永田ながた安太郎やすたろう

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永田ながた 安太郎やすたろう
ながた やすたろう
生年月日せいねんがっぴ 1895ねん7がつ15にち
出生しゅっしょう 愛知あいちけん碧海あおみぐん長瀬ながせむら大字だいじきょう
ぼつ年月日ねんがっぴ (1955-05-13) 1955ねん5月13にち(59さいぼつ
出身しゅっしんこう 明治大学めいじだいがくせん門部かとべ法律ほうりつ学科がっか
ぜんしょく 弁護士べんごし
所属しょぞく政党せいとう立憲りっけん民政みんせいとう→)
あらためしんとう→)
日本にっぽん民主党みんしゅとう

選挙せんきょ きゅう愛知あいち4
当選とうせん回数かいすう 1かい
在任ざいにん期間きかん 1955ねん2がつ27にち - 1955ねん5月13にち

選挙せんきょ 碧海あおみぐん選挙せんきょ
当選とうせん回数かいすう 4かい
在任ざいにん期間きかん 1927ねん9月25にち - 1947ねん1がつ17にち
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永田ながた 安太郎やすたろう(ながた やすたろう、1895ねん明治めいじ28ねん7がつ15にち1955ねん昭和しょうわ30ねん5月13にち)は、日本にっぽん政治せいじ弁護士べんごし衆議院しゅうぎいん議員ぎいん(1)、愛知あいちけんかい議長ぎちょう愛知あいちけん会議かいぎいん(4)などを歴任れきにんした。

概要がいよう[編集へんしゅう]

愛知あいちけん碧海あおみぐん長瀬ながせむら大字だいじきょう毘沙門びしゃもん[1]永田ながた半兵衛はんべえ次男じなんとしてまれた。安城あき農林のうりん学校がっこう卒業そつぎょう家事かじ農業のうぎょう従事じゅうじしていたが、明治大学めいじだいがくせん門部かとべ法律ほうりつ学科がっか入学にゅうがくした[2]。1917ねん大正たいしょう6ねん)7がつどう大学だいがく卒業そつぎょう。1922ねん大正たいしょう11ねん)に弁護士べんごし試験しけん合格ごうかく弁護士べんごし開業かいぎょうした[3]。1937ねん昭和しょうわ12ねん)には名古屋なごや弁護士べんごし会長かいちょう就任しゅうにんした[2][4]

1927ねん昭和しょうわ2ねん)9がつ25にち愛知あいちけん会議かいぎいん選挙せんきょ碧海あおみぐん選挙せんきょから立憲りっけん民政みんせいとう公認こうにん出馬しゅつばはつ当選とうせん以後いご、1947ねん昭和しょうわ22ねん)1がつ17にち辞任じにんするまで県議けんぎを4つとめた[5]。そのあいだ、1937ねん昭和しょうわ12ねん)11月16にちから1939ねん昭和しょうわ14ねん)9がつ24にちまでけんかい議長ぎちょうつとめた[6]土地とち改良かいりょう事業じぎょう耕地こうち整理せいり事業じぎょうおよび、名古屋大学なごやだいがく創設そうせつや、県下けんか教育きょういくおよ産業さんぎょう振興しんこう尽力じんりょくし、名古屋なごや相互そうご銀行ぎんこう顧問こもんなどのしょくにもいた>[7]けんかいでは正義せいぎたいきびしい態度たいどのぞみ、警察官けいさつかん不当ふとう行為こうい追及ついきゅう人権じんけん尊重そんちょううったえるなど活発かっぱつ議会ぎかい活動かつどうおこなった[8]

しかし戦争せんそうすすむと、大政たいせい翼賛よくさんかい愛知あいちけん常任じょうにん委員いいん選出せんしゅつされ翼賛よくさん運動うんどう協力きょうりょく。それがために戦後せんご公職こうしょく追放ついほうけた。1951ねん昭和しょうわ26ねん)に解除かいじょされ[8]、1952ねん昭和しょうわ27ねん)10がつ1にちだい25かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいんそう選挙せんきょきゅう愛知あいち4からあらためしんとう公認こうにん出馬しゅつばするも落選らくせん

1955ねん昭和しょうわ30ねん)2がつ27にちだい27かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいんそう選挙せんきょ日本にっぽん民主党みんしゅとう公認こうにん出馬しゅつばはつ当選とうせん。しかしその2ヶ月かげつばかりったあとの5がつ13にち十二指腸じゅうにしちょう潰瘍かいよう悪化あっかのため死去しきょ[8]。これにより次点じてんだった小林こばやし当選とうせんした。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 長瀬ながせむらは1905ねん明治めいじ39ねん)5がつ1にちの1まち・5むら合併がっぺい矢作やはぎまちとなる。1955ねん昭和しょうわ30ねん)4がつ1にち矢作やはぎまち大字だいじきょう岡崎おかざき編入へんにゅうされ、岡崎おかざき橋目はしめまちとなる。ところが矢作やさく住民じゅうみんなか反対はんたい運動うんどうこり、橋目はしめまちのうち「郷前ごうぜん宮東みやひがし茶臼ちゃうすちゅう茶臼ちゃうす新居にいりんきた茶屋ちゃやじき」の区域くいきは1960ねん昭和しょうわ35ねん)1がつ1にち岡崎おかざきからけ、安城あき編入へんにゅうされた。
  2. ^ a b 岡崎おかざき人物じんぶつ』 153ぺーじ
  3. ^ 新編しんぺん さんかわ知名ちめい人士じんしろく』 96ぺーじ
  4. ^ 東海とうかい新聞しんぶん』1955ねん5がつ14にち、1めん、「永田ながた安太郎やすたろう代議士だいぎし逝去せいきょ 法曹界ほうそうかい政界せいかいかがやかしい足跡あしあとのこして 次点じてん小林こばやし錡氏の繰上くりあ当選とうせん」。
  5. ^ 愛知あいち県議会けんぎかい だいはちかん』 349ぺーじ
  6. ^ 愛知あいち県議会けんぎかい だいはちかん』 354ぺーじ
  7. ^ だい22かい国会こっかい 衆議院しゅうぎいん ほん会議かいぎ だい17ごう 昭和しょうわ30ねん5がつ17にち”. 国会こっかい会議かいぎろく検索けんさくシステム. 2020ねん7がつ23にち閲覧えつらん
  8. ^ a b c 新編しんぺん 岡崎おかざき 総集編そうしゅうへん 20』 274-275ぺーじ

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 議会ぎかい制度せいどひゃくねん: 衆議院しゅうぎいん議員ぎいん名鑑めいかん大蔵省おおくらしょう印刷いんさつきょく、1990ねん 
  • 久米くめ康裕やすひろへん新編しんぺん さんかわ知名ちめい人士じんしろくさん郷土きょうど史料しりょう調査ちょうさかい、1939ねん10がつ21にち 
  • 愛知あいち県議会けんぎかい だいはちかん愛知あいち県議会けんぎかい、1971ねん3がつ30にち 
  • 岡崎おかざき人物じんぶつ岡崎おかざき人物じんぶつ編集へんしゅう委員いいんかい、1979ねん1がつ5にち 
  • 新編しんぺん 岡崎おかざき 総集編そうしゅうへん 20』新編しんぺん岡崎おかざきへんさん委員いいんかい、1993ねん3がつ15にち