キリル文字 もじ (キリルもじ、ブルガリア語 ご : Кирилица 、露 ろ : Кириллица 、英 えい : Cyrillic )は、スラヴ語 ご 派 は などを表記 ひょうき するのに用 もち いられる表音 ひょうおん 文字 もじ である。
ギリシア文字 もじ に基 もと づいてギリシア人 じん のキュリロス (Kyrillos)(ロシア式 しき 呼 よ び方 かた では「キリル」)が9世紀 せいき に作 つく ったグラゴル文字 もじ をもとに、(その弟子 でし たちが)10世紀 せいき にブルガリア で作 つく った文字 もじ である。(→#歴史 れきし )
キリル文字 もじ はロシア語 ご 、ベラルーシ語 ご 、ウクライナ語 ご 、ブルガリア語 ご 、セルビア語 ご 、カザフ語 ご 、キルギス語 ご など多 おお くの言語 げんご で使用 しよう されており、文字 もじ 集合 しゅうごう はそれぞれ微妙 びみょう に異 こと なる。
東 ひがし アジア諸国 しょこく の伝統 でんとう 的 てき な文字 もじ コードにおいてはCJK 文字 もじ と同 おな じマルチバイト のコードポイント を持 も ち、CJK文字 もじ 同様 どうよう の全角 ぜんかく 文字 もじ として扱 あつか われていたが、Unicode 制定 せいてい の際 さい にラテン文字 もじ と異 こと なり、東 ひがし ヨーロッパ諸国 しょこく の文字 もじ コードにおいて1バイトで表現 ひょうげん されるキリル文字 もじ と同一 どういつ の文字 もじ とされたため、Unicodeの仕様 しよう 上 じょう は全角 ぜんかく と半角 はんかく の区別 くべつ を持 も たずにフォント によって文字 もじ 幅 はば が大 おお きく異 こと なっている。この事情 じじょう はギリシア文字 もじ と同様 どうよう である。
前史 ぜんし ・グラゴル文字 もじ の発明 はつめい [ 編集 へんしゅう ]
グラゴル文字 もじ は、スラヴ人 じん に布教 ふきょう を行 おこな ったキリスト教 きりすときょう 東方 とうほう 教会 きょうかい の総本山 そうほんざん 、正教会 せいきょうかい の宣教師 せんきょうし であるキュリロス (キリル)とメトディオス (メフォディ)が発明 はつめい した文字 もじ である。
862年 ねん 、西 にし スラヴ人 じん の王国 おうこく であるモラヴィア王国 おうこく のラスチスラフ 王 おう が東 ひがし ロ ろ ーマ帝国 まていこく にキリスト教 きりすときょう の伝道 でんどう 師 し 派遣 はけん を要請 ようせい し、東 ひがし ローマ皇帝 こうてい はキリルとメフォディの兄弟 きょうだい をモラビア王国 おうこく に派遣 はけん した。このときキリルとメフォディ兄弟 きょうだい はスラヴ人 じん に正教 せいきょう を布教 ふきょう するため、スラブ語 ご を表記 ひょうき するための文字 もじ を考案 こうあん した。これがグラゴル文字 もじ で、このグラゴル文字 もじ がのちにキリル文字 もじ に発展 はってん した。
862年 ねん から863年 ねん ごろに考案 こうあん されたグラゴル文字 もじ は史上 しじょう 初 はつ のスラヴ語 ご 表記 ひょうき の文字 もじ であり、スラブ世界 せかい で広 ひろ く使用 しよう されるようになった。しかし、キリルとメフォディ兄弟 きょうだい の布教 ふきょう はキリスト教 きりすときょう 西方 せいほう 教会 きょうかい であるローマ教会 きょうかい から妨害 ぼうがい され、885年 ねん のメフォディの死後 しご 、キリルとメフォディ兄弟 きょうだい の弟子 でし であるオフリドのクリメント らは弾圧 だんあつ から逃 のが れてブルガリア帝国 ていこく へ移 うつ り、ボリス1世 せい に庇護 ひご されながら布教 ふきょう 活動 かつどう を続 つづ けた[1] 。
キリル文字 もじ の誕生 たんじょう [ 編集 へんしゅう ]
グラゴル文字 もじ はスラヴ語 ご の特徴 とくちょう をよくとらえたものであったが、いくつかの問題 もんだい が存在 そんざい した。形 かたち が複雑 ふくざつ すぎて使用 しよう しにくかったことと、当時 とうじ ブルガリアではすでにギリシア語 ご を使 つか う層 そう が一定 いってい 数 すう おり、ブルガリア語 ご をギリシア文字 もじ で表 あらわ すことも行 おこな われていたことである[2] 。そこでブルガリアに移 うつ った弟子 でし たちはグラゴル文字 もじ を改良 かいりょう し、900年 ねん 前後 ぜんご よりギリシア文字 もじ に近 ちか い形 かたち の新 あたら しい文字 もじ を開発 かいはつ した。キリル文字 もじ の開発 かいはつ にあたっては、基本 きほん 的 てき にはギリシア文字 もじ を採用 さいよう し、ギリシア文字 もじ では表現 ひょうげん できないものはグラゴル文字 もじ からの借用 しゃくよう や新 しん 文字 もじ によって表現 ひょうげん した[3] 。しかし彼 かれ らはキュリロスをしのび、新 あたら しい文字 もじ をキュリロスの文字 もじ と呼 よ んだ[4] 。これがキリル文字 もじ である。この名称 めいしょう のため、後世 こうせい にはキリルが作 つく ったのがキリル文字 もじ と信 しん じられるようになった。上記 じょうき のように弾圧 だんあつ を受 う けたこともあって文字 もじ 成立 せいりつ 期 き の資料 しりょう がほとんど発見 はっけん されていなかったため、19世紀 せいき 前半 ぜんはん まではグラゴル文字 もじ とキリル文字 もじ のどちらが古 ふる いかは謎 なぞ となっていたが、19世紀 せいき 中 ちゅう ごろに古 ふる い音韻 おんいん を残 のこ したグラゴル文字 もじ 資料 しりょう がいくつか発見 はっけん され、グラゴル文字 もじ の方 ほう が早 はや く成立 せいりつ したことが明 あき らかとなった[5] 。
キリル文字 もじ の使用 しよう が始 はじ まった時期 じき は明確 めいかく ではないが、シメオン1世 せい の統治 とうち 下 か (893年 ねん - 927年 ねん )と考 かんが えられている[3] 。開発 かいはつ 当初 とうしょ 、キリル文字 もじ とグラゴル文字 もじ はブルガリア国内 こくない で併存 へいそん しており、首都 しゅと プレスラフを中心 ちゅうしん とする北東 ほくとう 部 ぶ ではキリル文字 もじ が、旧 きゅう 首都 しゅと オフリド を中心 ちゅうしん とする西部 せいぶ においてはグラゴル文字 もじ が使用 しよう されていた[6] 。
教会 きょうかい での典礼 てんれい 用 よう に開発 かいはつ されたキリル文字 もじ は、グラゴル文字 もじ と同様 どうよう スラヴ語 ご 正教会 せいきょうかい 圏 けん に普及 ふきゅう していき、徐々 じょじょ にグラゴル文字 もじ の後継 こうけい 言語 げんご となった[7] 。シメオン時代 じだい にブルガリア統治 とうち 下 か にあったセルビア にもキリル文字 もじ は伝播 でんぱ し、さらに988年 ねん にはキエフ大公 たいこう ウラジーミル1世 せい が正教会 せいきょうかい を受 う け入 い れたため、ロシア全土 ぜんど にキリル文字 もじ が伝播 でんぱ することとなった。
各国 かっこく に伝 つた わったキリル文字 もじ は、その後 ご 各地 かくち の実情 じつじょう に応 おう じて修正 しゅうせい が加 くわ えられていった。ロシアにおいては18世紀 せいき 初頭 しょとう にピョートル大帝 たいてい が文字 もじ 改革 かいかく を行 おこな っていくつかの文字 もじ を廃止 はいし し、また字体 じたい がラテン文字 もじ に近 ちか づけられた[8] 。さらに20世紀 せいき に入 はい ると再 ふたた び改革 かいかく が行 おこな われることになり、1912年 ねん に改正 かいせい 改革 かいかく 案 あん が発表 はっぴょう され、1917年 ねん にはロシア臨時 りんじ 政府 せいふ によって旧 きゅう 文字 もじ 体系 たいけい から4つの文字 もじ が除去 じょきょ された現行 げんこう のロシア文字 もじ 体系 たいけい が施行 しこう された[9] 。セルビアにおいても19世紀 せいき 半 なか ばにヴーク・カラジッチ によって言文 げんぶん 一致 いっち を旨 むね とした改革 かいかく が遂行 すいこう され、不要 ふよう な文字 もじ の除去 じょきょ とラテン文字 もじ のJ の導入 どうにゅう などが行 おこな われ、セルビア語 ご キリル・アルファベット が成立 せいりつ した[10] 。1945年 ねん にはブルガリアにおいても文字 もじ 改革 かいかく が実施 じっし された[10] 。
ヨーロッパにおける使用 しよう 文字 もじ 別 べつ 地域 ちいき 塗 ぬ り分 わ け図 ず 。地域 ちいき と使用 しよう 文字 もじ の対応 たいおう は次 つぎ のとおり。緑 みどり :ギリシア文字 もじ 、青 あお 緑 みどり :ギリシア文字 もじ とラテン文字 もじ 、青 あお :ラテン文字 もじ 、紫 むらさき :ラテン文字 もじ とキリル文字 もじ 、赤 あか :キリル文字 もじ 、橙 だいだい :グルジア文字 もじ 、黄色 おうしょく :アルメニア文字 もじ
古 ふる くからキリル文字 もじ が使 つか われ、現在 げんざい も使 つか われている言語 げんご は、スラヴ語 ご 派 は と正教会 せいきょうかい の重 かさ なる範囲 はんい にほぼ一致 いっち する。つまり、東 ひがし スラヴ語 ご 群 ぐん のロシア語 ご ・ウクライナ語 ご ・ベラルーシ語 ご 、南 みなみ スラヴ語 ご 群 ぐん のうちブルガリア語 ご ・マケドニア語 ご ・セルビア語 ご [注釈 ちゅうしゃく 1] ・モンテネグロ語 ご [注釈 ちゅうしゃく 1] である。スラヴ語族 ごぞく でも、カトリック 圏 けん のポーランド語 ご ・チェコ語 ご ・スロヴァキア語 ご ・スロヴェニア語 ご ・クロアチア語 ご はラテン文字 もじ であり、イスラム教 いすらむきょう に属 ぞく するボスニア語 ご もラテン文字 もじ を使 つか う場合 ばあい が多 おお い[注釈 ちゅうしゃく 2] 。また、スラヴ語 ご とは全 まった く関係 かんけい のないモンゴル語族 ごぞく に属 ぞく するモンゴル語 ご 、ジョージア では南 みなみ オセチア自治 じち 州 しゅう のオセット語 ご (イラン語 ご 派 は に属 ぞく する)もキリル文字 もじ を使用 しよう している。
また、正教会 せいきょうかい であってもスラヴ語 ご 派 は でない場合 ばあい 、キリル文字 もじ はかつては使用 しよう されていた所 ところ も多 おお いものの現代 げんだい においては使 つか われていない。ルーマニア語 ご も正教会 せいきょうかい であるためキリル文字 もじ を使用 しよう していたが、18世紀 せいき 以降 いこう 民族 みんぞく 主義 しゅぎ の高 たか まりによりラテン文字 もじ 化 か 運動 うんどう が広 ひろ がっていき、1859年 ねん から1860年 ねん にかけて、正式 せいしき にラテン文字 もじ が採用 さいよう されることとなった[11] 。ギリシア語 ご はギリシア文字 もじ 、グルジア語 ご はグルジア文字 もじ 、アルメニア語 ご はアルメニア文字 もじ である[注釈 ちゅうしゃく 3] 。
ソ連 それん 時代 じだい のキリル文字 もじ 化 か の進展 しんてん [ 編集 へんしゅう ]
ソビエト連邦 れんぽう 時代 じだい には、ソ連 それん 内 ない でこれまで文字 もじ を持 も たなかったシベリア などの言語 げんご や、アラビア文字 もじ を使 つか っていた中央 ちゅうおう アジア などの言語 げんご に、ラテン文字 もじ での正書法 せいしょほう が制定 せいてい された。しかし1940年 ねん 以後 いご の言語 げんご 政策 せいさく の変化 へんか によりキリル文字 もじ での正書法 せいしょほう が改 あらた めて制定 せいてい され、既 すで にラテン文字 もじ で正書法 せいしょほう が制定 せいてい された言語 げんご についてはキリル文字 もじ への切 き り替 か え がなされた[12] 。
ソ連 それん あるいは帝政 ていせい ロシアによる併合 へいごう 以前 いぜん からアラビア文字 もじ 以外 いがい の文字 もじ を用 もち いていたバルト三 さん 国 こく のエストニア語 ご ・ラトビア語 ご ・リトアニア語 ご (いずれもラテン文字 もじ )、アルメニア語 ご (アルメニア文字 もじ )、グルジア語 ご (グルジア文字 もじ )はキリル文字 もじ 化 か されなかったが、ルーマニア語 ご から政治 せいじ 的 てき に分離 ぶんり されたモルドバ語 ご はラテン文字 もじ からキリル文字 もじ に改 あらた められた。
使用 しよう 地域 ちいき が現在 げんざい もロシア 領 りょう である言語 げんご では、アルタイ語 ご ・ウィルタ語 ご ・エヴェンキ語 ご ・オセット語 ご ・カルムイク語 ご ・クリミア・タタール語 ご ・サハ語 ご ・ショル語 ご ・タタール語 ご ・チュヴァシ語 ご ・チュクチ語 ご ・トゥバ語 ご ・ドンガン語 ご ・ナナイ語 ご ・ニヴフ語 ご ・ハカス語 ご ・ブリヤート語 ご などがキリル文字 もじ を使用 しよう している。ソ連 それん 崩壊 ほうかい 時 じ に独立 どくりつ した国 くに の言語 げんご では、カザフ語 ご ・キルギス語 ご ・タジク語 ご などがある。ソ連 それん の強 つよ い影響 えいきょう 下 か にあったモンゴル でも、1937年 ねん にモンゴル語 ご がモンゴル文字 もじ からキリル文字 もじ 化 か された[13] 。
ソ連 それん 崩壊 ほうかい 後 ご のキリル文字 もじ 使用 しよう 言語 げんご の減少 げんしょう [ 編集 へんしゅう ]
1991年 ねん のソビエト連邦 れんぽう 崩壊 ほうかい 後 ご 、キリル文字 もじ を使用 しよう していた諸国 しょこく のうちいくつかは使用 しよう 文字 もじ をラテン文字 もじ へと変更 へんこう する傾向 けいこう が顕著 けんちょ になった。こうした移行 いこう の背景 はいけい には、ソビエト連邦 れんぽう 、およびその主流 しゅりゅう となってきたロシア 的 てき なものへの嫌悪 けんお 感 かん があり、キリル文字 もじ から文字 もじ を変更 へんこう することによって過去 かこ からの決別 けつべつ を行 おこな うことを目的 もくてき としていた[14] 。また、世界 せかい で最 もっと も使用 しよう される文字 もじ であるラテン文字 もじ を使用 しよう することで世界 せかい とより深 ふか く結 むす びつくことも目的 もくてき とされた[15] 。
ソ連 それん 時代 じだい にアラビア文字 もじ からラテン文字 もじ 化 か され、更 さら にキリル文字 もじ 化 か されたアゼルバイジャン語 ご ・ウズベク語 ご ・カラカルパク語 ご ・トルクメン語 ご では、独立 どくりつ 後 ご ラテン文字 もじ が再 ふたた び採用 さいよう され徐々 じょじょ に切 き り替 か わりつつあり[12] 、他 た にいくつかの言語 げんご で、これに続 つづ こうとする動 うご きがある。モルドバにおいても1989年 ねん には再度 さいど 表記 ひょうき をラテン文字 もじ に改 あらた めることが決定 けってい され、ふたたびラテン文字 もじ 使用 しよう 国 こく となった[11] 。上記 じょうき のようにウズベキスタン 、トルクメニスタン 、アゼルバイジャン は1990年代 ねんだい にラテン文字 もじ 表記 ひょうき に移行 いこう した[16] 。キリル文字 もじ 使用 しよう 国 こく として残 のこ っているキルギスやタジキスタンにおいても、ラテン文字 もじ 移行 いこう やアラビア文字 もじ 回帰 かいき の議論 ぎろん は2000年代 ねんだい 後半 こうはん から盛 さか んになってきている[17] 。
カザフスタン においてはソ連 それん 崩壊 ほうかい 後 ご もキリル文字 もじ の使用 しよう が続 つづ いてきたが、2006年 ねん にラテン文字 もじ への切 き り替 か え構想 こうそう が浮上 ふじょう 。2017年 ねん 4月 がつ 、同国 どうこく のヌルスルタン・ナザルバエフ 大統領 だいとうりょう はカザフ語 ご の表記 ひょうき をラテン文字 もじ に改 あらた め、2018年 ねん には学校 がっこう 教育 きょういく においてラテン文字 もじ の使用 しよう を開始 かいし し[18] 、2025年 ねん には完全 かんぜん にカザフ語 ご 表記 ひょうき をラテン文字 もじ に移行 いこう することを表明 ひょうめい した[19] 。2017年 ねん 時点 じてん で既 すで に多 おお くの企業 きぎょう ・銀行 ぎんこう や劇場 げきじょう にある看板 かんばん 、車 くるま のナンバープレート 、郵便 ゆうびん 番号 ばんごう などがラテン文字 もじ になっており、若者 わかもの の間 あいだ ではラテン文字 もじ を使 つか うことが流行 りゅうこう になっている。移行 いこう 完了 かんりょう までの総 そう 費用 ひよう は約 やく 3億 おく ドルと予想 よそう されている。また2003年 ねん 以降 いこう 、紙幣 しへい と硬貨 こうか にはカザフ語 ご とロシア語 ご の併用 へいよう が認 みと められてきたが、2019年 ねん 2月 がつ にはカザフ語 ご のみの使用 しよう とし、記念 きねん 貨幣 かへい には外国 がいこく 語 ご の使用 しよう も認 みと めるという大統領 だいとうりょう 令 れい が発布 はっぷ された[20] 。
ナザルバエフ大統領 だいとうりょう は「ロシア語 ご とロシア文化 ぶんか を忘 わす れることはない」と言明 げんめい しているが、カザフスタン国内 こくない ではラテン文字 もじ 化 か 政策 せいさく は世界 せかい に開 ひら かれた国 くに づくりの一環 いっかん とみなされている[16] 。しかしながら、ウズベキスタンではラテン文字 もじ へ切 き り替 か えて20年 ねん 以上 いじょう たったものの、依然 いぜん としてキリル文字 もじ も幅広 はばひろ く使用 しよう されており、特 とく に中 ちゅう 高齢 こうれい 層 そう ではキリル文字 もじ が一般 いっぱん 的 てき なままである。また、文字 もじ 表記 ひょうき の移行 いこう には莫大 ばくだい な予算 よさん がかかるという欠点 けってん も露呈 ろてい している。さらに、民族 みんぞく 問題 もんだい の複雑 ふくざつ さも絡 から んでおり、特 とく にカザフスタンのようなロシア系 けい 住民 じゅうみん の割合 わりあい が高 たか い国 くに では問題 もんだい となりかねない。
モンゴルにおいてはソビエト崩壊 ほうかい 後 ご の1994年 ねん にモンゴル文字 もじ へと再 ふたた び文字 もじ を切 き り替 か える動 うご きが出 で たものの、モンゴル文字 もじ を自由 じゆう に使 つか いこなせる人間 にんげん が少 すく ないことや、モンゴル文字 もじ は横書 よこが きができないこと、文字 もじ を切 き り替 か えた後 のち で言語 げんご 変化 へんか が起 お きており、モンゴル文字 もじ ではキリル文字 もじ にくらべて新 あたら しい語彙 ごい への対応 たいおう ができていないことなどからこの運動 うんどう は失敗 しっぱい し、引 ひ き続 つづ きキリル文字 もじ を主 おも に使用 しよう する状況 じょうきょう が続 つづ いている[21] が、モンゴル国会 こっかい は2020年 ねん 3月 がつ 18日 にち 、2025年 ねん までにモンゴル文字 もじ 表記 ひょうき の併用 へいよう を推進 すいしん し、最終 さいしゅう 的 てき にモンゴル文字 もじ への移行 いこう を目指 めざ す方針 ほうしん を決 き めた[22] 。
旧 きゅう ユーゴスラビアとキリル文字 もじ [ 編集 へんしゅう ]
バルカン半島 ばるかんはんとう 北西 ほくせい 部 ぶ に居住 きょじゅう する南 みなみ スラヴ語 ご 群 ぐん に属 ぞく するいくつかの民族 みんぞく は言語 げんご 的 てき にはほとんど差異 さい がなく、セルビア・クロアチア語 ご と呼 よ ばれる方言 ほうげん 連続 れんぞく 体 たい を形成 けいせい していたが、地域 ちいき によって使用 しよう する文字 もじ は異 こと なっていた。西部 せいぶ に居住 きょじゅう するクロアチア人 じん はカトリック教会 きょうかい に属 ぞく しており、同 おな じくカトリックに属 ぞく するハンガリー との関係 かんけい が深 ふか かったこともあってラテン文字 もじ を使用 しよう しているのに対 たい し、東部 とうぶ のセルビア人 じん は正教会 せいきょうかい を奉 ほう じており、キリル文字 もじ を長 なが く使用 しよう していた。1943年 ねん にこの地域 ちいき に成立 せいりつ したユーゴスラビア社会 しゃかい 主義 しゅぎ 連邦 れんぽう 共和 きょうわ 国 こく は「7つの国境 こっきょう 、6つの共和 きょうわ 国 こく 、5つの民族 みんぞく 、4つの言語 げんご 、3つの宗教 しゅうきょう 、2つの文字 もじ 、1つの連邦 れんぽう 国家 こっか 」という言葉 ことば に象徴 しょうちょう されるようにかなり広範 こうはん な地方 ちほう 自治 じち を認 みと めており、文字 もじ に関 かん しても統一 とういつ を行 おこな うことはなく二 ふた つの文字 もじ が並立 へいりつ する体制 たいせい が続 つづ いていた。この時期 じき のユーゴスラビア国内 こくない においては、西 にし のスロベニア社会 しゃかい 主義 しゅぎ 共和 きょうわ 国 こく およびクロアチア社会 しゃかい 主義 しゅぎ 共和 きょうわ 国 こく においては主 おも にラテン文字 もじ が、東 ひがし のボスニア・ヘルツェゴビナ社会 しゃかい 主義 しゅぎ 共和 きょうわ 国 こく やセルビア社会 しゃかい 主義 しゅぎ 共和 きょうわ 国 こく 、モンテネグロ社会 しゃかい 主義 しゅぎ 共和 きょうわ 国 こく 、マケドニア社会 しゃかい 主義 しゅぎ 共和 きょうわ 国 こく においては主 おも にキリル文字 もじ が使用 しよう されていた。ただし、お互 たが いの文字 もじ 圏 けん において別 べつ の文字 もじ が使用 しよう されることは珍 めずら しいことではなかった。クロアチア で成立 せいりつ したガイ式 しき ラテン・アルファベット とセルビア語 ご キリル・アルファベットが完全 かんぜん に1対 たい 1で対応 たいおう しており(ただしキリル1文字 もじ をラテン2文字 もじ で表記 ひょうき する場合 ばあい がある)、併用 へいよう しやすかったこともこの傾向 けいこう を促進 そくしん していた。
こうした状況 じょうきょう は、1991年 ねん のユーゴスラビア崩壊 ほうかい によって変化 へんか した。統一 とういつ 言語 げんご として扱 あつか われていたセルビア・クロアチア語 ご は崩壊 ほうかい し、それぞれクロアチア語 ご ・ボスニア語 ご ・セルビア語 ご として別個 べっこ の言語 げんご として扱 あつか われるようになった。これに伴 ともな い、ボスニア 内 うち においてもクロアチア人 じん はラテン文字 もじ を使用 しよう し、ボシュニャク人 じん もキリル文字 もじ を使用 しよう することはあるもののラテン文字 もじ を主 おも に使用 しよう するようになり、セルビア人 じん は逆 ぎゃく にキリル文字 もじ を使用 しよう する頻度 ひんど が高 たか くなった[23] 。
キリル文字 もじ を使用 しよう
キリル文字 もじ と他 た の文字 もじ を併用 へいよう
詳細 しょうさい については各 かく 言語 げんご を参照 さんしょう のこと。
キリル文字 もじ は各 かく 言語 げんご において文字 もじ やその数 かず が異 こと なっている。ロシアのキリル文字 もじ は33文字 もじ 、セルビアのキリル文字 もじ は30文字 もじ で構成 こうせい されている。またセルビア語 ご およびマケドニア語 ご においては、ラテン文字 もじ よりJの字 じ が導入 どうにゅう され使用 しよう されている[24] 。キリル文字 もじ が発明 はつめい された当初 とうしょ は45文字 もじ であったと推定 すいてい されており[3] 、その後 ご 各地 かくち で不要 ふよう な文字 もじ が廃棄 はいき されて現在 げんざい の文字数 もじすう に落 お ち着 つ いた。またキリル文字 もじ をそのまま数字 すうじ として使用 しよう するキリル数字 すうじ という記数 きすう 法 ほう もキリル文字 もじ 成立 せいりつ 当初 とうしょ から存在 そんざい する。
ラテン文字 もじ と同 おな じように立体 りったい とイタリック体 たい の活字 かつじ がある。一部 いちぶ の文字 もじ は立体 りったい とイタリック体 たい で形 かたち がかなり異 こと なり、例 たと えばロシア語 ご では、イタリック体 たい の「т」はラテン文字 もじ 小文字 こもじ のmに似 に た字形 じけい となる。以下 いか にロシア語 ご のキリル小文字 こもじ の立体 りったい とイタリック体 たい を示 しめ す。特 とく に形 かたち が異 こと なる字 じ を強調 きょうちょう (太字 ふとじ ) で示 しめ す。
上 うえ の表 ひょう が正 まさ しく(上記 じょうき 「т」の字形 じけい に関 かん する記述 きじゅつ を参考 さんこう とせよ)表示 ひょうじ されていない場合 ばあい は画像 がぞう 版 ばん を参照 さんしょう のこと。
а
б
в
г
д
е
ё
ж
з
и
й
к
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н
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п
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各 かく 言語 げんご のб, г, д, п, т の比較 ひかく 。上段 じょうだん がロシア語 ご 、中段 ちゅうだん がセルビア語 ご とマケドニア語 ご 、下段 げだん がブルガリア語 ご 。
また一部 いちぶ の文字 もじ では、言語 げんご によってイタリック体 たい の字形 じけい が異 こと なる。例 たと えばセルビア語 ご では、ロシア語 ご などと違 ちが い、イタリック体 たい の「т」はラテン文字 もじ 小文字 こもじ のmを上下 じょうげ 逆 ぎゃく にして上 うえ 線 せん を付 ふ したような字形 じけい となる。
小文字 こもじ の筆記 ひっき 体 たい はロシア語 ご のイタリック体 たい の字形 じけい とほぼ同 おな じだが、「б」と「д」の筆記 ひっき 体 たい はセルビア語 ご のイタリック体 たい の字形 じけい と同 おな じである。ただし、識別 しきべつ 度 ど を高 たか くするや個人 こじん の習慣 しゅうかん などの理由 りゆう により、あえて「г」「п」「т」をセルビア語 ご のイタリック体 たい 字形 じけい と同 おな じように書 か くこともある。
同 おな じくギリシア文字 もじ を元 もと に作 つく られたラテン文字 もじ とは似 に た形 かたち の文字 もじ が多 おお いが、形 かたち が似 に ていても音 おと 価 か が対応 たいおう 関係 かんけい にない、あるいは音 おと 価 か が対応 たいおう していても形 かたち が対応 たいおう 関係 かんけい に無 な い場合 ばあい も多 おお いので注意 ちゅうい を要 よう する。例 たと えばラテン文字 もじ の P , R と似 に ているキリル文字 もじ として Р , Я があるが、前者 ぜんしゃ はギリシア文字 もじ の Ρ ろー から、後者 こうしゃ は古 ふる い時代 じだい の Ѧ から派生 はせい した文字 もじ であり、発音 はつおん も起源 きげん も全 まった く関連 かんれん が無 な い。また、例 たと えば [v] の音 おと 価 か に相当 そうとう する文字 もじ は、ラテン文字 もじ ではギリシア文字 もじ の Υ うぷしろん ([u] ) から派生 はせい した V だが、キリル文字 もじ では Β べーた ([b] 、現代 げんだい ギリシア語 ご では[v] )から派生 はせい した В である。
Unicode 収録 しゅうろく 位置 いち [ 編集 へんしゅう ]
Unicode では以下 いか の位置 いち に次 つぎ の文字 もじ が収録 しゅうろく されている。
U+
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
0400
Ѐ
Ё
Ђ
Ѓ
Є
Ѕ
І
Ї
Ј
Љ
Њ
Ћ
Ќ
Ѝ
Ў
Џ
0410
А
Б
В
Г
Д
Е
Ж
З
И
Й
К
Л
М
Н
О
П
0420
Р
С
Т
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Ф
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0430
а
б
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г
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0440
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Ѥ
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Ѧ
ѧ
Ѩ
ѩ
Ѫ
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Ѭ
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Ѯ
ѯ
0470
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キリル文字 もじ を使用 しよう する主 おも な言語 げんご のWindowsにおけるキーボードの配列 はいれつ は以下 いか の通 とお り。旧 きゅう ロシア帝国 ていこく 支配 しはい 下 か の国々 くにぐに とバルカン半島 ばるかんはんとう 諸国 しょこく の言語 げんご で配列 はいれつ に大 おお きな違 ちが いがある。これはタイプライター が導入 どうにゅう された時期 じき からの違 ちが いである。
ロシア語 ご
ベラルーシ語 ご
ウクライナ語 ご
ブルガリア語 ご
セルビア語 ご
マケドニア語 ご
モンゴル語 ご
キルギス語 ご
タジク語 ご
^ a b ラテン文字 もじ も通常 つうじょう 使用 しよう されている。
^ ボスニア語 ご ではキリル文字 もじ も用 もち いられる。
^ ギリシア文字 もじ 、グルジア文字 もじ 、アルメニア文字 もじ はいずれもキリル文字 もじ より歴史 れきし が古 ふる い。
^ 「キリール文字 もじ の誕生 たんじょう スラヴ文化 ぶんか の礎 いしずえ を築 きず いた人 ひと たち」p218 原 はら 求 もとむ 作 さく 上智大学 じょうちだいがく 出版 しゅっぱん 2014年 ねん 3月 がつ 10日 とおか 第 だい 1版 はん 第 だい 1刷 さつ
^ 「キリール文字 もじ の誕生 たんじょう スラヴ文化 ぶんか の礎 いしずえ を築 きず いた人 ひと たち」p248 原 はら 求 もとむ 作 さく 上智大学 じょうちだいがく 出版 しゅっぱん 2014年 ねん 3月 がつ 10日 とおか 第 だい 1版 はん 第 だい 1刷 さつ
^ a b c 「ロシア・中 ちゅう 欧 おう ・バルカン世界 せかい のことばと文化 ぶんか 」(世界 せかい のことばと文化 ぶんか シリーズ)p45 桑野 くわの 隆 たかし ・長與 ながよ 進 すすむ 編著 へんちょ 早稲田大学 わせだだいがく 国際 こくさい 言語 げんご 文化 ぶんか 研究所 けんきゅうじょ 成文 せいぶん 堂 どう 2010年 ねん 6月 がつ 10日 とおか 初版 しょはん 第 だい 1刷 さつ
^ 「ロシア・中 ちゅう 欧 おう ・バルカン世界 せかい のことばと文化 ぶんか 」(世界 せかい のことばと文化 ぶんか シリーズ)p41 桑野 くわの 隆 たかし ・長與 ながよ 進 すすむ 編著 へんちょ 早稲田大学 わせだだいがく 国際 こくさい 言語 げんご 文化 ぶんか 研究所 けんきゅうじょ 成文 せいぶん 堂 どう 2010年 ねん 6月 がつ 10日 とおか 初版 しょはん 第 だい 1刷 さつ
^ 「キリール文字 もじ の誕生 たんじょう スラヴ文化 ぶんか の礎 いしずえ を築 きず いた人 ひと たち」p240-242 原 はら 求 もとむ 作 さく 上智大学 じょうちだいがく 出版 しゅっぱん 2014年 ねん 3月 がつ 10日 とおか 第 だい 1版 はん 第 だい 1刷 さつ
^ 「キリール文字 もじ の誕生 たんじょう スラヴ文化 ぶんか の礎 いしずえ を築 きず いた人 ひと たち」p248-249 原 はら 求 もとむ 作 さく 上智大学 じょうちだいがく 出版 しゅっぱん 2014年 ねん 3月 がつ 10日 とおか 第 だい 1版 はん 第 だい 1刷 さつ
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^ 「ロシア・中 ちゅう 欧 おう ・バルカン世界 せかい のことばと文化 ぶんか 」(世界 せかい のことばと文化 ぶんか シリーズ)p48-50 桑野 くわの 隆 たかし ・長與 ながよ 進 すすむ 編著 へんちょ 早稲田大学 わせだだいがく 国際 こくさい 言語 げんご 文化 ぶんか 研究所 けんきゅうじょ 成文 せいぶん 堂 どう 2010年 ねん 6月 がつ 10日 とおか 初版 しょはん 第 だい 1刷 さつ
^ 「ロシア・中 ちゅう 欧 おう ・バルカン世界 せかい のことばと文化 ぶんか 」(世界 せかい のことばと文化 ぶんか シリーズ)p51-52 桑野 くわの 隆 たかし ・長與 ながよ 進 すすむ 編著 へんちょ 早稲田大学 わせだだいがく 国際 こくさい 言語 げんご 文化 ぶんか 研究所 けんきゅうじょ 成文 せいぶん 堂 どう 2010年 ねん 6月 がつ 10日 とおか 初版 しょはん 第 だい 1刷 さつ
^ a b 「ビジュアル版 ばん 世界 せかい の文字 もじ の歴史 れきし 文化 ぶんか 図鑑 ずかん ヒエログリフからマルチメディアまで」p278 アンヌ=マリー・クリスタン編 へん 柊 ひいらぎ 風 ふう 舎 しゃ 2012年 ねん 4月 がつ 15日 にち 第 だい 1刷 さつ
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^ 「世界 せかい の文字 もじ を楽 たの しむ小 しょう 事典 じてん 」p171 町田 まちだ 和彦 かずひこ 編 へん 大修館書店 たいしゅうかんしょてん 2011年 ねん 11月15日 にち 初版 しょはん 第 だい 1刷 さつ
^ “カザフスタンが表記 ひょうき 文字 もじ を変更 へんこう 、ロシア文字 もじ からロ ろ ーマ字 まじ へ” . Reuters . (2017年 ねん 10月 がつ 30日 にち ). https://www.reuters.com/article/kazakhstan-idJPKBN1CZ04T 2021年 ねん 7月 がつ 3日 にち 閲覧 えつらん 。
^ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170621-00000081-jij-asia 「ロ ろ ーマ字 まじ 化 か 、是 これ か非 ひ か=旧 きゅう ソ連 それん のカザフで論議 ろんぎ 」時事通信 じじつうしん 2017年 ねん 6月 がつ 21日 にち 2017年 ねん 6月 がつ 21日 にち 閲覧 えつらん [リンク切 き れ ]
^ “カザフスタン】 これからはカザフ語 ご のみで貨幣 かへい 発行 はっこう へ” . TRT日本語 にほんご . (2019年 ねん 2月 がつ 24日 にち ). http://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2019/02/24/20190224-001-1151288 2019年 ねん 2月 がつ 25日 にち 閲覧 えつらん 。
^ 『図説 ずせつ 世界 せかい の文字 もじ とことば』 町田 まちだ 和彦 かずひこ 編 へん 25頁 ぺーじ 。河出書房新社 かわでしょぼうしんしゃ 2009年 ねん 12月30日 にち 初版 しょはん 発行 はっこう ISBN 978-4309762210
^ “Mongolia abandons Soviet past by restoring alphabet | World | The Times ”. 2020年 ねん 6月 がつ 22日 にち 閲覧 えつらん 。
^ 「ロシア・中 ちゅう 欧 おう ・バルカン世界 せかい のことばと文化 ぶんか 」(世界 せかい のことばと文化 ぶんか シリーズ)p236-237 桑野 くわの 隆 たかし ・長與 ながよ 進 すすむ 編著 へんちょ 早稲田大学 わせだだいがく 国際 こくさい 言語 げんご 文化 ぶんか 研究所 けんきゅうじょ 成文 せいぶん 堂 どう 2010年 ねん 6月 がつ 10日 とおか 初版 しょはん 第 だい 1刷 さつ
^ 「世界 せかい の文字 もじ を楽 たの しむ小 しょう 事典 じてん 」p24 町田 まちだ 和彦 かずひこ 編 へん 大修館書店 たいしゅうかんしょてん 2011年 ねん 11月15日 にち 初版 しょはん 第 だい 1刷 さつ
出典 しゅってん は列挙 れっきょ するだけでなく、脚注 きゃくちゅう などを用 もち いてどの記述 きじゅつ の情報 じょうほう 源 げん であるかを明記 めいき してください。記事 きじ の信頼 しんらい 性 せい 向上 こうじょう にご協力 きょうりょく をお願 ねが いいたします。(2018年 ねん 12月 )
服部 はっとり 文昭 ふみあき 『古代 こだい スラヴ語 ご の世界 せかい 史 し 』白水 しろみず 社 しゃ 、2020年 ねん 。
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