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白倉しらくら伸しん一郎いちろう

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白倉しらくら 伸しん一郎いちろう（しらくら しんいちろう、1965年ねん8月がつ3日にち - ）は、日本にっぽんのテレビドラマ・映画えいがプロデューサー。東京とうきょう都と出身しゅっしん、血液けつえき型がたはAB型がた[1]、東京大学とうきょうだいがく文学部ぶんがくぶ第だい三さん類るい（フランス語ふらんすごフランス文学ぶんがく）卒業そつぎょう。東映とうえい株式会社かぶしきがいしゃ上席じょうせき執行しっこう役員やくいんテレビ営業えいぎょう部ぶヘッドプロデューサー兼けんテレビ営業えいぎょう部長ぶちょう兼けんキャラクター戦略せんりゃく部ぶ[2]。日本にっぽん映画えいがテレビプロデューサー協会きょうかい正会員せいかいいん。

経歴けいれき[編集へんしゅう]

作風さくふう[編集へんしゅう]

特撮とくさつドラマの場合ばあい、従来じゅうらいの特撮とくさつヒーローが持もっていた善悪ぜんあく二元論にげんろん、勧善懲悪かんぜんちょうあく的てきな論法ろんぽうに対たいし非常ひじょうに懐疑かいぎ的てきであり、プロデュース作品さくひんには「ヒーローであっても俗物ぞくぶつである（『超ちょう光ひかり戦士せんしシャンゼリオン』の主人公しゅじんこう、涼りょう村むら暁あかつきなど）」あるいは「そこには正義せいぎも悪あくもない。人間にんげんが生いきている、ただそれだけのこと」[14]、といった、ヒーロー的てきな「正義まさよし」の概念がいねんを否定ひていする要素ようそが含ふくまれることが多おおい。なお、その理由りゆうの一ひとつとして2001年ねん9月11日にちのアメリカ同時どうじ多発たはつテロ事件じけんが挙あげられている[15]。

「設定せっていを固かためてこぢんまりと綺麗きれいにまとめるよりも、リアルタイムのテレビ番組ばんぐみならではのライブ感かんを重視じゅうししたい」を持論じろんとしている[16]。

諸般しょはんの事情じじょうによりシリーズ中盤ちゅうばんからの参加さんかとなった『仮面かめんライダー響ひびき鬼おに』では、白倉しらくら就任しゅうにん直後ちょくごから作風さくふうに大おおきな変化へんかが起おきたとしてその是非ぜひを巡めぐって議論ぎろんが発生はっせいし、インターネットコミュニティなどで大おおきな物議ぶつぎを醸かもした（詳細しょうさいは「仮面かめんライダー響ひびき鬼おに#作風さくふうと反響はんきょう」の項こうを参照さんしょう）。

人物じんぶつ[編集へんしゅう]

コンピュータ関係かんけいに詳くわしく、東映とうえいオフィシャルサイトの設計せっけいもしていた[17]。理系りけいになりたかったが算数さんすうができなかったとのこと。大学だいがく受験じゅけんは落おち続つづけたがそれも楽たのしかったという[18]。一時いちじは本業ほんぎょうと並行へいこうして専門せんもん誌しにプログラミング関係かんけいの論文ろんぶんを投稿とうこうしていた他ほか、「cron」のHNでMS-DOSプラットフォームのフリーソフトウェアも制作せいさくしており、これらはベクターのダウンロードサイトで入手にゅうしゅ可能かのう。

東映とうえい入社にゅうしゃ以前いぜんから筋金入すじがねいりの「東映とうえい作品さくひんマニア」であったが、子供こども時代じだいは『仮面かめんライダー』には特とくにハマっておらず、『ジャンボーグA』のジャンボーグ9が好すきであった。『ウルトラマンA』、『人造じんぞう人間にんげんキカイダー』、『キカイダー01』も見みていた。小学しょうがく1、2年ねんにカラーテレビに変かわった時とき、これら作品さくひんが原色げんしょくギトギトであったり、カラータイマーが本当ほんとうにカラーであったことを知しり、「ダサい」と感かんじ引びいてしまった[19]。10歳さいのときに観みた『秘密ひみつ戦隊せんたいゴレンジャー』にはインパクトを受うけたものの、その後ごは、特撮とくさつ作品さくひん自体じたいが縮小しゅくしょう傾向けいこうにあったこともありアニメに興味きょうみが移うつっていった[3]。

しかし高校こうこう時代じだいに『超ちょう時空じくう要塞ようさいマクロス』の上映じょうえい会かいで手違てちがいか何なにかで流ながれた『電子でんし戦隊せんたいデンジマン』が面白おもしろく、ちょうどその頃ころ『デンジマン』が再さい放送ほうそうされ、スーパー戦隊せんたいシリーズを視聴しちょうするようになる[3]。さらに時ときを同おなじくして『宇宙うちゅう刑事けいじシリーズ』が始はじまり小林こばやし義明よしあき監督かんとくのファンとなる。また『宇宙うちゅう刑事けいじシリーズ』をはじめ多大ただいな影響えいきょうを受うけた『特捜とくそう最前線さいぜんせん』、『スケバン刑事けいじ』シリーズに携たずさわっていた田中たなか秀夫ひでお監督かんとくのファンでもあったという。

小林こばやし義明よしあき監督かんとくの回かいで車くるまが暴走ぼうそうする話はなしがあったんです。ひたすらアクションしかないような回かい、ただ大葉おおば健二けんじさんがジープもどきで暴走ぼうそうするみたいな話はなしですよね。そうこうするうちに小林こばやし義明よしあきって人ひとも去さることながら、小林こばやし演出えんしゅつっていうのがだんだん好すきになっていって。そのうち予告よこくの映像えいぞう観みるだけで次つぎの監督かんとくが解ほどけるようになったんです、３人にんくらいしかいないんですけど。来週らいしゅうは「○○○監督かんとくだな」とか「なんだ来週らいしゅう、○○○監督かんとくかぁ」とかね(笑)かっこわらい。やっぱり『宇宙うちゅう刑事けいじ』は小林こばやし演出えんしゅつあったればこそだと思おもいますからね。高校生こうこうせいになってから観みているから小林こばやしさんの演出えんしゅつはすごい面白おもしろい。こっちは薹とう（とう）が立たっているからドラマが観みたい訳わけじゃないですか、そうすると的確てきかくな演出えんしゅつのほうが大人おとなっぽいっていうかよりドラマ指向しこうで — 小林こばやし義明よしあきについて[19]
非常ひじょうに的確てきかくだと思おもうんですよね、彼かれのカット割わりにしても色彩しきさいにしてもカメラワークにしても。田中たなか演出えんしゅつの『宇宙うちゅう刑事けいじギャバン』『スケバン刑事けいじ』、それに『特捜とくそう最前線さいぜんせん』の再さい放送ほうそうを観みなかったら東映とうえいに入はいらなかったですね。田中たなか監督かんとくの演出えんしゅつを観みてそれで“東映とうえい”という会社かいしゃを認識にんしきした訳わけですよ」と評ひょうしており、「『宇宙うちゅう刑事けいじ』の3シリーズ終おわって田中たなか監督かんとくが『スケバン刑事けいじ』へ行いって、自分じぶんも『スケバン刑事けいじII』とかにすごくハマって。1作さく目めも観みてたんですけどね。すごいマニアックない方いかたをするとね、『スケバン刑事けいじII』の初回しょかいを学校がっこうにいたんで観かんそこなったんですよ。初回しょかい、田中たなか秀夫ひでおなのに〜って。予告よこくとか超ちょう期待きたいして観みてましたよ — 田中たなか秀夫ひでおについて[19]

一方いっぽうで自分じぶん用ようのテレビは親友しんゆうからもらった白黒しろくろテレビであったため、『宇宙うちゅう刑事けいじシリーズ』も白黒しろくろで見みており、カラーで見みたときはやはり配色はいしょくについてダサいと疑問ぎもんを感かんじたという[19]。大学だいがく時代じだいは8mmカメラで変身へんしんヒーローパロディの自主じしゅ制作せいさく映画えいがを撮とっていた[18]。

関連かんれん人物じんぶつ[編集へんしゅう]

エピソード[編集へんしゅう]

  • 入社にゅうしゃ時じの逸話いつわとして、「入社にゅうしゃ時じの面接めんせつ試験しけんで、岡田おかだ茂しげる社長しゃちょうを初はじめとする当時とうじの役員やくいんを前まえに既存きそんの仮面かめんライダーシリーズ（特とくに当時とうじの最新さいしん作さくであった『仮面かめんライダーBLACK RX』）を批判ひはんしつつ、熱あつい思おもいを語かたった」というものがある。このエピソードは『超ちょう光ひかり戦士せんしシャンゼリオンバイブル』で語かたっていた内容ないよう[20]が曲解きょっかいされたもので、実際じっさいに白倉しらくらが面接めんせつ試験しけんで語かたったものは「『RX』は自分じぶんが好すきな脚本きゃくほん家かや監督かんとくを擁ようしているのに、番組ばんぐみとしての体裁ていさいを失うしなっているような状態じょうたいであった。様々さまざまな事情じじょうはあるだろうが、視聴しちょう者しゃにそれを慮おもんばからせてしまうのはどうか」と、『RX』の制作せいさく事情じじょうに関かかわる内容ないようであった。白倉しらくら自身じしんはこれについて後年こうねん、「スポンサーを初はじめとする外部がいぶと制作せいさく現場げんばの調整ちょうせいをするような仕事しごとをしたい。現場げんばを守まもりたい」と面接めんせつの際さいに語かたったことが、前述ぜんじゅつの逸話いつわとして伝つたわったようであると述のべている[21]。
  • 前項ぜんこうの「人物じんぶつ」でも述のべられているが一いち度ど付つき合あったスタッフは大切たいせつにしている。『美少女びしょうじょ戦士せんしセーラームーン』序盤じょばんを撮とった後のちで東映とうえいを離はなれた田た﨑竜太ふとし監督かんとくは、フジテレビ・トムス・エンタテインメント制作せいさくによる『エクスマージュ』の企画きかくに参加さんかした。2004年ねん10月がつより半年はんとし間あいだ放送ほうそうされる予定よていで雑誌ざっしに告知こくち記事きじが先行せんこう掲載けいさいされたが、制作せいさく会社かいしゃが突如とつじょ制作せいさくを断念だんねん。企画きかくが頓挫とんざしたことを田た﨑は旧知きゅうちの白倉しらくらにメールで報告ほうこくしたところ、白倉しらくらは「東映とうえいで作つくります」と田た﨑に持もちかけた。結果けっか、放送ほうそう局きょくはフジテレビからテレビ朝日てれびあさひ、放送ほうそう期間きかんは半年はんとしから1クール、その他た放送ほうそう開始かいし日びやキャストなどの変更へんこうといった紆余曲折うよきょくせつを経へて2005年ねん1月がつより『Sh15uya』として放送ほうそうされた。
  • 『美少女びしょうじょ戦士せんしセーラームーン』で女優じょゆうデビューした北川きたがわ景子けいこは、同どう作さくの最終さいしゅうオーディションで、何なにも一芸いちげいがなく、もうどうにでもなれと惨みじめな気持きもちで審査しんさ員いんの前まえで黙々もくもくと芋版いもばんを彫ほったにも関かかわらず、合格ごうかくさせてくれた白倉しらくらさん、田崎たさき監督かんとくには今いまも頭あたまがあがりません、と感謝かんしゃの言葉ことばを述のべている[22]。
  • 『超ちょう光ひかり戦士せんしシャンゼリオン』にて、チーフプロデューサーで上司じょうしでもある吉川よしかわ進すすむと、第だい5話わのあたりでかなり激はげしい大だい喧嘩けんかをし、その後ご吉川よしかわと白倉しらくらは一いち切口きりくちを利きかなくなったという[23]。衝突しょうとつの原因げんいんについては『超ちょう光ひかり戦士せんしシャンゼリオンバイブル』にて「今いま思おもうと私わたしの暴言ぼうげん」と触ふれただけで、いまだオフィシャルに明あかされていない。そして2014年ねん3月がつ、自身じしんのツイッターにて18年ねんぶりに吉川よしかわと言葉ことばを交かわしたことを明あかしている[要よう文献ぶんけん特定とくてい詳細しょうさい情報じょうほう]。
  • ニコニコ生放送なまほうそうにおける井上いのうえ敏樹としきとの対談たいだんによると[要よう文献ぶんけん特定とくてい詳細しょうさい情報じょうほう]、2016年ねんには『ウルトラマンvs仮面かめんライダー』の第だい2弾だんの企画きかくを円谷つぶらやプロダクションに持もち込こんだものの、門前払もんぜんばらいを喰くらったとのことである。

仮面かめんライダー・戦隊せんたい関係かんけい[編集へんしゅう]

  • 『恐竜きょうりゅう戦隊せんたいジュウレンジャー』の第だい11話わ『ご主人しゅじんさま！』（渡辺わたなべ勝也かつやの公式こうしき監督かんとくデビュー作品さくひん）では『アラジンの魔法まほうのランプ』に出でてくるランプの精せいが「魔法まほうのランプで、なんでも望のぞみをかなえ、子供こどもたちの欲望よくぼうをかぎりなくかきたてる敵てき」というストーリーを進すすめていたが、その話はなしを聞きいた脚本きゃくほん家かの杉村すぎむら升ますが「ランプの精せいは、子供こどもたちにとって夢ゆめだろう。それを悪者わるものにして、子供こどもの夢ゆめを壊こわすのか？ それが、子供こども番組ばんぐみをつくる者ものの姿勢しせいか！」と激怒げきどしたという[24]。これは白倉しらくらにとって「正まさに痛恨つうこんの一いち撃げき」の出来事できごとであったようで、非常ひじょうに勉強べんきょうになったと語かたっている。他方たほうで、この一いち件けんについては「子供こども番組ばんぐみの作つくり手しゅとしての姿勢しせいを学まなんだ」と前置まえおきしつつも、同時どうじに「打うち合あわせに最初さいしょから同席どうせきせずに終おわりがけを見計みはからってから異議いぎを唱となえるという、誰だれしもの意表いひょうを突つくプレゼンテーション力りょく」に魅了みりょうされたというのが正解せいかいである、とも述のべている。いずれにせよ、この一いち件けんが色々いろいろなことを色々いろいろな尺度しゃくどから考かんがえる一ひとつのきっかけとなったのは事実じじつであるという[24]。後年こうねん、杉村すぎむらが急逝きゅうせいしたときはブログにて追悼ついとう文ぶんを記しるしている[要よう文献ぶんけん特定とくてい詳細しょうさい情報じょうほう]。
  • 『ジュウレンジャー』でブライを演えんじた和泉いずみ史郎しろうには柔やわらかいイメージがあったため起用きようを反対はんたいしていたが、結果けっか的てきに人気にんきを博はくしたのでグウの音おとも出でないと述のべている[3]。
  • 仮面かめんライダーシリーズ第だい1作さく『仮面かめんライダー』に関かんしては、『仮面かめんライダー』という従来じゅうらいの作品さくひんのやり方かただと、たとえ正義せいぎのためにおこなっても「虐いじめ」になっていく危険きけん性せいがあるため悪あくを倒たおすこと（を描えがくこと）はできないと評ひょうしている[25]。
  • サブタイトルが嫌きらいで「出でてくるだけで引ひいちゃう」ほど。仮面かめんライダーシリーズでも一時いちじ廃止はいししていた[26]。
  • 白倉しらくらが携たずさわった戦隊せんたい作品さくひんの一ひとつである『五ご星ほし戦隊せんたいダイレンジャー』については、「あれより面白おもしろいものは作つくれないと思おもいますね」と白倉しらくらは語かたっている[27]。
  • 映画えいが『仮面かめんライダー×仮面かめんライダー W&ディケイド MOVIE大戦たいせん2010』を共同きょうどうでプロデュースした塚田つかだ英明ひであきとの対談たいだんで、「好すきな仮面かめんライダー作品さくひんは？」という問といに『仮面かめんライダーBLACK』と『仮面かめんライダークウガ』の名なを挙あげて、塚田つかだから「ホントですか?」と突つっ込こみを受うけた[28]。実際じっさいに後者こうしゃのクウガに関かんしては、著書ちょしょ『ヒーローと正義まさよし』において、「ヒーローの行おこなう正義せいぎもまた暴力ぼうりょく、悪あくではないのか？」というテーマに踏ふみ込こんだことなどにそれなりに評価ひょうかしつつも、一部いちぶエピソードや作風さくふうそのものを批判ひはんするような文章ぶんしょうを展開てんかいしている[29]。2009年ねんの「ディケイド」放送ほうそう中ちゅうの『HERO VISION』の座談ざだん会かいで武部たけべ直美なおみが「私わたしはクウガが最高さいこう傑作けっさくだと思おもってて、超こえることはできないんじゃないかと思おもいます。オダギリジョーさんの存在そんざいや、ファンの方ほうもクウガが一番いちばん良よいという声こえが多おおくあるし」という発言はつげんに「そうかなあ？」という、やや懐疑かいぎ的てきな反応はんのうを示しめしていた[30]。クウガのメインプロデューサーの高寺たかてら成紀しげのりとはライバル関係かんけいにあると言いわれ、前述ぜんじゅつのようにクウガを批判ひはんするような発言はつげんもしており、正せい反対はんたいと言いわれている二人ふたりだが、白倉しらくらと高寺たかてらとどちらとも仕事しごとをしたことがある、井上いのうえ伸一しんいち郎ろうは「白倉しらくらPと高寺たかてらPは実じつは似にている」「仕事しごとのやり方かたや信念しんねんなどが似にている」「白倉しらくらさんが高こう寺てらさんを批判ひはんしライバル視ししているのは、実じつは自分じぶんに似にているから、自分じぶんを見みているようだからではないのか？」と評ひょうしている[31]。
  • 多おおくの作品さくひんで共とも働はたらかした長石ちょうせき多可たか男おとこについては2014年ねん3月がつの雑誌ざっしインタビュー[要よう文献ぶんけん特定とくてい詳細しょうさい情報じょうほう]にて「古ふるいものの良よさを認みとめたうえで常つねに新あたらしいものに挑戦ちょうせんしていた方ほうで、我々われわれにとっては本当ほんとうに大おおきな存在そんざいの方ほうでした」と回顧かいこした。また、2014年ねん3月がつ30日にちのツイートでは「長石ちょうせき監督かんとくが亡なくなられたのは、昨年さくねんの今日きょうでした。この日ひに某ぼう映画えいが（『平成へいせいライダー対たい昭和しょうわライダー 仮面かめんライダー大戦たいせん feat.スーパー戦隊せんたい』）をどうしても公開こうかいしたく、昨年さくねんより1ヶ月かげつ前倒まえだおしという強行きょうこう軍ぐんを強つよい、各かく方面ほうめんに無理むりをかけました。そうすると墓参ぼさんには伺うかがえなくなるというジレンマ。舞台ぶたい挨拶あいさつとロケに役割やくわり分担ぶんたんし、みんな仕事しごとに追おわれました。今日きょうは朝あさから雨あめでした。雨あめと言いえば長石ちょうせき組ぐみ。長石ちょうせき監督かんとくは（某ぼう田崎たさき監督かんとくと並ならんで）本当ほんとうに雨あめ男おとこ。今日きょうの雨あめも、空そらから長石ちょうせき監督かんとくが見守みまもってくれているように感かんじられ、なんだか嬉うれしかったものでした。とりあえず今日きょうという日にちの終おわりにはひとりで献杯けんぱいします」とコメントを残のこした[要よう文献ぶんけん特定とくてい詳細しょうさい情報じょうほう]。

主おもな作品さくひん[編集へんしゅう]

テレビドラマ[編集へんしゅう]

オリジナルビデオ[編集へんしゅう]

映画えいが[編集へんしゅう]

プロデューサー[編集へんしゅう]

ゼネラルプロデューサー[編集へんしゅう]

エグゼクティブプロデューサー[編集へんしゅう]

製作せいさく[編集へんしゅう]

Web配信はいしんドラマ[編集へんしゅう]

ゲーム[編集へんしゅう]

  • 西村にしむら京太郎きょうたろうトラベルミステリー 悪逆あくぎゃくの季き節ぶし 東京とうきょう〜南紀なんき白浜しらはま連続れんぞく殺人さつじん事件じけん（1994年ねん、パック・イン・ビデオ、3DO）
  • Moon Cradle 異形いぎょうの花嫁はなよめ（1995年ねん、パック・イン・ビデオ、3DO）

書籍しょせき[編集へんしゅう]

  • ヒーローと正義まさよし（寺子屋てらこや新書しんしょ、2004年ねん）
  • 小説しょうせつ 仮面かめんライダー電でん王おう 東京とうきょうワールドタワーの魔ま犬けん（講談社こうだんしゃキャラクター文庫ぶんこ、2013年ねん）
  • 小説しょうせつ 仮面かめんライダー電でん王おう デネブ勧進かんじん帳ちょう（講談社こうだんしゃキャラクター文庫ぶんこ、2020年ねん）

漫画まんが[編集へんしゅう]

その他た[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 石ノ森いしのもり章太郎しょうたろうは当初とうしょ、初代しょだい『仮面かめんライダー』を見みて育そだった青年せいねんが仮面かめんライダーに変身へんしんするなどのプロットを提出ていしゅつしたが、より原点げんてん回帰かいきすべきだと白倉しらくらが打診だしんしたところ、それが許諾きょだくされたという。白倉しらくらは雑誌ざっし記事きじにおいて、当時とうじ20代だい前半ぜんはんであった自身じしんが『真しん』のターゲット層そうに近ちかかったためではないかと分析ぶんせきしている[4]。
  2. ^ 『仮面かめんライダー剣けん』『仮面かめんライダーキバ』を除のぞく。
  3. ^ 第だい30話わ以降いこう。
  4. ^ Space.3以降いこうクレジットなし。
  5. ^ 第だい24話わ以降いこう。
  6. ^ 三さん十じゅう之これ巻かん以降いこう。
  7. ^ a b c d テレビ朝日てれびあさひ出向しゅっこう時代じだい。
  8. ^ a b 劇げき中ちゅうにカメオ出演しゅつえんしている。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ “仮面かめんライダー555 第だい8話わ”. 仮面かめんライダー555（東映とうえい公式こうしき）. 東映とうえい. 2013年ねん11月12日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2023年ねん7月がつ15日にち閲覧えつらん。
  2. ^ a b “平成へいせい仮面かめんライダー、戦隊せんたいヒーローの名物めいぶつPが挑いどむ 「海外かいがいも視野しやに入いれたキャラクタービジネス」の土台どだい作づくり 白倉しらくら伸一しんいち郎ろうインタビュー”. FINDERS. (2023年ねん12月30日にち). https://finders.me/kqFQxAgpLH7jGo-TRQ 2024年ねん1月がつ4日にち閲覧えつらん。 
  3. ^ a b c d e f g h i 「スーパー戦隊せんたい制作せいさくの裏うら舞台ぶたい 白倉しらくら伸一しんいち郎ろう」『スーパー戦隊せんたい Official Mook 20世紀せいき』《1992 恐竜きょうりゅう戦隊せんたいジュウレンジャー》講談社こうだんしゃ〈講談社こうだんしゃシリーズMOOK〉、2019年ねん3月がつ8日にち、32-33頁ぺーじ。ISBN 978-4-06-513708-6。 
  4. ^ 『中央公論ちゅうおうこうろん』2012年ねん8月がつ号ごう、中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ、60-61頁ぺーじ。
  5. ^ 役付やくづき取締役とりしまりやく等とうの異動いどうについて[リンク切きれ]
  6. ^ 決算けっさん発表はっぴょう資料しりょうの追加ついか（役員やくいんの異動いどう）について
  7. ^ 「キネマ旬報きねまじゅんぽう 2015年ねん3月がつ下旬げじゅん 映画えいが業界ぎょうかい決算けっさん特別とくべつ号ごう No.1684」第だい1部ぶ 映画えいが界かい概況がいきょう 各社かくしゃの動向どうこう
  8. ^ 語かたろう 2015, p. 333
  9. ^ 「東映とうえい人事じんじ／白倉しらくら取とテ営2部長ぶちょう、日笠ひかさ東映とうえいテ社長しゃちょう」（2014年ねん6月がつ28日にち閲覧えつらん）文化ぶんか通信つうしん
  10. ^ 「仮面かめんライダーを救すくい、コロナ危機ききを乗のり越こえよ」　東映とうえいハイテク大使館たいしかんの挑戦ちょうせんSankeiBiz 2020年ねん5月がつ17日にち
  11. ^ 監査かんさ等とう委員いいん会かい設置せっち会社かいしゃ移行いこう後ごの役員やくいん人事じんじに関かんするお知しらせ,東映とうえい株式会社かぶしきがいしゃ,2022年ねん5月がつ24日にち
  12. ^ キャラクタ―戦略せんりゃく部ぶを設立せつりつ,東映とうえい株式会社かぶしきがいしゃ,2023年ねん7月がつ3日にち
  13. ^ 東映とうえい・白倉しらくら伸一しんいち郎ろうP、新設しんせつされたキャラクター戦略せんりゃく部ぶの部長ぶちょうに　平成へいせい仮面かめんライダーやスーパー戦隊せんたいをプロデュース,ORICON NEWS,2023年ねん7月がつ3日にち
  14. ^ 555補完ほかん委員いいん会かい 編へん「『仮面かめんライダー555企画きかく書しょ一挙いっきょ掲載けいさい』」『ファンタスティックコレクション 仮面かめんライダー555 〈555補完ほかんファイル〉』朝日あさひソノラマ、2004年ねん4月がつ20日はつか、54頁ぺーじ。ISBN 4-257-03694-X。 
  15. ^ 白倉しらくら伸一しんいち郎ろう「序ついで」『ヒーローと正義まさよし』子こどもの未み来社らいしゃ〈寺子屋てらこや新書しんしょ002〉、2004年ねん6月がつ20日はつか、6-7頁ぺーじ。ISBN 4-901330-42-X。 
  16. ^ 製作せいさく現場げんばについて 東映とうえいマイスター
  17. ^ 東映とうえいヒーロネット(Internet Archive)
  18. ^ a b 東映とうえいヒーロネット(Internet Archive)
  19. ^ a b c d 東映とうえいヒーロネット(Internet Archive)
  20. ^ 『超ちょう光ひかり戦士せんしシャンゼリオンバイブル』、87頁ぺーじ。ISBN 978-4-257-03664-7。 
  21. ^ A Study around... 「入社にゅうしゃ試験しけんで RX を批判ひはん！」
  22. ^ “北川きたがわ景子けいこ、「セーラームーン」オーディション秘話ひわを明あかす”. モデルプレス. (2013年ねん5月がつ20日はつか). https://mdpr.jp/news/detail/1245439 2019年ねん3月がつ29日にち閲覧えつらん。 
  23. ^ 『超ちょう光ひかり戦士せんしシャンゼリオンバイブル』、88頁ぺーじ。ISBN 978-4-257-03664-7。 
  24. ^ a b “暴太郎ろう戦隊せんたいドンブラザーズ ドン41話わ サンタくろうする”. 東映とうえい (2022年ねん12月11日にち). 2022年ねん12月11日にち閲覧えつらん。
  25. ^ 樹き想そう社しゃ『仮面かめんライダー 悪あくの系譜けいふ』ISBN 4-87777-049-6 のp169より。
  26. ^ 東映とうえいヒーロネット(Internet Archive)
  27. ^ 宮島みやじま和弘かずひろ 編へん「INTERVIEW 白倉しらくら伸一しんいち郎ろう」『東映とうえいヒーローMAX』 2003 Vol.6、辰巳たつみ出版しゅっぱん〈タツミムック〉、2010年ねん3月がつ10日とおか、86頁ぺーじ。ISBN 4-88641-910-0。 
  28. ^ 『仮面かめんライダー×仮面かめんライダー W&ディケイド MOVIE大戦たいせん2010』パンフレット
  29. ^ サイゾー2022年ねん4.5月号ごうでも紹介しょうかいされた
  30. ^ 「仮面かめんライダーSP プロデューサー座談ざだん会かい 白倉しらくら伸しん一郎いちろう×武部たけべ直美なおみ×梶かじ淳あつし/カメラマンインタビュー いのくままさお」『HERO VISION [ヒーローヴィジョン]』Vol.34 (TVガイドMOOK) Mook – October 23, 2009
  31. ^ 語かたろう 2015, p. 46-48, INTERVIEW 1 白倉しらくら伸しん一郎いちろう
  32. ^ 【キュウレンジャー】スーパー戦隊せんたい親善しんぜん大使たいしの役割やくわりとは？【松本まつもと寛ひろし也】【BEAMS特撮とくさつ部ぶ】 | MonoMax（モノマックス）／宝島社たからじましゃの雑誌ざっしMonoMaxの公式こうしきサイト
  33. ^ “『暴太郎ろう戦隊せんたいドンブラザーズ』 2022年ねん3月がつ6日にち（日ひ）スタート！ 【毎週まいしゅう日曜にちよう】 午前ごぜん 9:30〜10:00 放送ほうそう”. 東映とうえい (2021年ねん12月22日にち). 2021年ねん12月22日にち閲覧えつらん。
  34. ^ “映画えいが『がんばれいわ!!ロボコン』情報じょうほう解禁かいきん！！”. 東映とうえいオフィシャルサイト. 2020年ねん4月がつ1日にち閲覧えつらん。
  35. ^ “『セイバー＋ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記せんき』公開こうかい決定けってい!!”. 東映とうえいオフィシャルサイト. 2021年ねん5月がつ23日にち閲覧えつらん。
  36. ^ “スタッフ”. 仮面かめんライダーBLACK SUN 公式こうしきWEBサイト 仮面かめんライダーWEB【公式こうしき】. 東映とうえい. 2022年ねん6月がつ12日にち閲覧えつらん。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 『語かたろう! 555 剣けん 響ひびき鬼おに』レッカ社しゃ編著へんちょ、カンゼン〈永遠えいえんの平成へいせい仮面かめんライダーシリーズ〉、2015年ねん1月がつ15日にち。ISBN 978-4-86255-285-3。 

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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