.357SIG弾だん

.357 SIG
.357 SIG 実包じっぽう
種類しゅるい	拳銃けんじゅう用よう
原はら開発かいはつ国こく	スイス  アメリカ
製造せいぞうの歴史れきし
設計せっけい者しゃ	シグ/Federal Cartridge Co.
設計せっけい時期じき	1994年ねん
生産せいさん期間きかん	1994年ねんから現在げんざい
特徴とくちょう
元もとモデル	.40S&W弾だん
薬莢やっきょう形状けいじょう	リムレス、ボトルネック
弾丸だんがん径みち	9.02 mm (0.355 in)
首くび径みち	9.68 mm (0.381 in)
肩かた径みち	10.77 mm (0.424 in)
底面ていめん径みち	10.77 mm (0.424 in)
リム径みち	10.77 mm (0.424 in)
リム厚あつ	1.40 mm (0.055 in)
薬莢やっきょう長ちょう	21.97 mm (0.865 in)
全長ぜんちょう	28.96 mm (1.140 in)
薬莢やっきょう容量ようりょう	1.27 cm3 (19.6 gr H2O)
ライフリング	406 mm (1 in 16 in)
雷管らいかんのタイプ	小型こがた拳銃けんじゅう
最大さいだい圧あつ	275.8 MPa (40,000 psi)
弾丸だんがん性能せいのう
弾頭だんとう重量じゅうりょう/種類しゅるい 初速しょそく エネルギー 60 gr (4 g) Special Application Ammunition 2,410 ft/s (730 m/s) 774 ft⋅lbf (1,049 J) 115 gr (7 g) Bonded defense JHP 1,550 ft/s (470 m/s) 614 ft⋅lbf (832 J) 125 gr (8 g) FMJ-FP Match and Bonded defense JHP 1,450 ft/s (440 m/s) 584 ft⋅lbf (792 J) 147 gr (10 g) Bonded defense JHP 1,250 ft/s (380 m/s) 510 ft⋅lbf (690 J) 147 gr (10 g) FMJ-FP 1,255 ft/s (383 m/s) 514 ft⋅lbf (697 J)
算出さんしゅつ時じの銃砲じゅうほう身みの長ながさ: 4 in (102 mm) rifled barrel. 出典しゅってん: DoubleTap Ammunition, RBCD Special Application Ammunition, C.I.P.

.357SIG弾だん（9×21mm SIG）は、SIG社しゃ（現げん：SIG Group AG社しゃ）が開発かいはつした拳銃けんじゅう用ようの銃弾じゅうだん（実包じっぽう）の一種いっしゅ。主おもに民間みんかんで使用しようされている。

開発かいはつの経緯けいい

左ひだりから：357SIG弾だん、10mm オート弾だん、40S&W弾だん

リボルバー用ようの.357マグナム弾だん同様どうようのポテンシャルをオートマチックで発揮はっきさせることを目標もくひょうに、.40S&W弾だんをネックダウンさせる形かたちで製作せいさくされた。.357マグナム弾だんと一番いちばん異ことなるのは全長ぜんちょうで、グリップを短みじかくしたいオートマチック拳銃けんじゅうのため、ピストル用よう実包じっぽうとしては珍めずらしいボトルネックのケースを使用しようしている。

公的こうてき機関きかんにおいてはシークレットサービスのほか、連邦れんぽう航空こうくう保安ほあん局きょくなどに採用さいようされているが、アメリカの警察けいさつ機構きこうでは.40S&Wに押おされている。そのせいもあり、民間みんかん市場いちばにおいてもマイナーで高価こうかである。

薬莢やっきょうの材質ざいしつとデザイン

前出ぜんしゅつのように、.40S&Wの薬莢やっきょうに.357の弾頭だんとうを取とり付つける形かたちのため、ボトルネック形状けいじょうを採用さいようしているのが大おおきな特徴とくちょう。それ以外いがいでは真鍮しんちゅう製せいの薬莢やっきょうであり、特とくに変かわった点てんは無ない。

関連かんれん項目こうもく

• 9x19mmパラベラム弾だん
• .45ACP弾だん
• .40S&W弾だん
• 8x22mm南部なんぶ弾だん
• 拳銃けんじゅう弾だん一覧いちらん