关山月がつ (古こ琴曲きんきょく)

  此條目め介かい紹的是ぜ古こ琴曲きんきょく。关于同名どうめい條目じょうもく，请见「關山せきやま月がつ」。

《关山月がつ》，古こ琴きん曲きょく，今こん人ひと彈奏だんそう者しゃ多た為ため《梅うめ庵あん琴きん谱》本ほん，原はら譜ふ無む詞し，今こん以李白りはく的てき《關山せきさん月がつ》一いち詩し為ため詞し，故こ可か作為さくい琴歌ことうた吟唱ぎんしょう。

由來ゆらい

此曲的てき來らい源みなもと有ゆう多種たしゅ說法せっぽう，一說いっせつ為ため山東さんとう濟すみ南みなみ「鳴な盛もり社しゃ」的てき李すもも見み忠ちゅう將しょう歌うた伎彈たま柳やなぎ琴こと所ところ唱之民みん歌か《罵ののし情人じょうにん》記き譜ふ，琴きん人じん岑體仁じん據よりどころ此移植いしょく為ため古こ琴曲きんきょく，詹澂秋あき再さい調整ちょうせい指ゆび法ほう。而王おう燕つばめ卿きょう再度さいど加工かこう（包括ほうかつ加入かにゅう「輪わ指ゆび」），並なみ更さら名めい為ため《關山せきさん月がつ》。

另一說則認為此曲源自《龍りゅう吟ぎん館かん琴きん譜ふ》。

此曲由よし王おう燕つばめ卿きょう帶たい至いたり南京なんきん後ご，夏なつ一いち峰みね及其他た南京なんきん琴きん家か將はた其配上じょう李白りはく的てき詩し。

版本はんぽん

• 《龍りゅう吟ぎん館かん琴きん譜ふ》，嘉よしみ慶けい己おのれ未み年とし（1799）毛け式しき郇抄本しょうほん，無む詞し。
• 《琴きん学がく管かん见》，1930年ねん石印せきいん本ほん，無む詞し，王おう燕つばめ卿きょう授。
• 《梅うめ庵あん琴きん谱》，1931年ねん出で刊かん，無む詞し。譜ふ後ご說明せつめい「本ほん曲きょく惟おもんみ諸しょ城しろ琴きん宗そう有ゆう之これ。北地きたじ風光ふうこう，音韻おんいん剛健ごうけん。曲きょく雖短小しょう，而指法ほう純正じゅんせい，乃入門にゅうもん之の正路まさじ。初學しょがく易えき於熟習，且可作さく玉だま環たまき體たい，首尾しゅび相しょう接せっ，如環無む端はし，久ひさ彈だん不ふ厭いや，對たい初學しょがく尤ゆう宜よろし」。
• 《古こ琴曲きんきょく匯編》，夏なつ一いち峰みね傳つて譜ふ，有ゆう詞し，經けい楊蔭瀏りゅう重じゅう新編しんぺん配はい。

特色とくしょく

• 曲きょく中ちゅう多た处使用しよう「轮指」（为梅うめ庵あん琴きん派は特とく征せい）

李白りはく之の詩し

“

明月めいげつ出で天山あまやま，蒼茫そうぼう雲海うんかい間あいだ。
長なが風ふう幾いく萬まん里り，吹度玉門ぎょくもん關せき。
漢かん下か白しろ登とう道どう，胡えびす窺青海せいかい灣わん。
由來ゆらい征戰せいせん地ち，不ふ見み有人ゆうじん還かえ。
戍客望もち邊べ色しょく，思おもえ歸がえ多た苦く顏がお。
高樓こうろう當とう此夜，歎息たんそく未み應おう閑。

”