李り齊ひとし賢けん

李り齐贤
文学ぶんがく家か、诗人
朝代あさよ	高こう丽王朝あさ
姓名せいめい	李り齐贤
字じ	仲なか思おもえ
號ごう	益えき斋、栎翁
出生しゅっしょう	1288年ねん 高こう丽王朝あさ松まつ京きょう
逝世	1367年ねん 高こう丽王朝あさ
親おや屬ぞく 父親ちちおや 李り瑱
著作ちょさく
《益えき斋乱稿こう》、《栎翁稗ひえ说》

李り齊ひとし賢けん
諺文おんもん	이제현
汉字	李り齊ひとし賢けん
文ぶん观部式しき	Yi Jae-hyun
马-赖式	Yi Jae-hyun
号ごう
諺文おんもん	익재，역옹，실재
汉字	益えき齋とき，櫟くぬぎ翁おう，實じつ齋とき
文ぶん观部式しき	Yikjae，Yukong，Shiljae
马-赖式	Yikjae，Yukong，Shiljae
表おもて字じ
諺文おんもん	중사
汉字	仲なか思おもえ
文ぶん观部式しき	Joongsa
马-赖式	Joongsa

李り齊ひとし賢けん（韓かん語ご：이제현，1287年ねん—1367年ねん），初はつ名な之これ公こう，字じ仲なか思おもえ，號ごう益えき齋とき，高麗こうらい王朝おうちょう末期まっき文ぶん臣しん、詩人しじん、词人、朝あさ鲜半岛早期そうき性せい理學りがく家いえ，历任高だか丽艺文ぶん春秋しゅんじゅう馆、西海にしうみ道みち按兼使し、进贤馆提学がく、知ち密みつ直司なおじ、政せい堂どう文学ぶんがく、判はん三さん司つかさ事ごと、右みぎ政せい丞すすむ、宰相さいしょう等とう官かん职，在ざい其五十余年的仕宦生涯中，经历了りょう忠ちゅう烈れつ、忠ちゅう宣せん、忠ちゅう肃、忠ちゅう穆きよし、忠ちゅう定じょう、恭きょう愍七なな位い高だか丽君主ぬし。忠ちゅう宣せん王おう退位たいい后きさき曾召李り齐贤入にゅう元もと作さく他た的てき侍臣じしん。在ざい元もと期き间，李り齐贤曾多次じ上じょう书元廷，通つう过外交がいこう手段しゅだん保全ほぜん高だか丽的主ぬし权独立どくりつ性せい。

李り齐贤留とめ有ゆう文集ぶんしゅう《益えき斋乱稿こう》和かず稗ひえ说集《栎翁稗ひえ说》。其中《益えき斋乱稿こう》收おさむ录有270首しゅ诗、53首しゅ词和93篇へん散文さんぶん。他た被ひ14世せい纪朝鲜文坛推崇たかし为“诗界正宗まさむね”、“东国杜もり子こ美び”，即そく誉ほまれ他た与あずか中国ちゅうごく的てき李白りはく和わ杜もり甫はじめ相あい媲美。他た与あずか另一いち位い高だか丽诗人じん李り奎報並稱へいしょう“高こう丽汉诗双璧そうへき”，两人与あずか崔ちぇ致远一起称为朝鲜汉诗三大诗人。李り齐贤同どう时也是ぜ朝あさ鲜词史上しじょう最さい重要じゅうよう，成就じょうじゅ最高さいこう的てき词人，对朝鲜后世よ词文学ぶんがく的てき创作产生了りょう极大的てき影かげ响。他た的てき《巫みこ山やま一いち段だん云うん》系列けいれつ写うつし景けい词，堪こらえ称しょう是ぜ朝あさ鲜写景けい词的巅峰之の作さく，成なり为后人じん竞相效こう仿的典てん范。朝あさ鲜王朝おうちょう名めい臣しん柳やなぎ成しげる龍りゅう在ざい《重じゅう刊かん益えき斋集跋文ばつぶん》中ちゅう评价他た说：“高こう丽五百ひゃく年ねん间，名めい世よ者しゃ多た矣。求もとめ其本末まつ兼けん备，始はじめ终一致いっち，巍然ぎぜん高だか出で无可议焉者しゃ，唯ただ先生せんせい有ゆう焉。”19世せい纪末的てき金きん泽荣称たたえ他た为朝鲜汉诗三さん千せん年来ねんらい第だい一いち“大家たいか”。

生平おいだいら

李り齐贤1288年ねん出生しゅっしょう于高こう丽首都しゅと松まつ京きょう（今朝けさ鲜开城市し）的てき兩りょう班はん家庭かてい。他た的てき父ちち李り瑱是位い著名ちょめい的てき诗人，也是“后きさき耆老会かい”的てき组织者しゃ。李り齐贤15岁就考かんがえ取ど成なり均ひとし试状元もと，同年どうねん进士考こう试丙科か及第きゅうだい。17岁时，李り齐贤走上じょう仕つかまつ途と，初任しょにん奉たてまつ先せん库判官かん、延のべ庆宫录事等とう职，此后屡次るじ升ます迁。26岁时，他出たしゅつ任にん西海さいかい道どう（今こん黄海こうかい南道みなみどう）按廉使し，在ざい地方ちほう政せい绩斐然しか，后きさき回かい京きょう担任たんにん两年经济方面ほうめん的てき官かん职。年とし轻时的てき李り齐贤才ざい高だか气盛。他た参加さんか科か举考试时的てき主しゅ考こう官かん是ぜ当とう时高丽的名めい臣しん大儒たいじゅ权溥。他た非常ひじょう欣赏李り齐贤的てき才ざい华，将はた女おんな儿许配はい了りょう给他。权溥是ぜ最早もはや接受せつじゅ理学りがく的てき高だか丽儒学者がくしゃ之の一いち，曾翻刻ほんこく朱しゅ熹的てき《四よん书集注ちゅう》，使つかい高だか丽首次じ有ゆう了りょう理学りがく的てき公おおやけ众读本ほん。李り齐贤后きさき师从侍さむらい从忠ちゅう宣せん王おう留とめ居きょ元もと大だい都と十余年后回国的高丽理学家白しろ颐正，是ぜ白しろ颐正最早もはや的てき学生がくせい，成なり为高丽最早はや的てき理学りがく先さき驱之一いち。

1314年ねん，迷恋元もと大だい都と生活せいかつ的てき忠ちゅう宣せん王おう召李齐贤入いれ元もと作さく他た的てき侍臣じしん，因いん为他感かん到いた“京きょう师文学がく之の士し皆みな天下でんか之の选，吾われ府中ふちゅう未み有ゆう其人，是ぜ吾われ羞”。此后数すう年ねん，李り齐贤陪侍在ざい忠ちゅう宣せん王おう左右さゆう，广交中国ちゅうごく名士めいし。1316年ねん夏なつ末まつ，他た奉たてまつ命いのち代だい忠ちゅう宣せん王おう去さ成都せいと、峨眉进香，1317年ねん，回国かいこく一いち次じ，九月返回元大都。1319年ねん秋あき，他た陪忠宣せん王おう去さ扬州、镇江、杭州こうしゅう一いち带拜佛ふつ，同年どうねん冬ふゆ，奉たてまつ命いのち离开忠ちゅう宣せん王おう，携子从江南北なんぼく归高丽。1321年ねん春はる，在ざい返かえし回かい元もと大だい都と途中とちゅう，他た得知とくち忠ちゅう宣せん王おう被ひ刚刚即位そくい的てき元もと英えい宗むね流ながれ放ひ吐蕃的てき消息しょうそく。他た与あずか其它高だか丽大臣だいじん全力ぜんりょく疏救。与あずか此同时，高こう丽权臣しん柳やなぎ清きよし臣しん和わ吴潜等とう人じん等とう人じん为巩固かた自己じこ的てき势力献けんじ媚こび元もと廷，再さい次つぎ请求元朝がんちょう在高ありだか丽设行ぎょう省はぶけ，将はた高こう丽并入いれ元朝がんちょう版ばん图。为挽救すくい高だか丽的独立どくりつ性せい，李り齐贤一方面劝诫柳清臣和吴潜等人勿忘国恩，一方面展开外交活动，多た次じ上じょう书元廷。1323年ねん春はる，李り齐贤再さい次つぎ上じょう书元廷，最さい终使设行省しょう之の事こと无疾而终。他た还为忠ちゅう宣せん王おう之の事こと上じょう书元丞相じょうしょう伯はく住じゅう，最さい终使元もと英えい宗むね下か旨むね将はた忠ちゅう宣せん王おう改あらため为流放ひ较近些的朵思麻あさ。当年とうねん忠ちゅう宣せん王おう被ひ赦返回かい元もと大だい都と。

1324年ねん，李り齐贤升ます任にん匡ただし靖やすし大夫たいふ密みつ直司なおじ事ごと，次じ年ねん加か“推诚亮あきら节”功臣こうしん号ごう，任にん佥议评理政せい堂どう文学ぶんがく，后きさき多た次つぎ升ます迁，1336年ねん，封ふう金きん海うみ君くん，负责艺文春秋しゅんじゅう馆的工作こうさく。1339年ねん，他た护送忠ちゅう惠めぐみ王おう去さ元もと大だい都と。1340年ねん，由ゆかり于元廷内乱みだれ，忠ただし惠めぐみ王おう得とく释回国かいこく。次つぎ年ねん，李り齐贤也返回かい高だか丽。1344年ねん忠ただし穆きよし王おう即位そくい后きさき，李り齐贤被ひ任命にんめい为忠ちゅう穆きよし王おう的てき老ろう师，1346年ねん，修おさむ《忠ただし烈れつ王おう实录》，后きさき又また判はん三さん司つかさ事ごと。1352年ねん元もと廷废忠ちゅう定じょう王おう后きさき，他た奉たてまつ国表くにおもて去さ元もと大だい都と，请立高こう丽恭愍王。恭きょう愍王继位后きさき，李り齐贤一いち度ど监国，又また任にん右みぎ政せい丞すすむ，后きさき四次担任宰相之职。他た提出ていしゅつ一些带有革新意义的施政方案，但ただし屡しばしば遭拒绝，他た因いん此数次じ上じょう书辞官かん，最さい终于1357年ねん获得批准ひじゅん。

李り齐贤高だか老ろう辞じ官かん后きさき，住じゅう在ざい开京的てき郊外こうがい，组织史官しかん和文わぶん官かん们撰写うつし国史こくし，并关心こころ时政。紅べに巾はば軍ぐん入にゅう侵おかせ高だか丽占领开京きょう后きさき，75岁高龄的李り齐贤还曾前ぜん往恭きょう愍王所ところ逃往的てき安やす东尚州しゅう为他出たしゅつ谋划策さく。1367年ねん，李り齐贤病びょう逝。谥文忠ちゅう，配はい享とおる恭きょう愍王庙庭。

文学ぶんがく成就じょうじゅ

李り齊ひとし賢けん像ぞう（1316年ねん作さく）

诗

李り齐贤的てき汉诗以近体きんたい诗为主，以七なな律りつ为最佳けい。他た在ざい元もと大だい都と做忠ちゅう宣せん王おう侍臣じしん期き间与当代とうだい名士めいし广泛交流こうりゅう，在ざい语言和わ技巧ぎこう方面ほうめん与あずか元もと代だい一流いちりゅう诗人无异。他た的てき汉诗水平すいへい也达到了りょう高だか丽前无古人的じんてき境地きょうち。他た的てき诗很含蓄がんちく，他た的てき爱国诗不像ぞう李り奎报那な样直抒对入いれ侵おかせ者しゃ的てき憎にく恨，或ある是ぜ大だい肆宣扬祖国こく的てき历史文化ぶんか，而是大だい多た以婉转、含蓄がんちく的てき方式ほうしき来き表おもて达。一方面这是由于他在元朝人在屋檐下的处境，另一方面也是他的风格，代表だいひょう作さく有ゆう《多た景けい楼ろう陪权一斋用古人韵同赋》、《黄土おうど店てん》、《至いたり治ち癸みずのと亥い四よん月がつ二に十じゅう日にち发京师》、《白しろ沟》、《送おく田た孟はじめ耕こう赴任ふにん全ぜん罗道》等とう。李り齐贤也非常ひじょう擅长写うつし景けい，代表だいひょう作さく有ゆう《金きむ刚山二に绝—普ふ德とく窟くつ》、《山中さんちゅう雪ゆき夜よる》、《朴ほお渊》、《八月十七日放舟向峨眉山》等とう。

李り齐贤在朝ざいちょう鲜汉诗史上しじょう拥有崇高すうこう的てき地位ちい。李り穑在ざい《益えき斋乱稿こう·序じょ》中ちゅう如是にょぜ评价，“东人仰おおせ之の如泰山たいざん。学がく文ぶん之の士し，去さ其靡陋而稍やや尔雅，皆みな先生せんせい化か之の也。” 19世せい纪末的てき金きん泽荣说：“益えき斋诗工こう妙みょう、清俊きよとし、具ぐ备万象ばんしょう”，并称他た为朝鲜汉诗三さん千せん年来ねんらい第だい一いち“大家たいか”。

词

李り齐贤是ぜ朝あさ鲜词史上しじょう最さい重要じゅうよう也是成就じょうじゅ最高さいこう的てき词人之の一いち，对朝鲜后世よ词文学ぶんがく的てき创作产生了りょう极大的てき影かげ响。朝あさ鲜因为有了りょう李り齐贤，才さい有ゆう了りょう真正しんしょう意い义上的てき词文学がく。李り齐贤留とめ有ゆう53首しゅ词，其中42首しゅ是ぜ写うつし景けい或ある者もの是ぜ以写景けい为主。其中他た的てき《巫みこ山やま一いち段だん云うん》系列けいれつ写うつし景けい词，堪こらえ称しょう是ぜ朝あさ鲜写景けい词的巅峰之の作さく，成なり为后人じん竞相效こう仿的典てん范。

李り齐贤不ふ仅在朝ざいちょう鲜，在ざい元朝がんちょう词坛也占有せんゆう重要じゅうよう地位ちい（他た在中ざいちゅう国こく元朝がんちょう创作的てき作品さくひん）。在ざい元もと代だい除じょ汉族人外じんがい其它民族みんぞく的てき文人ぶんじん很少能のう填はま词。《全ぜん金元かねもと词》中なか收おさむ录的有ゆう姓名せいめい的てき作者さくしゃ有ゆう94人にん，词3500余よ首しゅ，其中非ひ汉族作者さくしゃ10人にん，词作90首しゅ。如果把わ李り齐贤当とう做域外人がいじん，少数しょうすう民族みんぞく词作者しゃ仅有9人にん37首しゅ作品さくひん，仅占元もと词数量的りょうてき1%。而李齐贤的てき词就有ゆう53首しゅ，超ちょう过所有しょゆう少数しょうすう民族みんぞく词人作品さくひん的てき总和，也超过汉族ぞく词作者しゃ人じん均ひとし创作数量すうりょう。

李り齐贤的てき填はま词经验使他た对本国こく的てき民みん歌か有ゆう了りょう更さら深ふか层次的てき认识，接せっ纳了可か唱的歌か词，国くに语歌诗属于文学ぶんがく的てき概念がいねん。他た以七言绝句的汉文诗形式翻译整理了11首しゅ高だか丽民间歌谣，并以《小しょう乐府》为题编纂成なり集しゅう，成なり为朝鲜国语诗歌か文学ぶんがく的てき宝たから贵财富とみ。

绘画

李り齊ひとし賢作けんさく騎馬きば渡江とのえ圖ず

李り齐贤很欣赏元朝あさ画家がか和わ书法家か赵孟頫，并曾向むこう趙ちょう孟はじめ頫学がく习绘画が。据すえ说韩国国立こくりつ中央ちゅうおう博物はくぶつ馆所藏しょぞう的てき《骑马渡江とのえ图》是ぜ李り齐贤所しょ画が。

参まいり见

• 朝あさ鲜文学ぶんがく
• 陆英修おさむ