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申さる淑子としこ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
申さる淑子としこ
生誕せいたん 1942年ねん
大日本帝国の旗 日本にっぽん統治とうち下か朝鮮ちょうせん 慶尚南道けいしょうなんどう統すべ営郡
国籍こくせき 大韓民国の旗 大韓民国だいかんみんこく
著名ちょめいな実績じっせき 良心りょうしん犯はん
配偶はいぐう者しゃ 吳ご吉男よしお
子供こども 呉ご惠めぐみ媛ひめ（1976）
呉ご圭けい媛ひめ（1978）
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申さる淑子としこ
各種かくしゅ表記ひょうき
ハングル： 신숙자
漢字かんじ： 申さる淑子としこ
発音はつおん： シン・スクチャ
RR式しき： Shin Suk-ja
MR式しき： Shin Sukja
英語えいご表記ひょうき： Shin Suk-ja または Shin Sook-ja
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申さる 淑子としこ (シン・スクチャ、1942年ねん - ）は、朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく（北朝鮮きたちょうせん）の強制きょうせい収容しゅうよう所しょに収容しゅうようされた大韓民国だいかんみんこく出身しゅっしんの女性じょせい。夫おっとの呉ご吉男よしお（오길남、オ・ギルラム）が北朝鮮きたちょうせんからデンマークに亡命ぼうめいしたのち、娘むすめたちと一緒いっしょに耀徳強制きょうせい収容しゅうよう所しょに投獄とうごくされた。この事件じけんはアムネスティ・インターナショナルが彼女かのじょを「良心りょうしんの囚人しゅうじん」と命名めいめいし、解放かいほうのために重点的じゅうてんてきな運動うんどうを行おこなうなど国際こくさい的てきな注目ちゅうもくを受うけた。

おいたちと結婚けっこん

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1942年ねん、朝鮮ちょうせんの慶尚南道けいしょうなんどう統すべ営郡（現在げんざいの大韓民国だいかんみんこく慶尚南道けいしょうなんどう統すべ営市）で生うまれた。現地げんちの小学校しょうがっこうと中学校ちゅうがっこうに通とおった後のち、1958年ねんから馬山まやま市しの看護かんご学校がっこうで学まなんだ[1]。

1970年ねんに彼女かのじょは韓国かんこくを発たち、ドイツのテュービンゲンで看護かんご師しとして働はたらいていた。そこで彼女かのじょは1972年ねんに韓国かんこくの経済けいざい学がくの学生がくせいだった呉ご吉男よしおと出会であい、彼かれと結婚けっこんした[2][3]。

後のちに2人ふたりはキールの近ちかくに引ひっ越こし、ここで彼女かのじょは呉ご恵めぐみ媛ひめ（오혜원, オ・ヘウォン、1976年ねん9月がつ17日にち）および呉ご圭けい媛ひめ（오규원, オ・ギュウォン、1978年ねん6月がつ21日にち）の2人ふたりの娘むすめを出産しゅっさんした。家族かぞくは1985年ねんまでキール近ちかくのクロンスハーゲンに住すんでいた[4]。

北朝鮮きたちょうせんへ移動いどう

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呉ごは1980年代ねんだい初頭しょとうに韓国かんこく政府せいふに対たいする政治せいじ運動うんどうに関かかわるようになった[5][6][7]。 呉ごは宋そう斗と律りつ（朝鮮ちょうせん語ご版ばん）（ソンドゥユル）や音楽家おんがくか尹いん伊い桑くわを含ふくむ何人なんにんかのドイツの有名ゆうめいな韓国かんこくの左派さは活動かつどう家かに影響えいきょうされた[2]。彼かれらは後のちに、呉ごが北朝鮮きたちょうせんの経済けいざい学者がくしゃとして働はたらくことによって祖国そこくを助たすけることができると勧すすめた[6][8][9]。呉ごの左翼さよく家かとしての活動かつどうは北朝鮮きたちょうせん政府せいふの代表だいひょう者しゃの注目ちゅうもくを集あつめ、さらに呉ごの妻つまが平壌ぴょんやんで無料むりょうの肝炎かんえんの治療ちりょうが受うけられると騙だまして北きたに亡命ぼうめいさせようとした[5]。

申さるの反対はんたいをよそに、家族かぞくは1985年ねん12月8日にちに北朝鮮きたちょうせんに到着とうちゃくした。ルートは、西にしベルリンから東ひがしベルリン、モスクワを経由けいゆして平壌ぴょんやん直轄ちょっかつ市しというコースであった[5][6]。呉ごと申さるは約束やくそくした治療ちりょうを受うける代かわりに、軍ぐんの宿営しゅくえい所しょにとらわれ、金きむ日成いるそんの主体しゅたい思想しそうを研究けんきゅうすることを強制きょうせいされた[2]。そして2人ふたりは韓国かんこく向むけのプロパガンダ放送ほうそうのために用もちいられた[2][6][10][注釈ちゅうしゃく 1]。そこにいる間あいだ、やはりプロパガンダ放送ほうそうに用もちいるために大韓航空だいかんこうくう機きYS-11ハイジャック事件じけんで連つれてきたソン・ギョンフィら客室きゃくしつ乗務じょうむ員いんの2名めいを含ふくむ、北朝鮮きたちょうせんによる韓国かんこく人じん拉致らち問題もんだいの被害ひがい者しゃ達たちと会あったと呉ご吉男よしおは証言しょうげんした[11]。北朝鮮きたちょうせん抑留よくりゅう中ちゅうの呉ごはまた、日本人にっぽんじん拉致らち被害ひがい者しゃの石岡いしおか亨とおる、生島いくしま孝子たかこを目撃もくげきしているという[6][9][12][注釈ちゅうしゃく 2]。

その後ご、北朝鮮きたちょうせん当局とうきょくは他たの韓国かんこくの学生がくせい達たちを北朝鮮きたちょうせんにおびき寄よせるために、家族かぞくは一緒いっしょに行いけないと伝つたえて呉ご吉男よしおをドイツに送おくり戻もどした[13]。呉ごが後のちに語かたったところによれば、彼かれが韓国かんこく人じんを何人なんにんか連つれて戻もどって来くると言いった時ときに、申さるは呉ごの顔かおを打うち「私わたしたちが誤あやまった意思いし決定けっていのための代償だいしょうを支払しはらわなければならないとしても、他たの人達ひとたちを犠牲ぎせいにする命令めいれいには従したがわずに逃にげなさい。私わたしたちの娘むすめも憎にくむべき共犯きょうはん者しゃの娘むすめになるべきではありません。もしこの国くにを脱出だっしゅつした場合ばあい、私わたしたちを救出きゅうしゅつしてください。しかし、あなたが失敗しっぱいした場合ばあい、私わたしと娘むすめたちは死しんでいたと思おもいなさい」と言いった[2][6][1]。

呉ご吉男よしおの亡命ぼうめい

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「呉ご吉男よしお」および「耀徳強制きょうせい収容しゅうよう所しょ」も参照さんしょう

1986年ねん、呉ご吉男よしおはドイツへ向むかう途中とちゅうのデンマークで政治せいじ亡命ぼうめいを要請ようせいした[2][6]。翌年よくねん、申さると2人ふたりの娘むすめ（当時とうじ9歳さいと11歳さい）は、明あきらかに夫おっとが北朝鮮きたちょうせんに戻もどらなかったという理由りゆうで耀徳強制きょうせい収容しゅうよう所しょに強制きょうせい送還そうかんされた[2][3][6]。

北朝鮮きたちょうせんの公式こうしきの仲介ちゅうかい者しゃ達たちは1988年ねんと1989年ねんに呉ごに、申さると娘むすめ達たちからの手紙てがみを与あたえ、1991年ねんには彼女かのじょらの声こえの録音ろくおんテープと耀徳強制きょうせい収容しゅうよう所しょでの家族かぞくの6枚まいの写真しゃしんを渡わたした[6][7]。写真しゃしんの一部いちぶは公開こうかいされた[14]。脱北者だっぽくしゃ達いたるや耀徳強制きょうせい収容しゅうよう所しょの囚人しゅうじんだった安やす赫と姜きょう哲あきら煥は、申さるは自殺じさつを何なん回かいか試こころみたが、彼かれらが釈放しゃくほうされた1987年ねんの時点じてんでまだ生いきていたと証言しょうげんした[15]。

2011年ねん9月がつに『コリア・タイムス』は、申さると彼女かのじょの娘むすめたちが生いきていて別べつの場所ばしょに移転いてんされたと報道ほうどうした[16]。報告ほうこくは彼女かのじょが金きむ正日じょんいるへの忠誠ちゅうせいの誓ちかいを書かくことを拒否きょひしたとも述のべている[16]。

申さる淑子としこ救出きゅうしゅつキャンペーン

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1993年ねん、 アムネスティ・インターナショナルは耀徳強制きょうせい収容しゅうよう所しょから申さると娘むすめ達たちを自由じゆうにせよとのキャンペーンを開始かいしした。利用りよう可能かのうなすべての情報じょうほうに基もとづいて、アムネスティ・インターナショナルは、申さる淑子としこと2人ふたりの娘むすめが呉ごの海外かいがい亡命ぼうめいの要求ようきゅうにより拘束こうそくされたと考かんがえている。アムネスティインターナショナルは、申さる淑子としこと彼女かのじょの娘むすめ達たちを良心りょうしんの囚人しゅうじんとして指定していし、直ただちにかつ無条件むじょうけんに彼女かのじょらを解放かいほうするために北朝鮮きたちょうせん当局とうきょくに呼よびかけた[7]。

2011年ねん4月がつ、申さるの故郷こきょうの人権じんけん活動かつどう家か達たちは「統みつる営の娘むすめ救出きゅうしゅつ運動うんどう」を始はじめ[17]韓国かんこくおよび世界せかいの一部いちぶメディアの注目ちゅうもくを集あつめ[14]2011年ねん9月がつ時点じてんで解放かいほうを求もとめる70,000以上いじょうの署名しょめいを集あつめた[18]。

韓国かんこく紙し『朝鮮日報ちょうせんにっぽう』は、2011年ねん9月がつ、韓国かんこくの情報じょうほう機関きかんが数すう十じゅう人にんの韓国かんこく人じんと日本にっぽんの拉致らち被害ひがい者しゃが平安へいあん南道みなみどう平原ひらばら郡ぐん元和がんわ里さと（院いん和わ里さと）に移動いどうさせられた可能かのう性せいが高たかく、そのなかに申さる淑子としこの一家いっかも含ふくまれると報道ほうどうした[19]。また、体力たいりょくの衰おとろえた申さる淑子としこがこの地ちにある朝鮮ちょうせん労働党ろうどうとう幹部かんぶ用よう病院びょういんで治療ちりょうを受うけているという情報じょうほうがあることも報ほうじている[19][注釈ちゅうしゃく 3]。

2011年ねん11月、アムネスティ・インターナショナルは、申さると他たの耀徳強制きょうせい収容しゅうよう所しょの囚人しゅうじんを含ふくめて「権利けんりのために書かこう」という手紙てがみを書かくキャンペーンを始はじめた[20]。一いちヶ月かげつ後ご、 北朝鮮きたちょうせんの国営こくえいニュースサービス朝鮮中央通信ちょうせんちゅうおうつうしんは、"悪わるい心しんの意図いとによって促うながされた"、"中傷ちゅうしょうキャンペーン"だと申さる淑子としこのためのキャンペーンを説明せつめいした[21]。

死亡しぼう通知つうちと国連こくれんの釈放しゃくほう要請ようせい

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2012年ねん5月がつ、国連こくれんからの問とい合あわせへの返答へんとうとして、北朝鮮きたちょうせんは申さる淑子としこが肝炎かんえんで死亡しぼうしていると答こたえた。大使たいしはまた、娘むすめ達たちは呉ごが家族かぞくを放棄ほうきしたので父ちちとは思おもっていないと述のべた。記者きしゃ会見かいけんで呉ごは、日本にっぽん国民こくみんを拉致らちした事件じけんで北朝鮮きたちょうせんが死しんだと虚偽きょぎの説明せつめいをした例れい（横田よこためぐみほか）を挙あげて、報告ほうこくを信しんじないと答こたえた[22]。

2012年ねん5月がつ29日にち、国際こくさい連合れんごう人権じんけん高等こうとう弁務べんむ官かん事務所じむしょは、「1987年ねん以降いこう継続けいぞくして北朝鮮きたちょうせんによる強制きょうせい的てきな拘禁こうきん下かにある」と断定だんてい、北朝鮮きたちょうせんに即時そくじ釈放しゃくほうと賠償ばいしょうを求もとめる意見いけん書しょをまとめていたことが判明はんめいした[23]。韓国かんこく当局とうきょく者しゃは、「判決はんけつの法的ほうてき強制きょうせい性せいはない」としながらも「北朝鮮きたちょうせんへの無視むしできない圧力あつりょくになる」と語かたった[24]。

脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 毎日まいにち13分ふん、自分じぶんが韓国かんこく内ないにいる民主みんしゅ活動かつどう家かのふりをして韓国かんこく政治せいじの批判ひはんや対たい日にち米べいの従属じゅうぞくについて虚偽きょぎもまじえて中傷ちゅうしょうの放送ほうそうを行おこなうのが、彼かれのしごとだった[6]。
  2. ^ 生島いくしま孝子たかこは、1972年ねん11月1日にちに東京とうきょう都と渋谷しぶや区く笹塚ささづかで突然とつぜん失踪しっそうした日本人にっぽんじん女性じょせい。呉ご吉男よしおと同おなじアパートに住すみ日本語にほんごを教おしえていたという[6]。
  3. ^ 人民じんみん保安ほあん部ぶ（現げん、社会しゃかい安全あんぜん省しょう）の中佐ちゅうさを務つとめた脱北者だっぽくしゃの証言しょうげんによれば、この地ちはもともと韓国かんこくに送おくられる工作こうさく員いんの訓練くんれん施設しせつとして使用しようされていたが、1990年代ねんだい以降いこう北朝鮮きたちょうせんは工作こうさく員いんの数かずを減へらしたので、拉致らち被害ひがい者しゃのための施設しせつに変かわり、近ちかくにはサッカー北朝鮮きたちょうせん代表だいひょうのキャンプや以前いぜん「中央ちゅうおう党とう結核けっかく病院びょういん」と呼よばれた、朝鮮ちょうせん労働党ろうどうとう幹部かんぶとその家族かぞく専用せんようの総合そうごう病院びょういんがあるという[19]。

出典しゅってん

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  1. ^ a b “Campaign seeks to save SK woman from NK prison camp”. Donga Ilbo, August 6, 2011. September 27, 2011閲覧えつらん。
  2. ^ a b c d e f g “北朝鮮きたちょうせん収容しゅうよう所しょに残のこされた呉ご吉男よしお氏しの妻つま娘むすめ、出身しゅっしん地ち統みつる営で救出きゅうしゅつ呼よびかける展示てんじ会かい”. 東亜日報とうあにっぽう (2011年ねん8月がつ3日にち). 2021年ねん12月1日にち閲覧えつらん。
  3. ^ a b “North Korea: Fear of "disappearance" of Shin Sook Ja (and her daughters), p. 5 - 8”. Amnesty International, January 1994. September 27, 2011閲覧えつらん。
  4. ^ “Save Oh Sisters!!”. Free the NK Gulag (NGO). September 27, 2011閲覧えつらん。
  5. ^ a b c 呉ご（1994）
  6. ^ a b c d e f g h i j k 三浦みうら小太郎こたろう (2018年ねん9月がつ28日にち). “呉ご吉男よしお事件じけんと特定とくてい失踪しっそう者しゃ生島いくしまさん”. やまと新聞しんぶん社しゃ. 2021年ねん12月1日にち閲覧えつらん。
  7. ^ a b c “2.2. Shin Sook Ja and her daughters”, North Korea: Summary of Amnesty International's concerns, Amnesty International, (1993), http://www.amnesty.org/library/asset/ASA24/003/1993/en/959f4967-ecb6-11dd-85fd-99a1fce0c9ec/asa240031993en.html 2010年ねん2月がつ25日にち閲覧えつらん。 
  8. ^ Chosun Ilbo, (2009-09-03), http://www.chosun.com/site/data/html_dir/2009/09/03/2009090300464.html+2010年ねん2月がつ25日にち閲覧えつらん。 
  9. ^ a b 荒木あらき（2005）p.47
  10. ^ Harden, Blaine (2010-02-22), “A family and a conscience, destroyed by North Korea's cruelty”, Washington Post, http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/21/AR2010022103690.html?sid=ST2010022103942 2010年ねん2月がつ25日にち閲覧えつらん。 
  11. ^ Um, Han-Ah (2007-10-05), “Fate of Abducted Korean Airlines Passengers Still Unclear”, Open Radio for North Korea, http://english.nkradio.org/news/231 2010年ねん7月がつ7日にち閲覧えつらん。 
  12. ^ 特定とくてい失踪しっそう者しゃ問題もんだい調査ちょうさ会かいNEWS 2228号ごう（2016年ねん6月がつ20日はつか）
  13. ^ “’Please fight for my wife, daughters’”. The Korea Times, August 17, 2011. September 27, 2011閲覧えつらん。
  14. ^ a b “Groups gather in Japan to save S. Korean prisoner in N. Korea”. The Korea Herald (September 6, 2011). September 27, 2011閲覧えつらん。
  15. ^ “월간조선 아내·두 딸을 북한에 두고 탈출한 오길남 박사”. Monthly Chosun Ilbo (March 9, 2009). September 27, 2011閲覧えつらん。
  16. ^ a b “'Daughter of Tongyeong'”. The Korea Times (September 22, 2011). September 27, 2011閲覧えつらん。
  17. ^ “A City Waiting for Its Daughter Back”. Daily NK (September 9, 2011). September 27, 2011閲覧えつらん。
  18. ^ “Shin Suk Ja Movement Gaining Traction”. Daily NK (September 25, 2011). September 27, 2011閲覧えつらん。
  19. ^ a b c 朝鮮日報ちょうせんにっぽう日本語にほんご版ばん (2011年ねん9月がつ20日はつか). “北朝鮮きたちょうせん、元もとスパイ養成ようせい所しょを拉致らち被害ひがい者しゃの収容しゅうよう施設しせつに”. セヌリマガジン. 2021年ねん11月22日にち閲覧えつらん。
  20. ^ “North Korea: Thousands held in Secret Camps”. Amnesty International, November 2011. November 8, 2011閲覧えつらん。
  21. ^ “S. Korea's Anti-DPRK Human Rights Campaign Slammed”. Korean Central News Agency (December 12, 2011). January 27, 2012閲覧えつらん。
  22. ^ Kim Young-jin (8 May 2012). “North Korea says detainee died of hepatitis”. The Korea Times. 8 May 2012閲覧えつらん。
  23. ^ “「韓国かんこくのめぐみさん」母はは娘むすめ3人にん、国連こくれん機関きかんが北きたに釈放しゃくほう要求ようきゅう…人権じんけん高等こうとう弁務べんむ官かん事務所じむしょが意見いけん書しょ”. 産経新聞さんけいしんぶん. (2012年ねん5月がつ29日にち). https://web.archive.org/web/20120529154731/http://sankei.jp.msn.com/world/news/120529/kor12052922080002-n1.htm 
  24. ^ “国連こくれん「北きた、申さる淑子としこ母はは娘むすめを拘禁こうきん」… 17年ねん前まえの決定けっていを覆くつがえす”. 中央日報ちゅうおうにっぽう. (2012年ねん5月がつ29日にち). https://japanese.joins.com/JArticle/152910 

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 荒木あらき和博かずひろ『拉致らち 異常いじょうな国家こっかの本質ほんしつ』勉つとむ誠まこと出版しゅっぱん、2005年ねん2月がつ。ISBN 4-585-05322-0。 
  • 呉ご吉男よしお 著ちょ、金かね民みん柱はしら 訳やく『恨・金きむ日成いるそん―金きむ日成いるそんよ、私わたしの妻つまと子こを返かえさぬまま、なぜ死しんだ!』ザマサダ、1994年ねん8月がつ。ISBN 978-4915977046。 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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報道ほうどう関係かんけい

日本の旗 日本人にっぽんじん拉致らち問題もんだい
日本の旗 法令ほうれい
日本の旗 団体だんたい・運動うんどう
日本の旗 政府せいふ・議会ぎかい
日本の旗 拉致らち被害ひがい者しゃ
日本の旗 特定とくてい失踪しっそう者しゃ
（拉致らち濃厚のうこう）
朝鮮民主主義人民共和国の旗拉致らち被害ひがい者しゃ（朝鮮ちょうせん籍せき）
被害ひがい者しゃ家族かぞく
実行じっこう犯はん
被害ひがい者しゃ居住きょじゅう地ち
大韓民国の旗 韓国かんこく人じん拉致らち問題もんだい
大韓民国の旗 拉致らち被害ひがい者しゃ
中華人民共和国の旗 中国人ちゅうごくじん拉致らち問題もんだい
中華人民共和国の旗 拉致らち被害ひがい者しゃ
各国かっこくの拉致らち問題もんだい
タイ王国の旗 タイ人じん拉致らち
マラヤ連邦の旗 マレーシア人じん拉致らち
  • 葉は玉だま芬（Yeng Yoke Fun）
  • 葉は美玲みれい（Yap Me Leng）
  • 司つかさ徒と戴琴（Seetoh Tai Thim）
  • 王おう玉たま珠たま（Margaret Ong Guat Choo）
シンガポールの旗 シンガポール人じん拉致らち
  • 黃き錦にしき瑛あきら（Diana Ng Kum Yim）
ルーマニアの旗 ルーマニア人じん拉致らち
レバノンの旗 レバノン人じん拉致らち
アメリカ合衆国の旗 アメリカ人じん拉致らち
朝鮮民主主義人民共和国の旗 外国がいこく人じん拘留こうりゅう・外国がいこく人じん捕虜ほりょ
アメリカ合衆国の旗 米国べいこく人じん脱走だっそう兵へい（拉致らち被害ひがい者しゃ家族かぞく）
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