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Halo: Combat Evolved

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Halo: Combat Evolved
ヘイロー: コンバット・エボルヴ
Halo: Combat Evolved Anniversary
ヘイロー: コンバット・エボルヴ アニバーサリー
ジャンル ファーストパーソン・シューティングゲーム
対応たいおう機種きしゅ XboxWindowsMacXbox 360(CEA)
開発元かいはつもと Xbox: バンジースタジオ
Windows: Gearbox Software
Mac: MacSoft Games
Xbox 360: 343Industries,Saber Interactive,Certain Affinity
発売はつばいもと マイクロソフト
シリーズ HALOシリーズ
人数にんずう 1-4にん
システムリンクは1-16にん(XBOX)、1人ひとり(Windows/MAC)
メディア Xbox,Xbox 360: DVD
Windows: CD-ROM
Mac: CD-ROM
発売はつばい Xbox
アメリカ合衆国の旗 2001ねん11月15にち
欧州連合の旗 2002ねん3月14にち
日本の旗 2002ねん4がつ25にち
Windows
アメリカ合衆国の旗 2003ねん9月30にち
日本の旗 2003ねん11月14にち
Mac
アメリカ合衆国の旗 2003ねん12月3にち
日本の旗 2004ねん9月17にち
対象たいしょう年齢ねんれい CEROC(15さい以上いじょう対象たいしょう
ESRBM(17さい以上いじょう
PEGI16
OFLC: MA15+
USK: 16さい以上いじょう対象たいしょう
コンテンツ
アイコン
暴力ぼうりょく
売上うりあげ本数ほんすう 650まんほん以上いじょう
その システムリンク対応たいおう(XBOX)
インターネット対応たいおう(Windows/MAC)
テンプレートを表示ひょうじ

ヘイロー』(Halo)は、バンジースタジオによって開発かいはつされ2002ねんマイクロソフトより発売はつばいされたHaloシリーズだいいちさくとなるXboxようファーストパーソン・シューティングゲームソフト。

略称りゃくしょう公式こうしき公認こうにんわず『Halo 1』(ヘイロー・ワン)とばれることおおい。

また、Windows およMac への、いくつかの追加ついか要素ようそくわえた移植いしょくばんヘイロー コンバットエボルヴ』Halo: Combat Evolved)がそれぞれ2003ねんと2004ねん発売はつばいされた。移植いしょくばん開発かいはつはオリジナルの製作せいさくもとであるバンジースタジオではなく、WindowsばんGearbox Softwareしゃが、MacばんをMacSoft Gamesしゃおこなった。

Windowsばんへの移植いしょくともない、最大さいだい16にんまで同時どうじ対戦たいせんできるネットワークモードが追加ついかされた。ただしネットワークをかいした協力きょうりょくプレーモードは搭載とうさいされておらず、ユーザー製作せいさくのマップにも対応たいおうしていない。また、XBOXばんではDVD規格きかくのディスクにてソフトが供給きょうきゅうされていたが、Windowsばんでは特殊とくしゅ圧縮あっしゅく技術ぎじゅつれることCD-ROMでのソフト供給きょうきゅう可能かのうとした[1]

のちにWindowsばんでは製品せいひんCDキーもちいてインストールするネットワーク対戦たいせん専用せんようの『Halo Custom Edition』(通称つうしょう『CE』)が別途べっとインターネットで配布はいふされ、ユーザー製作せいさくのマップや協力きょうりょくプレーが可能かのうとなった。ただし通常つうじょう製品せいひんばんと『CE』ではサーバーの仕様しようことなるため、製品せいひんばんでは『CE』ようのゲームサーバーには接続せつぞくできず、『CE』ばんでは製品せいひんばんのゲームサーバーには接続せつぞくできない。また、『CE』の発表はっぴょう配布はいふはあまり大々的だいだいてきおこなわれていないため、知名度ちめいどひく状態じょうたいである。

この『Halo 1』を完全かんぜん小説しょうせつした『Halo: The Flood』、および『Halo 1』と『Halo 2』をつなぐ『Halo: First Strike』が出版しゅっぱん日本語にほんごばんはTOブックスより発売はつばい

2011ねん11月15にち日本にっぽんでは11月17にち)に、ほんさく発売はつばいから10ねん記念きねんしてのHDリマスター『Halo: Combat Evolved Anniversary』(通称つうしょう『Halo: Anniversary』、『 Halo: CEA』)が発売はつばいされた。 制作せいさくは343 Industries。Xbox、PCばん質感しつかんそのままのオリジナルと、オブジェクトの質感しつかん光源こうげん処理しょりがよりリアルに向上こうじょうしたリマスターばんの2種類しゅるいのゲーム画面がめん表示ひょうじほかにも、Kinectに対応たいおうし、データベースのHalo辞典じてん完備かんびしているなど、追加ついか要素ようそおお収録しゅうろくしている。

ゲームシステム

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基本きほんてきなゲームシステムはごく一般いっぱんてきなファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)と大差たいさいが、当時とうじのFPSとくらべて以下いかのような特徴とくちょうがある。

プレイヤーの生命せいめいりょくが「体力たいりょく+シールド」制度せいどになっている
てきから銃撃じゅうげきけるさい最初さいしょるのは「シールド」であり、シールドがゼロになってはじめて体力たいりょくにダメージがおよぶようになる。消耗しょうもうしたシールドはしばらくダメージをけないでいると最大さいだいまで回復かいふくするため、ダメージをけたら一時いちじてきかくせば文字通もじどおりノーダメージをつらぬとおすこともできる。ただしシールドはそれほど強固きょうこではなく、多少たしょう集中しゅうちゅう砲火ほうか強烈きょうれつ爆風ばくふうにはえられず、攻撃こうげきによってはそのまま即死そくしとなる。
こうした生命せいめいりょくたいする設定せっていは、体力たいりょくったままで回復かいふくすることはないものおおいFPSゲームのなかでもかなりあまめである。しかしこの生命せいめいりょくたいするじゅう構造こうぞうがアクションゲームの不慣ふなれなプレイヤーにたいする救済きゅうさい措置そちや、手慣てなれたプレイヤーでも戦略せんりゃくせいひとつとして機能きのうしているという側面そくめんもある。
火器かき所持しょじすうふたつまでに限定げんてい
すでに火器かきふたっている場合ばあい、どちらか片方かたがたてないとあたらしい武器ぶきひろえない。また、おな種類しゅるい火器かきひとつしかてない。これものFPSでは同時どうじなに種類しゅるいもの武器ぶき同時どうじ携帯けいたいするのが一般いっぱんてきだが、種類しゅるい制限せいげんによりコントローラーのボタンがすくないゲームでの武器ぶき変更へんこう簡略かんりゃくと、ただ使つかいやすいだけのアイテムに固執こしつせず、どの武器ぶきち、どのようにたたかうかという取捨選択しゅしゃせんたくせま要素ようそとなっている。
ほんシリーズ独特どくとくのヘッドショットおよび弱点じゃくてん概念がいねん
通常つうじょう家庭かていようゲームとうのFPSでは簡略かんりゃくされがちな弱点じゃくてん概念がいねんであるが、HALOでは正確せいかくてき弱点じゃくてん攻撃こうげきしなければ無駄むだ大量たいりょう弾薬だんやく消耗しょうもうしてしまう。ひとがた対象たいしょうおも頭部とうぶ大型おおがたよろいてきはそのよろいつなねらうといった具合ぐあいで、弱点じゃくてんねらえばいちげきたおせるてきすくなくない。
打撃だげき攻撃こうげき可能かのう
武器ぶき種類しゅるいかかわらず、ちかくのてき打撃だげき攻撃こうげきすることができる。連打れんだかないものの一発いっぱつあたりの威力いりょくたかく、また背後はいごからなぐことでどれだけ相手あいて体力たいりょくのこっていてもいちげきたおことができる。銃声じゅうせいがしないため周囲しゅういてきにも気付きづかれにくい。ほんさくではプレイヤーの使用しようできる接近せっきん打撃だげきよう武器ぶき存在そんざいしない。
地球ちきゅうぐんタイプとエイリアン(コヴナント)タイプの火器かきがある
くわしくは後述こうじゅつするが、地球ちきゅうぐんけの武器ぶきはミッションの最初さいしょから保持ほじしており、味方みかたっていた対応たいおうする火器かき弾薬だんやく武器ぶきそのものをひろこと上限じょうげんはあるものの手持てもちの弾薬だんやくやすことができる。敵対てきたい勢力せいりょくであるコヴナントぐん火器かきはコヴナントをたおしたさいうばうことで使用しよう可能かのう弾薬だんやく同様どうようひろって補充ほじゅうすることができる。
プレイヤー以外いがい仲間なかまとも共闘きょうとう可能かのう
キャンペーンモードではプレイヤー以外いがいAI兵士へいし海兵かいへいたい)とともにゲームをすすむステージがいくつか存在そんざいする。かれらの大半たいはん無敵むてきではなく、てきやプレイヤーの攻撃こうげきんでしまう。さらに、Halo 2、Halo 3にも出演しゅつえんするきわめて重要じゅうよう登場とうじょう人物じんぶつ一人ひとり一般いっぱん兵士へいし同様どうようんでしまうが、なぜかステージがすすむと何事なにごともなかったように復活ふっかつしている。

登場とうじょうする武器ぶき

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UNSC(地球ちきゅうぐん)の武器ぶき

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地球ちきゅうぐん武器ぶき一発いっぱつ破壊はかいりょくたかいが、物理ぶつりてき攻撃こうげきたいしてたか緩和かんわ能力のうりょくつエネルギーシールドをつコヴナントにたいして効果こうかうすく、つね劣勢れっせいいられる原因げんいんとなっている。同種どうしゅ銃器じゅうき対応たいおうする弾薬だんやくひろうことで手持てもちの弾薬だんやくやせる。大半たいはん武器ぶきは、発砲はっぽうとほぼ同時どうじ着弾ちゃくだんするため使つか勝手がってい。また、ほとんどの銃器じゅうき発砲はっぽうボタンをしっぱなしにすること連射れんしゃモードになるが、連射れんしゃモードよりも一発いっぱつごとにボタンをしなおしたほう命中めいちゅう精度せいどたかくなる。

M6D ハンドガン(M6D Pistol, M6D Personal Defense Weapon System)
UNSC全体ぜんたい基本きほんへいそう。スコープを使用しようすることで、遠距離えんきょり精密せいみつ射撃しゃげきできる。威力いりょく連射れんしゃりょくはそこそこで、前述ぜんじゅつのスコープを併用へいようすることであらゆる距離きょり対応たいおうする応用おうようりょくつ。キャンペーンモードではてき頭部とうぶ(エリートの場合ばあいてきのシールドをダウンさせたうえで)に命中めいちゅうさせると一発いっぱつたおせる。とくこう難易なんいでこの技術ぎじゅつ重要じゅうようになってくる。また、ハンターの腹部ふくぶてること出来できれば、すうはつたおことができる。対戦たいせんモードでも強力きょうりょくで、ハンドガンのたま頭部とうぶはつ命中めいちゅうさせるとシールドをゼロにすること出来でき、シールドが状態じょうたいでさらにもう一発いっぱつ頭部とうぶ銃弾じゅうだんむといちげき殺傷さっしょうすること出来できる。技術ぎじゅつりょくたかければ事実じじつじょう最強さいきょう武器ぶきとなる。装弾そうだんすう12、予備よびだんすう120。
MA5B アサルトライフル(MA5B Assault Rifle, MA5B Individual Combat Weapon System)
UNSC全体ぜんたい基本きほんへいそう一発いっぱつ威力いりょくひくいがたか連射れんしゃ能力のうりょくつ。たまのばらつきがはげしいため距離きょりとおくなるほど威力いりょくひくくなりがちだが、接近せっきんして発砲はっぽうすればダメージ効率こうりつたかくなる。装弾そうだんすう60、予備よびだんすう600。
M90 ショットガン(M90 Shotgun, M90 Close Assault Weapon System)
連射れんしゃはできないがいち多数たすう弾薬だんやく発砲はっぽうする。散弾さんだん一発いっぱつ威力いりょくはアサルトライフルみの威力いりょくしかないが、同時どうじ大量たいりょう発射はっしゃするため、密着みっちゃく状態じょうたい命中めいちゅうさせるとほとんどの相手あいて一撃いちげき殺傷さっしょうできる。なおフラッドにたいして絶大ぜつだい威力いりょくほこるため、後半こうはん重宝ちょうほうする。装弾そうだんすう12、予備よびだんすう60。
S2 AM スナイパーライフル(SRS99C-S2 AM Sniper Rifle, Sniper Rifle System 99C-S2 Anti-Matériel)
シールド着用ちゃくようのコヴナントでさえすうはつ殺傷さっしょうできる強力きょうりょく対物たいぶつ狙撃そげきライフル。たか貫通かんつうりょくち、一発いっぱつ複数ふくすうてきける。可変かへん倍率ばいりつ(2x、8x)のスコープきで、スコープには暗視装置あんしそうち搭載とうさい。しかし、発砲はっぽう弾丸だんがん軌跡きせきがしばらくのこってしまうため、居場所いばしょがばれてしまう最大さいだい弱点じゃくてんがある。近接きんせつ攻撃こうげき動作どうさおそいため、一定いってい距離きょりたもつほうがいい。装弾そうだんすう4、予備よびだんすう24(ステージ3開始かいしのみ予備よびだん64所持しょじ)。
M19 SSM ロケットランチャー(M19 SSM Rocket Launcher, M19 Surface-to-Surface Missile)
連発れんぱつしきのロケットランチャー。爆風ばくふう範囲はんいひろく、きれいに命中めいちゅうさせなくてもかべゆかてることで大半たいはんてき一撃いちげきたおすことができるじょう直撃ちょくげきすればバンシーやファントム(戦車せんしゃ)をも容易ようい破壊はかいできる。ただし、みずからも爆風ばくふうまれる危険きけんがあるので近接きんせつせんでは使用しようできない。たま速度そくどはやくないので、回避かいひ容易ようい説明せつめいしょでは可変かへん倍率ばいりつスコープきとされているが、実際じっさいには2ばいりつ固定こていとなっている。装弾そうだんすう2、予備よびだんすう8。
M41 LAAG - けい対空たいくう機関きかんじゅう(M41 Light Anti-Aircraft Gun)
車両しゃりょう「ワートホグ」にそなけられた機関きかんじゅう一撃いちげき威力いりょくたかく、すさまじい連射れんしゃりょくつ。弾薬だんやく無限むげんで、リロードもないが、精度せいどあらいため、遠距離えんきょりでのあつかいには不利ふりである。
ロケットランチャーワートホグ
Windowsばんマルチプレイヤーモードにのみ登場とうじょうする黒色こくしょくのワートホグ。あつかいはむずかしいが、無制限むせいげんにロケットランチャーを発射はっしゃすることができる。さんはつごとにリロードの必要ひつようがある。
火炎かえん放射ほうしゃ
Windowsばんのマルチプレイヤーモードにのみ出現しゅつげん距離きょりみじかいが、非常ひじょう威力いりょくたか火炎かえん放射ほうしゃすることで一瞬いっしゅん範囲はんいないてきだいダメージをあたえること出来できる。火炎かえん少々しょうしょうあいだのこるので、牽制けんせいくらましの効果こうかねらこと出来できる。
M9 HE-DP グレネード(M9 High-Explosive Dual-Purpose grenade)
地球ちきゅうぐん使つか一般いっぱんてき手榴弾しゅりゅうだん時限じげんしきではなく、地面じめんちて安定あんていしたのち爆発ばくはつする仕組しくみ。

コヴナントの武器ぶき

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コヴナントの武器ぶき生身なまみ相手あいてたいしてたか威力いりょく期待きたいできないが、コヴナントの兵士へいし使つかうエネルギーシールドにたいしてはたか攻撃こうげきりょくつ。原則げんそくてき弾薬だんやくバッテリーしきで、ちている同種どうしゅ武器ぶきからエネルギーを回復かいふくさせることはできず、エネルギーがくなったら、ちているもの交換こうかんすることしかできない。また、発砲はっぽうから着弾ちゃくだんまで時間じかんがかかるため、あつかいがむずかしい。フラッドにたいしては威力いりょくおとるため、オススメは出来できないが、センチネルにたいしては効果こうかたか最終さいしゅうめん重宝ちょうほうする。

プラズマガン(Plasma Pistol, Type-25 Directed Energy Pistol)
セミオートのエネルギーハンドガン。若干じゃっかん追尾ついび性能せいのうつチャージショットをてる。フルチャージを命中めいちゅうさせると、シールドを着用ちゃくようしたコヴナントのシールドを一撃いちげきではがすこと出来できる。また、接近せっきんせんおこなうジャッカルがもつビームシールドを破壊はかいすること可能かのう。フルチャージショットを発射はっしゃするか過剰かじょう連射れんしゃすると一時いちじてきにオーバーヒートしてしまう。前述ぜんじゅつのように、エネルギーシールドにたいしてたか効果こうか期待きたいできるが、シールドを破壊はかいしたのちや、もとから生身なまみ相手あいてには威力いりょく減少げんしょうする、
プラズマライフル(Plasma Rifle, Type-25 Directed Energy Rifle)
アサルトライフルに相当そうとうする、連射れんしゃりょくたかいエネルギーじゅう。プラズマガンとはことなり、瞬間しゅんかん破壊はかいりょく期待きたいできないが、うまく利用りようできれば短時間たんじかんにエネルギーシールドを破壊はかいすることができる。
ニードラー(Needler, Type-33 Guided Munitions Launcher)
紫色むらさきいろのニードルを発射はっしゃする。てき追尾ついびし、7はつ同時どうじさると爆発ばくはつしてだいダメージになる。コヴナントの武器ぶきなか唯一ゆいいつ、バッテリーしきではなくカートリッジしき武器ぶきたま反射はんしゃするので、弾幕だんまくることも出来できる。装弾そうだんすう20、予備よびだんすう80。
燃料ねんりょうロッドガン(Fuel Rod Gun, Type-33 Light Anti-Armor Weapon)
エネルギーしきのロケットランチャー。えがいてぶ。XBOXばんでは一部いちぶのコヴナント専用せんよう武器ぶきだったが、Windowsばんのマルチプレイヤーで使用しよう可能かのうになった。連射れんしゃするとオーバーヒートしてしばらく発砲はっぽう不能ふのうになる。
プラズマグレネード(Plasma Grenade, Type-1 Antipersonnel Grenade)
あお球状きゅうじょうばくだんてきものにくっつけることができ、プレイヤーもふくめたほとんどの対象たいしょう一撃いちげき殺傷さっしょうできる。使用しようあおひかりはっつづけ、爆発ばくはつまでに時間じかんがかかり、範囲はんいもさほどひろくない。

車両しゃりょう戦闘せんとう兵器へいきとう

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ゲームちゅうにプレイヤーが操作そうさ可能かのうもの。いずれも操縦そうじゅうせきっているパイロットを攻撃こうげきすればおおきなダメージをあたえられるが、素早すばやうごくためそれ以外いがい箇所かしょ命中めいちゅうするとあまりおおきなダメージは期待きたいできない。しかしエイリアンのつプラズマけい武器ぶき使つかえば正確せいかく運転うんてんしゃねらわずとも適当てきとう場所ばしょ命中めいちゅうさせてエネルギーシールドにたいしておおきな効力こうりょく発揮はっきさせることが可能かのうである。

また、キャンペーンモードではコヴナントがわもの耐久たいきゅうりょく設定せっていされており、攻撃こうげきけるごとに破損はそんして最終さいしゅうてきには乗組のりくみいんんで爆発ばくはつしてしまうが、マルチプレイヤーモードではもの破壊はかいされることはい。くわえて、てきっている乗物のりものにしがみいてうばるシステムは『Halo 2』以降いこう追加ついかされたものであるため、乗物のりものっている相手あいて近接きんせつ格闘かくとうだけでたおすことは不可能ふかのうである。

ワートホグ(Warthog, M12 Force Application Vehicle)
地球ちきゅうぐん基本きほんてき車両しゃりょう後部こうぶさん砲身ほうしんのガトリングがた機関きかんじゅういており、最大さいだい3にんまで搭乗とうじょうできる。よんりん駆動くどうよんりん操舵そうだにより、以上いじょうたか加速かそくせいと、小回こまわりをつ。キャンペーンモードでは銃座じゅうざ助手じょしゅせきにNPCがむことで自動的じどうてき攻撃こうげきしてくれるが、運転うんてんはしてくれない。相手あいてころすという使つかかたもできるが、意外いがいくせつよく、転倒てんとうしやすい。銃座じゅうざにはプレイヤーがこともできるので、移動いどうしき砲台ほうだいとしても利用りようできる。また、Windowsばんのマルチモードではロケットランチャーを装備そうびしたべつがた操縦そうじゅうすることができる。
耐久たいきゅうりょく概念がいねんくワートホグ自体じたい破壊はかいされることいが、車体しゃたいたいしてのダメージは(ある程度ていど軽減けいげんされるが)直接ちょくせつ搭乗とうじょうしゃへとつたわる。
スコーピオン(Scorpion, M808B Main Battle Tank)
地球ちきゅうぐん強力きょうりょく戦車せんしゃ。ほとんどのてき一撃いちげきたお主砲しゅほうと、ちかづくてきたいして攻撃こうげきする機関きかんじゅうそなえ、絶大ぜつだい攻撃こうげきりょくつ。また、仲間なかまをキャタピラ上部じょうぶに(前後ぜんご左右さゆう4にんまで)せることで周囲しゅうい攻撃こうげきしてくれる(操縦そうじゅうせきへのダメージも緩和かんわできる)。非常ひじょう強力きょうりょく反面はんめん小回こまわりがかず、操縦そうじゅうせきをピンポイントで射撃しゃげきされるともろい。
ゴースト(Ghost, Type-32 Rapid Assault Vehicle)
バイクのような、コヴナントの一人ひとり兵器へいきいているが高度こうどげることはできず、あくまで地上ちじょうようである。先端せんたんふたつのプラズマキャノンを装備そうびしている。非常ひじょう素早すばや小回こまわりがくが、操縦そうじゅうせき防備ぼうび。ワートホグとことなり耐久たいきゅうりょく概念がいねんがあり、破壊はかいされると乗員じょういんんでしまう。
バンシー(Banshee, Type-26 Ground Support Aircraft)
コヴナントの飛行ひこう戦闘せんとうふたつのプラズマキャノンに燃料ねんりょうロッドガンを装備そうびしているが、ロッドガンは連射れんしゃかない。あまりはやくはべないが、非常ひじょう小回こまわりがき、上空じょうくうからの連続れんぞく射撃しゃげきほかにも直接ちょくせつ体当たいあたりによる攻撃こうげきなど、その戦法せんぽう多岐たきにわたる。一方いっぽうでかなり大型おおがたもののためダメージをけやすく、機体きたい自体じたい耐久たいきゅうりょくもゴーストよりもろいため破壊はかいされやすい。
XBOXばんではキャンペーン専用せんようものだが、Windowsばんではマルチプレイヤーでも利用りよう可能かのう
ガンプラント(Shade Turret, Type-29 Anti-Infantry Stationary Gun)
コヴナントの固定こていしき銃座じゅうざ移動いどうはできず、連射れんしゃ性能せいのうもあまりくはないが同時どうじさんはつこう威力いりょくエネルギーだん連射れんしゃできる。ドッシリとしたはんして意外いがいかるいらしく、爆風ばくふうですぐにぶ。
じゅうしゅはもっぱらグラント(小型こがたのコヴナント)だが、エリート(シールドを着用ちゃくようしたコヴナント)が使用しようすることもある。
ワートホグ同様どうよう耐久たいきゅうりょく概念がいねんいので破壊はかいすること出来できない。
ペリカン(Pelican, Dropship 77-Troop Carrier)
地球ちきゅうぐん輸送ゆそうよう戦闘せんとう。これ自体じたい攻撃こうげきりょくたないが、10+1めいんで移動いどうすることが可能かのうげきちゅうではワートホグやスコーピオンも輸送ゆそうしてきた。ゲームデータの改変かいへんおこなわないかぎむことはできない。
ファントム(Wraith, Type-26 Assault Gun Carriage)
コヴナントぐん戦車せんしゃ。エリートが使用しようする。巨大きょだいなエネルギー迫撃はくげきほう発射はっしゃしてくるが、たまそく非常ひじょうおそいため命中めいちゅう精度せいどたかくない。『Halo 2』からはレイスという名前なまえ登場とうじょうする(内部ないぶデータじょう名称めいしょうは『Halo 2』同様どうようのレイスではある)。なお『Halo 2』からはファントムという名前なまえはコヴナントへい降下こうかてい通称つうしょうとして使用しよう
ゲームデータの改変かいへんおこなわないかぎむことはできない。
スピリット(Spirit, Type-25 Troop Carrier)
コヴナントぐん輸送ゆそう側面そくめんのデッキから歩兵ほへい部隊ぶたいろしてくる。定員ていいんは10+1めい下部かぶにはガンプラントと同様どうようさんれんプラズマほう装備そうびしている。ゲームデータの改変かいへんおこなわないかぎむことはできない。

アイテムるい

[編集へんしゅう]
レッドオーブ
エネルギーシールドの容量ようりょうが300%にアップする。ただし、上乗うわのぶん回復かいふくしない
また、マルチプレイヤーモードでは上乗うわのぶん徐々じょじょってく。
ブルーオーブ
一定いってい時間じかんからだ透明とうめいになりてき認識にんしきされなくなる。
Xboxばんではガラスのように光沢こうたくかん屈折くっせつのある透明とうめいになるが、Windowsばんでは表現ひょうげん変更へんこうになっており、Geforceけいグラフィックボードでは単純たんじゅんはん透明とうめいになり、Radeonけいのグラフィックボードを搭載とうさいしたパソコンではXboxばん同等どうとう表現ひょうげんになる。
ライフパック
しろはこあかいマークがけられている。
取得しゅとくすると体力たいりょく完全かんぜん回復かいふくするが、一定いってい時間じかん画面がめん全体ぜんたいしろになってしまうためおおきなすき発生はっせいする。

そのほか

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ピラー・オブ・オータム(UNSC Pillar of Autumn, Halcyon-class light cruiser)
戦艦せんかんオータムのこと。日本語にほんごばんでは「オータム」としか呼称こしょうされなかった。ゲーム冒頭ぼうとうのムービーで船首せんしゅがアップされるさい、はっきりとかんめいることが出来できる。
船首せんしゅにはコイルキャノン一種いっしゅである「マック(Magnetic Accelerator Cannonのりゃく)・ガン」(げきちゅうではたんに「キャノンほう」)を装備そうびし、よう所要しょようしょにはポイント ディフェンス ガンやアーチャー・ミサイル(Archer missile)発射はっしゃポッドをそなえる戦闘せんとうかんである。火器かき管制かんせいかん日系にっけいのアキ・ヒカワ中尉ちゅうい(『Halo: The Fall of Reach』と『Halo: The Flood』に登場とうじょう)。
のUNSC艦船かんせん同様どうようスリップスペースようのショウ・フジカワ光速こうそくエンジン(Shaw-Fujikawa Translight Engine)を搭載とうさいしている。なお、説明せつめいしょによると オータムは地球ちきゅうぐんなかでももっと小型こがた駆逐くちくかん表記ひょうきされていたが、実際じっさいのところは「ハルシオンきゅう巡洋艦じゅんようかん」だとのこと。
ピラー・オブ・オータムを日本語にほんご直訳ちょくやくすると、「あきはしら」となる。
ロングソード戦闘せんとう(Longsword, GA-TL1 Longsword-class Interceptor)
戦艦せんかんオータムに搭載とうさいされているふくがた戦闘せんとう。ゲーム冒頭ぼうとうのムービーでは、すうがオータムに随伴ずいはんして飛行ひこうしている。
宇宙うちゅう空間くうかん大気圏たいきけんないのどちらでも運用うんよう可能かのう

ストーリー

[編集へんしゅう]
詳細しょうさい小説しょうせつばんHalo: The Flood』(日本語にほんごばんあり)でかたられている。

コヴナント戦争せんそう勃発ぼっぱつ

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2552ねん人口じんこう爆発ばくはつてき増加ぞうかにより地球ちきゅうには人類じんるいめる場所ばしょすらなくなっていた。そんな矢先やさき光速こうそく移動いどう実現じつげん地球人ちきゅうじん本格ほんかくてき宇宙うちゅう開発かいはつすことになり、科学かがく研究けんきゅう軍事ぐんじ開発かいはつ重点じゅうてんいた「惑星わくせいリーチ」と大型おおがた宇宙船うちゅうせん建造けんぞうおも業務ぎょうむとした「ヤード」を中心ちゅうしんに、人類じんるいはより幅広はばひろそとへとはじめていた。

しかし32ねんまえ植民しょくみんぼし「ハーベスト」がほしとの連絡れんらくった。もどってきたのははげしい戦闘せんとう爪跡つめあとのこ宇宙船うちゅうせんいちせきのみ。惑星わくせいハーベストは未知みち複数ふくすう種族しゅぞくからなる軍勢ぐんぜい襲撃しゅうげきで、壊滅かいめつしていたのである。てきは「コヴナント」。それは人類じんるい史上しじょうはじめての、知的ちてき生命せいめいたいとの遭遇そうぐうでもあった。

コヴナントは人類じんるいを「かみ冒涜ぼうとくするもの」だとして一方いっぽうてき攻撃こうげき開始かいし科学かがくりょくから人類じんるい多数たすう植民しょくみんぼし壊滅かいめつさせられてしまう。事態じたいおも政府せいふ人類じんるい本拠地ほんきょちである地球ちきゅう場所ばしょ特定とくていされないために、不用意ふようい船舶せんぱく地球ちきゅうちかづけることを禁止きんしする「コール条約じょうやく」を制定せいていした。

そのころ惑星わくせいリーチではたいコヴナントの極秘ごくひ部隊ぶたい「スパルタン-II」が開発かいはつ編成へんせいされていた。てきであるコヴナントの技術ぎじゅつ「エネルギーシールド」をんだ特殊とくしゅスーツでつつみ、強力きょうりょく戦闘せんとう能力のうりょく特殊とくしゅ兵士へいしである。かれらはコヴナントにたいして絶大ぜつだいちから発揮はっきしたが、それでもてきぐんたいしては多勢たぜい無勢ぶぜいでありおおきな損害そんがいこうむってしまう。

おおきな勝利しょうり莫大ばくだい損害そんがいこうむって惑星わくせいリーチに帰還きかんしたスパルタン部隊ぶたいであったが、コヴナントが惑星わくせいリーチへかっているとのほう迎撃げいげき出発しゅっぱつ、しかし結局けっきょくのこったのは敏腕びんわん艦長かんちょうられるキースひきいる戦艦せんかん「オータム」と、それにわせた一人ひとりのスパルタン-II、通称つうしょう「マスター・チーフ」のみとなってしまった。窮地きゅうちおちいったオータムだが、すこしでも地球ちきゅうからてき艦隊かんたいとおざけようとみずかおとりとなり、さき不明ふめい地点ちてんへとワープを開始かいしする。

ヘイローへの不時着ふじちゃく探索たんさく

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オータムがワープからたその瞬間しゅんかんまえなぞ巨大きょだいなリングじょう惑星わくせい姿すがたあらわした。てき執拗しつよう攻撃こうげき沈没ちんぼつ寸前すんぜんだったオータムは乗組のりくみいん退避たいひ発令はつれい、リングへの上陸じょうりく活路かつろもとめる。急遽きゅうきょコールドスリープから目覚めざめさせられたマスター・チーフにたいし、キース艦長かんちょうはオータムのAIである「コルタナ」の死守ししゅめいじた。コルタナは高度こうど知性ちせい戦艦せんかん運用うんよう機能きのうつだけにとどまらず、地球ちきゅう位置いちふくむあらゆる情報じょうほうゆうしており、彼女かのじょがコヴナントにうばわれることは地球ちきゅう滅亡めつぼう意味いみしているのだ。それは同時どうじにマスター・チーフもまたおのれ生命せいめい死守ししゅせねばならないこと意味いみしていた。いまや地球ちきゅう命運めいうん事実じじつじょう、マスター・チーフとコルタナのゆだねられていたのである。

かくしてマスター・チーフはコルタナをみずからのスーツないうつし、脱出だっしゅつてい環状かんじょう惑星わくせいヘイローに不時着ふじちゃくする。

広大こうだいなヘイローの大地だいちには、すでにコヴナントの姿すがたがあった。チーフは捕虜ほりょとなったキース艦長かんちょう救出きゅうしゅつするため、のこりの海兵かいへいたいあつめてコヴナントかん強襲きょうしゅうする。たすした艦長かんちょう情報じょうほうにより、ヘイローが古代こだい種族しゅぞく「フォアランナー」の建造けんぞうした強力きょうりょく兵器へいきだとったチーフたちは、コヴナントに先立さきだちこれの奪取だっしゅ計画けいかく。コントロールセンターへとかう地図ちずれるため、マップルームのあるしまそう攻撃こうげきをかける。

マップルームの制圧せいあつ成功せいこうし、コントロールセンターにかうチーフたち。リングの気候きこう制御せいぎょいていないのか、ゆきなかにそびえるピラミッドじょう建築けんちくぶつ頂上ちょうじょうにそれはあった。すでにコヴナントぐん全面ぜんめん展開てんかいしていたものの、チーフは海兵かいへいたいのこりと協力きょうりょくしてコントロールセンターない侵入しんにゅう、コルタナをヘイローのネットワークにつなぐことに成功せいこうする。しかし、そこでコルタナが情報じょうほうおそれるべきものだった。艦長かんちょうとどめろというコルタナのこえしたがい、彼女かのじょをネットワークにのこしたまま艦長かんちょうもとかうチーフ。ジャングルのおくにあるフォアランナーの遺跡いせき潜入せんにゅう艦長かんちょうらの足取あしどりをうが、そこでつけた海兵かいへい隊員たいいんのこしたビデオログにうつされていたのは、寄生きせい生物せいぶつ「フラッド」に次々つぎつぎおそわれる艦長かんちょう海兵かいへい隊員たいいんたちだった。知的ちてき生命せいめいをホストにして増殖ぞうしょくするフラッドは、人間にんげんもコヴナントも見境みさかいおそう。どもえたたかいとなったジャングルない遺跡いせきから脱出だっしゅつするチーフだが、そこに突如とつじょあらわれたのが、ヘイロー管理かんりユニットである人工じんこう知能ちのう「343ギルティスパーク」だった。

真実しんじつ終章しゅうしょう

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ヘイロー管理かんりシステムを名乗なのるそれは、フラッドの拡散かくさんめるためにはヘイローの起動きどう必要ひつようだとかたる。その言葉ことばしたがいヘイロー起動きどうかぎとなるインデックスをれるチーフだが、起動きどう直前ちょくぜん、コントロールセンターで待機たいきしていたコルタナが制止せいしをかける。ヘイローの機能きのうはフラッドの繁殖はんしょく抑制よくせいすること、すなわち、フラッドのホストとなる知的ちてき生命せいめいたい銀河ぎんが全体ぜんたいから消滅しょうめつさせることだった。わるびれもせずその事実じじつみとめるギルティスパークは、ヘイローの破壊はかい決意けついするチーフらにたいする攻撃こうげき開始かいしする。巨大きょだいなヘイローを破壊はかいする方法ほうほうはただひとつ、戦艦せんかんオータムのかく融合ゆうごう爆発ばくはつさせること。コヴナントとフラッドがみだれる戦場せんじょうけ、時間じかんかせぎのためにパルスジェネレーターを破壊はかいするチーフ。時間じかんてき余裕よゆうかせいだチーフは、キース艦長かんちょうからオータムかく融合ゆうごう起動きどうのキーとなるインプラントチップをれるため、墜落ついらくしたコヴナントかん捜索そうさくする。しかし、艦長かんちょうすでにフラッドの餌食えじきとなっていた。断腸だんちょうおもいでもと艦長かんちょうだった"それ"をたおしたチーフは、不時着ふじちゃくした戦艦せんかんオータムに突入とつにゅうする。

人類じんるいとコヴナント、そしてヘイロー管理かんり防衛ぼうえいシステムはフラッドをめぐって4つともえたたかいをつづけていたが、その目的もくてきおなじだった。すべての知的ちてき生命せいめいたいてきであるフラッドの拡散かくさん防止ぼうし。それはヘイローの破壊はかいという方法ほうほうって達成たっせいされた。オータムかく融合ゆうごう基点きてんとして爆発ばくはつひろがり、そのかたちうしなうヘイロー。崩壊ほうかいするリングを間一髪かんいっぱつ脱出だっしゅつしたチーフとコルタナだったがその周辺しゅうへん生命せいめい反応はんのうかった。犠牲ぎせいはあまりにもおおきかったが、フラッドの増殖ぞうしょくみ、ヘイローの起動きどうによる知的ちてき生命せいめいたい全滅ぜんめつまぬかれた。

キャンペーンモード

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ステージ一覧いちらん

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  1. オータムからの脱出だっしゅつ(The Pillar of Autumn)
  2. られざる大地だいち(Halo)
  3. とらわれた艦長かんちょう(The Truth and Reconciliation)
  4. カートグラファー(The Silent Cartographer)
  5. コントロールセンター(Assault on the Control Room)
  6. だい2のてき(343 Guilty Spark)
  7. インデックスの秘密ひみつ(The Library)
  8. HALOの防御ぼうぎょシステム(Two Betrayals)
  9. 艦長かんちょう奪還だっかん(Keyes)
  10. HALOの最後さいご(The Maw)

ぜん10ステージ)

難易なんい設定せってい

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ビギナー(Easy)、ノーマル(Normal)、アドバンス(Heroic)、レジェンド(Legendary)の4段階だんかいこう難易なんいになるにつれ、以下いかのようなちがいがしょうじる。

  • てき発砲はっぽう頻度ひんどがる。
  • 攻撃こうげきたいして、てき回避かいひ行動こうどうをとることおおくなる。
  • てきがロケットランチャーやロッドガンといったこう威力いりょく武器ぶき使つかことおおくなる。
  • てきかず耐久たいきゅうりょく全般ぜんぱんてきたかくなる(フラッドはさほどわらない)。
  • てき部隊ぶたいに、より高位こういてきふくまれていることおおくなる。
  • 味方みかた海兵かいへい隊員たいいんかず体力たいりょく低下ていかする。
  • 自分じぶん体力たいりょくがる。

おも登場とうじょう人物じんぶつ

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マスターチーフ(Master Chief Petty Officer SPARTAN-117, John)
ほんさく主人公しゅじんこうであり、惑星わくせいリーチにおける戦闘せんとう壊滅かいめつしたとされる「SPARTAN-II 機甲きこう部隊ぶたい」ののこりである。正式せいしき名前なまえは"SPARTAN-117 John"であるが、作中さくちゅうではUNSC海軍かいぐんにおけるかれ階級かいきゅうである"Master Chief Petty Officer"にちなみ「マスターチーフ」、あるいはたんに「チーフ」とばれている。
コルタナ(Cortana)
戦艦せんかんオータムのAIであり、『コール議定ぎていしょ』の発動はつどうしたがいマスターチーフとともにオータムより脱出だっしゅつすることになる。ゲームちゅうおおくの場面ばめんにおいて、コルタナはマスターチーフの神経しんけい回路かいろ直接ちょくせつ接続せつぞくして様々さまざま情報じょうほうをプレイヤーにおしえてくれる。のAIとちがいコルタナのみハルゼイ博士はかせのクローンのうをもとにつくられ、寿命じゅみょうについてはのスマートAI同様どうよう7ねんといわれている(『Halo: The Fall of Reach』より)。
ジェイコブ・キース艦長かんちょう(Captain Jacob Keyes)
戦艦せんかんオータムの艦長かんちょう。かつて、のマスターチーフをSPARTANプロジェクトの候補者こうほしゃ選定せんていした人物じんぶつでもある。
ジョンソン軍曹ぐんそう(Sergent Johnson)
ゲームちゅうにおけるUNSC海兵かいへいたい実質じっしつてき指揮しきかん。ゲームちゅうかれ名前なまえ判明はんめいしない。普通ふつうあそんでいれば、だいいちレベルからだいさんレベルのあいだかなら戦死せんしするのだが、ステージがすすむと何事なにごともなかったかのように復活ふっかつする。それどころか、なんレジェンド(最高さいこうなん)でゲームクリアするとかれ最後さいごられるが、『Halo 2』、『Halo 3』では何故なぜ主役しゅやくきゅうとしてさい登場とうじょうしている。
フォーハマー(Foe Hammer)
輸送ゆそう部隊ぶたいのパイロット。コードネーム"Echo 419"のペリカンをって、チーフたちをサポートする。
ギルティ・スパーク(343 Guilty Spark)
ほんさく舞台ぶたいとなる環状かんじょう惑星わくせいHaloを管理かんりしているAI。作中さくちゅう国連こくれん宇宙うちゅうぐんないでは「モニター」とばれている。

敵対てきたい勢力せいりょく

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ほんさく登場とうじょうするてきは3つの勢力せいりょく分類ぶんるいされる。

コヴナント

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コヴナントThe Covenant /"契約けいやくしゃ"の)は、宗教しゅうきょうてきむすびついたさまざまな種族しゅぞくほしじんにより構成こうせいされる同盟どうめいである。ほんさくでは完全かんぜん日本語にほんごであるが、コヴナントがわはオリジナルばんのまま英語えいご、もしくは理解りかい不能ふのう言語げんごしゃべっている。なお、続編ぞくへんである『Halo 2』、『Halo 3』では演出えんしゅつ都合つごうじょう、コヴナントにも日本語にほんごえがほどこされている。 なぜ、地球ちきゅうがい生命せいめいたいであるかれらが人類じんるい言語げんご理解りかいしているのかは不明ふめいだが、小説しょうせつばんではUNSC(つまり味方みかたがわ)がコヴナントの言語げんご翻訳ほんやくするソフトウェアを使用しようしている。 くわえて、げきちゅうではコルタナがコヴナントのコンピュータをハッキングして情報じょうほう閲覧えつらんしている発言はつげんられ、技術ぎじゅつ水準すいじゅん人類じんるい同等どうとう、もしくは高水準こうすいじゅんではあるものの、多少たしょうなりとも似通にかよった、ある程度ていど互換ごかんせいすらもかんじられるもの使つかわれているようである。

グラント(Grunts)
ガスマスクをつけた一番いちばん小柄こがらのコヴナント。攻撃こうげきけたり上級じょうきゅうレベルのコヴナントが殺害さつがいされるとわたわたとまわる。グラント(Grunt)とは歩兵ほへいスラングである。
ジャッカル(Jackals)
ビームシールド装着そうちゃくしたコヴナント。小柄こがら頭頂とうちょうにとさかがえており、その容姿ようしとりのようにもえる。例外れいがいなくビームシールドを装備そうびしており、地球ちきゅうぐん武器ぶきによる攻撃こうげき影響えいきょうほとんけない。ただしグレネードなどで攻撃こうげきしたり、素早すばや接近せっきんしてなぐったり、コヴナントがわ銃器じゅうきには非常ひじょうよわい。
エリート(Elites)
全身ぜんしん特殊とくしゅエネルギーシールド防護ぼうごしたコヴナントのなかでも上位じょうい位置いちする。エリートにも階級かいきゅう存在そんざいするようで、上位じょういのものになると全身ぜんしんはん透明とうめいする特殊とくしゅ装備そうび強力きょうりょくなエナジーソードを装着そうちゃくしているものもいる。いずれも俊敏しゅんびん力強ちからづよ勇敢ゆうかんだが、頭部とうぶへの攻撃こうげきにはもろい。
ハンター(Hunters)
強靭きょうじん防具ぼうぐつつんだ巨大きょだい体格たいかくのコヴナント。非常ひじょう強力きょうりょく攻撃こうげきっており、正面しょうめんからの攻撃こうげきはほとんど効果こうかがない。しかし全身ぜんしん防護ぼうごするのにはそれなりに理由りゆうがあり、関節かんせつなどのむきしになっている部分ぶぶん銃撃じゅうげきけると非常ひじょうにもろい。また、防具ぼうぐ装着そうちゃくしていない状態じょうたいではまるで軟体動物なんたいどうぶつのような姿すがたであるという。
エンジニア(engineer)
そのとおり、機械きかいのメンテナンスがかれらの存在そんざい意義いぎである。本来ほんらいフォアランナーによって施設しせつ管理かんりためされた生物せいぶつだがコヴナントと遭遇そうぐうまれた。しかし人間にんげんたい敵意てきいく、小説しょうせつばんでは戦闘せんとうちゅう故障こしょうしたマスターチーフの武器ぶき自発じはつてき修理しゅうりしてかえし、マスターチーフをたすけた(ただしこの行動こうどう人間にんげん味方みかたをするためではなく、まえにあるこわれたものをなおそうとしただけである)。体内たいないでメタンを生成せいせいちゅうく。製品せいひんばんでは削除さくじょされたてきだがデータはのこされているためWindowsばんでデータ改変かいへんによって出現しゅつげん可能かのう

フラッド

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フラッド(The Flood)は、ほんさくだい敵対てきたい勢力せいりょくとなる寄生きせい生物せいぶつである。フラッドは、その形態けいたいおうじて3つのタイプに分類ぶんるいされる。

もとたい(Infection Form)
胞子ほうしじょう形態けいたいをしており、非常ひじょうもろい。様々さまざま環境かんきょうへの適応てきおう絶大ぜつだい生命せいめいりょくすさまじい繁殖はんしょく能力のうりょくあいまって、フラッドの開放かいほう銀河系ぎんがけいぜん生物せいぶつ滅亡めつぼうひとしい事態じたいであるとされている。
寄生きせいたい(Combat Form)
もとたい人間にんげんまたはコヴナントの神経しんけいけい寄生きせいした形態けいたいであり、地球ちきゅうぐん、またはコヴナントの武器ぶき携帯けいたいしているフラッドしゅ基本きほんタイプ。きている個体こたいだけではなく、すでにんでいるものいて蘇生そせいしているような表現ひょうげんられる。非常ひじょううごきが素早すばやく、打撃だげき強力きょうりょくだが、肉体にくたいいたんでいるためか、弾丸だんがん使用しようした兵器へいきなどの物理ぶつりてき攻撃こうげきには非常ひじょうもろい。
キャリア(Carrier Form)
寄生きせいたい膨張ぼうちょうさせたような形態けいたいをしており、もとたい培養ばいよう役割やくわりたしている。衝撃しょうげきあたえると、もとたいらしながら破裂はれつする。爆風ばくふう強烈きょうれつで、周囲しゅうい複数ふくすうキャリアがいる場合ばあい連鎖れんさして爆発ばくはつする。

HALO防御ぼうぎょシステム

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ギルティ・スパークがあやつるHaloの防御ぼうぎょシステムの一部いちぶ太古たいこむかしはるかに知能ちのうたかかったとされるフォアランナーによってされ、フラッドを開放かいほうしないようめいじられている。

センチネル(Sentinels)
光学こうがく兵器へいき搭載とうさいしており、ほんのすうびょう放射ほうしゃするだけでもフラッドにたいしてたか攻撃こうげきりょくゆうする。序盤じょばんはチーフと共闘きょうとうしてフラッドを撃退げきたいすることになるが、ストーリーがすすむと敵対てきたい関係かんけいとなり、おそってくる。

以上いじょう敵対てきたい勢力せいりょくたいして、プレイヤーはUNSC海兵かいへいたい協力きょうりょくしながらよっともえ戦闘せんとうひろげることになる。

マルチプレイヤーモード

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Xboxばんのマルチプレイヤーモードは、Xbox Liveによるオンラインプレイには対応たいおうであり、スプリット・スクリーンでは4にん、システムリンクを利用りようすれば16にんまでの対戦たいせん可能かのうとなっている。一方いっぽう、WindowsばんとMacばんではオンラインでのマルチプレイヤーモードに対応たいおうしている。

対戦たいせんマップ一覧いちらん

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  • Battle Creek
  • Sidewinder
  • Damnation
  • Rat Race
  • Prisoner
  • Hang 'Em High
  • Chill Out
  • Derelict
  • Boarding Action
  • Chiron TL 34
  • Blood Gulch
  • Wizard
  • Longest

さらに、Windows/Macばんには下記かきのマップもある。

  • Death Island
  • Danger Canyon
  • Infinity
  • Timberland
  • Ice Fields
  • Gephyrophobia

音楽おんがく

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『Halo』のストーリーはSFそのものであるが、ゲームちゅう楽曲がっきょくもちいられた楽器がっきシンセサイザーひとし電子でんし楽器がっきよりも古楽こがく打楽器だがっきなどオーケストラけい楽曲がっきょく目立めだつ。また、メインテーマは男性だんせいのみのコーラスによってうたわれているのも特徴とくちょうてきである。

楽曲がっきょく一覧いちらん

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以下いか、サウンドトラックに収録しゅうろくされた楽曲がっきょく簡単かんたん解説かいせつ表記ひょうきする。

一部いちぶen:Halo Original Soundtrackからの抜粋ばっすい

  • 01 "Opening Suite" (オープニング・スイート)
    • タイトルどおり冒頭ぼうとう使用しようされる楽曲がっきょく
  • 02 "Truth and Reconciliation Suite" (トゥルース・アンド・リコンシリエーション)
    • クライマックスでながれる楽曲がっきょく。『Halo 3』でも「Halo Finale」としてリメイクされる。
  • 03 "Brothers in Arms" (ブラザー・イン・アームズ)
    • おも序盤じょばんながれる楽曲がっきょくで、『Halo 3』にもがれる。
  • 04 "Enough Dead Heroes"
    • おも序盤じょばん最初さいしょのレベルで使用しようされる。
  • 05 "Perilous Journey"
  • 06 "A Walk in the Woods"
  • 07 "Ambient Wonder"
  • 08 "The Gun Pointed at the Head of the Universe"
  • 09 "Trace Amounts"
  • 10 "Under Cover of Night"
  • 11 "What Once was Lost"
  • 12 "Lament for Pvt. Jenkins" (ジェンキンス兵卒へいそつ
    • タイトルどおりジェンキンス兵卒へいそつのビデオメモリにて。
  • 13 "Devils... Monsters..."
  • 14 "Covenant Dance" (コヴナント・ダンス)
  • 15 "Alien Corridors"
  • 16 "Rock Anthem for Saving the World"
    • 世界せかいすくうロック賛美さんびというタイトルどおり、ロックとコーラスで構成こうせいされている。
  • 17 "The Maw"
  • 18 "Drumrun"
  • 19 "On a Pale Horse"
  • 20 "Perchance to Dream"
  • 21 "Library Suite"
  • 22"The Long Run" (ザ・ロング・ラン)
  • 23 "Suite Autumn"
  • 24 "Shadows" (シャドウズ)
  • 25 "Dust and Echoes" (ダスト・アンド・エコーズ)
    • エピローグでながれる楽曲がっきょく
  • 26 "Halo" (ヘイロー)
    • メインテーマ。

おも受賞じゅしょうれき記録きろくなど

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など、やく50ものしょう受賞じゅしょうしている[2]

脚注きゃくちゅう

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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