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リンクについて「リンクは自由!」

リンクは自由じゆう!

ウェブページのリンクおよびその利用りようについて


リンクは自由じゆうである!
印刷いんさつ媒体ばいたいでの言及げんきゅう自由じゆうである!
引用いんよう公正こうせい慣行かんこうしたがって!
無断むだん複製ふくせい違法いほうである!

後藤ごとう ひとし

目次もくじ

Tim Berners-Leeちょ, 高橋たかはしとおる監訳かんやく 『Webの創成そうせい World Wide Webはいかにしてまれどこにかうのか』 毎日まいにちコミュニケーションズ, 2001. (ISBN4-8399-0287-9)
原著げんちょ: Tim Berners-Lee, Weaving the Web: The Past, Present and Future of the World Wide Web by its Inventor. London: Orion Business Books, 1999. (ISBN0-75282-090-7)

Webは、その証券しょうけん取引とりひき調査ちょうさ、ネットサーフィンといった多様たよう側面そくめんのおかげで、 すでにかなりの程度ていどまでわたしたちの生活せいかつ一部いちぶになりきってしまっている。 このように身近みぢか存在そんざいであることが裏目うらめて、皮肉ひにくなことに、Webとはなにであるか がよくわからなくなってしまっているのである。もっと幅広はばひろく、ふか意味合いみあいにおいて Webとはなにかを理解りかいしようとするなら、すなわちわたしわたし仲間なかまたちが共有きょうゆうしている ヴィジョンに参加さんかしようとするなら、Webがどのようにしてこのあらわれたのかを 必要ひつようがある。(p.11)

わたしはすぐに、いままれようとしているプロジェクトにつける名前なまえについて かんがはじめた。... もうひとつの選択肢せんたくしはThe Information Mine (情報じょうほう鉱山こうざん) だったが、 ... 鉱山こうざんというかんがえはかならずしも的確てきかくではなかった。... これはたん情報じょうほうす だけで、そこに情報じょうほう蓄積ちくせきする意味いみ表現ひょうげんしていなかった。 (p.36)

わたし構想こうそうしていたのは、自分じぶん知識ちしきかんがえを共有きょうゆうさせることが、他人たにん知識ちしきまなぶのとおなじくらいに容易よういであるようなシステムであった。... すべての文書ぶんしょを ある意味いみで「等価とうか」にすることもまた不可欠ふかけつである。システムはユーザーを制約せいやくしては ならない。どの文書ぶんしょについても、それがたまたまどこに保存ほぞんされていようと、 おなじようにたやすくリンクできるようになっていなければならない。(pp.49-50)

Webの背景はいけいをなす基本きほんてき原理げんりつぎのようなものである。どこかのだれかが、 ひとたび文書ぶんしょ、データベース、画像がぞう音声おんせい動画どうがあるいはある程度ていどまで インタラクティブな画面がめん準備じゅんびしたなら、もちろん使用しよう許諾きょだく範囲はんいないのことだが、 いかなるくにのどのようなコンピュータを使つかっているだれもが、この画面がめんたいして アクセス可能かのうでなければならない。そして、ほかのひとたちがつけることができる ように、リファレンスすなわちリンクをつくれるようにしなければいけない。(pp.53-54)

Webは技術ぎじゅつてき創造そうぞうぶつというよりは社会しゃかいてき創造そうぞうぶつである。わたしはWebを技術ぎじゅつてきな おもちゃではなく、人々ひとびと共同きょうどう作業さぎょう手助てだすけとなるような社会しゃかいてき効果こうかむものとして 設計せっけいした。Webの最終さいしゅう目標もくひょうは、世界中せかいじゅうらばっているわたしたちがりなしている もうのような存在そんざい支援しえんし、改善かいぜんすることである。(p.156)

文書ぶんしょひとなどあらゆるものを参照さんしょうできることこそが、言論げんろん自由じゆうという 基本きほんてき人権じんけんそのものなのである。ハイパーテキスト・リンクを使つかった 参照さんしょう効率こうりつてきではあるが、参照さんしょう以外いがいなにものでもない。(p.174)

いったん公開こうかいされてしまったら、なかにその情報じょうほうのアドレスが 出回でまわったことについて不満ふまんをいうことはできない。(p.175)

引用いんよう原文げんぶん

目次もくじ

  1. ウェブページの作成さくせいとリンク行為こうい
  2. リンクにかんする方針ほうしん
  3. その利用りようかんする方針ほうしん
    1. 言及げんきゅう紹介しょうかい
    2. 引用いんよう
    3. 複製ふくせい
  4. 参考さんこう文献ぶんけん
  5. 参考さんこうページ
  6. ウェブ検索けんさく
  7. 参照さんしょう条文じょうぶん
「HTMLメールはやめよう」キャンペーン実施じっしちゅう

ウェブページの作成さくせいとリンク行為こうい

ウェブページは著作ちょさくぶつ公表こうひょういち形態けいたいです(著作ちょさくけんほうだいよんじょう参照さんしょう)。ウェブページの作成さくせいは、著作ちょさくぶつ作成さくせい一般いっぱんおなじく、作成さくせいしゃ主体しゅたいてき表現ひょうげん行為こういであり、そのなかでのほかのウェブページへのリンク行為こうい例外れいがいではありません。したがって、表現ひょうげん行為こうい一般いっぱん表現ひょうげんしゃ自由じゆう意志いし良識りょうしき責任せきにんとにおいておこなわれることであるのと同様どうように、リンク行為こういはリンクをがわ自由じゆう意志いし良識りょうしき責任せきにんとにおいておこなわれるべきことであると、後藤ごとうかんがえます。

サイトへのリンクは一般いっぱん言及げんきゅうもしくは参照さんしょういちしゅです。リンクをたどる さい読者どくしゃはリンクさきにあるリソース自体じたいをアクセスするのですから、引用いんようでは ありません。したがって、リンク行為こうい一般いっぱん著作ちょさくけんほうじょう問題もんだいではありません。 これは公刊こうかんされた書籍しょせき話題わだいにして会話かいわしたり、感想かんそうぶん書評しょひょういたり、 あるいは参考さんこう文献ぶんけんとしてげたりすることが著作ちょさくけんほうじょう問題もんだいではないのと 同様どうようです (参考さんこう文献ぶんけん7参考さんこう文献ぶんけん10の1997ねん5がつ22にち参議院さんぎいん文教ぶんきょう委員いいんかいにおける政府せいふがわ答弁とうべん参考さんこう文献ぶんけん11の Ticketmaster Corp. v. Tickets.com訴訟そしょう判決はんけつ要旨ようし参考さんこう文献ぶんけん12のWorld Wide Web Consortiumの見解けんかい参照さんしょう)。

なお、「リンク」とはHTML文書ぶんしょちゅうで<a>要素ようそ(ないし<link>要素ようそや <area>要素ようそ)にhref属性ぞくせいもちいてURLを指定していしている場合ばあいのことです。 <img>要素ようそとうにsrc属性ぞくせいによってURLを指定していしている場合ばあいは リンクではありません。そもそも、『HTML 4.01仕様しようしょ』において前者ぜんしゃ12 Links (私的してき日本語にほんごやく: 12 リンク) であつかわれるのにたいして、後者こうしゃ13 Objects, Images, and Applets (私的してき日本語にほんごやく: 13 オブジェクト、画像がぞう、アプレット) で、つまり別々べつべつしょうあつかわれています。説明せつめいによれば、前者ぜんしゃはあるHTMLファイル (始点してん)からべつのリソース(終点しゅうてん)へつながり(connection)をつけるものであるのに たいして、後者こうしゃはあるHTMLファイルにべつのリソースをふくめる(include)ものです。 このちがいは重要じゅうようです。 後者こうしゃ要素ようそ使つかって、読者どくしゃ意思いし介在かいざいたずにサイトのリソースを サイトのページのなかかたち利用りようするとすれば、引用いんようないし転載てんさい構成こうせいする可能かのうせいがあります。 また、<frame>要素ようそや<iframe>要素ようそ (仕様しようしょ: 16 Frames, 私的してき日本語にほんごやく: 16 フレーム) をもちいることも、様態ようたいによっては読者どくしゃ誤解ごかいあたえる可能かのうせいがあります。たとえば、 サイトの画像がぞうページのなか表示ひょうじさせたり、フレームないサイトのページを 表示ひょうじさせたりすれば、著作ちょさくぶつ全体ぜんたい引用いんよう(あるいは転載てんさい)していることになっている ようにおもえます。しかし、このような場合ばあいと、たんに「つながり」をつけているだけの <a>要素ようそとうもちいた通常つうじょうのリンクとを、考慮こうりょにあたって混同こんどうすべきでは ありません。

リンク行為こうい公衆こうしゅう送信そうしんけん代行だいこう做すかんがえをひともいますが、後藤ごとうは これもたらないとかんがえます。リンクもとはリンクさきのURLを指示しじしているだけ であり、リンクをたどるさいにはブラウザがわとリンクさきとのあいだ直接ちょくせつ接続せつぞく確立かくりつされるからです。公衆こうしゅう送信そうしんけん代行だいこううなら、むしろ技術ぎじゅつてきにはProxyの 機能きのうこそそれにたるでしょう。しかし、Proxyの利用りようはすでにWWW(あるいは インターネット)のしくみの一部いちぶとして認知にんちされており、これにこととなえるこえかれません。したがってリンク行為こうい公衆こうしゅう送信そうしんけん根拠こんきょとして制限せいげんしようと するのは、まったく不当ふとうです。

もちろん表現ひょうげん行為こういしゃ責任せきにんなかには、他者たしゃ人格じんかくけん財産ざいさんけん侵害しんがいしない ようにつとめることもふくまれます。しかし、これは表現ひょうげん行為こうい一般いっぱんについていえる ことであって、とくにリンク行為こういのみにかかわることではありません。 あるウェブページがすでに公開こうかいされたものであれば、それにたいしてリンクをることは そのページを一層いっそう周知しゅうちさせることにほかならず、この行為こうい自体じたいによってはもとの ページの著作ちょさくしゃ人格じんかくきずつけることにはなりません。リンクがわのページの 著作ちょさくしゃ人格じんかくきずつけるとすればそれはリンクの周辺しゅうへん文脈ぶんみゃく批判ひはんてきで あるためでしょうが、それはかりにリンクがっていずにURLがたんにテキストとして かれていたとしても、あるいはURLなしで「××のホームページ」とのみ 言及げんきゅうされていたとしても、そしてまた、ネットワークがい現実げんじつ世界せかいにおける そのひと人格じんかく言動げんどう批評ひひょうされていたとしても、事情じじょうおなじはずです。 ここに名誉めいよ毀損きそん侮辱ぶじょくとう違法いほうまたは不法ふほう行為こういかかわるとすればその行為こうい自体じたい非難ひなんされるべきであって、それはリンクの有無うむとは無関係むかんけいです。

なお、「このページには自分じぶんほかのどのページからもリンクをっていないから、 これは公開こうかいしてはいない」とかんがえているひともいるようですが、それも間違まちがいです。 そもそも、WWWサーバの所定しょていのディレクトリに所定しょてい形式けいしきのファイルを すべてのひとにread許可きょかあたえたままでくことは十分じゅうぶん能動のうどうてき行為こういであって、WWWが定義ていぎによってworld-wideなwebである以上いじょう当該とうがいの ファイルが世界中せかいじゅうからアクセスされることをれたと、すなわち、それを 世界せかいけて公開こうかいすることを宣言せんげんしていると、かいすべきです(著作ちょさくけんほうだいよんじょうおよびだいじょうきゅう参照さんしょう)。たとえそのページの URLをだれにもらせなかったとしても、偶然ぐうぜんによってあるいはサーチエンジンの ロボットによってられることになるのは時間じかん問題もんだいです (参考さんこう文献ぶんけん8参照さんしょう)。なお、推量ずいりょうのURLを 入力にゅうりょくしてみることは違法いほうなクラッキング(いわゆる「ハッキング」)では ありません (参考さんこう文献ぶんけん5のエピソード、 不正ふせいアクセス禁止きんしほう参照さんしょう)。 もしあるページを本当ほんとう非公開ひこうかいにしたいのであれば、イントラネットないくなり、アクセス制限せいげんやパスワード設定せっていをするなりして、そのために必要ひつよう技術ぎじゅつてき手段しゅだんこうじるべきです。

リンクがわ著作ちょさくしゃは、「下位かいのページに直接ちょくせつリンクをられては自分じぶん意図いとちがった順番じゅんばんまれることになり、それではこまる」とうかもしれません。 しかし、ひとほんかならず1ページからまなければならないものでしょうか。 実際じっさいわたしは「あのほんだい3しょうからむのがいいよ」とってひとほんすすめた ことがあります。これももしかすると、著者ちょしゃ人格じんかくすこかるんじたことに なるのかもしれません。 しかし、かりにそうであるにしても、それを上回うわまわ自由じゆう読者どくしゃがわあたえられているというべきではないでしょうか。げんに、参考さんこう文献ぶんけんをあげるさい特定とくていのページまで指定していするのは、ごく普通ふつうのことです。つまり、印刷いんさつ製本せいほん された書籍しょせきでさえ、著作ちょさくしゃ読者どくしゃ順序じゅんじょしつけることはできないのです。 まして、Hypertextであるウェブページに一定いってい順序じゅんじょしつけようとするのは、 Hypertextの定義ていぎはんするのであり、著作ちょさくしゃがわのエゴとさええるのでは ないでしょうか (参考さんこう文献ぶんけん4参照さんしょう)。

ウェブのユーザビリティの観点かんてんからしても、かならずサイトのトップページを 経由けいゆしなければならないという主張しゅちょうこそ、読者どくしゃたいしてむしろ不親切ふしんせつであり、 したがって不合理ふごうりです。 読者どくしゃはトップページから必要ひつよう情報じょうほうのあるページに簡単かんたんにたどりくことが できるとはかぎりません。必要ひつよう情報じょうほうのある下位かいのページに直接ちょくせつリンクを って誘導ゆうどうするほう読者どくしゃたいして親切しんせつであることはあきらかです。もし、直接ちょくせつ 下位かいのページに誘導ゆうどうされた読者どくしゃ注意ちゅういきなどをとすおそれがあって不都合ふつごうだ、 とかんがえるのであれば、ウェブサイトの著作ちょさくしゃは、かくページが当該とうがいサイト全体ぜんたいなかでどういう位置いちづけにあるかを読者どくしゃ明示めいじすればいいのですし、 必要ひつようならば積極せっきょくてきにそうすべきです (参考さんこう文献ぶんけん2参考さんこう文献ぶんけん9参照さんしょう)。

結局けっきょく閲覧えつらん制限せいげんのないウェブページにたいしてリンクをることを 禁止きんしあるいは制限せいげんすることができるとする主張しゅちょうには、合理ごうりてき根拠こんきょはありません。 すなわち、公開こうかいされたウェブページへのリンク行為こういはリンクさきのページの 著作ちょさくしゃ権利けんりをなんら侵害しんがいするものではありませんから、 リンクはリンクをがわ自由じゆう意志いし良識りょうしき責任せきにんとにおいておこなわれる べきことです。あるウェブページにかりに「リンク禁止きんし」という表示ひょうじがあった場合ばあい、 それはリンクをろうとするがわにとって自分じぶん良識りょうしきもとづいて判断はんだんするための ひとつの材料ざいりょうにはなりますが、なん強制きょうせいりょくをもつものではありません。 むしろ、「リンク禁止きんし」の表示ひょうじは そこにリンクをろうとするひと表現ひょうげん自由じゆうおか可能かのうせいがあるとさええます (参考さんこう文献ぶんけん4参考さんこう文献ぶんけん6参考さんこう文献ぶんけん7参考さんこう文献ぶんけん8参照さんしょう)。

このようなかんがえがただしいことは、ファイル単位たんい全文ぜんぶん検索けんさくする強力きょうりょくな サーチエンジンの出現しゅつげん ( goo 1997ねん3がつGoogle 1998ねん9がつ, 日本語にほんごばん2000ねん9がつ) によって、確証かくしょうされたとうことができます。

リンクにかんする方針ほうしん

自分じぶんのウェブページに勝手かってにリンクをられることをこのまないひとはいます。 たしかに個人こじん趣味しゅみつくるウェブページにたいして本人ほんにん意思いしはんして批評ひひょうくわえることやリンクをることは、もしかすると、そのにいないひとうわさばなしを するのとどう程度ていどにエチケットにはんする行為こういであるのかもしれません。 しかし、著作ちょさくぶつ公開こうかいする行為こうい責任せきにんともなうことであって、一般いっぱん批評ひひょうに さらされることもそのうちにふくまれるとかんがえるほうが、むしろ妥当だとうせいがあります。 とりわけ、学術がくじゅつ組織そしきあるいはその一員いちいん学術がくじゅつ研究けんきゅうおも目的もくてきとしてつく公開こうかいの ウェブページは、学術がくじゅつ情報じょうほう一般いっぱんがそうであるのと同様どうように、あきらかに相互そうご自由じゆう批評ひひょう対象たいしょうとなるべきです。また、多少たしょうとも公的こうてき性格せいかく団体だんたいのページも 同様どうようであるとおもわれます。

そのような性格せいかくつウェブページは、一旦いったん公開こうかいした情報じょうほうかんして一部いちぶひとには リンクをゆるすがひとにはリンクをゆるさないなどということがあるとすれば、 むしろそのことこそ道義どうぎてきゆるされない、あるまじき行為こういであるとおもいます。 また、リンクをさいになんらかの行為こういおこなうようにとの条件じょうけんをつけることも 同様どうようです。(もちろん、非公開ひこうかい情報じょうほうはそのかぎりでありません。 そのようなものは最初さいしょからウェブじょうせるべきでないか、適切てきせつなアクセス制限せいげん・ パスワード設定せっていなどの技術ぎじゅつてき手段しゅだんによって、閲覧えつらん制限せいげんして保護ほごすべきです。 不正ふせいアクセス禁止きんしほう参照さんしょう)。

それゆえ、後藤ごとうは、公開こうかいされているウェブページへのリンクは 事前じぜん包括ほうかつてき許諾きょだくされているものとし、個別こべつリンクがわからの許諾きょだく了承りょうしょう必要ひつようだとはかんがえません。サイトの画像がぞう自分じぶんのページにむことや サイトのテキストをフレームないむことであれば、それは著作ちょさくぶつ全体ぜんたい引用いんようにあたり、著作ちょさくけんしゃ許諾きょだく必要ひつようがあるでしょうが、上述じょうじゅつのように これはリンクとはべつ行為こういであり、また、後藤ごとうはこのような行為こういおこないません (参考さんこう文献ぶんけん3参照さんしょう)。

同様どうように、後藤ごとうかくウェブページにたいするリンクも、公開こうかいされたほかすべての ウェブページへのリンクと同様どうように、リンクをがわ自由じゆう意思いし良識りょうしき責任せきにんとに ゆだねられています。 なお、リンクをさいには「東北大学とうほくだいがく後藤ごとうひとしによる」と付記ふきしていただければ さいわいです。

ちなみに、後藤ごとうのウェブページのどれかには、 「リンクの世界せかい後藤ごとうのページにリンクをっている(らしい)ページ」げたしょページからリンクがられているものとおもわれます。

リンクをったことを通知つうちする行為こうい場合ばあいによって推奨すいしょうされます。 ウェブページは相互そうご有機ゆうきてき関連かんれんむすぶことによって、単独たんどく存在そんざいするときの なんばいもの価値かちをもつものであり、このような有機ゆうきてきむすびつきにつながる 行為こういおおいにのぞましいことです。したがって、リンクをったがわがこのような ウェブサイト同士どうしむすびつきをのぞ場合ばあいには、通知つうちすればよいでしょう。 しかし、通知つうち義務ぎむではありませんし、リンクがわがリンクもと要求ようきゅうできる性格せいかくの ものでもありません。また、リンク行為こうい表現ひょうげん行為こうい一種いっしゅである以上いじょう、 リンクの維持いじはリンクがわ責任せきにんおこなうことであって、リンクがわには URLの変更へんこうがあったとしてもそれを通知つうちする義務ぎむはありません。

その利用りようかんする方針ほうしん

言及げんきゅう紹介しょうかい

公開こうかいされたウェブページにたいする言及げんきゅう紹介しょうかいは、口頭こうとうであれ、印刷物いんさつぶつであれ、 ネットワークじょうであれ、著作ちょさくけん侵害しんがい名誉めいよ毀損きそん侮辱ぶじょく、プライバシーの侵害しんがいとうともなわないかぎり、言及げんきゅうするがわ表現ひょうげん自由じゆうぞくすることがらであって、言及げんきゅうするがわ自由じゆう意思いし良識りょうしき責任せきにんとにゆだねられており、言及げんきゅうされるがわ許可きょか必要ひつようとしません (参考さんこう文献ぶんけん4参考さんこう文献ぶんけん8参照さんしょう)。

後藤ごとうかくウェブページにたいする印刷いんさつ媒体ばいたいそのでの言及げんきゅう紹介しょうかいも、好意こういてきなものに せよそうでないものにせよ、公開こうかいされたほかすべての著作ちょさくぶつたいする言及げんきゅう同様どうように、 言及げんきゅうするがわ自由じゆう意思いし良識りょうしき責任せきにんとにゆだねられています。ただし、できれば 「東北大学とうほくだいがく後藤ごとうひとしによる」むね表示ひょうじをおねがいします。 印刷いんさつ媒体ばいたい場合ばあいは、事後じご結構けっこうですので、ご連絡れんらくいただければさいわいです。 なお、そのさい印刷物いんさつぶつのコピー(表紙ひょうし奥付おくづけとう出版しゅっぱんぶつ同定どうてい必要ひつよう部分ぶぶんふくむ)を おおくりいただければなおありがたくぞんじます。

ちなみに、後藤ごとうのウェブページ ( URL:https://www2.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/ 以下いかのいずれかのページ) はこれまでに後藤ごとうのページへの印刷物いんさつぶつでの言及げんきゅう紹介しょうかいげた印刷物いんさつぶつにおいて言及げんきゅう紹介しょうかい されました。

引用いんよう

言及げんきゅう紹介しょうかいともなって引用いんようすることも、著作ちょさくけんほうだいさんじゅうじょうみとめられているとおり、引用いんようするがわ自由じゆう意志いし良識りょうしき責任せきにんとにゆだねられて います。ただし、どうじょう規定きていにより、公正こうせい慣行かんこうしたがうことがもとめられます。 「公正こうせい慣行かんこう」とは、おおむね、(1)必要ひつよう最小限さいしょうげんりょうを、(2)全体ぜんたいたいして 引用いんよう部分ぶぶんしたがえになるように利用りようし、(3)出所しゅっしょ明示めいじし(著作ちょさくけんほうだいよんじゅうはちじょう参照さんしょう著作ちょさくしゃめい表示ひょうじふくむことに注意ちゅうい)、(4)引用いんよう部分ぶぶん部分ぶぶんと はっきり区別くべつできるようにする、が要件ようけんになるでしょう。

複製ふくせい

WWWの利用りようともな通常つうじょう必要ひつようになると了解りょうかいされている範囲はんい(cacheなど)をえて 著作ちょさくけんしゃ無断むだん複製ふくせい作成さくせいすること(電子でんしてきなファイルのコピー、プリントアウトを ふくむ)は、著作ちょさくけんほうだいさんじゅうじょう以下いか条項じょうこうみとめられた場合ばあいのぞいては、著作ちょさくけんほうだいじゅういちじょうにおいて著作ちょさくしゃ専有せんゆうみとめられている複製ふくせいけん侵害しんがいする違法いほう行為こういです。なお、「複製ふくせい」とは、 著作ちょさくぶつ一部いちぶ(正当せいとう引用いんよう逸脱いつだつする場合ばあい)である場合ばあいふくまれます。 ウェブページ、とくにリンクしゅう著作ちょさくけんについてはKristina Pfaff-Harrisによる Copyright Issues on the Webもおみください。

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参考さんこう文献ぶんけん

  1. 宮下みやした佳之よしゆき 「ネットワーク時代じだい知的ちてき所有しょゆうけん入門にゅうもん だい19かい ホームページのうえでの人物じんぶつ写真しゃしん利用りようとリンクについて」 (Internet Magazine 1996.9, pp.286-289)

    リンクをったからとって、リンクさきのデータ自体じたいをコピーするわけでは ないし、リンクさきにジャンプした利用りようしゃは、リンクさきのホームページをて いるだけなのですから、リンクをること自体じたい著作ちょさくけん侵害しんがいになるとは かんがえがたいとわざるをません。

    インターネットじょうのWWWは、リンクをめぐらすことによって、世界中せかいじゅう情報じょうほう有機ゆうきてき関連付かんれんづけようという思想しそうざすものであって、リンクを ること、られることは、もともとインターネットの特性とくせいとしてみであるようにおもわれます。

  2. Tim Berners-Lee, Style Guide for Online Hypertext <URL:http://www.w3.org/Provider/Style/Overview.html
    のうちGive links into context
    URL:http://www.w3.org/Provider/Style/IntoContext.html

    Linking to context

    A major difference between writing part of a serial text, and an online document, is that your readers may have jumped in from anywhere. Even though you have only made links to it from one place, any other person may want to refer to that particular point, and will so make a link to that particular part of your work from their own. So you can't rely on your reader having followed your path through your work.

    Of course if you are writing a tutorial, it will be important to keep the flow from one document to the next in the order you intended for its primary audience. You may not wish to cater specially for those who jump in out of the blue, but it is wise to leave them with enough clues so as not to be hopelessly lost.

  3. Tim Berners-Lee, Design Issues - Architectural and philosophical points
    URL:http://www.w3.org/DesignIssues/
    のうち Links and Law
    URL:http://www.w3.org/DesignIssues/LinkLaw.html

    Normal hypertext links do not of themselves imply that the document linked to is part of, is endorsed by, or endorses, or has related ownership or distribution terms as the document linked from. However, embedding material by reference (sometimes called an embedding form of hypertext link) causes the embedded material to become a part of the embedding document.

    The intention in the design of the web was that normal links should simply be references, with no implied meaning.
    Images, embedded objects, and background sounds and images are by default to be considered part of the document.

  4. 明治大学めいじだいがく法学部ほうがくぶほう情報じょうほうがくゼミ(夏井なついだかじん研究けんきゅうしつ)のオフィシャル・ホームページ
    URL:http://www.isc.meiji.ac.jp/~sumwel_h/
    のうち Information & Caution
    URL:http://www.isc.meiji.ac.jp/~sumwel_h/Web_info.htm

    リンクさき当該とうがいホームページのトップ・ページでなければならないというような ルールは、合理ごうりせいがありません。かりにこのようなルールに合理ごうりせいがあるとすれば、 新聞しんぶん雑誌ざっし学術がくじゅつ論文ろんぶんふくめたすべての媒体ばいたいじょうのすべての引用いんよう参照さんしょう編集へんしゅうとう不可能ふかのうとなってしまう危険きけんせいがあります。

    このような意味いみでの編集へんしゅう参照さんしょう引用いんようとうがインターネットじょうでなされる場合ばあい伝統でんとうてきかみ文化ぶんか同様どうよう意味いみでのテキスト表示ひょうじ形式けいしきをとることもあるでしょうが、 インターネット文化ぶんか特有とくゆうのリンクという形式けいしきをとることもあるでしょう。 しかし、そのいずれもが自由じゆうでなければなりません。これは、世界せかい大半たいはんくに承認しょうにんされている基本きほんてき人権じんけんとしての自由じゆう言論げんろん報道ほうどう著述ちょじゅつ編集へんしゅう評論ひょうろん学術がくじゅつ研究けんきゅうとうまもるために、必要ひつよう不可欠ふかけつなことです。

  5. 「ウォールストリートジャーナル・インタラクティブ」 (Internet Magazine 1997.7, pp.348-351)

    その部下ぶかは、そのバークシャーのサイトにってみた。もちろん、土曜日どようび公開こうかいされるとのアナウンスがあるだけで「会長かいちょうからの手紙てがみ」はなかった。しかし、 かれはそれであきらめずに、インデックスページをしめすURLの末尾まつびを「/annual.html」と 変更へんこうしてリターンキーをしてみた。

    大当おおあたり! 「会長かいちょうからの手紙てがみ」はリンクこそっていなかったが、すでにウェブ サーバーにアップロードされていたのだ。リッチふく編集へんしゅうちょうは「まず、これがコンピュータ ハッキングかどうか自問じもんした」という。

    本紙ほんし編集へんしゅうちょうおどろくとともに「これはハッキングではないのか」との疑問ぎもんたと いう。しかし2人ふたりはそれぞれ検討けんとうし、「公開こうかいされたサーバーじょうにあるデータであり、 その入手にゅうしゅ方法ほうほうは、ハッキングというにはあまりに幼稚ようちすぎる」ということで一致いっちした。

    また社内しゃない弁護士べんごしにも「なにかコメントはないか」と連絡れんらくれた。ところが、 法務ほうむ担当たんとうしゃは「おれにコメントをもとめるひまがあれば、さっさとウェブにせることだ」と 即答そくとうしてきたという。…

  6. 岡村おかむら久道ひさみち 「インターネットでの情報じょうほう発信はっしんをめぐる法律ほうりつ問題もんだいについて」平成へいせい9年度ねんど だい4かいインターネット交流こうりゅうかいレポート
    URL:http://www.fukui-iic.or.jp/library/other/internet/report7.html
    (1998ねん3がつ6にち福井ふくいけん産業さんぎょう情報じょうほうセンター) のうち
    だい>グループ討議とうぎ
    URL:http://www.fukui-iic.or.jp/library/other/internet/report7.html#11

    Q1.「リンク禁止きんし」や「引用いんよう厳禁げんきん」と明記めいきしてあるサイトに無断むだんでリンク したり、引用いんようした場合ばあいなに法的ほうてき問題もんだいこるか。

    A1.セミナーでおはなししましたように、著作ちょさくけんほう引用いんようとか転載てんさいみとめられる べき要件ようけんさえたしておれば、「引用いんよう禁止きんし」といてあっても、それにはんしてする ことができるとかんがえています。

    「リンク禁止きんし」は「引用いんよう禁止きんし」とはちょっとタイプの問題もんだいちがいまして、 リンクをることには同意どういはそもそもらないわけなので、「禁止きんし」といて あろうが、それは勝手かってにすることができるというのが原則げんそくです。

  7. 社団しゃだん法人ほうじん著作ちょさくけん情報じょうほうセンター 「マルチメディアと著作ちょさくけん (青山学院大学あおやまがくいんだいがく法学部ほうがくぶ半田はんだ正夫まさおちょ)
    URL:http://www.cric.or.jp/qa/multimedia/multi.html
    のうち 「Q15 無断むだんでリンクをることは著作ちょさくけん侵害しんがいになるでしょうか。」
    URL:http://www.cric.or.jp/qa/multimedia/multi15_qa.html

    結論けつろんさきにいえば、リンクをることは、たんべつのホームページにけること、 そしてそのホームページのなかにある情報じょうほうにたどりけることを指示しじするにまり、 その情報じょうほうをみずから複製ふくせいしたり送信そうしんしたりするわけではないので、著作ちょさくけん侵害しんがいとは ならないというべきでしょう。

    「リンクをさいには当方とうほうもうてください」とか、「リンクをるには当方とうほう許諾きょだく必要ひつようです」などの文言もんごんされている場合ばあいがありますが、このような文言もんごん法律ほうりつてきには意味いみのないものとかんがえてつかえありません。

  8. 大谷おおや卓史たかし「ハイパーリンクの倫理りんりがく
    URL:http://www.fine.bun.kyoto-u.ac.jp/tr1/02otani.html
    情報じょうほう倫理りんり構築こうちく(FINE)」プロジェクト 「情報じょうほう倫理りんりがく研究けんきゅう資料集しりょうしゅうI」所収しょしゅう
    URL:http://www.fine.bun.kyoto-u.ac.jp/tr1/

    だいいちに、ハイパーリンクは場所ばしょ指定してい以外いがい何者なにものでもなく、口頭こうとうで「どこそこに なにがある」とつたえるのとわりがない。そうすると、ハイパーリンクに倫理りんりてき問題もんだいが あるとするなら、口頭こうとうで「どこそこになにがある」とつたえた場合ばあいとそれほどわらない ことになるだろう。

    だいに、サーチエンジンの事例じれいからあきらかなように、場所ばしょ指定していさえしなくても ハイパーリンクが自動的じどうてき生成せいせいされてしまう場合ばあいがある。この場合ばあい、ハイパーリンク さきのHTML文書ぶんしょ内容ないようっているものだれもいない。そのハイパーリンクさき文書ぶんしょ そのものがもはや存在そんざいしない場合ばあいさえある。だれかの責任せきにんうとうことはできない だろう。将来しょうらいてきには、相手あいてさきのサーバーへの負荷ふか無視むしできるほどに一般いっぱんの サーバー性能せいのうがあがれば、サーチエンジンのように自動的じどうてきにハイパーリンクを 生成せいせいする個人こじんけのツールるい登場とうじょうすることもかんがえられる。

    だいさんに、ハイパーリンクをあるHTML文書ぶんしょりたい場合ばあい、その管理かんりしゃ許可きょかもとめる必要ひつようかならずしもない。ハイパーリンクは場所ばしょ指定していにしかすぎないので、 ハイパーリンクを場合ばあい許可きょか必要ひつようなら、口頭こうとうでURLをつたえる場合ばあい許可きょか必要ひつようになる。これはいかにも不合理ふごうりである。また、口頭こうとうでURLをつたえることも 規制きせいするということは、閲覧えつらんしゃ規制きせいしようとすることであって、適当てきとうな アクセス制限せいげんもうけないでハイパーリンクを無断むだんおこなうことを禁止きんしするのは 無理むりがある。

    だいよんに、間接かんせつてきなハイパーリンクの内容ないよう確認かくにんする義務ぎむすようなほう規制きせい不合理ふごうりである。というのは、ハイパーリンクさき内容ないようつね確認かくにんすることを文書ぶんしょ管理かんりしゃいることになるし、ハイパーリンクによってインターネットじょうのリソースを 簡単かんたんわたえるとうインターネットの利点りてん否定ひていすることになるからだ。 インターネットの十分じゅうぶん利用りよう阻害そがいしかねない。

    もちろん、ハイパーリンクさきのHTML文書ぶんしょやリソースによって、閲覧えつらんしゃ不快ふかいかんじたり、なんらかの被害ひがいけないよう配慮はいりょすることは、推奨すいしょうされるべきことだろう。 また、未成年みせいねんしゃ閲覧えつらんしゃ配慮はいりょすることも推奨すいしょうされるべきことだとかんがえられる。 しかし、こうした配慮はいりょおこたったとしても、すでにたように、これはせいぜい 倫理りんりてき非難ひなん対象たいしょうとなるだけであって、法的ほうてき処罰しょばつ対象たいしょうとなるとかんがえるのは 不合理ふごうりめんがある。

    そして、あくまでもハイパーリンクをることそのものには、口頭こうとうでなにか 情報じょうほうもの所在しょざいつたえる以上いじょう倫理りんりてき問題もんだいふくまれないし、間接かんせつてきなハイパーリンクに かんしてまでなんらかの義務ぎむわせようと法律ほうりつ規則きそく不合理ふごうりである。 閲覧えつらんしゃたいする配慮はいりょ議論ぎろんする場合ばあいにも、この認識にんしき前提ぜんていとなるだろう。

  9. Jacob Nielsen, The Alertbox: Current Issues in Web Usability
    URL:http://www.useit.com/alertbox/
    のうち Deep Linking is Good Linking
    URL:http://www.useit.com/alertbox/20020303.html

    Links that go directly to a site's interior pages enhance usability because, unlike generic links, they specifically relate to users' goals. Websites should encourage deep linking and follow three guidelines to support its users.

    A website is like a house with a million entrances: the front door is simply one among many ways to get in. A good website will accommodate visitors who choose alternate routes.

    日本語にほんごやく: Jakob Nielsen博士はかせのAlertbox
    URL:http://www.usability.gr.jp/alertbox/index.html
    のうち ちょくリンクのすすめ
    URL:http://www.usability.gr.jp/alertbox/20020303.html

    サイト内部ないぶのページに直接ちょくせつ誘導ゆうどうするリンクによって、ユーザビリティは向上こうじょうする。 一般いっぱんてきなリンクとちがって、ユーザの目的もくてき特別とくべつ関係かんけいっているからである。 ウェブサイトはちょくリンクを推奨すいしょうすべきであり、ユーザをサポートするじょうでは 3つのガイドラインにしたがうべきだ。

    ウェブサイトとは、くちが100まんあるいえのようなものである。 表玄関おもてげんかんは、たくさんあるくちのひとつにぎない。すぐれたウェブサイトなら、 べつルートを選択せんたくした訪問ほうもんきゃくにも対応たいおうできるはずだ。

  10. 国会こっかい会議かいぎろく検索けんさくシステム
    URL:http://kokkai.ndl.go.jp/
    のうち だい140かい国会こっかい参議院さんぎいん文教ぶんきょう委員いいんかい(1997ねん5がつ22にち)
    URL: http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/140/1170/14005221170012a.html における、はやし久美子くみこ議員ぎいん質問しつもんたいする政府せいふ委員いいん(小野おの元之もとゆき文化庁ぶんかちょう次長じちょう)の答弁とうべん

    それぞれのリンクさきのサーバーにおきまして、今回こんかい改正かいせいにございますような 自動じどう公衆こうしゅう送信そうしん状態じょうたいにあるわけでございます。それはですから、AからBに んでいくことについても、Bのほうすでにサーバーにアップロードされている 情報じょうほうでございますし、Aのほうもアップロードされている情報じょうほうでございます。 ぎゃくに、BからAにぶことももちろんできるわけでございます。これはたまたま ホームページの表示ひょうじをするためのデータのなかのホームページの情報じょうほうれておくということにすぎないわけでございまして、この段階だんかいたとえば 複製ふくせいけんはたらくとか、そういったかたちでの著作ちょさくけんほうじょう利用りよう行為こういには該当がいとうしない のでございます。

    したがいまして、リンクを行為こうい自体じたい現行げんこう著作ちょさくけんほうじょうも、この改正かいせいを もしおみとめいただいたあたらしい著作ちょさくけんほううえにおきましても自由じゆうおこなわれるもので ございまして、リンクさきのホームページ作成さくせいしゃ許諾きょだくというのは不要ふようだというふうに わたしどもはかんがえておるところでございます。

  11. Intellectual Property and Technology Forum at Boston College Law School
    URL:http://www.bc.edu/bc_org/avp/law/st_org/iptf/index.html
    のうち Elijah Cocks, Internet Ruling: Hypertext Linking does not violate Copyright
    URL:http://www.bc.edu/bc_org/avp/law/st_org/iptf/headlines/content/2000040401.html

    In his ruling, Hupp concluded "hypertext linking does not itself involve a violation of the Copyright Act.... since no copying is involved."

    Hupp went on to describe the process of hypertext linking: "The customer is automatically transferred to the particular genuine Web page of the original author. There is no deception in what is happening. This is analogous to using a library's card index to get reference to particular items, albeit faster and more efficiently."

    Such hypertext linking, therefore, does not involve the reproduction, distribution or preparation of copies or derivative works. Nor does such linking constitute a "...display [of] the copyrighted work publicly...," as the web page called up by the user is the original web page created by the author.

  12. "Deep Linking" in the World Wide Web
    URL:http://www.w3.org/2001/tag/doc/deeplinking.html

    The conclusion is that any attempt to forbid the practice of deep linking is based on a misunderstanding of the technology, and threatens to undermine the functioning of the Web as a whole. The two chief reasons for this are:

    • A Web Address ("URI," or "URL") is just an identifier. There is a clear distinction between identifying a resource on the Web and accessing it; suppressing the use of identifiers is not logically consistent.
    • It is entirely reasonable for owners of Web resources to control access to them. The Web provides several mechanisms for doing this, none of which rely on hiding or suppressing identifiers for those resources.
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参考さんこう文献ぶんけんげたもののほかに参考さんこうになるウェブページ。

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参照さんしょう条文じょうぶん

世界せかい人権じんけん宣言せんげん

だいじゅうきゅうじょう すべてじんは、意見いけんおよ表現ひょうげん自由じゆうたいする権利けんりゆうする。 この権利けんりは、干渉かんしょうけることなく自己じこ意見いけんをもつ自由じゆう ならびにあらゆる手段しゅだんにより、また、国境こっきょうえるととにかかわりなく、 情報じょうほうおよ思想しそうもとめ、け、およつたえる自由じゆうふくむ。

市民しみんてきおよ政治せいじてき権利けんりかんする国際こくさい規約きやく

だいじゅうきゅうじょう すべてのものは、干渉かんしょうされることなく意見いけん権利けんりゆうする。
2 すべてのものは、表現ひょうげん自由じゆうについての権利けんりゆうする。この権利けんりには、 口頭こうとう手書てがしくは印刷いんさつ芸術げいじゅつ形態けいたいまたみずか選択せんたくするほか方法ほうほうに より、国境こっきょうとのかかわりなく、あらゆる種類しゅるい情報じょうほうおよかんがえをもとめ、 およつたえる自由じゆうふくむ。
3 2の権利けんり行使こうしには、特別とくべつ義務ぎむおよ責任せきにんともなう。したがって、 この権利けんり行使こうしについては、一定いってい制限せいげんすることができる。 ただし、その制限せいげんは、法律ほうりつによってさだめられ、かつ、つぎ目的もくてきのために 必要ひつようとされるものにかぎる。
 (a) もの権利けんりまた信用しんよう尊重そんちょう
 (b) こく安全あんぜんおおやけ秩序ちつじょまた公衆こうしゅう健康けんこうしくは道徳どうとく保護ほご

日本国にっぽんこく憲法けんぽう

だいじゅういちじょう 集会しゅうかい結社けっしゃおよ言論げんろん出版しゅっぱんその一切いっさい表現ひょうげん自由じゆうは、これを保障ほしょうする。
2 検閲けんえつは、これをしてはならない。通信つうしん秘密ひみつは、これをおかしてはならない。

著作ちょさくけんほう昭和しょうわよんじゅうねん法律ほうりつだいよんじゅうはちごう

  だいいちしょう 総則そうそく

   だいいちせつ 通則つうそく

目的もくてき
だいいちじょう この法律ほうりつは、著作ちょさくぶつならびに実演じつえん、レコード、放送ほうそうおよ有線ゆうせん放送ほうそうかんちょ 作者さくしゃ権利けんりおよびこれに隣接りんせつする権利けんりさだめ、これらの文化ぶんかてき所産しょさん公正こうせい利用りよう留意りゅういしつつ、著作ちょさくしゃとう権利けんり保護ほごはかり、もつて文化ぶんか発展はってん寄与きよするこ とを目的もくてきとする。

定義ていぎ
だいじょう この法律ほうりつにおいて、つぎ各号かくごうかかげる用語ようご意義いぎは、当該とうがい各号かくごうさだめると ころによる。
 いち 著作ちょさくぶつ 思想しそうまた感情かんじょう創作そうさくてき表現ひょうげんしたものであつて、文芸ぶんげい学術がくじゅつ美術びじゅつ また音楽おんがく範囲はんいぞくするものをいう。
  著作ちょさくしゃ 著作ちょさくぶつ創作そうさくするものをいう。
 さんなな [りゃく]
 なな 公衆こうしゅう送信そうしん 公衆こうしゅうによって直接ちょくせつ受信じゅしんされることを目的もくてきとして無線むせんどおり しんまた有線ゆうせん電気でんき通信つうしん送信そうしん有線ゆうせん電気でんき通信つうしん設備せつびで、そのいち部分ぶぶん設置せっち場所ばしょ部分ぶぶん設置せっち場所ばしょ同一どういつ構内こうない(その構内こうない以上いじょうもの占有せんゆうぞくしている場合ばあいには、同一どういつもの占有せんゆうぞくする区域くいきない)にあるも のによる送信そうしん(プログラムの著作ちょさくぶつ送信そうしんのぞく。)をのぞく。)をおこなう ことをいう。
 はち 放送ほうそう 公衆こうしゅうによって同一どういつ内容ないよう送信そうしん同時どうじ受信じゅしんされることを目的もくてき としておこな無線むせん通信つうしん送信そうしんをいう。
 きゅう 放送ほうそう事業じぎょうしゃ 放送ほうそうごうとしておこなうものをいう。。
 きゅう 有線ゆうせん放送ほうそう 公衆こうしゅう送信そうしんのうち、公衆こうしゅうによって同一どういつ内容ないよう送信そうしんどう とき受信じゅしんされることを目的もくてきとしておこな有線ゆうせん電気でんき通信つうしん送信そうしんをいう。
 きゅうさん 有線ゆうせん放送ほうそう事業じぎょうしゃ 有線ゆうせん放送ほうそうごうとしておこなものをいう。
 きゅうよん 自動じどう公衆こうしゅう送信そうしん 公衆こうしゅう送信そうしんのうち、公衆こうしゅうからのもとめにおう自動的じどうてきおこなうもの(放送ほうそうまた有線ゆうせん放送ほうそう該当がいとうするものをのぞく。)をいう。
 きゅう 送信そうしん可能かのう つぎのいずれかにかかげる行為こういにより 自動じどう公衆こうしゅう送信そうしんしうるようにすることをいう。
  イ 公衆こうしゅうようきょうされている電気でんき通信つうしん回線かいせん接続せつぞくしている自動じどう公衆こうしゅう送信そうしん 装置そうち公衆こうしゅうようきょうする電気でんき通信つうしん回線かいせん接続せつぞくすることにより、その ろく媒体ばいたいのうち自動じどう公衆こうしゅう送信そうしんようきょうする部分ぶぶん以下いかこのごうにおいて 「公衆こうしゅう送信そうしんよう記録きろく媒体ばいたい」という。)に記録きろくされ、また当該とうがい装置そうち入力にゅうりょく される情報じょうほう自動じどう公衆こうしゅう送信そうしんする機能きのうゆうする装置そうちをいう。以下いかおなじ。) の公衆こうしゅう送信そうしんよう記録きろく媒体ばいたい情報じょうほう記録きろくし、情報じょうほう記録きろくされた記録きろく媒体ばいたい当該とうがい自動じどう公衆こうしゅう送信そうしん装置そうち公衆こうしゅう送信そうしんよう記録きろく媒体ばいたいとしてくわえ、しくはじょう ほう記録きろくされた記録きろく媒体ばいたい当該とうがい自動じどう公衆こうしゅう送信そうしん装置そうち公衆こうしゅう送信そうしんよう記録きろくなかだち からだ変換へんかんし、また当該とうがい自動じどう公衆こうしゅう送信そうしん装置そうち情報じょうほう入力にゅうりょくすること。
  ロ その公衆こうしゅう送信そうしんよう記録きろく媒体ばいたい情報じょうほう記録きろくされ、また当該とうがい自動じどう公衆こうしゅう送信そうしん 装置そうち情報じょうほう入力にゅうりょくされている自動じどう公衆こうしゅう送信そうしん装置そうちについて、公衆こうしゅうようきょうされている電気でんき通信つうしん回線かいせんへの接続せつぞく配線はいせん自動じどう公衆こうしゅう送信そうしん装置そうち始動しどう送受信そうじゅしんようプログラムの起動きどうその一連いちれん行為こういによりおこなわれる場合ばあいに は、当該とうがい一連いちれん行為こういのうち最後さいごのものをいう。)をおこなうこと。
 じゅうじゅう [りゃく]
 じゅうさん データベース 論文ろんぶん数値すうち図形ずけいその情報じょうほう集合しゅうごうぶつであって、 それらの情報じょうほう電子でんし計算けいさんもちいて検索けんさくすることができるように体系たいけいてき構成こうせいしたものをいう。
 じゅういちじゅうよん [りゃく]
 じゅう 複製ふくせい 印刷いんさつ写真しゃしん複写ふくしゃ録音ろくおん録画ろくがその方法ほうほうにより有形ゆうけいてき再製さいせいす ることをいい、つぎかかげるものについては、それぞれつぎかかげる行為こういふくむものと する。
  イ~ロ [りゃく]
 じゅうろくじゅうはち [りゃく]
 十九じゅっく 頒布はんぷ 有償ゆうしょうであるかまた無償むしょうであるかをわず、複製ふくせいぶつ公衆こうしゅう譲渡じょうとし、 また貸与たいよすることをいい、映画えいが著作ちょさくぶつまた映画えいが著作ちょさくぶつにおいて複製ふくせいされている 著作ちょさくぶつにあつては、これらの著作ちょさくぶつ公衆こうしゅう提示ていじすることを目的もくてきとして当該とうがい映画えいが著作ちょさくぶつ複製ふくせいぶつ譲渡じょうとし、また貸与たいよすることをふくむものとする。
 じゅう以下いか [りゃく]
2~4 [りゃく]
5 この法律ほうりつにいう「公衆こうしゅう」には、特定とくていかつ多数たすうものふくむものとする。
6~9 [りゃく]

著作ちょさくぶつ発行はっこう
だいさんじょう 著作ちょさくぶつは、その性質せいしつおう公衆こうしゅう要求ようきゅうたすことができる相当そうとう程度ていど部数ぶすう複製ふくせいぶつが、だいじゅういちじょう規定きていする権利けんりゆうするものまたはその許諾きょだくだいろくじゅうさんじょう だいいちこう規定きていによる利用りよう許諾きょだくをいう。だいよんじょうおよだいろくじゅうさんじょうのぞき、以下いか このあきらおよつぎしょうにおいておなじ。)をものしくはだいななじゅうきゅうじょう出版しゅっぱんけん設定せっていけたものによつて作成さくせいされ、頒布はんぷされた場合ばあいだいじゅうろくじょうだいじゅうろくじょう だいいちこうまただいじゅうろくじょうさん規定きていする権利けんりゆうするもの権利けんりがいしない場合ばあいかぎる。)において、発行はっこうされたものとする。
2~3 [りゃく]

著作ちょさくぶつ公表こうひょう
だいよんじょう 著作ちょさくぶつは、発行はっこうされ、まただいじゅうじょうからだいじゅうじょうまでに規定きてい する権利けんりゆうするものしくはその許諾きょだくものによって上演じょうえん演奏えんそう上映じょうえい公衆こうしゅう 送信そうしん口述こうじゅつしくは展示てんじ方法ほうほう公衆こうしゅう提示ていじされた場合ばあい建築けんちくちょ 作物さくもつにあっては、だいじゅういちじょう規定きていする権利けんりゆうするものまたはその許諾きょだくとくものによって建設けんせつされた場合ばあいふくむ。)において、公表こうひょうされたものとする。
2 著作ちょさくぶつは、だいじゅうさんじょうだいいちこう規定きていする権利けんりゆうするものまたはその許諾きょだくものによって送信そうしん可能かのうされた場合ばあいには、公表こうひょうされたものとみなす。
3 てき著作ちょさくぶつである翻訳ほんやくぶつが、だいじゅうはちじょう規定きていによりだいじゅうじょうから だいじゅうよんじょうまでしくはだいじゅうろくじょう規定きていする権利けんり同一どういつ権利けんりゆうする しゃしくはその許諾きょだくものによって上演じょうえん演奏えんそう上映じょうえい公衆こうしゅう送信そうしんわかしく は口述こうじゅつ方法ほうほう公衆こうしゅう提示ていじされ、まただいじゅうはちじょう規定きていによりだいじゅうさんじょう だいいちこう規定きていする権利けんり同一どういつ権利けんりゆうするものしくはその許諾きょだくもの によって送信そうしん可能かのうされた場合ばあいには、その原著げんちょ作物さくもつは、公表こうひょうされたもの とみなす。
4 美術びじゅつ著作ちょさくぶつまた写真しゃしん著作ちょさくぶつは、だいよんじゅうじょうだいいちこう規定きていするものによ ってどうこう展示てんじおこなわれた場合ばあいには、公表こうひょうされたものとみなす。
5 著作ちょさくぶつがこの法律ほうりつによる保護ほごけるとしたならばだいいちこうからだいさんこうま での権利けんりゆうすべきものまたはそのものからその著作ちょさくぶつ利用りよう承諾しょうだくものは、 それぞれだいいちこうからだいさんこうまでの権利けんりゆうするものまたはその許諾きょだくものと みなして、これらの規定きてい適用てきようする。


  だいしょう 著作ちょさくしゃ権利けんり

   だいいちせつ 著作ちょさくぶつ

著作ちょさくぶつ例示れいじ
だいじゅうじょう この法律ほうりつにいう著作ちょさくぶつ例示れいじすると、おおむねつぎのとおりである。
 いち 小説しょうせつ脚本きゃくほん論文ろんぶん講演こうえんその言語げんご著作ちょさくぶつ
  音楽おんがく著作ちょさくぶつ
 さん [りゃく}
 よん 絵画かいが版画はんが彫刻ちょうこくその美術びじゅつ著作ちょさくぶつ
  [りゃく]
 ろく 地図ちずまた学術がくじゅつてき性質せいしつゆうする図面ずめん図表ずひょう模型もけいその図形ずけい著作ちょさくぶつ
 なな 映画えいが著作ちょさくぶつ
 はち 写真しゃしん著作ちょさくぶつ
 きゅう プログラムの著作ちょさくぶつ
2 事実じじつ伝達でんたつにすぎない雑報ざっぽうおよ時事じじ報道ほうどうは、前項ぜんこうだいいちごうかかげる著作ちょさくぶつに該 とうしない。
3 [りゃく]

編集へんしゅう著作ちょさくぶつ
だいじゅうじょう 編集へんしゅうぶつ(データベースに該当がいとうするものをのぞく。以下いかおなじ。)でその素材そざい選択せんたくまた配列はいれつによつて創作そうさくせいゆうするものは、著作ちょさくぶつとして保護ほごする。
2 前項ぜんこう規定きていは、どうこう編集へんしゅうぶつ部分ぶぶん構成こうせいする著作ちょさくぶつ著作ちょさくしゃ権利けんり影響えいきょうおよぼさない。

(データベースの著作ちょさくぶつ
だいじゅうじょう データベースでその情報じょうほう選択せんたくまた体系たいけいてき構成こうせいによって 創作そうさくせいゆうするものは、著作ちょさくぶつとして保護ほごする。
2 前項ぜんこう規定きていは、どうこうのデータベースの部分ぶぶん構成こうせいする著作ちょさくぶつ著作ちょさくしゃ権利けんり影響えいきょうおよぼさない。


   だいさんせつ 権利けんり内容ないよう

    だいいち款 総則そうそく

著作ちょさくしゃ権利けんり
だいじゅうななじょう 著作ちょさくしゃは、つぎじょうだいいちこうだいじゅうきゅうじょうだいいちこうおよだいじゅうじょうだいいちこう規定きていする 権利けんり以下いか著作ちょさくしゃ人格じんかくけん」という。)ならびにだいじゅういちじょうからだいじゅうはちじょうまでにぶんまわし じょうする権利けんり以下いか著作ちょさくけん」という。)を享有きょうゆうする。
2 著作ちょさくしゃ人格じんかくけんおよ著作ちょさくけん享有きょうゆうには、いかなる方式ほうしき履行りこうをもようしない。


    だい款 著作ちょさくしゃ人格じんかくけん

公表こうひょうけん
だいじゅうはちじょう 著作ちょさくしゃは、その著作ちょさくぶつでまだ公表こうひょうされていないもの(その同意どういないで 公表こうひょうされた著作ちょさくぶつふくむ。以下いかこのじょうにおいておなじ。)を公衆こうしゅう提供ていきょうし、 また提示ていじする権利けんりゆうする。当該とうがい著作ちょさくぶつ原著げんちょ作物さくもつとするてき著作ちょさくぶつについても 同様どうようとする。

氏名しめい表示ひょうじけん
だいじゅうきゅうじょう 著作ちょさくしゃは、その著作ちょさくぶつげん作品さくひんに、またはその著作ちょさくぶつ公衆こうしゅうへの提供ていきょうわかし くは提示ていじさいし、その実名じつめいしくは変名へんめい著作ちょさくしゃめいとして表示ひょうじし、また著作ちょさくしゃめい表示ひょうじしないこととする権利けんりゆうする。その著作ちょさくぶつ原著げんちょ作物さくもつとするてき著作ちょさくぶつ公衆こうしゅうへの提供ていきょうまた提示ていじさいしての原著げんちょ作物さくもつ著作ちょさくしゃめい表示ひょうじについても、同様どうようとす る。
2 著作ちょさくぶつ利用りようするものは、その著作ちょさくしゃ別段べつだん意思いし表示ひょうじがないかぎり、その著作ちょさくぶつ につきすでに著作ちょさくしゃ表示ひょうじしているところにしたがえつて著作ちょさくしゃめい表示ひょうじすることができ る。
3 著作ちょさくしゃめい表示ひょうじは、著作ちょさくぶつ利用りよう目的もくてきおよ態様たいようらし著作ちょさくしゃ創作そうさくしゃであ ることを主張しゅちょうする利益りえきがいするおそれがないとみとめられるときは、公正こうせい慣行かんこうはん しないかぎり、省略しょうりゃくすることができる。
4 [りゃく]

同一どういつせい保持ほじけん
だいじゅうじょう 著作ちょさくしゃは、その著作ちょさくぶつおよびその題号だいごう同一どういつせい保持ほじする権利けんりゆうし、そ のはんしてこれらの変更へんこう切除せつじょその改変かいへんけないものとする。
2 前項ぜんこう規定きていは、つぎ各号かくごうのいずれかに該当がいとうする改変かいへんについては、適用てきようしない。
 いち だいさんじゅうさんじょうだいいちこうどうじょうだいよんこうにおいて準用じゅんようする場合ばあいふくむ。)まただいさんじゅう 四条しじょうだいいちこう規定きていにより著作ちょさくぶつ利用りようする場合ばあいにおける用字ようじまた用語ようご変更へんこうその改変かいへんで、学校がっこう教育きょういく目的もくてきじょうやむをないとみとめられるもの
  [りゃく]
 さん [りゃく]
 よん ぜんさんごうかかげるもののほか、著作ちょさくぶつ性質せいしつならびにその利用りよう目的もくてきおよ態様たいようらしやむをないとみとめられる改変かいへん


    だいさん款 著作ちょさくけんふくまれる権利けんり種類しゅるい

複製ふくせいけん
だいじゅういちじょう 著作ちょさくしゃは、その著作ちょさくぶつ複製ふくせいする権利けんり専有せんゆうする。

公衆こうしゅう送信そうしんけんとう
だいじゅうさんじょう 著作ちょさくしゃは、その著作ちょさくぶつについて、公衆こうしゅう送信そうしん自動じどう公衆こうしゅう送信そうしん ごうにあっては、送信そうしん可能かのうふくむ)をおこな権利けんり専有せんゆうする。
2 著作ちょさくしゃは、公衆こうしゅう送信そうしんされるその著作ちょさくぶつ受信じゅしん装置そうちもちいておおやけ伝達でんたつする 権利けんり専有せんゆうする。


    だい款 著作ちょさくけん制限せいげん

私的してき使用しようのための複製ふくせい
だいさんじゅうじょう 著作ちょさくけん目的もくてきとなつている著作ちょさくぶつ以下いかこの款においてたんに「著作ちょさくぶつ」 という。)は、個人こじんてきまた家庭かていないそのこれにじゅんずるかぎられた範囲はんいないにおいて使つかい ようすること(以下いか私的してき使用しよう」という。)を目的もくてきとするときは、つぎかかげる場合ばあいのぞき、その使用しようするもの複製ふくせいすることができる。
いち [りゃく]

引用いんよう
だいさんじゅうじょう 公表こうひょうされた著作ちょさくぶつは、引用いんようして利用りようすることができる。この場合ばあいに おいて、その引用いんようは、公正こうせい慣行かんこう合致がっちするものであり、かつ、報道ほうどう批評ひひょう研究けんきゅうその引用いんよう目的もくてきじょう正当せいとう範囲はんいないおこなわれるものでなければならな い。
2 くにまた地方ちほう公共こうきょう団体だんたい機関きかん一般いっぱん周知しゅうちさせることを目的もくてきとして作成さくせいし、そ の著作ちょさく名義めいぎした公表こうひょうする広報こうほう資料しりょう調査ちょうさ統計とうけい資料しりょう報告ほうこくしょそのこれらに るいする著作ちょさくぶつは、説明せつめい材料ざいりょうとして新聞紙しんぶんし雑誌ざっしその刊行かんこうぶつ転載てんさいするこ とができる。ただし、これを禁止きんしするむね表示ひょうじがある場合ばあいは、このかぎりでな い。

学校がっこうその教育きょういく機関きかんにおける複製ふくせい
だいさんじゅうじょう 学校がっこうその教育きょういく機関きかん営利えいり目的もくてきとして設置せっちされているものをのぞく。) において教育きょういく担任たんにんするものは、その授業じゅぎょう過程かていにおける使用しようきょうすることを目的もくてきと する場合ばあいには、必要ひつようみとめられる限度げんどにおいて、公表こうひょうされた著作ちょさくぶつ複製ふくせいすること ができる。ただし、当該とうがい著作ちょさくぶつ種類しゅるいおよ用途ようとならびにその複製ふくせい部数ぶすうおよ態様たいようあきら らし著作ちょさくけんしゃ利益りえき不当ふとうがいすることとなる場合ばあいは、このかぎりでない。

翻訳ほんやく翻案ほんあんとうによる利用りよう
だいよんじゅうさんじょう つぎ各号かくごうかかげる規定きていにより著作ちょさくぶつ利用りようすることができる場合ばあいには、 当該とうがい各号かくごうかかげる方法ほうほうにより、当該とうがい著作ちょさくぶつ当該とうがい各号かくごうかかげる規定きていしたがえつて利用りようす ることができる。
 いち だいさんじゅうじょうだいいちこうまただいさんじゅうさんじょうからだいさんじゅうじょうまで 翻訳ほんやく編曲へんきょく変形へんけいまた翻案ほんあん
  だいさんじゅういちじょうだいいちごうだいさんじゅうじょうだいさんじゅうろくじょうだいさんじゅうななじょうだいさんじゅうきゅうじょうだいいち こうだいよんじゅうじょうだいこうだいよんじゅういちじょうまただいよんじゅうじょう 翻訳ほんやく
 さん [りゃく]

出所しゅっしょ明示めいじ
だいよんじゅうはちじょう つぎ各号かくごうかかげる場合ばあいには、当該とうがい各号かくごう規定きていする著作ちょさくぶつ出所しゅっしょを、そ の複製ふくせいまた利用りよう態様たいようおう合理ごうりてきみとめられる方法ほうほうおよ程度ていどにより、明示めいじしなけ ればならない。
 いち だいさんじゅうじょうだいさんじゅうさんじょうだいいちこうどうじょうだいよんこうにおいて準用じゅんようする場合ばあいふくむ。)、 だいさんじゅうななじょうだいいちこうしくはだいさんこうだいよんじゅうじょうまただいよんじゅうななじょう規定きていにより著作ちょさくぶつ複製ふくせいする場合ばあい
  [りゃく]
 さん だいさんじゅうじょう規定きていにより著作ちょさくぶつ複製ふくせい以外いがい方法ほうほうにより利用りようする場合ばあいまただい さんじゅうじょうだいさんじゅうろくじょうだいいちこうだいさんじゅうはちじょうだいいちこうだいよんじゅういちじょうしくはだいよんじゅうろくじょう規定きていにより著作ちょさくぶつ利用りようする場合ばあいにおいて、その出所しゅっしょ明示めいじする慣行かんこうがあるとき。
2 前項ぜんこう出所しゅっしょ明示めいじとうたつては、これにともな著作ちょさくしゃめいあきらかになる場合ばあいおよ当該とうがい著作ちょさくぶつ無名むめいのものである場合ばあいのぞき、当該とうがい著作ちょさくぶつにつき表示ひょうじされている著作ちょさく しゃめいしめさなければならない。
3 だいよんじゅうさんじょう規定きていにより著作ちょさくぶつ翻訳ほんやくし、編曲へんきょくし、変形へんけいし、また翻案ほんあんして利用りよう する場合ばあいには、ぜんこう規定きていれいにより、その著作ちょさくぶつ出所しゅっしょ明示めいじしなければなら ない。

複製ふくせいぶつ目的もくてきがい使用しようとう
だいよんじゅうきゅうじょう つぎかかげるものは、だいじゅういちじょう複製ふくせいおこなったものとみなす。
 いち だいさんじゅうじょうだいいちこうだいさんじゅういちじょうだいいちごうだいさんじゅうじょうだいさんじゅうななじょうだいさんこうだいよんじゅういちじょうからだいよんじゅうじょうまでまただいよんじゅうよんじょうだいいちこうしくはだいこうさだめる 目的もくてき以外いがい目的もくてきのために、これらの規定きてい適用てきようけて作成さくせいされた著作ちょさく もの複製ふくせいぶつ頒布はんぷし、また当該とうがい複製ふくせいぶつによって当該とうがい著作ちょさくぶつ公衆こうしゅう提示ていじ したもの
  だいよんじゅうよんじょうだいさんこう規定きてい違反いはんしてどうこう録音ろくおんぶつまた録画ろくがぶつ保存ほぞんし た放送ほうそう事業じぎょうしゃまた有線ゆうせん放送ほうそう事業じぎょうしゃ
 さん だいよんじゅうななじょうだいいちこう規定きてい適用てきようけて作成さくせいされた著作ちょさくぶつ複製ふくせい もの次項じこうだいごう複製ふくせいぶつ該当がいとうするものをのぞく。)を頒布はんぷし、また当該とうがい 複製ふくせいぶつによって当該とうがい著作ちょさくぶつ公衆こうしゅう提示ていじしたもの
 よん だいよんじゅうななじょうだいこう規定きてい違反いはんしてどうこう複製ふくせいぶつ次項じこうだいごう複製ふくせいぶつ該当がいとうするものをのぞく。)を保存ほぞんしたもの
2 つぎかかげるものは、当該とうがいてき著作ちょさくぶつげん著作ちょさくぶつにつきだいじゅうななじょう翻訳ほんやく編曲へんきょく変形へんけいまた翻案ほんあんおこなったものとみなす。
 いち だいさんじゅうじょうだいいちこうだいさんじゅういちじょうだいいちごうだいさんじゅうじょうだいさんじゅうななじょうだいさんこうだいよんじゅういちじょうまただいよんじゅうじょうさだめる目的もくてき以外いがい目的もくてきのために、だいよんじゅうさん じょう規定きてい適用てきようけてどうじょうだいいちごうしくはだいごうかかげるこれらの規定きていしたが作成さくせいされたてき著作ちょさくぶつ複製ふくせいぶつ頒布はんぷし、また当該とうがい複製ふくせいぶつによって当該とうがいてき 著作ちょさくぶつ公衆こうしゅう提示ていじしたもの
  だいよんじゅうななじょうだいいちこう規定きてい適用てきようけて作成さくせいされたてき著作ちょさくぶつ複製ふくせいぶつ頒布はんぷし、また当該とうがい複製ふくせいぶつによって当該とうがいてき著作ちょさくぶつ公衆こうしゅう提示ていじしたもの
 さん だいよんじゅうななじょうだいこう規定きてい違反いはんして前号ぜんごう複製ふくせいぶつ保存ほぞんしたもの

著作ちょさくしゃ人格じんかくけんとの関係かんけい
だいじゅうじょう この款の規定きていは、著作ちょさくしゃ人格じんかくけん影響えいきょうおよぼすものと解釈かいしゃくしては ならない。


   だいななせつ 権利けんり行使こうし

著作ちょさくぶつ利用りよう許諾きょだく
だいろくじゅうさんじょう 著作ちょさくけんしゃは、他人たにんたいし、その著作ちょさくぶつ利用りよう許諾きょだくすることができる。
2 前項ぜんこう許諾きょだくものは、その許諾きょだくかか利用りよう方法ほうほうおよ条件じょうけん範囲はんいないにおいて、 その許諾きょだくかか著作ちょさくぶつ利用りようすることができる。
3 だいいちこう許諾きょだくかか著作ちょさくぶつ利用りようする権利けんりは、著作ちょさくけんしゃ承諾しょうだくないかぎり、 譲渡じょうとすることができない。
4 [りゃく]
5 著作ちょさくぶつ送信そうしん可能かのうについてだいいちこう許諾きょだくものが、その許諾きょだくかか利用りよう方法ほうほうおよ条件じょうけん送信そうしん可能かのう回数かいすうまた送信そうしん可能かのうもちいる自動じどう公衆こうしゅうおく しん装置そうちかかるものをのぞく。)の範囲はんいないにおいて反復はんぷくしてまた自動じどう公衆こうしゅう 送信そうしん装置そうちもちいておこな当該とうがい著作ちょさくぶつ送信そうしん可能かのうについては、だいじゅうさんじょうだい いちこう規定きていは、適用てきようしない。

不正ふせいアクセス行為こうい禁止きんしとうかんする法律ほうりつ平成へいせいじゅういちねん法律ほうりつだいいちはちごう

目的もくてき
だいいちじょう この法律ほうりつは、不正ふせいアクセス行為こうい禁止きんしするとともに、これについての罰則ばっそく およびその再発さいはつ防止ぼうしのための都道府県とどうふけん公安こうあん委員いいんかいによる援助えんじょ措置そちとうさだめることに より、電気でんき通信つうしん回線かいせんつうじておこなわれる電子でんし計算けいさんかか犯罪はんざい防止ぼうしおよび アクセス制御せいぎょ機能きのうにより実現じつげんされる電気でんき通信つうしんかんする秩序ちつじょ維持いじはかり、 もって高度こうど情報じょうほう通信つうしん社会しゃかい健全けんぜん発展はってん寄与きよすることを目的もくてきとする。

定義ていぎ
だいじょう この法律ほうりつにおいて「アクセス管理かんりしゃ」とは、電気でんき通信つうしん回線かいせん接続せつぞくしている 電子でんし計算けいさん以下いか特定とくてい電子でんし計算けいさん」という。)の利用りよう当該とうがい電気でんき通信つうしん回線かいせんつうじて おこなうものにかぎる。以下いか特定とくてい利用りよう」という。)につき当該とうがい特定とくてい電子でんし計算けいさん動作どうさ管理かんりするものをいう。
2 この法律ほうりつにおいて「識別しきべつ符号ふごう」とは、特定とくてい電子でんし計算けいさん特定とくてい利用りようをすることに ついて当該とうがい特定とくてい利用りようかかるアクセス管理かんりしゃ許諾きょだくもの以下いか利用りようけんしゃ」 という。)およ当該とうがいアクセス管理かんりしゃ以下いかこのこうにおいて「利用りようけんしゃとう」という。) に、当該とうがいアクセス管理かんりしゃにおいて当該とうがい利用りようけんしゃとう利用りようけんしゃとう区別くべつして識別しきべつする ことができるようにされる符号ふごうであって、つぎのいずれかに該当がいとうするものまたつぎの いずれかに該当がいとうする符号ふごうとその符号ふごうわせたものをいう。
 いち 当該とうがいアクセス管理かんりしゃによってその内容ないようをみだりに第三者だいさんしゃらせてはならない ものとされている符号ふごう
  当該とうがい利用りようけんしゃとう身体しんたい全部ぜんぶしくは一部いちぶ影像えいぞうまた音声おんせいもちいて当該とうがい アクセス管理かんりしゃさだめる方法ほうほうにより作成さくせいされる符号ふごう
 さん 当該とうがい利用りようけんしゃとう署名しょめいもちいて当該とうがいアクセス管理かんりしゃさだめる方法ほうほうにより 作成さくせいされる符号ふごう
3 この法律ほうりつにおいて「アクセス制御せいぎょ機能きのう」とは、特定とくてい電子でんし計算けいさん特定とくてい利用りよう自動的じどうてき制御せいぎょするために当該とうがい特定とくてい利用りようかかるアクセス管理かんりしゃによって当該とうがい 特定とくてい電子でんし計算けいさんまた当該とうがい特定とくてい電子でんし計算けいさん電気でんき通信つうしん回線かいせんかいして接続せつぞくされた 特定とくてい電子でんし計算けいさん付加ふかされている機能きのうであって、当該とうがい特定とくてい利用りようをしようとするものに より当該とうがい機能きのうゆうする特定とくてい電子でんし計算けいさん入力にゅうりょくされた符号ふごう当該とうがい特定とくてい利用りようかか識別しきべつ符号ふごう識別しきべつ符号ふごうもちいて当該とうがいアクセス管理かんりしゃさだめる方法ほうほうにより作成さくせいされる 符号ふごう当該とうがい識別しきべつ符号ふごう一部いちぶわせた符号ふごうふくむ。つぎじょうだいこうだいいちごうおよだいごうに おいておなじ。)であることを確認かくにんして、当該とうがい特定とくてい利用りよう制限せいげん全部ぜんぶまた一部いちぶ解除かいじょするものをいう。

不正ふせいアクセス行為こうい禁止きんし
だいさんじょう 何人なんにんも、不正ふせいアクセス行為こういをしてはならない。
2 前項ぜんこう規定きていする不正ふせいアクセス行為こういとは、つぎ各号かくごういち該当がいとうする行為こういをいう。
 いち アクセス制御せいぎょ機能きのうゆうする特定とくてい電子でんし計算けいさん電気でんき通信つうしん回線かいせんつうじて当該とうがい アクセス制御せいぎょ機能きのうかか他人たにん識別しきべつ符号ふごう入力にゅうりょくして当該とうがい特定とくてい電子でんし計算けいさん作動さどうさせ、 当該とうがいアクセス制御せいぎょ機能きのうにより制限せいげんされている特定とくてい利用りようをし状態じょうたいにさせる行為こうい当該とうがいアクセス制御せいぎょ機能きのう付加ふかしたアクセス管理かんりしゃがするものおよ当該とうがいアクセス 管理かんりしゃまた当該とうがい識別しきべつ符号ふごうかか利用りようけんしゃ承諾しょうだくてするものをのぞく。)
  アクセス制御せいぎょ機能きのうゆうする特定とくてい電子でんし計算けいさん電気でんき通信つうしん回線かいせんつうじて当該とうがい アクセス制御せいぎょ機能きのうによる特定とくてい利用りよう制限せいげんまぬかれることができる情報じょうほう識別しきべつ符号ふごうである ものをのぞく。)また指令しれい入力にゅうりょくして当該とうがい特定とくてい電子でんし計算けいさん作動さどうさせ、その制限せいげんされて いる特定とくてい利用りようをし状態じょうたいにさせる行為こうい当該とうがいアクセス制御せいぎょ機能きのう付加ふかしたアクセス 管理かんりしゃがするものおよ当該とうがいアクセス管理かんりしゃ承諾しょうだくてするものをのぞく。次号じごうにおいて おなじ。)
 さん 電気でんき通信つうしん回線かいせんかいして接続せつぞくされたほか特定とくてい電子でんし計算けいさんゆうするアクセス制御せいぎょ 機能きのうによりその特定とくてい利用りよう制限せいげんされている特定とくてい電子でんし計算けいさん電気でんき通信つうしん回線かいせんつうじて その制限せいげんまぬかれることができる情報じょうほうまた指令しれい入力にゅうりょくして当該とうがい特定とくてい電子でんし計算けいさん作動さどうさせ、その制限せいげんされている特定とくてい利用りようをし状態じょうたいにさせる行為こうい

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