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近視きんし

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
近眼きんがんから転送てんそう
矯正きょうせいレンズを使つかうことによる近視きんし矯正きょうせい

近視きんし(きんし)は、屈折くっせつ異常いじょうのひとつで、眼球がんきゅうないはいってきた平行へいこう光線こうせんが、調節ちょうせつりょくはたらかせていない状態じょうたいで、網膜もうまくじょうただしい位置いちではなく、もっと手前てまえ焦点しょうてんむすんでしまう状態じょうたい近眼きんがん(きんがん、ちかめ)ともいう。

遠方えんぽう場合ばあいに、屈折くっせつ機能きのう無限むげんとおまで対応たいおうできないためはっきりることができない。 ぎゃくちかかた場合ばあい支障ししょうすくない。近視きんし屈折くっせつ問題もんだいであり網膜もうまく視神経ししんけい疾患しっかんではないので一般いっぱんてき矯正きょうせい視力しりょく低下ていかするものではない。

近視きんし発生はっせい

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誕生たんじょうから20だい前半ぜんはんにかけては眼球がんきゅう成長せいちょうするのでだれでも近視きんし方向ほうこう屈折くっせつ状態じょうたい変化へんかする。つまり、

  1. 遠視えんしつよかったもの遠視えんし程度ていどよわまる。
  2. 丁度ちょうどよいつよさの遠視えんしっていたもの正視せいしになる。
  3. 遠視えんしよわかったもの近視きんしになる。
  4. 遠視えんしかったもの強度きょうど近視きんしになる。

この時期じき近視きんし症状しょうじょうあらわれなかったものは、近視きんししなかったのではなく、遠視えんし十分じゅうぶんつよかったために近視きんし顕在けんざいしなかっただけである。成長せいちょうわったのち最終さいしゅうてき屈折くっせつ状態じょうたい近視きんしまたは遠視えんしつよさ)は、

  1. まれった遠視えんしつよ
  2. 成長せいちょうにおける近視きんし度合どあ

の2つでまる。

最終さいしゅうてき屈折くっせつ状態じょうたいめる要因よういんは (1) がおもなものである。つまり、まれった遠視えんしつよさによって将来しょうらい近視きんしになるかはほぼまる。

(2) が遺伝いでんだけでまるかには議論ぎろんがある。遺伝いでんのみでまるとするせつもあれば、環境かんきょうによって左右さゆうされるとするせつもある。ただし、いずれにせよ (1) にくらべれば影響えいきょうすくない。

現代げんだい近視きんし増加ぞうか傾向けいこうにある。小中学生しょうちゅうがくせいでも近視きんし割合わりあい年々ねんねんたかまり、小学生しょうがくせいの1/4、中学生ちゅうがくせいの1/2は近視きんしであるとわれる[ちゅう 1]。この増加ぞうか傾向けいこうは、小中学生しょうちゅうがくせい生活せいかつ習慣しゅうかん変化へんかによるものとも、小中学生しょうちゅうがくせい平均へいきん身長しんちょうびたことの不可避ふかひてき副産物ふくさんぶつともわれている。

近視きんし成長せいちょうまるにつれてすすまなくなる。

近視きんし種類しゅるい

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屈折くっせつせい近視きんし

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角膜かくまくおよび水晶すいしょうたいきょくりつつよくて焦点しょうてんみじかぎ、網膜もうまくより前方ぜんぽう焦点しょうてんむすんでしまうもの。

じくせい近視きんし

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眼球がんきゅう通常つうじょうより前後ぜんごながいため、水晶すいしょうたい網膜もうまくとの距離きょりながぎ、網膜もうまくよりも前方ぜんぽうぞうむすんでしまうもの。遺伝いでんせい近視きんし大半たいはんじくせい分類ぶんるいされ、矯正きょうせい必要ひつようとする。眼球がんきゅう通常つうじょうよりばされているため、網膜もうまくうすくなっており、網膜剥離もうまくはくりこしやすい。

にせ近視きんし

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疲労ひろうにより一時いちじてき近視きんしのような状態じょうたいになること。仮性かせい近視きんし調節ちょうせつ緊張きんちょうせい近視きんしともばれる。近視きんしふくめないかんがえでたん調節ちょうせつ緊張きんちょうものもいる。

テレビパソコンとう酷使こくししたのちつよくなり、やすめたりとおくをるとよわくなる。点眼てんがんやく使つかって調節ちょうせつ麻痺まひさせないかぎり完全かんぜんくなることはない。視力しりょく問題もんだいものふくめてまんにんっているものである。

一見いっけんみょうはなしだが、遠視えんしもの近視きんしものよりつよにせ近視きんしっていることがおおい。つまり、その時々ときどきによる遠視えんし度数どすう変化へんか近視きんしもの近視きんし度数どすう変化へんかよりおおきい場合ばあいおおい。遠視えんしものとおくをるのにも調節ちょうせつりょくはたらかせねばならず、正視せいし近視きんしものよりたいする負担ふたんおおきいためとおもわれる。

名前なまえとおり「にせ」の近視きんしであり、前述ぜんじゅつしん近視きんしとは別物べつものである。にせ近視きんし放置ほうちしたからといってしん近視きんし移行いこうすることはないし、ぎゃくやすませてもなおるのはにせ近視きんしだけでありしん近視きんしなおることはない。「**で近視きんしなおった!」「近視きんし回復かいふくするほん」などと喧伝けんでんされ“なおる”とされるのはこの近視きんしにせ近視きんし本物ほんもの近視きんし併発へいはつしている場合ばあいは、やすませることによりにせ近視きんしぶんだけが回復かいふくする。

にせ近視きんしあらわかたひとによってちがう。つまり、

  1. 遠視えんし場合ばあい遠視えんしよわまるかたちあらわれる
  2. 正視せいしおよびごくかる遠視えんし場合ばあい近視きんしになるかたちあらわれる
  3. 近視きんし場合ばあい近視きんしつよまるかたちあらわれる

にせ近視きんしとして通常つうじょう問題もんだいにされるのは2の場合ばあいである。1の場合ばあい自覚じかく症状しょうじょうがないし、3の場合ばあいにせ近視きんしなおっても眼鏡めがねとう必要ひつようなことにわりがないのであまり問題もんだいにされない。2の場合ばあいにせ近視きんしなおすことで眼鏡めがねとう不要ふようになるので治療ちりょうこころみられることがあるが、にせ近視きんしなおったかどうかに関係かんけいなくしばらくつと本物ほんもの近視きんしになってしまうことがおおい。

なぜにせ近視きんし治療ちりょうしても近視きんしになってしまうか。そもそもにせ近視きんし自覚じかくされるようになったのは上記じょうき1の状態じょうたいから2の状態じょうたいになったからである。つまり幼少ようしょう遠視えんし状態じょうたいから正視せいしかそれにちか状態じょうたいまで近視きんししている。自覚じかくいまま近視きんし過程かてい大半たいはんがすでにわってしまっているとってもよい。一方いっぽうにせ近視きんし治療ちりょうしても本物ほんもの近視きんし進行しんこうにはなん影響えいきょうい。幼少ようしょう遠視えんしがほとんどくなるまで順調じゅんちょうすすんでいた近視きんしにせ近視きんし治療ちりょうした途端とたんすすまなくなるには偶然ぐうぜんたよほかいが、そのような偶然ぐうぜんこる可能かのうせいひくい。よってにせ近視きんし治療ちりょうしても近視きんしになってしまうことがおおいのである。

にせ近視きんしについては様々さまざまかんがかたがある

  • にせ近視きんし存在そんざいし、治療ちりょうすべきである。
  • にせ近視きんし存在そんざいするが、治療ちりょう可能かのうなものはまれである。
  • にせ近視きんし治療ちりょうしても治療ちりょう中止ちゅうしすればもともどってしまう。一時いちじてきなおすだけのために時間じかん手間てま費用ひようけるのは無駄むだである。
  • にせ近視きんし自覚じかくされるほど遠視えんしよわまっていればいずれ本物ほんもの近視きんしになるのはけられないので、にせ近視きんし治療ちりょうしても意味いみがない。
  • 治療ちりょう可能かのうにせ近視きんしという近視きんしがある」ということを殊更ことさら強調きょうちょうすると近視きんし全般ぜんぱん治療ちりょう可能かのうであるかのような誤解ごかいまねき、効果こうか不明ふめい民間みんかん療法りょうほうすることになるのでくない。
  • にせ近視きんしはあるのが当然とうぜんであり、「治療ちりょう」するようなものではない。
  • にせ近視きんし存在そんざいしない。

かくせい近視きんし

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老人ろうじんせい白内障はくないしょうともない、近視きんしすることがある。 かくせい白内障はくないしょうきたさいきる。そのさいには同視どうしこすこともおおい。

臨床りんしょうによる分類ぶんるい

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一般いっぱんてき遺伝いでん環境かんきょう要因よういんとされる。両方りょうほう原因げんいんとなる場合ばあいもある。 具体ぐたいてき原因げんいんいま不明ふめい

単純たんじゅん近視きんし

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遺伝いでん環境かんきょうにより発生はっせいする近視きんし大半たいはん近視きんし単純たんじゅん近視きんし分類ぶんるいされる。 小学校しょうがっこう高学年こうがくねんくらいからはじまることおおく「学校がっこう近視きんし」ともばれる。

病的びょうてき近視きんし

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なんらかの異常いじょうによりじくびて発生はっせいするじくせい近視きんしを「病的びょうてき近視きんし」とぶ。 幼児ようじより発生はっせいすることおおい。

度数どすう

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その正視せいし屈折くっせつ矯正きょうせいするために必要ひつようなレンズの度数どすうあらわされる。Sともい、単位たんいはD(ディオプターあるいはディオプトリ)。Dをあらわしきは D = 1 (m) / 焦点しょうてん距離きょり (m)。 近視きんしではまけ正視せいし場合ばあいは0となり、遠視えんしではせいとなる。

近視きんし程度ていど以下いかのように分類ぶんるいされるが、たん区切くぎりの数字すうじ区切くぎったにぎず、便宜べんぎてきなものである。強度きょうど近視きんし網膜剥離もうまくはくりのリスクがたかまるなどとっても、近視きんしつよくなるにつれて徐々じょじょにリスクがたかまるのであって、-6Dをえて強度きょうど近視きんし分類ぶんるいてはまるようになった途端とたんきゅうにリスクがたかまるわけでもなければ、-6D以下いかになって強度きょうど近視きんし分類ぶんるいからはずれた途端とたんきゅうにリスクがなくなるわけでもない。

  • 初期しょき近視きんし -1D以下いか
  • 軽度けいど近視きんし -1Dをえ-3D以下いか
  • 中等ちゅうとう近視きんし -3Dをえ-6D以下いか
  • 強度きょうど近視きんし -6Dをえ-10D以下いか
  • さい強度きょうど近視きんし -10Dをえ-15D以下いか
  • 極度きょくど近視きんし -15Dをえる

つぎのような分類ぶんるいもある。

  • 軽度けいど近視きんし -2D以下いか
  • 中等ちゅうとう近視きんし -2Dをえ-4D以下いか
  • 強度きょうど近視きんし -4Dをえ-6D以下いか
  • さい強度きょうど近視きんし -6Dをえる

近視きんし度数どすう裸眼らがん視力しりょくにはおおまかな関係かんけいしかない。度数どすうつよわり裸眼らがん視力しりょくたかひともいれば、度数どすうよわわり裸眼らがん視力しりょくひくひともいる。したがって度数どすういくつだから裸眼らがん視力しりょくいくつだとか、裸眼らがん視力しりょくいくつだから度数どすういくつだとかいうこときわめて大雑把おおざっぱにしかからない。

症状しょうじょう

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近視きんし症状しょうじょうは、とおくをはっきりることができないことがおもである。かる近視きんしでははるか遠方えんぽうにくいだけだが、近視きんし度合どあいがすにれてはっきりえる距離きょりちかくにかぎられていく。

また、強度きょうど近視きんしおおくをめるじくせい近視きんし場合ばあい裸眼らがんでは正視せいしものより網膜もうまくうつぞうおおきくなってしまう。とつレンズの老眼鏡ろうがんきょう通常つうじょうよりからはなしてかけると通常つうじょう位置いちにかけたときよりものおおきくえるが、とつレンズである角膜かくまく水晶すいしょうたいじくせい近視きんしのために正視せいし場合ばあいより網膜もうまくからはなれてしまっていてもおなじことがこるのである。

じくせい近視きんし網膜もうまくぞう正視せいしよりおおきくなってしまう効果こうかは、近視きんし眼鏡めがね矯正きょうせいすることにより、おうレンズで網膜もうまくぞうちいさくなる効果こうか相殺そうさいされてかなり解消かいしょうされる。近視きんし矯正きょうせいするレンズを角膜かくまく頂点ちょうてんからおよそ15mmはなして装用そうようすると正視せいしおなおおきさの網膜もうまくぞうられる。しかし、実際じっさい眼鏡めがね視野しや関係かんけいじょう12~10mmまでレンズをちかづけて調整ちょうせいされるので、網膜もうまくぞう拡大かくだいされる効果こうか完全かんぜんには相殺そうさいされず、眼鏡めがねをかけても網膜もうまくぞう正視せいしよりややおおきい[1]

原因げんいん

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近視きんし原因げんいんははっきりしておらず様々さまざませつされている。遺伝いでん環境かんきょう両方りょうほう影響えいきょうしているが、すべての近視きんし原因げんいん遺伝いでんだけ、あるいは環境かんきょうだけで説明せつめいはできず、遺伝いでん環境かんきょう複雑ふくざつからって近視きんし発生はっせいするとかんがえられている。原因げんいん遺伝いでん環境かんきょう分割ぶんかつしたときに遺伝いでん説明せつめいできる割合わりあい遺伝いでんりつ)は、60-90%程度ていどたか[2][3][4]

遺伝いでんてき要因よういん

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家族かぞく調査ちょうさ双子ふたご研究けんきゅうにより近視きんし遺伝いでんりつもとめられている。ただ関連かんれんする遺伝子いでんし一部いちぶしか特定とくていされていない。ほかに近視きんし発生はっせいりつ民族みんぞくあいだちがいが近視きんし発生はっせい遺伝いでん関与かんよしていることの証拠しょうことしてげられてきた[5]遺伝いでんせつでは、なんさいのときに近視きんしになりはじなんさいまでにどこまで進行しんこうするかがある程度ていどまでまれつきまっているとかんがえる。たとえば発達はったつじょう問題もんだいから眼球がんきゅう奥行おくゆきが若干じゃっかん延長えんちょうされ、映像えいぞう網膜もうまくうえでなく網膜もうまく前方ぜんぽうゆいするようになるなど。近視きんし通常つうじょう8さいから12さいまでのあいだ発現はつげんし、ほとんどの場合ばあい青年せいねんつうじて徐々じょじょ進行しんこうし、成人せいじんになると頭打あたまうちになる。遺伝いでん要因よういんは、生化学せいかがくてき要因よういんからも近視きんし原因げんいんとなりうる。たとえば結合けつごう組織そしきよわさなど。双生児そうせいじ研究けんきゅうではPAX6遺伝子いでんし欠陥けっかん近視きんし関連かんれんしているようである[1]

環境かんきょう要因よういん

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ヒヨコをたかさのちが部屋へやそだてる実験じっけんとう環境かんきょうによって視力しりょくしょうじることがたしかめられている[よう出典しゅってん]勉強べんきょう読書どくしょ、パソコンなどちかくのものつづけることにたいして適応てきおうする(近業きんぎょう適応てきおう)というかんがかた近視きんし人間にんげんはあまりもうさまたいすじ使つかわなくてもちかくにピントをわせやすいので疲労ひろうちいさい。

どの程度ていど適応てきおうきるかは遺伝いでんによってがあり、水晶すいしょうたいあつさが変化へんかする屈折くっせつせい近視きんしじく距離きょりびるじくせい近視きんしのうち前者ぜんしゃがより環境かんきょう要因よういんおおきい[6]

統計とうけいてき長時間ちょうじかん勉強べんきょう読書どくしょをするひと近視きんしおお傾向けいこうや、途上とじょうこく農村のうそんなど勉強べんきょうをする機会きかいすくないひと近視きんしすくないことが環境かんきょうせつ補強ほきょうしているともかんがえられるが、相関そうかん関係かんけい因果いんが関係かんけいちがえているともかんがえられる。

屋外おくがいこうびることで近視きんし発生はっせいりつ有意ゆうい減少げんしょうすることが 2019ねんシステマティック・レビューしめされ、学校がっこうで1にち2あいだ屋外おくがいこうびることが推奨すいしょうされた[7]。2020ねんシステマティック・レビューでは、画面がめん時間じかん英語えいごばん近視きんしとの関連かんれんあきらかではなかった[8]。 ウェアラブルデバイスをもちいた 2020ねん研究けんきゅうで、近視きんし小児しょうに近視きんしではない小児しょうに比較ひかくして 3000ルクスないし 5000ルクス以上いじょうひかりびる時間じかんみじかい、20cm未満みまん距離きょり作業さぎょうする時間じかんながい、といったことがたしかめられた[9]

バイオレットこう欠如けつじょによるとするせつ

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屋外おくがい活動かつどうする時間じかんなが子供こども近視きんしすくないことから屋外おくがい環境かんきょうなにかが近視きんし抑制よくせいするものとかんがえられるが、そのなにかとは紫外線しがいせんちか可視かし光線こうせんであるバイオレットこうであるとするせつ太陽光たいようこうせんには豊富ほうふなバイオレットこうふくまれる一方いっぽうで、LEDや蛍光けいこうとう照明しょうめいにはバイオレットこうがほとんどふくまれておらず、まどガラスや眼鏡めがねレンズもほとんどバイオレットこうとおさないことから屋内おくない環境かんきょうにはバイオレットこう欠如けつじょしている。慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく医学部いがくぶでは、こうしたバイオレットこう欠如けつじょ近視きんし増加ぞうかまねいている可能かのうせい指摘してきしている[10]

栄養えいようせつ

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2002ねん報道ほうどう英語えいごでは幼年ようねんのパンのぎ、あるいは炭水化物たんすいかぶつぎによる慢性まんせいこうインスリンしょう近視きんし原因げんいんかもしれないと指摘してきしている。この資料しりょう英語えいごまとめられているように栄養素えいようそ近視きんし原因げんいんとされている。

照明しょうめいせつ

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あかちゃんのころに、よるかりをつけた部屋へやかせてそだてると、近視きんしになりやすいというペンシルベニア大学だいがく研究けんきゅう成果せいかが、1999ねん5月13にち発行はっこうの『Nature』に掲載けいさいされた。

ただし、このせつには反論はんろん(Nature 404, 144 (9 March 2000) )がている。おや近視きんし場合ばあい子供こども様子ようするなどの理由りゆう夜間やかんよわ照明しょうめいおこな傾向けいこうがあり、また親子おやこにおける近視きんし遺伝いでんてき相関そうかんたかいため、夜間やかん照明しょうめい子供こども近視きんしとに相関そうかんてしまう。相関そうかん関係かんけい因果いんが関係かんけいちがえているという反論はんろんである。

睡眠すいみん不足ふそくせつ

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成長せいちょう睡眠すいみん不足ふそくすると近視きんしになるとするせつ

体格たいかく向上こうじょうせつ

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身長しんちょうびるさい骨格こっかくけいがあらゆる方向ほうこうび、じくちょう角膜かくまく網膜もうまくまでの距離きょり)もびて近視きんしつながる場合ばあいがあるという仮説かせつがある[11]

予防よぼう

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近視きんし発生はっせい進行しんこう予防よぼうするために、いくつかの方法ほうほうこころみられてきた。なお、家電かでんメーカーがテレビをるのに画面がめんたかさのなんばい距離きょり必要ひつようだなどとびかけるのは、それくらいはなれてないと画面がめんあらえてしまって綺麗きれいえないという意味いみであり、近視きんし予防よぼう観点かんてんからびかけているわけではない。テレビの高画質こうがしつともない、メーカーが推奨すいしょうする距離きょり以前いぜんよりみじかくなっている[12]

アトロピン点眼てんがん

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アトロピン点眼てんがんして調節ちょうせつすじ麻痺まひさせることで近視きんし予防よぼうする方法ほうほう若年じゃくねんしゃであっても老眼ろうがんおなじようにピント調節ちょうせつ能力のうりょくうしなわれるので老眼鏡ろうがんきょう必要ひつようになるほか瞳孔どうこうひらいてしまうためまぶしさをかんじる。長期ちょうき連用れんようする実験じっけんでは、初年しょねんには顕著けんちょ進行しんこう抑制よくせい作用さようみとめられたが、2ねん以降いこうにはみとめられなかった。長期ちょうきてき安全あんぜんせい不安ふあんがあるため長期ちょうき連用れんようには慎重しんちょう専門せんもんおおいが、実験じっけんでは短期たんき使用しようでは目立めだった進行しんこう抑制よくせい効果こうかみとめられなかった[13]

オルソケラトロジー

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オルソケラトロジー近視きんし矯正きょうせいほか近視きんし進行しんこう予防よぼう効果こうかをも期待きたいする方法ほうほう。いくつもの実験じっけん有効ゆうこうせい裏付うらづけられた[14]

遠近えんきん両用りょうようコンタクトレンズ

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老眼ろうがんのない若年じゃくねんしゃにも遠近えんきん両用りょうようコンタクトレンズを装用そうようさせることで近視きんし予防よぼうする効果こうか期待きたいする方法ほうほう

遠近えんきん両用りょうよう眼鏡めがね

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老眼ろうがんのない若年じゃくねんしゃにも遠近えんきん両用りょうよう眼鏡めがね装用そうようさせることで近視きんし予防よぼう効果こうか期待きたいする方法ほうほう効果こうか検証けんしょうする実験じっけん複数ふくすうおこなわれたが、結果けっか有効ゆうこうだったり無効むこうだったりとかれている[15]

完全かんぜん矯正きょうせい眼鏡めがね

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眼鏡めがね作成さくせいするさい一番いちばんよくえる度数どすうにすることを完全かんぜん矯正きょうせいといい、あえてよわめの度数どすうにすることをてい矯正きょうせいという。従来じゅうらいてい矯正きょうせい眼鏡めがね装用そうようすることで近業きんぎょう負担ふたんらし、近視きんし進行しんこう予防よぼうできるとするかんがえがあった。しかしながら、効果こうか検証けんしょうする実験じっけんでは、効果こうかみとめられなかったばかりか、むしろてい矯正きょうせいにしていると完全かんぜん矯正きょうせいにしているより近視きんし進行しんこうはやいという結果けっかであった[16] [17] [18][19]。 また、この方法ほうほうではよくえる度数どすうにしていないのだから「眼鏡めがねをかけてもあまりよくえない」という不利益ふりえきがあることが自明じめいである[20][21]。こちらの論文ろんぶん[22]では、

  • 近視きんしてい矯正きょうせい進行しんこう予防よぼう効果こうかがあることを裏付うらづける証拠しょうこは、ふる時代じだい少数しょうすう被験者ひけんしゃによる実験じっけん動物どうぶつ実験じっけん薄弱はくじゃくである
  • 近年きんねんの、人間にんげん対象たいしょうとした、より多数たすう被験者ひけんしゃもちいた複数ふくすう実験じっけんは、てい矯正きょうせい完全かんぜん矯正きょうせいよりむしろ近視きんし余計よけい進行しんこうさせてしまうことをしめしている
  • てい矯正きょうせいには、よくえないという明白めいはく不利益ふりえきがある

ことから、近視きんし完全かんぜん矯正きょうせいすべきだと結論けつろんけている。

日本にっぽん眼科がんかかいの2010年度ねんど調査ちょうさ報告ほうこくでは、複数ふくすう実験じっけん結果けっかのメタ解析かいせきから、てい矯正きょうせい眼鏡めがねあるいは軽度けいど近視きんし矯正きょうせいしないことに近視きんし進行しんこう抑制よくせい効果こうか期待きたいできないとしたうえで、しかしながら従来じゅうらいてい矯正きょうせいのほうが進行しんこう抑制よくせいするというかんがえがあったことから、近視きんしてい矯正きょうせい処方しょほうするか完全かんぜん矯正きょうせい処方しょほうするかについて臨床りんしょう現場げんばでは判断はんだんかれていると報告ほうこくしている[23]

眼鏡めがねをかけない

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近視きんしになっても眼鏡めがねをかけないようにすることで近視きんし進行しんこうふせぐことができる、あるいは眼鏡めがねをかけることこそが近視きんし原因げんいんであるとの主張しゅちょう民間みんかん療法りょうほういえによってよくなされる。近視きんしになる以前いぜんには眼鏡めがねをかけていなかったのに眼鏡めがねをかけたせいで近視きんしになったとは矛盾むじゅんしているし、世界せかいには眼鏡めがねっていない近視きんしひと大勢おおぜいいるので、この主張しゅちょうあやまりだとかんがえられる。先天せんてんせい白内障はくないしょう乳児にゅうじ急速きゅうそくじく伸展しんてんさせることなどから、清明せいめい視界しかいられないと人間にんげんふく動物どうぶつ近視きんしするとかんがえられている。これをふせぐためには近視きんしになったら矯正きょうせいすることが必要ひつようである。

もっとも、このことは実験じっけんによって検証けんしょうされているわけではない。もし眼鏡めがねまったくかけないことが近視きんし進行しんこうおくらせるかかを実験じっけんによって検証けんしょうするのならば、けん一部いちぶを、ぼやけた視界しかいの、学業がくぎょうあきらかに不利ふり状況じょうきょう長期ちょうきにわたってかなければならないが、そんな実験じっけん倫理りんりてきゆるされないからである。眼鏡めがねまったくかけない場合ばあいほど極端きょくたんにはけん視界しかいをぼやけさせない、てい矯正きょうせい眼鏡めがね近視きんし進行しんこう抑制よくせい作用さようがあるかかを検証けんしょうする実験じっけんさえ、てい矯正きょうせいぐんのほうがかえって進行しんこうはやいとかった時点じてん期間きかん短縮たんしゅくして終了しゅうりょうされたれいがあるほどである[24]

矯正きょうせい

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眼鏡めがね・コンタクトレンズ

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もっと一般いっぱんてき屈折くっせつ矯正きょうせいほうおうレンズの眼鏡めがねコンタクトレンズおこなわれる。 たかすぎる屈折くっせつりょくおうレンズで緩和かんわすることにより、網膜もうまくじょうにピントがうようになる。 また、えにくい自覚じかく症状しょうじょう場合ばあいにせ近視きんし場合ばあい医師いし処方しょほうにもとづいて、メガネ・コンタクトレンズを購入こうにゅうするのがだい原則げんそくである。 えにくいままでいると、頭痛ずつうかたこり、また生活せいかつするうえでのストレスとなり、からだ大変たいへんこのましくない。

視力しりょく回復かいふく手術しゅじゅつ

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角膜かくまく手術しゅじゅつなどによりうすくして屈折くっせつりょくよわめ、矯正きょうせいする。以下いか手術しゅじゅつほうがある。

RK手術しゅじゅつ
角膜かくまく切開きりひらけ将来しょうらい眼球がんきゅう破裂はれつ危険きけんがあるため現在げんざいはあまりおこなわれない。RKはラジアル・ケラトトミーのりゃく
PRK手術しゅじゅつ
レーザーにより角膜かくまくうすくする。PRKはフォトレフラクティブ・ケラトトミーのりゃく
レーシック手術しゅじゅつ
PRKの改良かいりょうがた
ICR手術しゅじゅつ
角膜かくまく周辺しゅうへんにリングをんで変形へんけいさせる。成功せいこうすれば眼鏡めがね・コンタクトレンズのわずらわしさがくなるが、
  • 費用ひよう高価こうか
  • 手術しゅじゅつ危険きけんせいともなう。
  • 後遺症こういしょうのこ可能かのうせいがある。
  • 手術しゅじゅつ成功せいこうしてもおもったより視力しりょく回復かいふくしない。
  • 気圧きあつがると(飛行機ひこうきない高山こうざんで)近視きんしもどり、気圧きあつがると(ダイビングとう遠視えんしする。
  • 角膜かくまく治癒ちゆりょくにより、すうねんからじゅうすうねんもともどって(近視きんしして)る。
  • 外傷がいしょうたいしてよわくなる。
といった問題もんだいがある。
phakic IOL手術しゅじゅつ
phakic IOLには水晶すいしょうたいまえのち房内ぼうないに、また虹彩こうさい支持しじさせるかたちで、ゆう水晶すいしょうからだにてないレンズ挿入そうにゅう近視きんし矯正きょうせいおこなうため、角膜かくまくうすくしない。現在げんざい安全あんぜんせいたか後者こうしゃ(ICLやArtiflex)が代名詞だいめいしとなっている。
強度きょうど近視きんし矯正きょうせいすぐれ、以前いぜんのように白内障はくないしょうなどの合併症がっぺいしょうっており、欧米おうべい韓国かんこくではレーシックをしのいきおいで使用しようされている。
認定にんてい資格しかくしゃ医師いしのみが手術しゅじゅつ可能かのうである。

トレーニング

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眼球がんきゅう運動うんどうによる視力しりょく回復かいふくトレーニングによりもうさまたい筋力きんりょく回復かいふくさせる。しかし、民間みんかん療法りょうほうであり医学いがくてき根拠こんきょ十分じゅうぶんでない。
筋力きんりょく低下ていか原因げんいんたいものにピントをわせるのに時間じかんがかかったり、うごくものをえなくなるひとし老眼ろうがん症状しょうじょうには筋力きんりょく回復かいふくによる視力しりょく向上こうじょう見込みこめるが、眼球がんきゅう変形へんけいにより焦点しょうてん距離きょり変化へんかした結果けっか近視きんしなおことい。立体りったいによる視力しりょく改善かいぜんうたほんとう同様どうようである。
近視きんし予防よぼうには定期ていきてきそらなど無限むげんとおるものをるなどして、長時間ちょうじかん読書どくしょなどでちかくに焦点しょうてんわせるため近視きんしにする方向ほうこうにかかっているちからいてリラックスすることが重要じゅうようである。一度いちど変形へんけいした眼球がんきゅうもど方法ほうほういまのところ存在そんざいしていない。

オルソケラトロジー

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とくにハードコンタクトレンズに顕著けんちょだが、通常つうじょうコンタクトレンズでもはずしたのちすう日間にちかんはコンタクトレンズのかたちわせて角膜かくまく変形へんけいされたくせのこることにより近視きんし本来ほんらいよりよわくなることがられていた。このことは従来じゅうらい、コンタクトをはずした直後ちょくごわせて眼鏡めがねつくればコンタクトレンズをはずして時間じかんつとじゃくすぎになってしまい、かといってコンタクトをはずしてから期間きかんいて眼鏡めがねつくればコンタクトをはずした直後ちょくごにはつよすぎてしまうという欠点けってんとらえられてきたが、これをぎゃく利用りようして、積極せっきょくてき角膜かくまくつよ変形へんけいさせることで近視きんし矯正きょうせいしようというのがオルソケラトロジーである。角膜かくまく矯正きょうせいようコンタクトレンズを使用しようする。

よるまえ装着そうちゃくするだけで昼間ひるま裸眼らがんごせるが、まばたきがなくなりなみだりょう就寝しゅうしんちゅうにコンタクトレンズを装用そうようすることは角膜かくまく感染かんせんしょうなどのリスクをにちちゅうだけ装用そうようする場合ばあいより大幅おおはばたかめる。利便りべんせいからかんがえるとよるまえ装着そうちゃくするだけでよい手軽てがる方法ほうほうであるが、衛生えいせいめんからかんがえると、コンタクトレンズの装用そうようをもっともけたい時間じかんたいにわざわざ装用そうようしなければならない方法ほうほうである。

ひかり刺激しげき

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クボタビジョンではじくせい近視きんし治療ちりょうとして、網膜もうまく周辺しゅうへんひかりとピントのっていないぞう投影とうえいしてじくちょう短縮たんしゅくさせるという近視きんし矯正きょうせい機器きき開発かいはつし、テストをおこなっている[25]

なりやす病気びょうき

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ ぎゃくえば、小学生しょうがくせいの3/4ちかく、中学生ちゅうがくせいの1/2ちかくは遠視えんしであるということである。正視せいし近視きんし遠視えんし狭間はざませま範囲はんいでしかないので少数しょうすうしからず、近視きんしでないものほとんどが遠視えんしかんがえられる。ただし、軽度けいど遠視えんしわかいうちは矯正きょうせい必要ひつようがなく、本人ほんにん自分じぶん遠視えんしであることすららないことがおおい。

出典しゅってん

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  1. ^ 宇山うやま安夫やすお (1968). 眼鏡めがね読本とくほん. 医学いがく書房しょぼう. p. 140 
  2. ^ Dirani, Mohamed, et al. "Heritability of refractive error and ocular biometrics: the Genes in Myopia (GEM) twin study." Investigative ophthalmology & visual science 47.11 (2006): 4756-4761.
  3. ^ Lopes, Margarida C., et al. "Estimating heritability and shared environmental effects for refractive error in twin and family studies." Investigative ophthalmology & visual science 50.1 (2009): 126-131.
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  8. ^ Lanca C et al. (2020). “The association between digital screen time and myopia: A systematic review”. Ophthalmic Physiol Opt 40 (2): 216-29. doi:10.1111/opo.12657. 
  9. ^ Wen L et al. (2020). “Objectively measured near work, outdoor exposure and myopia in children”. Br J Ophthalmol 104 (11): 1542-7. doi:10.1136/bjophthalmol-2019-315258. PMID 32075819. 
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  15. ^ Myopia Control”. 2015ねん6がつ7にち閲覧えつらん
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  23. ^ 学校がっこう近視きんし現況げんきょうかんする 2010 年度ねんどアンケート調査ちょうさ報告ほうこく”. 2015ねん6がつ14にち閲覧えつらん
  24. ^ Treatments: Don't Wear Glasses”. 2015ねん6がつ14にち閲覧えつらん
  25. ^ 近視きんし矯正きょうせいメガネ「クボタグラス」、日本にっぽん販売はんばい開始かいし 価格かかくは77まんえん全額ぜんがく返金へんきん保証ほしょう”. ITmedia ビジネスオンライン. 2022ねん8がつ1にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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