二に、三さん

日本語にほんご

別べつ表記ひょうき

• 二三にさん

名詞めいし

二に、三さん（にさん）

1. 二にか三さんくらい。一語いちごであり二三にさんとも書かくが、二に十じゅう三さんと区別くべつするため読点とうてんを入いれた表記ひょうき。
   • 金助きんすけはそれから二に、三さんヵ所しょの用達ようたしを済すませて、その日ひの七ななつごろに今戸いまどの店みせへ帰かえったが、途中とちゅうから胸むねが苦くるしくなって、わが家やへころげ込こむと共ともに倒たおれた。（岡本おかもと綺堂きどう 『廿にじゅう九きゅう日にちの牡丹餅ぼたもち』）
   • 彼かれは、二に、三さん枚まいの衣類いるいを風呂敷ふろしきに包つつんだ。（菊池きくち寛ひろし『恩讐おんしゅうの彼方かなたに』）

関連かんれん語ご

• 一いち、二に
• 三さん、四よん

翻訳ほんやく

訳語やくご

• 英語えいご: a few ^(en), a couple of ^(en)
• 朝鮮ちょうせん語ご: 두세 ^(ko) (duse), 두셋 ^(ko) (duset), 이삼 ^(ko) (isam)
• フランス語ふらんすご: deux ou trois ^(fr)