金きむ憲けん昌あきら

金きむ憲けん昌あきら
各種かくしゅ表記ひょうき
ハングル：	김 헌창
漢字かんじ：	金きむ 憲けん昌あきら
発音はつおん：	キム・ホンチャン
RR式しき：	Gim Heon-chang
MR式しき：	Kim Hŏnch'ang

金きむ 憲けん昌あきら（キム・ホンチャン、朝鮮ちょうせん語ご: 김 헌창、 - 829年ねん）は新しん羅らの真ま骨ほね貴族きぞく。

人物じんぶつ

武たけ烈れつ王おうの子孫しそんという。807年ねん伊い飡（官位かんい第だい2等とう）で侍さむらい中ちゅうに任命にんめいされ、憲けん徳王とくおうの代だいに武たけ珍ちん州しゅう、菁州の都と督とくを歴任れきにん、821年ねん熊川くまがわ州しゅう都みやこ督ただしとなる。父ちちの金きむ周しゅう元もとは、785年ねんに王位おうい継承けいしょうで元もと聖王せいおうに敗やぶれたことから、冥めい州しゅうに蟄居ちっきょを余儀よぎなくされた。

822年ねん、熊くま津つ(公おおやけ州しゅう)に拠よって大だい規模きぼな反乱はんらんを起おこし、「長安ながやす国こく」を号ごうし、「慶けい雲くも」を年号ねんごうとしたが、国軍こくぐんに攻せめられ自害じがい，その子こである金きむ梵文ぼんぶんも825年ねんに謀反ぼうほんして捕と殺ころされた。武たけ烈れつ王おうの血統けっとうの再興さいこうをめざした父子ふし三さん代だいにわたる闘争とうそうであった。

関連かんれん項目こうもく

• 慶けい雲くも (金きむ憲けん昌あきら)

参考さんこう文献ぶんけん

• 「世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん」 平凡社へいぼんしゃ 2007年ねん
• 「アジア人物じんぶつ史し 3」 集英社しゅうえいしゃ 2023年ねん