たま

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
たまから転送てんそう
撞球どうきゅう(どうきゅう)たま
たま

たま(きゅう、えい: ball)とは、

注意ちゅうい[編集へんしゅう]

あえて立体りったい物体ぶったいとしてのそれをときは「球体きゅうたい(きゅうたい、えい: solid sphere)」とう。

  • たま平面へいめんまじわるとき、そのまじわりは平面へいめんじょうえんとなってあらわれる。このえんたま平面へいめんの「交円」、平面へいめんたまの「わり平面へいめん」とぶ。たま中心ちゅうしんわり平面へいめん距離きょりは、たま半径はんけいよりもみじかい。交円の中心ちゅうしんからわり平面へいめんてた垂線すいせんを「交円のじく」とぶ。交円のじくは、たま中心ちゅうしんとおる。とくに、わり平面へいめんたま中心ちゅうしんとおるとき、交円の半径はんけい最大さいだいとなり、このときの交円を「大円だいえん」とぶ。大円だいえん半径はんけいは、たま半径はんけいひとしい。球面きゅうめんじょうとおって、球面きゅうめんじょうの2てんむす経路けいろ最短さいたんは、大円だいえんとなる。大円だいえん以外いがいの交円を「しょうえん」とぶ。わり平面へいめんによりられる球面きゅうめん一部いちぶを「たまかんむり」といい、たまかんむりわり平面へいめんによってかこまれた立体りったいを「たまかけ」とぶ。たまかけかこむ交円を「たまかけ底面ていめん」、底面ていめんす交円のじくからたまかけ線分せんぶんながさを「たまかけたかさ」とぶ。わり平面へいめんたま中心ちゅうしんとおるとき、たまかんむりを「半球はんきゅうめん」、たまかけを「半球はんきゅう」とぶ。
  • たま中心ちゅうしんしょうえんむす円錐えんすいめんによってられるたま一部いちぶを「たまぶん」とぶ。また、球面きゅうめんじょうじた図形ずけいしゅうたま中心ちゅうしんむす母線ぼせんによってられるたま一部いちぶを、ひろく「たまぶん」とぶことがある。
  • たま平行へいこうな2平面へいめんまじわるとき、そのまじわりはたがいに平行へいこうな2えんとなってあらわれる。2平面へいめんにはさまれた球面きゅうめん一部いちぶを「たまたい」といい、たまたいとこれら2平面へいめんによってかこまれた立体りったいを「たまだい」とぶ。たまだいかこたまたいを「たまだい側面そくめん」、たまだいかこむ2えんを「たまだい底面ていめん」、底面ていめんへだてる距離きょりを「たまだいたかさ」とぶ。
  • あやまって、「たまかけ」や「たまだい」のことを「たまぶん」と邦訳ほうやくした書籍しょせきがあるので注意ちゅうい

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d 広辞苑こうじえんだいろくはんたま (きゅう)】

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]