鮎川あいかわ駅えき (茨城いばらき県けん)

鮎川あいかわ駅えき
	駅舎えきしゃ（2005年ねん3月がつ）
	あゆかわ; AYUKAWA;
	◄桜川さくらがわ (1.5 km)
所在地しょざいち	茨城いばらき県けん日立ひたち市し国分こくぶ町まち1-6-2 北緯ほくい36度ど34分ふん0.39秒びょう東経とうけい140度ど38分ふん48.54秒びょう / 北緯ほくい36.5667750度ど東経とうけい140.6468167度ど座標ざひょう: 北緯ほくい36度ど34分ふん0.39秒びょう東経とうけい140度ど38分ふん48.54秒びょう / 北緯ほくい36.5667750度ど東経とうけい140.6468167度ど
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	日立ひたち電鉄でんてつ
所属しょぞく路線ろせん	日立電鉄線ひたちでんてつせん
キロ程ほど	6.6 km（大甕おおみか起点きてん）
駅えき構造こうぞう	地上ちじょう駅えき
ホーム	1面めん2線せん
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1947年ねん（昭和しょうわ22年ねん）9月1日にち
廃止はいし年月日ねんがっぴ	2005年ねん（平成へいせい17年ねん）4月がつ1日にち
備考びこう	路線ろせん廃止はいしに伴ともなう廃はい駅えき
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鮎川あいかわ駅えき（あゆかわえき）は、茨城いばらき県けん日立ひたち市し国分こくぶ町まちにあった日立ひたち電鉄でんてつ日立電鉄線ひたちでんてつせんの駅えき（廃はい駅えき）である。同線どうせんの終着駅しゅうちゃくえきであった。

歴史れきし[編集へんしゅう]

1947年ねん（昭和しょうわ22年ねん）9月1日にち：日立電鉄線ひたちでんてつせん大甕おおみか - 当とう駅えき間あいだの開通かいつうに伴ともない開業かいぎょう。
1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）3月30日にち：新しん駅舎えきしゃを建設けんせつ。
2005年ねん（平成へいせい17年ねん）4月がつ1日にち：日立電鉄線ひたちでんてつせん廃はい線せんにともない廃止はいし。

駅えき構造こうぞう[編集へんしゅう]

島しま式しきホーム1面めん2線せんを持もつ交換こうかん可能かのうな地上ちじょう駅えきで、開業かいぎょう当初とうしょから廃止はいし時じまで有人ゆうじん駅えきであった。日立電鉄線ひたちでんてつせんの終着駅しゅうちゃくえきで、構内こうないに留置りゅうち線せん・列車れっしゃ洗車せんしゃ台だいなども有ゆうしていた。直営ちょくえい駅えきとして営業えいぎょうされていたが、駅員えきいん配置はいち時間じかんは限かぎられ、平日へいじつは7時じから9時じ40分ふんおよび、15時じ50分ふんから19時じまでで、土曜日どようびと休日きゅうじつは駅員えきいんの配置はいちはなかった。

鮎川あいかわ駅えきから日立ひたち方面ほうめんへの路線ろせんが延伸えんしんされる予定よていがあったことから^{[注釈ちゅうしゃく 1]}^{[要よう出典しゅってん]}、構内こうないの線路せんろがプラットホームより日立ひたち方面ほうめんへさらに奥おくへと数すう百ひゃくメートル先さきまで延のびており、その線路せんろの途中とちゅうにある踏切ふみきりまでは留置とめおき線せんとして使用しようされた。駅舎えきしゃは鉄筋てっきんコンクリート造づくりの小ちいさなもので、自動じどう券売けんばい機きが1台だい設置せっちされてあり、駅員えきいん無む配置はいち時間じかん帯たいでも乗車じょうしゃ券けんの購入こうにゅうができた。そのため、乗車じょうしゃ駅えき証明しょうめい書しょ発行はっこう機きの設置せっちはなかった。

地理ちり的てきには、JR東日本ひがしにっぽん常磐線じょうばんせんの常陸多賀ひたちたが - 日立ひたち間あいだの線路せんろの脇わきに位置いちし、常磐ときわ線せんの駅えきとは線路せんろを挟はさんで反対はんたいの海うみ側がわに駅舎えきしゃがあった。駅舎えきしゃがある位置いちから、JR常磐ときわ線せんの線路せんろを渡わたって対面たいめん側がわに鮎川あいかわ集落しゅうらくが開あけていることから、構内こうないを移動いどうするときは駅舎えきしゃを通とおらずともホームから鮎川あいかわ集落しゅうらくに方面ほうめんへと直接ちょくせつ行いける構造こうぞうとなっていた。

のりば[編集へんしゅう]

番線ばんせん	路線ろせん	行先ゆくさき
1	日立電鉄線ひたちでんてつせん	大甕おおみか・常北じょうほく太田おおた方面ほうめん
2	日立電鉄線ひたちでんてつせん	大甕おおみか・常北じょうほく太田おおた方面ほうめん

駅名えきめい標しるべ（2005年ねん3月がつ）
大甕おおみか側がわより見みたプラットホーム
（2004年ねん12月がつ）
プラットホームより大甕おおみか側がわを望のぞむ。右側みぎがわの築堤ちくていは常磐ときわ線せん（2005年ねん3月がつ）
駅舎えきしゃに設置せっちされた神鋼しんこう製せいの券売けんばい機き（2005年ねん3月がつ）

駅えき周辺しゅうへん[編集へんしゅう]

鮎川あいかわ
鮎見橋あゆみばし
日立ひたち鮎川あいかわ三さん郵便ゆうびん局きょく
茨城いばらき県立けんりつ多賀たが高等こうとう学校がっこう
日立ひたち市立しりつ日立ひたち養護ようご学校がっこう（現げん・日立ひたち市立しりつ日立ひたち特別とくべつ支援しえん学校がっこう）
日立ひたち市立しりつ油ゆ縄なわ子こ小学校しょうがっこう
日立ひたち市立しりつ多賀たが中学校ちゅうがっこう
レゾナック山崎やまざき事業じぎょう所しょ（桜川さくらがわ）
池いけの川かわ市民しみん運動公園うんどうこうえん - 当とう駅えきの駅名えきめい標しるべで紹介しょうかいされている。

廃止はいし後ご[編集へんしゅう]

2006年ねん（平成へいせい18年ねん）9月がつ中旬ちゅうじゅんに、駅舎えきしゃが解体かいたいされ現在げんざいは面影おもかげもない。ただし駅えき跡地あとちのすぐ脇わきにある常磐ときわ線せんの踏切ふみきり名めいは「鮎川あいかわ駅前えきまえ踏切ふみきり」のままである。

隣となりの駅えき[編集へんしゅう]

日立ひたち電鉄でんてつ

日立電鉄線ひたちでんてつせん

桜川さくらかわ駅えき - 鮎川あいかわ駅えき

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

^ 後のちに「ひたちBRT計画けいかく」が策定さくていされ、日立ひたち駅えき方面ほうめんへの路線ろせんを設もうけることが計画けいかくされた^[1]^[2]。なお、当とう駅えきとその付近ふきんは第だい3期き区間くかんとして指定していされている（※第だい1期き区間くかんは大甕おおみか駅えきまで、第だい2期き区間くかんは常陸多賀ひたちたが駅えきまで^[2]）。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

^ 日立ひたち市し都市とし建設けんせつ部ぶ公共こうきょう交通こうつう政策せいさく課か. “日立電鉄線ひたちでんてつせん跡地あとち〜新あたらしいまちづくりへの第一歩だいいっぽ〜” (PDF). 国土こくど交通こうつう省しょう. 2022年ねん1月がつ21日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2023年ねん11月15日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b 青野あおの昌行まさゆき、安藤あんどう剛つよし (2017年ねん8月がつ3日にち). “BRT / 日立ひたち市し沿線えんせん住民じゅうみんの支持しじを固かためて延伸えんしんへ”. 新しん・公民こうみん連携れんけい最前線さいぜんせん | PPPまちづくり. 事例じれい研究けんきゅう. 日経にっけいBP. 2023年ねん1月がつ30日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2023年ねん11月15日にち閲覧えつらん。