関西学院大学かんせいがくいんだいがくファイターズ

関西学院大学かんせいがくいんだいがくファイターズ KWANSEI GAKUIN FIGHTERS
創設そうせつ：1941年ねん（83年ねん前まえ）
加盟かめい：1946年ねんシーズン
リーグ
関西かんさい学生がくせいアメリカンフットボール連盟れんめい・DIV.1
練習れんしゅう場じょう
関西学院大学かんせいがくいんだいがく第だい3フィールド（兵庫ひょうご県けん西宮にしのみや市し）
チーム情報じょうほう
愛称あいしょう	FIGHTERS
チームカラー	KGブルー   ホワイト
運営うんえい母体ぼたい	関西学院大学かんせいがくいんだいがく
監督かんとく	大村おおむら和輝かずてる
公式こうしきサイト	www.kgfighters.com
獲得かくとくタイトル
リーグ優勝ゆうしょう(60回かい)
1949, 1950, 1951, 1952, 1953, 1954, 1955, 1956, 1957, 1958, 1959, 1960, 1961, 1962, 1963, 1964, 1965, 1966, 1967, 1968, 1969, 1970, 1971, 1972, 1973, 1974, 1975, 1976, 1977, 1978, 1979, 1980, 1981, 1984, 1985, 1988, 1989, 1991, 1993, 1997, 1999, 2000, 2001, 2006, 2007, 2012, 2013, 2014, 2016, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021, 2022, 2023
ライスボウル優勝ゆうしょう(1回かい)
2002
甲子園こうしえんボウル優勝ゆうしょう(34回かい)
1949, 1950, 1953, 1954, 1955, 1956, 1965, 1967, 1968, 1970, 1973, 1974, 1975, 1976, 1977, 1984, 1985, 1991, 1993, 1997, 1999, 2001, 2007, 2011, 2012, 2013, 2014, 2016, 2018, 2019, 2020, 2021, 2022, 2023

関西学院大学かんせいがくいんだいがくファイターズ（かんせいがくいんだいがくファイターズ, 英語えいご: KWANSEI GAKUIN UNIVERSITY FIGHTERS）は関西学院大学かんせいがくいんだいがく体育たいいく会かいに所属しょぞくするアメリカンフットボールチーム。1941年ねん創部そうぶ、関西かんさい学生がくせいアメリカンフットボール連盟れんめい所属しょぞく。ファイターズの名称めいしょうは、1973年ねんに当時とうじ監督かんとくだった武田たけだ建けんが部ぶ歌か"Fight On, Kwansei"にちなんで命名めいめいした。

チームカラーは1991年ねんに現在げんざいのKGブルー、ホワイトに制定せいてい。それまでは青あお(ヘルメットはメタリック・ブルー)、白しろが使つかわれていた。なお「FIGHTERS」の書体しょたいおよび三日月みかづきに「KG」の文字もじをあしらったロゴマークもこの年としに制定せいていされている。

全国ぜんこくタイトルは、ライスボウル優勝ゆうしょう1回かいならびに史上しじょう最多さいたとなる甲子園こうしえんボウル優勝ゆうしょう34回かい（4回かいの両校りょうこう優勝ゆうしょうを含ふくむ）の計けい35回かいで、全国ぜんこく学生がくせいチーム中ちゅう最多さいた記録きろくである（2023年ねん12月時点じてん）。

創成そうせい期き

関西学院大学かんせいがくいんだいがく鎧よろい球だま部ぶ（アメリカンフットボール部ぶ）が発足ほっそくしたのは、1941年ねん2月がつのことである。初代しょだい監督かんとくである川井かわい和男かずおの尽力じんりょくにより防具ぼうぐ等とうが準備じゅんびされ、部員ぶいん20名めいを以もって発足ほっそくした。3月には同年どうねん創設そうせつされた関西かんさい鎧よろい球だま連盟れんめいに加盟かめいする。5月には記念きねんすべき初戦しょせんを同志社大学どうししゃだいがくを迎むかえ、関学かんがくグラウンドで行おこない、0-20で関学かんがくの敗戦はいせんに終おわる。その年としの11月の関大かんだい・同志社どうししゃ・関学かんがく・関西かんさいOBクラブの4チームによる秋季しゅうきリーグ戦せんでは同志社大学どうししゃだいがくに20-13で公式こうしき戦せん初はつ勝利しょうりを収おさめる。関学かんがくは関西かんさいOBクラブにも勝利しょうりしたものの、関西大学かんさいだいがくに敗やぶれ2位いに終おわる。

1942年ねんには甲子園こうしえん南みなみ運動うんどう場じょうで4大学だいがく対抗たいこう鎧よろい球だま大会たいかいが開催かいさいされ、関東かんとう2位いの慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがくと対戦たいせん。初はつの関西かんさい以外いがいのチームとの対戦たいせんとなったが、0-20と惨敗ざんぱいした。また、5月（春季しゅんき）と10月（秋季しゅうき）に行おこなわれた関大かんだい・同志社どうししゃ・関学かんがくの3校こうによるリーグ戦せんはいずれも関西大学かんさいだいがくが優勝ゆうしょうし、関学かんがくは2位い（春季しゅんき）、3位い（秋季しゅうき）に終おわった。

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんが激はげしくなった1943年ねん、アメリカンフットボールなどのスポーツは「敵性てきせいスポーツである」と批判ひはんを浴あび、文部省もんぶしょうの解散かいさん令れいにより関学かんがくアメフト部ぶは解散かいさんを余儀よぎなくされた。結局けっきょく、戦時せんじ中ちゅうの関学かんがくは同志社大学どうししゃだいがくから3勝しょうを挙あげたが、関西大学かんさいだいがくには手ても足あしも出でず、1勝しょうも出来できなかった。

戦後せんごの関学かんがく

1946年ねんにアメリカンフットボール部ぶが再さい結成けっせいされ、関西かんさい米べい式しき蹴球しゅうきゅう連盟れんめい設立せつりつに参加さんかする。4月に行おこなわれた、OBも含ふくめた全ぜん関大かんだい、全ぜん同志社どうししゃによる戦後せんご初はつのリーグ戦せんは、全ぜん関大かんだいに敗やぶれ2位いに終おわる。現役げんえき学生がくせいのみとなった秋季しゅうきリーグ戦せんは、関西大学かんさいだいがくに公式こうしき戦せん初はつ勝利しょうりを挙あげるものの同志社大学どうししゃだいがくと引ひき分わけ同率どうりつ1位いとなった。その後ご、優勝ゆうしょう決定けっていのプレーオフでも0-0と再ふたたび引ひき分わけ、2度目どめのプレーオフで7-2と同志社大学どうししゃだいがくに敗やぶれたため、リーグ初代しょだい王者おうじゃとはならなかった。

1948年ねんには関西大学かんさいだいがくとリーグ戦せんで引ひき分わけ、同率どうりつ1位いとなったがプレーオフで敗やぶれ、甲子園こうしえんボウル初はつ出場しゅつじょうは逃にがした。

1949年ねんは、ともに初はつの甲子園こうしえんボウル出場しゅつじょうを目指めざす京都大学きょうとだいがくと優勝ゆうしょうを争あらそう。関学かんがくは京大きょうだい戦せんに逆転ぎゃくてん勝利しょうりした勢いきおいで、全勝ぜんしょうで初はつの単独たんどく優勝ゆうしょうを果はたす。その後ご、初はつ出場しゅつじょうした甲子園こうしえんボウルでは、慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがくを下くだし初はつ優勝ゆうしょうを飾かざった。

黄金おうごん時代じだい到来とうらい

1949年ねんに甲子園こうしえんボウル初はつ優勝ゆうしょうを達成たっせいして以降いこう、1982年ねんに京大きょうだいに敗やぶれ甲子園こうしえんボウル出場しゅつじょうを逃にがすまでの33年間ねんかん、関学かんがくは大学だいがく日本一にっぽんいちを決きめる甲子園こうしえんボウルに出場しゅつじょうし続つづけた。この黄金おうごん時代じだいを作つくり上あげた要因よういんの一ひとつ目めとして、1949年ねんの関西学院かんせいがくいん中学ちゅうがく部ぶ・高等こうとう部ぶにおけるタッチフットボール部ぶの創設そうせつが挙あげられる。これにより関学かんがくは他校たこうに先駆さきがけて中学ちゅうがく・高校こうこう・大学だいがくの10年間ねんかんのフットボール一貫いっかん教育きょういくを実現じつげんした。1951年ねんに大学だいがく監督かんとくに就任しゅうにんした米田よねだ満みつるは、中学ちゅうがく部ぶ、高等こうとう部ぶの監督かんとくも兼務けんむすることでその基礎きそを築きずいた。

二ふたつ目めの要因よういんは、アメリカの最先端さいせんたんのフットボール理論りろんをチームに導入どうにゅうしたことである。1966年ねんにヘッドコーチに就任しゅうにんした武田たけだ建けんは、長期ちょうきの米国べいこく留学りゅうがくで学まなんだ理論りろんをチームに導入どうにゅうし、甲子園こうしえんボウル5年ねん連続れんぞく優勝ゆうしょう(1972-1976)を達成たっせいした。後のちに監督かんとくを務つとめた伊角いすみ富三とみぞう、広瀬ひろせ慶けい次郎じろうや鳥とり内ない秀晃ひであき（前ぜん監督かんとく）も米国べいこくにコーチ留学りゅうがくする等とうそれに続つづいた。

関学かんがくの黄金おうごん時代じだいには、以下いかのような大だい記録きろくが達成たっせいされている。いずれの記録きろくも当面とうめん破やぶられることが無ない記録きろくばかりである。

34年ねん連続れんぞくリーグ優勝ゆうしょう(1948-1981)

1948年ねんは関西大学かんさいだいがくと2校こう同時どうじ優勝ゆうしょうするがプレーオフに敗やぶれ、甲子園こうしえんボウル出場しゅつじょうは逃にがしているが、リーグ戦せんの優勝ゆうしょう記録きろくとしては、34年ねん連続れんぞく優勝ゆうしょうとなる。また、1976年ねんには京都大学きょうとだいがくと、1979年ねんには同志社大学どうししゃだいがくと、1980年ねんには近畿大学きんきだいがくと2校こう同時どうじ優勝ゆうしょうとなるが、いずれもプレーオフに勝利しょうりし甲子園こうしえんボウルに出場しゅつじょうしている。ちなみに連続れんぞくリーグ優勝ゆうしょう記録きろくの第だい2位いは、立命館大学りつめいかんだいがくの4年ねん連続れんぞく(2002-2005)である。なお、関学かんがくはリーグ1位いとなる通算つうさん51回かいの優勝ゆうしょうを達成たっせいしている（2012年ねん1月がつ時点じてん）。

33年ねん連続れんぞく甲子園こうしえんボウル出場しゅつじょう(1949-1981)

1982年ねんに京都大学きょうとだいがくが甲子園こうしえんボウル出場しゅつじょうを決きめた時ときに言いわれた「関学かんがくの連続れんぞく優勝ゆうしょう記録きろくは33でストップ」は、関学かんがくの甲子園こうしえんボウル出場しゅつじょうが33年ねん連続れんぞくで途絶とだえたことを意味いみする（リーグ優勝ゆうしょうは上述じょうじゅつのように34年ねん連続れんぞくである）。また、この記録きろくには、1976年ねん･1979年ねん･1980年ねんの2校こう同時どうじ優勝ゆうしょう・プレーオフ勝利しょうりによる出場しゅつじょう（上述じょうじゅつ）が含ふくまれる。これまた空前絶後くうぜんぜつごの記録きろくであり、連続れんぞく出場しゅつじょう記録きろくの第だい2位いは、立命館大学りつめいかんだいがくの4年ねん連続れんぞく(2002-2005)である。

リーグ戦せん145連勝れんしょう(1948-1976)

リーグ戦せんの連勝れんしょう記録きろくは、2勝しょう1分ふんで関大かんだいと同率どうりつ優勝ゆうしょうとなった1948年ねんから始はじまっていることに留意りゅういする必要ひつようがある（プレーオフの成績せいせきは含ふくまれない）。この連勝れんしょう記録きろくの中なかには、1955年ねんから1961年ねんにかけての27戦せん連続れんぞく無む失点しってん勝利しょうりが含ふくまれている。1976年ねんに京大きょうだいが21-0で勝利しょうりし連勝れんしょうをストップさせたことで、関せき京きょう戦せんにおけるライバル関係かんけいが決定けってい付つけられた。しかし、前述ぜんじゅつしたように関学かんがくの甲子園こうしえんボウル連続れんぞく出場しゅつじょうが途絶とだえるのは、それから6年ねん後ごの1982年ねんである。リーグ戦せん連勝れんしょう記録きろくの第だい2位いは、関学かんがくの25連勝れんしょう（1999-2002）である。

甲子園こうしえんボウル5年ねん連続れんぞく優勝ゆうしょう(1972-1976)

関西かんさい学生がくせいリーグでは連続れんぞく優勝ゆうしょうを続つづけた関学かんがくであるが、甲子園こうしえんボウルでは、1953年ねんから1956年ねんにかけて引分ひきわけによる両校りょうこう優勝ゆうしょう（1955年ねん対たい日本にっぽん大学だいがく）を挟はさんで3連覇れんぱした後のち、1957年ねんから1966年ねんまで同おなじく1965年ねんの両校りょうこう優勝ゆうしょう（対たい日本にっぽん大学だいがく）を挟はさんで、日本にっぽん大学だいがく、立教大学りっきょうだいがく相手あいてに9連敗れんぱいを喫きっしている。しかし、1972年ねんから1976年ねんには、明治大学めいじだいがく、日本にっぽん大学だいがく相手あいてに5年ねん連続れんぞく優勝ゆうしょうを達成たっせいした。これは甲子園こうしえんボウル史上しじょう初はつの快挙かいきょであった。

また、2018年ねんから2022年ねんには法政大学ほうせいだいがく、日本にっぽん大学だいがく、早稲田大学わせだだいがく相手あいてに年とし連続れんぞく優勝ゆうしょうを達成たっせいした。これは甲子園こうしえんボウル連続れんぞく優勝ゆうしょう記録きろくタイである。

関学かんがくは2012年ねんの甲子園こうしえんボウルにて、通算つうさん21回かいの単独たんどく優勝ゆうしょうを決きめたが、これは単独たんどく優勝ゆうしょうが通算つうさん18回かいの日本にっぽん大学だいがくを上回うわまわっている他ほか、出場しゅつじょう回数かいすう47回かい、および両校りょうこう優勝ゆうしょうとなる引分ひきわけを含ふくめた通算つうさん25回かいの優勝ゆうしょうは、いずれも単独たんどく1位いの記録きろくとなっている。

ライバル関係かんけい

関せき京きょう戦せん

詳細しょうさいは「関せき京きょう戦せん」を参照さんしょう

1947年ねんに京都大学きょうとだいがくのリーグ加盟かめいにより実現じつげんした「関せき京きょう戦せん」は、当初とうしょ、関学かんがくが圧倒的あっとうてきに上回うわまわっていたが、1976年ねん京都大学きょうとだいがくが初はつ勝利しょうりをおさめる。関学かんがく、京大きょうだいが同率どうりつ優勝ゆうしょうだったその年としはプレーオフで関学かんがくが勝利しょうりし、甲子園こうしえんへ出場しゅつじょうする。しかし1982年ねんには惨敗ざんぱいを喫きっし、連続れんぞく優勝ゆうしょうは34でストップし、甲子園こうしえん連続れんぞく出場しゅつじょう記録きろくも33でついに途切とぎれた。両校りょうこうは1990年代ねんだい中盤ちゅうばんまでは常つねに優勝ゆうしょうを争あらそうライバル関係かんけいであった。

関せき立だて戦せん

詳細しょうさいは「関せき立だて戦せん」を参照さんしょう

京都大学きょうとだいがくが最後さいごのリーグ優勝ゆうしょうを決きめた1996年ねん以降いこう、入いれ替かわってリーグ強豪きょうごうとして台頭たいとうしてきたのが立命館大学りつめいかんだいがくである。1990年代ねんだい中盤ちゅうばん以降いこうは「関せき立だて戦せん」が「関せき京きょう戦せん」に代かわる形かたちで、リーグ屈指くっしの有力ゆうりょく・人気にんきカードとして注目ちゅうもくされるようになった。

赤あかと青あおの対決たいけつ

詳細しょうさいは「日本にっぽん大学だいがくフェニックス」および「甲子園こうしえんボウル」を参照さんしょう

甲子園こうしえんボウルにおいて、1955年ねんの初はつ対決たいけつ（26-26で両校りょうこう優勝ゆうしょう）以降いこう、関学かんがくと日本にっぽん大学だいがくは合計ごうけい26回かい対戦たいせんした。ともに甲子園こうしえんボウル5連覇れんぱを達成たっせいする等とう大学だいがくフットボールを代表だいひょうするライバル関係かんけいが構築こうちくされ、甲子園こうしえんボウルでの対戦たいせんでは幾多いくたの名めい勝負しょうぶが生うまれた。この間あいだの通算つうさん成績せいせきは日大にちだい16勝しょう、関学かんがく8勝しょう、2引分ひきわけと日大にちだいが大おおきく勝かち越こしている。

この日大にちだいとの対決たいけつは、関学かんがくのチームカラー：青あお、日大にちだいのチームカラー：赤あかから、「赤あかと青あおの対決たいけつ」と呼よばれているが、1989年ねんの第だい44回かい大会たいかい（45-14で日大にちだいが優勝ゆうしょう）での対戦たいせんから18年間ねんかん、「赤あかと青あおの甲子園こうしえん」は長ながらく途絶とだえていた。

2007年ねんの第だい62回かい大会たいかい（長居ながい陸上りくじょう競技きょうぎ場じょうでの開催かいさい：41-38で関学かんがくが優勝ゆうしょう）で両校りょうこうは18年ねんぶりに対戦たいせんが実現じつげんしたが、当時とうじのルールでは、どちらか一方いっぽうのチームが必かならず白しろジャージを着用ちゃくようするよう定さだめられていたため、日大にちだいが「白しろ」を着用ちゃくようし、ジャージでは「赤あかと青あお」の再現さいげんはならなかった。ただし、2004年ねん・2006年ねん春季しゅんきの定期ていき戦せんでは、特別とくべつに両校りょうこうがカラージャージを着用ちゃくようして「赤あかと青あお」が久々ひさびさに見みられた。

そして、両校りょうこうにとっても4年ねんぶりの対戦たいせんとなった、2011年ねん12月18日にちの第だい66回かい甲子園こうしえんボウル＝第だい3回かい全日本ぜんにほん大学だいがくアメリカンフットボール選手権せんしゅけん大会たいかい・決勝けっしょう戦せんにおいては、2008年ねんにルール変更へんこうがあり、運営うんえい主管しゅかんと当該とうがい担当たんとう審判しんぱん組織そしきと協議きょうぎの上うえの結果けっか、22年ねんぶりに阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょうにおいて両校りょうこうともカラージャージを着用ちゃくようした、真しんの「赤あかと青あおの対決たいけつ」が行おこなわれ、24-3で関学かんがくが4年ねんぶりの甲子園こうしえんボウル優勝ゆうしょうを決きめた。

日本一にっぽんいちへの挑戦ちょうせん

甲子園こうしえんボウルでは最多さいたである優勝ゆうしょう24回かいを誇ほこる関西学院大学かんせいがくいんだいがくではあるが、ライスボウルが1983年度ねんどに日本にっぽん選手権せんしゅけんとなって以降いこう、日本にっぽん大学だいがくと京都大学きょうとだいがくが順調じゅんちょうに優勝ゆうしょうを積つみ重かさねていくのに対たいし、関西学院大学かんせいがくいんだいがくは優勝ゆうしょうに一いち歩ほ届とどかない年としが続つづき、一時期いちじき「社しゃ高だか学がく低てい」と呼よばれる一因いちいんともなっていた。

初はつ出場しゅつじょうとなった1985年度ねんどには「ショットガンの申もうし子ご」QB芝川しばかわ龍平りゅうへい（現げん毎日放送まいにちほうそう勤務きんむ）を擁ようして挑いどんだものの、前年度ぜんねんどに日本にっぽん大だいを初はつの日本一にっぽんいちに導みちびいたQB松岡まつおか率ひきいるレナウンに序盤じょばんで大量たいりょうリードを許ゆるし第だい4クォーターの猛もう反撃はんげきも3点てん届とどかずに敗やぶれる。2回かい目めの1991年ねん度どは、怪我けがを克服こくふくしたQB東村あずまむら率ひきいる攻撃こうげき陣じんがオンワード守備しゅびに封ふうじられ、終始しゅうし後手ごてに回まわる展開てんかいで大敗たいはいする。3回かい目め（1993年ねん度ど）・4回かい目めの出場しゅつじょう（1999年ねん度ど）は、いずれもアサヒビールシルバースターと対戦たいせん。1993年度ねんどは、前島まえじま・八田はった・林はやしのRBトリオを始はじめ、攻守こうしゅにタレントの揃そろった歴代れきだいでも屈指くっしのチームで、第だい4クォーター終盤しゅうばんにQB芝原しばはらから植村うえむらへの逆転ぎゃくてんTDパスが決きまり、一旦いったんは日本一にっぽんいちを手中しゅちゅうにしかけたが、シルバースターQB東海とうかい辰たつ弥わたるの冷静れいせいかつ老練ろうれんなプレーの前まえに再さい逆転ぎゃくてんを許ゆるし、僅差きんさで日本一にっぽんいちを逃のがした。1999年度ねんどは、1年ねん時じから注目ちゅうもくされたQB有馬ありま隼人はやと率ひきいる攻撃こうげき陣じんがリズムをつかめない中なか、シルバースターRB吉岡よしおか、中村なかむら､QB金岡かなおからに易々いいとゲインを許ゆるして突つき放はなされ、終盤しゅうばんの反はん撃げきも及およばなかった。

こうして迎むかえた2001年ねん度どのシーズンは、シーズン当初とうしょから日本一にっぽんいちを目指めざして始動しどうする。主将しゅしょう石田いしだ力つとむ哉(兄あに)を中心ちゅうしんとしたチームは、リーグ戦せんを全勝ぜんしょうで3連覇れんぱし、甲子園こうしえんボウルでも前年ぜんねん苦杯くはいをなめた法政大ほうせいだいを一蹴いっしゅうし、5度目どめのライスボウル出場しゅつじょうを果はたした。アサヒ飲料いんりょうとの試合しあいは手探てさぐり状態じょうたいの続つづく中なかから、榊原さかきばら一生かずお(兄あに)のパントフェイクランを契機けいきに流ながれを引ひき寄よせ、第だい2クォーターに4つのタッチダウンを挙あげて優位ゆういに立たつ。終盤しゅうばん、アサヒ飲料いんりょうの反撃はんげきを許ゆるすも石田いしだ率ひきいる強力きょうりょく守備しゅび陣じんの活躍かつやくで辛からくも逃にげ切きり、創部そうぶ60年ねんの集大成しゅうたいせいとして、念願ねんがんの日本一にっぽんいちを達成たっせいした。

一ひとつの時代じだいの終焉しゅうえん

初はつの日本一にっぽんいちとなった関学かんがくだったが、2002年ねん以降いこうは立命館大学りつめいかんだいがくの後塵こうじんを拝はいすることになる。2004年ねんは3年ねんぶりに関せき立だて戦せん勝利しょうりを挙あげるものの、関せき京きょう戦せんに負まけ6勝しょう1敗はいで立たて命いのちと同率どうりつ優勝ゆうしょう。オーバータイムにもつれ込こんだプレーオフに敗やぶれ、甲子園こうしえんボウル出場しゅつじょうはならなかった。 2005年ねんの秋季しゅうきリーグ最終さいしゅう戦せん、全勝ぜんしょう対決たいけつとなった関せき立だて戦せんで15-17と敗やぶれた事ことで、チーム史上しじょう初はじめて4年ねん連続れんぞくで甲子園こうしえんボウル出場しゅつじょうを逃のがす結果けっかに終おわった。2002年ねんに入学にゅうがくした4年生ねんせいは1947年ねんの同どうボウル開始かいし以来いらい初はじめて、一いち度ども出場しゅつじょうできずに引退いんたい・卒業そつぎょうすることになり、ここで1つの時代じだいに幕まくを降おろすこととなった。関せき立だて戦せんの終了しゅうりょう後ご、2005年度ねんど主将しゅしょう松本まつもと喬たかし行ぎょうは試合しあい後ごのインタビューの中なかで、未曾有みぞうの状況じょうきょうで新しんシーズンに臨のぞむ後輩こうはいに対たいし「あいつらならやってくれる」と話はなしていた（読売よみうりテレビでの録画ろくが中継ちゅうけい内ない）。

聖地せいち甲子園こうしえん奪還だっかんへ

2006年ねん春はるには上うえヶ原げんキャンパス内ないの第だい3フィールドに練習れんしゅう拠点きょてんを移転いてんした。人工芝じんこうしば敷設ふせつの新しんグラウンドが完成かんせいしたことで練習れんしゅう環境かんきょうも改善かいぜんされた。「聖地せいち奪還だっかん」を目標もくひょうとし、柏木かしわぎ佑介ゆうすけ主将しゅしょうのもと「Fighters Unity for New Birth」をスローガンに掲かかげたチームは関西かんさい学生がくせいリーグを全勝ぜんしょうで制せいし、4年間ねんかんのブランクを経へてファン待望たいぼうの甲子園こうしえんボウル出場しゅつじょうを果はたし、前半ぜんはん意表いひょうをついたスペシャルプレー(QB三原みはら雄太ゆうたからハンドオフを受うけたWR榊原さかきばら貴生たかおからWR岸きし千せん貴たかへの31ヤードパス)で聖地せいち甲子園こうしえんで5年ねんぶりのTDを奪うばう。常つねに法政ほうせいにリードを許ゆるすも後半こうはん歴史れきしに残のこる猛追もうついとなるキャッチアップを魅みせたが、史上しじょう初はつの雷雨らいうによる中断ちゅうだんをはさむ大雨おおあめにより3点てんFGを外はずした後のち、2点てんコンバージョンを成功せいこうさせるも、法政大学ほうせいだいがくに僅わずか2点てん差さ(43-45)で敗やぶれる。

真しんの「王座おうざ奪還だっかん」は翌よく2007年ねん、日本にっぽん大学だいがくとの18年ねんぶりの対戦たいせんとなった第だい62回かい大会たいかい(長居ながいスタジアム)で実現じつげんする。 悲願ひがんを達成たっせいしたのは昨季さくきのスターター(下記かき)が殆ほとんど残のこる4年生ねんせい中心ちゅうしんの学年がくねんであった(主将しゅしょうOL岡田おかだ拓郎たくろう#55：元もとオービック、チームスローガンは「Depend on Me」立たて命いのちに勝かって日本一にっぽんいちである)。

特とくにオフェンスは、辛口からくちのコーチ陣じんから関学かんがく史上しじょうNo.1と言いわしめたQB三原みはら雄太ゆうた(#9)：元もとシルバースターズと、月刊げっかんTouchdown誌し特集とくしゅう記事きじでWR四よん銃じゅう士しと呼よばれたWRの岸きし千せん貴たか(弟おとうと)(#1)：現げんIBM、榊原さかきばら貴生たかお(弟おとうと)(#81):現げん阪急はんきゅう、秋山あきやま武史たけし(#85)：現げん富士通ふじつう、萬代ばんだい晃あきら平たいら(兄あに)(#91)：現げんパナソニック電工でんこうの4人にんに、TEの水原みずはら剛つよし(#86)、韓かん高志たかし(#95)：元もとオービックの2名めいを加くわえた7名めいの4年生ねんせいメンバーは、惑星わくせい直列ちょくれつの確かく率りつで編成へんせいできた『KGショットガン史上しじょう最強さいきょうのパスユニット'2007年ねん』として後世こうせいに語かたり継つがれる。 3Qまでは、K大西おおにし史ふみ恭きょう(兄あに)や榊原さかきばら貴生たかおの活躍かつやくで一旦いったんリードしたが、4Qは逆転ぎゃくてんに継つぐ逆転ぎゃくてん(1試合しあい7度どの応酬おうしゅう劇げき)を見みせたシーソーゲームとなる。　27-17の後のち、日大にちだいRB金きむ雄一ゆういちのキックオフリターンと日大にちだいWR秋山あきやま翔しょうへの94ヤードロングパスで、日大にちだいが誇ほこる個人技こじんぎにより27-31と再さい逆転ぎゃくてんされるが、すかさず三原みはら雄太ゆうたからホットライン秋山あきやま武史たけしへのロングパスでFDを更新こうしん、更さらに三原みはらから「あ・うん」の呼吸こきゅうの必殺ひっさつターゲット岸きし千せん貴たかへのピンポイント35ヤードポストパス(日大にちだいDFを15ヤード引ひきずったまま執念しゅうねんのRAC)を決きめ、自慢じまんのパスユニットが炸裂さくれつ。たった3プレーで逆転ぎゃくてんTDし、34-31とした後のち、またもや日大にちだいWR秋山あきやま翔しょうのリバースで34-38とされ、残のこり4分ふん最後さいごのドライブに賭かけるという展開てんかいに。「組織そしき力りょく」と高等こうとう部ぶ時代じだいから7年間ねんかんもの「練習れんしゅう量りょう」に勝まさる関学かんがくは、絶妙ぜつみょうのタイムコントロールとベンチワークでFDを更新こうしんし、4thダウンギャンブルからRB多田羅たたら翔しょう(弟おとうと)#33へのスクリーンパスなどで小刻こきざみながら着実ちゃくじつにゴール前まえ1ヤードまで迫せまる。　鉄壁てっぺきの日大にちだい重量じゅうりょうオフェンスに4回かい阻はばまれた後のち、残のこり6秒びょうとなり、怪我けがから復活ふっかつしていたRB横山よこやま昌あきら太ふとし(#2)の執念しゅうねんのダイブにより4万まん観衆かんしゅうが歓喜かんきするTD(試合しあい終了しゅうりょう3秒びょう前まえ)を決きめ、遂ついに41-38で30年ねんぶりに日大にちだいに甲子園こうしえんボウルでの勝利しょうりという悲願ひがんを達成たっせいした。

2010年代ねんだい

2010年ねん：通算つうさん50回かい目めのリーグ制覇せいは

2010年ねんの秋季しゅうきリーグでは6勝しょう1敗はいとなり、立命館大学りつめいかんだいがく・関西大学かんさいだいがくと共ともに3校こう同率どうりつ優勝ゆうしょうを決きめ、通算つうさん50回かい目めの優勝ゆうしょうとなった。だがその後ごのプレーオフにて関西大学かんさいだいがくに敗やぶれたため、甲子園こうしえんボウルへの出場しゅつじょうはならなかった。

2011年ねん：4年ねんぶりの「赤あかと青あお」を制せいする

しかし、翌よく2011年ねんの秋季しゅうきリーグでは、11月27日にちに全勝ぜんしょう同士どうしであった立命館大学りつめいかんだいがくとの最終さいしゅう戦せんにて37-7で圧勝あっしょうし、通算つうさん51回かい目めとなる2年ねん連続れんぞく優勝ゆうしょう、および4年ねんぶりの単独たんどく優勝ゆうしょうを成なし遂とげた。その後ご、12月4日にちに開催かいさいされた「第だい3回かい全日本ぜんにほん大学だいがくアメリカンフットボール選手権せんしゅけん大会たいかい」の西日本にしにほん代表だいひょう決定けってい戦せんにおいて、東海とうかい地区ちく代表だいひょうの中京大学ちゅうきょうだいがくに55-6で勝利しょうりしたことで、同どう大会たいかい決勝けっしょう戦せん＝第だい66回かい甲子園こうしえんボウルの西日本にしにほん代表だいひょう、ならびに4年ねんぶりの甲子園こうしえんボウル出場しゅつじょうを決きめた。なお同日どうじつに、東日本ひがしにっぽん代表だいひょうが日本にっぽん大学だいがくに決きまったことで、関学かんがくにとって4年ねんぶりの甲子園こうしえんボウルで、同どう一いちカードにて行おこなわれることになった。

そして12月18日にちの第だい66回かい甲子園こうしえんボウルでは、両校りょうこうともカラージャージを着用ちゃくようした、真しんの「赤あかと青あおの対決たいけつ」の末すえ、24-3で日大にちだいに圧勝あっしょうし、甲子園こうしえんボウルでの通算つうさん単独たんどく20回かい目めの優勝ゆうしょう（両校りょうこう優勝ゆうしょう含ふくめると24回かい目め）を決きめた。しかし、その後ごの2012年ねん1月がつ3日にちの第だい65回かいライスボウル（日本にっぽん選手権せんしゅけん）では、28-38とオービックシーガルスに敗やぶれた。

リクルート戦略せんりゃく

関学かんがくの選手せんしゅ育成いくせいの特徴とくちょうは上述じょうじゅつの中学ちゅうがく部ぶ、高等こうとう部ぶからの一貫いっかん教育きょういくが主体しゅたいであったことから、かつてはほとんどが高等こうとう部ぶから内部ないぶ進学しんがくした選手せんしゅであったが、現在げんざいは高等こうとう部ぶ以外いがいの学校がっこうの卒業生そつぎょうせいも積極せっきょく的てきに受うけ入いれ、高等こうとう部ぶ出身しゅっしん者しゃの占しめる割合わりあいは約やく半分はんぶんになっている。他た高だかの出身しゅっしん者しゃも基本きほん的てきに、文武両道ぶんぶりょうどうのアメフト経験けいけん者しゃや一般いっぱん入試にゅうしからの未み経験けいけん者しゃ入部にゅうぶが多おおいのが特徴とくちょうである。　近年きんねんライバル校こうが大量たいりょうの高校こうこう経験けいけん者しゃをスポーツ特待とくたい生せいとして積極せっきょく的てきに招聘しょうへいし即そく戦力せんりょくアスリートとしてチーム強化きょうかを図はかる傾向けいこうがあるのに比くらべ、未み経験けいけん者しゃや他た種目しゅもくスポーツから転向てんこうする選手せんしゅを、チーム(監督かんとく・コーチ・マネージャ・トレーナー・アナライジングスタッフや安全あんぜん面めん/メンタルサポートなど豊富ほうふな後方こうほうスタッフ陣じん)が一丸いちがんとなって鋭意えいい心こころ技わざ体たいを教育きょういく育成いくせいしてゆくノウハウと、永年えいねん蓄積ちくせきされた組織そしき力りょくでライバル校こうに対抗たいこうしてゆく定評ていひょうが高たかい。 近年きんねんでは、少数しょうすうだが高校こうこうまでのフットボール未み経験けいけん者しゃも入部にゅうぶしており、スポーツ推薦すいせんだけでなく一般いっぱん入試にゅうしからスターターの座ざを射止いとめるアスリートも多数たすう輩出はいしゅつした。　 例たとえば、元もと高校こうこう球児きゅうじで甲子園こうしえん経験けいけんのある現げん鳥とり内ない監督かんとくの長男ちょうなん・次男じなんも大学だいがく入学にゅうがくとともにファイターズに入部にゅうぶし、未み経験けいけん者しゃでありながら第だい66回かい甲子園こうしえんボウル先発せんぱつメンバーとして出場しゅつじょう、親おや子孫しそん3代だいで甲子園こうしえんの天然てんねん芝しばに立たつ快挙かいきょを果はたしている。

近年きんねんは、地元じもと小中学生しょうちゅうがくせいで編成へんせいされる上うえヶ原げんブルーナイツや、高齢こうれい者しゃ向むけシニアファイターズへの支援しえんに加くわえ、新あらたに認可にんかされた初等しょとう部ぶフラッグフットボール部ぶKIDSファイターズや系列けいれつ校こうの啓明けいめい学院がくいんセインツとの積極せっきょく的てきな交流こうりゅう、フットボールクリニックなど各種かくしゅ広報こうほうイベントボランティア活動かつどうを通つうじて、小中しょうちゅう高だかの親子おやこ両りょう世代せだいや系列けいれつ校こうへのファイターズファン層そう獲得かくとくに向むけた活動かつどうも地道じみちなリクルート活動かつどうの一環いっかんと言いえる。　更さらに、学院がくいんと一体いったいとなった後援こうえん会かいによる物心ぶっしん両面りょうめんの支援しえんだけでなく、創部そうぶ以来いらい、社会しゃかい人じんXリーガーや有名ゆうめい企業きぎょうへビジネスマンを多数たすう輩出はいしゅつしてきたOB会かいの豊富ほうふな人材じんざいからコーチ指導しどう者しゃをこれらファイターズファミリーへ派遣はけんし、OB卒業生そつぎょうせいによるたゆまぬ選手せんしゅ層そうの発掘はっくつに貢献こうけんしている。

このように初等しょとう部ぶ・中学ちゅうがく部ぶ・高等こうとう部ぶ・系列けいれつ校こうからの内部ないぶ進学しんがくだけでなく、一般いっぱん大学だいがく入試にゅうしを経へた各かく方面ほうめんから、親子おやこ・兄弟きょうだいでファイターズファミリーの一員いちいんとなり、創部そうぶから現在げんざいに至いたるまで世代せだい・地域ちいき・学年がくねんを超こえて、チームスピリットDNAの伝承でんしょうが営々えいえいと行おこなわれる点てんも、伝統でんとうあるファイターズのチームカラーの特徴とくちょうといえる。

獲得かくとくタイトル

• 関西かんさい学生がくせいリーグDiv.1 優勝ゆうしょう60回かい(1946・1948-1981・1984-1985・1988-1989・1991･1993・1996-1997・1999-2001･2004・2006-2007・2010-2014・2016・2018-2019・2021-2023)
• 甲子園こうしえんボウル
  • 東西とうざい大学だいがく王座おうざ決定けってい戦せん 出場しゅつじょう46回かい(1949-1981・1984-1985・1988-1989・1991・1993・1997・1999-2001・2006-2007・2020)／優勝ゆうしょう24回かい※

1991年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 25-20 専修大学せんしゅうだいがく
1993年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 35-10 日本体育大学にほんたいいくだいがく
1997年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 21-21 法政大学ほうせいだいがく
1999年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 52-13 法政大学ほうせいだいがく
2000年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 21-28 法政大学ほうせいだいがく
2001年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 24- 6 法政大学ほうせいだいがく
2006年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 43-45 法政大学ほうせいだいがく
2007年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 41-38 日本にっぽん大学だいがく
2020年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 42-24 日本にっぽん大学だいがく

※両校りょうこう優勝ゆうしょう4回かい(1955年ねん対たい日本にっぽん大学だいがく、1965年ねん対たい立教大学りっきょうだいがく、1984年ねん対たい日本にっぽん大学だいがく、1997年ねん対たい法政大学ほうせいだいがく）を含ふくむ。1991年ねん以前いぜんの対戦たいせん成績せいせきは甲子園こうしえんボウル参照さんしょう。

• 甲子園こうしえんボウル
  • 全日本ぜんにほん大学だいがくアメリカンフットボール選手権せんしゅけん大会たいかい・決勝けっしょう戦せん 出場しゅつじょう11回かい（2011-2014・2016-2019・2021-2023）／優勝ゆうしょう10回かい

2011年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 24- 3 日本にっぽん大学だいがく
2012年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 20-17 法政大学ほうせいだいがく
2013年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 23- 9 日本にっぽん大学だいがく
2014年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 55-10 日本にっぽん大学だいがく
2016年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 31-14 早稲田大学わせだだいがく
2017年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 17-23 日本にっぽん大学だいがく
2018年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 37-20 早稲田大学わせだだいがく
2019年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 38-28 早稲田大学わせだだいがく
2021年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 47- 7 法政大学ほうせいだいがく
2022年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 34-17 早稲田大学わせだだいがく
2023年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 61-21 法政大学ほうせいだいがく

• 日本にっぽん選手権せんしゅけん・ライスボウル 出場しゅつじょう14回かい／優勝ゆうしょう1回かい

1985年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 42-45 レナウンローバーズ
1991年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく  6-28 オンワードオークス
1993年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 23-28 アサヒビールシルバースター
1999年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 17-33 アサヒビールシルバースター
2001年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 30-27 アサヒ飲料いんりょうチャレンジャーズ
2007年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 38-52 松下電工まつしたでんこうインパルス
2011年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 28-38 オービックシーガルズ
2012年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 15-21 オービックシーガルズ
2013年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 16-34 オービックシーガルズ
2014年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 24-33 富士通ふじつうフロンティアーズ
2016年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 13-30 富士通ふじつうフロンティアーズ
2018年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 17-52 富士通ふじつうフロンティアーズ
2019年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 14-38 富士通ふじつうフロンティアーズ
2020年度ねんど 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 18-35 オービックシーガルズ

• 西日本にしにほん選手権せんしゅけん大会たいかい 優勝ゆうしょう21回かい(1955-1959・1961-1965・1967-1971・1974-1976・1979・1981・1983)
• 西日本にしにほん学生がくせい選手権せんしゅけん大会たいかい 優勝ゆうしょう2回かい(1986-1987)

定期ていき戦せん・交流こうりゅう戦せん

定期ていき戦せん

• 対たい明治大学めいじだいがく（1947年ねん開始かいし）対戦たいせん成績せいせき 関学かんがく45勝しょう 明治めいじ12勝しょう 1引分ひきわけ
• 対たい日本にっぽん大学だいがく（1967年ねん開始かいし）対戦たいせん成績せいせき 関学かんがく31勝しょう 日大にちだい17勝しょう 2引分ひきわけ

※いずれも一いち年ねん毎ごとに関東かんとう／関西かんさいで交互こうごに開催かいさい。遠征えんせいが重かさならないように明治めいじ大戦たいせんが関西かんさい開催かいさいの年としは、日大にちだい戦せんは関東かんとう開催かいさいとなり、翌年よくねんはその逆ぎゃくとなるよう調整ちょうせいされている。

※ 2018年ねん5月がつ6日にちに開催かいさいされた定期ていき戦せんにおいて、日本にっぽん大学だいがくの選手せんしゅが3度どのパーソナルファウルを犯おかし資格しかく没収ぼっしゅうとなる事態じたいが発生はっせいした。

交流こうりゅう戦せん

• 総合そうごう関せき関せき戦せん（1941年ねん開始かいし）…毎年まいとし6月がつに開催かいさいされる関西大学かんさいだいがくとの交流こうりゅう戦せん。
• 対たい日本体育大学にほんたいいくだいがく（1978年ねん開始かいし）…毎年まいとし春季しゅんきに日本体育大学にほんたいいくだいがくを招まねく形かたちで関西かんさいで開催かいさいされる。
• K.G.ボウル…関西学院大学かんせいがくいんだいがくが主催しゅさいする春季しゅんきの交流こうりゅう戦せん。1989年ねんに関西学院かんせいがくいん創立そうりつ100周年しゅうねんを記念きねんして開催かいさいされたのが最初さいしょである（対たい日本にっぽん大学だいがく戦せん・定期ていき戦せんの一環いっかん）。その後ご、1995年ねんの日本体育大学にほんたいいくだいがくとの東西とうざい交流こうりゅう戦せんの際さいに復活ふっかつする。2001年ねんからは、関西学院大学かんせいがくいんだいがくの新入生しんにゅうせい歓迎かんげいプログラムの一環いっかんとして、春季しゅんきシーズンのオープニングゲームに変更へんこうされ現在げんざいに至いたる。対戦たいせん相手あいては毎年まいとし変かわる（2006年ねんは慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく）。会場かいじょうは王子おうじスタジアムである。
• フラワーボウル…K.G.ボウルの実施じっし以前いぜんから関西学院大学かんせいがくいんだいがくの春季しゅんきの主催しゅさい試合しあいにつけられてきた名称めいしょう。明治大めいじだい・日本にっぽん大だいとの定期ていき戦せんの内うちの関西かんさいでの開催かいさい分ぶん、あるいは日本体育大学にほんたいいくだいがくとの定期ていき交流こうりゅう戦せんにこの名なが割わり当あてられることが多おおい。K.G.ボウル同様どうよう、対戦たいせんチームが固定こていされているわけではない。
• ヨコハマボウル 出場しゅつじょう12回かい 通算つうさん成績せいせき5勝しょう7敗はい

1987年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 37-30 明治大学めいじだいがく（定期ていき戦せん）
1988年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 21-34 日本にっぽん大学だいがく（定期ていき戦せん）
1988年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 13-20 明治大学めいじだいがく（定期ていき戦せん）
1989年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく  7-42 日本にっぽん大学だいがく（定期ていき戦せん）
1990年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 38- 7 明治大学めいじだいがく（定期ていき戦せん）
1991年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 28-10 日本にっぽん大学だいがく（定期ていき戦せん）
1994年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 27-36 日本体育大学にほんたいいくだいがく
1997年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 25-57 法政大学ほうせいだいがく
1998年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 34-11 東海大学とうかいだいがく
2000年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 59- 7 日本にっぽん大学だいがく（定期ていき戦せん）
2002年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく 30-39 鹿島かしまディアーズ
2006年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく  3-45 法政大学ほうせいだいがく

• 平成へいせいボウル 出場しゅつじょう8回かい 通算つうさん成績せいせき 6勝しょう2敗はい

1990年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく／カリフォルニア大学だいがく 30-26 立教大学りっきょうだいがく／アリゾナ大学だいがく
1991年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく／ワシントン大学だいがく 45-12 明治大学めいじだいがく／オレゴン大学だいがく
1992年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく／ワシントン大学だいがく 10- 6 京都大学きょうとだいがく／ブリガムヤング大学だいがく
1993年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく／アリゾナ州立しゅうりつ大学だいがく 37-27 京都大学きょうとだいがく／ミシガン大学だいがく
1994年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく／アリゾナ州立しゅうりつ大学だいがく 7-37 京都大学きょうとだいがく／UCLA
1998年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく／ワシントン州立しゅうりつ大学だいがく  0-13 立命館大学りつめいかんだいがく／ミシガン大学だいがく
2000年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく／スタンフォード大学だいがく 37- 0 立命館大学りつめいかんだいがく／アリゾナ大学だいがく
2001年ねん 関西学院大学かんせいがくいんだいがく／スタンフォード大学だいがく 24-10 京都大学きょうとだいがく／オレゴン州立しゅうりつ大学だいがく

関連かんれん項目こうもく

• 関せき立だて戦せん
• 関せき京きょう戦せん
• 関西学院大学かんせいがくいんだいがくフープファイターズ（バスケットボール部ぶ）

外部がいぶリンク

• 関西学院大学かんせいがくいんだいがく FIGHTERS（公式こうしきHP）