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玉川電気鉄道1372mm4輪単車車両 - Wikipedia コンテンツにスキップ

玉川たまがわ電気でんき鉄道てつどう1372mm4りん単車たんしゃ車両しゃりょう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

玉川たまがわ電気でんき鉄道てつどう1372mm4りん単車たんしゃ車両しゃりょうしょうされる玉川たまがわ電気でんき鉄道てつどう(のち東京とうきょう横浜よこはま電鉄でんてつ)の1ごうがたは、1920ねん9月11にち玉川たまがわ電気でんき鉄道てつどう東京とうきょう電気でんききょく市内しない電車でんしゃせん通称つうしょう東京とうきょう市電しでん)にれるために1067mmから市電しでんおなじ1372mmにあらためしたおり新造しんぞうした、21りょうのうちの15りょうす。

概要がいよう

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たまでんの1ごうがたは15りょうすべてが、愛知あいちけん名古屋なごやにあった名古屋なごや電車でんしゃ製作所せいさくしょ製造せいぞうで、ながさは大体だいたい11メートルぐらいで車体しゃたい台車だいしゃ以外いがい木造もくぞう。1ほんポールしゅうでん方式ほうしきで、かえさい反対はんたいがわにしなければならないというデメリットがあった。まどは1まい下降かこうしきでドアはなくオープンデッキ構造こうぞうだったが、のちに一部いちぶがドアづけ改造かいぞうされている。連結れんけつはなく、純粋じゅんすい路面ろめん電車でんしゃ車両しゃりょうとして製造せいぞうされたはつ車両しゃりょうといえるが、4りん単車たんしゃであることがネックとなり大型おおがた輸送ゆそう適格てきかくだった。そのため1936ねんから順次じゅんじ廃車はいしゃされるようになり、最後さいごの3りょうたまでん単線たんせん区間くかんであるきぬたせん二子ふたご玉川たまがわきぬた本村ほんそんあいだ専用せんようとなったが、1941ねん満州まんしゅうしんきょうげん長春ちょうしゅん)の私鉄してつしんきょう交通こうつう譲渡ゆずりわたされて形式けいしき消滅しょうめつしている(※ 満州まんしゅうわたった車両しゃりょう消息しょうそく不明ふめい)。

ちなみにのこりの6りょうたまでん東横ひがしよこの16ごうがたで、こちらは木造きづくりボギー車両しゃりょうであったため、東京急行電鉄とうきょうきゅうこうでんてつになってもがれて同社どうしゃのデハ1かたちとなる。

関連かんれん項目こうもく

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