マケドニア語ご

マケドニア語ご
Македонски
話はなされる国くに	北きたマケドニア ブルガリア セルビア モンテネグロ ギリシャ アルバニア
地域ちいき	バルカン半島ばるかんはんとう
話者わしゃ数すう	200万まん人にん
言語げんご系統けいとう	インド・ヨーロッパ語族ごぞく スラヴ語ご派は 南みなみスラヴ語ご群ぐん マケドニア語ご
表記ひょうき体系たいけい	キリル文字もじ
公的こうてき地位ちい
公用こうよう語ご	北きたマケドニア
統制とうせい機関きかん	「クルステ・ミシルコフ」マケドニア語ご研究所けんきゅうじょ
言語げんごコード
ISO 639-1	mk
ISO 639-2	mac (B) mkd (T)
ISO 639-3	mkd

マケドニア語ご（マケドニアご、マケドニア語ご: македонски јазик）は、主しゅとして北きたマケドニアで使用しようされている言語げんごである。インド・ヨーロッパ語族ごぞくスラヴ語ご派はの南みなみスラヴ語ご群ぐんに属ぞくする。

アレクサンドロス大王だいおうで有名ゆうめいな古代こだいマケドニア王国おうこくで話はなされていた言語げんごは古代こだいギリシア語ごのマケドニア方言ほうげんであり、それとは異ことなる。

マケドニア語ごはブルガリア語ごと近きん縁えんで、セルビア・クロアチア語ごとも類似るいじ性せいがある。また、別べつ系統けいとうのルーマニア語ご、ギリシア語ご、アルバニア語ごなどとも共通きょうつうの特徴とくちょうがあり、バルカン言語げんご連合れんごうと呼よばれる。

マケドニア語ごは北きたマケドニアの公用こうよう語ごである他ほか、アルバニア、セルビア、モンテネグロ、ギリシャでも一部いちぶで使つかわれている。

記述きじゅつの際さいにはキリル文字もじを使用しようする。

「マケドニア語ご」という名称めいしょうにはギリシャとブルガリアの両方りょうほうからクレームがある。ギリシャ側がわはマケドニア名称めいしょう論争ろんそうに関連かんれんして「マケドニア語ご」という言語げんご名めいを問題もんだい視しすることがあったが、2019年ねんの両国りょうこく合意ごういでギリシャ側がわは言語げんご名めいの「マケドニア語ご」を容認ようにんするようになった。一方いっぽう、ブルガリア側がわは「マケドニア語ご」を独立どくりつした言語げんごではなく、ブルガリア語ごの一いち方言ほうげんとみなし、両国りょうこくの国際こくさい関係かんけいおよび北きたマケドニアのEU加盟かめい交渉こうしょうなどの政治せいじ面めんにも影響えいきょうを及およぼす。

マケドニア語ごで使つかわれるキリル文字もじ

大文字おおもじ	小文字こもんじ
А	а
Б	б
В	в
Г	г
Д	д
Ѓ	ѓ
Е	е
Ж	ж
З	з
Ѕ	ѕ
И	и
Ј	ј
К	к
Л	л
Љ	љ
М	м
Н	н
Њ	њ
О	о
П	п
Р	р
С	с
Т	т
Ќ	ќ
У	у
Ф	ф
Х	х
Ц	ц
Ч	ч
Џ	џ
Ш	ш

関連かんれん項目こうもく

• マケドニア文語文ぶんごぶん法ほう (書籍しょせき)
• Wikipedia:外来がいらい語ご表記ひょうき法ほう/ブルガリア語ご・マケドニア語ご
• 古代こだい教会きょうかいスラヴ語ご

外部がいぶリンク

• Ethnologue report for language code mkd （英語えいご） - エスノローグ