ロイス・マクマスター・ビジョルド

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ロイス・マクマスター・ビジョルド
Lois McMaster Bujold
1996年ねんのビジョルド
誕生たんじょう (1949-11-02) 1949年ねん11月2日にち（74歳さい）
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく オハイオ州しゅうコロンバス
職業しょくぎょう 小説しょうせつ家か
国籍こくせき アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
ジャンル SF、ファンタジー
デビュー作さく 『名誉めいよのかけら』
公式こうしきサイト The Bujold Nexus - The Lois McMaster Bujold Homepage
ウィキポータル 文学ぶんがく
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ロイス・マクマスター・ビジョルド（Lois McMaster Bujold ([buːˈʒoʊld] ( 音声おんせいファイル) boo-ZHOHLD、1949年ねん11月2日にち - ）は、アメリカのスペキュレイティブ・フィクション作家さっか[1]。ヒューゴー賞しょう 長編ちょうへん小説しょうせつ部門ぶもんを4回かい受賞じゅしょうしており、ロバート・A・ハインラインの記録きろくに並ならぶ称賛しょうさんを受うけた作家さっかである。短編たんぺん「喪もの山やま」ではヒューゴー賞しょうとネビュラ賞しょうのダブル受賞じゅしょうを果はたしている。ファンタジーでは五ご神かみ教きょうシリーズの評価ひょうかが高たかく、『チャリオンの影かげ』がミソピーイク賞しょう一般いっぱん文芸ぶんげい部門ぶもんを受賞じゅしょうし、2002年ねん世界せかい幻想げんそう文学ぶんがく大賞たいしょう長編ちょうへん部門ぶもんにノミネートされ、『影かげの棲すむ城しろ（英語えいご版ばん）』では4回かい目めのヒューゴー賞しょう長編ちょうへん小説しょうせつ部門ぶもんと2回かい目めのネビュラ賞しょう長編ちょうへん小説しょうせつ部門ぶもんを受賞じゅしょうしている。2011年ねんにスカイラーク賞しょう（英語えいご版ばん）を受賞じゅしょうした[2]。2017年ねんにヴォルコシガン・サガで[3]、2018年ねんには五ご神かみ教きょうシリーズでとヒューゴー賞しょう シリーズ部門ぶもんを2度ど受賞じゅしょうしている[4]。アメリカSFファンタジー作家さっか協会きょうかいは2019年ねんに第だい36次じSFWAデーモン・ナイト記念きねんグランドマスター賞しょうをビジョルドに授与じゅよした[5]。

ビジョルドの作品さくひんの大だい部分ぶぶんはヴォルコシガン・サガ、五ご神かみ教きょうシリーズおよび死者ししゃの短剣たんけんシリーズ（英語えいご版ばん）で構成こうせいされている。

生おい立たち[編集へんしゅう]

2012年ねんのFinnconでのビジョルド（タンペレ

ビジョルドは大学だいがく教授きょうじゅのロバート・チャールズ・マクマスター（英語えいご版ばん）の娘むすめであり[6][7]、SFに興味きょうみを持もったきっかけと、ヴォルコシガン・サガの特定とくていの側面そくめんは父親ちちおやの影響えいきょうだったと考かんがえられている。ロバートは『非破壊ひはかい検査けんさハンドブック』の編集へんしゅう者しゃの一人ひとりだった[8][9]。

ビジョルドは、著名ちょめいな父親ちちおやのもとで育そだつという自分じぶんの経験けいけんは、「偉人いじん（英語えいご版ばん）」の影かげで育そだつという自作じさくの登場とうじょう人物じんぶつ（マイルズ、フィアメッタ）の経験けいけんに反映はんえいされていると書かいている。男女だんじょ問とわずこの傾向けいこうを観察かんさつしてきたビジョルドは、なぜそれが常つねに「偉人いじんの息子むすこ症候群しょうこうぐん」と呼よばれ、決けっして「偉人いじんの娘むすめ症候群しょうこうぐん」と呼よばれないのか不思議ふしぎに思おもっている[10]。父親ちちおや同様どうようにエンジニアであるビジョルドの兄弟きょうだいは、ビジョルドが『自由じゆう軌道きどう（英語えいご版ばん）』を執筆しっぴつするに際さいして技術ぎじゅつ的てきな詳細しょうさいを提供ていきょうして協力きょうりょくした[11]。

ビジョルドは自身じしんを常つねに「貪欲どんよくな読書どくしょ家か」だったと述のべている[12]。父親ちちおやから受うけ継ついだ習慣しゅうかんで、9歳さいから一般いっぱん向むけSFを読よみ始はじめた。SFファンダムのメンバーとなり、中央ちゅうおうオハイオSF協会きょうかいに加くわわり、ロイス・マクマスター名義めいぎの作品さくひんが掲載けいさいされたSFファンジン『StarDate』を共同きょうどう出版しゅっぱんした。その後ご、ビジョルドの読書どくしょの趣味しゅみは広ひろがり、現在げんざいは「歴史れきし、ミステリー、ロマンス、旅行りょこう、戦争せんそう、詩しなど」を読よんでいると述のべている[12]。

1968年ねんから1972年ねんにかけて、オハイオ州立しゅうりつ大学だいがくに通とおった。執筆しっぴつには興味きょうみがあったが、文芸ぶんげい創作そうさくよりも文学ぶんがく批評ひひょうに関心かんしんが強つよかったことから英語えいごの専攻せんこうを追求ついきゅうしなかった[12]。

1971年ねんにジョン・フレドリック・ビジョルド（John Fredric Bujold）と結婚けっこんしたが、夫妻ふさいは1990年代ねんだい前半ぜんはんに離婚りこんした。この結婚けっこんで娘むすめのアン（Anne、1979年生ねんせい）と息子むすこのポール（Paul、1981年生ねんせい）の二人ふたりの子供こどもを設もうけた[13]。アン・ビジョルドは2020年ねん1月がつ時点じてんでテネシー工科こうか大学だいがくのアパラチア・クラフト・センターの金属きんぞく部門ぶもんのアーティスト・イン・レジデンスであり[14]、それ以前いぜんはオレゴン州しゅうポートランドで金属きんぞくアーティスト兼けん溶接ようせつ工こうとして働はたらくとともに[15]、北西部ほくせいぶ鍛冶たんや協会きょうかいの副ふく会長かいちょうを務つとめていた[16]。現在げんざい、ビジョルドはミネソタ州しゅうミネアポリスに在住ざいじゅうしている[17]。

着想ちゃくそう[編集へんしゅう]

ビジョルドはリリアン・スチュワート・カール（英語えいご版ばん）と、「拡張かくちょうされたストーリーラインで協力きょうりょくしたが、全体ぜんたいの断片だんぺんだけが書かき上あげられ」ることになる高校生こうこうせいの時ときの友人ゆうじんである[12]。一いち度どは自作じさくを掲載けいさいした『StarDate』と名付なづけた『スタートレック』同人どうじん誌しを共同きょうどう制作せいさくした[18]。大学だいがくではシャーロック・ホームズもののミステリーを執筆しっぴつした[18]。しかしながら、その後ごは結婚けっこんし、家族かぞくができ、さらに病院びょういんの患者かんじゃの世話せわで忙いそがしくなったことから執筆しっぴつを辞やめてしまった[19]。

ビジョルドが執筆しっぴつ活動かつどうに復帰ふっきしたのは30代だいになってからだった[19]。ビジョルドは、友人ゆうじんのリリアン・スチュワート・カールの最初さいしょの本ほんの売うり上あげが自分じぶんが現場げんばに戻もどるきっかけになったと信しんじており、「彼女かのじょにできるなら、私わたしにもできると思おもった」と語かたっている[12]。当初とうしょは以前いぜんのように趣味しゅみとして執筆しっぴつするつもりだったが、職業しょくぎょう以外いがいのことに必要ひつような作業さぎょうが多おおいことに気きづき、プロに転向てんこうすることにした。カールとパトリシア・リーディ（英語えいご版ばん）の助たすけを得えて最初さいしょの長編ちょうへん小説しょうせつを完成かんせいすることができた[20]。

サイエンス・フィクション[編集へんしゅう]

ロイス・ビジョルドは、『戦士せんし志願しがん』が4回かい突つっ返かえされた後のちで受うけ入いれられる前まえに3冊さつの本ほん（『名誉めいよのかけら』、『戦士せんし志願しがん』、『遺伝子いでんしの使命しめい』）を書かき上あげていた。『戦士せんし志願しがん』は最初さいしょに売うれた本ほんだが、ヴォルコシガン・サガで最初さいしょに書かかれた本ほんではなく、最初さいしょに出版しゅっぱんされた本ほんでもなかった[注釈ちゅうしゃく 1]。『戦士せんし志願しがん』の強つよさに基もとづいて、ビーン・ブックス（英語えいご版ばん）は2冊さつの一連いちれんの小説しょうせつを含ふくむ3冊さつの契約けいやくに同意どういした。2010年ねんまでに、Bean Booksはビジョルドの本ほんを200万まん部ぶ販売はんばいしたと主張しゅちょうしている[21]。

ビジョルドは、およそ1000年ねん先さきの未来みらいの、惑星わくせいバラヤー出身しゅっしんで肉体にくたい的てきに障害しょうがいがある星ほし間あいだスパイで、傭兵ようへい艦隊かんたいの提督ていとくであるマイルズ・ヴォルコシガンを主人公しゅじんこうとした一連いちれんの小説しょうせつである「ヴォルコシガン・サガ」で最もっともよく知しられている。このシリーズにはマイルズの両親りょうしんを主役しゅやくとした前日ぜんじつ譚たんや、脇役わきやくを中心ちゅうしんとした関連かんれん作品さくひんも含ふくまれている。初期しょきの作品さくひんは戦闘せんとう、陰謀いんぼう、突飛とっぴな展開てんかいなどのスペースオペラの伝統でんとうをしっかり受うけ継ついでいるが、最近さいきんの作品さくひんではマイルズはより探偵たんていっぽくなっている。『任務にんむ外がい作戦さくせん』でビジョルドはさらに別べつのジャンルを探求たんきゅうしており、それは摂政せっしょう時代じだいのロマンス（英語えいご版ばん）小説しょうせつ家かであるジョージェット・ヘイヤーに敬意けいいを示しめした（献辞けんじに明記めいき）プロットを備そなえた上流じょうりゅう社会しゃかいのロマンスとなっている。悲惨ひさんなディナーパーティーを中心ちゅうしんに描えがかれており、「生物せいぶつ学がくとマナーのコメディー」という副題ふくだいが正当せいとう化かされるような誤解ごかいや会話かいわが盛もり込こまれている。

ビジョルドはこのシリーズ構成こうせいはホレイショ・ホーンブロワーの本ほんをモデルにしており、1人ひとりの人間にんげんの人生じんせいの記録きろくだと述のべている。主題しゅだいと繰くり返かえしにはドロシー・L・セイヤーズによるミステリーの登場とうじょう人物じんぶつピーター・ウィムジイ卿きょうが反映はんえいされている。ビジョルドはまた、シリーズを書かく際さいの課題かだいの一部いちぶは多おおくの読者どくしゃが「まったくばらばらな順序じゅんじょ」で物語ものがたりに出会であうことがあるので、過度かどに反復はんぷく的てきにせず、それぞれの物語ものがたりに十分じゅうぶんな背景はいけいを提供ていきょうする必要ひつようがあることだとも述のべている。ヴォルコシガン・サガの最新さいしん版ばんには、各巻かくかんの巻末かんまつにシリーズ内部ないぶの年表ねんぴょうを要約ようやくした付録ふろくが含ふくまれている。

ビジョルドは、ヴォルコシガン・サガを読よむ際さいの最適さいてきな順序じゅんじょについての自身じしんの見解けんかいをブログで論ろんじている[22]。

ファンタジー[編集へんしゅう]

ビジョルドはファンタジージャンルへも参入さんにゅうしたいと考かんがえていたが、初期しょきの試こころみは挫折ざせつした。最初さいしょのファンタジーへの進出しんしゅつは『スピリット・リング（英語えいご版ばん）』だった。「仕様しよう」通どおりに執筆しっぴつし、いろいろ売うり込こみにまわったが低てい価格かかくのオファーしか受うけられず、原稿げんこうを回収かいしゅうしてジム・ビーン（英語えいご版ばん）との追加ついかのヴォルコシガン・シリーズ執筆しっぴつの約束やくそくと引ひき換かえにビーン・ブックス（英語えいご版ばん）に適正てきせい価格かかくで引ひき取とってもらった。ビジョルドはこの経験けいけんを非常ひじょうに勉強べんきょうになったと語かたったが、批評ひひょう家かからの評価ひょうかはほとんど得えられず、売うり上あげも平凡へいぼんなものだった。

ビジョルドは『チャリオンの影かげ』を書かくまでの10年ねん近ちかくはファンタジー市場いちばへの再さい参入さんにゅうを試こころみなかった。この本ほんも仕様しよう通どおりに書かかれ、ブックオークションに出品しゅっぴんされた今回こんかいはファンタジーとロマンスジャンルのファンのクロスオーバー市場いちばを開拓かいたくすることで、批評ひひょう的てきにも商業しょうぎょう的てきに大おおきな成功せいこうを収おさめた。チャリオンのファンタジーの世界せかいはビジョルドが暇ひまなときにミネソタ大学だいがくで中世ちゅうせいスペイン史しについてのコースを受講じゅこうしていたことが反映はんえいされている。ビジョルドは、最終さいしゅう的てきに『影かげの棲すむ城しろ』、『影かげの王国おうこく』およびペンリックとデズデモーナについてにの11冊さつの長編ちょうへん、中編ちゅうへんおよび短編たんぺん小説しょうせつを含ふくむ「五ご神かみ教きょうシリーズ」へと設定せっていを拡張かくちょうした[23]。

ビジョルドが次つぎに創作そうさくしたファンタジーの世界せかいは、「死者ししゃの短剣たんけんシリーズ（英語えいご版ばん）」の世界せかいを舞台ぶたいにした四よん部ぶ作さくで、作中さくちゅうの風景ふうけいや「農民のうみん」の方言ほうげんについてのインスピレーションを、自分じぶんがオハイオ州しゅう中部ちゅうぶで一緒いっしょに育そだった人々ひとびとから借用しゃくようしたものだった[24]。ビジョルドは、この本ほんの校正こうせいを手伝てつだってくれた最初さいしょの読者どくしゃがビジョルドの文章ぶんしょうは正確せいかくに理解りかいでき、説明せつめいや方言ほうげんにおけるオハイオ州しゅうの特徴とくちょうを認識にんしきできたと言いっていたと書かいている。。

ファン・フィクションとの関係かんけい[編集へんしゅう]

ビジョルドは通常つうじょう、自身じしんのキャラクターや創作そうさく世界せかいについて書かかれたファン・フィクションを支持しじしてきた。エイミー・H・スタージスは、自身じしんのエッセイ『From Both Sides Now: Bujold and the Fan Fiction Phenomenon』の中なかで[18]、ビジョルドの世代せだいの作家さっかにとってこれは異例いれいのことであり、そのほとんどがファン・フィクションに反対はんたいしていると述のべている。スタージスはこれを、ビジョルドが人生じんせいの早はやいうちに自分じぶんで制作せいさくしたスタートレックやシャーロック・ホームズのファン・フィクションに関連付かんれんづけて、それがプロ作家さっかとしてのキャリアのための見習みならい期間きかんだと見み做していた。

ビジョルド自身じしんは、ファン・フィクションに対たいする自分じぶんの評価ひょうかを「アクティブな」読者どくしゃに対たいする評価ひょうかと結むすび付つけている。ビジョルドにとって優すぐれた読者どくしゃとは、実際じっさいに頭あたまの中なかで世界せかいや登場とうじょう人物じんぶつを構築こうちくし、物語ものがたりを機能きのうさせる「縁えんの下したの力持ちからもち」である。彼女かのじょにとって、本ほんは読者どくしゃの頭あたまの中なかに入はいって成長せいちょうするまでは実際じっさいには存在そんざいしていない。そして時ときには、本ほんの登場とうじょう人物じんぶつや物語ものがたりが成長せいちょうしすぎて作家さっかの本来ほんらいの枠わくを超こえたものがファン・フィクションになることもある。ビジョルドにとって偉大いだいな文学ぶんがくとは決けっして「不毛ふもう」なものではなく、原作げんさく者しゃが書かいたものだけでとどまっているものでもない[25]。さらに、ファン・フィクションは作者さくしゃに「目めに見みえない協力きょうりょく者しゃ」である読者どくしゃの心しんの中なかを覗のぞくまたとない機会きかいを与あたえる者ものと信しんじている[26]。

それにもかかわらず、ビジョルドは「それが魅力みりょく的てきだと思おもうから」法的ほうてきおよび経済けいざい的てきな懸念けねんから自分じぶんのキャラクターについてのファン・フィクションを読よまなくなっている[26]。

受賞じゅしょうと候補こうほ[編集へんしゅう]

シリーズ 書籍しょせき 賞しょう[27]
ヒューゴー ローカス ネビュラ
ヴォルコシガン
・サガ 		『自由じゆう軌道きどう（英語えいご版ばん）』（1988） 候補こうほ – 受賞じゅしょう
『ヴォル・ゲーム（英語えいご版ばん）』（1990） 受賞じゅしょう 候補こうほ –
『バラヤー内乱ないらん（英語えいご版ばん）』（1991） 受賞じゅしょう 受賞じゅしょう 候補こうほ
『ミラー・ダンス（英語えいご版ばん）』（1994） 受賞じゅしょう 受賞じゅしょう –
『メモリー（英語えいご版ばん）』（1996） 候補こうほ 候補こうほ 候補こうほ
『任務にんむ外がい作戦さくせん（英語えいご版ばん）』（1999） 候補こうほ 候補こうほ 候補こうほ
『外交がいこう特例とくれい（英語えいご版ばん）』（2002） – – 候補こうほ
『マイルズの旅路たびじ（英語えいご版ばん）』（2010） 候補こうほ 候補こうほ –
『大尉たいいの盟約めいやく（英語えいご版ばん）』（2012） 候補こうほ 候補こうほ –
シリーズとして 受賞じゅしょう – –
五ご神かみ教きょうシリーズ 『チャリオンの影かげ』（2001） 候補こうほ 候補こうほ –
『影かげの棲すむ城しろ（英語えいご版ばん）』（2003） 受賞じゅしょう 受賞じゅしょう 受賞じゅしょう
『影かげの王国おうこく（英語えいご版ばん）』（2005） – 候補こうほ –
シリーズとして 受賞じゅしょう – –

ビジョルドは以下いかの賞しょうも受賞じゅしょうしている：

作品さくひんリスト[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「:en:List of works by Lois McMaster Bujold」を参照さんしょう

SF作品さくひん[編集へんしゅう]

  • ヴォルコシガン・サガ (Vorkosigan Saga)
    • The Warrior's Apprentice, 1986 - 『戦士せんし志願しがん』, 1991, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳わけ）,ISBN 978-4-488-69801-0
    • Falling Free, 1988 - 『自由じゆう軌道きどう』,1991, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69802-7
    • Brother in Arms, 1989 -『親愛しんあいなるクローン』, 1993, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69803-4
    • Borders of Infinity, 1989 -『無限むげんの境界きょうかい』, 1994, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69804-1
    • The Vor Game, 1990 - 『ヴォル・ゲーム』, 1996, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69805-8
    • Shards of Honor, 1986 - 『名誉めいよのかけら』, 1997, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69806-5
    • Barrayar, 1991 - 『バラヤー内乱ないらん』, 2000, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69807-2
    • Cetaganda, 1995 -『天空てんくうの遺産いさん』, 2001, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69808-9
    • Mirror Dance, 1994 -『ミラー・ダンス（上うえ・下した）』, 2002, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69809-6 / ISBN 978-4-488-69810-2
    • Ethan of Athos ,1986 -『遺伝子いでんしの使命しめい』, 2003, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69811-9
    • Memory, 1996 -『メモリー（上うえ・下した）』, 2006, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69812-6 / ISBN 978-4-488-69813-3
    • Komarr, 1998 - 『ミラー衛星えいせい衝突しょうとつ（上うえ・下した）』, 2012,創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69814-0 / ISBN 978-4-488-69815-7
    • A Civil Campaign, 2000 - 『任務にんむ外がい作戦さくせん(上うえ・下した)』, 2013, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69816-4 / ISBN 978-4-488-69817-1
    • Diplomatic Immunity, 2002 - 『外交がいこう特例とくれい』, 2014, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）,ISBN 978-4-488-69818-8
    • "Winterfair Gifts", 2002 (Miles in Loveに収録しゅうろく)-『冬ふゆの市しの贈おくり物もの』, 『任務にんむ外がい作戦さくせん(下した)』に収録しゅうろく, 2013, 創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）, ISBN 978-4-488-69817-1
    • Cryoburn, 2010 - 『マイルズの旅路たびじ』,2017,創はじめ元もとSF文庫ぶんこ(小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく)、ISBN 978-4-488-69821-8
    • Captain Vorpatril's Alliance, 2012 - 『大尉たいいの盟約めいやく（上うえ・下した）』, 2015,創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）、ISBN 978-4-488-69819-5 /ISBN 978-4-488-69820-1
    • Gentleman Jole and the Red Queen, 2016 - 『女おんな総督そうとくコーデリア』,2020,創はじめ元もとSF文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）、ISBN 978-4-488-69822-5
    • The Flowers of Vashnoi, 2018

ファンタジー作品さくひん[編集へんしゅう]

  • The Spirit Ring, 1993 - 『スピリット・リング』, 2001 , 創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ（梶かじ元もと靖子やすこ訳わけ）, ISBN 978-4-488-58701-7
  • 五ご神かみ教きょうシリーズ(Chalion Universe)
    • The Curse of Chalion, 2001 - 『チャリオンの影かげ（上うえ・下した）』, 2007, 創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ（鍛治かじ靖子やすこ訳やく）, ISBN 978-4-488-58702-4/ISBN 978-4-488-58703-1
    • Paladin of Souls, 2003 - 『影かげの棲すむ城しろ（上うえ・下した）』, 2008, 創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ（鍛治かじ靖子やすこ訳やく）, ISBN 978-4-488-58704-8/ISBN 978-4-488-58705-5
    • The Hallowed Hunt, 2005 - 『影かげの王国おうこく（上うえ・下した）』, 2012, 創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ（鍛治かじ靖子やすこ訳やく）, ISBN 978-4-488-58704-8/ISBN 978-4-488-58707-9
    • ペンリック・シリーズ(五ご神かみ教きょうシリーズの設定せっていで書かかれた中編ちゅうへんシリーズ)
      • Penric's Demon, 2015 - 『ペンリックと魔ま』(創そう元もと推理すいり文庫ぶんこ『魔術まじゅつ師しペンリック』,2021, ISBN 978-4-488-58714-7 収録しゅうろく)
      • Penric and the Shaman, 2016 - 『ペンリックと巫みこ師し』(創そう元もと推理すいり文庫ぶんこ『魔術まじゅつ師しペンリック』収録しゅうろく)
      • Penric's Mission, 2016 - 『ペンリックの使命しめい』(創そう元もと推理すいり文庫ぶんこ『魔術まじゅつ師しペンリックの使命しめい』収録しゅうろく)
      • Penric's Fox, 2017 - 『ペンリックと狐きつね』(創そう元もと推理すいり文庫ぶんこ『魔術まじゅつ師しペンリック』収録しゅうろく)
      • Mira's Last Dance, 2017 - 『ミラのラスト・ダンス』(創そう元もと推理すいり文庫ぶんこ『魔術まじゅつ師しペンリックの使命しめい』収録しゅうろく)
      • The Prisoner of Limnos, 2017 - 『リムノス島とうの虜囚りょしゅう』(創そう元もと推理すいり文庫ぶんこ『魔術まじゅつ師しペンリックの使命しめい』収録しゅうろく)
      • The Orphans of Raspay, 2019 - 『ラスペイの姉妹しまい』(創そう元もと推理すいり文庫ぶんこ(鍛冶かじ靖子やすこ訳やく))『魔術まじゅつ師しペンリックの仮面かめん祭さい』,2023,ISBN 978-4-488-58716-1 収録しゅうろく)
      • The Physicians of Vilnoc, 2020　- 『ヴィルノックの医師いし』(創そう元もと推理すいり文庫ぶんこ(鍛冶かじ靖子やすこ訳やく))『魔術まじゅつ師しペンリックの仮面かめん祭さい』,2023,ISBN 978-4-488-58716-1 収録しゅうろく)
      • Masquerade in Lodi, 2020　- 『ロディの仮面かめん祭さい』(創そう元もと推理すいり文庫ぶんこ(鍛冶かじ靖子やすこ訳やく))『魔術まじゅつ師しペンリックの仮面かめん祭さい』,2023,ISBN 978-4-488-58716-1 収録しゅうろく)
      • The Assassins of Thasalon, 2021 (未み訳わけ)
      • Knot of Shadows, 2021 (未み訳わけ)
      • Demon Daughter, 2024 (未み訳わけ)
  • 死者ししゃの短剣たんけんシリーズ（英語えいご版ばん）(The Sharing Knife）
    • Beguilement, 2006- 『惑まどわし』, 2008, 創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）, ISBN 978-4-488-58708-6
    • Legacy, 2007- 『遺産いさん』, 2010, 創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）, ISBN 978-4-488-58709-3
    • Passage, 2008 - 『死者ししゃの短剣たんけん　旅路たびじ（上うえ・下した）』, 2011, 創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）, ISBN 978-4-488-58710-9 / ISBN 978-4-488-58711-6
    • Horizon, 2009 - 『死者ししゃの短剣たんけん　地平線ちへいせん（上うえ・下した）』, 2013, 創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ（小木曽こぎそ絢子あやこ訳やく）, ISBN 978-4-488-58712-3 / ISBN 978-4-488-58713-0
    • Knife Children, 2019 (未み訳わけ)

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 『戦士せんし志願しがん』は1986年ねん8月がつ、『名誉めいよのかけら』は1986年ねん6月がつの刊行かんこう。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

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外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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