第だい93回かいアカデミー賞しょう

93rd Academy Awards
開催かいさい日び	2021年ねん4月がつ25日にち
会場かいじょう	カリフォルニア州しゅうロサンゼルス市し; ユニオン駅えき
司会しかい	なし
Preshow hosts	アリアナ・デボーズ; リル・レル・ハウリー
プロデューサー	ジェシー・コリンズ; ステイシー・シェア; スティーヴン・ソダーバーグ
演出えんしゅつ	グレン・ウェイス
Highlights
作品さくひん賞しょう	『ノマドランド』
最多さいた部門ぶもん受賞じゅしょう	『ノマドランド』(3)
最多さいた部門ぶもんノミネート	『Mank/マンク』(10)
テレビ放送ほうそう
放送ほうそう局きょく	ABC
時間じかん	3時じ間あいだ19分ふん
Ratings	10.4 million; 5.9% (Nielsen ratings);
	← 92; アカデミー賞しょう; 94 →;

第だい93回かいアカデミー賞しょう（だい93かいアカデミーしょう）は、映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミー（AMPAS）が主催しゅさいする賞しょうであり、2020年ねんと2021年ねん初頭しょとうの映画えいがを対象たいしょうとし、2021年ねん4月がつ25日にちにカリフォルニア州しゅうロサンゼルス市しのユニオン駅えきで午後ごご5時じ（PDT）より授賞じゅしょう式しきが行おこなわれる^[5]。新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう(COVID-19)の流行りゅうこう拡大かくだいのため、授賞じゅしょう式しきは当初とうしょの予定よていより2ヶ月かげつ遅おくれた。

「ノマドランド」は作品さくひん賞しょうを含ふくむ最多さいたの3部門ぶもんを受賞じゅしょうした。その他た、「ファーザー」、「ユダ&ブラック・メシア」、「マ・レイニーのブラックボトム」、「Mank/マンク」、「ソウルフル・ワールド」、「サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-」がそれぞれ2部門ぶもんを受賞じゅしょうした。今回こんかいの授賞じゅしょう式しきは第だい78回かい以来いらい、3部門ぶもん以上いじょうの賞しょうを受賞じゅしょうした作品さくひんがなかった^[6]。

背景はいけい

映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーは2020年ねん6月がつ、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの映画えいがへの影響えいきょうを考慮こうりょし、当初とうしょ予定よていしていた2021年ねん2月がつ28日にちの授賞じゅしょう式しきを4月がつ25日にちに延期えんきすることを発表はっぴょうし、それに伴ともない長編ちょうへん映画えいがの対象たいしょう作品さくひんの資格しかく期間きかんを2021年ねん2月がつ28日にちまで延長えんちょうした。なお、当初とうしょは劇場げきじょう公開こうかいを予定よていしていたが、最終さいしゅう的てきにはストリーミングサービスで直接ちょくせつ公開こうかいされた作品さくひんについては、受賞じゅしょう資格しかくの基準きじゅんが変更へんこうされた。アカデミー賞しょうが延期えんきされるのは今回こんかいで4回かい目めで、2つの異ことなる暦年れきねんに公開こうかいされた映画えいがが同おなじ授賞じゅしょう式しきで受賞じゅしょう対象たいしょうとなるのは、第だい6回かいアカデミー賞しょう以来いらいのこととなる^[7]。

ノミネート

第だい93回かいアカデミー賞しょうのノミネートは2021年ねん3月がつ15日にち4時じ19分ふんPST(12時じ19分ふんUTC)にプリヤンカー・チョープラーとニック・ジョナスにより発表はっぴょうされ、ストリーミング配信はいしんされた^[8]^[9]。

受賞じゅしょう者しゃは各かく項目こうもく最さい上段じょうだんに太字ふとじでダブルダガー () 付つきのものである。

クロエ・ジャオ
作品さくひん賞しょう共同きょうどう受賞じゅしょう者しゃ、監督かんとく賞しょう受賞じゅしょう者しゃ

作品さくひん賞しょう『ノマドランド』 - フランシス・マクドーマンド、ピーター・スピアーズ、モリー・アッシャー、ダン・ジャンヴィー、クロエ・ジャオ『ファーザー』 - デヴィッド・パーフィット（英語えいご版ばん）、ジャン＝ルイ・リヴィ、フィリップ・カルカソンヌ『ユダ&ブラック・メシア』 - シャカ・キング（英語えいご版ばん）、チャールズ・D・キング、ライアン・クーグラー『Mank/マンク』 - セアン・チャフィン、エリック・ロス、ダグラス・アーバンスキー（英語えいご版ばん）『ミナリ』 - クリスティーナ・オー『プロミシング・ヤング・ウーマン』 - ベン・ブラウニング、アシュリー・フォックス、エメラルド・フェネル、ジョシー・マクナマラ『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 - ベルト・ハーメリンク、サチャ・ベン・ハローチェ『シカゴ7裁判さいばん』 - マーク・E・プラット、スチュアート・M・ベッサー（英語えいご版ばん）	監督かんとく賞しょうクロエ・ジャオ - 『ノマドランド』トマス・ヴィンターベア - 『アナザーラウンド』デヴィッド・フィンチャー - 『Mank/マンク』リー・アイザック・チョン - 『ミナリ』エメラルド・フェネル - 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
主演しゅえん男優だんゆう賞しょうアンソニー・ホプキンス - 『ファーザー』 : アンソニー役やくリズ・アーメッド - 『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 : ルーベン・ストーン役やくチャドウィック・ボーズマン - 『マ・レイニーのブラックボトム』 : レヴィー・グリーン役やく ※没後ぼつごノミネートゲイリー・オールドマン - 『Mank/マンク』 : ハーマン・J・マンキーウィッツ役やくスティーヴン・ユァン - 『ミナリ』 : ジェイコブ・イー役やく	主演しゅえん女優じょゆう賞しょうフランシス・マクドーマンド - 『ノマドランド』 : ファーン役やくヴィオラ・デイヴィス - 『マ・レイニーのブラックボトム』 : マ・レイニー（英語えいご版ばん）役やくアンドラ・デイ（英語えいご版ばん） - 『ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ』 : ビリー・ホリデイ役やくヴァネッサ・カービー - 『私わたしというパズル』マーサ・ワイス役やくキャリー・マリガン - 『プロミシング・ヤング・ウーマン』 : カサンドラ・"キャシー"・トーマス役やく
助演じょえん男優だんゆう賞しょうダニエル・カルーヤ - 『ユダ&ブラック・メシア』 : フレッド・ハンプトン役やくサシャ・バロン・コーエン - 『シカゴ7裁判さいばん』 : アビー・ホフマン役やくレスリー・オドム・Jr - 『あの夜よる、マイアミで』 : サム・クック役やくポール・レイシー（英語えいご版ばん） - 『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 : ジョー役やくラキース・スタンフィールド - 『ユダ&ブラック・メシア』 : ウィリアム・オニール（英語えいご版ばん）役やく	助演じょえん女優じょゆう賞しょうユン・ヨジョン - 『ミナリ』 : スンジャ役やくマリア・バカローヴァ - 『続ぞく・ボラット栄光えいこうナル国家こっかだったカザフスタンのためのアメリカ貢みつぎ物もの計画けいかく』 : トゥーター・サグディエフ役やくグレン・クローズ - 『ヒルビリー・エレジー郷愁きょうしゅうの哀歌あいか』 : ボニー・"マモーウ"・ヴァンス役やくオリヴィア・コールマン - 『ファーザー』 : アン役やくアマンダ・サイフリッド - 『Mank/マンク』 : マリオン・デイヴィス役やく
脚本きゃくほん賞しょう『プロミシング・ヤング・ウーマン』 - エメラルド・フェネル『ユダ&ブラック・メシア』 - 脚本きゃくほん : ウィル・バーソン、シャカ・キング（英語えいご版ばん）、原案げんあん : ウィル・バーソン、シャカ・キング、ルーカス兄弟きょうだい（英語えいご版ばん）『ミナリ』 - リー・アイザック・チョン『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 - 脚本きゃくほん : ダリウス・マーダー、アブラハム・マーダー、原案げんあん : ダリウス・マーダー、デレク・シアンフランス『シカゴ7裁判さいばん』 - アーロン・ソーキン	脚色きゃくしょく賞しょう『ファーザー』 - クリストファー・ハンプトン、フローリアン・ゼレール : フローリアン・ゼレールの戯曲ぎきょく『Le Père 父ちち』より『続ぞく・ボラット栄光えいこうナル国家こっかだったカザフスタンのためのアメリカ貢みつぎ物もの計画けいかく』 - 脚本きゃくほん : サシャ・バロン・コーエン、アンソニー・ハインズ、ダン・スイマー（英語えいご版ばん）、ピーター・ベイナム（英語えいご版ばん）、エリカ・リビノヤ、ダン・メイザー（英語えいご版ばん）、ジェナ・フリードマン（英語えいご版ばん）、リー・カーン、原案げんあん : サシャ・バロン・コーエン、アンソニー・ハインズ、ダン・スイマー、ニーナ・ペドラッド : サシャ・バロン・コーエン創作そうさくのキャラクターボラット・サグディエフ（英語えいご版ばん）より『ノマドランド』 - クロエ・ジャオ : ジェシカ・ブルーダー（英語えいご版ばん）の小説しょうせつ『ノマド: 漂流ひょうりゅうする高齢こうれい労働ろうどう者しゃたち』より『あの夜よる、マイアミで』 - ケンプ・パワーズ : ケンプ・パワーズの戯曲ぎきょく『One Night in Miami』より『ザ・ホワイトタイガー（英語えいご版ばん）』 - ラミン・バーラニ（英語えいご版ばん） : アラヴィンド・アディガの小説しょうせつ『The White Tiger』より
長編ちょうへんアニメ映画えいが賞しょう『ソウルフル・ワールド』 - ピート・ドクター、ダナ・マーレイ（英語えいご版ばん）『2分ぶんの1の魔法まほう』 - ダン・スキャンロン（英語えいご版ばん）、コリ・レイ（英語えいご版ばん）『フェイフェイと月つきの冒険ぼうけん』 - グレン・キーン、ジェニー・リム、ペイリン・チョウ『映画えいがひつじのショーン UFOフィーバー!』 - リチャード・フェラン、ウィル・ベッカー、ポール・キューリー『ウルフウォーカー』 - トム・ムーア、ロス・スチュアート、ポール・ヤング、ステファン・ローランツ	国際こくさい長編ちょうへん映画えいが賞しょう『アナザーラウンド』 ( デンマーク)、デンマーク語ご - トマス・ヴィンターベア監督かんとく『少年しょうねんの君きみ』 ( 香港ほんこん)、官話かんわ - デレク・ツァン監督かんとく『コレクティブ国家こっかの嘘うそ』 ( ルーマニア)、ルーマニア語ご - アレクサンダー・ナナウ監督かんとく『皮膚ひふを売うった男おとこ』 ( チュニジア)、アラビア語ご - カウテール・ベン・ハニア（英語えいご版ばん）監督かんとく『アイダよ、何処どこへ?』 ( ボスニア・ヘルツェゴビナ)、ボスニア語ご - ヤスミラ・ジュバニッチ監督かんとく
長編ちょうへんドキュメンタリー映画えいが賞しょう『オクトパスの神秘しんぴ: 海うみの賢者けんじゃは語かたる』 - ピッパ・エアリック、ジェームズ・リード、クレイグ・フォスター『コレクティブ国家こっかの嘘うそ』 - アレクサンダー・ナナウ、ビアンカ・オアナ『ハンディキャップ・キャンプ: 障さわがい者しゃ運動うんどうの夜明よあけ』 - ニコール・ニューナム（英語えいご版ばん）、ジム・レブレヒト、サラ・ボルダー『83歳さいのやさしいスパイ』 - マイテ・アルベルディ（英語えいご版ばん）、マルセラ・サンティバニェズ『タイム』 - ギャレット・ブラッドリー（英語えいご版ばん）、ローレン・ドミノ、ケレン・クイン	短編たんぺんドキュメンタリー映画えいが賞しょう『Colette』 - アンソニー・ジャッキーノ（英語えいご版ばん）、アリス・ドヤード『A Concerto Is a Conversation』 - ベン・プラウドフット（英語えいご版ばん）、クリス・バワーズ『Do Not Split』 - アンダース・ハマー、シャーロット・クック『Hunger Ward』 - スカイ・フィッツジェラルド、マイケル・シューマン『ラターシャに捧ささぐ〜記憶きおくで綴つづる15年ねんの生涯しょうがい〜』 - ソフィア・ナーリ・アリソン、ジャニス・ダンカン
短編たんぺん映画えいが賞しょう『隔へだたる世界せかいの2人ふたり』 - トラヴォン・フリー（英語えいご版ばん）、マーティン・デズモンド・ロー（英語えいご版ばん）『Feeling Through』 - ダグ・ローランド、スーザン・ルゼンスキー『The Letter Room』 - エルヴィラ・リンド、ソフィア・ソンダーヴァン（英語えいご版ばん）『The Present』 - ファラ・ナブシ（英語えいご版ばん）『White Eye』 - トメル・シュシャン、シラ・ホッチマン	短編たんぺんアニメ映画えいが賞しょう『愛あいしてるって言いっておくね』 - ウィル・マコーミック（英語えいご版ばん）、マイケル・ゴビエ『夢ゆめ追おいウサギ』 - マデリーン・シャラフィアン、マイケル・キャプバラ『Genius Loci』 - アドリアン・メリゴー、アマウリ・オヴィーズ『OPERA』 - エリック・オー『Yes-People』 – ギスリ・ダリ・ハルドルソン、アルナル・グンナルソン
美術びじゅつ賞しょう『Mank/マンク』 - プロダクション・デザイン: ドナルド・グラハム・バート、セット・デコレーション: ジャン・パスカル（英語えいご版ばん）『ファーザー』 - プロダクション・デザイン: ピーター・フランシス、セット・デコレーション: キャシー・フェザーストーン『マ・レイニーのブラックボトム』 - プロダクション・デザイン: マーク・リッカー、セット・デコレーション: カレン・オハラ、ダイアナ・スロートン『この茫漠ぼうばくたる荒野あらので』 - プロダクション・デザイン: デヴィッド・クランク（英語えいご版ばん）、セット・デコレーション: エリザベス・キーナン『TENET テネット』 - プロダクション・デザイン: ネイサン・クロウリー、セット・デコレーション: キャシー・ルーカス	撮影さつえい賞しょう『Mank/マンク』 - エリック・メッサーシュミット『ユダ&ブラック・メシア』 - ショーン・ボビット『この茫漠ぼうばくたる荒野あらので』 - ダリウス・ウォルスキー『ノマドランド』 - ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ『シカゴ7裁判さいばん』 - フェドン・パパマイケル
衣装いしょうデザイン賞しょう『マ・レイニーのブラックボトム』 - アン・ロス『EMMA エマ』 - アレクサンドラ・バーン『Mank/マンク』 - トリッシュ・サマービル『ムーラン』 - ビナ・ダイヘレル『ほんとうのピノッキオ』 - マッシモ・カンティーニ・パリーニ	メイクアップ&ヘアスタイリング賞しょう『マ・レイニーのブラックボトム』 - セルジオ・ロペス＝リベラ、ミア・ニール、ジャミカ・ウィルソン『EMMA エマ』 - マリース・ランガン、ローラ・アレン、クラウディア・ストルツ『ヒルビリー・エレジー郷愁きょうしゅうの哀歌あいか』 - エリン・クルーガー・メカシュ、パトリシア・ディーハニー、マシュー・W・マングル（英語えいご版ばん）『Mank/マンク』 - ジジ・ウィリアムズ、キンバリー・スピテリ、コリーン・ラバフ『ほんとうのピノッキオ』 - ダリア・コッリ、マーク・クーリエ、フランチェスコ・ペゴレッティ
作曲さっきょく賞しょう『ソウルフル・ワールド』 - トレント・レズナー、アッティカス・ロス、ジョン・バティステ『ザ・ファイブ・ブラッズ』 - テレンス・ブランチャード『Mank/マンク』 - トレント・レズナー、アッティカス・ロス『ミナリ』 - エミール・モッセリ（英語えいご版ばん）『この茫漠ぼうばくたる荒野あらので』 - ジェームズ・ニュートン・ハワード	歌曲かきょく賞しょう「Fight for You」 - 『ユダ&ブラック・メシア』 - 作曲さっきょく: H.E.R.、D・エミール（英語えいご版ばん）、作詞さくし: H.E.R.、ティアラ・トーマス（英語えいご版ばん）「Hear My Voice」 - 『シカゴ7裁判さいばん』 - 作曲さっきょく: ダニエル・ペンバートン、作詞さくし: ダニエル・ペンバートン、セレステ（英語えいご版ばん）「Husavik」 - 『ユーロビジョン歌合戦うたがっせん〜ファイア・サーガ物語ものがたり〜』 - 作詞さくし・作曲さっきょく: サヴァン・コテチャ（英語えいご版ばん）、Fat Max Gsus、リカード・ゴランソン（英語えいご版ばん）「Io sì (Seen)」 - 『これからの人生じんせい（英語えいご版ばん）』 - 作曲さっきょく: ダイアン・ウォーレン、作詞さくし: ダイアン・ウォーレン、ラウラ・パウジーニ「Speak Now」 - 『あの夜よる、マイアミで』 - 作詞さくし・作曲さっきょく: レスリー・オドム・Jr、サム・アシュワース（英語えいご版ばん）
音響おんきょう賞しょう『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 - ニコラス・ベッカー、ジェイミー・バクシュト（英語えいご版ばん）、ミシェル・クートレンク、カルロス・コルテス、フィリップ・ブラド『グレイハウンド』 - ウォーレン・ショー、マイケル・ミンクラー、ボー・ボーダーズ（英語えいご版ばん）、デヴィッド・ワイマン『Mank/マンク』 - レン・クライス、ジェレミー・モロド、デヴィッド・パーカー、ネイサン・ナンス、ドリュー・クニン（英語えいご版ばん）『この茫漠ぼうばくたる荒野あらので』 - オリバー・ターニー（英語えいご版ばん）、マイク・プレストウッド・スミス、ウィリアム・ミラー、ジョン・プリチェット（英語えいご版ばん）『ソウルフル・ワールド』 - レン・クライス、コヤ・エリオット、デヴィッド・パーカー	編集へんしゅう賞しょう『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 - ミッケル・E・G・ニルソン『ファーザー』 - ヨルゴス・ランプリノス『ノマドランド』 - クロエ・ジャオ『プロミシング・ヤング・ウーマン』 - フレデリック・トラバル『シカゴ7裁判さいばん』 - アラン・ボームガーテン（英語えいご版ばん）
視覚しかく効果こうか賞しょう『TENET テネット』 - アンドリュー・ジャクソン、デヴィッド・リー、アンドリュー・ロックリー、スコット・R・フィッシャー『ラブ&モンスターズ』 - マット・スローン（英語えいご版ばん）、ジュヌビエーブ・カマイユリ、マット・エブリット、ブライアン・コックス『ミッドナイト・スカイ』 - マシュー・キャスミール、クリストファー・ローレン、マックス・ソロモン、デビッド・ワトキンス『ムーラン』 - ショーン・アンドリュー・ファーデン（英語えいご版ばん）、アンダース・ラングランズ、セス・モーリー、スティーブン・イングラム『ゴリラのアイヴァン』 - ニック・デイヴィス、グレッグ・フィッシャー、ベン・ジョーンズ、サンティアゴ・コロモ・マルティネス

複数ふくすうの部門ぶもんでの受賞じゅしょう・ノミネート作品さくひん

複数ふくすうの部門ぶもんでのノミネートされた作品さくひん
ノミネート数すう	作品さくひん
10	『Mank/マンク』
6	『ファーザー』
	『ユダ&ブラック・メシア』
	『ミナリ』
	『ノマドランド』
	『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』
	『シカゴ7裁判さいばん』
5	『マ・レイニーのブラックボトム』
5	『プロミシング・ヤング・ウーマン』
4	『この茫漠ぼうばくたる荒野あらので』
3	『あの夜よる、マイアミで』
3	『ソウルフル・ワールド』
2	『アナザーラウンド』
	『続ぞく・ボラット栄光えいこうナル国家こっかだったカザフスタンのためのアメリカ貢みつぎ物もの計画けいかく』
	『コレクティブ国家こっかの嘘うそ』
	『EMMA エマ』
	『ヒルビリー・エレジー郷愁きょうしゅうの哀歌あいか』
	『ムーラン』
	『ほんとうのピノッキオ』
	『TENET テネット』

複数ふくすうの部門ぶもんで受賞じゅしょうを果はたした作品さくひん
受賞じゅしょう数すう	作品さくひん
3	『ノマドランド』
2	『ファーザー』
	『ユダ&ブラック・メシア』
	『マ・レイニーのブラックボトム』
	『Mank/マンク』
	『ソウルフル・ワールド』
	『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』

ガヴァナーズ賞しょう

映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーは新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう (COVID-19)のパンデミックのため、毎年まいとし恒例こうれいのガヴァナーズ賞しょう（英語えいご版ばん）授賞じゅしょう式しきを中止ちゅうしし、受賞じゅしょう者しゃをアカデミー賞しょう授賞じゅしょう式しきに組くみ込こむことを計画けいかくしている^[10]。アカデミー名誉めいよ賞しょうの正式せいしきな受賞じゅしょう者しゃがいないガヴァナーズ賞しょうは今回こんかいが初はじめてである。

ジーン・ハーショルト友愛ゆうあい賞しょう

タイラー・ペリー – 近年きんねん、地域ちいき社会しゃかいの人々ひとびとが直面ちょくめんしているホームレス問題もんだいや経済けいざい的てき困難こんなんに取とり組くむなど、積極せっきょく的てきに社会しゃかい貢献こうけん活動かつどうや慈善じぜん事業じぎょうに取とり組くんでいることが評価ひょうかされた。
モーションピクチャー&テレビジョン基金ききん（英語えいご版ばん） – エンターテインメント業界ぎょうかいのメンバーに提供ていきょうしている精神せいしん的てき・経済けいざい的てき救済きゅうさいサービスが評価ひょうかされた。

プレゼンターとパフォーマー

プレゼンター

名前なまえ	役割やくわり
リズ・アーメッド
アンジェラ・バセット
ハル・ベリー
ポン・ジュノ	監督かんとく賞しょうのプレゼンター
ドン・チードル
ブライアン・クランストン
ヴィオラ・デイヴィス
ローラ・ダーン	助演じょえん男優だんゆう賞しょうのプレゼンター
ハリソン・フォード
レジーナ・キング
マーリー・マトリン
リタ・モレノ
ホアキン・フェニックス	主演しゅえん女優じょゆう賞しょうのプレゼンター
ブラッド・ピット	助演じょえん女優じょゆう賞しょうのプレゼンター
リース・ウィザースプーン
スティーヴン・ユァン
レネー・ゼルウィガー	主演しゅえん男優だんゆう賞しょうのプレゼンター
ゼンデイヤ

パフォーマー

ザ・ルーツのドラマー、クエストラブが音楽おんがく監督かんとくに就任しゅうにんした。今回こんかいは通常つうじょうのオーケストラでの音楽おんがく演奏えんそうでなく、会場かいじょうに設もうけられたDJブースより楽曲がっきょくを演奏えんそうする形かたちになっている。

歌曲かきょく賞しょうの候補こうほ曲きょくの演奏えんそうは、授賞じゅしょう式しきのプレショーである「Oscars: Into the Spotlight」で上映じょうえいされる。そのうち4曲きょくはアカデミー映画えいが博物館はくぶつかん（英語えいご版ばん）の屋上おくじょうテラスで撮影さつえいされ、「Husavik」はアイスランドのフーサヴィークでロケが行おこなわれる^[11]。

名前なまえ	役割やくわり	内容ないよう
クエストラブ（英語えいご版ばん）	DJ	音楽おんがく監督かんとく
セレステ（英語えいご版ばん）	出演しゅつえん者しゃ	「Hear My Voice」 - 『シカゴ7裁判さいばん』
H.E.R.	出演しゅつえん者しゃ	「Fight for You」 - 『ユダ&ブラック・メシア』
ダイアン・ウォーレン with ラウラ・パウジーニ	出演しゅつえん者しゃ	「Io sì (Seen)」 - 『これからの人生じんせい（英語えいご版ばん）』
レスリー・オドム・Jr	出演しゅつえん者しゃ	「Speak Now」 - 『あの夜よる、マイアミで[
モリー・サンデーン	出演しゅつえん者しゃ	「Husavik」 - 『ユーロビジョン歌合戦うたがっせん〜ファイア・サーガ物語ものがたり〜』

映画えいが予告編よこくへん

2021年ねん4月がつ22日にち、20世紀せいきスタジオ、サーチライト・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズの3社しゃが、授賞じゅしょう式しき中ちゅうに今後こんご公開こうかい予定よていの映画えいがの予告編よこくへんを公開こうかいし、各かく作品さくひんのタレントがそれぞれの予告編よこくへんを紹介しょうかいすることが発表はっぴょうされた。アドウィーク（英語えいご版ばん）誌しのインタビューで、ジェリー・ダニエルロ氏し (SVP, entertainment brand solutions and Disney Ad Sales)は、この動うごきが「アカデミー賞しょうが授賞じゅしょう式しきではなく映画えいがのように感かんじられるという今年ことしのテーマを強化きょうかする」と説明せつめいしています^[12]^[13]。

名前なまえ	役割やくわり
アリアナ・デボーズ	『ウエスト・サイド・ストーリー』の紹介しょうかい^[12]
リン＝マニュエル・ミランダ	『イン・ザ・ハイツ』の紹介しょうかい^[12]
クエストラブ（英語えいご版ばん）	『Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised)』の紹介しょうかい^[12]

授賞じゅしょう式しき

2020年ねん4月がつ28日にちに開催かいさいされた理事りじ会かいにおいて、映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーは録音ろくおん賞しょうと音響おんきょう編集へんしゅう賞しょうを統合とうごうして、音響おんきょう賞しょうとすることを決議けつぎした(合計ごうけい23部門ぶもんに削減さくげん)。音響おんきょう部門ぶもんからは、この2つのカテゴリーでは範囲はんいが重複じゅうふくしすぎているという懸念けねんが寄よせられていた^[14]。作曲さっきょく賞しょうの規定きていでは、映画えいがのスコアには最低さいてい60%のオリジナル楽曲がっきょくが含ふくまれていなければならず、続編ぞくへん等とうの作品さくひんには最低さいてい80%の新規しんき楽曲がっきょくが含ふくまれていなければならないことになった^[14]。国際こくさい長編ちょうへん映画えいが賞しょうの予備よび投票とうひょうは、初はじめてアカデミーのすべての投票とうひょう権けんを持もつ会員かいいんにも開ひらかれることになった^[14]。

アカデミーの環境かんきょうへの取とり組くみの一環いっかんとして、スクリーナーコピー（英語えいご版ばん）、脚本きゃくほん、音楽おんがくCDなどの物理ぶつり的てきおよびハードコピーの配布はいふは、今回こんかい以降いこうで廃止はいしされ、スクリーンナーは今後こんご、会員かいいん専用せんようのストリーミングサービス「アカデミー試写ししゃ室しつ」のみで提供ていきょうされる^[14]。

2020年ねん12月8日にち、ジェシー・コリンズ、ステイシー・シェア、スティーヴン・ソダーバーグが授賞じゅしょう式しきのプロデューサーに指名しめいされた^[15]。グレン・ウェイスが授賞じゅしょう式しきのディレクターを務つとめる^[16]。新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう関連かんれんの配慮はいりょにより、メインの授賞じゅしょう式しきは通常つうじょうの本拠地ほんきょちであるドルビー・シアターだけでなく、ユニオン駅えきで行おこなわれる^[17]^[18]。歌曲かきょく賞しょうのノミネート作品さくひんのパフォーマンスは、授賞じゅしょう式しきではなく、レッドカーペットのプレショーで放送ほうそうされ、そのほとんどがアカデミー映画えいが博物館はくぶつかん（英語えいご版ばん）の屋上おくじょうテラスで行おこなわれる^[11]。

ソダーバーグ監督かんとくは授賞じゅしょう式しきの目標もくひょうを「まるで映画えいがのように演出えんしゅつすること」と語かたった。また、プロダクションデザイナーのデビッド・ロックウェルは初期しょきのアカデミー賞しょう授賞じゅしょう式しきからインスピレーションを得えて、ユニオン駅えきに決定けっていする前まえに、ビルトモア（英語えいご版ばん）やハリウッド・ルーズベルト・ホテルなどの歴史れきし的てきなアカデミー賞しょう授賞じゅしょう式しきの会場かいじょうを検討けんとうしたと説明せつめいしている。ユニオン駅えきのオリジナルチケットロビーは授賞じゅしょう式しきのメイン会場かいじょうとして使用しようされ、隣接りんせつするパティオはショーの前後ぜんごのアクティビティに使用しようされる。ロックウェルは予定よていされていたセットデザインを「部屋へやの中なかに部屋へやを作つくる」と表現ひょうげんした^[19]^[18]。

なお、司会しかい者しゃは3年ねん連続れんぞくで不在ふざいである^[20]。式典しきてんを映画えいがとして制作せいさくするというプロデューサーの目標もくひょうを強化きょうかするために、映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーは2021年ねん4月がつ12日にちにアンジェラ・バセット、ハル・ベリー、ボン・ジュノ、ドン・チードル、ブライアン・クランストン、ローラ・ダーン、ハリソン・フォード、レジーナ・キング、マーリー・マトリン、リタ・モレノ、ホアキン・フェニックス、ブラッド・ピット、リース・ウィザースプーン、レネー・ゼルウィガー、ゼンデイヤなど、何なんらかの形かたちで式典しきてんに関かかわる15人にんのプレゼンターの「アンサンブル・キャスト」を発表はっぴょうした。これは、アカデミー賞しょうの演技えんぎ賞しょうは前年ぜんねんの受賞じゅしょう者しゃが受賞じゅしょうするという長年ながねんの伝統でんとうを守まもるためで、第だい92回かい授賞じゅしょう式しきの4人にんの演技えんぎ賞しょう受賞じゅしょう者しゃ全員ぜんいんが含ふくまれている^[21]^[22]。

新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの影響えいきょう

「2019年ねんコロナウイルス感染かんせん症しょうによる映画えいがへの影響えいきょう」も参照さんしょう

参加さんか資格しかくとスケジュール

新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの感染かんせん拡大かくだいによるアメリカの映画えいが産業さんぎょうに与あたえた影響えいきょう(映画えいが製作せいさくの中断ちゅうだん、商業しょうぎょうや公共こうきょうの集あつまりの制限せいげんによる全国ぜんこく的てきな映画えいが館かんの閉鎖へいさなど)は第だい93回かい授賞じゅしょう式しきまでに大おおきな影響えいきょうを与あたえた。特とくにアカデミー賞しょうでは前年ぜんねんに劇場げきじょう公開こうかいされた作品さくひんで、ロサンゼルス郡ぐん内うちの少すくなくとも1つの映画えいが館かんで7日間にちかん以上いじょう、1日にち3回かいの上映じょうえいが行おこなわれた作品さくひんが受賞じゅしょうの条件じょうけんとなっている。ゴールデングローブ賞しょうは2021年ねんの受賞じゅしょう基準きじゅんを変更へんこうし、もともと3月がつ15日にちから4月がつ30日にちの間あいだにロサンゼルスで「善意ぜんいの劇場げきじょう公開こうかい」が予定よていされていた作品さくひんについては、ダイレクト・トゥー・ストリーミング（英語えいご版ばん）で公開こうかいされた場合ばあいにも受賞じゅしょう資格しかくがあるとしていた^[23]。映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーはアカデミー賞しょうに関かんして、「この不ふ確実かくじつな状況じょうきょうのあらゆる側面そくめんを評価ひょうかし、どのような変更へんこうが必要ひつようになるかを検討けんとうしている最中さいちゅうである」と述のべた^[23]。

映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーは、理事りじ会かいを4月がつ28日にちに延期えんきし^[24]^[25]、パスワードで保護ほごされた(定額ていがく制動せいどう画が配信はいしんサービスを対象たいしょうとする)サービスやトランザクション型がたのビデオ・オン・デマンドサービスで初はじめて公開こうかいされた作品さくひんについては、もともと劇場げきじょう公開こうかいが予定よていされており、公開こうかい後ご60日にち以内いないに映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーのオンライン上映じょうえいサービスにアップロードされた場合ばあい、一時いちじ的てきに第だい93回かいアカデミー賞しょうのノミネート資格しかくを認みとめることを決議けつぎした。なお、従来じゅうらいの7日間にちかんの劇場げきじょう公開こうかいは、映画えいが館かんの営業えいぎょうが十分じゅうぶんに再開さいかいされた後のちに再開さいかいされる。また、基準きじゅんの遵守じゅんしゅを容易よういにするため、ロサンゼルス以外いがいの大都市だいとし(アトランタ、シカゴ、マイアミ、ニューヨーク、サンフランシスコ・ベイエリア)での上映じょうえいも認みとめられた^[14]^[26]^[27]。

第だい93回かい授賞じゅしょう式しきの延期えんきや中止ちゅうしの話はなしもあったが^[28]、2020年ねん6月がつ15日にち、映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーは授賞じゅしょう式しきを2021年ねん2月がつ28日にちから2021年ねん4月がつ25日にちに2ヶ月かげつ延期えんきし、長編ちょうへん映画えいがの上映じょうえい資格しかく期間きかんも同様どうように2021年ねん2月がつ28日にちまで延長えんちょうすることを発表はっぴょうした^[29]。映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーのデビッド・ルービン会長かいちょうとドーン・ハドソン（英語えいご版ばん）CEOは共同きょうどう声明せいめいの中なかで、「1世紀せいき以上いじょうにわたり、映画えいがは最もっとも暗くらい時代じだいに私わたしたちを慰なぐさめ、鼓舞こぶし、楽たのしませるという重要じゅうような役割やくわりを果はたしてきました。今年ことしもそうでした。私わたしたちの願ねがいは、受賞じゅしょう資格しかく期間きかんと受賞じゅしょう日びを延長えんちょうすることで、映画えいが制作せいさく者しゃが誰だれにもコントロールできないことでペナルティを受うけることなく、映画えいがを完成かんせいさせて公開こうかいするために必要ひつような柔軟じゅうなん性せいを提供ていきょうすることです」と語かたった^[29]。また、アカデミーのガヴァナーズ賞しょうと科学かがく技術ぎじゅつ賞しょうは無む期限きげんに延期えんきとなり^[29]、延期えんき発表はっぴょう後ご、英国えいこくアカデミー賞しょうも2月がつから4月がつに移行いこうし^[29]、ゴールデングローブ賞しょうは2月がつ28日にちに移行いこうしてアカデミー賞しょうの前まえの日付ひづけとなった^[30]。

2020年ねん10月がつ7日にち、映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーは参加さんか資格しかくの基準きじゅんを明確めいかくにし、前述ぜんじゅつの都市とし内ないのドライブインシアターで1週間しゅうかん毎ごとに上映じょうえいされた作品さくひんも第だい93回かい授賞じゅしょう式しきの検討けんとう対象たいしょうになると発表はっぴょうした^[31]。

制作せいさく

2020年ねん12月1日にち、映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーの代表だいひょう者しゃはVarietyの取材しゅざいに対たいし、完全かんぜんな遠隔えんかく地ちやハイブリッド形式けいしきではなく、対面たいめん式しきのセレモニーが「実現じつげんする」と語かたった。ハイブリッド方式ほうしきは、第だい72回かいプライムタイム・エミー賞しょうで採用さいようされた方式ほうしきで、司会しかい者しゃと賞しょうのプレゼンターは会場かいじょうにいるが、すべてのノミネート者しゃは遠隔えんかく地ちから登場とうじょうするというものだった^[32]。2021年ねん3月がつ15日にち、映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーは授賞じゅしょう式しきをドルビー・シアターに加くわえてユニオン駅えきでも行おこなうことを発表はっぴょうしましたが、これらの会場かいじょうでの授賞じゅしょう式しきの分割ぶんかつ方法ほうほうに関かんする正確せいかくな詳細しょうさいはまだ発表はっぴょうされていない。アカデミー賞しょうに関連かんれんする他ほかのすべての対面たいめん式しきの催もよおしは中止ちゅうしされた^[17]。

2021年ねん3月がつ19日にち、ショーの主催しゅさい者しゃはノミネートされた人々ひとびとがビデオ会議かいぎで出席しゅっせきすることができないことを発表はっぴょうした。候補者こうほしゃ全員ぜんいんに送おくられた手紙てがみの中なかで、プロデューサーは、「バーチャルなものではその努力どりょくが水みずの泡あわになってしまう」と考かんがえ、「安全あんぜんで楽たのしい夜よるを皆みなさんに直接ちょくせつ提供ていきょうするために多大ただいな努力どりょくを払はらった」と述のべた^[33]。しかし、3月30日にち、候補者こうほしゃの移動いどうを減へらすために、ロンドンとパリに授賞じゅしょう式しきの会場かいじょうを追加ついかすることが発表はっぴょうされた^[34]。4月18日にち、ニューヨーク・タイムズ紙かみは、授賞じゅしょう式しきのために合計ごうけい20の遠隔えんかく地ちの会場かいじょうが確認かくにんされたと報ほうじた^[35]。

4月がつ中旬ちゅうじゅん、映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーは安全あんぜん対策たいさくの詳細しょうさいを明あきらかにした。観客かんきゃくの収容しゅうよう人数にんずうは170人にんに制限せいげんされ、出席しゅっせき者しゃはショーの途中とちゅうで交代こうたいする。参加さんか者しゃは、会場かいじょうに入はいる際さいに体温たいおんチェックを受うけ、式典しきてんまでの間あいだにCOVID-19テスト（英語えいご版ばん）を3回かい以上いじょう受うける必要ひつようがある。カメラに映うつっていないときはゲストにフェイスマスクの着用ちゃくようが求もとめらるが、ユニオン駅えきはテレビ番組ばんぐみの制作せいさく現場げんばとして扱あつかわれるため、カメラに映うつっているときに出席しゅっせき者しゃがマスクを着用ちゃくようする必要ひつようはない。共同きょうどうプロデューサーのスティーヴン・ソダーバーグは記者きしゃ会見かいけんで、マスクはセレモニーの「物語ものがたり」においても「非常ひじょうに重要じゅうような役割やくわり」を果はたすと述のべている^[36]^[37]。

脚注きゃくちゅう

参考さんこう文献ぶんけん

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外部がいぶリンク

公式こうしきウェブサイト

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[Oscars_2021_Date-1] “Oscars 2021 Pushed Back by Two Months” (英語えいご). Variety (15 June 2020). 15 June 2020閲覧えつらん。

[2] Barnes, Brooks; Koblin, John (April 26, 2021). “Oscars Ratings Plummet, With Fewer Than 10 Million Tuning In”. The New York Times. オリジナルのMay 1, 2021時点じてんにおけるアーカイブ。 May 1, 2021閲覧えつらん。

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[TVB-4] “Academy Awards ratings”. Television Bureau of Advertising. オリジナルのAugust 8, 2016時点じてんにおけるアーカイブ。 June 19, 2021閲覧えつらん。

[5] “Oscars change streaming rules amid battle for future of cinemas”. BBC News. April 29, 2020閲覧えつらん。

[6] “『ノマドランド』が作品さくひん賞しょうなど最多さいた3部門ぶもん受賞じゅしょう！受賞じゅしょう結果けっか全ぜんリスト”. シネマトゥデイ. (2021年ねん4月がつ26日にち) 2021年ねん4月がつ26日にち閲覧えつらん。

[7] “Oscars Pushed Back to April 25, Eligibility Window Extended”. The Hollywood Reporter. June 15, 2020時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。June 15, 2020閲覧えつらん。

[8] “The full list of 2021 Oscar nominations”. Guardian (15 March 2021). 15 March 2021閲覧えつらん。

[9] “【第だい93回かいアカデミー賞しょう】ニック・ジョナス＆プリヤンカー・チョープラー夫妻ふさいがノミネーションを発表はっぴょうへ”. Billboard JAPAN. (2021年ねん3月がつ15日にち) 2021年ねん3月がつ17日にち閲覧えつらん。

[10] “In Break with Tradition, the Academy Will Present Two Honorary Awards at the Oscars 2021 Ceremony”. IndieWire. January 17, 2021時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

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[trailer-12] Welk, Brian (April 22, 2021). “‘West Side Story,’ ‘In the Heights,’ ‘Summer of Soul’ Trailers to Debut During Oscars”. The Wrap. 2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

[13] D'Alessandro, Anthony (April 22, 2021). “Disney To Celebrate Moviegoing During Oscars With Talent & Exclusive Trailers From ‘West Side Story’, ‘Summer Of Soul’ & More”. Deadline Hollywood. 2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

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[16] Davis, Clayton (March 19, 2021). “Oscars: Glenn Weiss Will Return to Direct Ceremony”. Variety 2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

[:3-17] Hammond, Peter (March 15, 2021). “Academy Confirms Venues And Scaled-Down In-Person Oscars And Events; Governors Ball, Nominees Luncheon, More KO'd”. Deadline Hollywood 2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

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[20] Chitwood, Adam (March 23, 2021). “The Oscars Will Not Have a Host for the Third Time in a Row”. Collider. March 23, 2021時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

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[:0-23] Hammond, Pete (March 26, 2020). “Golden Globes Alter Eligibility Rules For Theatrical Releases In Light Of Coronavirus Crisis; Others Including Oscar Expected To Follow” (英語えいご). Deadline Hollywood. April 4, 2020時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

[24] Hammond, Pete (April 7, 2020). “Oscars: Academy Delays April Board Meeting; Key Fall Film Festivals Hope To Keep Lights On For Movie Awards Season” (英語えいご). Deadline Hollywood. April 18, 2020時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

[25] Desta, Yohana. “Will Coronavirus Complicate the Oscars Too?” (英語えいご). Vanity Fair. June 27, 2020時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

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[28] Malkin, Marc (May 19, 2020). “Film Academy Considering Postponing 2021 Oscars (EXCLUSIVE)”. Variety. May 20, 2020時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

[:2-29] Malkin, Marc (June 15, 2020). “Oscars 2021 Pushed Back by Two Months” (英語えいご). Variety. June 16, 2020時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

[30] “Golden Globes Sets Late February Date After Oscars Delay” (英語えいご). The Hollywood Reporter. July 1, 2020時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

[31] Shafer, Ellise (October 7, 2020). “Oscars Update Eligibility Rules to Allow Drive-In Screenings” (英語えいご). Variety. 2021年ねん4月がつ25日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。October 20, 2020閲覧えつらん。

[32] Davis, Clayton (December 1, 2020). “No Zoom for Oscars 2021, as Academy Says 'In-Person Telecast Will Happen' (EXCLUSIVE)” (英語えいご). Variety. December 2, 2020時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

[33] “Oscars 2021: No Zoom allowed for attendees - CBBC Newsround” (英語えいご) 2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

[34] Feinberg, Scott (March 30, 2021). “Oscars: Academy Adds European Venues, Will Work to Cover Quarantine-Impacted Travel Costs”. The Hollywood Reporter 2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

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[36] Malkin, Marc (April 19, 2021). “Oscar Attendees Will Not Wear Face Masks During Telecast”. Variety 2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

[37] Davis, Clayton (2021年ねん4月がつ17日にち). “Oscar Producers Vague on Role of Face Masks, Will Use ‘Satellite Hook-Ups’ for Remote Nominees” (英語えいご). Variety. 2021年ねん4月がつ25日にち閲覧えつらん。

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作品さくひん賞しょう『ノマドランド』 - フランシス・マクドーマンド、ピーター・スピアーズ、モリー・アッシャー、ダン・ジャンヴィー、クロエ・ジャオ『ファーザー』 - デヴィッド・パーフィット（英語えいご版ばん）、ジャン＝ルイ・リヴィ、フィリップ・カルカソンヌ『ユダ&ブラック・メシア』 - シャカ・キング（英語えいご版ばん）、チャールズ・D・キング、ライアン・クーグラー『Mank/マンク』 - セアン・チャフィン、エリック・ロス、ダグラス・アーバンスキー（英語えいご版ばん）『ミナリ』 - クリスティーナ・オー『プロミシング・ヤング・ウーマン』 - ベン・ブラウニング、アシュリー・フォックス、エメラルド・フェネル、ジョシー・マクナマラ『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 - ベルト・ハーメリンク、サチャ・ベン・ハローチェ『シカゴ7裁判さいばん』 - マーク・E・プラット、スチュアート・M・ベッサー（英語えいご版ばん）	監督かんとく賞しょうクロエ・ジャオ - 『ノマドランド』トマス・ヴィンターベア - 『アナザーラウンド』デヴィッド・フィンチャー - 『Mank/マンク』リー・アイザック・チョン - 『ミナリ』エメラルド・フェネル - 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
主演しゅえん男優だんゆう賞しょうアンソニー・ホプキンス - 『ファーザー』 : アンソニー役やくリズ・アーメッド - 『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 : ルーベン・ストーン役やくチャドウィック・ボーズマン - 『マ・レイニーのブラックボトム』 : レヴィー・グリーン役やく ※没後ぼつごノミネートゲイリー・オールドマン - 『Mank/マンク』 : ハーマン・J・マンキーウィッツ役やくスティーヴン・ユァン - 『ミナリ』 : ジェイコブ・イー役やく	主演しゅえん女優じょゆう賞しょうフランシス・マクドーマンド - 『ノマドランド』 : ファーン役やくヴィオラ・デイヴィス - 『マ・レイニーのブラックボトム』 : マ・レイニー（英語えいご版ばん）役やくアンドラ・デイ（英語えいご版ばん） - 『ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ』 : ビリー・ホリデイ役やくヴァネッサ・カービー - 『私わたしというパズル』マーサ・ワイス役やくキャリー・マリガン - 『プロミシング・ヤング・ウーマン』 : カサンドラ・"キャシー"・トーマス役やく
助演じょえん男優だんゆう賞しょうダニエル・カルーヤ - 『ユダ&ブラック・メシア』 : フレッド・ハンプトン役やくサシャ・バロン・コーエン - 『シカゴ7裁判さいばん』 : アビー・ホフマン役やくレスリー・オドム・Jr - 『あの夜よる、マイアミで』 : サム・クック役やくポール・レイシー（英語えいご版ばん） - 『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 : ジョー役やくラキース・スタンフィールド - 『ユダ&ブラック・メシア』 : ウィリアム・オニール（英語えいご版ばん）役やく	助演じょえん女優じょゆう賞しょうユン・ヨジョン - 『ミナリ』 : スンジャ役やくマリア・バカローヴァ - 『続ぞく・ボラット栄光えいこうナル国家こっかだったカザフスタンのためのアメリカ貢みつぎ物もの計画けいかく』 : トゥーター・サグディエフ役やくグレン・クローズ - 『ヒルビリー・エレジー郷愁きょうしゅうの哀歌あいか』 : ボニー・"マモーウ"・ヴァンス役やくオリヴィア・コールマン - 『ファーザー』 : アン役やくアマンダ・サイフリッド - 『Mank/マンク』 : マリオン・デイヴィス役やく
脚本きゃくほん賞しょう『プロミシング・ヤング・ウーマン』 - エメラルド・フェネル『ユダ&ブラック・メシア』 - 脚本きゃくほん : ウィル・バーソン、シャカ・キング（英語えいご版ばん）、原案げんあん : ウィル・バーソン、シャカ・キング、ルーカス兄弟きょうだい（英語えいご版ばん）『ミナリ』 - リー・アイザック・チョン『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 - 脚本きゃくほん : ダリウス・マーダー、アブラハム・マーダー、原案げんあん : ダリウス・マーダー、デレク・シアンフランス『シカゴ7裁判さいばん』 - アーロン・ソーキン	脚色きゃくしょく賞しょう『ファーザー』 - クリストファー・ハンプトン、フローリアン・ゼレール : フローリアン・ゼレールの戯曲ぎきょく『Le Père 父ちち』より『続ぞく・ボラット栄光えいこうナル国家こっかだったカザフスタンのためのアメリカ貢みつぎ物もの計画けいかく』 - 脚本きゃくほん : サシャ・バロン・コーエン、アンソニー・ハインズ、ダン・スイマー（英語えいご版ばん）、ピーター・ベイナム（英語えいご版ばん）、エリカ・リビノヤ、ダン・メイザー（英語えいご版ばん）、ジェナ・フリードマン（英語えいご版ばん）、リー・カーン、原案げんあん : サシャ・バロン・コーエン、アンソニー・ハインズ、ダン・スイマー、ニーナ・ペドラッド : サシャ・バロン・コーエン創作そうさくのキャラクターボラット・サグディエフ（英語えいご版ばん）より『ノマドランド』 - クロエ・ジャオ : ジェシカ・ブルーダー（英語えいご版ばん）の小説しょうせつ『ノマド: 漂流ひょうりゅうする高齢こうれい労働ろうどう者しゃたち』より『あの夜よる、マイアミで』 - ケンプ・パワーズ : ケンプ・パワーズの戯曲ぎきょく『One Night in Miami』より『ザ・ホワイトタイガー（英語えいご版ばん）』 - ラミン・バーラニ（英語えいご版ばん） : アラヴィンド・アディガの小説しょうせつ『The White Tiger』より
長編ちょうへんアニメ映画えいが賞しょう『ソウルフル・ワールド』 - ピート・ドクター、ダナ・マーレイ（英語えいご版ばん）『2分ぶんの1の魔法まほう』 - ダン・スキャンロン（英語えいご版ばん）、コリ・レイ（英語えいご版ばん）『フェイフェイと月つきの冒険ぼうけん』 - グレン・キーン、ジェニー・リム、ペイリン・チョウ『映画えいがひつじのショーン UFOフィーバー!』 - リチャード・フェラン、ウィル・ベッカー、ポール・キューリー『ウルフウォーカー』 - トム・ムーア、ロス・スチュアート、ポール・ヤング、ステファン・ローランツ	国際こくさい長編ちょうへん映画えいが賞しょう『アナザーラウンド』 ( デンマーク)、デンマーク語ご - トマス・ヴィンターベア監督かんとく『少年しょうねんの君きみ』 ( 香港ほんこん)、官話かんわ - デレク・ツァン監督かんとく『コレクティブ国家こっかの嘘うそ』 ( ルーマニア)、ルーマニア語ご - アレクサンダー・ナナウ監督かんとく『皮膚ひふを売うった男おとこ』 ( チュニジア)、アラビア語ご - カウテール・ベン・ハニア（英語えいご版ばん）監督かんとく『アイダよ、何処どこへ?』 ( ボスニア・ヘルツェゴビナ)、ボスニア語ご - ヤスミラ・ジュバニッチ監督かんとく
長編ちょうへんドキュメンタリー映画えいが賞しょう『オクトパスの神秘しんぴ: 海うみの賢者けんじゃは語かたる』 - ピッパ・エアリック、ジェームズ・リード、クレイグ・フォスター『コレクティブ国家こっかの嘘うそ』 - アレクサンダー・ナナウ、ビアンカ・オアナ『ハンディキャップ・キャンプ: 障さわがい者しゃ運動うんどうの夜明よあけ』 - ニコール・ニューナム（英語えいご版ばん）、ジム・レブレヒト、サラ・ボルダー『83歳さいのやさしいスパイ』 - マイテ・アルベルディ（英語えいご版ばん）、マルセラ・サンティバニェズ『タイム』 - ギャレット・ブラッドリー（英語えいご版ばん）、ローレン・ドミノ、ケレン・クイン	短編たんぺんドキュメンタリー映画えいが賞しょう『Colette』 - アンソニー・ジャッキーノ（英語えいご版ばん）、アリス・ドヤード『A Concerto Is a Conversation』 - ベン・プラウドフット（英語えいご版ばん）、クリス・バワーズ『Do Not Split』 - アンダース・ハマー、シャーロット・クック『Hunger Ward』 - スカイ・フィッツジェラルド、マイケル・シューマン『ラターシャに捧ささぐ〜記憶きおくで綴つづる15年ねんの生涯しょうがい〜』 - ソフィア・ナーリ・アリソン、ジャニス・ダンカン
短編たんぺん映画えいが賞しょう『隔へだたる世界せかいの2人ふたり』 - トラヴォン・フリー（英語えいご版ばん）、マーティン・デズモンド・ロー（英語えいご版ばん）『Feeling Through』 - ダグ・ローランド、スーザン・ルゼンスキー『The Letter Room』 - エルヴィラ・リンド、ソフィア・ソンダーヴァン（英語えいご版ばん）『The Present』 - ファラ・ナブシ（英語えいご版ばん）『White Eye』 - トメル・シュシャン、シラ・ホッチマン	短編たんぺんアニメ映画えいが賞しょう『愛あいしてるって言いっておくね』 - ウィル・マコーミック（英語えいご版ばん）、マイケル・ゴビエ『夢ゆめ追おいウサギ』 - マデリーン・シャラフィアン、マイケル・キャプバラ『Genius Loci』 - アドリアン・メリゴー、アマウリ・オヴィーズ『OPERA』 - エリック・オー『Yes-People』 – ギスリ・ダリ・ハルドルソン、アルナル・グンナルソン
美術びじゅつ賞しょう『Mank/マンク』 - プロダクション・デザイン: ドナルド・グラハム・バート、セット・デコレーション: ジャン・パスカル（英語えいご版ばん）『ファーザー』 - プロダクション・デザイン: ピーター・フランシス、セット・デコレーション: キャシー・フェザーストーン『マ・レイニーのブラックボトム』 - プロダクション・デザイン: マーク・リッカー、セット・デコレーション: カレン・オハラ、ダイアナ・スロートン『この茫漠ぼうばくたる荒野あらので』 - プロダクション・デザイン: デヴィッド・クランク（英語えいご版ばん）、セット・デコレーション: エリザベス・キーナン『TENET テネット』 - プロダクション・デザイン: ネイサン・クロウリー、セット・デコレーション: キャシー・ルーカス	撮影さつえい賞しょう『Mank/マンク』 - エリック・メッサーシュミット『ユダ&ブラック・メシア』 - ショーン・ボビット『この茫漠ぼうばくたる荒野あらので』 - ダリウス・ウォルスキー『ノマドランド』 - ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ『シカゴ7裁判さいばん』 - フェドン・パパマイケル
衣装いしょうデザイン賞しょう『マ・レイニーのブラックボトム』 - アン・ロス『EMMA エマ』 - アレクサンドラ・バーン『Mank/マンク』 - トリッシュ・サマービル『ムーラン』 - ビナ・ダイヘレル『ほんとうのピノッキオ』 - マッシモ・カンティーニ・パリーニ	メイクアップ&ヘアスタイリング賞しょう『マ・レイニーのブラックボトム』 - セルジオ・ロペス＝リベラ、ミア・ニール、ジャミカ・ウィルソン『EMMA エマ』 - マリース・ランガン、ローラ・アレン、クラウディア・ストルツ『ヒルビリー・エレジー郷愁きょうしゅうの哀歌あいか』 - エリン・クルーガー・メカシュ、パトリシア・ディーハニー、マシュー・W・マングル（英語えいご版ばん）『Mank/マンク』 - ジジ・ウィリアムズ、キンバリー・スピテリ、コリーン・ラバフ『ほんとうのピノッキオ』 - ダリア・コッリ、マーク・クーリエ、フランチェスコ・ペゴレッティ
作曲さっきょく賞しょう『ソウルフル・ワールド』 - トレント・レズナー、アッティカス・ロス、ジョン・バティステ『ザ・ファイブ・ブラッズ』 - テレンス・ブランチャード『Mank/マンク』 - トレント・レズナー、アッティカス・ロス『ミナリ』 - エミール・モッセリ（英語えいご版ばん）『この茫漠ぼうばくたる荒野あらので』 - ジェームズ・ニュートン・ハワード	歌曲かきょく賞しょう「Fight for You」 - 『ユダ&ブラック・メシア』 - 作曲さっきょく: H.E.R.、D・エミール（英語えいご版ばん）、作詞さくし: H.E.R.、ティアラ・トーマス（英語えいご版ばん）「Hear My Voice」 - 『シカゴ7裁判さいばん』 - 作曲さっきょく: ダニエル・ペンバートン、作詞さくし: ダニエル・ペンバートン、セレステ（英語えいご版ばん）「Husavik」 - 『ユーロビジョン歌合戦うたがっせん〜ファイア・サーガ物語ものがたり〜』 - 作詞さくし・作曲さっきょく: サヴァン・コテチャ（英語えいご版ばん）、Fat Max Gsus、リカード・ゴランソン（英語えいご版ばん）「Io sì (Seen)」 - 『これからの人生じんせい（英語えいご版ばん）』 - 作曲さっきょく: ダイアン・ウォーレン、作詞さくし: ダイアン・ウォーレン、ラウラ・パウジーニ「Speak Now」 - 『あの夜よる、マイアミで』 - 作詞さくし・作曲さっきょく: レスリー・オドム・Jr、サム・アシュワース（英語えいご版ばん）
音響おんきょう賞しょう『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 - ニコラス・ベッカー、ジェイミー・バクシュト（英語えいご版ばん）、ミシェル・クートレンク、カルロス・コルテス、フィリップ・ブラド『グレイハウンド』 - ウォーレン・ショー、マイケル・ミンクラー、ボー・ボーダーズ（英語えいご版ばん）、デヴィッド・ワイマン『Mank/マンク』 - レン・クライス、ジェレミー・モロド、デヴィッド・パーカー、ネイサン・ナンス、ドリュー・クニン（英語えいご版ばん）『この茫漠ぼうばくたる荒野あらので』 - オリバー・ターニー（英語えいご版ばん）、マイク・プレストウッド・スミス、ウィリアム・ミラー、ジョン・プリチェット（英語えいご版ばん）『ソウルフル・ワールド』 - レン・クライス、コヤ・エリオット、デヴィッド・パーカー	編集へんしゅう賞しょう『サウンド・オブ・メタル -聞きこえるということ-』 - ミッケル・E・G・ニルソン『ファーザー』 - ヨルゴス・ランプリノス『ノマドランド』 - クロエ・ジャオ『プロミシング・ヤング・ウーマン』 - フレデリック・トラバル『シカゴ7裁判さいばん』 - アラン・ボームガーテン（英語えいご版ばん）
視覚しかく効果こうか賞しょう『TENET テネット』 - アンドリュー・ジャクソン、デヴィッド・リー、アンドリュー・ロックリー、スコット・R・フィッシャー『ラブ&モンスターズ』 - マット・スローン（英語えいご版ばん）、ジュヌビエーブ・カマイユリ、マット・エブリット、ブライアン・コックス『ミッドナイト・スカイ』 - マシュー・キャスミール、クリストファー・ローレン、マックス・ソロモン、デビッド・ワトキンス『ムーラン』 - ショーン・アンドリュー・ファーデン（英語えいご版ばん）、アンダース・ラングランズ、セス・モーリー、スティーブン・イングラム『ゴリラのアイヴァン』 - ニック・デイヴィス、グレッグ・フィッシャー、ベン・ジョーンズ、サンティアゴ・コロモ・マルティネス

表ひょう話はなし編へん歴れきアカデミー賞しょう
映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミー
現在げんざいの賞しょう	作品さくひん賞しょう監督かんとく賞しょう主演しゅえん男優だんゆう賞しょう主演しゅえん女優じょゆう賞しょう脚本きゃくほん賞しょう脚色きゃくしょく賞しょう助演じょえん男優だんゆう賞しょう助演じょえん女優じょゆう賞しょう撮影さつえい賞しょう編集へんしゅう賞しょう美術びじゅつ賞しょう衣裳いしょうデザイン賞しょうメイクアップ&ヘアスタイリング賞しょう作曲さっきょく賞しょう歌曲かきょく賞しょう音響おんきょう賞しょう長編ちょうへんアニメ映画えいが賞しょう短編たんぺんアニメ賞しょう長編ちょうへんドキュメンタリー映画えいが賞しょう短編たんぺんドキュメンタリー映画えいが賞しょう国際こくさい長編ちょうへん映画えいが賞しょう短編たんぺん映画えいが賞しょう視覚しかく効果こうか賞しょう
特別とくべつ賞しょう	アカデミー名誉めいよ賞しょうアカデミー特別とくべつ業績ぎょうせき賞しょうアカデミー科学かがく技術ぎじゅつ賞しょうアービング・G・タルバーグ賞しょうジーン・ハーショルト友愛ゆうあい賞しょうゴードン・E・ソーヤー賞しょう
廃止はいしされた賞しょう	助監督じょかんとく賞しょうダンス監督かんとく賞しょう原案げんあん賞しょう音響おんきょう編集へんしゅう賞しょう
授賞じゅしょう式しき	1927/28 1928/29 1929/30 1930/31 1931/32 1932/33 1934 1935 1936 1937 1938 1939 1940 1941 1942 1943 1944 1945 1946 1947 1948 1949 1950 1951 1952 1953 1954 1955 1956 1957 1958 1959 1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966 1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023
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