賁卦

賁卦

賁卦，或ある者もの就咁叫さけべ賁，係かかり六ろく十じゅう四よん卦け之これ中ちゅう嘅第廿にじゅう二に卦け。佢上卦け係がかり艮うしとら卦け，代表だいひょう山やま，即そく係がかり☶ ；下か卦け係がかり離はなれ卦け，代表だいひょう火ひ，即そく係がかり☲ 。所以ゆえん，賁卦就畫成なり䷕。為ため咗方便びん記き住じゅう卦け象ぞう，佢有個こ名めい 叫さけべ山火やまび賁。

卦け辭じ

亨とおる。 小しょう利り有ゆう所しょ往。

彖曰：賁，亨とおる﹔柔やわら來らい而文剛つよし，故こ亨とおる。分ぶん剛ごう上じょう而文柔やわら，故こ小しょう利り有ゆう攸往。剛つよし柔やわら交錯こうさく，天てん文也ふみや﹔文明ぶんめい以止，人にん文也ふみや。觀かん乎天文てんもん，以察時じ變へん﹔觀かん乎人文じんぶん，以化成かせい天下でんか。

象ぞう曰：山下やました有ゆう火ひ，賁﹔君子くんし以明庶政しょせい，無む敢折獄ごく。

爻辭

初はつ九きゅう：賁其趾，舍しゃ車しゃ而徒。

六ろく二に：賁其須。

九三くぞう：賁如濡如，永えい貞吉さだきち。

六ろく四よん：賁如皤如，白馬はくば翰如，匪寇婚こん媾。

六ろく五ご：賁于丘おか園えん，束たば帛戔戔，吝しわ，終吉しゅうきち。

上うえ九きゅう：白しろ賁，無む咎とがめ。