林はやし秋あき梧

林はやし秋あき梧
出生しゅっしょう	1903年ねん8月がつ15日にち 日にち治ち臺灣たいわん臺たい南みなみ廳ちょう
逝世	1934年ねん10月がつ10日とおか 日にち治ち臺灣たいわん臺たい南みなみ州しゅう
国籍こくせき	大日本帝国だいにっぽんていこく
教育きょういく程度ていど	臺灣たいわん總督そうとく府ふ國語こくご學校がっこう肄業（1922） 廈門大學だいがく哲學てつがく系けい肄業（1925） 駒澤大學こまざわだいがく（1930）
年代ねんだい	20世紀せいき哲學てつがく
研究けんきゅう领域	臺灣たいわん哲學てつがく
受影响于 忽滑谷ぬかりや快かい天てん

林はやし秋あき梧（台灣たいわん閩南語ご： Lim Tshiu-ngôo），1903年ねん8月がつ15日にち—1934年ねん10月がつ10日とおか），法號ほうごう證あかし峰ほう，別名べつめい林はやし證あかし峰ほう、林はやし洲しま鰲、林はやし宣せん鰲，筆名ひつめい坎人、守まもり俄にわか、林はやし洲しま鰲，台灣たいわん台たい南みなみ人ひと，是ぜ台灣たいわん日にち治ち時期じき的てき臺灣たいわん佛教ぶっきょう僧侶そうりょ和わ社會しゃかい運動うんどう家か，其思想しそう受到民族みんぞく主義しゅぎ與あずか無產むさん階級かいきゅう革命かくめい的てき社會しゃかい主義しゅぎ思潮しちょう影響えいきょう，並なみ藉此批判ひはん當時とうじ台灣たいわん佛教ぶっきょう現象げんしょう，被ひ喻為「解放かいほう佛學ぶつがく」。國立こくりつ台北たいぺい教育きょういく大學だいがく台だい研けん所しょ名譽めいよ教授きょうじゅ李り筱峰為ため其外甥おい孫まご。

生平おいだいら

林はやし秋あき梧家庭かてい窮きゅう困こま，父ちち林はやし成しげる武たけ、母はは楊安，以挑賣うり菓行商ぎょうしょう為ため營生。1911年ねん入いれ臺だい南みなみ第だい一公かずきみ學校がっこう，課か後ご則のり趕赴七なな娘むすめ媽廟的てき私塾しじゅく刻苦こっく學がく漢文かんぶん。公おおやけ學校がっこう畢業後ご，在ざい漢文かんぶん先生せんせい向こう林家はやしや說せつ項こう下か於1918年ねん考こう入いれ臺灣たいわん總督そうとく府ふ國語こくご學校がっこう，課か間あいだ與あずか蔣渭水すい等ひとし臺灣たいわん文化ぶんか協會きょうかい之これ文人ぶんじん往來おうらい。

1922年ねん2月がつ，由ゆかり於臺灣たいわん總督そうとく府ふ臺北たいぺい師範しはん學校がっこう爆發ばくはつ反日はんにち學がく潮しお，僅差きんさ11日にち即そく可か畢業的てき林はやし秋あき梧被校こう方かた勒令退學たいがく。雖蔣渭水曾交涉こうしょう林はやし獻けんじ堂どう出資しゅっし林りん秋あき梧赴日び深ふか造づくり，但ただし家いえ貧ひん父母ちちはは反對はんたい作さく罷やめ。期間きかん雖投考こう警員、赴日神戶こうべ同鄉どうきょう經營けいえい的てき「玉たま坡貿易ぼうえき協會きょうかい」，卻因其學運うん身分みぶん及嗜讀忘工こう而屢不順ふじゅん遂とげ，甚至遭總督そうとく府ふ警察けいさつ監視かんし。

1924年ねん春はる，林はやし秋あき梧轉赴中國ちゅうごく廈門，於集しゅう美び學校がっこう執と教きょう，並なみ於廈門大學だいがく哲學てつがく系けい求もとめ學がく，隔年かくねん因いん丁ちょう憂ゆう回かい臺だい。後こう於1926年ねん返かえし臺灣たいわん文化ぶんか協會きょうかい活動かつどう寫真しゃしん部ぶ，擔任たんにん辯士べんし、參與さんよ文ぶん協きょう的てき文化ぶんか演えんじ講こう，進行しんこう對たい市民しみん的てき文化ぶんか啟けい迪すすむ工作こうさく，任にん《赤道せきどう報ほう》發行はっこう兼けん編輯へんしゅう。

臺灣たいわん文化ぶんか協會きょうかい分裂ぶんれつ後ご，林はやし秋あき梧於1927年ねん出家しゅっけ為ため僧そう，投とう禮れい開ひらけ元もと寺てら住持じゅうじ得とく圓えん和尚おしょう為ため師し，同年どうねん4月がつ入いれ東京とうきょう駒澤大學こまざわだいがく就讀，拜はい忽滑谷ぬかりや快かい天てん門下もんか。

1930年ねん學がく成なり歸途きと，旅行りょこう朝鮮ちょうせん，視察しさつ各地かくち佛教ぶっきょう。5月受命じゅめい任にん南部なんぶ臨濟宗りんざいしゅう佛教ぶっきょう講習こうしゅう會かい講師こうし，9月がつ出で任にん開ひらけ元もと寺てら講師こうし兼けん書記しょき，並なみ開設かいせつ佛教ぶっきょう講こう會かい，向寺むかいでら內住眾講授佛學がく哲學てつがく日本語にほんご。同年どうねん12月がつ受命じゅめい兼けん南みなみ瀛佛教會きょうかい講師こうし。1934年ねん2月がつ受命じゅめい為ため臨濟宗りんざいしゅう布教ふきょう講習こうしゅう會かい講師こうし兼けん翻譯ほんやく。同年どうねん因いん肺結核はいけっかく而圓寂さび。

理論りろん與あずか主張しゅちょう

林はやし秋あき梧主陳ひね左翼さよく解放かいほう佛學ぶつがく以抗當時とうじ佛教ぶっきょう陳腐ちんぷ之の處しょ，其著作ちょさく先後せんご發表はっぴょう於《中道ちゅうどう》、《南みなみ瀛佛教ぶっきょう》、《臺灣たいわん新しん民みん報ほう》及《赤道せきどう報ほう》等とう刊かん物ぶつ；其中發表はっぴょう於《南みなみ瀛佛教ぶっきょう》的てき〈真心まごころ直じき說せつ白話はくわ註解ちゅうかい〉、〈佛說ぶっせつ堅固けんご女おんな經けい講話こうわ〉等とう短篇たんぺん可か謂いい之の代表だいひょう作さく。其詩「菩提ぼだい一念いちねん證しょう三さん千せん，省しょう識時潮しお最上さいじょう禪ぜん；體たい解かい如來にょらい無む畏かしこ法ほう，願ねがい同どう弱じゃく少しょう鬥強權けん！」可か代表だいひょう其中心ちゅうしん思想しそう。

左翼さよく的てき解放かいほう佛學ぶつがく

證あかし峰ほう法師ほうし(林はやし秋あき梧)追悼ついとう會かい

林はやし秋あき梧匯通どおり左翼さよく思想しそう的てき社會しゃかい主義しゅぎ及唯物ゆいぶつ史觀しかん、大乘だいじょう佛學ぶつがく的てき如來にょらい藏ぞう及般若わか思想しそう、中國ちゅうごく佛ふつ學がく的てき佛性ぶっしょう論及ろんきゅう無情むじょう有性ゆうせい論ろん等とう，建けん構出解放かいほう佛學ぶつがく的てき平等びょうどう觀かん─將はた極樂淨土ごくらくじょうど類比るいひ於社會かい主義しゅぎ的てき理想りそう社會しゃかい，主張しゅちょう「自力じりき的てき現世げんせい淨土じょうど」，倒たおせ轉てん宗教しゅうきょう界かい所しょ遮蔽しゃへい社會しゃかい經濟けいざい活動かつどう的てき結構けっこう問題もんだい，而應回歸かいき到いた現實げんじつ關せき懷ふところ的てき階級かいきゅう鬥爭為ため方法ほうほう，藉此批判ひはん傳統でんとう就彼岸ひがん性せい的てき極樂淨土ごくらくじょうど思想しそう及臺灣たいわん趨炎附ふ勢ぜい、不明ふめい就裡的てき迷信めいしん風氣かざけ，進しん而採取さいしゅ無抵抗むていこう的てき大抵たいてい抗こう主義しゅぎ來らい改變かいへん身邊しんぺん的てき不ふ公おおやけ不義ふぎ。

參まいり見み

• 臺灣たいわん哲學てつがく
• 臺灣たいわん文化ぶんか協會きょうかい
• 臺灣たいわん民みん眾黨
• 赤あか崁勞動どう青年せいねん會かい
• 臨濟宗りんざいしゅう佛教ぶっきょう講習こうしゅう會かい
• 南みなみ瀛佛教會きょうかい
• 開ひらけ元もと寺てら
• 黃玉おうぎょく階かい
• 左翼さよく佛教ぶっきょう

延伸えんしん閱讀

• 國家こっか圖書館としょかん，《臺灣たいわん歷史れきし人物じんぶつ小傳しょうでん─林はやし秋あき梧（證あかし峰ほう法師ほうし） （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）》。
• 中央ちゅうおう研究けんきゅう院いん「日にち治ち臺灣たいわん哲學てつがく與あずか實存じつぞん運動うんどう」研究けんきゅう計畫けいかく，《日にち治ち時期じき臺灣たいわん哲學てつがく文獻ぶんけん清きよし單たん列れつ表ひょう （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）》。
• 臺灣たいわん大學だいがく哲學てつがく系けい，《臺灣たいわん哲學てつがく研究けんきゅう資料しりょう庫こ （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）》。 臺灣たいわん電でん影かげ史し研究けんきゅう史料しりょう資料しりょう庫こ，《林はやし秋あき梧氏為ため僧そう─臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう1927年ねん3月がつ11日にち （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）》。