三さん易えき

三さん易えき是ぜ《周しゅう官かん》記載きさい太ふとし卜ぼく所掌しょしょう的てき三さん種しゅ筮法，包括ほうかつ連山れんざん、歸かえり藏ぞう、周しゅう易えき，皆みな由ゆかり八はち經けい卦け兩兩りょうりょう重じゅう叠成六ろく十じゅう四よん别卦。《周しゅう易えき》為ため周しゅう之の《易えき》，以乾いぬい卦け為ため首くび，以變者しゃ爲ため占うらない，占うらない九きゅう、六ろく之これ爻。據よりどころ說せつ，夏なつ之の《易えき》曰《連山れんざん》，以艮うしとら卦け爲ため首くび，商しょう之の《易えき》曰《歸かえり藏ぞう》，以坤ひつじさる卦け為ため首くび。《連山れんざん》、《歸かえり藏ぞう》皆みな以不變ふへん爲ため占うらない，占うらない七なな、八はち之これ爻。不ふ過か二に易えき亡失ぼうしつ不ふ傳つて，不知ふち此說確實かくじつ與あずか否いな。

一般いっぱん通行つうこう說法せっぽう，以連山れんざん、歸かえり藏ぞう、周しゅう易えき分別ふんべつ是ぜ由ゆかり伏ふく羲（或ある說せつ神かみ農みのり）、黃き帝みかど、周しゅう文ぶん王おう三位聖王所發明而流傳下來的三種易法。三さん易えき唯ただ《周しゅう易えき》傳でん行こう於世，餘あまり二に易えき並なみ亡ほろび。