李り茂しげる (朝鮮ちょうせん)

李り茂しげる（朝鮮ちょうせん語ご：이무／李り茂しげる，1355年ねん—1409年ねん），字じ敦夫あつお，高こう麗うらら末期まっき至いたり朝鮮ちょうせん王朝おうちょう初期しょき文ぶん臣しん。本ほん貫ぬき丹陽たんよう李り氏し。

高麗こうらい恭きょう愍王在位ざいい時期じき文科ぶんか及第きゅうだい，禑王在位ざいい時期じき擔任たんにん密みつ直司なおじ使し。1388年ねん（昌あきら王おう元年がんねん）被ひ諫官彈劾だんがい，流りゅう配はい谷たに州しゅう。1390年ねん（恭きょう讓ゆずる王おう二に年ねん）任にん都と節制せっせい使し，在ざい全羅道ぜんらどう擊退げきたい倭やまと寇。

1392年ねん李り成桂せいけい建立こんりゅう朝鮮ちょうせん王朝おうちょう後ご，李り茂しげる被ひ錄ろく為ため定じょう社しゃ功臣こうしん第だい一等いっとう。1396年ねん，朝鮮ちょうせん發動はつどう對馬つしま島とう征伐せいばつ，由ゆかり金かね士し衡擔任たんにん主ぬし帥そち，李り茂しげる、辛からし克かつ恭きょう、南みなみ在ざい副ふく之これ。第だい一いち次じ王子おうじ之の亂みだれ後ご，被ひ錄ろく為ため佐さ命いのち功臣こうしん第だい一等いっとう。1402年ねん，被ひ任命にんめい為ため右みぎ政せい丞すすむ（右みぎ議ぎ政せい的てき前身ぜんしん）。1403年ねん，封ふう丹に山やま府ふ院いん君くん，兼けん中ちゅう軍ぐん都と摠制。

1409年ねん，受到閔無咎とがめ、閔無疾やまし的てき牽連，李り茂しげる被ひ流りゅう配はい到いた竹山たけやま，處しょ以死刑しけい。死後しご獲得かくとく平ひらた反はん，諡おくりな翼つばさ平ひらた。