六ろく十じゅう四よん卦け

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伏ふく羲先天せんてん六ろく十じゅう四よん卦け〈方圓ほうえん四よん分ふん四よん層そう圖ず〉（1701年ねん莱布尼あま茨いばら得とく自じ白はく晋すすむ的まと圖ず文ぶん，時じ為ため清康きよやす熙四十じゅう年ねん）

六ろく十じゅう四よん卦け，記載きさい於《易えき經けい》，每まい一卦的圖像均由兩個八卦はっけ上下じょうげ組合くみあい而成，每まい一いち卦け各かく有ゆう六ろく個こ爻。

重じゅう卦け（別べつ卦け）[编辑]

参まいり见：八卦はっけ
参まいり见：易えき經けい § 爻卦結構けっこう
經由けいゆ八卦はっけ可か再演さいえん化か出で六ろく十じゅう四よん卦け。兩個りゃんこ八卦はっけ相しょう疊たたみ（復ふく卦け），即そく成なり八はち八はち六ろく十じゅう四よん卦け。意味いみ八はち個こ「單たん卦け」（經けい卦け）如經緯けいい交織こうしょく組成そせい六ろく十じゅう四よん個こ「重じゅう卦け」（別べつ卦け）。
六爻可以分為上半部分和下半部分，每ごと一部分稱為一個單卦。六ろく個こ「爻」以不同ふどう的てき陰かげ、陽ひ配はい搭，形成けいせい多種たしゅ不同ふどう的てき組合くみあい。六爻由下而上解最下為：《初はつ、二に、三さん、四よん、五ご及上》，由よし三さん爻所生せい的てき卦け「由よし上じょう而下」為之ためゆき「上うえ卦け」或ある「外そと卦け」、在ざい下方かほう為之ためゆき「下しも卦け」或ある「內卦」。

伏ふく羲先天せんてん六ろく十じゅう四よん卦け[编辑]

伏ふく羲先天せんてん八卦はっけ圖ず

北きた宋そう邵雍依よ易えき傳でん「天地てんち定位ていい，山澤やまさわ通氣つうき，雷かみなり風ふう相しょう薄うす，水火すいか不ふ相あい射い，八卦はっけ相しょう錯」[1]等とう敘述繪え製せい八卦はっけ圖ず（後人こうじん或ある稱しょう伏ふく羲先天せんてん八卦はっけ圖ず），並なみ衍生六ろく十じゅう四よん卦け圖ず（後人こうじん或ある稱しょう伏ふく羲先天せんてん六ろく十じゅう四よん卦け圖ず）。

亦また有ゆう一個說法為伏羲氏所創先劃出三畫的爻出來再推出（乾いぬい）、（坤ひつじさる）、（震しん）、（離はなれ）、（巽たつみ）、（坎）、（艮うしとら）、（兌）的てき八卦はっけ。但ただし亦また有ゆう學者がくしゃ指出さしで歷史れきし資料しりょう顯示けんじ，占筮せんぜい的てき卦け象ぞう，最早もはや出現しゅつげん時じ便びん已やめ經けい是ぜ六ろく十じゅう四よん卦け，反はん而八卦是後人的詮釋。

伏ふく羲八卦はっけ次序じじょ圖ず
☷ ☶ ☵ ☴ ☳ ☲ ☱ ☰
八卦はっけ 坤ひつじさる 艮うしとら 坎 巽たつみ 震ふるえ 離はなれ 兌 乾いぬい
四よん象ぞう 太陰たいいん 少しょう陽ひ 少しょう陰かげ 太陽たいよう
兩りょう儀ぎ 陰かげ 陽ひ
太極たいきょく 太極たいきょく


朱しゅ熹『周しゅう易えき本義ほんぎ』伏ふく羲六ろく十じゅう四よん卦け次序じじょ圖ず
䷁ ䷖ ䷇ ䷓ ䷏ ䷢ ䷬ ䷋ ䷎ ䷳ ䷦ ䷴ ䷽ ䷷ ䷞ ䷠ ䷆ ䷃ ䷜ ䷺ ䷧ ䷿ ䷮ ䷅ ䷭ ䷑ ䷯ ䷸ ䷟ ䷱ ䷛ ䷫ ䷗ ䷚ ䷂ ䷩ ䷲ ䷔ ䷐ ䷘ ䷣ ䷕ ䷾ ䷤ ䷶ ䷝ ䷰ ䷌ ䷒ ䷨ ䷻ ䷼ ䷵ ䷥ ䷹ ䷉ ䷊ ䷙ ䷄ ䷈ ䷡ ䷍ ䷪ ䷀
六ろく十じゅう四よん卦け 坤ひつじさる 剝 比ひ 觀かん 豫よ 晉すすむ 萃 否いや 謙けん 艮うしとら 蹇あしなえ 漸やや 小しょう過か 旅たび 咸 遯 師し 蒙こうむ 坎 渙きよし 解かい 未濟みさい 困こま 訟 升ます 蠱 井い 巽たつみ 恆つね 鼎かなえ 大過たいか 姤 復ふく 頤 屯たむろ 益えき 震ふるえ 噬嗑 隨ずい 无妄 明あかり夷えびす 賁 既濟きさい 家人かじん 豐ゆたか 離はなれ 革かわ 同人どうじん 臨 損そん 節ふし 中なか孚まこと 歸かえり妹いもうと 睽 兌 履くつ 泰やすし 大だい畜 需 小しょう畜 大だい壯たけし 大だい有ゆう 夬 乾いぬい
三さん十じゅう二に
十じゅう六ろく
八卦はっけ 坤ひつじさる 艮うしとら 坎 巽たつみ 震ふるえ 離はなれ 兌 乾いぬい
四よん象ぞう 太陰たいいん 少しょう陽ひ 少しょう陰かげ 太陽たいよう
兩りょう儀ぎ 陰かげ 陽ひ
太極たいきょく 太極たいきょく

方圓ほうえん四よん分ふん四よん層そう圖ず[编辑]

伏ふく羲先天せんてん六ろく十じゅう四よん卦け〈方圓ほうえん四よん分ふん四よん層そう圖ず〉
六ろく十じゅう四よん卦け方圖ほうず
伏ふく羲先天せんてん六ろく十じゅう四よん卦け方圖ほうず，《宋そう元學もとがく案あん》稱しょう為ため“方圖ほうず四よん分ふん四よん層そう圖ず”：把わ六ろく十じゅう四よん卦け圓えん圖ず，依よ演えんじ化か順序じゅんじょ分ぶん成なり八はち等分とうぶん，由ゆかり坤ひつじさる卦け起おこり依よ次じ排列はいれつ，形成けいせい一いち個こ八はち乘じょう八はち的てき方陣ほうじん。
伏ふく羲先天せんてん六ろく十じゅう四よん卦け〈方圓ほうえん四よん分ふん四よん層そう圖ず〉排列はいれつ方位ほうい圖表ずひょう
表ひょう中ちゅう卦け象ぞう符號ふごう旁つくり括くく號ごう的てき是ぜ伏ふく羲先天せんてん六ろく十じゅう四卦卦象演化序號，符號ふごう下方かほう的てき是ぜ周しゅう易えき後天こうてん六ろく十じゅう四よん卦け《易えき經けい》卦け象ぞう序じょ號ごう
坤ひつじさる（地ち）
艮うしとら（山やま）
坎（水みず）
巽たつみ（風ふう）
震ふるえ（雷かみなり）
離はなれ（火ひ）
兌（泽）
乾いぬい（天てん） 		← 上うえ卦け
↓ 下しも卦け
(1)
2. 坤ひつじさる為ため地ち
(2)
23. 山地さんち剝
(3)
8. 水みず地ち比ひ
(4)
20. 風ふう地ち觀かん
(5)
16. 雷かみなり地ち豫よ
(6)
35. 火ひ地ち晉すすむ
(7)
45. 泽地萃
(8)
12. 天地てんち否いや
坤ひつじさる（地ち）
(9)
15. 地ち山やま謙けん
(10)
52. 艮うしとら為山いざん
(11)
39. 水山みずやま蹇あしなえ
(12)
53. 風ふう山やま漸やや
(13)
62. 雷山いかずちやま小しょう過か
(14)
56. 火山かざん旅たび
(15)
31. 泽山咸
(16)
33. 天山てんざん遯
艮うしとら（山やま）
(17)
7. 地ち水すい師し
(18)
4. 山水さんすい蒙こうむ
(19)
29. 坎為ため水すい
(20)
59. 風水ふうすい渙きよし
(21)
40. 雷かみなり水すい解かい
(22)
64. 火水ひみず未濟みさい
(23)
47. 泽水困こま
(24)
6. 天水てんすい訟
坎（水みず）
(25)
46. 地ち風ふう升ます
(26)
18. 山風やまかぜ蠱
(27)
48. 水みず風ふう井い
(28)
57. 巽たつみ為ため風ふう
(29)
32. 雷かみなり風ふう恆つね
(30)
50. 火ひ風ふう鼎かなえ
(31)
28. 泽風大過たいか
(32)
44. 天風てんぷう姤
巽たつみ（風ふう）
(33)
24. 地雷じらい復ふく
(34)
27. 山やま雷かみなり頤
(35)
3. 水雷すいらい屯たむろ
(36)
42. 風ふう雷かみなり益えき
(37)
51. 震ふるえ為ため雷かみなり
(38)
21. 火ひ雷かみなり噬嗑
(39)
17. 泽雷隨ずい
(40)
25. 天てん雷かみなり无妄
震ふるえ（雷かみなり）
(41)
36. 地ち火ひ明あかり夷えびす
(42)
22. 山火やまび賁
(43)
63. 水火すいか既濟きさい
(44)
37. 風ふう火ひ家人かじん
(45)
55. 雷火らいか豐ゆたか
(46)
30. 離はなれ為ため火ひ
(47)
49. 泽火革かわ
(48)
13. 天火てんか同人どうじん
離はなれ（火ひ）
(49)
19. 地ち泽臨
(50)
41. 山やま泽損そん
(51)
60. 水みず泽節ふし
(52)
61. 風ふう泽中なか孚まこと
(53)
54. 雷かみなり泽歸かえり妹いもうと
(54)
38. 火ひ泽睽
(55)
58. 兌為ため泽
(56)
10. 天てん泽履くつ
兌（泽）
(57)
11. 地ち天てん泰やすし
(58)
26. 山天やまてん大だい畜
(59)
5. 水天すいてん需
(60)
9. 風かぜ天たかし小しょう畜
(61)
34. 雷かみなり天てん大だい壯たけし
(62)
14. 火ひ天てん大だい有ゆう
(63)
43. 泽天夬
(64)
1. 乾いぬい為ため天てん
乾いぬい（天てん）
  1. 方圖ほうず圖形ずけい對稱たいしょう
    • 以方圖ず的てき中心ちゅうしん為ため基點きてん，恰好かっこう是ぜ一いち個こ對稱たいしょう圖形ずけい，也就是ぜ相對そうたい位置いち上じょう，兩りょう卦け的てき陰陽いんよう剛つよし好こう相反あいはん（錯卦）。
  2. 方圖ほうず內外四よん層そう
    1. 最さい內層為ため“巽たつみ、恆つね、益えき、震しん”4個こ卦け
    2. 圍繞いじょう在外ざいがい有ゆう12個こ卦け（坎、渙きよし、解かい、未濟みさい、井い、鼎かなえ、屯たむろ、噬嗑、既濟きさい、家人かじん、豐ゆたか、離はなれ）
    3. 又また外そと一いち層そう為ため20個こ卦け（艮うしとら、蹇あしなえ、漸やや、小しょう過か、旅たび、咸、蒙こうむ、困こま、蠱、大過たいか、頤、隨したがえ、賁、革かわ、損そん、節ふし、中なか孚まこと、歸かえり妹いもうと、睽、兌）
    4. 最さい外層がいそう有ゆう28個こ卦け（坤ひつじさる、剝、比ひ、觀み、豫よ、晉すすむ、萃、否いや、謙けん、遯、師し、訟、升ます、姤、復ふく、无妄、明あきら夷えびす、同人どうじん、臨、履くつ、泰やすし、大だい畜、需、小しょう畜、大だい壯たけし、大だい有ゆう、夬、乾いぬい卦け）
    • 設しつらえ a 為ため總數そうすう, 則のり a/4 +1 為ため單たん邊あたり數すう目もく, 則のり要よう圍かこえ起おこり此圖形がた則そく要よう 4*(單たん邊あたり數すう目もく)+4 = 4*(a/4 +1)+4=(a+4)+4=a+8
  3. 方圖ほうず八純卦連成一線
    • 由よし右みぎ下角したすみ往左上方かみがた，分別ふんべつ為ため“乾ひ、兌、離はなれ、震ふるえ、巽たつみ、坎、艮うしとら、坤ひつじさる”八はち純じゅん卦け。
六ろく十じゅう四よん卦け圓えん圖ず
邵雍以伏羲先天せんてん六ろく十じゅう四卦方位圖為本，作さく《皇すめらぎ極ごく經世けいせい》所しょ適用てきよう的てき象ぞう數すう法則ほうそく，大だい至いたり元もと、會かい、運うん、世よ，小しょう至いたり年ねん、月つき、日にち、時とき[2]，推演天道てんとう的てき消けし長與ながよ人事じんじ（朝代あさしろ國運こくうん）的てき治亂ちらん興廢こうはい。（詳しょう見み後方こうほう「易えき數すう與あずか曆法れきほう配合はいごう」之の說明せつめい）

易えき數すう與あずか曆法れきほう配合はいごう[编辑]

维基文ぶん库中なか的てき相しょう关原始げんし文献ぶんけん：易えき緯ぬき稽覽圖ず_(四よん庫こ全書ぜんしょ本ほん)
参まいり见：易えき緯ぬき稽覽圖ず
邵雍“卦け氣き”圖ず——用よう易えき卦け來らい對應たいおう節氣せっき

60個こ卦け對應たいおう24節氣せっき，分別ふんべつ為ため：[3]

節氣せっき 地ち支ささえ記き月がつ 卦け名めい
冬至とうじ 子こ月がつ之これ月がつ半はん 復ふく卦け（坤ひつじさる卦け跳とべ過か不ふ計けい）
小寒しょうかん 丑うし月がつ之これ月がつ初はつ 頤、屯たむろ、益えき
大寒だいかん 丑うし月がつ之これ月がつ半はん 震ふるえ、噬嗑、隨ずい
立春りっしゅん 寅とら月がつ之これ月がつ初はつ 无妄、明あきら夷えびす
雨水あまみず 寅とら月がつ之これ月がつ半はん 賁、既濟きさい、家人かじん
驚おどろき蟄 卯月うづき之これ月がつ初はつ 豐ゆたか、革かわ（離はなれ卦け跳とべ過か不ふ計けい）
春分しゅんぶん 卯月うづき之これ月がつ半はん 同人どうじん、臨
清明せいめい 辰たつ月がつ之これ月がつ初はつ 損そん、節ふし、中なか孚まこと
穀雨こくう 辰たつ月がつ之これ月がつ半はん 歸かえり妹いもうと、睽、兌
立夏りっか 巳み月がつ之これ月がつ初はつ 履くつ、泰やすし
小滿しょうまん 巳み月がつ之これ月がつ半はん 大だい畜、需、小しょう畜
芒すすき種しゅ 午うま月がつ之これ月がつ初はつ 大だい壯たけし、大だい有ゆう、夬
夏至げし 午うま月がつ之これ月がつ半はん 姤（乾いぬい卦け跳とべ過か不ふ計けい）
小暑しょうしょ 未み月つき之これ月がつ初はつ 大過たいか、鼎かなえ、恆つね
大暑たいしょ 未み月つき之これ月がつ半はん 巽たつみ、井い、蠱
立秋りっしゅう 申さる月がつ之これ月がつ初はつ 升ます、訟
處暑しょしょ 申さる月がつ之これ月がつ半はん 困こま、未濟みさい、解かい
白露しらつゆ 酉とり月がつ之これ月がつ初はつ 渙きよし、蒙こうむ（坎卦跳とべ過か不ふ計けい）
秋分しゅうぶん 酉とり月がつ之これ月がつ半はん 師し、遯
寒露かんろ 戌いぬ月がつ之これ月がつ初はつ 咸、旅たび、小しょう過か
霜降しもふり 戌いぬ月がつ之これ月がつ半はん 漸やや、蹇あしなえ、艮うしとら
立冬りっとう 亥い月がつ之これ月がつ初はつ 謙けん、否いな
小雪こゆき 亥い月がつ之これ月がつ半はん 萃、晉すすむ、豫よ
大雪おおゆき 子こ月がつ之これ月がつ初はつ 觀み、比ひ、剝
“卦け氣き”說せつ，原はら出自しゅつじ漢かん代だい孟はじめ喜き，是これ將はた易えき數すう與あずか曆法れきほう配合はいごう，運用うんよう六ろく十じゅう四よん卦け陰陽いんよう消長しょうちょう的てき原理げんり，來らい表示ひょうじ一いち年ねん二に十じゅう四よん個こ節氣せっき。此學說せつ的てき要點ようてん為ため：
  • 每まい卦け主ぬし6日にち7分ふん
若わか以一いち年ねん共ども365又また¼日び計算けいさん。
六ろく十じゅう四よん卦け中ちゅう扣除こうじょ“乾ひ、坤ひつじさる、坎、離はなれ”四よん正せい卦け，還かえ有ゆう60個こ卦け，每まい卦け有ゆう6爻，每まい爻主一いち日にち，共きょう計けい360日にち。
每日まいにち分ぶん成なり80分ふん（每まい分ぶん約やく當とう於18分ぶん鐘かね），換算かんさん5又また¼日び，共きょう420分ふん。以60個こ卦け除じょ420，每まい卦け又また得とく7分ふん。
因いん此每卦け主ぬし6日にち7分ふん（約やく當とう6日にち又また2小しょう時じ6分ふん鐘がね）
  • 先さき假設かせつ以“乾ひ、坤ひつじさる、坎、離はなれ”四よん正せい卦け，分別ふんべつ對應たいおう節氣せっき的てき“夏至げし、冬至とうじ、秋分しゅうぶん、春分しゅんぶん”（二に至いたり、二分にぶん），
但ただし實際じっさい四正卦跳過不用，以復卦け（代替だいたい原ばら先さき的てき坤ひつじさる卦け）對應たいおう冬至とうじ的てき開始かいし。
（邵雍以先天せんてん四よん正せい卦け“乾ひ、坤ひつじさる、坎、離はなれ”主しゅ二に至いたり二に分ふん，與あずか漢かん代だい京きょう房ぼう易えき以“坎、震ふるえ、離はなれ、兌”主しゅ二に至いたり二に分有ぶんゆう所しょ不同ふどう。）
（邵雍“卦け氣き”圖ず從したがえ復ふく卦け算さん起おこり，與あずか京きょう房ぼう易えき“卦け氣き”圖ず從したがえ中ちゅう孚まこと卦け算さん起おこり，兩者りょうしゃ有ゆう所しょ不同ふどう。）

易えき數すう與あずか二に元もと運算うんざん（二に進しん制せい）[编辑]

主しゅ条目じょうもく：易えき经 § 易えき數すう與あずか二に元もと運算うんざん（二に進しん制せい）

17世紀せいき末まつ，德とく國こく哲學てつがく家か及數學がく家か莱布尼あま茨いばら在ざい法ほう國こく傳でん教きょう士し白はく晉すすむ的てき介かい紹之下か，得とく到いた邵雍的てき伏ふく羲先天せんてん六ろく十じゅう四よん卦け〈方圓ほうえん四よん分ふん四よん層そう圖ず〉，認みとめ為ため與あずか他た所ところ創はじめ的てき二元にげん運算うんざん（二に進しん制せい）相あい符合ふごう，贊さん揚あげ備至。後こう來演らいえん進しん成なり布ぬの爾なんじ代數だいすう。

圖ず中ちゅう最さい下方かほう的てき數字すうじ串くし，分別ふんべつ為ため其上方かみがた 1~7數すう值的「二に進しん位い數すう值」

周しゅう易えき後天こうてん六ろく十じゅう四よん卦け[编辑]

维基文ぶん库中なか的てき相しょう关原始げんし文献ぶんけん：周しゅう易えき
维基文ぶん库中なか的てき相しょう关原始げんし文献ぶんけん：易えき傳でん
参まいり见：周しゅう易えき六ろく十じゅう四よん卦け列れつ表ひょう
参まいり见：易えき經けい


《易えき傳でん》〈序じょ卦け傳でん〉[4]用よう以描述じゅつ六ろく十じゅう四よん卦け的てき次序じじょ，和わ排列はいれつ的てき理由りゆう。

周しゅう易えき後天こうてん六ろく十じゅう四よん卦け
上うえ經けい三さん十じゅう卦け
01. 乾いぬい　 ䷀ 02. 坤ひつじさる　 ䷁ 03. 屯たむろ　 ䷂ 04. 蒙こうむ　 ䷃ 05. 需　 ䷄ 06. 訟　 ䷅
07. 師し　 ䷆ 08. 比ひ　 ䷇ 09. 小しょう畜 ䷈ 10. 履くつ　 ䷉ 11. 泰たい　 ䷊ 12. 否いな　 ䷋
13. 同人どうじん ䷌ 14. 大だい有ゆう ䷍ 15. 謙けん　 ䷎ 16. 豫よ　 ䷏ 17. 隨ずい　 ䷐ 18. 蠱　 ䷑
19. 臨　 ䷒ 20. 觀かん　 ䷓ 21. 噬嗑 ䷔ 22. 賁　 ䷕ 23. 剝　 ䷖ 24. 復ふく　 ䷗
25. 无妄 ䷘ 26. 大だい畜 ䷙ 27. 頤　 ䷚ 28. 大過たいか ䷛ 29. 坎　 ䷜ 30. 離はなれ　 ䷝
下しも經けい三さん十じゅう四よん卦け
31. 咸　 ䷞ 32. 恆つね　 ䷟ 33. 遯　 ䷠ 34. 大だい壯たけし ䷡ 35. 晉すすむ　 ䷢ 36. 明あかり夷えびす ䷣
37. 家人かじん ䷤ 38. 睽　 ䷥ 39. 蹇あしなえ　 ䷦ 40. 解かい　 ䷧ 41. 損そん　 ䷨ 42. 益えき　 ䷩
43. 夬　 ䷪ 44. 姤　 ䷫ 45. 萃　 ䷬ 46. 升ます　 ䷭ 47. 困こま　 ䷮ 48. 井い　 ䷯
49. 革かわ　 ䷰ 50. 鼎かなえ　 ䷱ 51. 震ふるえ　 ䷲ 52. 艮うしとら　 ䷳ 53. 漸やや　 ䷴ 54. 歸かえり妹いもうと ䷵
55. 豐ゆたか　 ䷶ 56. 旅たび　 ䷷ 57. 巽たつみ　 ䷸ 58. 兌　 ䷹ 59. 渙きよし　 ䷺ 60. 節ふし　 ䷻
61. 中なか孚まこと ䷼ 62. 小しょう過か ䷽ 63. 既濟きさい ䷾ 64. 未濟みさい ䷿
卦け名次なつぎ序歌じょか訣
南みなみ宋そう理學りがく家か朱しゅ熹著しる有ゆう《周しゅう易えき本義ほんぎ·卦け名次なつぎ序歌じょか》：

乾坤けんこん屯たむろ蒙こうむ需訟師し，比ひ小しょう畜兮履くつ泰たい否ひ；
同人どうじん大だい有ゆう謙けん豫よ隨したがえ，蠱臨觀かん兮噬嗑賁；
剝復無む妄大畜頤，大過たいか坎離三さん十じゅう備。

咸恆遯兮及大だい壯たけし，晉すすむ與あずか明あかり夷えびす家人かじん睽；
蹇あしなえ解かい損益そんえき夬姤萃，升しょう困こま井い革かわ鼎かなえ震しん繼つぎ；
艮うしとら漸やや歸かえり妹いもうと豐ゆたか旅たび巽たつみ，兌渙節ぶし兮中なか孚まこと至いたり；
小しょう過か既濟きさい兼けん未濟みさい，是ぜ為ため下か經けい三さん十じゅう四よん。

易えき經けい中ちゅう卦け的てき順序じゅんじょ依よ序じょ為ため：（將しょう每ごと一個卦由上而下看成二に進しん位い的てき數字すうじ（陽ひ爻=1，陰かげ爻=0），例れい如「火ひ雷かみなり噬嗑」卦け就是1010012 = 4110）

63, 0, 17, 34, 23, 58, 2, 16, 55, 59, 7, 56, 61, 47, 4, 8, 25, 38, 3, 48, 41, 37, 32, 1, 57, 39, 33, 30, 18, 45, 28, 14, 60, 15, 40, 5, 53, 43, 20, 10, 35, 49, 31, 62, 24, 6, 26, 22, 29, 46, 9, 36, 52, 11, 13, 44, 54, 27, 50, 19, 51, 12, 21, 42 （OEIS數列すうれつA102241）

八はち宮みや六ろく十じゅう四よん卦け[编辑]

维基文ぶん库中なか的てき相しょう关原始げんし文献ぶんけん：京きょう氏し易えき傳でん (四よん庫こ全書ぜんしょ本ほん)
维基文ぶん库中なか的てき相しょう关原始げんし文献ぶんけん：京きょう氏し易えき傳でん

京きょう房ぼう易えき；京きょう氏し易えき；八はち宮みや卦け

参まいり见：京きょう房ぼう (魏ぎ郡ぐん太守たいしゅ)
八宮卦象次序表
  • 以八卦はっけ中ちゅう「乾いぬい震しん坎艮」為ため陽ひ四よん宮みや；「坤ひつじさる巽たつみ離はなれ兌」為ため陰かげ四よん宮みや。每まい宮みや陰陽いんよう八卦はっけ。
八宮卦象次序表
（所得しょとく之の卦け為ため 原げん卦け(本體ほんたい卦け)內的數すう碼[abcabc] 邏輯異あや或ある 上うえ標題ひょうだい欄らん括くく號ごう內的數すう碼[abcdef] ）
表ひょう中ちゅう卦け象ぞう符號ふごう旁つくり括くく號ごう的てき是ぜ伏ふく羲先天せんてん六ろく十じゅう四卦卦象演化序號，符號ふごう下方かほう的てき是ぜ周しゅう易えき後天こうてん六ろく十じゅう四よん卦け《易えき經けい》卦け象ぞう序じょ號ごう
本宮もとみや卦け
本體ほんたい卦け[000000]		 一世いっせい
初はつ爻變[000001]		 二に世せい
第だい二に爻變[000011]		 三さん世せい
第だい三さん爻變[000111]		 四よん世せい
第だい四よん爻變[001111]		 五ご世せい
第だい五ご爻變[011111]		 遊ゆう魂たましい卦け
遊ゆう魂たましい卦け[010111]		 歸かえり魂たましい卦け
歸かえり魂たましい卦け[010000]
外そと卦け與あずか內卦的てき互斥或ある（XOR）運算うんざん 000 001 011 111 110 100 101 010
乾いぬい宮みや[111]
(64)
1. 乾いぬい為ため天てん[111111]
(32)
44. 天風てんぷう姤
(16)
33. 天山てんざん遯
(8)
12. 天地てんち否いや
(4)
20. 風ふう地ち觀かん
(2)
23. 山地さんち剝
(6)
35. 火ひ地ち晉すすむ
(62)
14. 火ひ天てん大だい有ゆう
震ふるえ宮みや[001]
(37)
51. 震ふるえ為ため雷かみなり[001001]
(5)
16. 雷かみなり地ち豫よ
(21)
40. 雷かみなり水すい解かい
(29)
32. 雷かみなり風ふう恆つね
(25)
46. 地ち風ふう升ます
(27)
48. 水みず風ふう井い
(31)
28. 澤さわ風ふう大過たいか
(39)
17. 澤さわ雷かみなり隨ずい
坎宮[010]
(19)
29. 坎為ため水すい[010010]
(51)
60. 水澤すいたく節ふし
(35)
3. 水雷すいらい屯たむろ
(43)
63. 水火すいか既濟きさい
(47)
49. 澤さわ火ひ革かわ
(45)
55. 雷火らいか豐ゆたか
(41)
36. 地ち火ひ明あかり夷えびす
(17)
7. 地ち水すい師し
艮うしとら宮みや[100]
(10)
52. 艮うしとら為山いざん[100100]
(42)
22. 山火やまび賁
(58)
26. 山天やまてん大だい畜
(50)
41. 山澤やまさわ損そん
(54)
38. 火ひ澤さわ睽
(56)
10. 天てん澤さわ履くつ
(52)
61. 風ふう澤さわ中なか孚まこと
(12)
53. 風ふう山やま漸やや
坤ひつじさる宮みや[000]
(1)
2. 坤ひつじさる為ため地ち[000000]
(33)
24. 地雷じらい復ふく
(49)
19. 地ち澤さわ臨
(57)
11. 地ち天てん泰やすし
(61)
34. 雷かみなり天てん大だい壯たけし
(63)
43. 澤さわ天たかし夬
(59)
5. 水天すいてん需
(3)
8. 水みず地ち比ひ
巽たつみ宮みや[110]
(28)
57. 巽たつみ為ため風ふう[110110]
(60)
9. 風かぜ天たかし小しょう畜
(44)
37. 風ふう火ひ家人かじん
(36)
42. 風ふう雷かみなり益えき
(40)
25. 天てん雷かみなり无妄
(38)
21. 火ひ雷かみなり噬嗑
(34)
27. 山やま雷かみなり頤
(26)
18. 山風やまかぜ蠱
離宮りきゅう[101]
(46)
30. 離はなれ為ため火ひ[101101]
(14)
56. 火山かざん旅たび
(30)
50. 火ひ風ふう鼎かなえ
(22)
64. 火水ひみず未濟みさい
(18)
4. 山水さんすい蒙こうむ
(20)
59. 風水ふうすい渙きよし
(24)
6. 天水てんすい訟
(48)
13. 天火てんか同人どうじん
兌宮[011]
(55)
58. 兌為ため澤さわ[011011]
(23)
47. 澤さわ水みず困こま
(7)
45. 澤地さわじ萃
(15)
31. 澤山たくさん咸
(11)
39. 水山みずやま蹇あしなえ
(9)
15. 地ち山やま謙けん
(13)
62. 雷山いかずちやま小しょう過か
(53)
54. 雷かみなり澤さわ歸かえり妹いもうと
  • 遊ゆう魂たましい卦け：表示ひょうじ由よし內在的てき思想しそう，變成へんせい行動こうどう，由よし行動こうどう影響えいきょう到いた外在がいざい的てき環境かんきょう，現在げんざい又また是ぜ外在がいざい的てき環境かんきょう，又また壓迫あっぱく自己じこ內在的てき思想しそう發生はっせい了りょう變へん，遊ゆう魂たましい就是這樣回かい來らい的てき。[5]
  • 歸かえり魂たましい卦け：意思いし是これ回かい到いた本位ほんい了りょう，內卦變成へんせい原ばら位い。[5]
分ぶん宮みや卦け象ぞう次序じじょ的てき變化へんか
  1. 本體ほんたい卦け[5]
  2. 初はつ爻變：內卦方面ほうめん，天風てんぷう、水澤みずさわ、火山かざん、雷かみなり地ち對たい調ちょう。
  3. 第だい二に爻變：內卦方面ほうめん，風ふう山さん、雷かみなり澤さわ、天火てんか、地ち水すい對たい調ちょう。
  4. 第だい三さん爻變：內卦方面ほうめん，山地さんち、天てん澤さわ、雷火らいか、風水ふうすい對たい調ちょう。
  5. 第だい四よん爻變：外そと卦け方面ほうめん，天風てんぷう、水澤みずさわ、火山かざん、雷かみなり地ち對たい調ちょう。
  6. 第だい五ご爻變：外そと卦け方面ほうめん，風ふう山さん、雷かみなり澤さわ、天火てんか、地ち水すい對たい調ちょう。
  7. 第だい四爻變回原爻（遊ゆう魂たましい卦け）：外そと卦け方面ほうめん，天風てんぷう、水澤みずさわ、火山かざん、雷かみなり地ち對たい調ちょう。
  8. 內卦變へん回かい本體ほんたい卦け（歸かえり魂たましい卦け）：内うち卦け方面ほうめん，天地てんち、山澤やまさわ、火水ひみず、風ふう雷かみなり對たい調ちょう。

Unicode編へん碼[编辑]

易えき經けい六ろく十じゅう四よん卦け符號ふごう
Yijing Hexagram Symbols[1]
Unicode Consortium 官かん方かた碼表（PDF）
  0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F
U+4DCx ䷀ ䷁ ䷂ ䷃ ䷄ ䷅ ䷆ ䷇ ䷈ ䷉ ䷊ ䷋ ䷌ ䷍ ䷎ ䷏
U+4DDx ䷐ ䷑ ䷒ ䷓ ䷔ ䷕ ䷖ ䷗ ䷘ ䷙ ䷚ ䷛ ䷜ ䷝ ䷞ ䷟
U+4DEx ䷠ ䷡ ䷢ ䷣ ䷤ ䷥ ䷦ ䷧ ䷨ ䷩ ䷪ ䷫ ䷬ ䷭ ䷮ ䷯
U+4DFx ䷰ ䷱ ䷲ ䷳ ䷴ ䷵ ䷶ ䷷ ䷸ ䷹ ䷺ ䷻ ䷼ ䷽ ䷾ ䷿
註釋ちゅうしゃく
1.^ 依據いきょ Unicode 15.0

參まいり見み[编辑]

参考さんこう文献ぶんけん[编辑]

  1. ^ 《周しゅう易えき》〈說せつ卦け傳でん〉第だい三さん章しょう
  2. ^ 1元げん統すべ12會かい，共きょう129600年ねん。1會かい統すべ30運うん，共きょう10800年ねん。1運うん統すべ12世せい，共きょう360年ねん。1世せい統すべ30年ねん。1年ねん統すべ12月がつ，1月がつ統すべ30日にち。1日にち統すべ12時じ辰たつ。參まいり見み 元もと會かい運うん世よ。
  3. ^ 參まいり見み 《宋そう元學もとがく案あん》引胡玉だま齋とき（胡えびす一いち桂かつら之これ父ちち）的てき話ばなし。
  4. ^ 《周しゅう易えき》〈序じょ卦け傳でん〉、《周しゅう易えき正義まさよし》〈周しゅう易えき·序じょ卦け第だい十じゅう〉
  5. ^ 5.0 5.1 5.2 南みなみ懷ふところ瑾 著しる，《易えき經けい雜ざつ說せつ》，老ろう古文こぶん化か出版しゅっぱん，台灣たいわん二に版はん廿にじゅう六ろく刷さつ第だい31頁ぺーじ。

外部がいぶ链接[编辑]

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