李り咸

李り咸（100年ねん—175年ねん），字じ元もと卓たく，一いち字じ元もと贞，东汉时期人物じんぶつ，汝なんじ南みなみ郡ぐん西平にしだいら县（今いま河南かなん省しょう西平にしだいら县）人にん。

李り咸年轻时以才识闻名めい乡里，被ひ举为孝こう廉れん，任にん州しゅう郡ぐん属官ぞっかん、太守たいしゅ。精せい于吏治ち，办事练达^[1]，官かん至いたり太ふとし仆。汉灵帝みかど建けん宁四よん年ねん（171年ねん）三さん月がつ，太ふとし尉じょう闻人袭因いん为日食にっしょく免官めんかん，李り咸继任にん太ふとし尉じょう。建けん宁五ご年ねん（172年ねん）六ろく月がつ初はつ十じゅう，先さき前ぜん因いん父ちち故ゆえ大将たいしょう军窦武与あずか宦官かんがん争そう权失败而失しつ势被幽かそけ禁きん的てき太ふとし后きさき窦妙去さ世よ，宦官かんがん曹节、王おう甫はじめ仇かたき恨窦武たけ，准じゅん备以贵人之これ礼れい安やす葬そう窦太后きさき。李り咸带病びょう，据すえ理り力りょく争そう，窦太后きさき最さい终入太ふとし庙，配はい享とおる汉桓帝みかど。因よし为李咸为官かん忠正ただまさ，清廉せいれん公こう直じき，为宦官かんがん所ところ惧。熹平二に年ねん（173年ねん）三さん月がつ，李り咸因大だい瘟疫免めん职，司つかさ隶校尉じょう段だん颎继为太ふとし尉じょう。熹平四よん年ねん逝世，享年きょうねん七なな十じゅう六ろく歲さい。

参考さんこう文献ぶんけん

^ 《後こう漢書かんしょ·胡えびす廣こう傳つて》章あきら懷ふところ注ちゅう：謝しゃ承うけたまわ書しょ曰：「咸字元もと卓たく，汝なんじ南西なんせい平たいら人じん。孤こ特とく自立じりつ。家いえ貧ひん母はは老おい，常つね躬耕稼以奉養やしなえ。學がく魯詩、春秋しゅんじゅう公こう羊ひつじ傳でん、三さん禮れい。三さん府ふ並なみ辟，司つかさ徒と胡えびす廣こう舉茂才ざい，除じょ高密こうみつ令れい，政せい多おお奇異きい，青あお州しゅう表ひょう其狀。建たて寧やすし三さん年ねん，自大じだい鴻おおとり臚拜太ふとし尉じょう。自在じざい相しょう位い，約やく身み率りつ下か，常食じょうしょく脫だつ粟あわ飯めし、醬菜而已。不ふ與あずか州しゅう郡ぐん交通こうつう。刺史しし、二に千せん石せき牋記，非ひ公事こうじ不發ふはつ省しょう。以老乞骸骨こつ，見み許もと，悉還所しょ賜物たまもの，乘じょう敝牛車しゃ，使つかい子こ男おとこ御ご。晨發京師けいし，百僚追送盈塗，不能ふのう得とく見み。家いえ舊きゅう貧ひん狹せま，庇ひさし蔭かげ草くさ廬いおり。」