刘松山まつやま

劉りゅう松山まつやま（1833年ねん—1870年ねん），字じ壽ことぶき卿きょう，湖南こなん湘鄉人じん。清末きよすえ湘軍將領しょうりょう。

鄉ごう勇いさむ出身しゅっしん。初はつ隨ずい王おう錱鎮壓ちんあつ郴州、株かぶ洲しゅう等地とうち天地てんち會かい起おこり義ぎ。後ご從したがえ曾國藩はん對たい太平たいへい軍ぐん作戰さくせん，屢建奇功きこう，曾任廣東かんとん陸路りくろ提督ていとく。攻おさむ陷おちい天てん京きょう后きさき後ご，升ます總そう兵へい。

「有ゆう一天いってん太平たいへい軍ぐん夜襲やしゅう，(湘軍)諸しょ營皆潰つぶせ，只ただ有ゆう劉りゅう松山まつやま在ざい月下げっか列れつ隊たい迎むかえ敵てき，太平たいへい軍ぐん不ふ敢相逼；其餘潰つぶせ散ち各かく營，月がつ夜よる看み不ふ真ま切きり，以為太平たいへい軍ぐん攔截，掉頭要よう逃，及至劉りゅう松山まつやま打出うちいで旗はた號ごう，大家たいか才知さいち道どう大だい營未失しつ……(曾國藩はん)從したがえ此以國士こくし相しょう待まち。」

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「…從軍じゅうぐん以前いぜん，在ざい家鄉かきょう就已定じょう下か親おや事ごと，聘而未み娶めと，在ざい軍ぐん中ちゅう十じゅう幾いく年ねん，只ただ因いん招兵，回かい過か一いち次じ家鄉かきょう；直ちょく到いた西にし捻ねじ既すんで平ひらめ，方ほう在ざい洛陽らくよう成婚せいこん，新郎しんろう新しん娘むすめ都と三さん十じゅう多た歲とし了りょう。」

1869年ねん9月がつ（同どう治ち八はち年ねん八はち月がつ），随ずい左ひだり宗はじめ棠镇压陕甘回かい民みん军，为北路ろ从陕西にし绥德取と道みち花はな马池（宁夏盐池），至いたり吳ご忠ただし堡，圍かこえ金きむ積つもる堡（寧やすし夏なつ吳ご忠ただし西南せいなん），連れん下か七なな座ざ寨堡。

1870年ねん1月がつ6日にち（同どう治ち八はち年ねん十二月じゅうにがつ五ご日にち）馬うま化か龍りゅう乞降。1870年ねん2月がつ14日にち（同どう治ち九きゅう年ねん正月しょうがつ十じゅう五ご日にち）劉りゅう松山まつやま不ふ聽董ただし福ぶく祥さち的てき勸告かんこく，親おや自前じまえ往馬化か龍りゅう營中受降，因いん激怒げきど回かい民みん，被ひ暗くら槍やり打だ死し。其侄劉りゅう錦にしき棠繼續けいぞく統すべ領りょう湘軍。《剑桥中国ちゅうごく晚ばん清史きよし》則のり引用いんよう左ひだり宗むね棠奏稿こう，說せつ劉りゅう松山まつやま死し于炮火ひ之の中なか。

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《清史きよし稿こう·卷まき409》，出自しゅつじ趙ちょう爾なんじ巽たつみ《清史きよし稿こう》