(Translated by https://www.hiragana.jp/)
藤原ヒロシ - Wikipedia コンテンツにスキップ

藤原ふじわらヒロシ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
曖昧さ回避 「藤原ふじわら弘ひろし」あるいは「藤原ふじわら寛ひろし」とは別人べつじんです。
藤原ふじわらヒロシ
出生しゅっしょう名めい 藤原ふじわら 浩ひろし
生誕せいたん (1964-02-07) 1964年ねん2月がつ7日にち（60歳さい）
出身しゅっしん地ち 日本の旗 日本にっぽん・三重みえ県けん伊勢いせ市し
学歴がくれき セツ・モードセミナー中退ちゅうたい
ジャンル ヒップホップ・ミュージック
職業しょくぎょう
活動かつどう期間きかん 1986年ねん -
事務所じむしょ RUSH PRODUCTION

藤原ふじわら ヒロシ（ふじわら ひろし、1964年ねん2月がつ7日にち - ）は、三重みえ県けん伊勢いせ市し出身しゅっしんのファッション・カルチャープロデューサー、音楽おんがくプロデューサー、作曲さっきょく家か、編曲へんきょく家か。fragment design主宰しゅさい。京都精華大学きょうとせいかだいがくポピュラーカルチャー学部がくぶ客員きゃくいん教授きょうじゅ。

来歴らいれき[編集へんしゅう]

1964年ねん、三重みえ県けん伊勢いせ市し出身しゅっしん。父ちちは競輪けいりん選手せんしゅの藤原ふじわら武たけし。中学ちゅうがく時代じだいパンクに染そまる。セツ・モードセミナー中退ちゅうたい。高校こうこう時代じだいから新宿しんじゅくのディスコ「ツバキハウス」へ通かよい[1]、1982年ねんに大貫おおぬき憲章のりあき主催しゅさいのクラブ・イベント「ロンドン・ナイト」でのファッション・コンテスト優勝ゆうしょう。ロンドン行いきのチケットを手てにし1ヶ月かげつ滞在たいざい。ロンドンではセックス・ピストルズプロデューサーでありヴィヴィアン・ウエストウッドのパートナーだったマルコム・マクラーレンと交流こうりゅうした。

マルコムの勧すすめにより、ヒップホップカルチャーを体験たいけんすべく、翌よく1983年ねんにニューヨークへ渡航とこう。帰国きこく後ご、東京とうきょうでディスクジョッキーの活動かつどうを開始かいし。黎明れいめい期きであった東京とうきょうのクラブシーンで「スクラッチ」を披露ひろうするなど、NYで得えた最先端さいせんたんのスキルとセンスを導入どうにゅう。1985年ねん高木たかぎ完かんとのヒップホップユニット、タイニー・パンクス結成けっせい。1986年ねんには日本にっぽん初はつのクラブミュージックレーベルであるMAJOR FORCEに参画さんかく。DJ HEYTAに師事しじしてハウスミュージックのディスクジョッキーとしての活動かつどう。1986年ねんごろ、高木たかぎ完かんとともに近田ちかだ春夫はるおにヒップホップ文化ぶんかを紹介しょうかいした[2]。

1990年代ねんだいからは音楽おんがくプロデューサー、作曲さっきょく家か、編曲へんきょく家かとして活動かつどうの場ばを広ひろげ、小泉こいずみ今日子きょうこ、藤井ふじいフミヤ、UAらのプロデュースを手掛てがけた。2006年ねん、ディスクジョッキーを廃業はいぎょう。ギター演奏えんそうによる音楽おんがく活動かつどうを始はじめる。2011年ねんにYO-KINGとのユニットAOEQを結成けっせいし、同時どうじにソロのシンガーソングライターとして活動かつどう。

ファッション・カルチャープロデュース業ぎょうにおいては、1990年代ねんだい、それまで培つちかったパンク、スケートボード、ヒップホップのストリートカルチャーをハイファッション・芸術げいじゅつと融合ゆうごうさせ、NIGO・高橋たかはし盾たてらと共ともに裏うら原宿はらじゅく系けいブームのストリート雑誌ざっしのグラビアページに掲載けいさいされた。

2022年ねん5月がつ26日にち、LOVEをはぐくむ家族かぞく型がたロボット『LOVOT(らぼっと)』を開発かいはつするロボットベンチャーのGROOVE X 株式会社かぶしきがいしゃのCCO（チーフ・クリエイティブ・オフィサー）に就任しゅうにん[3]。

コラボレーション[編集へんしゅう]

デザイン集団しゅうだん「Fragment Design」主催しゅさいで、ナイキ、リーバイス、ステューシー、バートン、ヘッドポーター、グットイナフなどのファッションブランドと商品しょうひん発表はっぴょう。

2008年ねん、村上むらかみ隆たかしと共同きょうどうアートコレクション展てん「Hi&Lo」開催かいさい。

2011年ねん、スターバックスコーヒー表参道おもてさんどうB-SIDE店てん全面ぜんめんリニューアルオープン（2019年ねん3月26日にち閉店へいてん）。

2016年ねん、ルイ・ヴィトンのメンズアーティスティック・ディレクターであるキム・ジョーンズからの依頼いらいで、7月がつ、伊勢丹いせたん新宿しんじゅく店てんメンズ館たてルイ・ヴィトンポップアップストアにてFragment Designと商品しょうひん発売はつばい。翌よく2017年ねんには渋谷しぶや区くにて期間きかん限定げんていオープン。

2018年ねん6月がつにはモンクレールと商品しょうひん発売はつばい。8月には、ソニービル跡地あとちの銀座ぎんざソニーパーク地下ちかにてコンビニエンスストアをテーマにしたコンセプトショップ「ザ・コンビニ」出店しゅってん。同月どうげつ、スターバックス☓Fragment Design☓ファイヤーキングとマグカップ発売はつばい。また、藤原ふじわらとポケモンによる共同きょうどうプロジェクト「THUNDERBOLT PROJECT」発足ほっそく。11月に銀座ぎんざソニーパークにてポップアップストアを限定げんていオープン。同月どうげつにはタグ・ホイヤーと商品しょうひん発売はつばい。

2020年ねん、MIYASHITA PARKの屋上おくじょう公園こうえんに唯一ゆいいつ存在そんざいするスターバックスの店舗てんぽ(スターバックスコーヒーMIYASHITA PARK店てん)をプロデュース。また、都内とないの私立しりつ 青あお稜りょう中学校ちゅうがっこう・高等こうとう学校がっこうの新しん制服せいふくをプロデュース。

2021年ねん、台湾たいわんのパソコンメーカーMicro-Star Internationalとクリエイター向むけノートPCの限定げんていモデル「Creator Z16 Hiroshi Fujiwara Limited Edition（Creator-Z16-Hiroshi-Fujiwara-0207JP）」発表はっぴょう。

2022年ねん11月9日にち、自身じしんがCCOを務つとめるロボットベンチャーのGROOVE X 株式会社かぶしきがいしゃが開発かいはつする『LOVOT』の『FRAGMENT EDITION』を発表はっぴょう。伊勢丹いせたん新宿しんじゅく店てん メンズ館かん1階かい プロモーションにて、ポップアップストアを限定げんていオープン。

ディスコグラフィ[編集へんしゅう]

「タイニー・パンクス#ディスコグラフィー」も参照さんしょう

アルバム[編集へんしゅう]

  • SUBLIMINAL CALM（SUBLIMINAL CALM、1992年ねん）
  • L.M.X（LUV MASTER X、1993年ねん）
  • HIROSHI II HIROSHI VOL.1（HIROSHI II HIROSHI、1993年ねん）
  • NOTHING MUCH BETTER TO DO（1994年ねん）
  • HIROSHI FUJIWARA IN DUB CONFERENCE（1995年ねん）
  • ユーリサウンドトラック（1996年ねん）
  • BEST（1997年ねん）
  • REMIXES（2001年ねん）
  • MARCHIN' ROUND THE WORLD（ELI+HIROSHI、1999年ねん）
  • DUB RELOAD（ELI+HIROSHI、2000年ねん）
  • MUSIC FOR UNDERCOVER+FLOWERS（2001年ねん）
  • MELLOW WORKS OF HIROSHI FUJIWARA（2003年ねん）
  • SAMETAPE?（2003年ねん）
  • CLASSIC DUB CLASSICS（2005年ねん）
  • LIVE@FIL（藤原ふじわらヒロシ＋INO hidefumi、2008年ねん）
  • LIVE@HOME（藤原ふじわらヒロシと曽我部そがべ恵一けいいち、2009年ねん）
  • manners（2013年ねん）
  • slumbers（2016年ねん）
  • slumbers 2（2020年ねん）

シングル[編集へんしゅう]

  • GETTING OVER YOU（1994年ねん）
  • TURN MY BACK（1994年ねん）
  • NATURAL BORN DUB（1995年ねん）
  • I DANCE ALONE（1996年ねん）
  • (SUN IS MELLOW LIKE A)TANGELINE（ELI+HIROSHI、1999年ねん）
  • ARMS OF THE BLACK SKY（ELI+HIROSHI、2000年ねん）
  • TROUBLE WOMAN IN LOVE（ELI+HIROSHI、2001年ねん）
  • LOST CHILD（藤原ふじわらヒロシ＋大沢おおさわ伸一しんいちfeat.クリスタル・ケイ　2001年ねん）
  • LA DOLCE VITA（2001年ねん）
  • SWANLAKE（2005年ねん）
  • Cappuccino feat.Eric Crapton（2006年ねん）
  • この先さきに（2012年ねん）
  • かすかなしるし（2013年ねん）
  • f.o.（2013年ねん）
  • sophia（2013年ねん）
  • horizon（2013年ねん）

監修かんしゅう[編集へんしゅう]

  • HIROSHI’S KICK BACK(PRIVATE MIX)VOL.1（2004年ねん）
  • HIROSHI’S KICK BACK(PRIVATE MIX)VOL.2（2005年ねん）
  • Crue-L Mellow（2007年ねん）

参加さんか作品さくひん[編集へんしゅう]

出演しゅつえん[編集へんしゅう]

テレビ[編集へんしゅう]

テレビドラマ[編集へんしゅう]

ラジオ[編集へんしゅう]

  • JUN SOUND POOL（J-WAVE、2013年ねん10月がつ5日にち - 2016年ねん3月がつ26日にち） - ナビゲーター
  • THE CULTURE|JUN THE CULTURE（J-WAVE、2016年ねん4月がつ2日にち - 、毎週まいしゅう土曜どよう14:10 - 14:30、『SEASONS』内包ないほう番組ばんぐみ） - ナビゲーター

音楽おんがく担当たんとう[編集へんしゅう]

出版しゅっぱん[編集へんしゅう]

  • PERSONAL EFFECTS（2009年ねん、マガジンハウス）
  • 川勝かわかつ正幸まさゆき（編著へんちょ）、藤原ふじわらヒロシ（監修かんしゅう）『丘おかの上うえのパンク 時代じだいをエディットする男おとこ・藤原ふじわらヒロシ半生はんせい記き』小学館しょうがくかん、2009年ねん3月がつ。ISBN 978-4093876056。https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784093876056。2022年ねん11月3日にち閲覧えつらん。 

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 当初とうしょは出演しゅつえん予定よていは一切いっさいなかったが、生放送なまほうそう中ちゅうに山口やまぐち一郎いちろう（サカナクション）に呼よび出だされ急遽きゅうきょスタジオに登場とうじょうし、番組ばんぐみ終盤しゅうばんでは山口やまぐちと『グッドバイ』のアコギ弾ひき語がたりセッションも披露ひろうした[要よう出典しゅってん]。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 『宝島たからじま3月がつ号ごう』JICC出版しゅっぱん局きょく、1986年ねん3月がつ1日にち、50頁ぺーじ。 
  2. ^ 「近田ちかだ春夫はるお自伝じでん」P.195
  3. ^ “藤原ふじわらヒロシ氏しがGROOVE X株式会社かぶしきがいしゃのCCOに就任しゅうにん” (2022年ねん5月がつ26日にち). 2023年ねん2月がつ21日にち閲覧えつらん。
  4. ^ “ゆでたまご、THE BLUE HEARTSのコラボアルバムでメンバー描えがき下おろし” (2015年ねん12月10日にち). 2015年ねん12月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  5. ^ “オダギリジョー、菅田すげた将すすむ暉あきらら、『THE TRUTH』出演しゅつえん　企画きかく・主演しゅえん務つとめた松田まつだ翔太しょうたの思おもいに賛同さんどう”. リアルサウンド映画えいが部ぶ. blueprint (2023年ねん11月27日にち). 2023年ねん11月27日にち閲覧えつらん。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=藤原ふじわらヒロシ&oldid=100063871」から取得しゅとく