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だいさん銃弾じゅうだん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
だいさん銃弾じゅうだん
The Third Bullet
著者ちょしゃ カーター・ディクスン
発行はっこう 1937ねん
ジャンル 推理すいり小説しょうせつ
くに イギリスの旗 イギリス
言語げんご 英語えいご
形態けいたい 文学ぶんがく作品さくひん
つぎさく しん透明とうめい人間にんげん
コード

ISBN 978-2-7024-2348-6

OCLC 463719289
ウィキポータル 文学ぶんがく
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だいさん銃弾じゅうだん』(だいさんのじゅうだん、The Third Bullet )は、1937ねん発表はっぴょうされたカーター・ディクスン(ディクスン・カー名義めいぎ長編ちょうへん推理すいり小説しょうせつ。シリーズ探偵たんていであるマーチ大佐たいさ原型げんけいともうんえるマーキス大佐たいさ探偵たんていやく

あらすじ

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引退いんたいしたもと判事はんじ密室みっしつ射殺しゃさつされた。室内しつないには判事はんじ有罪ゆうざいにし刑期けいきえた青年せいねんがいて、拳銃けんじゅう(リボルバー38口径こうけい)をって呆然ぼうぜんっていた。また、室内しつない花瓶かびんには一発いっぱつ発射はっしゃされたべつじゅう(オートマチック32口径こうけい)がかくしてあった。しかし、被害ひがいしゃ絶命ぜつめいさせたむね凶弾きょうだんはいずれのじゅうともことなるじゅう空気くうきじゅう22口径こうけい)のものだった。だいさんじゅうはどこへったのか。

登場とうじょう人物じんぶつ

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  • チャールズ・モートレイク - 被害ひがいしゃもと判事はんじ
  • キャロライン・モートレイク - 判事はんじ長女ちょうじょ小柄こがらだが豊満ほうまんからだつき。ブルネットでくろひとみ
  • アイダ・モートレイク - 判事はんじ次女じじょがかなりたかく、金髪きんぱつ碧眼へきがん高価こうか毛皮けがわのコートをている。
  • ガブリエル・ホワイト - 判事はんじ殺害さつがい容疑ようぎしゃ
  • アンドリュー・トラヴァースきょう - 刑事けいじ弁護士べんごし。アイダの交際こうさい相手あいて
  • アルフレッド・ペニー - 判事はんじ助手じょしゅ書記しょき
  • サラ・サミュエルズ - めた女中じょちゅう後任こうにんへの応募おうぼしゃだい被害ひがいしゃ
  • デイヴィズ - モートレイクてい執事しつじ
  • ロビンソン - モートレイクてい門番もんばん
  • ジョン・ペイジ - 警部けいぶ事件じけん目撃もくげきしゃ
  • ボーダン部長ぶちょう刑事けいじ - その部下ぶか。ホワイトの前科ぜんかかれ逮捕たいほした経験けいけんがある。
  • マーキス大佐たいさ - ロンドン警視庁けいしちょうふく総監そうかんほんさく探偵たんていやく大男おおおとこ白髪はくはつぎわ後退こうたいしている。

提示ていじされるなぞ

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  • ハウダニット(死亡しぼう容疑ようぎしゃ室内しつないにいた密室みっしつ

短縮たんしゅく中編ちゅうへん

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  • 1947ねんに、短縮たんしゅくばんどうだい中編ちゅうへんだいさん銃弾じゅうだん」が発表はっぴょうされ、1954ねん出版しゅっぱんなかたん編集へんしゅう収録しゅうろくされている[1]

書誌しょし情報じょうほう

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  • 『カー短編たんぺん全集ぜんしゅう2』より「だいさん銃弾じゅうだん宇野うのとしやすしわけ)、東京とうきょうそうもとしゃそうもと推理すいり文庫ぶんこ118-2〉、1970ねん
  • だいさん銃弾じゅうだん 完全かんぜんばん田口たぐち俊樹としきわけ)、早川書房はやかわしょぼう〈ハヤカワ・ミステリ文庫ぶんこ6-11〉、2001ねん
  • だいさん弾丸だんがん』、宝石ほうせきしゃ 別冊べっさつ宝石ほうせき1958ねん11月15にちごう、No.81、1955ねん

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 『カー短編たんぺん全集ぜんしゅう2』解説かいせつ 355p

関連かんれん項目こうもく

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