経けい賢けん（けいけん、生なま没年ぼつねん不ふ詳しょう）は、南北なんぼく朝あさ時代じだいの僧そう・歌人かじん。武家ぶけの二階堂にかいどう氏し。父ちちは僧そうで歌人かじんの頓阿とんあ。子こに僧そうで歌人かじんの尭たかし尋ひろがいる。
1364年ねんの『新しん拾遺しゅうい和歌集わかしゅう』の撰せん定じょうでは父ちち頓阿とんあを補助ほじょをつとめている。また、年中ねんじゅう行事ぎょうじ歌合うたあわせ、新しん玉津島たまつしま社しゃ歌合うたあわせなどの歌合うたあわせにたびたび参加さんかしている。父ちちの没後ぼつごは仁和寺にんなじにあった山荘さんそう葵あおい花園はなぞの（さいけえん）と常光じょうこう院いんを継承けいしょうし、その後ご法印ほういん・大だい僧都そうずに任にんじられた。
『新しん続ぞく古今ここん和歌集わかしゅう』以下いかの勅撰ちょくせん和歌集わかしゅうに和歌わかが入いれ集しゅうしている。
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