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楊文岳だけ

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楊文岳だけ
大明だいめい總督そうとく保ほ定てい山東さんとう河北かほく軍務ぐんむ兵部ひょうぶ右みぎ侍さむらい郎ろう
籍せき貫ぬき四川しせん南みなみ充たかし縣けん
字じ號ごう字じ斗と望もち
出生しゅっしょう生年せいねん不ふ詳しょう
逝世崇たかし禎ただし十じゅう五ご年ねん（1642年ねん）
出身しゅっしん
  • 萬曆四十七年己未科同進士出身

楊文岳だけ（？—1642年ねん），字じ斗と望もち，四川しせん南みなみ充たかし人ひと。明あかり末まつ官かん员，死し于李り自じ成なり军下。

生平おいだいら

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萬まん歷れき四よん十じゅう七なな年ねん（1619年ねん）進士しんし，授行人こうじん。天啟てんけい五ご年ねん（1625年ねん），擢兵科か給きゅう事ごと中ちゅう，屢遷禮れい科か都と給きゅう事ごと中ちゅう。

崇たかし禎ただし二に年ねん（1629年ねん），出で為ため江西えにし右みぎ參政さんせい，歷れき湖こ廣ひろ、廣西ひろせ按察使し，雲南うんなん、山西さんせい左右さゆう布ぬの政せい使し，以都察院右みぎ副ふく都と御ご史し巡めぐ撫なで登とう、萊。崇たかし禎ただし十じゅう二に年ねん（1639年ねん），擢兵部ぶ右みぎ侍さむらい郎ろう，總督そうとく保ほ定じょう、山東さんとう、河北かわきた軍務ぐんむ。

崇たかし禎ただし十じゅう四よん年ねん（1641年ねん）正月しょうがつ，李り自じ成なり陷おちい洛陽らくよう，犯はん開封かいふう，文ぶん岳だけ率りつ總そう兵へい虎とら大だい威い赴援，趨鄧州しゅう，斬き賊ぞく首しゅ一條いちじょう龍りゅう、一いち只ただ龍りゅう。

是ぜ年ねん九きゅう月がつ丁ちょう丑うし，傅でん宗そう龍りゅう駐ちゅう軍ぐん新しん蔡，與あずか楊文岳だけ軍ぐん會合かいごう。己おのれ卯う（八日ようか），遇ぐう李り自じ成なり部ぶ，賀が人じん龍りゅう、鄭てい嘉よしみ棟とう不戰ふせん而走，李り國こく奇き戰たたかえ不ふ勝かち，亦また走はし項こう城じょう，於是明あかり軍ぐん大だい潰つぶせ於孟家か莊そう（今平いまひら輿こし境さかい內），再さい潰つぶせ於火燒しょう店てん，宗そう龍りゅう被ひ圍かこえ，九日ここのか，部將ぶしょう挾はさみ文ぶん岳だけ夜よる入にゅう於項城じょう，文ぶん岳だけ走はし陳ひね州しゅう，與あずか丁ちょう啟あきら睿駐ちゅう軍ぐん汝なんじ寧やすし。事後じご文ぶん岳だけ被ひ革かわ職しょく，充たかし為事しごと官かん，以期戴罪自じ贖。李り自じ成なり部ぶ遂とげ破やぶ葉は縣けん、泌陽，乘じょう勝しょう陷おちい南陽なんよう，殺ころせ唐王とうのう。連れん下か鄧州等とう十じゅう四よん城しろ，再さい圍かこえ開封かいふう。

崇たかし禎ただし十じゅう五ご年ねん（1642年ねん）文ぶん岳だけ馳はせ救すくい開封かいふう，論功ろんこう復ふく官かん，九きゅう月がつ，在ざい汝なんじ寧やすし夜襲やしゅう賊ぞく營有功ゆうこう。閏うるう十じゅう一いち月がつ中旬ちゅうじゅん，孫まご傳でん庭にわ戰死せんし，李り自じ成なり率りつ羅ら汝なんじ才ざい等とう部ぶ，合ごう圍かこえ汝なんじ寧やすし。文ぶん岳だけ戰せん事ごと不利ふり，退すさ入城にゅうじょう中ちゅう固守こしゅ，李り自じ成なり以人海じんかい戰術せんじゅつ猛攻もうこう不休ふきゅう，城しろ陷おちい被ひ俘，傅でん汝なんじ為ため自殺じさつ。楊文岳だけ拒こばめ降ぶ，破やぶ口くち大だい罵ののし，被ひ綁在城南しろみなみ三里さんり鋪しき，以大砲擊ほうげき之の，洞ほら胸むね糜骨而死。[1]

延伸えんしん阅读

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[在ざい维基数すう据すえ编辑]

维基文库中的相关文本： 《明あかり史し卷まき二に百ひゃく六ろく十じゅう二に》，出自しゅつじ《明あかり史し》

参考さんこう

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  1. ^ 《明あかり史し·卷まき二に百ひゃく六ろく十じゅう二に》：楊文岳だけ，字じ斗と望もち，南みなみ充たかし人じん。萬まん歷れき四よん十じゅう七なな年ねん進士しんし。授行人じん。天啟てんけい五ご年ねん，擢兵科か給きゅう事ごと中ちゅう，屢遷禮れい科か都と給きゅう事ごと中ちゅう。
    崇たかし禎ただし二に年ねん，出で為ため江西えにし右みぎ參政さんせい，歷れき湖こ廣ひろ、廣西ひろせ按察使し，雲南うんなん、山西さんせい左右さゆう布ぬの政せい使し，以右副ふく都と御ご史し巡じゅん撫なで登とう、萊。十じゅう二年擢兵部右侍郎，總督そうとく保ほ定じょう、山東さんとう、河北かわきた軍務ぐんむ，代だい孫まご傳でん庭にわ。
    十じゅう四よん年ねん正月しょうがつ，李り自じ成なり陷おちい洛陽らくよう，犯はん開封かいふう，文ぶん岳だけ率りつ總そう兵へい虎とら大だい威い以眾二に萬まん赴救。渡河とか，賊ぞく先さき遁，追擊ついげき於鳴臯。還かえ，駐兵ちゅうへい開封かいふう。疫作，乃頓兵へい於汝寧やすし，出で屯たむろ西平にしだいら、新しん蔡間。七なな月がつ，自じ成なり走はし內鄉、淅川，與あずか羅ら汝なんじ才ざい合あい。文ぶん岳だけ趨鄧州しゅう，自じ成なり還かえ攻おさむ之これ。文ぶん岳だけ戰せん三さん捷とし，斬き其魁一條いちじょう龍りゅう、一いち隻せき龍りゅう，賊ぞく遁去。
    九きゅう月がつ，會かい陝西せんせい總督そうとく傅でん宗そう龍りゅう於新蔡，與あずか賊ぞく遇ぐう，大だい潰つぶせ於孟家か莊そう，再さい潰つぶせ於火燒しょう店てん。部將ぶしょう挾はさみ文ぶん岳だけ夜よる入にゅう於項城じょう。明日あした奔陳州しゅう，宗そう龍りゅう遂とげ覆沒ふくぼつ。事こと聞，文ぶん岳だけ革かわ職しょく，充たかし為事しごと官かん，戴罪自じ贖。乃收集散しゅうさん亡ほろび，率りつ所部ところぶ就巡撫なで高名こうみょう衡防杞。賊ぞく遂とげ破やぶ葉は縣けん，拔泌陽ひ，乘じょう勝しょう陷おちい南陽なんよう，殺ころせ唐王とうのう，下しも鄧州等とう十じゅう四よん城しろ，再さい圍かこえ開封かいふう。
    明年みょうねん正月しょうがつ，文ぶん岳だけ馳はせ救すくい開封かいふう，論功ろんこう復ふく官かん。臨潁為ため賊ぞく守もり，左ひだり良りょう玉だま破やぶ而屠之の，退すさ保ほ郾城。自じ成なり圍かこえ郾城。二に月がつ，督とく師し丁ちょう啟あきら睿及文ぶん岳だけ、大だい威い救すくい郾城。賊ぞく潰つぶせ，距官軍ぐん數すう里さと而營。文ぶん岳だけ、啟けい睿相掎角，持もち十じゅう一晝夜いっちゅうや。總督そうとく汪ひろし喬たかし年ねん出で關せき，賊ぞく引去ひきさ，再さい攻おさむ開封かいふう。六月ろくがつ，詔みことのり起おこり侯ほう恂まこと兵部ひょうぶ右みぎ侍さむらい郎ろう，總督そうとく保ほ定じょう、山東さんとう、河南かなん、湖北こほく軍務ぐんむ，代だい文ぶん岳だけ。命いのち所司しょし察文岳だけ罪狀ざいじょう。七なな月がつ朔ついたち，文ぶん岳だけ、啟けい睿合良りょう玉だま、大だい威い及楊德政とくせい、方ほう國安くにやす四よん總そう兵へい之の師し，次じ朱しゅ仙せん鎮。諸しょ軍ぐん盡つき潰つぶせ，啟けい睿、文ぶん岳だけ奔汝寧やすし。賊ぞく渡河とか，追つい奔四百ひゃく里り，官軍かんぐん失しつ亡ほろび數すう萬まん。詔みことのり褫官候こう勘かん。
    九きゅう月がつ，文ぶん岳だけ在ざい汝なんじ寧やすし，夜襲やしゅう賊ぞく營有功ゆうこう。賊ぞく既すんで灌開封かいふう，旋敗孫まご傳でん庭にわ兵へい，以閏十じゅう一月悉眾薄汝寧，老ろう回かい回かい、革かわ裏うら眼め、左ひだり金きん王おう等とう畢會。文ぶん岳だけ遣や都と司つかさ康世やすよ德とく以輕騎き偵賊，世せい德とく走はし還かえ汝なんじ，將はた其步騎き五ご百ひゃく，夜や縱たて火ひ噪而奔。十じゅう三さん日にち，群ぐん賊ぞく並なみ至いたり，壓あつ汝なんじ寧やすし五ご里さと而軍。監かん軍ぐん僉事孔あな貞さだ會かい以川兵へい屯たむろ城東じょうとう，文ぶん岳だけ以保兵へい屯たむろ城西じょうさい。賊兵ぞくへい進攻しんこう，相あい持じ一晝夜いっちゅうや。川かわ兵へい潰つぶせ，殺傷さっしょう數すう百ひゃく。賊ぞく奪だつ其馬騾，悉眾攻おさむ保ほ兵へい，漸やや不ふ支ささえ。僉事王おう世よ琮、知ち府ふ傅でん汝なんじ為ため、通つう判ばん朱しゅ國寶こくほう縋すが將士しょうし入城にゅうじょう，副將ふくしょう賈悌、參まいり將はた馮名聖きよし亦また掖わき文ぶん岳だけ、貞さだ會かい登城とじょう。
    明日あした，賊ぞく四よん面めん環たまき攻おさむ，戴扉以陣，矢や石せき雲梯うなて堵と墻而立じりつ。城頭じょうとう矢や炮擂石せき雨あめ集しゅう，賊ぞく死傷ししょう山積さんせき，而攻不休ふきゅう。一いち鼓こ百ひゃく道みち並なみ登とう，執と文ぶん岳だけ及世琮、國寶こくほう、悌、名めい聖せい於城頭じょうとう，殺ころせ汝なんじ陽ひ知ち縣けん文ぶん師し頤於城じょう上じょう。汝なんじ為ため聞變，赴水死し。賊ぞく擁よう文ぶん岳だけ等とう見み自じ成なり，大だい罵ののし，賊ぞく怒いか，縛ばく之の城南じょうなん三里さんり鋪しき，以大炮擊之の，洞ほら胸むね糜骨而死。士民しみん屠ほふ戮數萬まん，焚公私わたし廨舍殆盡。貞さだ會かい執と去ざ，不知ふち所しょ終おわり。自じ成なり以文岳だけ死し忠ちゅう，備禮斂之。遂とげ拔營走確かく山さん、信しん陽ひ、泌陽，向むかい襄じょう陽ひ，虜とりこ崇たかし王おう由ゆかり樻、崇たかし世子せいし、諸王しょおう妃ひ及河南みなみ懷ふところ安やす諸王しょおう以行。
官かん衔
前任ぜんにん：
勞ろう永えい嘉よしみ 		明朝みょうちょう登とう萊巡撫なで
1636年ねん-1639年ねん 		繼つぎ任にん：
徐じょ人じん龍りゅう
前任ぜんにん：
孫まご傳でん庭にわ 		明朝みょうちょう保たもて定てい總督そうとく
1639年ねん-1642年ねん 		繼つぎ任にん：
侯ほう恂まこと
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