ドラマ「あの子この子こども」追加ついかキャストに茅かや島とうみずき、前田まえだ旺志郎ろう、石田いしだひかりら

蒼あおい井いまもる原作げんさくによる実写じっしゃドラマ「あの子この子こども」の追加ついかキャストが発表はっぴょうされた。

「あの子この子こども」は、「女子高じょしこう生せいの妊娠にんしん」をテーマに、妊娠にんしんが発覚はっかくしたことで日常にちじょうがガラリと変かわってしまった女子高じょしこう生せい・川上かわかみ福ぶく（かわかみさち）と、その恋人こいびとの月島つきしま宝たからの関係かんけいを描えがく物語ものがたり。福ぶく役やくを桜田さくらだひより、宝たから役やくを細田ほそだ佳けい央ひさし太ふとしが務つとめる。

追加ついかキャストとして、福ぶくのクラスメイトで親友しんゆうの矢沢やざわ望のぞむ役やくに茅かや島とうみずき、宝たからの陸上りくじょう部ぶ仲間なかまの笹部ささべ隼人はやと役やくに前田まえだ旺志郎ろうが決定けってい。また福ぶくの兄あにで大学だいがく3年生ねんせいの川上かわかみ幸みゆき（かわかみこう）役やくを野村のむら康かん太ふとし、福ぶくの高校こうこうの担任たんにん教師きょうし・沖田おきた侑斗（おきたゆうと）役やくを橋本はしもと淳あつし、福ぶくの父親ちちおやで彼女かのじょを溺愛できあいする川上かわかみ慶けい役やくを野間口のまぐち徹とおる、宝たからの母ははで介護かいご士しの月島つきしま直実なおみ（つきしまなおみ）役やくを美よし村むら里江さとえ、福ぶくの母親ははおやで専業せんぎょう主婦しゅふの川上かわかみ晴美はるみ役やくを石田いしだひかりが演えんじる。今回こんかいの発表はっぴょうに併あわせ、キャスト陣じんおよび岡おか光寛みつひろ子こプロデューサーからはコメントが到着とうちゃくした。

6月25日にち23時じにカンテレ、フジテレビ系けい「火ひドラ★イレブン」枠わくで放送ほうそう開始かいしの「あの子この子こども」。監督かんとくをアベラヒデノブ、山浦やまうら未み陽ひ、松浦まつうら健志たけし、脚本きゃくほんを蛭田ひるた直美なおみが担当たんとうし、音楽おんがくはharuka nakamuraが手てがける。

茅かや島とうみずき（矢沢やざわ望のぞむ役やく）コメント

最初さいしょにこのお話はなしをいただいた時ときは率直そっちょくにすごくうれしかったです。原作げんさくを読よませていただいて、高校生こうこうせいの妊娠にんしんという繊細せんさいで難むずかしいテーマにすごく考かんがえさせられました。福ぶくと宝たからの不安ふあんや悩なやみ、葛藤かっとうが痛いたいくらいに伝つたわってきて心しんが苦くるしくなりました。そして脚本きゃくほんに胸むねを打うたれ、このドラマを見みてくださる方々かたがたの心しんに残のこるドラマにしたいと強つよく思おもいました。私わたしが演えんじる矢沢やざわは福ぶくの親友しんゆうです。誰だれよりも福ぶくのことが大好だいすきで大切たいせつです。だからこそ、言いえない事ことがあったり、素直すなおになれなかったり、気付きづかないふりをしたり。そういった複雑ふくざつな想おもいや葛藤かっとうを丁寧ていねいに演えんじられたらいいなと思おもいます。

前田まえだ旺志郎ろう（笹部ささべ隼人はやと役やく）コメント

監督かんとくがアベラさんで脚本きゃくほんが蛭田ひるたさんという事ことで、お二に方ぽうとも僕ぼくの大好だいすきな方ほう達たちなのでお話はなしをいただいた時ときはとてもうれしかったです。また、今回こんかい一緒いっしょのシーンが一番いちばん多おおい宝たから役やくの佳よ央ひさし太ふとしくんも前まえから知しっている仲なかなので、とても安心あんしんしております。撮影さつえい前まえからここまで信頼しんらいできる方ほうに囲かこまれた作品さくひんに参加さんかできることもなかなかないので、最初さいしょから全開ぜんかい、全力ぜんりょくで笹部ささべ隼人はやとという役やくを演えんじたいと思おもいます。

野村のむら康かん太ふとし（川上かわかみ幸みゆき役やく）コメント

原作げんさくを読よませていただき、福ぶくと宝たからの心情しんじょうが丁寧ていねいにリアルに描えがかれていて、「妊娠にんしん」をきっかけに生うまれる2人ふたりの気持きもちや周囲しゅういの反応はんのうに、いろいろな立場たちばの方々かたがたが共感きょうかんしたり、考かんがえさせられたり、心しんを揺ゆさぶられる、すてきな作品さくひんだと思おもいました。このような作品さくひんに携たずさわれること、そして福ぶくの兄あにである川上かわかみ幸みゆきという役やくを演えんじさせていたただけること、とてもうれしく思おもいます。ドラマの幸こうはどのように2人ふたりに関かかわっていくのか、ぜひ見届みとどけていただければうれしいです。

橋本はしもと淳あつし（沖田おきた侑斗役やく）コメント

生いきているだけで誰だれしもが不安ふあんや葛藤かっとう、後悔こうかいや悩なやみを抱かかえていると思おもいます。この物語ものがたりに出でてくる人物じんぶつにももちろん、それぞれに触ふれられない部分ぶぶんや吐はき出だせない思おもいがある。そんな部分ぶぶんにそっと寄より添そってくれる優やさしい作品さくひんになるような気きがしております。原作げんさくや脚本きゃくほんを読よんだ時ときに、とてもセンシティブな問題もんだいではあるのですが、とても優やさしく、そして温あたたかく包つつみ込こんでくれるような印象いんしょうでした。生いきづらさを感かんじる世よの中なかですが、決けっして独ひとりではなく、人ひとと人ひとの間あいだに生うまれる“優やさしさ”や“思おもいやり”は、きちんと存在そんざいしているんだよということをあらためて伝つたえられるよう、この作品さくひんに関かかわるという責任せきにんをしっかり背負せおい、沖田おきた先生せんせいとして大切たいせつに真摯しんしに向むき合あいたいと思おもいます。

野間口のまぐち徹とおる（川上かわかみ慶けい役やく）コメント

愛あいすること、信しんじること、向むき合あうこと。そして後悔こうかい、自責じせき、憤いきどおり。正解せいかいのない、なかなかに重おもいテーマではありますが、同おなじ「子こを持もつ親おや」として慎重しんちょうに考かんがえながら演えんじたいと思おもっております。

美び村里むらざと江こう（月島つきしま直実なおみ役やく）コメント

優やさしく美うつくしいタッチで、福ぶくと宝たから、二人ふたりを取とり巻まく人々ひとびとの感情かんじょうを丁寧ていねいに織おり上あげた原作げんさくが魅力みりょく的てきでした。若年じゃくねん妊娠にんしんというテーマの難むずかしさ、また連載れんさい中ちゅうということでデリケートな部分ぶぶんもありますが、大事だいじに映像えいぞう化かしたいという制作せいさく側がわの思おもいを受うけ、私わたしも尽力じんりょくしたいと奮ふるっております。原作げんさくでは宝たからの母はは・直実なおみは一筋縄ひとすじなわではいかない人物じんぶつで、ドラマではどう描えがかれるのか？ 蛭田ひるた先生せんせいの脚本きゃくほんを特とくに楽たのしみにしております。

石田いしだひかり（川上かわかみ晴美はるみ役やく）コメント

まだまだ未熟みじゅくな高校生こうこうせい二に人にんと彼かれらに関かかわる全すべての人ひとたちが、驚おどろき、怒いかり、悩なやみ、苦くるしみ、最後さいごにどんな決断けつだんをするのか……。本当ほんとうに苦くるしい撮影さつえいになるだろうと覚悟かくごしています。若わかい皆みなさんには、自分じぶんの身体しんたいや人生じんせいを大事だいじにしてほしい。親おや世代せだいの皆みなさんには、こんな向むき合あい方かた、伝つたえ方かたがあるのかもしれないと、知しってほしいです。情報じょうほうがあふれかえる時代じだいに生いきる若者わかものたちを守まもるために、私わたしたち大人おとなは真剣しんけんに考かんがえる必要ひつようがあります。何なにが正解せいかいか分わからない、この難むずかしすぎる問といを、皆みなさんと一緒いっしょに考かんがえていけたらと思おもっています。

岡おか光寛みつひろ子こ（プロデューサー）コメント

桜田さくらだひよりさん、細田ほそだ佳けい央ひさし太ふとしさんに続つづき、すてきな出演しゅつえん者しゃの皆様みなさまが集あつまってくださいました。若年じゃくねん妊娠にんしんというテーマを丁寧ていねいに捉とらえた原作げんさくの魂たましいを大切たいせつに、奥行おくゆきのある人間にんげんドラマが感情かんじょう豊ゆたかに描えがかれた蛭田ひるた直美なおみさんの素晴すばらしい脚本きゃくほん、アベラヒデノブ監督かんとくの繊細せんさいかつ緻密ちみつな演出えんしゅつで、見みてくださった方ほうに深ふかく深ふかく刺ささるドラマになると、日々ひび期待きたいに胸むねが膨ふくらんでいます。撮影さつえい現場げんばでは、登場とうじょう人物じんぶつが発はっする言葉ことばに、表情ひょうじょうに、これでもかと心しんを動うごかされる瞬間しゅんかんが何なん度どもあり、最高さいこうのチームでお届とどけできることの喜よろこびをかみ締しめています。誇ほこりをもって大切たいせつに紡つむいでいきますので、ぜひ放送ほうそうを楽たのしみにしてください！