佐美さび長ちょう神社じんじゃ

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坐すわ标：34°22′31″N 136°48′12″E / 34.375222°N 136.803472°E / 34.375222; 136.803472

佐美さび長ちょう神社じんじゃ
佐美さび長ちょう神社じんじゃ／さみながじんじゃ Saminagajinja
基本きほん信しん息いき
位置いち三重みえ縣けん志摩しま市し磯部いそべ町まち惠利原えりはら（日にち语：磯部いそべ町まち恵利原えりはら）1273
宗教しゅうきょう神道しんとう
主祭しゅさい神しん大歲おおとし神しん
社格しゃかく
建けん筑详情じょう
本殿ほんでん構造こうぞう神明しんめい造づくり
建立こんりゅう时间垂たれ仁じん天皇てんのう27年ねん（前ぜん3年ねん）
地圖ちず
地图

佐美さび長ちょう神社じんじゃ在ざい日本にっぽん的てき位置いち

佐美さび長ちょう神社じんじゃ（日にち语：佐美さび長ちょう神社じんじゃ／さみながじんじゃ Saminagajinja，又また稱たたえ大歲おおとし神社じんじゃ、大歲おおとし宮みや）是ぜ位い於日本にっぽん三重みえ縣けん志摩しま市し磯部いそべ町まち惠利原えりはら（日にち语：磯部いそべ町まち恵利原えりはら），由ゆかり伊勢神宮いせじんぐう皇すめらぎ大神宮だいじんぐう（內宮）的てき別宮べつく伊い雜ざつ宮みや管轄かんかつ的てき神社じんじゃ，神社じんじゃ境さかい內建有ゆう同樣どうよう由ゆかり伊い雜ざつ宮みや管轄かんかつ的てき佐美さび長ちょう御前ごぜん神社じんじゃ。社格しゃかく為ため式しき內社（小社しょうしゃ）。神社じんじゃ位い於三重みえ縣けん志摩しま市し磯部いそべ町まち惠利原えりはら（日にち语：磯部いそべ町まち恵利原えりはら）字じ穗ほ落的川邊かわべ地區ちく[1]，地ち處しょ於約10米べい高だか的てき小しょう丘上おかうえ[1][2]。有ゆう些意見いけん認みとめ為ため佐美さび長ちょう神社じんじゃ的てき社しゃ址し往昔おうせき如一，另一些意見則認為神社在江戶えど時代じだい前ぜん是ぜ位い於大おだい海うみ或ある濕地しっち，後來こうらい才ざい移うつり至いたり現げん址し[3]。按《倭やまと姬ひめ命いのち世よ記き》記載きさい，佐美さび長ちょう神社じんじゃ與あずか伊い雜ざつ宮みや在ざい同一どういつ位置いち，但ただし是ぜ按《安貞やすさだ二に年ねん（1228年ねん）內宮遷宮せんぐう記き》記載きさい「向こう西南せいなん方向ほうこう的てき大歲おおとし神社じんじゃ（佐美さび長ちょう神社じんじゃ）朝拜ちょうはい」，神かみ社則しゃそく位い於其西南せいなん方向ほうこう[4]。佐美さび長ちょう神社じんじゃ和わ佐美さび長ちょう御前ごぜん神社じんじゃ與あずか伊い雜ざつ宮みや距離きょり約やく800米めーとる[2][5]，而連接れんせつ兩りょう地ち的てき道路どうろ稱しょう為ため「御幸みゆき道どう」，是ぜ神かみ來往らいおう兩りょう地ち的てき道路どうろ[6]。按《伊勢いせ兩りょう宮みや別宮べつく攝と末社まっしゃ》，佐美さび長ちょう神社じんじゃ是ぜ內宮的てき末社まっしゃ，在ざい近代きんだい才ざい變成へんせい伊い雜ざつ宮みや的てき管轄かんかつ社しゃ[7]，為ため五座伊雜宮管轄社中的第1位い[8]。

境さかい內[编辑]

社殿しゃでん的てき板葺いたぶき（日にち语：板葺いたぶき）的てき形式けいしき屬ぞく於神明しんめい造づくり，並なみ且建有高ありだか欄らん和わ御ご階かい[9]，同時どうじ四よん周しゅう也是玉垣たまがき（日にち语：玉垣たまがき）[10]。在ざい伊勢神宮いせじんぐう管轄かんかつ的てき神社じんじゃ中ちゅう，由ゆかり於屬於少有ゆう朝あさ向東むかいひがし面めん而建的てき神社じんじゃ[9]，在ざい式年しきねん遷宮せんぐう期間きかん，社殿しゃでん往南北きた方向ほうこう移動いどう，是ぜ在ざい伊勢神宮いせじんぐう管轄かんかつ社中しゃちゅう比較ひかく特殊とくしゅ的てき例れい子こ[10]。面めん向こう東方とうほう理由りゆう可能かのう是ぜ東面とうめん為ため伊い雜ざつ之の浦うら（日にち语：的矢湾まとやわん）[10]。伊勢神宮いせじんぐう的てき攝社せっしゃ、末社まっしゃ和わ管轄かんかつ社しゃ一般均不會設有賽錢さいせん箱はこ[11]，但ただし是ぜ佐美さび長ちょう神社じんじゃ建たて有ゆう賽錢さいせん箱ばこ。鳥居とりい則のり豎立於三重みえ縣けん道どう61號ごう磯部いそべ大王だいおう線せん（日にち语：三重みえ県けん道どう61号ごう磯部いそべ大王だいおう線せん）沿線えんせん[12]，鳥居とりい和かず社殿しゃでん之の間あいだ有ゆう36級きゅう石造せきぞう梯はしご級きゅう[9]。《磯部いそべ鄉土きょうど史し》認みとめ為ため1級きゅう代表だいひょう1旬しゅん，36級きゅう即そく是ぜ36旬しゅん等とう於1年ねん，與あずか祭神さいじん大歲おおとし神しん（年とし神しん）不ふ謀はかりごと而合[9]。

磯部いそべ川がわ（神路かんじ川がわ）的てき分流ぶんりゅう流りゅう經けい神社じんじゃ的てき山麓さんろく，為ため井い（手水ちょうず舍しゃ）的てき水源すいげん[6]。然しか而，由ゆかり於手水ちょうず舍しゃ被ひ東西とうざい覆くつがえ蓋ぶた，因いん此無法ほう使用しよう。

江戶えど時代じだい的てき社地しゃち與あずか現時げんじ相しょう同どう，但ただし是ぜ當時とうじ在ざい登とう上石あげし級きゅう後ご參道さんどう西にし面めん的てき是ぜ佐美さび長ちょう神社じんじゃ末社まっしゃ「瑞樹みずき社しゃ」、佐美さび長ちょう神社じんじゃ的てき殿どの地ち與あずか古殿ふるとの地ち之の間あいだ的てき東面とうめん則そく是ぜ「神樂かぐら殿どの」、與あずか佐美さび長ちょう御前ごぜん神社じんじゃ並なみ排はい，位い於最東面とうめん的てき是ぜ佐美さび長ちょう神社じんじゃ末社まっしゃ「秋津あきつ社しゃ」和かず「宿衛しゅくえい所しょ」[13]。然しか而，進入しんにゅう明治めいじ時代じだい後ご，佐美さび長ちょう神社じんじゃ末社まっしゃ的てき「瑞樹みずき社しゃ」和かず「秋津あきつ社しゃ」脫だつ離はなれ伊勢神宮いせじんぐう的てき管轄かんかつ後ご，合祀ごうし（日にち语：合祀ごうし）為ため磯部いそべ神社じんじゃ[14]。

社名しゃめい[编辑]

1871年ねん或ある1872年ねん，神社じんじゃ才ざい改名かいめい為ため「佐美さび長ちょう神社じんじゃ」，過去かこ曾經使用しよう大歲おおとし宮みや、穗ほ落宮、飯井いい高宮たかみや或ある神かみ織田おだ御子みこ神社じんじゃ等とう各種かくしゅ各樣かくよう的てき稱呼しょうこ[2]。高宮たかみや、飯めし井宮いのみや和わ飯めし高宮たかみや是ただし偽書ぎしょ《先代せんだい舊きゅう事こと本紀ほんぎ大成たいせい經けい（日にち语：先代せんだい旧きゅう事こと本紀ほんぎ大成たいせい経けい）》提出ていしゅつ的てき社名しゃめい[15]。使用しよう高宮たかみや等ひとし的てき名稱めいしょう，可能かのう是ぜ假裝かそう佐美さび長ちょう神社じんじゃ才ざい是ぜ原本げんぽん的てき「荒あら祭まつり宮みや（日にち语：荒あら祭まつり宮みや）」，從したがえ而為了りょう提つつみ升ます佐美さび長ちょう神社じんじゃ和かず伊い雜ざつ宮みや的てき地位ちい[16]。

「佐美さび長ちょう神社じんじゃ」之これ名めい最早もはや記載きさい於延のべ曆れき23年ねん（804年ねん）的てき《皇すめらぎ太ふと神宮じんぐう儀式ぎしき帳ちょう》，有ゆう些文獻ぶんけん則そく記載きさい為ため「佐美さび良りょう神社じんじゃ」，近世きんせい的てき史料しりょう則そく大だい多數たすう記載きさい為ため「大歲おおとし神社じんじゃ」或ある「大歲おおとし宮みや」[17]。《延喜えんぎ式しき神かみ名めい帳ちょう》中ちゅう的てき社名しゃめい則そく是ぜ「同島どうとう坐すわ神かみ乎多乃御子みこ神社じんじゃ」[16]。按《磯部いそべ町まち史し》的てき說法せっぽう，志摩しま國こく稱しょう神社じんじゃ為ため「同島どうとう坐すわ神かみ乎多乃御子みこ神社じんじゃ」，內宮稱しょう為ため「佐美さび長ちょう神社じんじゃ」，而當地ち神人しんじん（日にち语：神人しんじん）則のり稱しょう為ため「大歲おおとし神社じんじゃ」[16]。

現在げんざい，佐美さび長ちょう神社じんじゃ也有やゆう大だい歲とし社しゃ、穗ほ落社或ある穗ほ落先生せんせい（穂ほ落おとしさん）等とう通稱つうしょう[18]。

祭神さいじん[编辑]

佐美さび長ちょう神社じんじゃ的てき祭神さいじん（日にち语：祭神さいじん）是これ大歲おおとし神しん[18]。穗ほ落傳承でんしょう中ちゅう登場とうじょう的てき白しろ枕まくら鶴づる被ひ指ゆび是ぜ大歲おおとし神かみ的てき原型げんけい[18]，其他意見いけん則そく認みとめ為ため「大歲おおとし神しん」是これ須佐すさ之の男おとこ之子ゆきこ、伊佐いさ波なみ登とう美神びしん本身ほんみ或ある其子以及穀物こくもつ之これ神かみ等とう說法せっぽう[19]。「大歲おおとし神しん」名稱めいしょう的てき由來ゆらい同樣どうよう有ゆう各種かくしゅ說法せっぽう，「穗ほ落（ほおとし）變へん音おん為ため大歲おおとし（おおとし）」和かず「鶴つる是ただし長壽ちょうじゅ的てき象徵しょうちょう，因いん此在多年たねん後ご演えんじ變成へんせい大歳おおとし」[7]。

按《宇治山田うじやまだ市し史し》記載きさい，佐美さび長ちょう神社じんじゃ的てき祭神さいじん是ぜ「神かみ乎多乃御子みこ神しん」[8]。「神かみ乎多乃御子みこ神しん」是ぜ《延喜えんぎ式しき神かみ名めい帳ちょう》記載きさい的てき同島どうとう坐すわ神かみ乎多乃御子みこ神社じんじゃ（比定ひてい為ため佐美さび長ちょう神社じんじゃ）的てき祭神さいじん，是ぜ粟島あわしま（即そく志摩しま）之の神かみ之子ゆきこ，為ため水田すいでん的てき守護神しゅごじん[19]。

信仰しんこう[编辑]

當地とうち居きょ民みん稱しょう神社じんじゃ為ため穗ほ落先生せんせい（穂ほ落おとしさん），以祈求もとめ稻いね米まい豐ゆたか收おさむ和わ驅除くじょ害蟲がいちゅう等とう的てき信しん眾為主ぬし[12][18]。另外，作為さくい地主じぬし神しん，神社じんじゃ亦また有ゆう地ち鎮（日にち语：地鎮祭じちんさい）和わ方位ほうい除じょ的てき信仰しんこう[18]。江戶えど時代じだい的てき醫師いし林はやし玄げん仲なか（日にち语：林はやし玄げん仲なか）（幼名ようみょう為ため大形おおがた半次郎はんじろう）的てき父母ちちはは曾經在ざい佐美さび長ちょう神社じんじゃ求もとめ子こ[20]。

有ゆう些居民みん認みとめ為ため佐美さび長ちょう神社じんじゃ是ぜ伊い雜ざつ宮みや的てき外宮げくう[21]，口くち耳みみ相傳そうでん的てき說法せっぽう是ぜ「佐美さび長ちょう神社じんじゃ的てき神體しんたい是ぜ岩石がんせき，黏附在ざい岩石がんせき上じょう的てき海藻かいそう或ある類似るいじ的てき物體ぶったい隨ずい著ちょ潮汐ちょうせき而上下じょうげ擺動，從したがえ而顯示けんじ其為永ためなが恆ひさし不變ふへん之の神かみ」[6]。志摩しま市立しりつ磯部いそべ小學校しょうがっこう（日にち语：志摩しま市立しりつ磯部いそべ小学校しょうがっこう）的てき校歌こうか中ちゅう寫うつし有ゆう「建けん於穗落宮的てき丘おか」（穂ほ落宮の丘おかに建たつ），與あずか當地とうち居きょ民みん關係かんけい緊密きんみつ[21]。

佐美さび長ちょう御前ごぜん神社じんじゃ[编辑]

佐美さび長ちょう御前ごぜん神社じんじゃ

佐美さび長ちょう御前ごぜん神社じんじゃ由よし4座ざ神社じんじゃ構成こうせい，為ため伊い雜ざつ宮みや管轄かんかつ的てき五座神社中的第二至五位[8]。有ゆう些文獻ぶんけん記き標記ひょうき為ため「佐美さび長ちょう御前ごぜん神社じんじゃ四よん社しゃ」[12][18]。《磯部いそべ町まち史し》則のり稱しょう為ため「佐美さび長ちょう神社じんじゃ御前ごぜん四よん社しゃ」[7]。按《寬文ひろふみ年間ねんかん伊い雜ざつ宮みや神主かんぬし等とう謀計ぼうけい當時とうじ之の磯部いそべ宮古みやふる圖ず》記載きさい為ため「地主じぬし神しん五ご社しゃ」，《志こころざし陽ひ略りゃく誌し》則のり記載きさい為ため「月讀つきよみ宮みや、熊野くまの遙拜ようはい社しゃ、子易こやす之これ社しゃ」[22]。神社じんじゃ位い處しょ於面向こう佐美さび長ちょう神社じんじゃ左邊さへん，朝あさ南みなみ而建[9]，為ため四よん座ざ並立へいりつ的てき小しょう神社じんじゃ[12]，全部ぜんぶ的てき板葺いたぶき均ひとし屬ぞく神明しんめい造づくり[9]。

祭神さいじん是ぜ佐美さび長ちょう御前ごぜん神しん[8][18]，其他說法せっぽう則そく認みとめ為ため供奉ぐぶ伊い佐波さわ登美とみ神かみ子孫しそん之の靈れい[18]，《神宮じんぐう要綱ようこう》也採取さいしゅ同樣どうよう的てき說法せっぽう[22]。另外，大量たいりょう史料しりょう則そく稱しょう「祭神さいじん不明ふめい」[22]。

歷史れきし[编辑]

境さかい內曾經けい出土しゅつど由よし繩文じょうもん時代じだい至いたり古墳こふん時代じだい時どき的てき古物ふるもの，亦また發現はつげん以彌生やよい時代じだい後期こうき至いたり古墳こふん時代じだい初期しょき為ため中心ちゅうしん的てき供奉ぐぶ用よう土器どき類るい[1]。

創建そうけん至いたり中世ちゅうせい[编辑]

按《倭やまと姬ひめ命いのち世よ記き》記載きさい，佐美さび長ちょう神社じんじゃ建けん於垂たれ仁じん天皇てんのう27年ねん9月がつ（前ぜん3年ねん10月がつ）[2]，比定ひてい為ため《延喜えんぎ式しき神かみ名めい帳ちょう》中ちゅう的てき「同島どうとう坐すわ神かみ乎多乃御子みこ神社じんじゃ」[3][16]。另一方面ほうめん，中川なかがわ經けい雅みやび在ざい《大神宮だいじんぐう儀式ぎしき解かい》中稱ちゅうしょう並なみ未み有佐ありさ美び長ちょう神社じんじゃ就是「同島どうとう坐すわ神かみ乎多乃御子みこ神社じんじゃ」的てき證據しょうこ，因いん此難以令人じん信服しんぷく[3]。按《皇すめらぎ太ふと神宮じんぐう儀式ぎしき帳ちょう》記載きさい，佐美さび長ちょう神社じんじゃ的てき祭儀さいぎ是ぜ依よ從したがえ伊い雜ざつ宮みや而舉行ぎょう，因いん此神社しゃ在ざい平安へいあん時代じだい以前いぜん便びん可能かのう隸屬れいぞく於伊雜ざつ宮みや[15]。同書どうしょ的てき「伊い雜ざつ宮みや祭さい供奉ぐぶ行事ぎょうじ」中ちゅう雖然被ひ認みとめ為ため是ぜ後世こうせい擴寫的てき欄らん目め，但ただし是ぜ記き有ゆう「佐美さび長ちょう神社じんじゃ一いち處しょ，御前ごぜん四よん社しゃ」，從したがえ而能夠確認かくにん佐美さび長ちょう御前ごぜん神社じんじゃ在ざい當時とうじ已やめ經けい存在そんざい[15]，然しか而其創建そうけん年ねん份則不明ふめい[1]。

中世ちゅうせい初期しょき，神社じんじゃ的てき祝しゅく職しょく由よし內宮廳ちょう宣せん（日にち语：庁ちょう宣せん）任命にんめい，負ふ責せめ祭祀さいし事ごと宜よろし[23]，但ただし是ぜ在ざい中世ちゅうせい末期まっき之これ後ご，內宮的てき影響えいきょう力りょく下降かこう，大歲おおとし神社じんじゃ的てき社殿しゃでん參照さんしょう了りょう內宮，建造けんぞう了りょう萱かや葺的屋てきや頂いただき，採用さいよう金きん銅どう等とう作為さくい裝飾そうしょく，並なみ且建造けんぞう高欄こうらん和わ御ご階かい[24]。

穗ほ落傳承でんしょう[编辑]

穗ほ落傳承でんしょう是ぜ與あずか佐美さび長ちょう神社じんじゃ創建そうけん有ゆう關せき的てき傳承でんしょう，記載きさい於《倭やまと姬ひめ命いのち世よ記き》中ちゅう[2]。內容如下述じゅつ：[2][18][25]。

御ご巫みこ清せい直ただし（日にち语：御ご巫みこ清せい直ただし）認みとめ為ため這個傳承でんしょう是ぜ強行きょうこう將しょう朝熊あさま神社じんじゃ（日にち语：朝熊あさま神社じんじゃ (伊勢いせ市し)）的てき大歲おおとし神しん與あずか佐美さび長ちょう神社じんじゃ扯上關連かんれん」[7]。《磯部いそべ町まち史し》則のり認みとめ為ため是ぜ「管かん治ち當地とうち的てき磯部いそべ氏し創立そうりつ的てき稻作いなさく之の神かみ」[26]。

近世きんせい[编辑]

江戶えど時代じだい初期しょき，神社じんじゃ的てき祝しゅく職しょく由よし內宮任命にんめい，稱しょう為ため「內人」[27]。寬文ひろふみ2年ねん（1662年ねん），斷絕だんぜつ多おお時とき的てき伊い雜ざつ宮みや遷宮せんぐう再さい次つぎ舉行，由ゆかり山田やまだ奉行ぶぎょう（日にち语：山田やまだ奉行ぶぎょう）八木やぎ宗直むねなお（日にち语：八木やぎ宗直むねなお）和わ鳥羽とば藩はん（日にち语：鳥羽とば藩はん）主あるじ內藤忠政ただまさ（日にち语：内藤ないとう忠政ただまさ）擔任たんにん造營ぞうえい奉行ぶぎょう，並なみ且以「與あずか其他別宮べつく合併がっぺい」為ため由ゆかり，將はた社殿しゃでん規模きぼ大幅おおはば縮小しゅくしょう[28]。此舉引起伊い雜ざつ宮みや的てき一いち眾神官しんかん大だい表ひょう不滿ふまん，由ゆかり原本げんぽん主張しゅちょう神領しんりょう（日にち语：寺社じしゃ領りょう）復興ふっこう，演えんじ變成へんせい伊い雜ざつ宮みや為本ためもと家か的てき內宮的てき過激かげき主張しゅちょう[28]。寬文ひろふみ3年ねん（1663年ねん），一いち眾神官かん趁江戶えど幕府ばくふ征夷大將軍せいいたいしょうぐん德川とくがわ家綱いえつな前ぜん往日光にっこう東照宮とうしょうぐう參拜さんぱい期間きかん，直接ちょくせつ向むかい家綱いえつな伸しん訴，54名めい神人しんじん因いん而被指ゆび大言たいげん不ふ慚和阻路，判ばん罰ばつ從したがえ伊勢いせ和わ志摩しま流りゅう放ひ[28]。這次「寬文ひろふみ事件じけん」後ご[28]，大歲おおとし神社じんじゃ的てき祝しゅく職しょく再さい未み得え到いた內宮的てき正式せいしき委任いにん，變成へんせい由よし自稱じしょう的てき神職しんしょく負ふ責せめ祭祀さいし[27]。另外，也設置せっち「神樂かぐら所しょ」，並なみ且任命にんめい神樂かぐら職人しょくにん[27]。江戶えど時代じだい，秋津あきつ神社じんじゃ和かず瑞樹みずき神社じんじゃ是ぜ大歲おおとし神社じんじゃ的てき末社まっしゃ[7]。

近代きんだい[编辑]

1871年ねん，由ゆかり於神宮じんぐう職制しょくせい改革かいかく，自稱じしょう的てき神職しんしょく和わ神樂かぐら職人しょくにん的てき職務しょくむ遭到廢除はいじょ[29]。取と而代之の，由ゆかり伊い雜ざつ宮みや的てき神職しんしょく負ふ責せめ神社じんじゃ的てき祭祀さいし事ごと宜むべ，並なみ且在同年どうねん8月がつ拆除神樂かぐら所しょ[29]。同年どうねん，改名かいめい為ため「佐美さび長ちょう神社じんじゃ」[2]。大歲おおとし末社まっしゃ的てき秋津あきつ神社じんじゃ和かず瑞樹みずき神かみ社則しゃそく合祀ごうし為ため磯部いそべ神社じんじゃ，不ふ再歸さいき入佐いりさ美よし長ちょう神社じんじゃ境内けいだい[14]。

佐美さび長ちょう神社じんじゃ和わ佐美さび長ちょう御前ごぜん神社じんじゃ分別ふんべつ在ざい1909年ねん11月和わ1910年ねん1月がつ重じゅう建けん[8]。1929年ねん，神宮じんぐう式年しきねん遷宮せんぐう時じ，以「神殿しんでん建たて有ゆう簀子すのこ（日にち语：簀子すのこ）、高欄こうらん和わ御ご橋はし，屋や頂いただき又また以萱葺建造けんぞう，卻又沒ぼつ有ゆう御ご垣かき，相當そうとう凌しのげ亂らん」的てき「體裁ていさい上じょう不ふ統一とういつ」為ため由よし改あらため建けん[30]。太平洋戰爭たいへいようせんそう期間きかん，護まもる京きょう部隊ぶたい（日にち语：第だい153師団しだん (日本にっぽん軍ぐん)）接せっ管かん了りょう磯部いそべ村むら國民こくみん學校がっこう（現げん志摩しま市立しりつ磯部いそべ小學校しょうがっこう）的てき校舍こうしゃ，那な些受影響えいきょう的てき小學生しょうがくせい便びん改あらため在ざい佐美さび長ちょう神社じんじゃ上うえ課か[31]。

第だい62回かい式年しきねん遷宮せんぐう結束けっそく後ご，拆毀中ちゅう的てき佐美さび長ちょう神社じんじゃ舊きゅう社殿しゃでん（2014年ねん12月12日にち）

1959年ねん9月がつ26日にち，神社じんじゃ受到伊勢灣いせわん颱風たいふう吹襲，導しるべ致境内ない的てき大樹たいじゅ倒たおせ塌[9]。1994年ねん，式年しきねん遷宮せんぐう舉行[32]。2013年ねん2月がつ1日にち播放的てき三重みえ電でん視し台だい節目ふしめ《伊勢いせ先生せんせい（日にち语：お伊勢いせさん (テレビ番組ばんぐみ)）》中ちゅう，俳人はいじん黛まゆずみ圓まどか（日にち语：黛まゆずみまどか）作為さくい嘉よしみ賓まろうど參さん演えんじ，並なみ且參拜さんぱい了りょう佐美さび長ちょう神社じんじゃ[33]。

祭祀さいし和わ遷宮せんぐう[编辑]

作為さくい伊い雜ざつ宮みや的てき管轄かんかつ社しゃ，神社じんじゃ祭祀さいし從したがえ平安へいあん時代じだい至いたり中世ちゅうせい為ため止どめ，每まい逢神嘗祭かんなめさい（日にち语：神嘗祭かんなめさい）、月次げつじ祭さい（日にち语：月次げつじ祭さい）和式わしき年ねん遷宮せんぐう時じ，神社じんじゃ均ひとし會かい獲え伊い雜ざつ宮みや賜たまもの予よ御ご饌（日にち语：神饌しんせん）20束たば稻いね米まい，其他祭さい料りょう和わ祭器さいき則そく由よし內宮的てき大宮おおみや司つかさ（日にち语：大宮おおみや司つかさ）下賜かし，這一點上與伊雜宮相同[34]。中世ちゅうせい後ご，式年しきねん遷宮せんぐう多た次つぎ延期えんき，當地とうち的てき磯部いそべ鄉きょう民みん便びん自發じはつ重じゅう建けん社殿しゃでん[9]。「寬文ひろふみ事件じけん」後ご，大歲おおとし社しゃ（佐美さび長ちょう神社じんじゃ）由ゆかり內宮重じゅう建けん，御前ごぜん四社則由他人自行重建[9]。明治めいじ時代じだい後ご，佐美さび長ちょう神社じんじゃ和わ佐美さび長ちょう御前ごぜん神社じんじゃ的てき式年しきねん遷宮せんぐう均ひとし由よし神しん宮司ぐうじ廳ちょう以及造づくり神宮じんぐう使つかい廳ちょう負ふ責せめ[9]。

室町むろまち時代ときよ至いたり江戶えど時代じだい為ため止どめ，境さかい內建有ゆう「神樂かぐら殿どの」，供奉ぐぶ猿田さるた彥，祈いのり求もとめ天下てんか太ふと平和へいわ五穀ごこく豐ゆたか收おさむ，每年まいとし均ひとし會かい舉行36次じ神樂かぐら[9]。

交通こうつう[编辑]

參考さんこう資料しりょう[编辑]

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  19. ^ 19.0 19.1 式内しきない社しゃ研究けんきゅう会かい 編へん（1990）：609頁ぺーじ
  20. ^ 磯部いそべ郷土きょうど史し刊行かんこう会かい 編へん（1963）：263 - 264頁ぺーじ
  21. ^ 21.0 21.1 中野なかの（1981）：16頁ぺーじ
  22. ^ 22.0 22.1 22.2 磯部いそべ町まち史し編纂へんさん委員いいん会かい 編へん（1997）：404頁ぺーじ
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  24. ^ 櫻井さくらい（1991）：265頁ぺーじ
  25. ^ 中野なかの（1981）：16 - 17頁ぺーじ
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  27. ^ 27.0 27.1 27.2 磯部いそべ町まち史し編纂へんさん委員いいん会かい 編へん（1997）：406頁ぺーじ
  28. ^ 28.0 28.1 28.2 28.3 中野なかの（1981）：70頁ぺーじ
  29. ^ 29.0 29.1 磯部いそべ町まち史し編纂へんさん委員いいん会かい 編へん（1997）：407頁ぺーじ
  30. ^ 櫻井さくらい（1991）：270頁ぺーじ
  31. ^ 磯部いそべ郷土きょうど誌し刊行かんこう会かい 編へん（1963）：288頁ぺーじ
  32. ^ 磯部いそべ町まち史し編纂へんさん委員いいん会かい 編へん（1997）：415頁ぺーじ
  33. ^ 唐沢からさわ健治けんじ"三さん重じゅうテレビ制作せいさく番組ばんぐみ「お伊勢いせさん」好評こうひょう 10回かいシリーズ 全国ぜんこく各局かくきょくで放送ほうそう"2013年ねん1月がつ31日にち付づけ朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん、三重みえ版ばん25頁ぺーじ
  34. ^ 式内しきない社しゃ研究けんきゅう会かい 編へん（1990）：609 - 610頁ぺーじ

參考さんこう文獻ぶんけん[编辑]

  • 磯部いそべ鄉土きょうど史し刊行かんこう會かい. 磯部いそべ郷土きょうど史し. 磯部いそべ郷土きょうど史し刊行かんこう會かい. 1963. 
  • 磯部いそべ町まち史し編纂へんさん委員いいん會かい. 磯部いそべ町まち史し 下巻げかん. 磯部いそべ町まち史し編纂へんさん委員いいん會かい. 1997. NCID BA37819607. 
  • 宇治山田うじやまだ市役所しやくしょ. 宇治山田うじやまだ市し史し 上巻じょうかん. 宇治山田うじやまだ市役所しやくしょ. 1929. NCID BN02856879. 
  • 薗田そのだ稔みのる（日にち语：薗田そのだ稔みのる）. 伊勢神宮いせじんぐうに行いこう. 學研がっけん出版しゅっぱん（日にち语：学研がっけんパブリッシング）. 2013. ISBN 978-4-05-610047-1. 
  • 櫻井さくらい勝之かつゆき進すすむ（日にち语：櫻井さくらい勝之かつゆき進すすむ）. 伊勢神宮いせじんぐうの祖そ型がたと展開てんかい. 國書刊行會こくしょかんこうかい（日にち语：国書刊行会こくしょかんこうかい）. 1991. ISBN 4-336-03296-3. 
  • 中野なかの順じゅん藏ぞう. 神路かんじ川がわ 磯部いそべ小史しょうし. 三光さんこう社しゃ. 1981. 
  • 谷川たにがわ健一けんいち（日にち语：谷川たにがわ健一けんいち）. 日本にっぽんの神かみ々―神社じんじゃと聖地せいち 第だい六ろく巻かん 伊勢いせ・志摩しま・伊賀いが・紀伊きい. 白水しろみず社しゃ（日にち语：白水しろみず社しゃ）. 1986. ISBN 4-560-02216-X. 
  • お伊勢いせさん125社しゃめぐり別冊べっさつ伊勢いせ人じん. 伊勢いせ文化ぶんか舍しゃ（日にち语：伊勢いせ文化ぶんか舎しゃ）. 2008. ISBN 978-4-900759-37-4. 

外部がいぶ連結れんけつ[编辑]

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