ウーマン村本むらもとの裏うらでコウメ太夫たゆうも…衆院しゅういん選せん「投票とうひょう拒否きょひ」芸人げいにんのい分いぶん

　10月22日にち投開票とうかいひょうの衆院しゅういん選せんは自民党じみんとうの圧勝あっしょうで終おわったが、投票とうひょう率りつは小しょう選挙せんきょ区く、比例ひれい代表だいひょうともに53.68％と戦後せんご2番目ばんめに低ひくい数値すうちを記録きろく。政治せいじに無関心むかんしんな層そうが拡大かくだいしているのも日本にっぽんが抱かかえる大おおきな問題もんだいの一ひとつだろう。

　そんな中なか、そうした層そうを代表だいひょうするようにSNSを通つうじて、過激かげきなツイートをする芸人げいにんも注目ちゅうもくされた。

　ウーマンラッシュアワーの村本むらもと大輔だいすけは23日にちにツイッターを更新こうしん。〈声こえを大だいにして言いう。僕ぼくは今年ことしは選挙せんきょに行いかなかった〉と告白こくはく。さらに〈多数決たすうけつの多数たすうが国民こくみんの総意そういなら、選挙せんきょに興味きょうみなかった俺おれたちが国民こくみんの総意そうい〉と国民こくみんの半数はんすう弱じゃくが選挙せんきょに行いかなかったことに触ふれ〈台風たいふうの中なか、選挙せんきょにいかせるぐらい政治せいじに興味きょうみをもたせろ〉と、日本にっぽん政治せいじを痛烈つうれつに批判ひはん。辛辣しんらつ発言はつげんをぶつけた。

この過激かげきツイートには、「非国民ひこくみん」という言葉ことばをぶつけるユーザーも現あらわれるなど、批判ひはんが殺到さっとうしたが、村本むらもとは自身じしんの発言はつげんをまるで後悔こうかいしていない様子ようすで、その後ご〈ぜひ今回こんかいのおれを叩たたいて、投票とうひょう行いかなかった無党派むとうはの人ひとに、選挙せんきょの素晴すばらしさをアピールして〉〈一緒いっしょに次回じかい選挙せんきょの投票とうひょう率りつ、いや関心かんしん率りつをあげよう。〉と炎上えんじょうさせたことの“深意しんい”を披露ひろうした。

　一方いっぽう、毎日まいにち自身じしんの持もちネタで日常にちじょうに溢あふれるチクショーをツイッターで嘆なげくコウメ太夫たゆうの「まいにちチクショー」では衆院しゅういん選せん当日とうじつに「投票とうひょう箱ばこに入いれたと思おもったら～、ラ～メンデリバリーの鉄てつボックスでした～。」とツイートしている。

「ちなみに昨年さくねんの選挙せんきょでもコウメは選挙せんきょに絡からめたツイートを行おこなっており、『投票とうひょう箱ばこに清せいき1票ひょうを入いれたと思おもったら～、ゴミ箱ごみばこに入いれてました～。』と、投票とうひょうはするに値あたいしないとディスった感かんじの内容ないようが話題わだいを集あつめていました。これが政治せいじ批判ひはんととらえられ、批判ひはんを受うけるも一部いちぶからは珍めずらしく面白おもしろいと好評こうひょうを得えていたこともあり、今年ことしも選挙せんきょに絡からめてきましたね。昨年さくねんの反響はんきょうもあってゴミ箱ごみばこは攻せめすぎたと思おもったのか、今回こんかいはやや抑おさえ気味ぎみの内容ないようでしたね」（エンタメ誌しライター）

　コウメの皮肉ひにくたっぷりのツイートに対たいしては、〈コウメには風刺ふうしを利きかせるような頭脳ずのうは無ない〉という大変たいへん失礼しつれいな意見いけんもネット上じょうには見みられた。確たしかにツイートを見みると、一瞬いっしゅん、「岡持おかもち」という言葉ことばを知しらないのか？と思おもってしまったが、干ほされることを怖こわれない、その勇気ゆうきのツイートを称賛しょうさんしたい。

（本多ほんだヒロシ）