傅でん山やま

《清しん代だい學者がくしゃ像ぞう傳でん》之の傅でん山やま像ぞう

傅でん山やま（1607年ねん8月がつ11日にち—1684年ねん7月がつ25日にち），本名ほんみょう鼎かなえ臣しん，字じ青竹あおだけ，后きさき改名かいめい山やま，更さら字じ青あお主ぬし，以字行ぎょう，号ごう公おおやけ之の它、公おおやけ它、真山まやま、朱しゅ衣ころも道人みちひと、石道いしみち人じん、啬庐、侨黄、侨松等ひとし等ひとし，山西さんせい阳曲人ひと（今いま山西さんせい省しょう太ふと原市はらいち尖とんが草くさ坪つぼ区く向こう阳镇西村にしむら），明あきら末すえ清きよし初はつ學者がくしゃ，以明遺のこ民みん自じ居い，清しん兵へい入いれ關せき後ご，不ふ接受せつじゅ任官にんかん，自稱じしょう為ため道士どうし。於經学けいがく、考こう据すえ、理学りがく、佛学ぶつがく、道教どうきょう、諸子しょし、漢方かんぽう、诗法、书画、金石かねいし、地理ちり、武たけ术皆みな有ゆう涉獵しょうりょう。

家いえ世よ

先さき世よ居きょ山西さんせい大同だいどう，后きさき徙于山西さんせい忻州。

生平おいだいら

明あかり萬まん曆れき三さん十じゅう五ご年ねん丁未ていみ（1607年ねん）閏うるう六ろく月がつ十じゅう九きゅう日にち，傅でん青あお主ぬし出生しゅっしょう，父ちち亲傅之の谟、祖父そふ傅でん霖。六ろく歲さい喜き歡吃黄精おうせい，不ふ吃ども飯めし，家人かじん強迫きょうはく他た吃ども飯めし。十じゅう五岁时从童子试中脱颖而出。二に十じゅう七岁入山西三立书院。崇たかし禎ただし九きゅう年ねん（1636年ねん）山西さんせい提ひさげ学がく袁继咸被ひ诬告，傅でん山やま领头奔走ほんそう抗議こうぎ，使つかい其得以翻案ほんあん。

崇たかし祯十じゅう七なな年ねん（1644年ねん）正月しょうがつ流ながれ賊ぞく李り自じ成なり从西安しーあん东征北京ぺきん途と径みち山西さんせい。东阁大だい学士がくし曲きょく沃人ひと李り建たて泰やすし自じ请提兵へい督とく师山西さんせい，而且聘请傅でん青あお主ぬし和わ另一位山西名士韩霖为“军前赞画”。傅でん青あお主ぬし编造了りょう“马在门内（闯）难行走はし，今年ことし又また是これ弼马温ぬる（当年とうねん是これ猴年）”的てき童わらわ谣稳定民心みんしん。李り自じ成なり军队占うらない领曲きょく沃后きさき李り建たて泰やすし退すさ到いた保ほ定じょう。二に月がつ大だい顺军攻克かつ太ふとし原はら。三さん月がつ攻おさむ入いれ北京ぺきん，是ぜ為ため甲きのえ申さる之の變へん，明朝みんちょう滅亡めつぼう。傅でん青あお主ぬし在ざい《甲きのえ申さる守もり岁》中ちゅう写うつし出で“三さん十じゅう八はち岁尽可か死し，栖栖不死ふし复何なん年ねん”的てき诗句。

四よん月がつ吴三桂かつら引清しん兵へい入にゅう关。五月傅青主潜回太ふとし原はら，带母亲和儿子逃到寿ことぶき阳县。拜はい寿ことぶき阳县五ご峰山みねやま的てき还阳子こ郭かく静しず中ちゅう为师，出家しゅっけ為ため道士どうし，道みち号ごう真山まやま，以避剃そ发令。搬家到いた太ふとし原はら阳曲县东黄水おうすい镇。因よし为他认为清朝せいちょう是ぜ外国がいこく，于是自称じしょう侨黄、侨松。由よし於他經常けいじょう穿ほじ著しる紅色こうしょく外がい衣ころも，人称にんしょう“朱しゅ衣ころも道人みちひと”。

顺治六ろく年ねん（1649年ねん）大同だいどう从明降くだ大だい顺复降清きよし的てき总兵姜きょう瓖起おこり義よし反はん清きよし，傅でん青あお主ぬし的てき两个同学どうがく王おう如金、薛宗周しゅう参加さんか“交山军”进军太ふとし原はら，在ざい晋すすむ祠ほこら与あずか清しん兵へい交战數日すうじつ，被ひ杀，傅でん青あお主ぬし撰せん《汾二に子し传》文ぶん纪念。

顺治十じゅう一いち年ねん（1654年ねん），傅でん青あお主因しゅいん宋そう谦供出きょうしゅつ其曾接受せつじゅ南明なんめい的てき任命にんめい而入狱，称しょう“甲きのえ午うま朱しゅ衣ころも道人みちひと案あん”。被ひ拷打。绝食九日ここのか，好こう友とも陈谧、戴廷拭ぬぐえ、白しろ居きょ实、张天斗と、木き公こう、魏ぎ一いち鳌、古ふる度たび等とう人ひと多おお方かた營救，傅でん山やま的てき母はは亲说：“道人どうじん儿自然しぜん当とう有ゆう今日きょう事こと，即死そくし亦また分わか，不ふ必救也。”出だし狱后又また去さ南方なんぽう云うん游ゆう。归来后きさき隐居太ふとし原はら府ふ崛围寺てら（位い于今太ふと原市はらいち西北せいほく20公里くり）。取と“它山之の石いし可か以攻玉だま”之の意い，号ごう公おおやけ它、公おおやけ之の它。

康かん熙年とし间清せい聖きよし祖そ下しも诏举行ぎょう博学はくがく鸿儒科か举考こう试，傅でん青あお主ぬし不ふ就，於是自稱じしょう病びょう重じゅう，但ただし依然いぜん被官ひかん吏找人じん把わ他た連れん著ちょ床ゆか扛著，直接ちょくせつ北上ほくじょう，到達とうたつ離はなれ北京ぺきん三さん十じゅう里さと的てき地方ちほう，他た以死相しょう逼，就是不ふ願意がんい去さ考試こうし。由よし於他了解りょうかい醫術いじゅつ，故意こい服ふく食しょく过量大黄だいおう造成ぞうせい腹はら泻以逃避とうひ，魏ぎ象ぞう樞くるる請康かん熙帝免除めんじょ傅でん青あお主ぬし的てき考試こうし，康かん熙同意どうい，並なみ直接ちょくせつ授予傅でん青あお主ぬし中ちゅう书舍人じん的まと官かん职，馮溥要求ようきゅう傅でん青あお主おも去さ謝恩しゃおん，又また派は人じん用よう轎子把わ他た抬到午うま門もん，傅でん青あお主ぬし痛哭つうこく，趴在地上ちじょう不ふ願ねがい起おこり來らい，魏ぎ象ぞう樞くるる就說，這樣也算是ぜ謝恩しゃおん了りょう，於是傅でん青あお主ぬし得とく以歸家か，並なみ繼續けいぞく自稱じしょう道士どうし，一生いっしょう都と拒こばめ绝与清朝せいちょう合作がっさく、终老林泉りんせん。

閻錫山やま則のり記錄きろく了りょう一則かずのり野史やし，他た說せつ一開始官吏來召傅青主時，傅でん青あお主ぬし不ふ但ただし不ふ受徵召，還かえ消しょう遣や皇帝こうてい說せつ：「博學はくがく鴻儒こうじゅ不ふ如清歌か妙みょう舞まい」，並なみ找來美女びじょ唱歌しょうか跳とべ舞まい。

康かん熙廿三さん年ねん（1684年ねん），六月ろくがつ十じゅう二に日にち卒そつ於山西さんせい，年ねん78岁。傅でん山やま墓はか位い於太原市はらいち尖とんが草くさ坪つぼ區く柴村しばむら鎮呼よび延のべ村西むらにし的てき崛圍山やま。

紀きの念ねん

傅でん青あお主おも与あずか顾炎武たけし、黄き宗むね羲、王おう夫おっと之の、李り顒、颜元一起かずき被ひ梁りょう启超称しょう为“清きよし初はつ六ろく大だい师”。

山西さんせい名めい食しょく“头脑”是ぜ傅でん山やま为母亲配制せい的てき滋しげる补食品しょくひん。

梁りょう羽生はぶ的てき武たけ侠小说《七なな剑下天山あまやま》中ちゅう傅でん青あお主ぬし被ひ描述为七なな剑之首くび，武たけ功いさお卓たく绝。2005年ねん徐じょ克かつ导演的てき电影《七なな剑》，刘家良りょう饰侠医い傅でん青あお主ぬし。

1917年ねん民みん国こく政府せいふ在ざい太ふとし原はら建けん“傅でん公こう祠ほこら”，山西さんせい督とく軍ぐん阎锡山やま题写了りょう“尘表孤こ踪”的てき牌ぱい匾，並なみ作さく《傅でん公こう祠ほこら記き》一文いちぶん以紀念ねん之の。1950年代ねんだい建たて傅でん山やま碑ひ林はやし公こう园。后きさき来らい太ふとし原はら晋すすむ祠ほこら的てき同どう乐亭改あらため建けん为傅山やま纪念馆。

理論りろん

傅でん青あお主ぬし提出ていしゅつ了りょう“四よん宁四毋”的てき书法理り论，对后世よ书风产生了りょう一定いってい的てき影かげ响，是ぜ指ゆび“宁拙毋巧，宁醜毋媚，宁支离毋轻滑，宁真率りつ毋安排はい。”

• “宁拙毋巧”：宁可字じ写うつし得とく笨拙一いち些，也不去さ追求ついきゅう精せい细機巧きこう。
• “宁醜毋媚”：写うつし的てき字じ宁可看み起おこり来らい显得醜みにく陋不工こう，也不表ひょう现庸俗ぞく柔やわら媚こび之の态。
• “宁支离毋轻滑”：宁可显得参差しんし不ふ齐，也不坠入轻桃浮滑一途いっと。
• “宁直率りつ毋安排はい”：宁可信しん笔直书，而不去さ造作ぞうさく修おさむ饰。“直じき率りつ”即そく是ぜ自然しぜん天てん趣おもむき，不ふ卖弄技巧ぎこう，不ふ露ろ人工じんこう斧おの凿之痕こん。
• 「作さく字じ先さき作さく人じん，人にん奇き字じ自じ古いにしえ」
• 「綱つな常つね叛周孔あな，筆墨ひつぼく不可ふか補ほ」：做人背離はいり了りょう周しゅう公こう、孔子こうし之これ道どう，書法しょほう上じょう也不能ふのう通過つうか技巧ぎこう加か以挽回ばんかい了りょう。

著作ちょさく

傅でん氏し女おんな科か全集ぜんしゅう，藏ぞう于太原はら晋すすむ祠ほこら傅でん山やま纪念馆

• 哲学てつがく作品さくひん：
  • 《霜しも红龛集しゅう》
• 医学いがく作品さくひん：
  • 《女おんな科か》是ぜ临床实用价值颇高的中てきちゅう医い妇科典籍てんせき之の一いち，很常为后代だい医い师临证所应用。
  • 《青あお囊秘决》
  • 《辯べん證しょう錄ろく》
  • 《男おとこ科か》
• 武たけ术作品さくひん：
  • 《傅でん氏し拳けん谱》
• 书法作品さくひん：
  • 《傅でん青あお主ぬし先生せんせい草稿そうこう真迹しんせき》2003年ねん敦煌とんこう文ぶん艺出版しゅっぱん社しゃ出版しゅっぱん，薄うす一いち波は题词、启功题写书名。

影かげ視し形象けいしょう

電でん影かげ

• 2005年ねん香港ほんこん電でん影かげ《七なな剑》，刘家良りょう饰，徐じょ克かつ執と導しるべ。
• 2021年ねん中國ちゅうごく電でん影かげ《道みち醫い傅でん青あお主ぬし》：褚強飾かざり，王國おうこく良よ執と導しるべ。

研究けんきゅう書目しょもく

• 全ぜん祖そ望もち：《阳曲傅でん青あお主ぬし先生せんせい事ごと略りゃく》
• 白はく謙けん慎まき：《傅でん山やま的てき世界せかい：十じゅう七なな世紀せいき中國ちゅうごく書法しょほう的てき嬗變》（北京ぺきん：三さん聯れん書店しょてん，2006年ねん4月がつ，ISBN 9787108023346 （简体中ちゅう文ぶん））（臺北たいぺい：石頭いしあたま出版しゅっぱん股また份有限げん公司こうし，2005年ねん1月がつ20日はつか，ISBN 9579089361 （繁しげる體たい中ちゅう文ぶん））。
• 白はく謙けん慎まき：《傅でん山やま的てき交往和わ應酬おうしゅう》（上海しゃんはい：上海しゃんはい書畫しょが出版しゅっぱん社しゃ，2003年ねん12月，ISBN 9787806726792 、ISBN 7806726799 （简体中ちゅう文ぶん））。
• 白しろ谦慎：〈关于傅でん山やま研究けんきゅう的てき一いち些问题 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆） 〉。
• 白しろ谦慎：〈记五ご件けん傅でん山やま的てき早期そうき作品さくひん （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆） 〉。

外部がいぶ連結れんけつ

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

在ざい维基文ぶん库阅读此作者しゃ作品さくひん（ 在ざい维基共ども享とおる资源阅览影像えいぞう）

《清史きよし稿こう·卷まき501》，出自しゅつじ趙ちょう爾なんじ巽たつみ《清史きよし稿こう》

• 傅でん青あお主ぬし女おんな科か （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆） 中ちゅう藥方やくほう劑ざい像ぞう數すう據よりどころ庫こ (香港ほんこん浸ひた會かい大學だいがく中ちゅう醫藥いやく學院がくいん) （中ちゅう文ぶん）（英文えいぶん）