(Translated by https://www.hiragana.jp/)
UNO (ゲーム) - Wikipedia コンテンツにスキップ

UNO (ゲーム)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
UNO
種類しゅるい脱落だつらくがた
人数にんずう2-10にん
対象たいしょう年齢ねんれい7さい以上いじょう
枚数まいすう108 - 112まい
プレイ時間じかん10ふん
うん要素ようそこう

UNO(ウノ)は、トランプゲームやクレイジーエイトあそびやすく改良かいりょうしたカードゲームスペインまたはイタリア数字すうじの「1」を意味いみする「uno」が名前なまえ由来ゆらいである。アメリカンページワンにもよくている。

1971ねんアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくオハイオしゅう理髪りはつてんいとなむマール・ロビンスにより考案こうあんされ、1979ねんひろ発売はつばいされて人気にんきとなった。ほんゲームは専用せんようのカードをもちい、くばられた手札しゅさつはやく0まいにしたもの勝者しょうしゃとなるゲームだが、対戦たいせん相手あいて妨害ぼうがいするやくさつ存在そんざいすることと、のこ手札しゅさつが1まいとなったときに「Uno」と宣言せんげんしなければならないことが特徴とくちょう世界せかい80かこくでこれまでに1おく5000まん販売はんばいされている。かつて日本にっぽんでも1979ねん発売はつばいでトミー(現在げんざいタカラトミー)からの販売はんばいであったが、現在げんざいマテル権利けんり保有ほゆうしており、日本にっぽんではマテル・インターナショナルから発売はつばいされている。ほかにも、コンピュータソフトばんや、専用せんようカードの特徴とくちょうのゲームと融合ゆうごうさせたもの、オリジナルルールやオリジナルカードを採用さいようしたバリエーションも存在そんざいする。

ひとつのUNOセットには108 - 112まいのカードがある。ながらく標準ひょうじゅんは108まいであったが、2016ねんのリニューアルばんより4まいあらたなカードが追加ついかされ、標準ひょうじゅんは112まいとなった。ただし後述こうじゅつ派生はせいばんにはこの4まいしんカードがふくまれていないことおおい。

カードの種類しゅるい

[編集へんしゅう]
UNOのカード
UNOのカード

UNOで使用しようされるカードには数字すうじカードと記号きごうカードがある。カードは一部いちぶのぞいてあおあか黄色おうしょくみどりよんしょく色分いろわけされている。記号きごうカードは1990年代ねんだいまでアルファベットで表示ひょうじされていたが、のちにピクトグラムに移行いこうしている。

  • 数字すうじカード - ぜん76まい
    • 0 - 9の数字すうじかれている。0はかくいろいちまい、1 - 9はかくいろまいずつある。
  • Draw Two (ドロー2) カード - ぜん8まい
    • 特殊とくしゅカードのひとつ。かくいろまいある。このカードをしたひとつぎ順番じゅんばんひとがカードをまいく。
  • Reverse (リバース) カード - ぜん8まい
    • 特殊とくしゅカードのひとつ。かくいろまいある。ゲームのプレイ順番じゅんばん逆転ぎゃくてんさせる。みぎまわりで進行しんこうしていればひだりまわりに、ひだりまわりで進行しんこうしていればみぎまわりになる。
  • Skip (スキップ) カード - ぜん8まい
    • 特殊とくしゅカードのひとつ。かくいろまいある。このカードをしたひとつぎ順番じゅんばんひとはスキップ(順序じゅんじょばされる)され、さらにつぎひと順番じゅんばんまわる。
  • Wild (ワイルド) カード - 4まい
    • 特殊とくしゅカードのひとつで、のカードがなにであってもすことができる。したひと自由じゆうにカードのいろえることができる。したひとはこれでわり、つぎひとからえたいろす(あおならあおあかならあか…)
  • Wild Draw Four(ワイルド ドロー4)カード - 4まい
    • 特殊とくしゅカードのひとつで、のカードがなにであってもすことができる。したひと自由じゆうにカードのいろえられると同時どうじに、つぎひとやまさつからカードを4まいかせることができる。いたカードをてることはできない。いたひとつぎひと順番じゅんばんうつる。ただし、Wild Draw Four以外いがいせるカード(おなしょく数字すうじ記号きごうカード、およびWildカード)が手持てもちにある場合ばあい使つかうことができないが、反則はんそくしてだますことができる(後述こうじゅつ[1]
  • Wild Swap Hands (とりかえっこワイルド)カード - 1まい (2016ねんリニューアルばんから追加ついか[2]
    • 特殊とくしゅカードのひとつで、のカードがなにであってもすことができる。したひときな相手あいてとカードをすべて交換こうかんできる。
    • 2017ねんリニューアルばんで「シャッフルワイルド」にわるかたち廃止はいしとなった。
  • Wild Shuffle Hands (シャッフルワイルド)カード - 1まい (2017ねんリニューアルばんから追加ついか[3]
    • 特殊とくしゅカードのひとつで、のカードがなにであってもすことができる。全員ぜんいんのカードをあつめてシャッフルすることができるカード。シャッフルしたカードからまたあらたに1まいずつを全員ぜんいんくばって再開さいかいとなる。
  • Wild Customizable (しろいワイルド)カード - 3まい (2016ねんリニューアルばんから追加ついか[2]
    • 特殊とくしゅカードのひとつで、のカードがなにであってもすことができる。したひときなルールをむことができるカード。ルールはなんめる。

以下いか取扱とりあつかい説明せつめいしょ参考さんこうとして記述きじゅつしている[4]

  1. プレイ可能かのう人数にんずうは2〜10にん程度ていど(4〜6にん最適さいてき)。
  2. いちまいずつカードをうらきのままいて、もっとおおきい数字すうじ記号きごうカードは0としてあつかう)のプレイヤーがディーラーとなる。またディーラーめはジャンケンでもよい。
  3. 各人かくじんに7まいずつカードをくば手札しゅさつとする。のこりのカードはかさねて中央ちゅうおうく(これをやまさつという)。
  4. やまさつ一番いちばんじょうのカードをめくり、やまさつ付近ふきんのエリア(ぶ)にく(これをさつという)。
    • ただし、いたカードが Wild Draw Four カードだった場合ばあいはカードをやまさつもどしシャッフルし、さつきなおす。それ以外いがいのカードだった場合ばあいはたとえそれが記号きごうカードであった場合ばあいでもそれがさつとなる。
  5. さつまったら、以下いかのようにゲームをはじめる。
    • さつ数字すうじカードだった場合ばあい、ディーラーのひだりとなりのプレイヤーから時計とけいまわりにはじめる。
    • さつが Wild カードだった場合ばあい、ディーラーのひだりとなりのプレイヤーがいろ指定していして時計とけいまわりにはじめる。
    • さつが Reverse カードだった場合ばあい、ディーラーからはん時計とけいまわりにはじめる。
    • さつが Skip カードだった場合ばあい、ディーラーのひだりとなりのプレイヤーはばされ、そのまたひだりとなりのプレイヤーから時計とけいまわりにはじめる。
    • さつが Draw Twoカードだった場合ばあい、ディーラーのひだりとなりのプレイヤーはやまさつからカードを2まいいたうえで(すなわち9まいからのスタートとなる)、そのまたひだりとなりのプレイヤーから時計とけいまわりにはじめる。
  6. 自分じぶんばんになったら、手札しゅさつなかからいろ数字すうじ記号きごう)のいずれかがさつ一致いっちするカードを1まいじょうさつかさねてすか、やまさつからカードを1まいくかのいずれかのアクションをおこなう。(れいとしてさつあおの2の場合ばあいは、青色あおいろのカードまたは2のカードまたはワイルドカードがせる。)おな数字すうじ記号きごう)のカードを複数ふくすうっている場合ばあいでも複数ふくすうまとめてすことはできない[5]。なお、せるカードがない場合ばあいやまさつからカードを1まいほうしかえらべない(せるカードがある場合ばあいでもこちらをえらんでもよい)。やまさつからカードをほうえらんだ場合ばあいいたカードがさついろ数字すうじ記号きごう)のいずれかが一致いっちするならそのカードをすこともできる(さなくてもよい)。ただし、いたカード以外いがいのカードをすことはできない。さつ変化へんかした場合ばあい、つぎのばんのプレーヤーはあたらしいカードがさつとなるので、今度こんどはそのさついろ数字すうじ記号きごう)のいずれかに一致いっちするカードをすことになる(みどりの1のカードがさつのとき、あかの1をしたらつぎプレーヤーはあかのカードか1のカードがあればすことができる)。ただし、記号きごうカードや特殊とくしゅカードがされた場合ばあい以下いかしたがう。
    • Reverseカードがされた場合ばあい、プレイじゅん現在げんざい方向ほうこうとは反対はんたい方向ほうこうとなる。2人ふたりでプレイしている場合ばあい自分じぶん連続れんぞくしてプレイすることとなりSkipとおな効果こうかとなる。
    • Skipカードがされた場合ばあいプレーヤーのばんばすこと(つまり1かいやすみ)となる。2人ふたりでプレイしている場合ばあい自分じぶん連続れんぞくしてプレイすることとなる。
    • Draw Twoカードがされた場合ばあいプレーヤーに無条件むじょうけんやまさつから2まいらせる(2まいらされたプレーヤーのばんはそれで終了しゅうりょうし、にカードをすことはできない。また、Draw TwoカードやWild Draw Fourカードをっている場合ばあいでもそれをしてつぎひと効果こうかけることはできない。これはWild Draw Fourカードのとき同様どうよう[5])。
    • Wildカードは、さつかかわりなくすことができるカードで、さついろ指定していできる。
    • Wild Draw Fourカードは、手札しゅさつせるカードがWild Draw Four以外いがいにない場合ばあい(つまり、おなしょく数字すうじ記号きごうカード、およびWildカードがないとき)にすことができる[1]せるカードが手札しゅさつにあってもっていないふりをしてすことは可能かのうだが、チャレンジをされるとペナルティ。)。さついろ指定していでき、プレーヤーにやまさつから4まいらせることができる。
      • プレーヤーは、Wild Draw Fourカードをしたもの本当ほんとうにルールどおしたか手札しゅさつをチェックすることができ(これを「チャレンジ」という)[6]、その内容ないようおうじてどちらかのプレーヤーに以下いか追加ついかペナルティがせられる。なお、Draw TwoカードやWild Draw Fourカードをっている場合ばあいでもそれをしてつぎひと効果こうかけることはできない[5]
        • チャレンジ成功せいこう手札しゅさつにWild Draw Fourカード以外いがいせるカードがあるにもかかわらずWild Draw Fourカードをしていたことを見破みやぶった場合ばあい、チャレンジ成功せいこうとなりWild Draw FourカードをしたプレーヤーはしていたWild Draw Fourカードを手札しゅさつもどし、っていたせるカードをし、ペナルティとしてやまさつからの4まいのカードをかなければならない。そのなおしたカードをチャレンジされたプレイヤーがしたものとして続行ぞっこうする(数字すうじカードの場合ばあいはそのままチャレンジしたプレイヤーのばんになるが、記号きごうカードの場合ばあいはその効果こうか処理しょりおこなう)。
        • チャレンジ失敗しっぱい…Wild Draw Fourカードをしたプレーヤーの手札しゅさつに、Wild Draw Fourカード以外いがいせるカードがなかった場合ばあいチャレンジ失敗しっぱいとなり、Wild Draw Fourカードでかされるぶんの4まいくわえチャレンジ失敗しっぱいのペナルティとしてさらに2まいくわえた合計ごうけい6まいやまさつかららされ、にカードをすことはできずにプレーヤーにばんうつる。
  7. やまさつがなくなったら、一番いちばんじょうさつのこし、ディーラーがよくシャッフルしたのちディーラーのひだりとなりのプレイヤーがカットやまさつとする。
  8. 手札しゅさつのこり1まいになったら「Uno」と宣言せんげんしなければならない。宣言せんげんわすれたプレーヤーはやまさつから2まいらなければいけない。ただし、つぎのカードがされるか、やまさつのカードがられるまでにのプレーヤーに指摘してきされなかった場合ばあいはペナルティは発生はっせいしない。しかし、にカードをすこと(はなしてから)と同時どうじいちまいになりのプレーヤーがカードをそうとする様子ようすはじまるまえには宣言せんげんわすれたと判断はんだんすることはできない。
  9. だれ1人ひとり手札しゅさつすべてなくしたらその時点じてんで1ゲーム終了しゅうりょうのこったものたちでつづけてプレイすることはせず[5]やくさつ処理しょりをしたうえで、各人かくじんのこ手札しゅさつ内容ないようおうじた点数てんすう獲得かくとくする。なお、最後さいごにあがる手札しゅさつ制限せいげんはなく、なんのカードであがっても[6]

点数てんすう

[編集へんしゅう]

点数てんすう計算けいさん方法ほうほうは、国際こくさいルールと日本にっぽんルールがある。カードには下記かきのとおり点数てんすうさだめられているのは共通きょうつうだが、国際こくさいルールは敗者はいしゃ全員ぜんいんのこったカードの点数てんすう合計ごうけいした点数てんすう勝者しょうしゃ加算かさんされるのみである(点数てんすうることはい。また敗者はいしゃ一律いちりつ0てん)のにたいし、日本にっぽんルールはかく敗者はいしゃのこったカードの点数てんすうをそれぞれ減算げんざんしてそのぶん勝者しょうしゃ加算かさん移動いどう)するようになっている。国際こくさいルールは500てん先取せんしゅ日本にっぽんルールは回数かいすうせい説明せつめいしょでは5ラウンド)である。なお、おそくとも2020ねんの「UNO Minimalista」からは日本にっぽんばんでも国際こくさいルールを採用さいようしている。

  • 0 - 9のカード : その数字すうじ点数てんすう
  • スキップ・ドロー2・リバース : 20てん
  • とりかえっこワイルド・シャッフルワイルド・しろいワイルド : 40てん
  • ワイルド・ワイルド ドロー4 : 50てん

ハウスルール

[編集へんしゅう]

非公式ひこうしきルールとして、下記かきのようなものがある。浸透しんとうしすぎてこちらが公式こうしきルールだとおもんでいるひとおおいルールもある。一部いちぶのルールは公式こうしきてき認定にんていされており、コンピュータゲームばんではオプションでえることができる。

ゲーム開始かいしのルール

[編集へんしゅう]
  • はじめるときのカードは数字すうじのみとする(この場合ばあい最初さいしょ記号きごうカードが場合ばあいは Wild Draw Fourカードだった場合ばあいあつかいと同様どうようである)[7]
  • ディーラーをめずに最初さいしょのカードをいたのちジャンケンをして最初さいしょのプレイヤーをめる[7]

特定とくていのカードの効果こうかかんするルール

[編集へんしゅう]
  • Drawけいカードがされた場合ばあいおなじDrawけいカードせば回避かいひ可能かのうである。この場合ばあい枚数まいすう累積るいせきされていく。また、このときにWild Draw Fourカードがされた場合ばあいでもチャレンジができない。Draw Twoカードがされたとき、Wild Draw Fourカードでかさねることも可能かのうだが、そのぎゃくはできない。
    • UNO公式こうしきTwitterアカウントではこれらは公式こうしきではできないと明言めいげんされている[8]。しかし、アメリカンページワンクレイジーエイト類似るいじルールが存在そんざいするためか、UNOでも可能かのう誤解ごかいされていることがおおい。
    • 指定していされたいろ一致いっちする場合ばあいかぎり、Wild Draw FourカードがされたのちにDraw Twoカードをすことをみとめるルールや、Wild Draw FourカードにたいしてDraw Twoカードが無条件むじょうけんせるルール、ぎゃくにWild Draw FourカードにはWild Draw Fourカードでしかかさねられないルールも存在そんざいする。
    • 公式こうしきではスタッキングとばれている。
  • 旧式きゅうしきのUNOカードは特殊とくしゅカードがピクトグラムではなくアルファベットであったため、「0」をOpenOとみなしそのカードをしたプレイヤーがほかのプレイヤー全体ぜんたいにその時点じてんでのすべての手札しゅさつ公開こうかいする。
  • Wild Draw Fourカードがたときの「チャレンジ」のルールを一切いっさい採用さいようしない[7]
  • 0のカードをされた場合ばあい全員ぜんいん自分じぶん手札しゅさつすべいまゲームが進行しんこうしている方向ほうこうつぎのプレイヤーにわたすルールを採用さいよう

カードのかたかんするルール

[編集へんしゅう]
  • 自分じぶんばんにおいていろ数字すうじ一致いっちする同一どういつ数字すうじカードはいちてることができる。また、記号きごうカードはかならず1まいずつ、もしくはいちてることができる。
    • これをみとめた場合ばあいがるさいに「Uno あがり」などとがりを宣言せんげんしなければならないルールもある(UNO stopといういいかたもある)。宣言せんげんわすれたものやまさつから2まいるペナルティをけることになる。
    • それ以外いがいに、あがるさいは1まいかぎ場合ばあいもある。
    • 手札しゅさつのこ枚数まいすうかぎらず、最後さいごに2まいどういちカードをしてあがることが可能かのうなときもウノ宣言せんげんする。宣言せんげんしていなかった場合ばあいはペナルティはないが、あがることもできず、カードは1まいのみしかてることはできない。
    • Skipカードを複数ふくすうして何人なんにんばせるルールをもうける(おな種類しゅるいのカードをすことで、さらにつぎのプレイヤーに効果こうかをなすりつけることができる)。
      • この場合ばあい順番じゅんばんをスルーされる回数かいすうえていく。なお、Skipのみ回避かいひ不能ふのう場合ばあいおおい(カードを権利けんり自体じたいがスキップされるかんがえ)。
      • Drawけい、Skipの同時どうじしの場合ばあい効果こうか加算かさんされてあらわれる。Skipの加算かさんは、「xまいで2xさきのプレイヤーまでにSkip」というタイプと、「xまいでxさきまでのプレイヤーにSkip」というタイプと、自分じぶんつぎのプレイヤーにぜん効果こうかがあらわれる「xまいでxかいしゅばんうばわれる」といったタイプがかんがえられる。
      • Drawけい場合ばあいで、Wild Draw Fourカードがされた場合ばあい指定していされたいろのDraw Twoカードが手札しゅさつにある場合ばあいはDraw Twoカードをすことができる。この場合ばあい枚数まいすう累積るいせきされる[7]
      • Draw TwoカードもしくはWild Draw Fourカードをされた場合ばあい同色どうしょくのReverse、またはSkipをして回避かいひすることができる。この場合ばあい枚数まいすう累積るいせきされたままつぎひとばんになる。

Reverseで回避かいひする場合ばあい、ドローがえしとまえのプレイヤーが累積るいせきされた枚数まいすうることになり以降いこうReverse効果こうかばんぎゃくまわりになる。 Skipで回避かいひした場合ばあい、ドロー回避かいひ通常つうじょうのSkipではなく自分じぶんをSkip(ドロー回避かいひ)させて、つぎひと累積るいせきされた枚数まいすうのカードをくことになる。 Draw TwoカードもしくはWild Draw Fourカードをされた場合ばあい手札しゅさつからWildのカードをして、ドローけいカードの枚数まいすう累積るいせきをチャラにし、いろ指定していしたらつぎのプレイヤーから通常つうじょうプレイで続行ぞっこうする「ドローつぶし」とうルールもある。ダークスキップやスキップエブリワンで回避かいひする場合ばあい、ドローブーメランと自分じぶんふくめたほかぜんプレイヤーをドロー回避かいひさせて、ブーメラン効果こうかまえのプレイヤーに累積るいせきされた枚数まいすうドローさせる。

  • かくプレイヤーは1ラウンドに3かいまでカードをうらにしたまま、さついろおなしょくのカードとしてすことができる。ただしウノ宣言せんげんのときにはうらにしてすことはできない。および処理しょりわっていないドローけいカードのうえにもてられない。つぎのプレイヤーはうらのカードの直前ちょくぜんのカードのいろおなしょくのカードかワイルドけいカードのみがすことができる。カードの数字すうじ記号きごう無視むしされる。
    • うらにしてカードをてたとき、のプレイヤーが、そのカードのいろ本当ほんとうさついろことなる(数字すうじ記号きごう無関係むかんけい)と判断はんだんしたとき、つぎのプレイヤーがカードをすまでのあいだに“ダウト”を宣言せんげんできる。これは最初さいしょ宣言せんげんしたプレイヤーにのみ権利けんりがある。ダウトしたプレイヤーは、まずペナルティとしてしたいカードの枚数まいすう提示ていじする。このときダウトされたプレイヤーには3つの選択肢せんたくしがある。
      1. 相手あいて枚数まいすう同意どういしてコールする
      2. さらに枚数まいすうをつりあげてレイズする
      3. 降参こうさんしてドロップする
    レイズした場合ばあい相手あいてふたたびコール、レイズ、ドロップの選択せんたくけんち、これを交互こうごってゆく。提示ていじまたはレイズできるペナルティのカード枚数まいすうは2〜5まいとなる。
    • 両者りょうしゃ同意どういしてコールとなったら、カードをひょうにしていろをチェックする。おなしょくならダウトしたがわけとして、コールした枚数まいすうをペナルティとしてやまさつからとる。ぎゃくちがいろならダウトされたがわけとして、コールした枚数まいすうをペナルティとしてやまさつからとることにくわえて、うらにしてしたカードも手札しゅさつもどす。このとき、うらにしてしたカードがワイルドけいカードだったときは無条件むじょうけんにダウトされたがわけとなる。
    • ドロップする場合ばあい直前ちょくぜん自分じぶん提示ていじした枚数まいすうやまさつからひく。なお、ドロップの最低さいていペナルティーは2まいとする。ダウト直後ちょくご、すぐにドロップするときは自動的じどうてきに2まいとなる。ダウトしたがわがドロップしたときはうらきのカードはそのままでゲームが再開さいかいされる。ダウトされたがわがドロップしたときはカードはうらのまま手札しゅさつもどす。
    • 処理しょり終了しゅうりょううらでカードをしたひとつぎひとばんになる。ダウトしたカードがただしいカードだったときは、それをあらたなさつとする。

がりかたかんするルール

[編集へんしゅう]
  • がるときに Stop の宣言せんげんをしなければならない。宣言せんげんわすれたものやまさつから2まいるペナルティをける。
  • 特殊とくしゅカードでのがりに制限せいげんもうける。もしくは特殊とくしゅカードでのがりをみとめず、数字すうじ1まいのみでしかがれなくするルールもある[7]
    • まんいち特殊とくしゅカードでがってしまった場合ばあい、2まいカードをいてゲーム続行ぞっこうとなることがある。
  • 手札しゅさつ合計ごうけいすうがりのべつ条件じょうけんとする。
  • 点数てんすうせいにせず、がったものからじゅんにゲームからけていき、のこったものでそのままの手札しゅさつでゲームを続行ぞっこうし、最後さいごの1めい最下位さいかい敗者はいしゃ)が決定けっていするまでつづける(この場合ばあい手札しゅさつによってはゲーム終了しゅうりょうまでに時間じかんがかかってしまう)[7]
  • カードごとに固有こゆう点数てんすうもうけず、たんだれかががったときのカードの「枚数まいすう」で点数てんすうけをおこなう(点数てんすう計算けいさん簡略かんりゃくしたルール。しかし、Wild Draw Fourなど点数てんすうたかしづらいカードの処理しょりのタイミングとう、ゲームせい若干じゃっかんがる)。
  • Uno の宣言せんげんわすれたときにペナルティとしてやまさつから枚数まいすうちがい。1まい、4まい、6まい(すでにっている1まい+6まい=7まい、つまりゲーム開始かいし状態じょうたいもどされる)、極端きょくたん場合ばあいには13まいなど。

コンピュータゲーム

[編集へんしゅう]

マテルからライセンスをけたコンピュータゲームばんトミーゲームロフトなどから発売はつばいされている。一部いちぶはオンライン対戦たいせん可能かのう最大さいだい4にん一部いちぶ機種きしゅのみ6にん)で対戦たいせんができる。プレイヤーの識別しきべつはあらかじめあたえられたいろとマークをわせるが、一部いちぶ機種きしゅではつぎのようなこともできる。

  • PlayStation 3はんWiiはんではそれぞれのアバター(Wiiの場合ばあいMii)を使用しようすることができる。
  • ニンテンドーDSiはんでは写真しゃしんDSiカメラ保存ほぞんされている写真しゃしんではなく、あたらしくるもの)をってそれをマークとして使用しようすることができる。

特徴とくちょう以下いかのとおり。

  • 累積るいせき(ペナルティ)ルールが有効ゆうこう場合ばあい累積るいせきできるのはおなじマークのカードのみである。つまり、Draw Twoカードを回避かいひする場合ばあいおなじDraw Twoカードが必要ひつようであり、Wild Draw Fourカードでは回避かいひできない。
    • なお、Wild Draw Fourカードで累積るいせきされてもチャレンジが可能かのうであり、チャレンジが成功せいこうした場合ばあい最後さいごしたプレイヤーがWild Draw Fourカードの枚数まいすう×4まいくことになる。ぎゃく失敗しっぱいすると、チャレンジをしたプレイヤーがこれにくわえ2まいくことになる。
      • れいとして、Wild Draw Fourカードが2まいされたときにチャレンジをけた場合ばあい成功せいこうなら最後さいごにWild Draw Fourカードをしたプレイヤーが8まいく。失敗しっぱいならチャレンジをしたプレイヤーが10まいく。
  • Wild Draw Fourカードのチャレンジは、コンピューターがチェックをおこなうため、相手あいてのカードをることができない。チャレンジが成功せいこうした場合ばあいでも、Wild Draw Fourカードはされたままであり、そのとき指定していしたいろ有効ゆうこうである。
  • ジャンプルールを搭載とうさい。これは、数字すうじ(マーク)といろまったおなじカードがされたときに、そのときの順番じゅんばん関係かんけいなく即座そくざせるルールである。
    • 特殊とくしゅカードがされた場合ばあい、1まい効果こうかされる。(累積るいせきルールが有効ゆうこう場合ばあい、Draw TwoカードまたはWild Draw Fourカードの効果こうかされずに累積るいせきされる。)
  • UNO 7-0ルールを搭載とうさい。7をしたときに、指定していした相手あいてすべてのカードの交換こうかんおこない(2016ねんリニューアルばんでの「とりかえっこワイルドカード」とほぼおな効果こうか)、0をしたときに、つぎ順番じゅんばんのプレイヤーにすべてのカードをわたし、まえ順番じゅんばんのプレイヤーのすべてのカードをるものである。ただし、0または7をしたときは強制きょうせい交換こうかんする(7をだしても交換こうかんしないなどの選択肢せんたくしはない)。
  • スマートフォンばんは2018ねん7がつ終了しゅうりょうすることがアナウンスされた。

メディアクエストばん

[編集へんしゅう]

セガサターンから『UNO DX』(1998ねん1がつ29にち発売はつばい)、PlayStationから『UNO』(1998ねん4がつ2にち発売はつばい)がメディアクエストより発売はつばい

PSばん電撃でんげきPlayStationDPSソフトレビューでは70、70の140てん[9]。レビュアーはこまかいルール設定せってい可能かのうでキャラクターがいいあじしていて全体ぜんたいてきにはわるくなく友達ともだちとの勝負しょうぶそなえてうでみがくのにいいかもしれないとしたが、対戦たいせんちゅうのキャラたち台詞せりふとリアクションはばせずひかえめに設定せっていすることもできるがそれでもちょっとながくてルールによっては長時間ちょうじかん対戦たいせんすることもあるのでそのあたりをかんがえてほしかったとし、2人ふたり協力きょうりょくプレイは基本きほん多人数たにんずうでするあそびなためつらいとしたものあつくなれるとしたものかれた[9]

マイクロソフトばん

[編集へんしゅう]

マイクロソフトはんXbox 360専用せんようであり、Xbox Live Arcadeでダウンロード販売はんばいしている。現在げんざいWindows 8以降いこうアプリとしても無料むりょうダウンロードが可能かのう

  • 基本きほん無料むりょうでプレイが可能かのう。ただしプレイには仮想かそうクレジット「トークン」が必要ひつよう
  • トークンは「TOPでゲームをクリアする」、「レベルアップする」、「一定いってい時間じかんおこなえるスクラッチ」、「フレンドからのプレゼント」、「課金かきん」などにより回復かいふくさせることが可能かのう
  • 基本きほんはランダムにえらばれたぜん世界せかいのプレイヤーと4にん対戦たいせんおこなう。またフレンド同士どうしでルームを作成さくせいしてプレイすることも可能かのう。(どちらの場合ばあいも2トークンが必要ひつようになる)
  • 使用しようしたプレイヤーが有利ゆうりになるミラー、ダンプなどといったイカサマITEMが存在そんざいし、公式こうしきルールのみであそべないマッチングになる場合ばあいもある。
  • サーバーのラグなどにより、自分じぶんのターンがきてもカードがせずにタイムオーバーで自動じどうでカードがえらばれる場合ばあいもある。

Mattel163はん

[編集へんしゅう]

スマートフォンばんとして2019ねん1がつ18にちよりリリースが開始かいしされた。通常つうじょうのUNOルールである「クラシック」とスタッキングをはじめとするスペシャルルールが採用さいようされる「GOワイルド」がある。

  • マイクロソフトばん同様どうよう基本きほん無料むりょう。プレイするにはコインが必要ひつようであり、それは倍率ばいりつがるにつれてその必要ひつようコインはたかくなる。
  • 勝利しょうりすると相手あいて得点とくてんぶんのコインがもらえるが、けると自分じぶん得点とくてんぶんのコインをうしなう。これは倍率ばいりつがるたびにおおきくなる。
    • 2になったときも勝利しょうりあつかいとなる。
  • 2vs2ルールを搭載とうさい。これは、パートナーとタッグをおこな対戦たいせんである。ちなみにパートナーの手札しゅさつることが可能かのう
  • 週末しゅうまつではさらなる追加ついかルールが追加ついかされた「ウィークエンドGOワイルド」がある。
  • このゲーム限定げんてい特殊とくしゅカードが存在そんざいする。
    • ディスカードオールカード:おなしょくのカードを一気いっきてることが出来できる。派生はせいとして2しょくぶんのカードを一気いっきてる「ダブルディスカードオールカード」がある。
    • ワイルドトラップカード:このカードがされたのちつぎにカードをさいは、これらにくわえて3まいぶん追加ついかでカードをく。
    • ワイルドバルーンカード:このカードがされると、風船ふうせんりてきて、れるたびにそのプレイヤーは2まいかなければならない。風船ふうせん破裂はれつするタイミングはそれぞれ独立どくりつしており、すべての風船ふうせん同時どうじ破裂はれつするとはかぎらない。なおこのカードは「ワイルド」と名乗なのっているが、すべてのいろ対応たいおうできない。
    • ワイルドパンチカード:リバースの効果こうかくわえ、ドローけい効果こうかまえひとにはねかえ効果こうかがある。

関連かんれん商品しょうひん

[編集へんしゅう]
  • UNO H2O - プラスチックせいで、屋外おくがいなどよごれやすい環境かんきょうでも利用りようできる。
    • Wild Downpour【英語えいご土砂降どしゃぶ意味いみ】カード(日本語にほんごばんでは「ワイルドドボンカード」):このUNO限定げんてい特殊とくしゅカード。カードをしたひとのぞ全員ぜんいんにカードをやまさつから1または2まいかせるカード。
  • ドラえもんハリー・ポッターディズニーなどのキャラクターをデザインしたコラボバージョンがいくつかある。これらのバージョンでは過去かこたんなる模様替もようがえのようなかたちだったが、現在げんざいではかなら基本きほんの108まいのカードのほか特殊とくしゅ効果こうかつカードが存在そんざいするようになった。
    • ハリー・ポッターばんでのれい[10][11]
      • Howler Wild (ホーラー・ワイルド): したつぎのプレイヤーは手札しゅさつ全員ぜんいん公開こうかいしなければならない。公開こうかいしたのちカードをすことはできず、そのつぎのプレイヤーのばんとなる。
      • Invisibility Wild (インビジビリティ・ワイルド):DrawけいカードやHowler Wildの直後ちょくごし、そのカードの効果こうか無効むこうにすることができる。そのままカードのいろ指定していし、つぎのプレイヤーのばんとなる。なお、先述せんじゅつのカードの直後ちょくごでなくても通常つうじょうのWildカードとして使つかえる。
    • ディズニーばんでのれい[12][13]
      • Sorcerer's Apprentice (魔法使まほうつかいの弟子でし): したプレイヤー以外いがい全員ぜんいんにカードをかせる。枚数まいすうは、1つのちのプレイヤーは1まい、2つのちのプレイヤーは2まいといったように順番じゅんばんのちであるにつれて1まいずつおおくなる。このカードもワイルドカードなので、したプレイヤーはいろ指定していできる。
  • UNO マクドナルド - 2017ねんマクドナルド販売はんばいしているハッピーセットおまけとして、同社どうしゃのオリジナルバージョンにカスタマイズしたものを配布はいふ[14]
  • 伊東いとうUNO - 伊東いとう食卓しょくたくまれた独自どくじルールの解説かいせつつき。
  • UNO Attack - 1999ねん電池でんち仕掛しかけの装置そうちによってくカード枚数まいすう(0 - 15まい)がランダム決定けっていされるしんルールき。こちらは数字すうじカードに0がない。
    • Hit Twoカード:通常つうじょうばんにおけるDraw Twoカードとおな効果こうかつぎひとは2かいボタンをす。
    • Discards Allカード:おなしょくのカードを一気いっきてることが出来できる。
    • Trade Handsカード:きゅうバージョンでの特殊とくしゅカード。基本きほんてきには、とりかえっこワイルドカードや、UNO7-0での7のカードと同様どうように、指定していした相手あいてすべてのカードの交換こうかんおこなう。
    • Wild Hit Fireカード:きゅうバージョンでの特殊とくしゅカード。つぎひとはカードがるまでボタンをつづける。
    • Wild All Hitカード:きゅうバージョンでの特殊とくしゅカード。つぎひとから順番じゅんばんに1かいずつボタンをし、カードがるまでこれをかえす(したひと例外れいがいではない)。
    • Wild Attack-Attackカード:げんバージョンでの特殊とくしゅカード。だれかを指定していして、そのひとに2かいボタンをさせる。
    • Wild Hit Fourカード:げんバージョンのリニューアルで追加ついかされた特殊とくしゅカード。通常つうじょうばんにおけるWild Draw Fourカードとほぼおな効果こうかつぎひとは4かいボタンをす(ただし、チャレンジはない)。
    • しろいワイルドカード:げんバージョンのリニューアルで追加ついかされた特殊とくしゅカード。
  • 大黒おおくろすすむこころざしスペシャルエディション限定げんていばん - UNO大使たいしであるサッカー日本にっぽん代表だいひょう大黒だいこく選手せんしゅ考案こうあんルールがもちいられる。2006ねん限定げんていばん
  • UNO Spin - 2009ねん。カードをく、てるなどの指示しじかれたルーレットが付属ふぞく
  • UNO Robot - 2012ねん。ロボットの指示しじしたがうハウスルールを記載きさいした「ハウスルールカード」がかくいろに1まいづつ追加ついかされている。
  • UNO Dice - 2013ねん。サイコロのにUNOのカードのいろ数字すうじ記号きごうてられており、サイコロをってた「」を「手札しゅさつ」としてウノと同様どうようのルールでサイコロを消費しょうひする。
  • UNO Blast - 2013ねん中央ちゅうおう機械きかい自分じぶんさつしていきけた時点じてんでその全部ぜんぶるスリリングなルールがくわわった。日本にっぽん国内こくないでは発売はつばい
  • UNO Royal Revenge - 2015ねん。UNOに「だい富豪ふごう」の要素ようそ追加ついかされた。指定していされた枚数まいすう王様おうさまきな相手あいてかせたりする独自どくじのカードがある。日本にっぽん国内こくないでは発売はつばい
  • UNO Flash - 2016ねん点灯てんとうするランプが不規則ふきそく回転かいてんする装置そうちによってくプレイヤーがランダム決定けっていされるしんルールき。装置そうち中央ちゅうおうは2あなのトレイになっていて片側かたがわにデッキをれもう片方かたがたさつとなる。ワイルドカードにおける「チャレンジ」は自分じぶんまえのランプをして意思いし表示ひょうじするほか「UNOチャレンジカード」とひかるランプを利用りようした独自どくじルールのカードもある。日本にっぽん国内こくないでは発売はつばい
  • UNO Stucco - 2016ねんジェンガのブロックにいろ数字すうじられており、UNOのルールにしたがってプレイしなければならない。
  • UNO Wild Jackpot - 2016ねん中央ちゅうおうかれたジャックポットをまわすことでドロー4やワイルドなどの効果こうか発生はっせいしたりそのターンに独自どくじのルールが追加ついかされたりする。こちらは数字すうじカードの構成こうせい不規則ふきそくになっている。
  • DOS - 2018ねん。UNOの兄弟きょうだいさくという位置いち設定せってい基本きほんとなるルールはおなじではあるが、おな数字すうじでしかせない、2つわせてその数字すうじになるならせるなど、ざん要素ようそくわわっている。こちらは数字すうじカードに0がないわりに、10がある。
    • Wild DOSカード:どのいろにも対応たいおうできるが、数字すうじは2に固定こてい。UNOシリーズで唯一ゆいいつ数字すうじカードと記号きごうカードをねている。
    • Wild #(ナンバー)カード:どの数字すうじにも対応たいおうできるが、4しょくのうちどれか1しょくしか対応たいおうできない。
  • UNO FLIP! - 2019ねん。「ライトサイド」と「ダークサイド」の2つのサイドをつのが特徴とくちょう。フリップカードがたら全員ぜんいんでカードを裏返うらがえす。こちらは数字すうじカードに0がない。
    • Draw Oneカード、Wild Draw Twoカード:ライトサイド独自どくじ特殊とくしゅカード。基本きほんてきにはそれぞれDraw TwoカードとWild Draw Fourカードとおなじだが、枚数まいすう半分はんぶんとなっている。Wild Draw Twoカードはチャレンジがある。
    • Flipカード:これがされると、ちがうサイドでプレーする。
    • Draw Fiveカード:ダークサイドでの特殊とくしゅカードであり、つぎのプレイヤーはカードを5まいく。
    • Skip Everyoneカード(日本語にほんごばんでは「ダークスキップカード」):こちらもダークサイドでの特殊とくしゅカードであり、したひとがもう一度いちどプレーできる。
    • Wild Draw Colorカード(日本語にほんごばんでは「ダークカラーワイルド」):こちらもダークサイドでの特殊とくしゅカードであり、つぎひと指定していされたいろるまでカードをつづける。こちらもチャレンジがある。
  • UNO Showdown - 2020ねんはや対決たいけつ追加ついかされており、ショーダウンアイコンがあるカードがたら、したひとつぎひとはや対決たいけつをし、けたほうがそのカードをる。
  • UNO Minimalista - 2020ねん。UNOのカードデザインを簡略かんりゃくし、シンプルなとしたもの。ルールは通常つうじょうのUNOとおなじだが、シャッフルワイルド・しろいワイルドがないわりに、ワイルドカードが4まいやされている。もとはブラジルじんデザイナーのWarleson Oliveiraが非公式ひこうしき制作せいさくしたもので、SNSうえでの反響はんきょうChange.orgでの要望ようぼうけ、発表はっぴょうから1かげつ公式こうしき商品しょうひん決定けっていした経緯けいいつ。
  • UNO 50th Anniversary Premium Edition - 2021ねん。ウノ誕生たんじょう50周年しゅうねん記念きねんしたプレミアムエディション。限定げんていカード「ワイルド50/50」がされたら、2人ふたりプレイヤーをえらんで「オモテ」と「ウラ」に指名しめい、50周年しゅうねん記念きねんゴールドコインをトスして、けたひとが4まいカードをかなければならないスペシャル・ルールがある。
  • UNO 50th Anniversary Edition - 2021ねん。ウノの誕生たんじょう50周年しゅうねん記念きねんした限定げんていばん。50周年しゅうねんしゅくして、通常つうじょうのウノより4まい増量ぞうりょうされたスペシャルデザインのかねのワイルドカード8まいり。
  • Mattel Game Uno Iconic 1970s Version - 2021ねん。ウノが誕生たんじょうした1970年代ねんだいのトレンドをデザインに反映はんえいした、50周年しゅうねん限定げんていのスペシャルエディション。
  • UNO All Wild - 2022ねんすべてのカードが『ワイルド』けいのものになっており、Draw Two、Reverse、Skipカードもワイルドけいになっている。
    • Wild Forced Swap(ワイルド強制きょうせいスワップ)カード:基本きほんてきには、とりかえっこワイルドカードや、UNO7-0での7のカードと同様どうように、指定していした相手あいてすべてのカードの交換こうかんおこなう。
    • Wild Skip Two(ワイルドスキップ2)カード:このカードをしたひとつぎ順番じゅんばん2人ふたりはスキップ(順序じゅんじょばされる)され、さらにつぎひと順番じゅんばんまわる。
    • Wild Targeted Draw Two(ワイルド指名しめいドロー2)カード:だれかを指定していして、そのひとに2まいカードをかせる
  • UNO FLEX! - 2023ねん。フレックスカードおよび、ひょうみどりうらあかのパワーカードが追加ついかされており、フレックスカードはフレックスを発動はつどうすることで、いろやルールをえることができる(後述こうじゅつ)。また、ほんさくはカードにえがかれている△のマークのかずいろ識別しきべつすることができる。
    • パワーカード:フレックスが発動はつどう可能かのうかをあらわす。開始かいしかくプレイヤーのまえ全員ぜんいん緑色みどりいろひょうにした状態じょうたいにし、フレックスを発動はつどうしたら、自分じぶんのパワーカードをあか裏返うらがえす。
      • 発動はつどう期間きかん自分じぶんばんにつき、1かいのみ有効ゆうこうで、自分じぶんのパワーカードがあか場合ばあいはフレックスを発動はつどうすることが出来できない。
      • 裏返うらがえしアイコンがあるカードを使用しようした場合ばあいは、自分じぶんのパワーカードをみどりからあかあかからみどり裏返うらがえす。
      • 全員ぜんいんのパワーカードがあかになったときは、全員ぜんいんみどり裏返うらがえす。
    • ワイルドフリップ:Wild (ワイルド) カードのルールにくわえ、全員ぜんいんのパワーカードをみどりからあかあかからみどり裏返うらがえす。
    • フレックスカード:通常つうじょうとフレックスを兼用けんようしており、通常つうじょう中心ちゅうしんいろのルールにしたが
      • フレックス数字すうじカード:2しょく数字すうじカードになっており、フレックスのいろがマッチする場合ばあいはフレックスを発動はつどうすることですことができる。つぎのプレイヤーは通常つうじょういろしたが
      • フレックスドロー2:フレックスを発動はつどうすると、相手あいて全員ぜんいんにカードを1まいずつかせ、つぎのプレイヤーはカードをてることができない。発動はつどうしない場合ばあい通常つうじょうのDraw Two (ドロー2) カード と同様どうようあつかう。
      • フレックスリバース:フレックスを発動はつどうすると、順番じゅんばんぎゃくになり、つぎのプレイヤー1にんばんばす。発動はつどうしない場合ばあい通常つうじょうのReverse (リバース) カードと同様どうようあつかう。
      • フレックススキップ:フレックスを発動はつどうすると、相手あいて全員ぜんいんのターンをばして、もう1自分じぶんのターンをおこなうことができる。発動はつどうしない場合ばあい通常つうじょうのSkip (スキップ) カードと同様どうようあつかう。
      • フレックス ワイルド ドロー2:フレックスを発動はつどうすると、Wild (ワイルド) カードのルールにくわえ、相手あいて2にん指名しめいしてカードを2まいずつかせることができる。発動はつどうしない場合ばあい通常つうじょうのWild (ワイルド) カードと同様どうようあつかう。
      • フレックス ワイルド オールドロー:フレックスを発動はつどうすると、Wild (ワイルド) カードのルールにくわえ、相手あいて全員ぜんいんにカードを2まいずつかせることができる。発動はつどうしない場合ばあい通常つうじょうのWild (ワイルド) カードと同様どうようあつかう。
      • フレックス ワイルド ドロー4:フレックスを発動はつどうすると、Wild Draw Four(ワイルド ドロー4)カードのルールにくわえ、相手あいて4にん指名しめいしてカードを4まいずつかせることができる。このときつぎのプレイヤーが指名しめいされた場合ばあいつぎのプレイヤーは通常つうじょうぶん指名しめい分合わけあわせて8まいかなければならない。発動はつどうしない場合ばあい通常つうじょうのWild Draw Four(ワイルド ドロー4)カードと同様どうようあつかう。
  • UNO PARTY! - 2023ねん推奨すいしょうプレイ人数にんずうが6にん~16にんかつ、カード枚数まいすう通常つうじょうばい程度ていどの224まい大人おとなすうあそぶパーティーゲームとして発売はつばいされた。またほんさくでは、されているカードと、数字すうじいろおなじカードをっている場合ばあい自分じぶんばんでなくてもんですことができる「スピードプレイ」という特別とくべつルールが存在そんざいする。みに成功せいこうすればんだプレイヤーからの順番じゅんばんになるが、失敗しっぱいするとしたカードをもどし、ペナルティとして1まいかなければならない。
    • 進行しんこう方向ほうこうカード:ほんさくのエキストラカードとして登場とうじょうしており、順番じゅんばんあらわしており、Reverse (リバース)カードがされたさいに、カードを裏返うらがえす。
    • リンクしばりカード:ほんさくのエキストラカードとして登場とうじょうしており、後述こうじゅつの「ワイルド リンク」が発動はつどうされたさい使用しようする。
    • 指差ゆびさし:したプレイヤーは「3、2、1!」と、こえしてカウントダウンし、「1!」のタイミングでプレイヤー全員ぜんいんだれかを指差ゆびさす。されたプレイヤーはされた人数にんずうおな枚数まいすうぶん(最大さいだい5まい)かなければならない。
    • ワイルド ミニやま攻防こうぼうせんしたプレイヤーはカードを1まいいて、本来ほんらいさつとはべつにミニやまつくる。
      • 以降いこうのプレイヤーはミニやまでの攻防こうぼうせんとなるが、そのさいおなしょくのカードでしかすことができない(Wild (ワイルド)けいカードもてることができるが、いろえることはできず、記号きごうカードのルールは無視むしされる)。
      • ミニやまおなしょくのカードをっていない場合ばあいは、プレイヤーはミニやままれたカードをすべらなければならない。
      • ったのち本来ほんらいさつやまでの勝負しょうぶもどり、つぎのプレイヤーはミニやまいろしたがう。
      • また、いた最初さいしょの1まいがワイルドけいのカードだった場合ばあい、それ以外いがいのカードがるまでミニやままなければならない。
    • ワイルド リンク:Wild (ワイルド)カードのルールにくわえ、相手あいて2にん指名しめいしてリンクしばりカードを1まいずつくばる。
      • カードをくばられたら、一方いっぽうがカードをたびに、もう一方いっぽうおな枚数まいすうかなければならない。(Draw Two (ドロー2)、Wild Draw Four(ワイルド ドロー4)の場合ばあい同様どうよう。)
      • すでにリンクしばりカードがくばられている場合ばあいは、カードをくばなおし、リンクしなおすことができる。
      • 前述ぜんじゅつの「ゆびし」がされた場合ばあいは、ワイルド リンクが終了しゅうりょうし、リンクが解除かいじょされる。
  • ブロックス シャッフル - 2022ねん。UNOとブロックスをわせたゲーム。UNOのカードとルールでおこなわれながらピースをく。通常つうじょうのUNOとはことなり数字すうじカードはなく、特殊とくしゅカードのみである。
  • DOS Second Edition - 2023ねん。DOSの後継こうけいひんだが、基本きほんてきなルールやカードの種類しゅるいがUNOにちかいものとなっている。
    • ワイルド プレイ2:つぎのプレイヤーは宣言せんげんされたいろを2まいすことが出来できるが、せない場合ばあいはカードを2まいく。
  • UNO: Show'Em No Mercy(日本語にほんごばんでは「UNO ハンパねぇ!」) - 2024ねん。カード枚数まいすう通常つうじょうの1.5ばいの168まいとなっており、これまでハウスルールだったスタッキングがはじめて公式こうしきルールとして採用さいようされ、ほかにも「UNO 7-0[15]」や「っているカードが一定いってい枚数まいすうえると失格しっかく」といったよりきびしいルールが追加ついかされている。
    • ドロー4:Wild Draw Four(ワイルド ドロー4)とおな効果こうかだが、Draw Two (ドロー2)とおなじように4しょくのうちどれか1しょくしか対応たいおうできない。
    • ワイルド リバースドロー4:Reverse(リバース)とWild Draw Four(ワイルド ドロー4)の効果こうか同時どうじこる(ゲームのプレイ順番じゅんばん逆転ぎゃくてんさせ、そのときつぎのプレイヤーがカードを4まいく)。
      • 2人ふたりでプレイしている場合ばあいは、自分じぶんがカードを4まいくため、UNOシリーズでは数少かずすくない自分じぶんがいあたえるカードとなっている。
    • ワイルドドロー6、ワイルドドロー10:つぎのプレイヤーはカードを6まいまたは10まいく。
    • ワイルドカラールーレット:つぎひと指定していされたいろるまでカードをつづける(UNO FLIP!におけるダークカラーワイルドとおな効果こうか)。

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b 海外かいがいばんのルールや後述こうじゅつするコンピューターゲームなどでは、せない条件じょうけんが「おなしょくのカードを手札しゅさつっているとき」のみになっている。
  2. ^ a b カードゲーム「UNO」はつのルール変更へんこう発表はっぴょう、3がつ中旬ちゅうじゅんより2種類しゅるいしんカードを導入どうにゅう”. インサイド (2016ねん3がつ10日とおか). 2016ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  3. ^ 日本人にっぽんじん考案こうあんあたらしいカードが世界せかい公式こうしきルールに!『UNO(ウノ) カードゲーム』リニューアルしん商品しょうひん発売はつばい | マテル・インターナショナル株式会社かぶしきがいしゃのプレスリリース”. prtimes.jp. 2020ねん5がつ1にち閲覧えつらん
  4. ^ ウノ | Mattel Games マテル ゲーム | Mattel マテル”. 2022ねん9がつ19にち閲覧えつらん
  5. ^ a b c d これをよしとするルールも存在そんざいするが、あくまでも公認こうにんルールである(後述こうじゅつ)。
  6. ^ a b これをとするルールも存在そんざいするが、あくまでも公認こうにんルールである(後述こうじゅつ)。
  7. ^ a b c d e f 小野おの法師丸ほしまる (2013ねん4がつ8にち). “られざる? UNO公式こうしきルール”. ニフティデイリーポータルZ. 2014ねん3がつ26にち閲覧えつらん
  8. ^ UNOさんはTwitterを使つかっています: 「If someone puts down a +4 card, you must draw 4 and your turn is skipped. You can’t put down a +2 to make the next person Draw 6. We know you’ve tried it. #UNO https://t.co/wOegca4r0h」 / Twitter 2019ねん7がつ26にち閲覧えつらん
  9. ^ a b 電撃でんげきPlayStation Vol.71 1998ねん4がつ10にちごう 140ページ
  10. ^ Mattel and Fisher-Price Customer Service - Product Detail”. 2021ねん9がつ3にち閲覧えつらん
  11. ^ 42797 : Harry Potter UNO Card Game - English” (pdf). 2021ねん9がつ3にち閲覧えつらん
  12. ^ Mattel and Fisher-Price Customer Service - Product Detail”. 2022ねん4がつ6にち閲覧えつらん
  13. ^ DTD31 : UNO® Disney - English” (pdf). 2022ねん4がつ6にち閲覧えつらん
  14. ^ 人生じんせいゲーム」「UNO」「くろひげ危機きき一発いっぱつ」などがマクドナルドバージョンに! ハッピーセット「オリジナルパーティーゲーム」 11月17にちかね)から期間きかん限定げんてい販売はんばい”. 日本にっぽんマクドナルド株式会社かぶしきがいしゃ (2017ねん11月10にち). 2021ねん12月2にち閲覧えつらん
  15. ^ 公式こうしきでは「0のパス」「7のスワップ」表記ひょうき

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]