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DL/I

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

Data Language/1 (ディー・エル・ワン。DL/I, DL/1)は、IBM階層かいそうがたデータベースたいする照会しょうかい言語げんご、または同名どうめいデータベース管理かんりシステムである。

呼称こしょう

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「DL/I」または「DL/1」と記載きさいされる。IBMの製品せいひんマニュアルとうでは「DL/I」がおおい。「PL/I」(ピー・エル・ワン。どう時代じだいのIBMのプログラミング言語げんご)とおなじネーミングである。

特徴とくちょう

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階層かいそうがたデータベースのアクセス言語げんごとしての「DL/I」は、以下いかのコマンドがあり、製品せいひんにもよるがCOBOLPL/ICSystem/390アセンブリ言語げんごなどから発行はっこうできる。

  • GU(Get Unique)
  • GN(Get Next)
  • ISRT(Insert)
  • DELT(Delete)
  • REPL(Replace)
  • その(GNP、GHU、GHN、GHNP、PURGなど)

長所ちょうしょ

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  • 階層かいそうがたデータベース自身じしん特徴とくちょうとして、だい規模きぼデータベースでも、高速こうそく容量ようりょうすくなく見積みつもり精度せいどたか
  • レコード単位たんいきのため、レコードをあつかうプログラミングが容易ようい(SQLのようなひょうのカーソル操作そうさ不要ふよう)

短所たんしょ

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  • 専用せんようのスキルが必要ひつよう(現在げんざい階層かいそうがたデータベース自体じたいすくなく、照会しょうかい言語げんごもSQLのように標準ひょうじゅんはされていない)
  • レコードの絞込しぼりこみはアプリケーションでおこな必要ひつようがある(SQLでのWHEREに相当そうとうする機能きのうよわい)

製品せいひん

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DL/Iは、以下いか階層かいそうがたデータベース管理かんりシステム (DBMS) で使用しようされている。