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扉(トビラ)とは？ 意味や使い方 - コトバンク

扉とびら（読よみ）トビラ

デジタル大辞泉だいじせん 「扉とびら」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご

と‐びら【扉とびら／×闔】

１ 《「戸とと片へんひら」の意い》窓まど・出で入いり口くち・戸棚とだななどにつける開ひらき戸どの戸と。
２ 書物しょもつの見返みかえしの次つぎにある、書名しょめい・著者ちょしゃ名めいなどを記しるしたページ。
３ 雑誌ざっしで、本文ほんぶんにはいる前まえの第だい1ページ。
４ （比喩ひゆ的てきに）ある物事ものごとへの入いり口くち。「宇宙うちゅう時代じだいの扉とびらが開ひらく」「学問がくもんの扉とびら」
[類語るいご]（1）戸と・ドア・シャッター・雨戸あまど・格子戸こうしど・網戸あみど・開ひらき戸ど・引ひき戸ど・繰くり戸と・大戸おおど・妻戸つまど・切きり戸ど・潜くぐり戸ど・枝折しおり戸ど・木戸きど・鎧戸よろいど・門戸もんこ・門扉もんぴ



ひ【扉とびら】［漢字かんじ項目こうもく］

［常用漢字じょうようかんじ］　［音おと］ヒ（呉ご）（漢かん）　［訓くん］とびら
〈ヒ〉両側りょうがわに開ひらく戸と。とびら。「開ひらき扉とびら・柴しば扉とびらさいひ・鉄扉てっぴ・門扉もんぴ」
〈とびら〉「回転かいてん扉とびら」

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精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「扉とびら」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご

と‐びら【扉とびら・闔】

  1. 〘 名詞めいし 〙
  2. ① ( 戸と片へん(とひら)の意い ) 開ひらき戸どの戸と。
    1. [初出しょしゅつの実例じつれい]「良りょう(やや)久ひさ(ひさ)しくして美人びじん(をとめ)有ありて闥(トヒラ)を排はいきて出でづ」(出典しゅってん：日本書紀にほんしょき（720）神代かみよ下か（鴨脚いちょう本ほん訓くん）)
    2. 「慌あわただしく門扉もんぴ(トビラ)をうち敲たたき」(出典しゅってん：読本とくほん・椿つばき説せつ弓張月ゆみはりづき（1807‐11）前まえ)
  3. ② 書物しょもつの見返みかえしの次つぎにあって、標題ひょうだいなどを記しるしたページ。
    1. [初出しょしゅつの実例じつれい]「書籍しょせきのとびらへ印しるし候こう事ごと、明あかりの世よより盛もりに成なり候こう」(出典しゅってん：小津おつ桂かつら窓まど宛あて馬琴ばきん書簡しょかん‐天保てんぽう四よん年ねん（1833）一いち一いち月がつ六ろく日にち)
  4. ③ 雑誌ざっしの本文ほんぶんの前まえにある第だい一いちページ。

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ブリタニカ国際こくさい大だい百科ひゃっか事典じてん 小しょう項目こうもく事典じてん 「扉とびら」の意味いみ・わかりやすい解説かいせつ

扉とびら
とびら

建具たてぐの一種いっしゅ。建築けんちく物ぶつや各かく部屋へやの入口いりくちにつけられて開口かいこう部ぶを閉とじたり，部屋へやを外部がいぶと遮断しゃだんする機能きのうをもつ部分ぶぶん。1枚まい，2枚まい，折おりたたみ式しき，回転かいてん式しきなどがあり，支持しじ部分ぶぶんにばね，ちょうつがい，敷居しきい，滑車かっしゃなどを使つかった引びき扉とびらと押おし開ひらき扉とびらがある。材質ざいしつは木き，金属きんぞく，ガラスなどである。建築けんちくの美的びてき構成こうせい上じょう重要じゅうような部分ぶぶんをなし，装飾そうしょく的てきに扱あつかわれることが多おおかった。特とくにイスラム建築けんちくやゴシック建築けんちくの場合ばあいにはそれが顕著けんちょである。カイロのスルタン・カイト・ベイの廟びょう扉とびら (1472～76，ビクトリア・アンド・アルバート美術館びじゅつかん) や，ロレンツォ・ギベルティ作さくのフィレンツェのサン・ジョバンニ洗礼せんれい堂どう，サンタ・マリア・デル・フィオーレ大だい聖堂せいどうの扉とびら (1403～52) は，代表だいひょう的てきな装飾そうしょく扉とびらの例れいである。また墳墓ふんぼの上あげぶた，厨子ずしの前ぜんぶたなども扉とびらと呼よばれる。

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動植物どうしょくぶつ名めいよみかた辞典じてん　普及ふきゅう版ばん 「扉とびら」の解説かいせつ

扉とびら (トベラ)

学名がくめい：Pittosporum tobira
植物しょくぶつ。トベラ科かの常緑じょうりょく低木ていぼく・小しょう高木たかぎ,園芸えんげい植物しょくぶつ

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デジタル大辞泉だいじせんプラス 「扉とびら」の解説かいせつ

扉とびら

日本にっぽんのポピュラー音楽おんがく。歌うたと作詞さくし・作曲さっきょくはJ-POPグループ、GReeeeN。2008年ねん発売はつばい。

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世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん（旧版きゅうばん）内うちの扉とびらの言及げんきゅう

【建具たてぐ】より

…扉とびらのように，開口かいこう部ぶに取とり付つけて，使用しよう者しゃの意志いしによって出入でいりするものに対たいし開閉かいへいできる機能きのうをもつものの総称そうしょう。出入でいりするものには，人にん，物もの，雨あめ，空気くうき，光ひかり，視線しせん，熱ねつ，音おとなどがある。…

【戸と】より

…広義こうぎには，窓まど，戸棚とだな，門もん，乗物のりものの乗降じょうこう口こうに用もちいられる可動かどうのものもいう。
［日本にっぽん］
　平安へいあん時代じだいの《和名わみょう抄しょう》では，戸とは屋や堂どうにあるもの，扉とびらは門もんにあるものとし，用もちいられる建物たてものの種類しゅるいによって戸とと扉とびらを区別くべつしているが，現在げんざいでは引戸ひきどに対たいして回転かいてん式しきの開ひらき戸どを扉とびらといい，機構きこうによる違ちがいによって両者りょうしゃを区別くべつするのが普通ふつうである。回転かいてん式しきのいわゆる扉とびらの形式けいしきが古ふるく，これには〈板いた扉とびら〉(図ず1)と〈桟唐戸ど（さんからど）〉(図ず2)とがある。…

※「扉とびら」について言及げんきゅうしている用語ようご解説かいせつの一部いちぶを掲載けいさいしています。

出典しゅってん｜株式会社かぶしきがいしゃ平凡社へいぼんしゃ「世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん（旧版きゅうばん）」

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