.au

.au
施行しこう	1986年ねん
TLDの種類しゅるい	国くに別べつコードトップレベルドメイン
現在げんざいの状態じょうたい	利用りよう可か
管理かんり団体だんたい	様々さまざま
後援こうえん組織そしき	.au Domain Administration
利用りよう地域ちいき	オーストラリアに関連かんれんする団体だんたい・個人こじん
使用しよう状じょう況きょう	オーストラリアでは広ひろく使つかわれている。
登録とうろくの制限せいげん	オーストラリアにある団体だんたい・個人こじんに限かぎる。サブドメインごとに他ほかにも条件じょうけんあり。
階層かいそう構造こうぞう	第だい三さんレベルドメインの登録とうろくのみ。
関連かんれん文書ぶんしょ	IANA report on redelegation; ICANN registry agreement
紛争ふんそう解決かいけつ方針ほうしん	.au Dispute Resolution Policy (auDRP), Complaints (Registrant Eligibility) Policy
ウェブサイト	auDA; AusRegistry
	テンプレートを表示ひょうじ

.auは国くに別べつコードトップレベルドメイン（ccTLD）の一ひとつで、オーストラリアに割わり当あてられている。

このドメインは元々もともと1986年ねん、IANAのオペレータジョン・ポステルによって、メルボルン大学だいがくのKevin Robert Elzに割わり当あてられたものである。1990年代ねんだいの5年間ねんかんのプロセスを経へて、インターネット産業さんぎょうはドメインを運用うんようするために、.au Domain Administrationと呼よばれる監視かんし機関きかんを自みずから作つくり上あげた。この機関きかんは2001年ねん、ICANNから同意どういを得えて、2002年ねん 7月がつ1日にちに新あたらしく自由じゆう競争きょうそう体制たいせいの運用うんようが開始かいしされた。新あたらしい体制たいせいになってから、いかなる登録とうろくもレジストラを通とおして行おこなわなければならなくなった。

このドメインは、mycompany.auといった感かんじで第だい二にレベルに直接ちょくせつ登録とうろくすることはできない。.auの命名めいめい規則きそくでは種別しゅべつを示しめす第だい二にレベルドメインの下したで登録とうろくすることが義務付ぎむづけられている。たとえば、.com.auは商業しょうぎょう向むけを想定そうていしたドメインである。これは、イギリスやニュージーランドドメインの方針ほうしんと似にている。

.auの運営うんえい

.auの監かん視しは.au Domain Administration (auDA)によって行おこなわれている。この団体だんたいはインターネット関連かんれん団体だんたい、工業こうぎょう団体だんたい、利害りがい関係かんけいのある個人こじんなどから選えらばれたメンバーで組織そしきされている非ひ営利えいり団体だんたいである。組織そしきの運営うんえいは、国くにで電子でんしアドレス指定していのオペレータに決定けっていさせる立法りっぽう権けんを持もっているオーストラリア政府せいふの同意どういの下したで運営うんえいされている。

.auの方針ほうしんは、policy development panelsによって考案こうあんされる。これらパネルは、auDAによって招集しょうしゅうされ、方針ほうしんを作つくるために工業こうぎょう界かいの代表だいひょうの意見いけんを取とり込こんでいる。

.auのレジストリの日々ひびの技術ぎじゅつ的てき設備せつびの運用うんようはauDAの外部がいぶに委託いたくされている。2002年ねんから2006年ねんまで、.auの第だい二にレベルドメインの管理かんりは、AusRegistryによって行おこなわれていた。

このレジストリは、直接ちょくせつ消費しょうひ者しゃと取引とりひきはせず、レジストラを経由けいゆして登録とうろく・管理かんりしていた。2002年ねんの産業さんぎょう自由じゆう化かのあとは、価格かかくやサービスなどで、レジストラ間あいだで活発かっぱつな競争きょうそうが行おこなわれている。

サブドメイン

第だい2レベルドメイン

従来じゅうらいの第だい2レベルドメイン

.com.au - 商業しょうぎょう向むけ
.net.au - 商業しょうぎょう向むけ（元々もともとはISPのみだったが、緩和かんわされた）
.org.au - 協会きょうかいや非ひ営利えいり団体だんたい（元々もともとは、他たのカテゴリに属ぞくさない団体だんたいのみだった）
.edu.au - 教育きょういく機関きかん（第だい3レベルドメインを参照さんしょう）
.gov.au - 政府せいふ機関きかん（第だい3レベルドメインを参照さんしょう）
.csiro.au - CSIRO (連邦れんぽう科学かがく産業さんぎょう研究けんきゅう機構きこう)
.asn.au - 協会きょうかいや非ひ営利えいり団体だんたい
.id.au - 個人こじん (実名じつめいや通とおり名な)

新あたらしい第だい2レベルドメイン

かつてあった第だい2レベルドメイン

いくつかの第だい2レベルドメイン名めいはもはや、活動かつどう的てきに使つかわれていない。一部いちぶに登録とうろくが免除めんじょされているだけで、新規しんき登録とうろくは認みとめられていない。

.archie.au - 1990年代ねんだい初頭しょとうにArchie information serviceのホストが使用しよう。既すでに削除さくじょ。
.conf.au - 会議かいぎやその他た短期間たんきかんイベント
.gw.au - ゲートウェイと多岐たきにわたるAARNetのルーティング装置そうち。既すでに削除さくじょ。
.info.au - 一般いっぱん的てきな情報じょうほう
.otc.au - X.400アドレスのマッピング用よう。telememo.auによって廃止はいしに
.oz.au - オーストラリアのサイト。ストアアンドフォワードインターネットメッセージングシステムMHSnetに割わり当あてられたオーストラリアのドメインが.ozだった。トップレベルドメインは後のちに正式せいしきに.auとなり、.ozにあったドメインは.oz.auに移動いどうされた。
.telememo.au - X.400アドレスのドメインマッピング用よう。

第だい3レベルドメイン

.gov.auと.edu.auにはさらに州しゅうを示しめす第だい3レベルドメインが用意よういされている。州しゅう政府せいふと学校がっこうは、州しゅうを示しめす第だい3レベルドメインの下したにあるドメイン名めいを使つかっている。州しゅうを示しめす第だい3レベルドメインはそれぞれの州しゅうが独立どくりつして管理かんりしている。

たとえば、西にしオーストラリア州しゅうにある学校がっこうは学校がっこう名めい.wa.edu.auと、ニューサウスウェールズ州しゅうにある政府せいふ機関きかんなら、省しょう名めい.nsw.gov.auとなる。同様どうように、ビクトリア州しゅうなら.vic、クイーンズランド州しゅうなら.qld、南みなみオーストラリア州しゅうなら.sa、タスマニア州しゅうなら.sa、ノーザンテリトリーなら.nt、オーストラリア首都しゅと特別とくべつ地域ちいきなら.actとなる。

高等こうとう教育きょういく機関きかんは、州しゅうに基もとづく区別くべつを必要ひつようとしていないため、通常つうじょう対象たいしょう外がいとなっている。たとえば、西にしオーストラリア州しゅうにあるエディスコーワン大学だいがくは、www.ecu.wa.edu.auではなくwww.ecu.edu.au、ビクトリア州しゅうにあるモナシュ大学だいがくは、www.monash.vic.edu.auではなくwww.monash.edu.auが適当てきとうである。

.au 以外いがいのオーストラリアのドメイン

.auだけがオーストラリアに割わり当あてられたドメインではない。いくつかのオーストラリア領りょうは歴史れきし的てきな理由りゆうから独自どくじにトップレベルドメインが割わり当あてられている。

適当てきとうな当局とうきょくがこれらを管理かんりすることの必要ひつよう性せいを認識にんしきするのが遅おくれたため、その地域ちいきとは無関係むかんけいな企業きぎょうが登録とうろくするバニティドメインとなっている。

外部がいぶリンク