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琉球りゅうきゅう政府せいふ

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曖昧さ回避 「琉球りゅうきゅう王国おうこく」とは異ことなります。
琉球りゅうきゅう政府せいふ
概要がいよう
創設そうせつ年ねん 1952年ねん
解散かいさん年ねん 1972年ねん
地域ちいき 沖縄諸島おきなわしょとう
代表だいひょう 行政ぎょうせい主席しゅせき
備考びこう
琉球りゅうきゅう政府せいふ旗はた
（2代目だいめの琉球りゅうきゅう船舶せんぱく旗はた）
← 琉球りゅうきゅう臨時りんじ中央ちゅうおう政府せいふ 沖縄県の旗 沖縄おきなわ県庁けんちょう →
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琉球りゅうきゅう政府せいふ管轄かんかつ区域くいきのデータ
管轄かんかつ区域くいきの位置いち
（奄美あまみ群島ぐんとう復帰ふっき後ご）		 東ひがし端はし:東経とうけい131度ど19分ふん
（北大東島きただいとうじま）
西端せいたん:東経とうけい122度ど56分ふん
（与那国島よなぐにじま）
南端なんたん:北緯ほくい24度ど2分ふん
（波照間島はてるまじま）
北端ほくたん:北緯ほくい27度ど53分ふん
（硫黄鳥島いおうとりしま）
総そう人口じんこう 945,111人にん
:1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）10月がつ1日にち
総そう世帯せたい 223,338世帯せたい
:1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）10月がつ1日にち
域内いきない総そう生産せいさん 2751億おく0300万まん円えん[1]
:1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）
1人ひとり当あたり
域内いきない総そう生産せいさん		 29万まん1000円えん
:1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）
通貨つうか B円えん :〜1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）
USドル :1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）〜
琉球りゅうきゅう政府せいふのデータ
政府せいふ創立そうりつ記念きねん日び 4月がつ1日にち
職員しょくいん数すう 18,205人にん
:1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）
琉球りゅうきゅう政府せいふ行政府ぎょうせいふビル
所在地しょざいち 那覇なは市し泉崎いずみざき1丁目ちょうめ2番ばん2号ごう
電話でんわ番号ばんごう 08-33-1121
:1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）
琉球りゅうきゅう政府せいふ樹立じゅりつ
記念きねん切手きって
琉球りゅうきゅう政府せいふの収入しゅうにゅう印紙いんし

琉球りゅうきゅう政府せいふ（りゅうきゅうせいふ、英えい: Government of the Ryukyu Islands）は、1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）から1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）まで、沖縄おきなわ本島ほんとうを中心ちゅうしんに存在そんざいした統治とうち機構きこうの名称めいしょうである。1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）に沖縄おきなわ県けんが日本にっぽんに返還へんかんされた際さいに消滅しょうめつし、沖縄おきなわ県けんや沖縄おきなわ総合そうごう事務じむ局きょく（国くにの出先でさき機関きかん）などに移管いかんされた。

琉球りゅうきゅう政府せいふの行政府ぎょうせいふの長ちょうは、行政ぎょうせい主席しゅせき（英えい：Chief Executive of the Government of the Ryukyu Islands）であった。

概要がいよう

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1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）、第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん（太平洋戦争たいへいようせんそう）末期まっきの沖縄おきなわ戦せんによって県庁けんちょうが消滅しょうめつした沖縄おきなわ県けんでは、米べい軍ぐんの命令めいれいにより、沖縄諸島おきなわしょとうの行政ぎょうせいを管轄かんかつさせるために沖縄おきなわ諮詢しじゅん会かいが成立せいりつし、存続そんぞくしていた宮古みやこ支庁しちょう（宮古列島みやこれっとう管轄かんかつ）や八重山やえやま支庁しちょう（八重山諸島やえやましょとう管轄かんかつ）は県庁けんちょうから独立どくりつして独自どくじの行政ぎょうせいを開始かいしした。1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）2月がつ2日にち、北緯ほくい30度ど以南いなんの日本にっぽんからの分離ぶんりが決定けっていしたため、大島おおしま支庁しちょう（奄美あまみ群島ぐんとう、トカラ列島れっとう）が鹿児島かごしま県けん庁ちょうの管轄かんかつを離はなれ琉球りゅうきゅう列島れっとう米国べいこく軍ぐん政府せいふの指揮しきに入はいった。これ以降いこう、数すう度どの組織そしき改編かいへんを行おこない、1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん）8月がつ4日にちには沖縄おきなわ群島ぐんとう政府せいふ、宮古みやこ群島ぐんとう政府せいふ、八重山やえやま群島ぐんとう政府せいふ、奄美あまみ群島ぐんとう政府せいふが成立せいりつした。

これらの行政ぎょうせい組織そしきは、元々もともとは琉球りゅうきゅう列島れっとう米国べいこく軍ぐん政府せいふの下部かぶ組織そしきであった。1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん）に米べい軍ぐん政府せいふが琉球りゅうきゅう列島れっとう米まい国民こくみん政府せいふと名なを変かえると、その下部かぶ組織そしきとなった。米べい国民こくみん政府せいふは、これらの政府せいふを指揮しき監督かんとくし、その決定けっていを無条件むじょうけんで破棄はきできることになっていた。

1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）までの群島ぐんとう政府せいふには民選みんせんの知事ちじがおり、しばしば米べい国民こくみん政府せいふの意向いこうに反はんする言動げんどう（日本にっぽんへの復帰ふっき要求ようきゅうなど）を行おこなったため、米べい国民こくみん政府せいふは自みずからが指名しめいする琉球りゅうきゅう住民じゅうみんを行政ぎょうせい主席しゅせきとする琉球りゅうきゅう政府せいふをつくった。この政府せいふには、民みん裁判所さいばんしょ、立法院りっぽういん、行政府ぎょうせいふがあり、三権さんけんを司つかさどったが、米べい国民こくみん政府せいふが琉球りゅうきゅう政府せいふの決定けっていを破棄はきできるという条件じょうけんに変かわりはなかった。しかし、立法院りっぽういん議員ぎいんは民選みんせんであったので、立法院りっぽういんはしばしば米べい国民こくみん政府せいふの意向いこうに反はんする決議けつぎを行おこなった。そのため、アメリカはゲリマンダーや選挙せんきょ干渉かんしょうで自分じぶんの都合つごうの良よいようにした。そのためアメリカは施政しせい権けんを日本にっぽんから切きり離はなし、琉球りゅうきゅう政府せいふをアメリカの傀儡かいらい政権せいけんとしてコントロールしようとしたが、琉球りゅうきゅうの民衆みんしゅうの本土ほんど復帰ふっき運動うんどうは盛さかんで、第だい1回かいから会期かいきごとに日本にっぽん復帰ふっき決議けつぎが行おこなわれた。琉球りゅうきゅう政府せいふと立法院りっぽういんは、米べい国民こくみん政府せいふの意向いこうとは異ことなり、後のちに沖縄おきなわ県けんが本土ほんど復帰ふっきをする際さいの原動力げんどうりょくとなった。

歴史れきし

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「アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくによる沖縄おきなわ統治とうち」も参照さんしょう

琉球りゅうきゅう政府せいふの組織そしき（行政府ぎょうせいふのみ）

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1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）4月がつ1日にち時点じてん

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1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）5月がつ14日にち時点じてん

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出典しゅってん

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ 県内けんない総そう生産せいさん（＝県内けんない総そう支出ししゅつ(名目めいもく）)[リンク切きれ]
  2. ^ a b c d e 『角川かどかわ日本にっぽん地名ちめい大だい事典じてん 47 沖縄おきなわ県けん』（1986年ねん7月がつ8日にち、角川書店かどかわしょてん発行はっこう）1065頁ぺーじ。
  3. ^ 「アメリカ世よ」時代じだいの沖縄おきなわ 第だい6回かい 同化どうかと異化いかの間あいだで 財界ざいかい九州きゅうしゅう 2002年ねん11月がつ号ごう

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 照屋てるや栄一えいいち『沖縄おきなわ行政ぎょうせい機構きこう変遷へんせん史し 明治めいじ12年ねん～昭和しょうわ59年ねん』照屋てるや栄一えいいち、1984年ねん8月がつ15日にち。NDLJP:9775065。 

関連かんれん項目こうもく

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ウィキメディア・コモンズには、琉球りゅうきゅう政府せいふに関連かんれんするカテゴリがあります。
ウィキソースに琉球りゅうきゅう政府せいふの法令ほうれいに関かんするカテゴリがあります。

外部がいぶリンク

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先代せんだい
琉球りゅうきゅう臨時りんじ中央ちゅうおう政府せいふ 		行政ぎょうせい区くの変遷へんせん
1952年ねん(昭和しょうわ27年ねん) - 1972年ねん(昭和しょうわ47年ねん) 		次代じだい
沖縄おきなわ県けん（第だい2次じ）
本土ほんど復帰ふっき前まえの沖縄おきなわの統治とうち機構きこう
琉球りゅうきゅう列島れっとう米まい国民こくみん政府せいふ
琉球りゅうきゅう政府せいふ
米べい軍ぐん統治とうち下かの沖縄おきなわ住民じゅうみん統治とうち機構きこうの変遷へんせん
統一とういつ機構きこう : 臨時りんじ琉球りゅうきゅう諮詢しじゅん委員いいん会かい→琉球りゅうきゅう臨時りんじ中央ちゅうおう政府せいふ→琉球りゅうきゅう政府せいふ
奄美あまみ群島ぐんとう
沖縄おきなわ群島ぐんとう
宮古みやこ群島ぐんとう
八重山やえやま群島ぐんとう
関連かんれん項目こうもく
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