倒たおせ風ふう內海

臺たい南麻みなみあさ豆まめ水堀みずほり頭あたま的てき倒たおせ風ふう內海故事こじ館かん

倒たおせ風ふう內海（臺灣たいわん話ばなし：Tò-hong-lāi-hái）是ぜ18世紀せいき前まえ位い於臺灣たいわん南部なんぶ的てき潟かた湖こ，位置いち在ざい現今げんこん臺たい南市みなみいち北門きたもん區く、新しん營區、學がく甲かぶと區く、佳けい里さと區く、鹽水えんすい區く、下しも營區、麻あさ豆まめ區く沿海えんかい一帶いったい。由よし於幾おき世紀せいき以來いらい的てき不斷ふだん淤積，現げん已やめ陸りく化か而幾乎全部ぶ消失しょうしつ，僅餘北門きたもん潟かた湖こ為ため其殘跡あと。

歷史れきし

倒たおせ風ふう內海位い於古曾文溪けい三角さんかく洲しゅう，南側みなみがわ與あずか臺たい江こう內海被ひ蚊か佳けい半島はんとう及蕭しょう壠半島はんとう隔へだた開ひらく。

早さ在荷ざいか蘭らん人じん所しょ繪え的てき地圖ちず中ちゅう，有ゆう標示ひょうじ出で笨港、魍港、倒たおせ風ふう、臺たい江こう等ひとし較大的てき內海及外海がいかい沙すな洲しゅう。明あきら鄭てい時期じき開始かいし有ゆう規模きぼ地ち開發かいはつ。因よし規定きてい不可侵ふかしん占うらない平ひら埔族社しゃ土地とち，當時とうじ移民いみん為ため避開平かいへい埔族社しゃ，多た經けい海路かいろ進入しんにゅう倒たおせ風ふう內海的てき海岸かいがん港口こうこう，沿八はち掌てのひら溪けい或ある急きゅう水みず溪けい深入ふかいり內地開墾かいこん。清治きよじ時期じき倒たおせ風ふう內海的てき海うみ汊港分ぶん佈密集みっしゅう，比較ひかく著名ちょめい的てき有ゆう鹽水えんすい港こう、鐵線てっせん橋きょう港みなと、茅かや港こう尾お港こう和かず麻あさ豆まめ港みなと等とう擁よう有ゆう港口こうこう機能きのう的てき市街しがい聚落しゅうらく。船ふね隻せき載の運うん五穀ごこく、糖とう、菁（染しみ布ぬの原料げんりょう）等とう貨品從事じゅうじ商業しょうぎょう貿易ぼうえき。1711年ねん至いたり1730年ねん為ため全盛期ぜんせいき，港口こうこう甚至達たち20個こ。其中的てき鐵線てっせん橋きょう港みなと、鹽水えんすい港こう、茅かや港こう尾お港こう、麻あさ豆まめ港こう，不ふ僅貿易ぼうえき興きょう盛もり，也是縣けん治ち通どおり往郡城じょう的てき要よう道どう，無論むろん水陸すいりく交通こうつう或ある軍事ぐんじ地位ちい上じょう，皆みな十じゅう分ふん重要じゅうよう。

1731年ねん之これ後ご，倒たおせ風ふう內海因いん急きゅう水みず溪けい和かず曾文溪けい的てき改あらため道どう淤積逐漸陸りく化か，港口こうこう數すう持續じぞく下降かこう。日にち治ち初期しょき繪え製せい的てき《臺灣たいわん堡圖》中ちゅう已やめ無む倒たおせ風ふう內海，原はら內海位置いち已やめ成なり平原へいげん，原はら先さき的てき河港かこう轉變てんぺん成なり鄉ごう村むら集散しゅうさん中心ちゅうしん，部分ぶぶん因いん人口じんこう外がい移うつり嚴いむ重成しげなり為ため農村のうそん。

倒たおせ風ふう內海四よん大港おおみなと

鹽水えんすい港みなと港こう道どう

麻あさ豆まめ港みなと古こ碼頭

鹽水えんすい港みなと（月津つきづ港こう）：位くらい於現今いま鹽水えんすい區く。在ざい清朝せいちょう時期じき不ふ僅是貿易ぼうえき港こう，也是重要じゅうよう的てき軍事ぐんじ要地ようち，在ざい中心ちゅうしん市街しがい築ちく有ゆう鹽水えんすい城じょう，港みなと邊べ建たて有ゆう護まもる庇ひさし宮みや主おも祀まつ媽祖。鹽水えんすい港みなと是ぜ倒たおせ風ふう內海港口こうこう中ちゅう唯一ゆいいつ出現しゅつげん郊商(糖とう郊，𥴊郊、市し郊、水みず郊、米べい郊)的てき港口こうこう。是ぜ茅かや港こう尾お港こう到いた笨港間あいだ最大さいだい的てき城しろ鎮。發展はってん的てき過程かてい中ちゅう，除じょ了りょう港口こうこう淤塞之の外そと，民みん亂みだれ、內亂、水みず患和瘟疫等とう，都と影響えいきょう了りょう社會しゃかい秩序ちつじょ及商業ぎょう發展はってん。日にち治ち時期じき因いん地方ちほう風水ふうすい之の顧忌，導しるべ致鐵路ろ移築いちく到いた新しん營，失しつ去さ了りょう交通こうつう及區域くいき中心ちゅうしん的てき地位ちい。

鐵線てっせん橋きょう港みなと：位くらい於現今いま新しん營區鐵線てっせん里さと。為ため倒たおせ風ふう大港おおみなと之の一いち。荷に蘭らん人稱にんしょう為ため「Terramisson」，聚落しゅうらく形成けいせい甚早，因いん河港かこう東南とうなん兩面りょうめん被ひ急きゅう水みず溪けい環かん抱かかえ，從したがえ明あきら鄭てい時期じき即そく有ゆう文字もじ記述きじゅつ，至いたり漢人かんど入にゅう墾後，於河港かこう上築かみちく橋きょう。昔日せきじつ之の橋はし為ため鐵線てっせん橋きょう堡及茅かや港こう尾お堡之界かい，舊時きゅうじ船舶せんぱく停留ていりゅう在ざい信仰しんこう中心ちゅうしん通つう濟ずみ宮みや前まえ，與あずか布袋ほてい港こう來往らいおう頻繁ひんぱん。失しつ去さ港口こうこう功こう能のう後ご，如今反はん成なり交通こうつう不便ふべん之の村落そんらく。

茅かや港こう尾お港こう：位くらい於現今いま下しも營區茅かや港こう里さと。荷に蘭らん文獻ぶんけん記き為ため「Omkamboy」；鄭てい氏し地圖ちず記き為ため「梅うめ港こう尾お」，後來こうらい改稱かいしょう「茅かや港こう尾お」。當時とうじ為ため府ふ城じょう到いた諸しょ羅ら縣けん城南北じょうなんきた官かん道どう的てき中繼ちゅうけい站，是ぜ這之間あいだ最大さいだい的てき市し鎮。最さい繁盛はんじょう之の時とき有ゆう五ご條じょう大だい街がい（茅かや港こう尾お街がい、社しゃ內街、公館こうかん街がい、二に坑あな街がい、社しゃ尾お街がい），通つう宵よい達たち旦だん，秦しん樓ろう楚すわえ館かん，甚至有ゆう「小しょう揚あげ州しゅう」之の稱しょう。其中茅かや港こう尾お街がい擁よう有人ゆうじん車しゃ分ぶん道どう的てき「雙そう顯あらわ街がい」。現げん茅かや港こう尾お街がい街頭がいとう為ため觀音寺かんおんじ、天てん后きさき宮みや位い街がい中ちゅう、街まち尾お則そく是ぜ元帥げんすい廟びょう，足あし可か見み證しょう當年とうねん的てき繁華はんか榮さかえ景けい。在ざい急きゅう水みず溪けい不斷ふだん沖おき刷すり，內海陸かいりく浮後，港口こうこう式微しきび，更さら因いん清しん代だい因いん地理ちり之の故こ，屢次受兵戎之えびすの災わざわい。盛もり極ごく一時いちじ的てき市街しがい，如今變成へんせい平凡へいぼん農村のうそん。

麻あさ豆まめ港みなと：位くらい於現今いま麻あさ豆まめ區く水堀みずほり頭あたま。荷に蘭らん統治とうち時期じき麻あさ豆まめ已やめ是これ西にし拉ひしげ雅みやび族ぞく聚落しゅうらく，又また因いん為ため於倒風ふう港みなと內海港かいこう汊邊得とく海運かいうん便利べんり，逐漸成なり為ため貿易ぼうえき商港しょうこう，輸出ゆしゅつ鹿しか皮がわ、糖とう，並なみ於茅港こう尾お港こう式微しきび後ご崛起。近年きんねん考古こうこ出で碼頭遺跡いせき和馬かずま遺骸いがい，還かえ有ゆう因いん市街しがい發展はってん而興建けん的てき北極ほっきょく殿でん、護まもる濟ずみ宮みや、五ご王おう廟びょう、文ぶん衡殿、文ぶん昌あきら祠ほこら，都と足あし以驗證しょう當時とうじ的てき鼎かなえ盛もり一いち時じ。從したがえ荷に蘭らん統治とうち時期じき到いた內海淤積後ご，雖有因いん水すい患而遷移せんい，但ただし麻あさ豆まめ一直是附近村落的行政中心。

相關そうかん條目じょうもく

• 麻あさ豆まめ水堀みずほり頭あたま遺のこ址し
• 臺たい江こう內海
• 蟯港內海
• 北門きたもん潟かた湖こ
• 鹽分えんぶん地帶ちたい
• 《倒たおせ風ふう內海》，王家おうけ祥さち著ちょ歷史れきし小說しょうせつ；將はた是これ魏ぎ德とく聖きよし導しるべ演えんじ未來みらい將はた開ひらく拍はく的てき台灣たいわん史詩しし電でん影かげ。

參考さんこう文獻ぶんけん

来らい源みなもと

• 《被ひ遺忘いぼう的てき茅かや港こう尾お-四よん百ひゃく年ねん史話しわ》 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆），何なに厚あつ增ぞう
• 鹽水えんすい鎮-蜂はち炮不夜城ふやじょう （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆），阿おもね璇
• 南みなみ瀛海洋かいよう教育きょういく，坔頭港みなと國こく小しょう
• 認識にんしき南みなみ瀛，台だい南縣みなみあがた政府せいふ
• 《南みなみ瀛港口こうこう誌し》，許もと清きよし保ほ，台だい南縣みなみあがた政府せいふ，2007年ねん。
• 《南みなみ瀛內海うみ誌し》，趙ちょう文榮ふみえ，台たい南縣みなみあがた文化ぶんか局きょく，2003年ねん。

外部がいぶ連結れんけつ

• 《大港おおみなとê台灣たいわん》｜被ひ遺忘いぼう的てき倒たおせ風ふう內海，公おおやけ視し台だい語ご台だいyoutube。