會津あいづ藩はん

會津あいづ藩はん（日にち语：会津あいづ藩はん／あいづはん^{Aizu han */?}）為ため日本にっぽん古ふる陸奧みちのく國こく會津あいづ郡ぐん，範圍はんい包含ほうがん了りょう現在げんざい的てき福島ふくしま縣けん西部せいぶ會津あいづ地區ちく。當時とうじ的てき藩はん廳ちょう為ため會津若松あいづわかまつ城じょう（今いま會津若松あいづわかまつ市し）。

會津あいづ藩はん
親藩しんぱん
23萬まん石せき

會津あいづ藩はん的てき位置いち

會津あいづ藩主はんしゅ的てき歷史れきし

關原せきはら之これ戰せん以前いぜん

會津あいづ地區ちく最早もはや屬ぞく於常陸ひたち國こく的てき領地りょうち，從したがえ七なな世紀せいき以後いご被ひ劃入成なり為ため陸奧みちのく國こく的てき領地りょうち。到いた了りょう戰國せんごく時代じだい，由ゆかり於平安へいあん時代じだい末期まっき鎌倉かまくら時代ときよ初期しょき的てき武將ぶしょう佐原さはら義よし連れん在ざい奧州おうしゅう戰爭せんそう中ちゅう有功ゆうこう於源みなもと賴朝よりとも，被ひ賜たまもの予よ會津あいづ郡ぐん。

佐原さはら義よし連れん原はら來らい姓せい三浦みうら氏し，由ゆかり於居住きょじゅう在ざい相模さがみ國こく衣笠きぬがさ城じょう的てき東ひがし南方なんぽう佐原さわら地區ちく（現在げんざい的てき神奈川かながわ縣けん横須賀よこすか市し佐原さはら），就以「佐原さはら氏し」自稱じしょう（橫須賀よこすか市し自じ古こ為ため三さん蒲がま氏し的てき根據地こんきょち）。義ぎ連れん除じょ了りょう兼任けんにん京都きょうと扶持ふち眾之これ外がい，因いん為ため領有りょうゆう會津あいづ郡ぐん的てき關係かんけい，也就自稱じしょう“會津あいづ守護しゅご”。義ぎ連れん本身ほんみ並なみ沒ぼつ有ゆう居住きょじゅう在ざい會津あいづ郡ぐん，而是後代こうだい才ざい移うつり居きょ到いた此。由よし於今天てん的てき橫須賀よこすか市し自じ古こ又また稱しょう為ため「蘆あし名めい」，所以ゆえん義ぎ連れん的てき子孫しそん自じ第だい三代開始才開始以地名自稱為蘆あし名めい氏し，並なみ以領地ち作為さくい發展はってん依據いきょ，成なり為ため戰國せんごく大名だいみょう之これ一いち。

原はら來會らいかい津つ地區ちく有ゆう個こ規模きぼ不ふ大だい的てき「東ひがし黑川くろかわ館かん」，至德しとく元年がんねん（1384年ねん）的てき時候じこう，蘆あし名めい氏し第だい七なな代だい大名だいみょう蘆あし名めい直盛なおもり將はた他た擴大かくだい維修，興きょう建けん一座いちざ新しん的てき黑川くろかわ城しろ。天正てんしょう17年ねん（1589年ねん）時じ，由ゆかり於蘆名めい氏し與あずか伊達だて政まさし宗むね爭奪そうだつ會津あいづ地區ちく，結果けっか敗はい於摺すり上じょう原之はらの戰せん，蘆あし名めい義廣よしひろ戰敗せんぱい，只ただ好こう棄黑川城かわしろ逃往常陸ひたち國こく。然しか而，在ざい天正てんしょう18年ねん（1590年ねん）時じ豐臣とよとみ秀吉ひでよし以「違反いはん惣そう無事ぶじ令れい」為ため由ゆかり，以及推行奧州おうしゅう仕置しおき的てき政策せいさく，沒收ぼっしゅう了りょう政せい宗そう在ざい會津あいづ一帶いったい的てき領地りょうち，也包括ほうかつ黑川くろかわ城じょう。從したがえ此黑川城かわしろ則のり交由蒲生がもう氏し鄉きょう管理かんり（氏し鄉きょう俸祿42萬まん石せき，檢地けんち後ご增ぞう至いたり92萬まん石せき）。氏し鄉きょう進駐しんちゅう會津あいづ後ご大力だいりき擴建黑川くろかわ城じょう，並なみ且將擴建的てき黑川くろかわ城じょう更さら名めい為ため「鶴づるヶ城じょう」（「鶴城つるしろ」的てき意思いし），同時どうじ從したがえ京都きょうと招集しょうしゅう商人しょうにん等ひとし，帶おび動どう會津あいづ地區ちく的てき經濟けいざい，也將領地りょうち的てき經營けいえい建立こんりゅう起おこり不ふ錯的成なり效こう。

氏し鄉きょう死後しご，在ざい慶長けいちょう3年ねん（1598年ねん）時じ，其子蒲生がもう秀行ひでゆき由よし於年輕けい，加か上じょう氏族しぞく中ちゅう發生はっせい騷動そうどう而被豐臣とよとみ秀吉ひでよし移うつり封ふう到いた宇都宮うつのみや，同時どうじ遭到減俸げんぽう變成へんせい18萬まん石せき的てき處分しょぶん。因よし此會津つ籓主變成へんせい從したがえ越後えちご來き的てき五ご大老たいろう之これ一いち上杉うえすぎ景勝かげかつ（俸祿達たち120萬まん石せき）。不ふ過か景勝けいしょう因いん為ため關原せきはら之これ戰せん的てき時候じこう參加さんか石田いしだ三成みつなり的てき西にし軍ぐん，其後又また敗はい於伊達たち氏し與あずか最上もがみ氏し，所以ゆえん在ざい慶長けいちょう6年ねん（1601年ねん）時じ被かむ德川とくがわ家康いえやす移うつり封ふう到いた米澤よねざわ，俸祿減少げんしょう到いた30萬まん石せき。

蒲生がもう時代ときよ

慶長けいちょう6年ねん（1601年ねん），在ざい關原せきはら之これ戰せん時どき支持しじ德川とくがわ方面ほうめん的てき蒲生がもう秀行ひでゆき因いん功こう受賞じゅしょう再さい次つぎ入にゅう封ふう會津あいづ（60萬まん石せき）。不ふ過か第だい二に代だい的てき蒲生がもう忠ただし鄉きょう在ざい寬永かんえい4年ねん（1627年ねん）時じ不幸ふこう英えい年ねん早はや逝，更さら糟かす糕的是ぜ他た無む嗣可繼承けいしょう家業かぎょう，蒲生がもう氏し突然とつぜん要よう面めん對たい改易かいえき的てき問題もんだい。忠ちゅう鄉きょう的てき弟おとうと弟おとうと蒲生がもう忠ただし知ち也因為ため無む子こ嗣（僅有7個こ女兒じょじ）而被幕府ばくふ易えき封ふうじ到いた伊予いよ國こく松山まつやま藩はん，俸祿被ひ減げん為ため24萬まん石せき。

加藤かとう時代ときよ

寬永かんえい4年ねん（1627年ねん），加藤かとう嘉明よしあき由よし於累積るいせき了りょう文ぶん祿ろく之の役やく、關原せきはら之これ戰せん以及大阪おおさか夏なつ之の陣じん的てき戰功せんこう而入封ふう會津あいづ（俸祿40萬まん石せき）。由よし於慶長ちょう16年ねん8月がつ21日にち（1611年ねん9月がつ27日にち）發生はっせい了りょう震度しんど高だか達たち六ろく級きゅう的てき會津あいづ地震じしん（日にち语：会津あいづ地震じしん），原はら來らい的てき天守てんしゅ被ひ震ふるえ垮而傾かたぶけ杞，於是嘉明よしあき的てき兒じ子こ加藤かとう明成めいせい重じゅう新しん修おさむ建けん，改あらため為ため今日きょう所見しょけん的てき層そう塔とう型がた天守てんしゅ。儘管明成めいせい有ゆう魄たま力りょく，或ある許もと有ゆう建築けんちく上うえ的てき天てん份，但ただし是ぜ他た也是個こ相當そうとう糟かす糕的藩主はんしゅ，缺乏けつぼう凝聚ぎょうしゅう人心じんしん的てき團結だんけつ力量りきりょう，結果けっか家臣かしん一致與他鬧對立，發生はっせい會津あいづ騷動そうどう，甚至有ゆう家臣かしん出走しゅっそう，明成めいせい還かえ對たい出走しゅっそう的てき家臣かしん進行しんこう追つい殺ころせ。於是幕府ばくふ又また裁定さいてい明成めいせい移うつり封ふう到いた石見いわみ國こく吉永よしなが藩はん（今こん天てん的てき島根しまね縣けん大田おおた市し）隱居いんきょ，並なみ且老死し於當地ち。

松平まつだいら時代ときよ

會津あいづ藩はん藩はん廳ちょう的てき若松わかまつ城しろ

寬永かんえい二に十じゅう年ねん（1643年ねん），加藤かとう氏し改易かいえき，會津あいづ籓由出羽でわ國こく山形やまがた藩はん，第だい二に代だい將軍しょうぐん德川とくがわ秀忠ひでただ的てき庶子しょし保科ほしな正之まさゆき以23萬まん石せき俸祿入にゅう封ふう。保科ほしな正之まさゆき原げん為ため德川とくがわ氏し（「松平まつだいら」氏し），幼年ようねん被ひ將軍しょうぐん過か繼つぎ予よ保科ほしな正ただし光こう，由ゆかり於正之の是ぜ第だい三さん代だい將軍しょうぐん家光いえみつ的てき同どう父ちち異母弟いぼてい，個性こせい忠誠ちゅうせい低調ていちょう，因いん此受到家か光こう極大きょくだい的てき信賴しんらい與あずか倚重。正之まさゆき在世ざいせい時じ一直不肯歸宗，恢復かいふく松平まつだいら姓氏せいし，因いん為ため正之まさゆき是これ個こ忠義ちゅうぎ的てき人じん，保留ほりゅう姓氏せいし以紀念ねん保科ほしな氏し對たい他た的てき養育よういく之の恩おん；會津あいづ藩はん一直到第三代藩主正容才歸宗為「松平まつだいら」氏し。以後いご，保科ほしな氏し的てき子孫しそん就以會津あいづ松平まつへい家か成なり為ため固定こてい的てき家か氏し與あずか血脈けちみゃく。松平まつだいら家門かもん第だい的てき家いえ徽也是採用さいよう德川とくがわ家か的てき圓形えんけい三さん葉よう葵あおい（「丸まるに三みっつ葵あおい」）[1] （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆），旗はた號ごう則そく是ぜ採用さいよう正體しょうたい漢字かんじ「會かい」字じ型がた號ごう。

幕末ばくまつ

最後さいご的てき藩主はんしゅ的てき九きゅう代だい容保かたもり，是ぜ由よし八代藩主松平容敬的義子，由よし於容敬けい是ぜ美濃みの國こく高須たかす藩はん第だい九代藩主松平義健的親弟，加か上じょう膝下ひざもと猶なお虛きょ，所以ゆえん才ざい會かい被ひ過か繼つぎ來き到いた會津あいづ籓的。文久ぶんきゅう2年ねん（1862年ねん），容保かたもり成なり為ため京都きょうと守護しゅご職しょく，將はた麾下きか的てき新撰しんせん組ぐみ（也是爾後じご奧州おうしゅう會津あいづ戰爭せんそう的てき幕府ばくふ軍ぐん部隊ぶたい之の一いち）與あずか會津あいづ直轄ちょっかつ隊たい一起擔負了取締尊攘派志士しし和わ京都きょうと的てき治安ちあん維持いじ。並なみ且在禁門きんもん之の變へん，擊退げきたい了りょう打算ださん攻擊こうげき孝明天皇こうめいてんのう的てき長州ちょうしゅう藩はん陣營じんえい。此後容保かたもり受到孝明天皇こうめいてんのう極度きょくど的てき信任しんにん並なみ且賜予よ「御ご宸翰しんかん」（ごしんかん；日本にっぽん天皇てんのう的てき親筆しんぴつ文ぶん件けん）一いち篇へん。

在ざい慶應けいおう2年ねん12月（1867年ねん1月がつ30日にち），孝明天皇こうめいてんのう不幸ふこう駕が崩くずし（有ゆう一說いっせつ是ぜ遭到暗殺あんさつ），失しつ去さ天皇てんのう支持しじ的てき江戶えど幕府ばくふ與あずか跟已經けい簽訂薩長さっちょう同盟どうめい的てき薩摩さつま藩はん與あずか長州ちょうしゅう藩はん的てき對立たいりつ白熱はくねつ化か。隨ずい著ちょ大政奉還たいせいほうかん以及王政おうせい復古ふっこ兩次りょうじ政治せいじ事件じけん之これ後ご，戊辰戰爭ぼしんせんそう的てき首くび戰せん鳥羽とば伏見ふしみ之これ戰せん爆發ばくはつ了りょう。會津あいづ藩はん很自然しぜん地ち被ひ看み作づく舊きゅう幕府ばくふ勢力せいりょく中心ちゅうしん之の一いち，成なり為ため了りょう新しん政府せいふ軍ぐん的てき仇敵きゅうてき。鳥羽とっぱ伏見ふしみ之の戰後せんご，明治天皇めいじてんのう更さら加か倚賴新しん政府せいふ軍ぐん。不ふ過か會津あいづ藩はん以奧羽おうう越えつ列藩れっぱん同盟どうめい的てき方式ほうしき獲得かくとく其他藩主はんしゅ人力じんりき物ぶつ力りょく方面ほうめん的てき支援しえん，作為さくい抵抗ていこう新しん政府せいふ軍ぐん的てき條件じょうけん。不ふ過か，在ざい長ちょう達たち一いち個月かげつ的てき會津若松あいづわかまつ城じょう的まと戰せん鬥中（會津あいづ戰爭せんそう），會津あいづ藩はん還かえ是ぜ敗北はいぼく投降とうこう了りょう。

投降とうこう之これ後ご，會津あいづ松平まつへい氏し在ざい會津あいづ藩はん的てき領地りょうち被ひ明治めいじ政府せいふ沒收ぼっしゅう了りょう。藩主はんしゅ容よう保美ほび其名被ひ移うつり封ふう到いた鳥取とっとり藩はん，實則さねつね遭到軟禁なんきん。明治めいじ2年ねん（1869年ねん），明治めいじ政府せいふ容よう許容きょよう保ほ的てき嫡子ちゃくし容よう大だい繼續けいぞく保有ほゆう氏名しめい，但ただし是ぜ不ふ得とく再さい居住きょじゅう在ざい若松わかまつ城じょう中ちゅう，加か上じょう一年前舊領地豬苗代城已經遭到焚毀，因いん此藩士し們只好こう選擇せんたく帶たい著ちょ九個月大的容大移居到陸奧國斗南藩安身立命（今いま青森あおもり縣けん陸奧みちのく市し）。另一方面ほうめん，會津あいづ地方ちほう廢藩置縣はいはんちけん前まえ，成なり為ため了りょう由よし於明治めいじ政府せいふ文官ぶんかん管理かんり政治せいじ局きょく的てき直轄ちょっかつ地ち，此後雖然成なり為ため了りょう若松わかまつ縣けん，不ふ過か在ざい明治めいじ9年ねん（1876年ねん）被ひ福島ふくしま縣けん合併がっぺい。

现代

明治めいじ维新后きさき日本にっぽん政局せいきょく长期由ゆかり长州藩はん等とう南方なんぽう出身しゅっしん者しゃ把持はじ，會津あいづ藩はん作さく为维新しん时期的てき保守ほしゅ派は在ざい政治せいじ和わ经济上じょう遭受打だ压（例れい如虽然しか會津若松あいづわかまつ是ぜ交通こうつう要よう冲，但ただし至いたり今こん没ぼつ有ゆう新しん干ひ线和かず建造けんぞう新しん干ひ线的计划），致使经济落后于周围地区ちく，当地とうち居きょ民みん对此颇有微ほろ词。2011年ねん3月がつ11日にち東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい后きさき福島ふくしま縣けん才ざい被ひ重じゅう新しん重視じゅうし，爲ため了りょう激勵げきれい當地とうち居きょ民みん重じゅう建家たてや園えん2013年ねん的てき大河おおかわ劇げき改あらため为《八はち重じゅう之の櫻さくら》，主しゅ角すみ是ただし會津あいづ藩はん出身しゅっしん的てき新島にいじま八重やえ。

歴代れきだい藩主はんしゅ

若松わかまつ城しろ歷代れきだい城主じょうしゅ家紋かもん；從したがえ這份家紋かもん可か以看出で歷代れきだい氏族しぞく大名だいみょう的てき變遷へんせん。

近江おうみ蒲生がもう氏し

外様とざま　91万まん9千せん石せき（1590年ねん－1598年ねん）

氏し鄉きょう〔正せい四よん位い下か・飛ひ驒守、左ひだり近衛このえ少將しょうしょう〕（1590年ねん－1595年ねん）
秀行ひでゆき〔從したがえ三さん位い・飛ひ驒守、参議さんぎ〕（1595年ねん－1598年ねん）

上杉うえすぎ氏し或ある山内やまうち上杉うえすぎ家か

外様とざま　120万まん石せき（1598年ねん－1601年ねん）

景勝けいしょう〔從したがえ三さん位い・中納言ちゅうなごん、彈正だんじょう大だい弼、参議さんぎ〕

蒲生がもう氏し

再さい封ふう　60万まん石せき（1601年ねん－1627年ねん）

秀行ひでゆき〔從したがえ三さん位い・飛ひ驒守、参議さんぎ〕
忠ちゅう鄉きょう〔從したがえ三さん位い・下野しもの守まもる、参議さんぎ〕

加藤かとう氏し（利り仁じん流りゅう）

外様とざま　40万まん石せき（1627年ねん－1643年ねん）

嘉明よしあき〔從したがえ四よん位い下か・左ひだり馬頭めず〕
明成めいせい〔從したがえ四よん位い下か・式部しきぶ少しょう補ほ、侍從じじゅう〕

会津あいづ松平まつへい家か〔保科ほしな氏し〕

親藩しんぱん　23万まん石せき（1643年ねん－1868年ねん）

正之まさゆき〔正せい四よん位い下か・肥後守ひごのかみ、左ひだり近衛このえ中將ちゅうじょう〕
正せい經けい〔從したがえ四よん位い下か・筑前ちくぜん守もり〕
正せい容よう〔正せい四よん位い下か・肥後守ひごのかみ、左ひだり近衛このえ中將ちゅうじょう〕；從したがえ此歸宗むね回かい到いた松平まつだいら姓氏せいし。
容よう貞さだ〔從したがえ四よん位い下か・肥後守ひごのかみ、左ひだり少將しょうしょう〕
容頌かたのぶ〔正せい四よん位い下か・肥後守ひごのかみ、左ひだり中將ちゅうじょう〕
容よう住じゅう〔從したがえ四よん位い下か・肥後守ひごのかみ〕
容よう衆しゅ〔從したがえ四よん位い下か・肥後守ひごのかみ、左ひだり少將しょうしょう〕
容よう敬けい〔正せい四よん位い下か・肥後守ひごのかみ、左ひだり中將ちゅうじょう〕
容保かたもり〔正せい三さん位い・肥後守ひごのかみ、參議さんぎ〕
喜き德とく〔從したがえ四よん位い下か・若狹わかさ守まもる〕

斗と南みなみ藩はん

會津あいづ藩はん還かえ有ゆう另一個關係甚深的藩領是斗と南みなみ藩はん；明治めいじ2年ねん（1869年ねん）容保かたもり的てき嫡子ちゃくし容よう大だい因いん為ため被ひ明治めいじ政府せいふ容よう許もと繼續けいぞく保存ほぞん姓氏せいし，因いん此在翌年よくねん（1870年ねん）設置せっち成立せいりつ斗と南みなみ藩はん（「斗と南みなみ」出自しゅつじ「北斗ほくと以南いなん皆みな帝みかど州しゅう」乙おつ句く）。明治めいじ政府せいふ在ざい這一いち點てん表面ひょうめん上表じょうひょう現出げんしゅつ懷柔かいじゅう，實際じっさい上じょう卻用意ようい陰險いんけん；由よし於會津あいづ松平まつへい家か在ざい會津あいづ藩はん的てき資產しさん都と被ひ明治めいじ政府せいふ沒收ぼっしゅう了りょう，以避免めん松まつ平家ひらか有ゆう不滿ふまん政府せいふ的てき藩士はんし又また將はた「佐幕さばく」化か為ため行動こうどう，於是明治めいじ政府せいふ將はた松平まつだいら容保かたもり移うつり封ふう到いた鳥取とっとり藩はん，擔任たんにん家督かとく年ねん僅13歲さい的てき養子ようし喜き德とく被ひ遷移せんい到いた久留くる米べい藩はん；明治めいじ政府せいふ另外給きゅう予よ松平まつだいら家か兩りょう條じょう遷居上じょう的てき選擇せんたく：一個是回到舊領地之一的猪苗代（今こん天てん的てき猪苗代いなわしろ町まち），或ある者もの遷移せんい到いた斗と南みなみ藩はん（現在げんざい的てき青森あおもり縣けん陸奧みちのく市し）。

原則げんそく上じょう回かい到いた豬苗代だい是ぜ個こ不ふ錯的選擇せんたく，距離きょり若松わかまつ城じょう只ただ有ゆう一いち湖こ之の遙はるか（豬苗代なえしろ湖こ）。但ただし是ぜ在ざい慶應けいおう4年ねん（1868年ねん）戊辰戦争ぼしんせんそう之の際さい、於母成峠ぼなりとうげ之の戦中せんちゅう，西にし軍ぐん（也就是ぜ薩摩さつま藩はん與あずか長州ちょうしゅう藩はん同盟どうめい）擊破げきは東ひがし軍ぐん（会津あいづ藩はん與あずか新撰しんせん組ぐみ聯れん軍ぐん），會津あいづ領地りょうち遭到入いれ侵おかせ，當時とうじ的てき城代しろだい高橋たかはし權けん大夫たいふ就把豬苗代だい城じょう（也稱為ため「龜城かめしろ」）一いち把わ火ひ給きゅう燒しょう了りょう，然しか後向うしろむき若松わかまつ城じょう撤退てったい，城しろ裡うら的てき建築けんちく物ぶつ在ざい大だい火中かちゅう最後さいご十じゅう去さ八はち九きゅう，僅存廢墟はいきょ；火燒ひたき猪苗代いなわしろ城じょう雖然不ふ僅僅きんきん結束けっそく了りょう戰役せんえき，也終結しゅうけつ了りょう一年後松平家移居的機會。

因いん此藩士し們議論ろん紛紛ふんぷん後ご決定けってい前ぜん往更北方ほっぽう的てき斗と南みなみ藩はん。同年どうねん4月がつ18日にち，從したがえ南部なんぶ移うつり居きょ的てき第だい一波兩百多名人士在八戶登陸了。成なり為ため斗と南みなみ藩主はんしゅ的てき松平まつだいら容ひろし大だい當時とうじ才ざい九きゅう個月かげつ大だい，被ひ藩士はんし冨田とみた重光しげみつ抱かかえ在ざい懷ふところ裡うら，乘じょう坐すわ轎子，後ご面めん跟著五ご戶こ人家じんか出發しゅっぱつ了りょう。

現在げんざい的てき下北半島しもきたはんとう陸奧むつ市し的てき圓通寺えんつうじ是ぜ原はら來らい斗と南みなみ藩はん廳ちょう的てき暫時ざんじ辦公處しょ。而北海道ほっかいどう的てき歌棄うたすつ郡ぐん、瀨棚せたな郡ぐん、太櫓ふとろ郡ぐん以及山越やまぐい郡ぐん4個こ郡こおり成しげる為ため斗と南みなみ藩はん的てき支配しはい地ち。實際じっさい上じょう真正しんせい落腳大約たいやく50多た戶と，不ふ過か220多た人じん左右さゆう。順じゅん便びん一提原來明治政府給予斗南藩是3萬まん石せき，但ただし是ぜ到いた了りょう當地とうち才知さいち道どう藩はん領りょう是ぜ不毛ふもう的てき貧ひん瘠やせ地ち，所以ゆえん俸祿只ただ不ふ過か是ぜ大約たいやく7千せん石せき而已。

雖然說せつ森林しんりん豐富ほうふ，但ただし是ぜ無法むほう像ぞう其他藩はん國こく那な樣さま有效ゆうこう發展はってん林業りんぎょう。當地とうち的てき生活せいかつ實在じつざい非常ひじょう辛苦しんく，移うつり居きょ的てき藩士はんし中ちゅう不幸ふこう因いん為ため寒冷かんれい而失去さ性せい命いのち的てき人じん也不少しょう，存そん活かつ下か來らい的てき人じん在ざい苛刻的てき天然てんねん條件じょうけん中ちゅう過か著ちょ饑餓きが的てき生活せいかつ。

後來こうらい斗と南みなみ藩はん在ざい明治めいじ4年ねん（1871年ねん）的てき廢藩置縣はいはんちけん政策せいさく中ちゅう規ぶんまわし劃成為ため斗と南みなみ縣けん，同年どうねん9月がつ斗と南みなみ縣けん與あずか弘前ひろさき縣けん、黑石くろいし縣けん、七戶しちのへ縣けん、八戶縣等上述藩縣合併為弘前縣，後ご隨ずい即そく將はた縣廳けんちょう移うつり至いたり青森あおもり，改稱かいしょう青森あおもり縣けん。同時どうじ，作為さくい其中一部いちぶ份的二戶ふたど郡ぐん，被ひ岩手いわて縣けん編入へんにゅう了りょう。容よう大在おおざい明治めいじ17年ねん（1884年ねん）成なり為ため子爵ししゃく，被ひ列れつ在ざい華族かぞく中なか。

藩主はんしゅ：松平まつだいら容ひろし大だい〔從したがえ五ご位い　藩はん知事ちじ〕

参考さんこう文献ぶんけん

星ほし亮一りょういち著ちょ『幕末ばくまつの会津あいづ藩はん——運命うんめいを決きめた上洛じょうらく』中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ［中公新書ちゅうこうしんしょ］。ISBN 412101619X

外部がいぶ連結れんけつ

会津あいづ藩はんの総合そうごうサイト：「幕末ばくまつ会津あいづ藩はん」

相あい关条目め

藩はん列れつ表ひょう