独どく孤こ信しん

独どく孤こ信しん
北きた周あまね衛まもる戾もど公おおやけ 隋ずい朝あさ追つい封ふう為ため『趙ちょう景けい公おおやけ』 唐から朝あさ追つい封ふう為ため『梁はり王おう』
西にし魏たかし太ふとし保ほ、大だい宗伯そうはく、柱はしら國こく大將軍だいしょうぐん
國家こっか	西にし魏たかし→北きた周あまね
主君しゅくん	葛かずら榮さかえ→爾しか朱しゅ榮さかえ
姓せい	獨どく孤こ姓せい
名な	如願 鮮卑名めい「期き彌わたる頭あたま」
封ふう爵	愛あい德とく縣けん侯こう（528年ねん） 浮陽郡こおり公こう（534年ねん）食しょく邑一いち千せん戶こ 河かわ內郡公こう（537年ねん）食しょく邑三さん千せん戶こ 衞まもる國くに公こう（550年ねん）食しょく邑一萬まん戶こ 趙ちょう國こく公こう（隋ずい代だい追つい封ふう） 梁はり王おう（唐とう代だい追つい封ふう）
氏族しぞく	匈奴きょうど族ぞく→鮮卑族ぞく
籍せき貫ぬき	雲くも中ちゅう縣けん（今いま山西さんせい大だい同市どうし）人にん
其他名號みょうごう	西にし魏たかし八はち柱はしら國こく
出生しゅっしょう	北きた魏たかし宣せん武ぶ帝みかど景明かげあき四よん年ねん 503年ねん
逝世	周しゅう孝たかし闵帝元年がんねん三さん月がつ己おのれ酉とり（北きた齊ひとし文宣ふみのぶ帝みかど天保てんぽう八はち年ねん） 557年ねん（53—54歲さい）
谥号	戾もど（北きた周あまね朝廷ちょうてい諡おくりな） 景けい（隋ずい文ぶん帝みかど諡おくりな）
親おや屬ぞく 父親ちちおや 司つかさ空そら公こう獨どく孤こ庫こ 母親ははおや 常樂じょうらく郡ぐん君くん費ひ連れん氏し 子こ 長子ちょうし蜀しょく國こく德とく公こう獨どく孤こ羅ら 次子じし河かわ內郡公こう獨どく孤こ善ぜん 三子みつご金きん泉いずみ縣けん公おおやけ獨どく孤こ穆きよし 四よん子し武平ぶへい縣けん開國かいこく公こう獨どく孤こ藏ぞう 五ご子し武たけ城しろ縣けん侯こう獨どく孤こ順じゅん 六ろく子し武喜たけよし縣けん公こう獨どく孤こ陀 七なな子し獨どく孤こ宗むね 八子やこ平鄉たいらごう侯こう獨どく孤こ整せい 女おんな 長女ちょうじょ北きた周あまね明あかり敬けい皇后こうごう 四よん女じょ唐から朝あさ元げん貞さだ皇后こうごう 七なな女じょ隋ずい朝あさ文獻ぶんけん皇后こうごう 其他親おや屬ぞく 女婿じょせい： 北きた周世すせ宗明むねあき皇帝こうてい 唐から世よ祖そ元もと皇帝こうてい 隋ずい高祖こうそ文ぶん皇帝こうてい 外孫そとまご： 唐から高祖こうそ李り淵ふかし 隋ずい房ぼう陵りょう王おう楊勇 隋ずい世よ祖そ楊廣 隋ずい秦しん王おう楊俊 隋ずい蜀しょく王おう楊秀 隋ずい漢かん王おう楊諒 外孫そとまご女おんな： 唐から同どう安やす公主こうしゅ 北きた周あまね天元てんげん大だい皇后こうごう楊麗華はな

独どく孤こ信しん（503年ねん—557年ねん），本名ほんみょう如愿，鲜卑名めい期き弥わたる头，云うん中ちゅう（今いま山西さんせい大だい同市どうし）人にん，是ぜ一いち個こ匈奴きょうど裔鮮卑人じん，其先出自しゅつじ匈奴きょうど，西にし魏たかし八はち柱はしら国こく之これ一いち。官かん拜はい大だい司つかさ马，进封卫国公こう。因よし試ためし圖ず反對はんたい宇文うぶん护，被ひ宇文うぶん护所擒とりこ，賜たまもの死し。独どく孤こ信しんじ是これ北きた周明しゅうめい帝みかど宇文うぶん毓、隋ずい文ぶん帝みかど杨坚、唐から世よ祖そ李り昞的てき岳父がくふ，也是隋ずい炀帝杨广和わ唐から高祖こうそ李り渊的外祖父がいそふ。

早年そうねん

其祖先さき独どく孤こ伏ふく留とめ屯たむろ曾任匈奴きょうど部落ぶらく大人おとな，是ぜ北きた魏たかし初はつ最さい重要じゅうよう的てき官かん员之一いち。到いた独どく孤こ如愿的てき祖父そふ独どく孤こ俟尼（又また名めい俟尼伐き、初はつ豆まめ伐き）时，独どく孤こ俟尼举部迁往武川たけかわ，在ざい北きた塞ふさが防ぼう戍边隘。当とう时北魏ぎ都城みやこのじょう设在平城ひらじろ（今いま山西さんせい大同だいどう东北），为防御ぼうぎょ柔やわ然しか，北きた魏たかし朝廷ちょうてい在ざい其北面めん沿边要害ようがい之の处设了りょう一些军事据点，名めい为镇，镇将全ぜん由よし鲜卑贵族担任たんにん，俟尼便びん是ぜ其一。俟尼辞世じせい后きさき，由ゆかり独どく孤こ如愿的てき父ちち亲独どく孤こ库者继任部落ぶらく酋长。独どく孤こ信しん父ちち亲库者しゃ，从小雄武おうむ豪ごう迈，有ゆう节操义气，北きた州しゅう之の人ひと非常ひじょう敬重けいちょう佩服他た。独どく孤こ如愿史し称しょう“美容びよう仪，善ぜん骑射”。

生平おいだいら

独どく孤こ信しん多面体ためんたい煤すす精せい组印

煤すす精せい印いん上じょう镌刻的てき14个印文ぶん

他た初はつ投とう葛かずら荣帐下为将，后きさき投とう北きた魏たかし尔朱荣，他た少年しょうねん时代喜き爱修饰，讲究穿ほじ戴，尔朱荣见他た精せい于骑射い，又また一いち表ひょう人才じんさい，提つつみ拔他当とう别将。时独孤こ如愿二に十じゅう来らい岁，军中称ちゅうしょう之の“独どく孤こ郎ろう”，他た曾单身み生せい擒とりこ渔阳王おう袁肆周しゅう，赐爵爱德县侯，后きさき迁武卫将军。权臣高こう欢掌てのひら权后，他た单骑随ずい魏ぎ孝こう武たけ帝みかど西にし奔投靠もたれ宇文うぶん泰たい，被ひ封ふう为浮阳郡公こう。自じ此，魏ぎ分ぶん东西。高こう欢另立りつ孝こう静せい帝みかど，自己じこ执掌朝政ちょうせい，并迁都と于邺城じょう，史し称しょう东魏；宇文うぶん泰たい则鸩杀了孝こう武たけ帝みかど，于大统元年ねん(535年ねん)另立文ぶん帝みかど，定てい都と长安，史し称しょう西にし魏ぎ。独どく孤こ如愿出で任にん掌てのひら管かん荆州军政事せいじ务的都と督とく、东南道行みちゆき台だい(派は驻地方ちほう兼けん管かん民事みんじ的てき官かん员)、荆州刺史しし，他た领兵力りょく挫くじけ东魏的てき弘ひろ农太守たいしゅ田た八はち能のう，袭击穰みのる城じょう东魏西にし荆州刺史しし辛からし纂，平定へいてい了りょう三さん荆。半年はんとし后きさき，东魏高こう敖曹、侯ほう景けい率りつ军进攻おさむ穰みのる城じょう。独どく孤こ如愿寡不敌众，只ただ好こう与あずか部下ぶか杨忠弃城南下なんか投とう奔南みなみ梁はり。三年后返回长安，因いん自己じこ兵へい败东魏ぎ，又また弃城奔梁，上うえ书给西にし魏たかし文ぶん帝みかど请求治ち罪ざい。文ぶん帝みかど免めん其罪，官かん复原职。

大だい统三さん年ねん（537年ねん），独どく孤こ如愿跟从宇文うぶん泰たい出征しゅっせい东魏，在ざい沙すな苑えん大だい败高欢亲率りつ的てき10万まん大だい军，被ひ封ふう为河内郡うちこおり公こう。不ふ久ひさ他た与あずか冯翊王おう元もと季き海うみ一起统兵两万直逼洛らく阳，并占领了金きむ墉城。大だい统十じゅう二に年ねん，拜はい大だい司つかさ马。

独どく孤こ如愿兼けん通どおり文武ぶんぶ之の道みち，不ふ仅是一名英勇善战的武将，也是一位长于治理地方的官员。在ざい坐すわ镇陇右みぎ，任にん秦しん州しゅう刺史しし的てき近きん十じゅう年ねん中ちゅう，“事こと无拥滞。示しめせ以礼れい教きょう，劝以耕こう桑くわ，数すう年ねん之の中なか，公私こうし富とみ实，流人るにん愿すなお附ふ者しゃ数すう万まん家いえ(远近跑来归附的てき流民りゅうみん有数ゆうすう万まん家いえ之の多た。)”某ぼう日び到いた郊外こうがい打だ猎，等とう到いた晚霞ばんか满天，策さく马回城じょう，迎むかい风急驰，帽子ぼうし无意中ちゅう偏へん到いた一いち边。第だい二天起来一看满城人都学他侧戴帽子，这便是ぜ“斜はす阳侧帽ぼう”的てき典故てんこ，独どく孤こ如愿因いん此名声ごえ大だい噪，“信しん著ちょ遐迩”。宇文うぶん泰たい见他信しん著ちょ遐迩，能のう服ふく众心，特とく给他赐名为“信しん”。并任命にんめい他た为西にし魏たかし八はち大だい柱はしら国こく之これ一いち。

宇文うぶん泰たい与あずか独どく孤こ信しん是ぜ同どう乡，世せい居い武川たけかわ，他た深ふか知とも独どく孤こ信しん风度弘雅ひろまさ，深ふか得え人心じんしん，且功高だか勋著，不ふ得とく不ふ对其加か以防备。独どく孤こ信しんじ亦また察出事ごと有ゆう端倪たんげい，便びん主ぬし动上书，提出ていしゅつ自己じこ身み居きょ陇右已やめ久ひさし，请求还朝。宇文うぶん泰たい假かり意い不ふ许。此时独どく孤こ信しん母はは亲正好こう亡ほろび故こ，宇文うぶん泰たい马上让他发丧行ぎょう服ふく。追つい赠其父ちち独どく孤こ库者为司空そら公こう，其母费连氏し为常乐郡君くん，并且于大统十じゅう六ろく年ねん（550年ねん）升ます迁独孤こ信しん为尚书令，又また拜おがめ他た为大司し马。孝こう閔帝即位そくい后きさき進しん封ふう衞まもる國こく公おおやけ，邑萬まん戶こ。

宇文うぶん泰たい北きた巡じゅん病死びょうし后きさき，孝こう閔帝宇文うぶん覺さとし即位そくい，晉すすむ國こく公おおやけ宇文うぶん护独どく揽朝政ちょうせい。八はち柱はしら国こく将はた军之一いち赵贵想おもえ与あずか独どく孤こ信通のぶみち谋，铲除宇文うぶん护，此事被ひ开府仪同三さん司つかさ宇文うぶん盛もり探知たんち，迅速じんそく告つげ到いた朝廷ちょうてい。宇文うぶん护抓赵贵，免まぬかれ去ざ了りょう独どく孤こ信しん官爵かんしゃく。周しゅう孝たかし闵帝元年がんねん三さん月がつ己おのれ酉とり（557年ねん），宇文うぶん护逼令れい独どく孤こ信しんじ在ざい家中かちゅう自尽じじん，谥号戾もど，虚きょ岁五十じゅう四よん。隋ずい文ぶん帝みかど即位そくい后きさき下か诏追赠他为太师、上うえ柱ばしら国こく、冀定相しょう沧瀛赵恒洺贝十じゅう州しゅう诸军事ごと、冀州刺史しし，封ふう赵国公こう，谥曰景けい。唐から朝あさ时追封ふう为梁王おう。

墓はか葬そう

独どく孤こ信しん墓ぼ于1953年ねん在ざい陕西省しょう咸阳市し底そこ张湾被ひ发掘。内うち出土しゅつど有ゆう墓ぼ志和しわ文物ぶんぶつ，其发掘简报在ざい2015年ねん发行的てき《二に十世纪五十年代陕西考古发掘资料整理研究（下した）》一いち书中。其著名めい的てき文物ぶんぶつ“西にし魏たかし独どく孤こ信しん多面体ためんたい煤すす精せい组印”则在1981年ねん旬しゅん阳县被ひ找到。

独どく孤こ信しん墓ぼ志こころざし

周しゅう故こ柱はしら国こく大将たいしょう军雍州しゅう刺史しし河内こうち戾もど公おおやけ墓ぼ志こころざし

曾祖そうそ有居ありい斤きん。 曾祖母そうそぼ贺兰氏し。祖そ初はつ豆まめ伐き。祖母そぼ达奚氏し。父ちち者しゃ，使つかい持じ节司空そら公こう冀州刺史しし。母はは费连氏し，长乐郡ぐん君くん。公おおやけ姓せい独どく孤こ，讳信，字じ期き弥わたる头，河南かなん洛らく阳人。以周之の元年がんねん岁维星ぼし纪三月己酉薨於长安。时年五ご十じゅう四よん。谥曰戾。四月壬申葬於石安之北原。惧陵谷之やの贸迁，故ゆえ刊かん石せき而志焉。妻つま如罗氏し，广阳郡ぐん君くん。长息善ぜん，字じ弩いしゆみ引，使つかい持じ节骠骑大将たいしょう军开府ふ仪同三司河州刺史长城郡开国公。第だい二に息いき藏ぞう，字じ拔臣，武平ぶへい县开国こく公こう。第だい三さん息いき震ふるえ，字じ毗贺周しゅう。

家庭かてい

曾祖そうそ父母ちちはは

• 独どく孤こ有居ありい斤きん
• 贺兰氏し

祖父母そふぼ

• 独どく孤こ初はつ豆まめ伐き
• 达奚氏し

父母ちちはは

• 独どく孤こ库者，北きた魏たかし领民酋长，追つい赠使持じ节、司つかさ空そら公こう、冀州刺史しし，隋ずい朝あさ追つい赠使持じ节、太ふとし尉じょう、上うえ柱ばしら国こく、定てい恒つね沧瀛平ひら燕つばめ六ろく州しゅう诸军事ごと、定てい州しゅう刺史しし，赵国公こう，邑一万まん户、谥号恭きょう
• 费连氏し，追つい赠长乐郡君くん，隋ずい朝あさ追つい赠太尉じょう恭きょう公おおやけ夫人ふじん

夫人ふじん

• 如罗氏し，封ふう广阳郡ぐん君くん，生せい獨どく孤こ羅ら
• 郭かく氏し，郭かく沙すな罗的てき姐あね妹いもうと，生せい北きた周明しゅうめい敬けい皇后こうごう獨どく孤こ氏し
• 崔ちぇ氏し (紀國きのくに夫人ふじん)，出自しゅつじ清河きよかわ崔ちぇ氏し的てき定じょう著ちょ六房之一的郑州崔氏，崔ちぇ彦珍之これ女おんな，生せい独どく孤こ伽とぎ罗，封ふう纪国夫人ふじん

儿女

• 独どく孤こ罗，长子，隋ずい朝あさ上じょう柱はしら国こく、左ひだり武たけし卫大将たいしょう军、蜀しょく恭きょう公おおやけ
• 独どく孤こ善ぜん，次子じし，北きた周あまね上じょう开府、兖州刺史しし、河内かわち郡ぐん公おおやけ
• 独どく孤こ穆きよし，第だい三さん子し，隋ずい朝あさ左ひだり监门郎ろう将はた、金泉かないずみ县公
• 独どく孤こ藏ぞう，第だい四よん子し，北きた周しゅう隆たかし山やま郡ぐん太守たいしゅ、武平ぶへい县公
• 独どく孤こ顺，第だい五ご子し，北きた周あまね项城县伯
• 独どく孤こ陀，第だい六ろく子し，隋ずい朝あさ上じょう大将たいしょう军、迁州刺史しし、武喜たけよし县公
• 独どく孤こ宗むね
• 独どく孤こ整せい，隋ずい朝あさ幽かそけ州しゅう刺史しし，赠予金きん紫むらさき光ひかり禄ろく大夫たいふ、平ひら乡侯
• 长女獨どく孤こ氏し，母はは郭かく夫人ふじん，北きた周明しゅうめい帝みかど宇文うぶん毓皇后こうごう，谥号明あかり敬けい皇后こうごう
• 四よん女じょ獨どく孤こ氏し，唐国からくに公こう李り昞夫人ふじん，唐から追つい封ふう元もと贞皇后こうごう
• 七なな女じょ獨どく孤こ伽羅きゃら，母はは崔ちぇ夫人ふじん，隋ずい文ぶん帝みかど文献ぶんけん皇后こうごう

其他

独どく孤こ信生のぶお有ゆう九きゅう个女儿，六个女儿嫁给贵臣，另外三个女儿分别为北周、隋ずい朝あさ、唐から朝あさ的てき皇后こうごう，独どく孤こ信しんじ在ざい三さん个王朝あさ都と是ぜ外戚がいせき，《周しゅう书》、《北きた史し》中ちゅう評價ひょうか这种情じょう况自古ふる以来いらい都と没ぼつ有ゆう发生过。

另见

• 煤すす精せい印しるし

外部がいぶ連結れんけつ

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

《周しゅう書しょ·卷まき16》，出自しゅつじ令れい狐きつね德とく棻《周しゅう書しょ》

《北きた史し·卷まき061》，出自しゅつじ李り延寿えんじゅ《北きた史し》

维基文ぶん库中なか的てき相しょう关原始げんし文献ぶんけん：独どく孤こ信しん墓ぼ志こころざし