけ）

乱らん馬ばたちのクラスメイトで、乱らん馬ばの友達ともだち。よく3人にんで授業じゅぎょうをエスケープしたりするなどの悪友あくゆう。アニメでは中期ちゅうきからだんだんレギュラーになる。

ゆか、さゆり

声こえ - 豊島としままさみ 、羽田はた小百合さゆり（OVA版ばん）（ゆか）/ 亀井かめい芳子よしこ（さゆり）

乱らん馬ばたちのクラスメイトで、あかねの親友しんゆう。アニメでは中期ちゅうきからだんだんレギュラーになる。

水みずまき婆ばあさん

声こえ - 鈴木すずきれい子こ

本名ほんみょう不明ふめい。いつも家いえの前まえで水みずを撒まいているお婆ばあさん。側がわを通とおる乱らん馬ばや良りょう牙きばにかかって話はなしをこじれさせることが多おおい。

三さん千せん院いん帝みかど（さんぜんいん みかど）

声こえ - 井上いのうえ和彦かずひこ

聖せいコルホーズ学園がくえん格闘かくとうスケートペアの一人ひとり。容姿ようし端麗たんれいではあるが非常ひじょうにキザな性格せいかくで、普段ふだんは女性じょせいのことしか頭あたまにない。あかねと女おんならんまを気きに入いり、試合しあいのためにキスをしようと企たくらむ。

帝みかど単体たんたいの技わざとして、氷上ひかみで激はげしくスピンしながら相手あいてを巻まき込こみ、逃にげられないようにして打撃だげきを見舞みまう「死霊しりょうの盆踊ぼんおどり」（名前なまえの由来ゆらいは、相手あいてだけが周まわりで盆踊ぼんおどりを踊おどっているように見みえることから）を得意とくい技わざとする。しかし、乱らん馬ばに仕掛しかけた際さいには一方いっぽう的てきに攻撃こうげきを加くわえているように見みえて、実じつは518発はつも突つき返かえされており、技わざが終了しゅうりょうした時ときには立たったまま失神しっしんKOさせられていた。

もう一ひとつの技わざとして、パートナーであるあずさとの連携れんけい技わざ「別わかれのメリーゴーランド」で他たのカップルの仲なかを裂さくことを得意とくいとする。相手あいて側がわの男おとこに「助たすかりたければ彼女かのじょの手てを放はなせ」と唆そそのかしておいて、実際じっさいは相手あいて側がわの女おんなを助たすけて自分じぶんのものにしようとする策略さくりゃくだが、乱らん馬ばとあかねペアには通つうじなかった。

あずさとはタッグパートナーだが、お互たがい自分じぶんのことしか考かんがえていないためコンビ仲なかは悪わるい。女好おんなずきの帝みかども彼女かのじょは異性いせいとして見みておらず、激昂げっこうすると「バカ女おんな」（アニメ版ばんでは「駄々だだこね女おんな」）呼よばわりする。

白鳥しらとりあずさ（しらとり あずさ）

声こえ - 松井まつい菜桜子なおこ

聖せいコルホーズ学園がくえん格闘かくとうスケートペアの一人ひとり。容姿ようし端麗たんれいではあるが、帝みかどとは違ちがう方向ほうこうで自己じこ中心ちゅうしん的てきでわがまま。気きに入いった可愛かわいいものに勝手かってに名なをつけて自分じぶんの所有しょゆう物ぶつとする癖くせがある。良りょう牙きば（Pちゃん）や玄馬げんば（パンダ）を自分じぶんのものにしようとした。

見みた目めとは裏腹うらはらに格闘かくとうの実力じつりょくは高たかいようで、先述せんじゅつの「死霊しりょうの盆踊ぼんおどり」の終了しゅうりょう際ぎわに、「引ひき分わけですわね」と発言はつげんしていることから、少すくなくとも乱らん馬ばが帝みかどに反撃はんげきを加くわえていたのが見みえていた（あかねは「乱らん馬ばの勝かちよ」とい返いかえしている）。アニメ版ばんのみ一いち度どだけ再さい登場とうじょうし、今度こんどは久能くのう（が被こうむったタヌキ）を自分じぶんのものにし、いざこざから乱らん馬ばたちと格闘かくとうスケートで再さい試合しあいした。

ゲストキャラクターだが、エンディングテーマの乱らん馬ばダ☆RANMAにセリフで登場とうじょうしたり、キャラクターCD『乱らん馬ば的てき企画きかく音盤おんばんII らんま1/2 歌うた暦れき』に帝みかどと共ともに参加さんかしている。企画きかくCDで幾度いくども登場とうじょうするが、帝みかどが歌うたおうとするたびに邪魔じゃまをする。

大文字おおもじ煎せんじ太郎たろう（だいもんじ せんたろう）

声こえ - 島田しまだ敏さとし

茶道さどうの作法さほうを尊重そんちょうしながら格闘技かくとうぎの流ながれを汲くむ、表おもて格闘かくとう茶道さどう大文字おおもじ流りゅう家元いえもとの息子むすこ。紆余曲折うよきょくせつの果はてに都大路みやこおおじ茶ちゃ月がつと婚約こんやくした。

なお、煎せんじ太郎たろうが登場とうじょうする格闘かくとう茶道さどう編へんは、アニメ版ばんで内容ないようが大幅おおはばに追加ついか・変更へんこうされている。

都大路みやこおおじ茶ちゃ月がつ（みやこおおじ さつき）

声こえ - 石いし桃子ももこ

裏うら格闘かくとう茶道さどう都大路みやこおおじ流りゅう家元いえもとの娘むすめ。恥はずかしさから煎せんじ太郎たろうとの見合みあいに、ペットである猿さるの早苗さなえを替かえ玉だまとして出席しゅっせきさせたが、無事ぶじ見合みあいは成立せいりつした。

アニメ版ばんでは実際じっさいに裏うら格闘かくとう茶道さどうの腕前うでまえを披露ひろうし、家元いえもと（後述こうじゅつ）から煎せんじ太郎たろう以上いじょうに高たかく評価ひょうかされ、嫁よめと認みとめられた。しかし、煎せんじ太郎たろうの方ほうが実力じつりょく不足ふそくで駄目だめ出だしをされてしまったため、原作げんさくのように婚約こんやくまで進すすむことはなかった。

格闘かくとう茶道さどう家元いえもと

声こえ - 京田きょうだ尚子しょうこ

煎せんじ太郎たろうの祖母そぼ。お見合みあい嫌いやさにらんまを無理むりやり恋人こいびと役やくとしてごまかそうとした煎せんじ太郎たろうに対たいし、どこの馬うまの骨ほね娘むすめか知しれぬらんまを嫁よめとは認みとめないと一蹴いっしゅうするが、そこで恋人こいびと役やくを嫌いやがっていたはずのらんまがムキになって格闘かくとう茶道さどうにはまり、話はなしがこじれてしまう。

道場破どうじょうやぶり

声こえ - 神山かみやま卓三たくぞう

本名ほんみょう不明ふめい。天道てんとう道場どうじょうにのたりと現あらわれた道場破どうじょうやぶり。のったりとした動うごきと巨体きょたいから、一見いっけん鈍にぶくさそうに見みえるが、試合しあいとなるとなかなかの曲者くせもの。シャンプーからも強つよいと評ひょうされており、「少すくなくともあかねが勝かてる相手あいてではない」。奪うばい集あつめた看板かんばんを自由自在じゆうじざいに操あやつり武器ぶきとする。傷きず一ひとつ負おわずにあかねを圧倒あっとうするが、駆かけつけた乱らん馬ばにより一瞬いっしゅんで敗北はいぼく。原作げんさくでは無表情むひょうじょうでほとんど口くちを聞きかないが、アニメではあかねを言葉ことばで挑発ちょうはつしている描写びょうしゃが多おおく見みられる。また、原作げんさくとアニメでは倒たおされ方かたが異ことなる。

紅べにつばさ（くれない つばさ）

声こえ - 山田やまだ栄子えいこ

右京うきょうの前まえの学校がっこうの同級生どうきゅうせい。容姿ようし端麗たんれいの女装じょそう好すきの男おとこ。右京うきょうを追おって作中さくちゅうに登場とうじょう。女装じょそうしているが、恋愛れんあい対象たいしょうとしては女性じょせいにしか興味きょうみがなく（本人ほんにんも「オカマなんて心外しんがい、女装じょそうが好すきなだけの男おとこの子こ」と言いっている）、男装だんそうして同おなじ男子校だんしこうに通かよっていた当時とうじから右京うきょうが女おんなだと見抜みぬいていた。惹ひかれた相手あいてに対たいして何なにかに紛まがえ装そうして突撃とつげきすることを得意とくいとし、壁かべや塀へいを破壊はかいする。格闘かくとうが強つよいわけではないが、男嫌おとこぎらいで物凄ものすごくしつこい性格せいかく。女おんならんまに対たいして「ぶす」（アニメでは「ちんくしゃ」）と言いっていたが、右京うきょうに振ふられた時ときに優やさしくしてもらった際さいに女おんならんまに惹ひかれるも、後あとで男おとこだと分わかりご破算はさんとなる。

猫魔ねこま鈴すず（マオモーリン）

声こえ - 吉村よしむらよう→安西あんざい正弘まさひろ

巨大きょだいな猫ねこの妖怪ようかい。シャンプーが中国ちゅうごくに里帰さとがえりした際さいに持もってきた鈴すず・猫魔ねこま鈴すず（マオモーリン）の小ちいさい方ほうを持もつ女おんなを嫁よめにしようとするが、乱らん馬ばの猫ねこ拳けんに敗やぶれる。後のちにシャンプーを捕とらえて一生いっしょうネコの姿すがたにしようとするが失敗しっぱいする。アニメではその後ご、迷子まいごの良りょう牙きばに取とり憑き勝手かってにあかねにプロポーズ、1日にち交代こうたいであかねの旦那だんなになることを提案ていあんしたが殴なぐり飛とばされ以降いこうは・猫魔ねこま鈴すず（マオモーリン）を屋台やたいで売うり歩あるいている。「格闘かくとう歌かかるた」の「乱らん馬ばダ☆RANMA’92」では「化ばけ猫ねこ」と呼よばれている。

与太郎よたろう（よたろう）

声こえ - 松井まつい菜桜子なおこ

海辺うみべの豪邸ごうていで過すごす、ひ弱よわで寝ねたきりなお金持かねもちのお坊ぼうちゃま。パンダが好すきで玄馬げんばを「熊くま八はち」と名付なづけ遊あそんでいたが、らんまが玄馬げんばを連つれ戻もどそうとしたところ、与太郎よたろうが天道てんとう家かまで数すう十じゅうキロを走はしって追おいかけてきた。ひ弱よわというのは嘘うそで実じつはただの怠なまけ者ものだった。

ママン

声こえ - 横尾よこおまり

与太郎よたろうの母はは。息子むすこが元気げんきに外そとで遊あそんでくれることを祈いのっている。

キング

声こえ - 青野あおの武たけし

イカサマババ抜ぬきで子供こどもの小遣こづかいを巻まき上あげる自称じしょう・博奕ばくえき王おう。かつて幼おさない右京うきょうがその被害ひがい者しゃとなって博打ばくちのカタに屋台やたいを取とられ、リベンジを挑いどんだ乱らん馬ばも敗やぶれてしまい、よくわかりもせずに「いずれは自分じぶんのものになる」と聞きかされていた天道てんとう道場どうじょうをカタにする証文しょうもんを書かいた。そして今いまになってその証文しょうもんを持もち込こんできて、天道てんとう道場どうじょうを己おのれの博打ばくち場じょうに改装かいそうしてしまう。OVAではフルネームを「キング＝サーモン」と名乗なのっている。

スーパーファミコン版はんゲーム『爆ばく烈れつ乱闘らんとう編へん』では使用しようキャラクターとして登場とうじょうした。

中華ちゅうかまん四よん人組にんぐみ

声こえ - 田たの中なか勇いさむ、島田しまだ敏さとし、千葉ちば繁しげる、長谷ながたに有洋ありひろ

本名ほんみょう不明ふめい。通称つうしょう肉にくまん・あんまん・カレーまん・ピザまん。乱らん馬ばが持もつ強力きょうりょく増毛ましけ剤ざい龍りゅうの鬚ひげを狙ねらって日本にっぽんにくる。

ピコレット・シャルダン

声こえ - 難波なんば圭一けいいち

フランス料理りょうりのフルコースを「片付かたづける」速はやさを競きそうおフランス流りゅう格闘かくとうディナー（飲のみ食くいする姿すがたを見みせることは禁止きんし、減点げんてん対象たいしょうとなる。ただし早はや食ぐい・大だい食ぐい競争きょうそうとは異ことなり、片付かたづけさえすれば自分じぶんで全部ぜんぶ食たべる必要ひつようはない）の家元いえもと。早さ雲くもがピコレットの父ちちに格闘かくとうディナーで負まけ、女おんなの子こが生うまれたら嫁よめに出だすという約束やくそくを交かわしていたために、代かわりに一いち度どは格闘かくとうディナーに敗やぶれたらんまがシャルダン家かへリベンジを兼かねて行いくことになった。

なお、格闘かくとうディナーのために口くちや舌したを目めにも留とまらぬ高速こうそくで自由自在じゆうじざいに、それこそ妖怪ようかいレベルにまで広ひろげたり伸のばしたり動うごかしたりする特技とくぎを持もっている。痩やせた身体しんたいからは想像そうぞうもできないほどの大だい食くいで、食たべられる量りょうも並大抵なみたいていではない。

マダムサンポール

声こえ - 三田みたゆう子こ

シャルダン家かの嫁よめの教育きょういく係がかり。変幻へんげん自在じざいの「口達者くちだっしゃ」ぶりは妖怪ようかい並なみ。

掛かけ軸じくのパンダ

声こえ - かないみか

呪のろい的てき絵筆えふでで呪のろい的てき掛かけ軸じくに描えがく、中国ちゅうごく三さん千せん年ねん呪のろい的てき絵画かいがに描えがかれた呪のろい的てきパンダ。

子供こどもが描えがいたようなパンダの姿すがたをしており、性別せいべつは雌めす。人間にんげんの女子じょしと同おなじ性格せいかくで、「素敵すてきな彼かれと夜店よみせでデートしたい」という夢ゆめを持もっている。

夜店よみせで展示てんじ公開こうかいされている最中さいちゅう、玄馬げんば・乱らん馬ばの親子おやこケンカが元もとで封印ふういんが解とかれ、世よに放はなたれてしまった。上述じょうじゅつの夢ゆめを涙なみだながらに語かたった後のち、乱らん馬ばからデートの相手あいてとしてパンダになった玄馬げんばを紹介しょうかいされるも、「不細工ぶさいくなパンダ」と涙なみだながらに拒絶きょぜつ、封印ふういんを解といた乱らん馬ばと夜店よみせデートを存分ぞんぶんに満喫まんきつした。しかし掛かけ軸じくの中なかでしか生いきていけないため乱らん馬ばに別わかれを告つげ、最後さいごのワガママとして乱らん馬ばとキスした後のち、満みち足たりた気持きもちで掛かけ軸じくへと戻もどっていった（その後ご、掛かけ軸じくには乱らん馬ばの画がが追加ついかされた）。

アニメでは着物きもの姿すがたの美少女びしょうじょに変身へんしんしたり、同おなじく封印ふういんが解とかれた呪のろい的てき絵画かいがの妖怪ようかい達たちに言いうことを聞きかせることができる。またパンダの姿すがたでは口くちを動うごかすことができないが、✕印いんのようにすぼめることは可能かのう。原作げんさくとは異ことなり別わかれ話ばなしは乱らん馬ばの方ほうからで、「どんなに好すき合あってもパンダと人間にんげんとでは叶かなわぬ恋こい」と（演技えんぎで）苦悩くのうしながら告つげられてショックを受うけ、乱らん馬ばの言葉ことばを涙なみだながらに理解りかいしながら一旦いったんは側がわを離はなれるも、直すぐに着物きもの姿すがたの美少女びしょうじょに変身へんしんして乱らん馬ばの所ところに戻もどったが、呪のろい的てき絵画かいがの妖怪ようかいに捕とらえられたあかねを救すくおうと必死ひっしになる乱らん馬ばの姿すがたを見みて、乱らん馬ばが本当ほんとうに好すきなのはあかねであることを察さっし、パンダの姿すがたに戻もどって呪のろい的てき絵画かいがの妖怪ようかい達たちに自分じぶんと共ともに帰かえるように促うながして乱らん馬ばへの攻撃こうげきを止とめさせた後のち、原作げんさくと同おなじく乱らん馬ばとキスした後のち、満みち足たりた気持きもちで妖怪ようかい達たちと共ともに掛かけ軸じくへ戻もどった。

紙かみ人形にんぎょうの行商ぎょうしょう人じん

声こえ - 立木たちき文彦ふみひこ

かなわぬ恋こいに苦くるしんでいた五寸釘ごすんくぎに声こえをかけた行商ぎょうしょう人じん。命令めいれいを書かいて背中せなかに貼はると、相手あいてを命令めいれいどおり動うごかせるという紙かみ人形にんぎょう12枚まいセットを販売はんばいした。その紙かみ人形にんぎょうに「ただでよこせ」と書かいた五寸釘ごすんくぎと「一いち万まん円えんで買かえ」と書かいた行商ぎょうしょう人じんの間あいだで貴重きちょうな紙かみ人形にんぎょうを2枚まい浪費ろうひした「商戦しょうせん」が起おき、最終さいしゅう的てきに残のこり10枚まいに五ご千せん円えんの値ねがついた。

春巻はるまき（はるまき）

声こえ - 八奈見やなみ乗児じょうじ（若わかい頃ころ - 松岡まつおか章二しょうじ）

病院びょういんに入院にゅういんしている老人ろうじんで幽体ゆうたい離脱りだつし毎晩まいばん乱らん馬ばの夢ゆめに現あらわれていた。

餃子ぎょうざ（ぎょうこ）

声こえ - 鈴木すずきれい子こ

春巻はるまきの妻つま。若わかい頃ころはらんまに瓜ふり二ふたつの女性じょせいだった。

春巻はるまきの孫まご

声こえ - 伊崎いざき寿ことぶき克かつ

本名ほんみょう不明ふめい。若わかい頃ころの春巻はるまきにそっくり。

今いま条じょうマリ子まりこ（こんじょう マリこ）

声こえ - 小林こばやし優子ゆうこ

青春せいしゅん学園がくえん生徒せいと。応援おうえんする選手せんしゅを勝かたせるために対戦たいせん相手あいてを倒たおす格闘かくとうチアリーディングの使つかい手てで、勝かつためなら妨害ぼうがいも卑怯ひきょうなことも厭いとわない。九きゅう能のうに一目惚ひとめぼれし、女おんならんまと戦たたかう。九きゅう能のうを応援おうえんすることに気きが乗のらないらんまは苦戦くせんするが、そこへあかねが九きゅう能のうの対戦たいせん相手あいてに成なりすまして乱入らんにゅう。四よっつ巴ともえの戦たたかいの果はてにあかねと乱らん馬ばのコンビプレーに敗やぶれ、九きゅう能のうへの思おもいを断たち切きる。

真之まさゆき介かい（しんのすけ）

声こえ - 草尾くさお毅あつし 、高山たかやまみなみ（OVA版ばん・少年しょうねん時代じだい）

森もりの番人ばんにん。幼おさない頃ころにあかねと逢あっている。異常いじょうに物事ものごとを忘わすれやすい。あかねに惚ほれるが、何なん度ど告白こくはくしてもそのことを忘わすれる。

真之まさゆき介かいの祖父そふ

声こえ - 青野あおの武たけし（OVA版ばん）

森もりの番人ばんにん。元もとは珍獣ちんじゅう動物どうぶつ園えんの園長えんちょう。凶暴きょうぼう化かした動物どうぶつたちを監視かんししている。いい加減かげんな性格せいかく。病やまいの床ゆかに伏ふしているはずだが、やたらと元気げんき。

ヤマタノオロチ

真之まさゆき介かい一家いっかの住すむ森もりの泉いずみの主あるじ。伝承でんしょう通どおりに若わかい女おんなの肉にくと酒さけを好このむ。他たの動物どうぶつたちと同おなじく、愛あいくるしい目めつきをしているが、乱らん馬ばたちの女装じょそう姿すがたを見みて怒おこるなど、性格せいかくは凶暴きょうぼう。巨大きょだいな頭あたま1つから伸のびる7つの細長ほそながい尻尾しっぽの先端せんたんに小ちいさな頭あたまが1つずつ存在そんざいする奇き怪かいな姿すがたから、真之まさゆき介かいの祖父そふに「オマタノヤロチ」と命名めいめいされる。泉いずみから目覚めざめたが、事件じけん解決かいけつ後ごは再ふたたび眠ねむりにつく。なお、あかねからの指摘してきがあるまで誰だれも頭あたま（実際じっさいは尻尾しっぽ）が7つしかないことに気きづいていなかった。

レフリー

声こえ - 安永やすなが沙都子さとこ

実況じっきょうアナウンサー

声こえ - 井上いのうえ瑤よう

いずれも本名ほんみょう不明ふめい。聖せいヘベレケ女学院じょがくいんで開催かいさいされる小太刀こだちとらんまの格闘かくとう新体操しんたいそうの試合しあいに立たち会あう。

原作げんさくのみ

シャンプーの父ちち

声こえ - 銀河万丈ぎんがばんじょう（ゲーム『らんま1/2』）

シャンプーの回想かいそうや猫ねこ飯店はんてんのシーンで登場とうじょう。PCエンジン版ばん『らんま1/2』では、あかねを猫ねこ飯店はんてんにさらい、乱らん馬ばを待まち受うける最終さいしゅうボスとして登場とうじょうする。

寮長りょうちょう（りょうちょう）の幽霊ゆうれい

女子じょし寮りょうの寮長りょうちょうをしていた小太こぶとりの中年ちゅうねん女性じょせいの幽霊ゆうれい。乱らん馬ばに「ばあさん」と呼よばれると怒おこって自身じしんの下着したぎを被かぶせようとした。

生前せいぜん、下着したぎ泥棒どろぼうに悩なやまされる女子じょし寮りょうで自身じしんの下着したぎだけは盗ぬすまれず、その無念むねん故ゆえに幽霊ゆうれいへと成なり果はてて、以後いご誰だれかに自身じしんの下着したぎを盗ぬすまれなければ成仏じょうぶつできなくなり、廃墟はいきょとなったその女子じょし寮りょうをさまよっていた。そこで呪のろいの護符ごふを使つかって八はち宝たから斎ときに自身じしんの下着したぎを盗ぬすませようとしたが、当とうの八はち宝たから斎ひとしは中なか々盗ぬすもうとせず、呪のろいにより窶やつれていく八はち宝たから斎ひとしの後のちをつけた乱らん馬ばとあかねの前まえに姿すがたを現あらわして事ことの経緯けいいを語かたった後のち、乱らん馬ばと結託けったく、八はち宝たから斎ときが盗ぬすんだ下着したぎを乱みだれ馬ばが奪うばって女子じょし寮りょうに飾かざり、その中なかに寮長りょうちょうの下着したぎを忍しのばせて盗ぬすませようとしたが、直前ちょくぜんに八はち宝たから斎ときに気きづかれてしまい失敗しっぱい、成仏じょうぶつを諦あきらめるも「八はち宝たから斎ひとしは護符ごふの呪のろいで成仏じょうぶつできず、下着したぎを求もとめる悪霊あくりょうになってしまう」と仄ほのめかし、それを聞きいて焦あせった乱らん馬ばが八はち宝たから斎ときから下着したぎを取とり上あげて寮長りょうちょうの下着したぎに全すべて突つっ込こみ、それを八はち宝たから斎ときが寮長りょうちょうの下着したぎごと奪うばい返かえしたのを見みて「八はち宝たから斎ときが自分じぶんの下着したぎを盗ぬすんだ」と満足まんぞくし成仏じょうぶつした。

呪のろいの護符ごふ

寮長りょうちょうの幽霊ゆうれいが八はち宝たから斎ときに自身じしんの下着したぎを盗ぬすませるために使用しようした護符ごふ。下着したぎの形かたちに切きられており、呪のろいの力ちからで傍目はためには本物ほんものの下着したぎにしか見みえず、盗ぬすんだ者ものに呪のろいを掛かける。呪のろいを受うけ続つづけるとやつれて死しに至いたり、さらに呪のろいにより成仏じょうぶつできず悪霊あくりょうになってしまう。

呪のろいを解とく方法ほうほうは寮長りょうちょうの下着したぎを盗ぬすめるだけだが、八はち宝たから斎ひとしの好このみではなかったため盗ぬすもうとしなかった。なお、八はち宝たから斎ひとし以外いがいの者ものが下着したぎを盗ぬすんでも呪のろいは解とける。

与あずか兵へい（よひょう）

鶴屋つるや千年ちとし財閥ざいばつの御曹司おんぞうし。かつて温泉おんせんを探さがす旅たびの途中とちゅう（財閥ざいばつの跡継あとつぎには「新あたらしい温泉おんせん脈みゃくを探さがして見みつけよ」という掟おきてがある）食事しょくじをとろうとしたところをらんまに頭あたまを踏ふまれ、全すべて横取よこどりされて食たべられる。最後さいごに見みたのが後うしろ姿すがたのみだったので、その後ごらんまを探さがすため所有しょゆうする島しまにおさげ髪がみの女性じょせいを集あつめていた。温泉おんせん富豪ふごうだが、内実ないじつは温泉おんせんが出でなくなってしまい借金しゃっきんの山やまで財閥ざいばつは崩壊ほうかい寸前すんぜん、島しまも明日あしたには人手ひとでに渡わたってしまう状態じょうたいだった。最後さいごの頼たのみとして「確実かくじつに温泉おんせんが地下ちかにある」場所ばしょを見みつけていたのだが、栓せんをしている岩いわが非常ひじょうに固かたかったため、手付てつかずとなっていた。

やや強引ごういんな手段しゅだんでおさげ髪がみの女性じょせいを集あつめたり、変態へんたい的てきな行動こうどうも見みられたが、それは異性いせいとしてらんまに心しん惹ひかれていたからであり、崩壊ほうかいした天井てんじょうかららんまをかばって自分じぶんは頭あたまに怪我けがをしたりなど、決けっして悪わるい人間にんげんではなく真心まごころもたしかに持もっていた。何なにとかしてやりたいと思おもったらんまによって岩いわは割わられ温泉おんせんは湧わき、それにより観光かんこう地ちの価値かちを取とり戻もどすことはできたが、同時どうじに乱らん馬ばが男おとこだと知しり、湧わき出でるお湯ゆの中なかで執事しつじと共ともに言葉ことばもなく、しばし呆然ぼうぜんとしていた。ナレーションで「その後ご二に人にんは二度にどと出会であうことはなかった」と語かたられている。

ハーブ

声こえ - 有馬ありま克明かつあき（ゲーム『らんま1/2 超ちょう技わざ乱舞らんぶ篇へん』）

1400年ねんの昔むかしから続つづく男おとこたちの武道ぶどう集団しゅうだん「麝香じゃこう（ジャコウ）王朝おうちょう」の末裔まつえいで、次期じき王位おうい継承けいしょう者しゃ。麝香じゃこう王朝おうちょうの王族おうぞくは中国ちゅうごくでは竜りゅうの血ちを受うけ継ついだ最強さいきょうの存在そんざいとい伝いつたえられており、コロンからも恐おそれられている。闘たたかえ気きを操あやつる龍りゅうの末裔まつえいであることから、"気き"を使つかった攻撃こうげきが得意とくい。元々もともとは男おとこだったが、娘むすめ溺おぼれ泉いずみで女おんなに変かえた猿さるに娘むすめ溺おぼれ泉いずみに落おとされて女性じょせい化かし、さらに身みを固定こていさせる「止とめ水すい桶おけ」の水みずを猿さるに浴あびさせられて女おんなの姿すがたに固定こていされたため、「止とめ水すい桶おけ」の効果こうかを消けす「開ひらき水釜みずがま」を求もとめ日本にっぽんを訪おとずれる。

ライム（来らい睦あつし）

ハーブの部下ぶか。虎とらの血ちが流ながれており、人間にんげん離ばなれした力ちからを持もっている。日本にっぽんに来くるまで女おんなを見みたことがなく、女おんなを見みるたびに感動かんどうしている。

ミント（敏さとし杜もり）

ハーブの部下ぶか。ライムの後輩こうはい。狼おおかみの血ちが流ながれ、人間にんげん離ばなれしたスピードを持もっている。飛ひ刀がたなの術じゅつが得意とくいだが大刀たちも扱あつかえる。

公おおやけ紋もん竜りゅう（くもん りゅう）

声こえ - 宮本みやもと充たかし（ゲーム『らんま1/2 バトルルネッサンス』）

公おおやけ紋もん道場どうじょうの跡取あととりだった男おとこ。幼おさない頃ころ、玄馬げんばの開発かいはつした剛つよし拳こぶし・山やま千せん拳けんによって道場どうじょうがつぶれた。父ちちの遺言ゆいごん「山やま千せん拳こぶしと対たいをなす柔やわら拳けん・海うみ千せん拳こぶしを会得えとくすれば道場どうじょう再興さいこうも可能かのう」という言葉ことばを信しんじ、早乙女さおとめ流りゅうの関係かんけい者しゃを探さがすべく早乙女さおとめ乱らん馬ばを名乗なのって旅たびをしていた。偶然ぐうぜん出会であったのどかにも乱みだれ馬ばだと偽いつわって海うみ千せん拳こぶしを手てに入いれようとする。山やま千せん拳こぶしを使つかいこなし、乱らん馬ばを相手あいてに二に度どに渡わたり圧倒的あっとうてきな勝利しょうりを収おさめるが、海うみ千せん拳こぶしを会得えとくした乱らん馬ばには敗やぶれた。

ピンク、リンク

毒どくや薬くすりの調合ちょうごうが得意とくいな双子ふたごの姉妹しまい。その昔むかし、ピンクがシャンプーにいたずらし、それをリンクが助たすけたのだが、シャンプーは同どう一人物いちじんぶつだと思おもってリンクを殴なぐり飛とばし、その後ごシャンプーは会あうたびにこのリンクを100発はつ殴なぐっていたことからこの姉妹しまいにシャンプーは恨うらまれている。笑顔えがおの方ほうがピンク、不機嫌ふきげんな顔かおの方ほうがリンク。

火ひ車しゃ王おう金之かねゆき介かい（かしゃおう きんのすけ）

どんな手てを使つかってでもお金かねを使つかわず、相手あいてにツケて破産はさんに追おい込こむという火ひ車しゃ王おう流りゅうの使つかい手て。なびきのドケチぶりを見みて勝負しょうぶを挑いどむが、敗やぶれた。

楽らく京きょう斎ひとし（らっきょうさい）

八はち宝たから斎ひとしの大だい親友しんゆう。愛称あいしょう「ラッキー」。118歳さい。特殊とくしゅな墨すみと筆ふでを使つかった雷神らいじん猛もう筆ふで拳けんの使つかい手てで、八はち宝たから斎とき曰いわく実力じつりょくは乱らん馬ばをも凌しのぐ が、性格せいかくや容姿ようしは八はち宝たから斎ひとしと同どうレベル。かつて八はち宝たから斎ときに奪うばわれた錦にしきの蝶ちょう（にしきのちょう）を取とり返かえそうと、「童子どうじ溺おぼれ泉いずみ」に入はいり子こどもになって八はち宝たから斎ときに近ちかづいた。子供こども状態じょうたいの名なは楽らく太郎たろう。

ルージュ（蕗ふき珠たま）

声こえ - 西原にしはら久美子くみこ（ゲーム『らんま1/2 バトルルネッサンス』）

中国ちゅうごく青梅おうめ省しょう在住ざいじゅう。普段ふだんは淑しとやかだが、口くちが非常ひじょうに悪わるく、阿修羅あしゅら溺おぼれ泉いずみにつかったため、水みずをかぶると阿修羅あしゅらになる体質たいしつで、好戦こうせん的てきな性格せいかくになる。性格せいかくもかなり悪わるい。戦闘せんとう能力のうりょくもかなり高たかく、炎ほのおや光ひかり・雷かみなりなどを操あやつり、変身へんしん後ごのパンスト太郎たろうをも打うち負まかす。6本ほんも腕うでがあるため、肩かた凝こりになりやすく意外いがいと体力たいりょくを消費しょうひする。そして、力ちからの源みなもと（磁気じき絆創膏ばんそうこう）が手放てばなせない。パンスト太郎たろうからその力ちからの源みなもとを取とり返かえすために来日らいにちした。

鷺ノ宮さぎのみや飛鳥ひちょう（さぎのみや あすか）

小太刀こだちがとかげ幼稚園ようちえんに通かよっていた頃ころのライバルで。通称つうしょう「白はくユリの飛鳥ひちょう」。見みかけや言葉ことば遣づかいは穏おだやかだが、中身なかみは小太刀こだちとほとんど同おなじでやることは卑怯ひきょう。幼稚園ようちえん時代じだいに、彼氏かれし比くらべで小太刀こだちに負まけ、10年ねん後ごに再戦さいせんを申もうし込こんでいた。

でん助じょ（でんすけ）

とある病院びょういんに入院にゅういんしている病気びょうきの少年しょうねん。非常ひじょうにスケベ。薬くすりを飲のむことが嫌きらい、らんまはデート中ちゅうに薬くすりを飲のまそうとするが失敗しっぱいし、倒たおれてしまう。口移くちうつしで薬くすりを飲のまされ回復かいふくし退院たいいんするが、口移くちうつしをしたのはらんまではなく病院びょういんの先生せんせいだったことを彼かれは知しらない。

地蔵堂じぞうどうの地蔵じぞう（じぞうどうのじぞう）

ムースがシャンプーに受うけ取とってもらえなかった手編てあみのマフラーを地蔵堂じぞうどうの地蔵じぞうにかけたところ、ムースに恩返おんがえしをするためにシャンプーに化ばけて夜よな夜よなムースとデートをする。ムースがシャンプーから編あみかけのマフラーをもらったことで恩返おんがえしは終おわり地蔵堂じぞうどうへと戻もどる。

出世しゅっせ丸まる（しゅっせまる）

神社じんじゃの神馬しんめ。ご利益りやくのある絵馬えまの絵えにもなっている神馬しんめだが神主かんぬしが描えがいた絵馬えまが気きに入いらないため奉納ほうのうされた絵馬えまを全すべて壊こわしている。この神社じんじゃには満点まんてん丸まるという神かみ猪いのしし（イノシシ）も飼かわれている。

明神みょうじん隼人はやと（みょうじん はやと）

幼おさない頃ころ、右京うきょうと「世界一せかいいちはお好このみ焼やきかたこ焼やきか」ということで戦たたかい、敗やぶれた男おとこ。そのとき交かわした負まけたほうがお面めんをかぶり暮くらすという「約束やくそく」を律儀りちぎに守まもり、お面めんをつけて生活せいかつをしていたため、周まわりから白しろい目めで見みられ暮くらすことになる。リベンジをするべく6年間ねんかん右京うきょうを探さがし続つづけ、再戦さいせんで勝利しょうりした。タコのパトラッシュを飼かっており、このタコを駆使くしして右京うきょうの店みせの営業えいぎょうを妨害ぼうがいした。

小しょう鉄てつ（こてつ）、小梅こうめ（こうめ）、小枝さえ（こえだ）

小夏こなつの義母ぎぼと義姉ぎし。一応いちおうくの一いち（実じつは男おとこらしい）。「くの一いちお色気いろけバー」を経営けいえいしていた が、八はち宝たから斎ときに破壊はかいされたため小夏こなつを刺客しかくとして送おくり込こむ。動物どうぶつに化ばける謎なぞの忍術にんじゅつを使つかう。

クラゲ大王だいおう（クラゲだいおう）

大王だいおう岩がんに住すむ大だいクラゲ。年としに一いち度ど、好このみの乙女おとめ（ショートカットでカナヅチの乙女おとめ）を集あつめた遠泳えんえい大会たいかいを開ひらいて優勝ゆうしょうした乙女おとめをさしあげることが好すきなクラゲ。クラゲ女王じょおうもいる。

プラム（蒲かば蘭らん慕）

呪のろい泉郷いずみごう案内あんない人じんの娘むすめ。まだ幼おさないが日本語にほんごは堪能たんのう。観光かんこう案内あんないの腕うではまだ半人前はんにんまえ。呪のろい泉郷いずみごうの危機ききを乱みだれ馬ばたちに知しらせるため日本にっぽんを訪おとずれる。

サフラン（薩夫郎ろう）

鳳凰ほうおうの鳥人ちょうじん。鳳凰山ほうおうざんの鳥人ちょうじんたちの王おう。当初とうしょは子供こどもの姿すがたをしている。成体せいたいへの変態へんたいのために呪のろい泉郷いずみごうの水みずを独占どくせんしていたが、乱らん馬ばやあかねたちによって邪魔じゃまされ、不完全ふかんぜんな状態じょうたいで覚醒かくせいする。本ほん作さく最後さいごの敵てきであるが、原作げんさく者しゃは登場とうじょう人物じんぶつの強つよさがインフレしていたとしており、サフランは「そんなにすごい強つよくはなかったと思おもいます」とコメントしている。

キーマ（紀きの瑪）

白鳥はくちょうの鳥人ちょうじん。サフランの部下ぶか。スタイル抜群ばつぐんで、グレーのハイレグを着用ちゃくようした銀髪ぎんぱつの女性じょせい。容姿ようし端麗たんれいでセクシーだが、部下ぶかより年上としうえらしくコルマとマサラからは度々たびたび年増としまと呼よばれる。乱らん馬ばたちを騙だますため、呪のろい泉郷いずみごうに新あたらしい泉いずみを掘ほってあかねを溺おぼれさせて作つくった茜あかね溺おぼれ泉いずみにワザと溺おぼれ、水みずをかぶるとあかねに変身へんしんする。

コルマ（柯爾瑪）、マサラ（馬うま颯拉）

それぞれ烏がらすと鷲わしの鳥人ちょうじん。サフランの部下ぶか。直属ちょくぞくの上司じょうしはキーマ。鳳凰山ほうおうざんの住民じゅうみんは、鳥とりの溺おぼれる呪のろい泉いずみの水みずを生活せいかつ用水ようすいとしているため常つねに羽根はねや爪つめを持もつ鳥人ちょうじんの姿すがたをしている。コルマやマサラなどの隠密おんみつ行動こうどうをとるものは男おとこ溺おぼれ泉いずみ・娘むすめ溺おぼれ泉いずみに入はいり人ひとの姿すがたを得える。コルマは肉弾にくだん戦せん、マサラは羽根はね手裏剣しゅりけんを得意とくいとする。2人ふたりとも、今いまひとつ抜ぬけている。

アニメのみ

猿さる隠かくれ佐助さすけ（さるがくれ さすけ）

声こえ - 千葉ちば繁しげる

九きゅう能のう家かに仕つかえるお庭にわ番ばん。流派りゅうはは猿さる隠かくれ流りゅうカラクリハウス術じゅつ。いつも久能くのう兄妹きょうだいに振ふり回まわされる苦労くろう人じん。アニメでは主おもに五寸釘ごすんくぎの代かわりを務つとめる。キャラクターデザインは高橋たかはし留美子るみこ。

リンリン、ランラン

声こえ - 三田みたゆう子こ（リンリン）、小林こばやし優子ゆうこ（ランラン）

女傑じょけつ族ぞくの姉妹しまい。赤あか紫色むらさきいろの髪かみの方ほうがリンリンで、青あおい方ほうがランラン。シャンプーを姉御あねごと慕したう妹いもうと分ぶんで、シャンプーがらんまに敗北はいぼくしたことの悔くやしさから修行しゅぎょうに明あけ暮くれた結果けっか、女傑じょけつ族ぞくに自分じぶんたちの相手あいてになる人間にんげんがいなくなったため、強つよい相手あいてを求もとめ日本にっぽんまでやってきた。風ふう林りん館かん高校こうこうの格闘かくとう系けい部活ぶかつを倒たおした後天こうてん道どう道場どうじょうに道場破どうじょうやぶりした際さい、らんまと出会であいシャンプーがらんまを始末しまつしていないことに怒いかりを感かんじ、らんまを狙ねらうがシャンプーから「死しの接吻せっぷん」を受うけ正式せいしきに決闘けっとうをすることになる。実力じつりょくはらんまからも「全然ぜんぜん大たいしたことのない」と言いわれるレベルで、訓練くんれん不足ふそくのシャンプーにも「姉妹しまい合体がったい同時どうじ攻撃こうげき」を破やぶられた。その後ご、奥おくの手ての女傑じょけつ族ぞくの奥義おうぎ「火ひ龍りゅう大だい乱舞らんぶ」を出だす。テープレコーダーで人ひとの中枢ちゅうすう神経しんけいを刺激しげきする音色ねいろを流ながし、聞きいたものは踊おどりだしてしまいその隙すきに操あやつる龍りゅうの人形にんぎょうの吐はく火炎かえんで仕留しとめる技わざだが、あかねが根性こんじょうでらんまの耳みみを塞ふさぎ、らんまの火中かちゅう天津てんしん甘栗あまぐり拳けんに敗北はいぼくする。その際さいの爆発ばくはつからシャンプーとは和解わかいし、乱らん馬ばが男おとこだと知しり女傑じょけつ族ぞくの掟おきてとして乱らん馬ばの嫁よめにシャンプーを含ふくめ3人にんでなろうとするが、女傑じょけつ族ぞくの掟おきてで婿むこは早はやい者しゃ勝がちだったため中国ちゅうごくへ帰かえる。

松まつ、竹たけ、梅うめ

声こえ - 北川きたがわ智絵ともえ（松まつ）、佐久間さくまなつみ（竹たけ）、藤ふじ夏子なつこ（梅うめ）

熱闘ねっとう編へん第だい112話わ登場とうじょう。表おもて格闘かくとう茶道さどう大文字おおもじ流りゅう長老ちょうろう3人にん衆しゅ。家元いえもとの側近そっきん。通称つうしょう表ひょうの三さん婆ばば。裏うらの三さん婆ばばと折おり合あいが悪わるくいがみ合あっているが、リーダー格かくの松まつは有事ゆうじの際さいには柔軟じゅうなんな姿勢しせいを見みせ、猪いの（後述こうじゅつ）と手てを組くみ、表裏ひょうり格闘かくとう茶道さどう奥義おうぎ「表裏ひょうり接せっ乱みだれ刃ば（ひょうりせつみだれじん）」を使用しようした。

猪いの、鹿しか、蝶ちょう

声こえ - 沼波ぬなみ輝枝てるえ（猪いのしし）、遠藤えんどう晴はる（鹿しか）、太田おおた淑子としこ（蝶ちょう）

熱闘ねっとう編へん第だい112話わ登場とうじょう。裏うら格闘かくとう茶道さどう都大路みやこおおじ流りゅう長老ちょうろう3人にん衆しゅ。裏うらの家元いえもとの側近そっきん。通称つうしょう裏うらの三さん婆ばば。表ひょうの三さん婆ばばと折おり合あいが悪わるいが、リーダー格かくの猪いのししは有事ゆうじの際さいには柔軟じゅうなんな姿勢しせいを見みせる。実力じつりょくは表ひょうの三さん婆ばばよりも上うえで、「臨機応変りんきおうへん」を是ぜとする裏うらの流儀りゅうぎとして正座せいざをせずに戦たたかうこともある。

裏うら家元いえもと

声こえ - 沼波ぬなみ輝枝てるえ

裏うら格闘かくとう茶道さどう都大路みやこおおじ流りゅう家元いえもと。身丈みたけを優ゆうに超こえる巨大きょだいな扇子せんすで戦たたかう。表裏ひょうり双方そうほうの三さん婆ばばを相手あいてに手ても足あしも出ださせないほどの実力じつりょくを持もつ。かつては表ひょうの家元いえもとと敵対てきたいしていたが、その結果けっか、都大路みやこおおじ流りゅうは没落ぼつらくしてしまい地下ちかに潜もぐって力ちからを蓄たくわえていた。現在げんざいは表ひょうの家元いえもととの仲なかは悪わるくない。

蛙かえる仙人せんにん

声こえ - 槐えんじゅ柳やなぎ二に

蛙かえる溺おぼれ泉いずみに落おちた仙人せんにん。呪のろい泉いずみに落おちる原因げんいん（かなりの逆恨さかうらみ）を作つくった乱らん馬ばを蛙かえる化かしようと画策かくさくする。修行しゅぎょうしたため蛙かえるになっても人語じんごを話はなせる。乱らん馬ばたちに憂うさを晴はらし中国ちゅうごくへ帰かえったが、不老不死ふろうふしを手てに入いれるために再ふたたび来日らいにちするが返かえり討うちに遭あう。

珍ちん玄げん斎とき

声こえ - 田村たむら錦にしき人じん

中華ちゅうか忍法にんぽうの達人たつじん。八はち宝たから斎ときやコロンと親友しんゆうで、実力じつりょくも2人ふたりに並ならび絶大ぜつだい。家出いえで中ちゅうの早さ雲くもと玄馬げんばが（八はち宝たから斎ひとしの親友しんゆうとは知しらずに）弟子でしとなって八はち宝たから斎ときに挑いどんだことがある。

慈恵じえ院いん 宗達そうたつ（じけいいん そうたつ）

声こえ - 辻谷つじたに耕史こうじ

格闘かくとう書道しょどう家元いえもと。両手りょうてで持もつほどの大おおきな筆ふでを背負せおっている。永字八法えいじはっぽうを含ふくむ「永ひさし」という字じを書かききるまでに相手あいてを倒たおすことで勝かちとする。端整たんせいな顔立かおだちをしているが、一度いちど笑わらうと門下生もんかせいたちが幻滅げんめつするほど表情ひょうじょうが崩くずれる。猫ねこのくしゃみ、パンダ（玄馬げんば）が字じを書かく、八はち宝たから斎ときが臀部でんぶで中空ちゅうくうに文字もじを書かくなどでこの現象げんしょうが見みられた。風ふう林りん館かん高校こうこうに訪おとずれ、九きゅう能のうがあかね宛あてに書かいたラブレターを読よみ「なかなかの達筆たっぴつ」と褒ほめる。九きゅう能のうと勝負しょうぶした際さい、九きゅう能のうが「永ひさし」の字じの書がき順じゅんを間違まちがえたことを咎とがめ、校舎こうしゃに「永ひさし」の字じを書かき九きゅう能のうを倒たおす。乱らん馬ばも対戦たいせんを挑いどもうとするが、「挑戦ちょうせん状じょう」の「挑」すら書かけない乱らん馬ばに呆あきれ、「美うつくしい文字もじを記しるす者ものだけが戦たたかう資格しかくを持もつ」と対戦たいせんを拒こばむ。お世辞せじにも達筆たっぴつとは呼よべない挑戦ちょうせん状じょうを幾度いくどとなく持もってくる乱らん馬ばと、「負まけたら弟子でしになってもらう」ことを条件じょうけんに対戦たいせんすることになる（しかし本音ほんねは「これ以上いじょうあんな字じを見みせられては…」と笑わらいがこらえきれないため）。乱らん馬ばとの勝負しょうぶでは九きゅう能のうが審判しんぱんを務つとめていたが、巻まき添ぞえを喰くらった九きゅう能のうが「この勝負しょうぶ引ひき分わけ」とした。

小早川こばやかわ 虎とら正ただし（こばやかわ とらまさ）

声こえ - 増岡ますおか弘ひろし

風ふう林りん館かん高校こうこう第だい二に購買こうばい部ぶ店主てんしゅ。自称じしょう｢影かげのご意見いけん番ばん｣。風ふう林りん館かん高校こうこうのスチャラカな歴史れきしを語かたるが、昔むかしから風ふう林りん館かん高校こうこうにいるため情報じょうほう通どおり。九きゅう能のうに崇拝すうはいされている。店みせには数すう十じゅう年ねん前まえのものと思おもわれる品物しなものしか置おいておらず、購買こうばい部ぶとしてはまるで成なり立たっていない。

武蔵むさし 小金こがね（むさし こがね）

声こえ - 兵藤ひょうどうまこ

風ふう林りん館かん高校こうこうの元もと生徒せいと。幽霊ゆうれい。ある未練みれんのため現世げんせいにとどまっていた。後のちに五寸釘ごすんくぎと親したしくなる。

大黒おおくろ かおり（おおぐろ かおり）

声こえ - 鶴つるひろみ

七福神しちふくじん大黒だいこく流りゅうの一人娘ひとりむすめ。乱らん馬ばが赤あかん坊ぼうの時とき旅たびをしていた玄馬げんばが空腹くうふくに耐たえかね、ちょうど食事しょくじをしていたかおりの父親ちちおやに焼やき魚ざかなを物乞ものごいしたところ、将来しょうらい跡継あとつぎとして乱らん馬ばを娘むすめのかおりと結婚けっこんさせるならという条件じょうけんを突つき付つけ、玄馬げんばは承諾しょうだく。しかし、その後ご目めを盗ぬすみ乱らん馬ばを連つれ玄馬げんばは逃にげ出だす。数すう年ねん後天こうてん道家どうかを訪おとずれもう一人ひとりの許嫁いいなずけとして乱らん馬ばの前まえに現あらわれるが、あかねが心しんの底そこで乱らん馬ばを好すいていることを察さっし決闘けっとうを申もうし込こみ、ちょうど町内ちょうないで行おこなわれた「ミス格闘かくとう出前でまえレース」で決着けっちゃくを着つけることになる。格闘かくとう家かとしての腕うでは高たかく、素手すでの状態じょうたいでも天道てんとう家かの人間にんげんが感心かんしんするほど。七福神しちふくじん大黒だいこく流出りゅうしゅつ前ぜん格闘かくとう術じゅつの達人たつじんでもあり、ナルトや麺めんなどを武器ぶきにして攻撃こうげきを行おこなう（原作げんさくではこれらの技わざはシャンプーの技わざ）。ほぼ初対面しょたいめんにもかかわらず乱らん馬ばに対たいして「乱らん馬ば様さま」と強つよく執着しゅうちゃくし、あかねを挑発ちょうはつしたり嘲笑あざわらったりキツイ性格せいかくをしていたが、決着けっちゃく後ごは潔いさぎよく身みを引ひいた。父親ちちおやは関西かんさい弁べんだが標準ひょうじゅん語ごでしゃべる。

湯殿ゆどの湯ゆ太郎たろう（ゆどの ゆたろう）

声こえ - 石田いしだ彰あきら

ロイヤルプリンスオークラホテルの若旦那わかだんな。先代せんだいである父親ちちおやが亡なくなる前まえに湯ゆ太郎たろうの結婚けっこんを待まち望のぞんでいたが叶かなわないまま父親ちちおやが他界たかいし、その後ごも寂さびれた山奥やまおくの温泉おんせんだったため嫁よめの宛あてがなくショックから湯殿ゆどのに篭こもり、温泉おんせんに訪おとずれる格闘かくとう家かを襲おそって鬱憤うっぷんを晴はらすうちに湯殿ゆどの格闘かくとう術じゅつを完成かんせいさせてしまう。乱らん馬ばとの対決たいけつでは地ちの利りを活いかしたり、乱らん馬ばが湯ゆあたりを起おこしたりとある程度ていど善戦ぜんせんしたものの、乱らん馬ばが女おんなになり一瞬いっしゅん怯ひるんだ隙すきに浴衣ゆかたで視界しかいを奪うばわれ、天津てんしん甘栗あまぐり拳けんをくらい敗北はいぼく。その姿すがたはあかねが一目いちもく見みて「すっごい美形びけい」というほどだったので、テレビでCM出演しゅつえんすればいいという提案ていあんでホテルは大だい繁盛はんじょうすることになり、湯ゆ太郎たろうもモテモテになった。登場とうじょうする湯殿ゆどの格闘かくとう術じゅつのほとんどは風呂ふろ桶おけをぶつけるだけの技わざ。

クレープのジョー

声こえ - 辻谷つじたに耕史こうじ

自称じしょう「鉄板てっぱんの魔術まじゅつ師し」。お好このみ焼やき「うっちゃん」と同おなじ界隈かいわいで移動いどう販売はんばいのクレープ屋やを開店かいてんさせ、右京うきょうの常連じょうれんを根ねこそぎ奪うばっていた。派手はでなパフォーマンスや美味おいしい味あじで客きゃくを掴つかんでいたが、右京うきょうに「西洋せいようかぶれの邪道じゃどうな食たべ物もの」と因縁いんねんをつけられる。お好このみ焼やきとクレープを空中くうちゅうで激突げきとつさせる対決たいけつを行おこない右京うきょうに勝利しょうりする。その後ご「うっちゃん」をクレープ屋やの支店してんに持もちかけるが、右京うきょうの代かわりに店みせを営業えいぎょうしていたらんまと交渉こうしょう決裂けつれつし、敗者はいしゃは街まちを去さるという条件じょうけんで鉄板てっぱんリングで格闘かくとう対決たいけつをすることになる。らんまが右京うきょうの技わざを真似まねた戦法せんぽうしかしなかったとはいえ、らんまを一方いっぽう的てきに攻せめ続つづけ必殺ひっさつの爆薬ばくやく混入こんにゅうクレープ「ゴールデン・デス・クレープ」でほぼ勝利しょうりまで持もち込こむ。満腹まんぷく寺てらで修行しゅぎょうした右京うきょうが乱入らんにゅうし、闘たたかえ気きに満みちた右京うきょうに為なす術じゅつがなく、「元祖がんそなにわ名物めいぶつ久遠寺くおんじ流りゅう・人間にんげんお好このみ焼やき乱らん龍りゅう」で人間にんげんモダン焼やきにされ敗北はいぼくする。

未央みお（みお）

声こえ - 勝かち生せい真ま沙子いさご

あかねのクラスメイト。代々だいだい霊感れいかんの強つよい家系かけいで家族かぞくは占うらないで生計せいけいを立たてている。本人ほんにんの占うらないも百発百中ひゃっぱつひゃくちゅうで、タロットを使つかって「あかねと乱らん馬ばが1週間しゅうかん後ごに結婚けっこんする」「八はち宝たから斎ときに凶きょう相しょうが出でている」と占うらなう。八はち宝たから斎ひとしの体調たいちょう不良ふりょうを皮切かわきりに天道てんとう家かが不幸ふこうに見舞みまわれ、元来がんらい強つよ運うんの持もち主ぬしの八はち宝たから斎ときが数すう百ひゃく年ねんの周期しゅうきの凶きょう運うんに巡めぐり周まわりまでに不幸ふこうを撒まき散ちらしていると占うらない、あかねに八はち宝たから斎ひとしのエネルギーを取とり戻もどす薬くすりの調合ちょうごうを教おしえる。手助てだすけはしたものの運命うんめいには逆さからえないと思おもっていたため、八はち宝たから斎ときが復活ふっかつした際さい動揺どうようをしていた。

真似まねっ子こけんちゃん

声こえ - 菊池きくち正美まさみ

コピー格闘かくとう術じゅつの使つかい手てで、写真しゃしんを撮とった相手あいての姿すがた形がたや声こえ・技わざまで真似まねができる（変身へんしん体質たいしつまではコピーできない）。玄馬げんばと早はや雲くもの反応はんのうを見みる限かぎり名なの知しれた格闘かくとう家かのようである。強つよさまでコピーできるため、乱らん馬ばを火中かちゅう天津てんしん甘栗あまぐり拳けんの打うち合あいで制せいする（互角ごかくであるはずが乱らん馬ばに油断ゆだんがあった）。良りょう牙きば、ムース、久能くのうにも勝利しょうりしたが八はち宝たから斎ときを真似まねっ子こした際さい、完璧かんぺきに真似まねることができなかったことから八はち宝たから斎ときに弟子でし入いりし、共ともに天道てんとう家かで迷惑めいわく行為こういをし続つづける。良りょう牙きばたちとの山やまごもりを経へた乱らん馬ばに再ふたたび火中かちゅう天津てんしん甘栗あまぐり拳けんの打うち合あいを挑いどまれ敗北はいぼく。あかねに惚ほれている。

みどり先生せんせい

声こえ - 高田たかだ由美ゆみ

なかよし保育園ほいくえんの町内ちょうないでも有名ゆうめいな、よく出来できた保育ほいく士し。八はち宝たから斎ときが彼女かのじょに純粋じゅんすいな恋心こいごころを抱いだき、彼女かのじょの性格せいかくに合あわせた清きよく正ただしい人間にんげんになるように努力どりょくするが、パンティまみれになった八はち宝たから斎ときを見みてみどりは愛想あいそを尽つかす。

安吉やすきち

声こえ - 辻谷つじたに耕史こうじ（少年しょうねん時代じだい - 高山たかやまみなみ）

着流きながし姿すがたで番傘ばんがさ1つで旅たびをする江戸えど弁べんの風来坊ふうらいぼう。雪ゆきの日ひにかすみとぶつかり、空中くうちゅうに飛とんだ卵たまごを素早すばやくつかみとり渡わたした。その後ごかすみの機嫌きげんがいいことから天道てんとう家かの面々めんめんはかすみが安吉やすよしに恋こいをしたと勘違かんちがいしてしまうが、実際じっさいは翌日よくじつの夕飯ゆうはんのメニューを思おもいついたことが嬉うれしかったから。犬いぬに襲おそわれ大だい怪我けがを負おった際さい、治療ちりょうに訪おとずれた東風こちの接骨せっこつ院いんで東風こちに親切しんせつにされ、恩おんを返かえそうとかすみと東風こちの仲なかを取とり持もとうとする。実じつはかすみとの幼おさななじみで、彼女かのじょが幼おさない頃ころに渡わたしたお守まもりを所持しょじしていたことから、幼おさない頃ころに別わかれた近所きんじょの養鶏ようけい場じょうの子供こどもやっくんであったことに気きづく。詳細しょうさいは不明ふめいだが、玄馬げんばの見立みたてでは「中なか々強きょうそうな奴やつ」。乱らん馬ばも当初とうしょは「大たいしたことない」と言いっていたが、卵たまごのつかみ取どりでは乱らん馬ばも悔くやしがる腕前うでまえを見みせ、終始しゅうし只者ただものではない姿すがたを垣間見かいまみせていた。幼おさない頃ころかすみを守まもるために犬いぬに襲おそわれ、以来いらい犬いぬが苦手にがて。

なつめ、くるみ

声こえ - 勝かち生せい真ま沙子いさご（なつめ）、水谷みずたに優子ゆうこ（くるみ）

OVA「道みちを継つぐ者もの」に登場とうじょう。「天道てんとう早さ雲くもの生いき別わかれの娘むすめ」にして「天道てんとう道場どうじょうの正当せいとうな後継こうけい者しゃ」を自称じしょうする無む差別さべつ格闘かくとう流りゅうの使つかい手ての姉妹しまい。幼少ようしょう期きに八はち宝たから斎ひとしの弟子でしとして武術ぶじゅつを教おそわったが、八はち宝たから斎ときが天道てんとう早さ雲くもを名乗なのったために、前述ぜんじゅつの誤解ごかいが生うまれた。

なつめは髪かみが長ながくスタイルの良よい少女しょうじょ。くるみは食欲しょくよく旺盛おうせいななつめの妹いもうと。なつめは特大とくだいの布団ふとん叩はたきで冷つめたい闘たたかえ気きを操あやつり、くるみは赤あかいリボンを媒介ばいかいに道場どうじょうが焦こげ付つくほどの熱あつい闘たたかえ気きを操あやつる。戦闘せんとう力りょくは高たかく、特とくに2人ふたりの連携れんけい技わざ「龍りゅう火ひ輪舞りんぶ」の威力いりょくは絶大ぜつだいであり、後継こうけい者しゃの座ざを賭かけた二に対たい二にの勝負しょうぶで一いち度どはあかね、らんまを打うち破やぶったが、再戦さいせんで敗やぶれた。キャラクターデザインは高橋たかはし留美子るみこ。

ゲームのみ

三さん白しろ帝みかど羅ら眼め（さんぱくてい らがん）

声こえ - 広瀬ひろせ正ただし志こころざし

『らんま1/2 とらわれの花嫁はなよめ』に登場とうじょう。らんまを花嫁はなよめにしようと狙ねらう白しろクマ。

チャーシュー

声こえ - 中嶋なかじま聡さとし彦

『らんま1/2 とらわれの花嫁はなよめ』に登場とうじょう。三さん白しろ帝みかどの部下ぶか。

南条なんじょうありさ（なんじょう ありさ）

声こえ - 横山よこやま智佐ちさ

『らんま1/2 白しろ蘭らん愛あい歌か』に登場とうじょう。南条なんじょう財閥ざいばつの令嬢れいじょう。性格せいかくはわがまま。呪のろい泉郷いずみごうの「呪のろい」によって人生じんせいを悲観ひかんし、ある願望がんぼうを叶かなえるため二に重じゅうに呪のろい泉郷いずみごうに関かかわった人間にんげんを連つれてくるよう命令めいれいする。猫ねこ溺おぼれ泉いずみに落おちたため、水みずをかぶると猫ねこになる。ブタが嫌きらい。

二に重じゅう格かく人じん（ふたえ かくと）

声こえ - 池田いけだ秀一ひでかず

『らんま1/2 白しろ蘭らん愛あい歌か』に登場とうじょう。ありさに仕つかえる呪のろい泉郷いずみごう研究けんきゅう者しゃ。ありさの命令めいれいには逆さからえないが、一方いっぽうで彼女かのじょに対たいする特別とくべつな感情かんじょうから乱らん馬ばと会あわせないように画策かくさくする。

実写じっしゃドラマのみ

小しょう蒲田かまた加茂かも依よ（おかまだ かもよ） / マダム・カマンベール

演えんじ - 田山たやま涼すずか成なり

風ふう林りん館かん高校こうこうの教頭きょうとう。正体しょうたいは世界中せかいじゅうの女おんなを全すべて男おとこ化かさせて「イケメン王国おうこく」を築きずこうと和風わふう男おとこ溺おぼれ泉いずみを狙ねらった、オカマ集団しゅうだんのボス。巨大きょだいな鎌かまを使つかって攻撃こうげきする。